垣根「メリークリスマス!」(189)
垣根「今日は楽しいクリスマスか…」
垣根「世間は、なにセックスセックスセックスで盛り上がってやがるが、そんなの関係ねぇ」
垣根「今日ばかりは冷蔵庫の名も返上。日頃のワルガキ共にもプレゼントを渡してやらなきゃなんねぇ」
垣根「…待ってろよ。今、垣根サンタが行ってやんからな!!」バサァ!
ママー、冷蔵庫が空飛んでるよー
見ちゃいけません
垣根「さて、ソリは冷蔵庫を代用にして、と」カチャカチャ
垣根「そろそろ来てもいい頃だが―」
「待たせたわね」
垣根「ようやく来たか、心理定規」
垣根「しかも、クリスマスに合わせてミニスカサンタとは、やるじゃねぇか」グッ
心理「まあね。こういうのは雰囲気が大事だしね」
垣根「そうだな」ジー
心理「なに見てるの?」
垣根「似合ってると思ってな」
心理「ありがと」
メルヘン野郎
垣根「トナカイがいねぇのは寂しいが、いっちょやるか!」
心理「そうね、頑張りましょう」
垣根「おうっ!」
垣根「それじゃ、行くか!」
シャンシャンシャン…。
心理「へぇ、冷蔵庫に翼を生やしてるんだ」
垣根「冷蔵庫っていうなよ。これは、ソリ!ガキンチョ共の夢と希望を乗せてんの!」
心理「似合わない事言うわねー」
垣根「うっせぇ!」シャンシャン
煙突覗いて落っこちた心理たんのパンチラシーンまだですか?
垣根「さて、最初の子は―」
心理「打ち止めてっ言う子ね」
垣根「あー、あの時の子かー」シャンシャン
心理「まずは最初の子だしね。張り切って行きましょう」
垣根「おう!」シャンシャン
垣根「お邪魔しまーす…」ガラガラ
心理「良く寝てるわねー…」
打ち止め「スヤスヤ」
垣根「さて、この子の靴下は―…」コソコソ
心理「…あったわよー…」ヒソヒソ
垣根「さて、何が欲しいのかなー…」ガサゴソ
心理「んーと、なになに…」ペラッ
『サンタさんへ、ミサカが欲しいのはあの人の幸せなのって、ミサカはミサカはサンタにお願いしてみたり』
心理「……」
垣根「……」グスッ
垣根「いい子じゃねぇか…」グスッ
垣根「あん時はごめんなぁ…」ナデナデ
心理「で、プレゼントどうするの?」
垣根「そうだなぁ…」
垣根「よしっ、閃いた!」
垣根「確か、ここに一方通行も住んでたよな…」
心理「?どうする気」
垣根「まあ、見てろって」
しえン
垣根「よぉ、一方通行!」バーン!
一方通行「…んー、テメェはていとくンじゃねェか!」ケタケタ
垣根「うわくっさ!テメェ、未成年のくせに酒飲んでやがんのか!?」
一方通行「そうですゥー。なンか問題あるんですかァー?」
垣根「大ありだろ!?息がくせーんだ。ふきかけんな!」
一方「ケタケタ」
一方「ところで、そンなサンタルックでなンの様ですかァー?」プハァー!
垣根「いちいち語尾がむかつくな、おい?!まあいい。これをあの子に渡して欲しくてな…」スッ
黄泉川「そんな事より、今日は飲むじゃーん。今日は無礼講じゃーん」ケタケタ
心理「ちょ、ちょっと!?」
芳川「ほらほら、お酌しなさい」ヒック
垣根「大人がガキに酒飲ませんじゃねーっ!!」サッ
垣根「はい、これは没収!」
芳川「…意地悪」プイッ
垣根「意地悪じゃねぇよ!」
一方「それより、ミニスカサンタ引き連れてなンのようですかァー?」ヘラヘラ
垣根「いちいちうぜーが、これ以上は埓があかねぇ」
垣根「いいか?コイツをあの打ち止めって子に―」
黄泉川「ホレホレ、良いではないか?」スリスリ
心理「ちょっと、何処触って―、やんっ!?」
垣根「セクハラしてんなぁー!!」
垣根「だから、コイツをお前からのプレゼントだって渡せ、良いな!?」
一方「はィ!分かりましたァー!」ビシィ!
