千早「ついに来たわね、決戦の日が……」
貴音「諸悪の元凶は、あの城にいるのですね。ここまで、長い道のりでした」
雪歩「ううぅ……。ちょっと怖いですぅ……」
あずさ「大丈夫よ、雪歩ちゃん」
貴音「そうです、恐れることはありません」
千早「私達四人が力を合わせれば、どんな困難も打ち破れるわ」
雪歩「う、うん! 私、足を引っ張らないように頑張るね!」
あずさ「ところで千早ちゃん。この旅の目的、覚えてるかしら~?」
千早「忘れるはずがありません。>>3のためです」
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諸悪の根元では……………
安価なら高槻さんとペロペロチュパチュパすること
小鳥の持つウ=ス異本を処分するため
千早「音無さんが持つ『ウ=ス異本』を処分するためです」
あずさ「その通りね。あれは、人の手にあってはならないものなのよ……」
貴音「あの様なものがこの世に存在していては――」
雪歩「いずれこの世界は滅んでしまいますぅ!」
千早「……この戦い、どうあっても負けるわけにはいかないわね」
あずさ「音無さんには、つらい思いをさせるかもしれないけれど――」
雪歩「あ、あずささん! 城の入り口に誰かいますぅ!」
貴音「ふむ、門番というわけですか。どうやら>>6のようですね」
真美
やよい
やよい「うっうー! ここから先ヘはとおしませんよー!」
貴音「やよい、そこをどくのです」
千早「高槻さん、お願い! 私、高槻さんとは戦いたくないの!」
やよい「いくら千早さんの頼みでも、ぜったいに聞けません!」
雪歩「どうしてなの、やよいちゃん? どうしてそこまでして……」
やよい「あの本がなくなっちゃったら、小鳥さんがかわいそうです!」
千早「高槻さん……あなたは、なんて優しい……」
あずさ「千早ちゃんは戦えそうにないわね。なら私が>>9で、やよいちゃんを倒すわ!」
抱き締めて乳で窒息させる
乳で圧[ピーーー]る
あずさ「行くわよ、やよいちゃん!」ダッシュ
やよい「はわわわわっ!? は、はやいうぎゅっ!?」
あずさ「うふふふふ~、つかまえたわ。もう逃げられないわよ~」ギュウギュウ
やよい「う、うぎゅ、んぐうううううう!?」ジタバタ
貴音「どうやら、勝負ありましたね」
雪歩「あずささんの必殺技、バディプレス……。耐えられる人なんて、いるはずがないですぅ」
やよい「んんんんうううううう! んうううううううう!!」ジタバタ
あずさ「うふふ……やよいちゃん、苦しい?」
やよい「ふぐうううううう! んーーーーーーー!!」ジタバタ
あずさ「さあ、もうおとなしく降参して――」
千早「あずささん、待ってください」
あずさ「千早ちゃん……?」
千早「高槻さんへのトドメは、私が刺します。この、>>12で」
子守唄
クロロホルム
あずさ「わかったわ、千早ちゃん」パッ
やよい「ううっ……うう、けほけほ……うう……むぐっ!?」
千早「心配ないわ高槻さん。ただのクロロホルムだから」
やよい「むーーーーっ! むーっ! むーっ! う……」パタリ
千早「……さようなら。どうか安らかに眠って……高槻さん」
雪歩「千早ちゃん千早ちゃん。その言い方だと、ちょっとした誤解を招かないかなぁ?」
貴音「とにかく、今が好機です。城に乗り込むとしましょう!」
千早「あずささん、迷子にならないように気を付けてくださいね」
あずさ「みんなの後をついていくから大丈夫よ~」
貴音「む? 少しお待ちを。ここに宝箱があります」
雪歩「私が開けますねぇ」パカッ
あずさ「雪歩ちゃん、中身はなにかしら~?」
雪歩「こ、これは伝説の、>>15ですぅ!」
黒歴史ノート
ゴージャスセレブプリン×3
(雪歩の)黒歴史ノート
支援
雪歩「で、伝説のゴージャスセレブプリン……しかも、3個も!」
