「お父さん……お母さん……寒いよぉ」
「どうして……来てくれないの?…」
「くぅこが何かした?……お願い……だれかきてよぉ」
「一人は怖いよ……つらいよぉ……寂しいよ……」
「……きょーちゃん、助けてよぉ………」
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オリジナルSSです
突然なる自己紹介だが、俺の名前は朱島 恭助(あけしま きょうすけ)
最近俺はある三つの問題を抱えていた。一つ目は、幽霊とか、自縛霊とか、
非常にオカルト染みたものが見えてしまうことだ、ただ見えるだけなので害はないと思うだろう、
だけどあいつらは、なんていうか……五月蝿いんだ。
幽霊は自分の姿が分からない事をいい事に、大声出したり、近所のおっさんに屁をかましたり。
最近では女性の所に行ってわ、自分の全裸を見せびらかす。
幽霊「…あぁ!?何見てんだコラァアア!!」
……ついでに目が合ったりすると、こうして絡まれてしまうこともある。
そんなときはどうするかって?そう、ここからが第二の問題。
幽霊「手前!!何シカトしてんだよ!!見ろよ!!俺の姿をもっと見ろよ!!」
俺は、幽霊の言葉を無視し、肩に右手をおいた、その瞬間、
幽霊「あぁああああああ・・・・・・召されるわぁああああああああ」
光の砂となって消えてしまった。
これが俺の第二の問題点、『強制成仏』
俺が幽霊に触れると、幽霊、自縛霊、怨念、この世に存在してはいけないもの全てを、
未練があろうがあるまいが強制的に成仏させてしまう能力、ま、これがあるおかげで
俺の周りに霊類なのものが来なくなっていいのだが、前にも言ったとおり、問題点がある。
霊類ということは、幽霊だろうが自縛霊だろうが、自ら守ってくれる『守護霊』だろうが
強制的に成仏させてしまう。守護霊とは本来、自分に悪いものを寄せ付けないとか、
自分を守ってくれるとか、そういう役割なはずなのに、俺が触れるだけで成仏してしまう。
まあ、守護霊がいなくなっても、ただ『運が悪くなるだけ』程度の事なのだが、
ここからが第三の問題である。ここ最近、俺にはある『幽霊だけども幽霊じゃないモノ』に取り憑かれている。
と、自らのナレーションが途切れる。恭助は石につまずいた瞬間ゴミ袋へ直進し、見事ゴミ袋の中に入っていった。
恭助「ってええ!!」
「あららー、主様ー、何故に古い漫画でしかないシーンを実現させているのですかー?」
寝ます。すいませんでした
ね、寝ます...?
乙
(これはネタSSなんだよな…?)
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