垣根「本当に大丈夫だろーな!?」
心理「不安ね」
一方「ケタケタ」
垣根「ほいじゃ、行くか」
垣根「―なあ、一方通行」
一方「あン?」
垣根「お前、今幸せか?」
一方「…そうだなァ」
一方「幸せっちゃ、幸せだなァ」
垣根「―そうか。なら、その事をあの子にちゃんと伝えてやれ。それが一番のクリスマスプレゼントだ」
一方「―そうか」
垣根「じゃあな!」シャンシャン
黄泉川「いっちまったじゃん」
芳川「素敵なサンタさんじゃない」クスッ
一方「―うるせェ」
一方「…まァ、クソガキには丁度良いかも知れねェな」
黄泉川「はいはい」
芳川「それじゃ、飲み直そうか?」
「「おーっ!」」
垣根「さて、次はこの初春って子だな」シャンシャン
心理「なんか、普通の子ね」
垣根「そーいう子にこそクリスマスは重要なの」シャンシャン
心理「そうね」
垣根「それじゃ、行くか!」シャンシャン
ていとくんスレが立ってたとは
期待
垣根「お邪魔しまーす…」コソコソ
心理「潜入成功ね」ヒソヒソ
垣根「さて、この子のお願いは―」ガサゴソ
心理「スマートフォンとか、アイドルのジャケットとかじゃない?」
垣根「どうだろうなー。おっ、出てきた。サンタへのお願いは―」
『養分』
垣根「へっ?」
『もっと、良い養分が欲しい』
垣根「……」
心理「……」
垣根「…見なかった事にしよう」
心理「…そうね」
期待
垣根「さて、適当に歌壇用の肥料でも突っ込んで、次行くか…」ズボッ
゙心理「そうね、この子から底知れない何かが―」
ニョロ…
心理「な、何か動いたぁ!?」
垣根「次行くぞ、次!」
垣根「しっかし、もっと普通の子だと思っていたんだが…」シャンシャン
心理「人は見かけによらないわね…」
垣根「ああ、そうだな…」シャンシャン
垣根「さて、次は?」
心理「佐天涙子っていう子ね」
垣根「この子は普通そうだな」シャンシャン
心理「だと良いけどね…」
垣根「さてと、お邪魔しまーす」
心理「しまーす」
佐天「スヤスヤ」
垣根「相変わらず良く寝てんなぁ…」
垣根「さてと、この子のお願いは―」
『サンタさんへ、能力者にしてください。お願いします』
垣根「……」
心理「……」
垣根「切実だな…」
心理「切実ね…」
初春は怖いし、佐天さんは泣けるw
垣根「とりあえず、ためになる本でも突っ込んでおくか…」
心理「のび太のプレゼント並ね」
垣根「うるせぇ」
垣根「うしっ、次行くぞ」シャン
心理「次こそ可愛いらしい願いだと良いわね」
垣根「どうだか…」シャンシャン
能力が欲しいんですねわかります
垣根「次は?」シャンシャン
心理「んーと、この上条当麻とインデックスって言う子ね」
垣根「へぇ、噂の幻想殺しか―って、今何言った!?」シャン!
心理「ん?上条当麻とインデックスって言ったけど?」
垣根「ってこたぁ、コイツら同棲してやがんのか?!」ブルブル!
心理「そうじゃない?」
垣根「…畜生!」
心理「お邪魔しまーす」
垣根「…します」
心理「ほら、そんなに拗ねないの」
垣根「ちっ!」
心理「全く。さて、この子の願い事は―」
しえん
リア充め
『お腹一杯ご飯が食べたいんだよ…』
心理「……」
垣根「……」
心理「…泣けてくるわね」
垣根「…ああ」グスッ
上条さんの願いは悲しすぎると思う
インデックスェ
垣根「何て野郎だ、上条当麻!こんないたいけな女の子にこんな願い事書かせやがって!」
心理「さて、その上条君は―」
垣根「どうした!?」
心理「風呂場で寝てるわ…」
垣根「何してやがんだか…」
心理「さて、上条君のお願いは?」
『インデックスにせめて、腹一杯飯を―』
心理「……」
垣根「う、うわぁぁぁん!!」
心理「ど、どうしたの急に!」
④
垣根「済まんかった!やっぱ、お前はヒーローだ!」
心理「オーバーね。でも、二人揃ってこれとは…」
垣根「ああ、幾らでも食わせてやる。食わせてやるからなぁ!」グスグス
上条「むにゃむにゃ」
製作の総合に投下されてる奴と見事に被ってるんだが、同じ作者じゃないよな?
垣根「そんじゃ、行くけどな。強く生きろよ!」シュタ!
心理「って、プレゼントし過ぎよ」
垣根「そうか?」
心理「幾ら何でも米一俵に牛一頭は出し過ぎだわ」
垣根「まあ、いいじゃねぇか」
心理「やれやれ」
イイハナシダナー
垣根「そんじゃ次は?」シャンシャン
心理「土御門元春、舞夏兄妹ね」
垣根「兄貴の方は隣の部屋じゃねーか」シャンシャン
心理「まあ、近いし。こっちから先に行きましょう」
垣根「しゃーねーな」シャンシャン
イイハナシダナー
垣根「お邪魔しまーす…」コソッ
心理「しまーす…」コソッ
垣根「気をつけろよ…。コイツは暗部のやつだからな…」ヒソヒソ
心理「分かってるわよ…」ヒソヒソ
垣根「さて、何処に靴下があるのかなー…」コソコソ
心理「待って…」ヒソ…
垣根「どうした…」ヒソ…
心理「妹も一緒にベッドで寝てるわ…」
垣根「げっ」
心理「おまけに両者すっぽんぽん…」
垣根「何してやがったんだ、コイツらあぁぁぁ!?」
心理「おまけに、そいつの願い事…」
垣根「どうした?」
心理「妹用の調教セット…」
垣根「……」イラッ
まさに性なる夜!
あと1時間半もまだ性夜は続くのか・・・
つばさもふもふ
垣根「コイツには、特製メタンをプレゼントだ…」
ぷう…
土御門「ぐっ!?」ブルブル
垣根「それと、ガラスをひっかく不快音を聴かせてやる…」キイィィィ…
土御門「ぎああ!」ブルブル
垣根「止めに、靴下の中にコイツの浮気コラ写真を入れて」コソコソ
心理「完璧ね」
垣根「とりあえずな」
しーえん
メリクリ
垣根「さて、とりあえずプレゼントし終わったし、次は誰だ」シャン!
心理「次は青髪ピアスね」
垣根「誰だ、そいつ?」
心理「上条君とクズ兄貴のクラスメートね。何でも、トリオを組んでるみたい」
垣根「そうか。なら、今度は期待できそうだな」シャンシャン
クズ兄貴w
垣根「お邪魔しまーす…」
心理「さて、何をプレゼントして欲しいのかしら?」
垣根「まあ、どうせ彼女欲しい、とか限定版エロゲ欲しいとかそういうもんだろ?」
心理「それじゃ、見てみるわね。なになに、」
『ボクが欲しいのは―
名前』
……青ピ……
青ピェ…
切実…
『正確には名乗りをあげる、その機会』
垣根「……」
心理「……」
垣根「…不憫過ぎるな」
心理「言葉もないわね…」
垣根「そんなコイツには、これがお勧めだな…」
心理「それは?」
垣根「魁!クロマティ学園…」
心理「北斗の子分並の哀れさね…」
垣根「これで、少しでも気を慰めて欲しいよなぁ…」シャン…
心理「そうね…」
垣根「さて、次は?」
垣根「えーと、御坂妹?」
そうかなにかを思い出しそうで思い出せなかったのは北斗の子分だったのか
青ピが名乗ろうとするたび魔術師が攻めてきたり、事件が起きたりしてそれを青ピがすぐさま解決していくのか
心理「確か、第三位のクローンの一人よね?」
垣根「確か、上条当麻が好きなんだっけ?」
心理「…そろそろ普通のプレゼントがしたいわね」
垣根「…そうだな」
垣根「さて、到着したが…」
心理「病院と言うシチュエーションからして、既に期待できないわね…」
垣根「ええい、気をしっかり持て!きっと、恋人がほしいだの、良いコートが欲しいとかだって!そうであって欲しい!」
心理「希望的観測ね」
垣根「さて、到着したが…」
心理「既にお願いを見るのが恐ろしいわね…」
垣根「ええい、ままよ!」バッ!
心理「えーと、なになに」
『サンタさんへ、
戸籍が欲しいとミサカは―
垣根「ぎゃあああああ!!」
心理「おっ、落ち着いて!」
垣根「本日最大の一発がきたああああ!!」
心理「待って、まだ続きが―」
『戸籍がなくても、せめて人間らしくと、ミサカは―』
垣根「余計重いだろうがあああ!!」
心理「とりあえず、これでもプレゼントしましょう…」
垣根「なんだ、そりゃ?」
心理「エヴァのDVD、しかも新劇場版よ」
垣根「また、微妙な線を…」
心理「旧作よりか万倍ましよ」
垣根「まあな」
垣根「さてと、次は」
心理「まだあるの?」ハア
垣根「…なんとかガキ共にプレゼントを渡してやんねーと」
心理「ハア、仕方ない。もういっちょ頑張りますか!」
垣根「おう!宜しく頼むぜ!!」
寝ます。
お付き合いありがとうございました。
乙
乙
ほしゅ
心理たんほしゅ
保守
ていとくんシリーズ⁈
垣根「次はどいつだ?」
心理「次は浜面仕上」
垣根「ほう」
心理「アイテムの下っぱね」
垣根「アイツかー」
心理「そして、最もハーレム形成に近い男ね」
垣根「…そいつ、パース」
心理「妬かないの。子供っぽいわよ」
垣根「畜生、サンタは辛いぜ。そらっ」シャンシャン
支援
④
垣根「良く寝てやがんなあ」
浜面「グー、ガガガッ」
心理「そうね。本当に暗部にいるのかしら?」
垣根「隙だらけだな…、そらっ!」ピトッ
浜面「ウゴゴ」
心理「ちょっと、何やってんの?!」
垣根「口と鼻塞いでる」
浜面「うぐぐ」
浜面「うが!?」
心理「あ、目を覚ました」
浜面「テメーら、一体…って、サンタ!?」
垣根「そーらよ」ガシッ
浜面「うげっ」ドサッ
垣根「これでしばらく目を覚ましゃしねーだろ」
心理「容赦ないわね」
垣根「さて 、コイツの願い事は―」ガサガサ
心理「みんなを守る力?」ヒョイッ
垣根「なになに、」
『アイテムのみんなを守る力が欲しい』
垣根「…頑張れ、そして、そんなもんサンタにお願いすんな!」スポッ
心理「何したの?」
垣根「鼻にティッシュ詰めた」
心理「ところで、何プレゼントするの?」
垣根「そうだな…。これにするか!」ジャーン
垣根「でるた・どらいばー!!」
心理「ドラえもん風のアイテム紹介ね」
垣根「こいつがあれば、どんなヘタレでもそのうちヒーローになれる優れモンだ!」
心理「でも、殴られてすぐに変身解けるんじゃ?」
垣根「そうすりゃ、急いで拾って装着、変身するんだよ」
心理「…その様が目に浮かぶわ」
垣根「こいつを使って、即席ヒーロー、仮面浜面ラーとして頑張ってくれよ!」グッ!
浜面「ピクピク」
心理「そろそろティッシュを取ってあげたら?」
垣根「おっと、忘れてた」
浜面「ピクピク」
垣根「次は誰だっけ?」シャンシャン
心理「えーと、絹籏最愛ね」
垣根「あー、あのガキか」シャンシャン
心理「早速向かいましょう」
垣根「よっしゃ!」シャンシャン
支援
垣根「お邪魔しまーす」
絹籏「!!誰です!超名乗りな―」ガバッ!
垣根「垣根・ザ・スプレー!」シュー!
絹籏「そ、んな。サンタ、さん…」ガクッ
心理「即効性の催眠スプレーとは…」
垣根「俺の未限物質に常識は通用しねぇ」キリッ
カイザドライバーじゃなくてよかったなww
支援
垣根「さて、こいつのお願いは―」
『浜面を超誘惑するような下着が超欲しいです!』
垣根「かーっ!ませてやがんねー!」
心理「でも、これまでで一番ましなお願いじゃない?」
垣根「そうだな…。よしっ」
垣根「俺のお勧め下着をプレゼントしてやろう!!」サッ
心理「ちょっと、大胆すぎない?」
垣根「いいんだよ、これくらいで」
心理「黒のすけすけフリルって、あんたそういうのが趣味なんだ」
垣根「そうだ、まいったか!」エヘン
心理「参らないわよ」
垣根「さて、次はどいつだ?」
心理「次は、フレンダっていう子ね」
垣根「そいつって、確か…」
心理「でも、一応リストにあるんだし…」
垣根「…しゃーねーな」シャンシャン
垣根「…着いたな」
心理「着いたけど…」
垣根「いかにもっ、て感じの研究所だなぁ」
心理「そうね…」
垣根「なんだ、ブルってんのか?」
心理「…ちょっぴし」
浜面いい子やな…
支援
心理「幽霊とかでたらどうしよう…」ブルブル
垣根「そんなもん、いねーって。もしいても、俺が何とかしてやるよ」
心理「ほんと?」
垣根「ああ、だから心配すんなって」ポンポン
心理「…一応頼りにしてるわ」
垣根「おう!任せとけ!!」
垣根「一応、この奥がフレンダって奴の部屋なんだが…」
心理「明らかに怪しい実験室ね…」
垣根「しかし、虎穴にいらずんば虎子を得ず!一気に行くぞ!!」ガチャッ!
心理「あっ、ちょっと待ってよ!!」
垣根「お邪魔しまーす…」
心理「しまーす…」ソーッ
垣根「…なんもねーな」
心理「ほんと…。あっ、見て!」
垣根「何だコリャ?」
心理「どうやら、靴下みたいね…」
垣根「どれどれ、中にはどんなお願いが―」
ひらり…
心理「これって…」ゴクッ
垣根「二枚入ってやがる…」ゴクッ
しえ
フレ『下半身が』
ンダ『上半身が』
『『欲しい』』
垣根「ひっ」
垣根「なんだこりゃ」グイグイ
垣根「なんだ、ひっぱんなよ」
心理「…あれ見て、あれ」
垣根「んー、暗くて見えなかったが部屋に巨大なシリンダーが…、!?」
4
フレ「……」ボーッ
ンダ「……」ボーッ
フレ/ンダ「「ジーッ・・・」」ニヤッ
垣根「ぎっ」
垣根「ぎいやああああああ!!」
垣根「でた、ついに出たぞ、おいっ!?こっち見て笑ってるぅぅぅ!!」
心理「…はうっ」パタッ
垣根「気絶すんなぁぁぁ!!」
垣根「…な、何か言ってんのか?」
フレ「タス・・・ケテ・・・」
垣根「ひいいい」ガクブル
フレ「タス・・・ケ」ゴボッ
垣根「よっ、よし。俺も学園都市第二位。テメーの体くらい見事に接着してやるよ!!」
フレ「…」ジーッ
垣根「だから、そんな目で見つめないで、頼むからぁぁぁー!!」
フレ「…」ジーッ
フレ/ンダ
心理「で、結局連れてきちゃった訳?」
垣根「しょーがねーだろうが!!」シャンシャン
心理「あきれた」ハァ
フレンダ「すやすや」
フレンダ復活ッッ
フレンダ復活ッッ
フレンダ復活ッッ
良かったね、フレンダ
何のホラーだよ、これw
やったあああああばああああ
ていとくんいい奴だな
心理「大体どうやって接着したの?」
垣根「俺の未限物質に常識は通用しねぇ」キリッ
垣根「以外と切断面が綺麗だったからな。それに、上半身と下半身が同じシリンダーに入っていたしな」シャンシャン
心理「それで?」
垣根「上と下を揃えて、未限物質で縫合した」
心理「器用ねー」
垣根「まあな」
垣根「それに、縫合部も未限物質で補強してあるし、日常生活なら大丈夫」
心理「すごいわね」
垣根「完全に治るにゃあ、二、三週間ってところか」シャンシャン
心理「ブラックジャック並ね」
心理「でも、この子どうするの?」
垣根「…」
垣根「そこまで考えてなかった」シャンシャン
心理「あんたね」ハァ
垣根「ま、細かい事はプレゼント配り終えてから考えよう」シャンシャン
垣根「次は誰だ?」
心理「次はね」ペラッ
心理「麦野沈利ね」
垣根「は?」
心理「ほら、だって書いてあるもん」
垣根「…本当だ」
支援
麦のんは可愛いお願いごとをしてそう
垣根「アイツがガキって歳かよ」シャンシャン
心理「文句言わない。さっさと行く!」
垣根「へーへー」シャンシャン
フレンダ「すーすー」
垣根「さーて、やって来ましたー」
心理「お邪魔しまーす」コソコソ
心理「…起きないわね」ヒソッ
垣根「…コイツも暗部辞めたって話だからなぁ」ヒソッ
しえン
暗部とは何だったのか
とんでもない修羅場が疲れてるんだよ
浜面、絹旗、麦野がそれぞれ一人で寝てるって事はそういう事だろ
支援だ!
超早い時間から三人でにゃんにゃんしてから帰ったんだよきっと
麦野「フレンダに帰ってきて欲しい
>>128
泣いた
そしてまたフレ/ンダェ…
フレ/ンダ何ですぐに真っ二つになってしまうん?
麦野「次裏切ったら縦に真っ二つよ」
垣根「っと、靴下はどこかなー?」コソコソ
心理「ねーねー、これじゃない?」ヒソヒソ
垣根「おっ、あったか?」
麦野「…ん」
垣根・心理「「!!?」」
>>132
フ レ
ン ダ
右側可哀相過ぎるだろ…
麦野「……」ニヘェー
垣根「……」
心理「どうやら、大丈夫みたいね」
垣根「ふーっ、肝を冷やしたな」
麦野「ニタニタ」
垣根「たくっ、どんな夢見てるんだか」
心理「どうせ、男の夢とかじゃない?」
麦野「はーまづらぁ…♪」
垣根「みたいだな…」
浜面をリボン付けて放り込めば
いや、安直か
垣根「どうせ、願いも男関係なんだろう?」ハァ
心理「まあ、拗ねない拗ねない」
垣根「…拗ねてねーよ」
心理「はいはい」
垣根「それじゃ、開くか」パサッ
『サンタさんへ―
元の右腕と左目が欲しいです…』
垣根「重っ!」
>>麦野「はーまづらぁ…♪」
正直ホラー以外の何でもない
それでもメルヘンなら…メルヘンならやってくれる…!
むぎのんかわいいよ
心理「垣根…」
垣根「何だ?」
心理「訂正よ。右腕じゃなくて左腕。左目じゃなくて右目」
垣根「おっと、すまねえ」
心理「分かれば宜しい」
垣根「さて、どうしたもんか…」
心理「待って、続きがあるわ」
垣根「何?どれどれ…」ガサ
心理「分かれば宜しい」
垣根「さて、どうしたもんか…」
心理「待って、続きがあるわ」
垣根「何?どれどれ…」ガサッ
『…さっきのは嘘です。本当に私が欲しいのは、
人を思いやる心です…。』
垣根「……」
むぎのんかわいいよおおおぉぉ!!!
心理「何て言うか…」
垣根「なあ…」
『そしたら、フレン、ダも…』
垣根「サンタへのお願いを泣きながら書くなよ…」
心理「この先は涙で滲んで読めないわね…」グスッ
なんかいきなりいい話にwww
あげ
麦野「…フレンダァ」グスッ
垣根「……」
心理「……」
垣根「コイツへのプレゼントは決まったな」
心理「そうね…」
垣根「よしっ、次行くか!」シャン!
心理「そうね!」
垣根「それっ!」シャンシャンシャン…
心理「でも良かったのかしら?」
垣根「何が?」
心理「ほら、結局フレンダを袋に突っ込んで包装してきたじゃない?」
垣根「ああ、あれね」シャンシャン
フ レ
ン ダ
垣根「まあ、あいつ自体が麦野へのプレゼントなわけだし、良いんじゃねーの?」
心理「…まあ、そういう見方もあるか」
フレンダ「むーむーっ!?」ジタバタ
垣根「さて、次行くぞ!」シャンシャン
感極まって能力暴発!
フ/レ/ン/ダに!
一見イイハナシダナ-って感じだけどよく考えたらなんて残酷な行為なんだ…
食う(食いたい)側が食われる側に周る訳よ
垣根「さて次は?」
心理「あら、次で最後よ」
垣根「そうか、頑張ったよな一晩中」
心理「そうね、あなたの知らない一面も見られたし、結構有意義な一晩だったわ」
垣根「そりゃ光栄で」
心理「ふふっ」
垣根「じゃあ、最後のやつは誰だ?」
心理「■■よ」
垣根「へっ?」
心理「だから、■■」
垣根「…ああ、■■か」
心理「そう■■」
垣根「よしっ、■■ところに向かうか!」シャン!
心理「最後の一人だから張り切って行きましょう!」
垣根「おう!」
シャンシャンシャン…
■■かよ
滝壺ェ
垣根「さて、着いたぞ」
心理「お邪魔しまーす」
垣根「さて、靴下はどこかなー?」
■■「スーッスーッ」
心理「ここにあったわよー…」ヒソヒソ
垣根「よっしゃ、サンキュー」
垣根「さて、サンタさんへのお願いは?」
心理「この子の事だから、出番とかじゃない?」
垣根「シュールな願いだな」ハハッ
出番があってよかったです
名前を言ってはイケナイあの人かよ
■■さん可愛いじゃん!
先週とかめちゃくちゃ乙女してたじゃん!
垣根「さて、お願いは―」
『サンタさんへ。私のお願いはちゃんとした―
表記が欲しっ―」
垣根「予想の斜め上をいったあああ!!」
某スレじゃ■を海苔と表現してたな…あれは逸脱
垣根に叶えられんのか?ww
『出番が欲しいとは言わない。だから。表記ぐら―』
垣根「願い事くらい最後まで書かせてやれえええ!!」
心理「いっそ、不憫ね…」
『笑えな―』
垣根「だから最後まで書かせてやれええええ!!」
滝壺「浜面がカイザなら私は……オーガが欲しい」
心理「…何をプレゼントするの、いえ、してあげられるの?」
垣根「…出来れば、まともな表記をプレゼントしてやりてえ。でも、俺にはできそうにない…」
心理「垣根…」
垣根「だから、今はこいつしか送れねぇ!」バン!
心理「?!それは、俺妹の―!?」
垣根「ああ、地味子本だ…!!」
美琴「私は?」
黒子「私は?」
滝壺「…私は?」
結標「私は?」
垣根「今はこれしか…」ウッウッ…
心理「…あなたは良くやったわ。だから、涙を拭いて、ね?」
垣根「ああ…!」ビィーン!
心理「さあ、帰りましょう」
垣根「ああ、そうだな…」
■■「……」
垣根「さて、帰るとするか…」シャンシャン
心理「そうね。最後がちょっと心残りだったけど」
垣根「…言うなよ」
シャンシャンシャン…
?「へー、あれがこの世界に七人しかいないレベル5の内の一人『未限物質』かぁ」
?「冷蔵庫で空を飛ぶなんて……あのお宝ボクのものにしたいね」
垣根「そういや、こいつを渡すの忘れてたな」ガサッ
垣根「ほれっ、今日のお礼だ」
心理「あ、ありがと」カアア
心理「一応、私からも…」スッ
垣根「あ、ああ。サンキュ」
ニヤニヤ
どう着地するよ?
垣根「……」
心理「……」
垣根「何か、良いなこういうの…」
心理「うん…」
シャンシャンシャン…
メリーメリークリスマス!
垣根「なあ―」
心理「……」ドキドキ
垣根「……えっと」
プルルルルル!
垣根「!?」
心理「…電話ね」
垣根「はいはい、分かりましたー」
心理「どうしたの?」
垣根「プレゼントの追加だそうだ」
心理「そうなんだ…」
垣根「悪いがもう少し付き合ってくれ!」シャン!
心理「はいはい、相棒だもんね」クスッ
垣根「行くぞ!」
シャンシャンシャン…
終わり
おい
魔術サイド編をだな
おい
プレゼントの中身は?
乙
ええのう
オリアナは何が欲しいんだろうか
気になるな
これで一応終わりです。
垣根と心理定規はまだプレゼントを配っていると思います。
ここまで、応援、保守、読んでいただきありがとうございました。
また別の機会にお会い出来ればと思います。
それでは、また。
乙
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