貴音「ま、まことですか!? 口に入れただけで体がとろけてしまうほど美味と噂の、あの!」
あずさ「あまりのおいしさに売れ行きが凄くて、今では一個3万円もする、あの!」
千早「……そんなにすごいのね、このプリン」
貴音「ゆ、ゆ、雪歩。そ、そ、そのプリン、わたくしが今から全て食べてあげましょう!」
雪歩「え、四条さん? 何だか目つきが怖いですよぉ?」
あずさ「あらあら貴音ちゃん。私も食べたいと思ってるんだけどな~。できれば、3個全部」
雪歩「え、え、え、あずささんも、なんか雰囲気が……?」
貴音「……いくらあずさと戦うことになろうとも、引くことなどできません」
あずさ「のぞむところよ~。私のバディプレスで、窒息させてあげるわ~」
雪歩「ちょ、ちょっと二人とも! どうしちゃったんですかぁ!?」
千早「くっ、やられたわね。これはワナよ! 正気に戻すには、>>19をするしかないかしら?」
誰か一人食べられない
もみしだく
千早「私は食べられなくていい! だから、独り占めするような真似はやめてください!」
雪歩「ち、千早ちゃん……」
千早「私たちは仲間です。今までずっと、絆の力で苦難を乗り越えてきたじゃないですか!」
あずさ「!!」
貴音「ち、千早……」
千早「だから3人で1個ずつ、仲良く分けてください……ね?」
貴音「も、申し訳ありません……わたくしが間違っておりました。どうか、お許しを……」
あずさ「私も……ごめんなさい……。恥ずかしいところを見せちゃったわね……」
雪歩「じゃあ千早ちゃんは、私と半分こしようね!」
千早「え? いいのかしら、萩原さん?」
雪歩「もちろんだよぉ。私と千早ちゃんの仲だもん!」
千早「あ、ありがと――」
貴音「お待ちなさい千早、雪歩! 向こうの柱の陰に、何者かが隠れています」
あずさ「あなたは……<<23なの!?」
ゼノ千早
小鳥
ゼノ千早「あなたたちを、先に進ませるわけにはいかないわ」
千早「っ!? もう一人の、私!?」
あずさ「千早ちゃん、動揺してはだめよ!」
貴音「わたくしにはわかります。あなたは千早ではありません。似て非なる別人です!」
雪歩「私の目だってごまかせないよ! この人、千早ちゃんと比べて胸が……はっ!?」
千早「……萩原さん。今のはどういう意味かしら?」
雪歩「えっと……いや……そのぉ……」
千早「何だか腹が立ってきたわね……。そこのあなたに、怒りをぶつけさせてもらおうかしら!」
あずさ「待って千早ちゃん。冷静にならないと、勝てる戦いも勝てないわよ」
貴音「ここはわたくしにおまかせを。>>28を受けなさい!」
ksk
メンカタメヤサイアブラマシマシ(魔法)
北斗剛掌波
貴音「出でよ、伊集院北斗!」
北斗「チャオ☆ 俺を召喚するとは、さすがにお目が高いね!」
千早「そっち!?」
貴音「まあまあ千早、いいではありませんか。さあ、あの者を倒すのです!」
北斗「任せときなって!」
あずさ「う~ん。確かジュピターって、今日ライブがあったような……?」
雪歩「大丈夫なんでしょうか……?」
北斗「さあ、受けてみな! これがホンモノの、北斗剛掌波ぁ!」バシュウウウ
ゼノ千早「く……!?」
北斗「今だ! 最後の一撃は、お嬢さん方の誰かに任せるぜ!」
雪歩「そ、それなら私の魔法、>>31で!」
穴ホール
バニッシュデス
ノーザンクロス
雪歩「禁断の魔法……今ここで披露しますぅ! バニシュ!」
あずさ「あ、あら……? あの人の姿が見えなく――」
雪歩「おやすみなさい……デス」
ヒャッヒャッヒャッヒャッ
千早「あ……? 死神が、天に昇っていく……?」
雪歩「ふぅ……終わりましたよぉ」
あずさ「ゆ、雪歩ちゃん!? 終わったって、どういうこと!?」
雪歩「あの人を、闇の世界に還しました。もう二度と、会うことはないと思いますぅ」
貴音「なんと……面妖な」
千早「最後の台詞すら無いとは……哀れね」
北斗「俺の役目は終わりかい? なら、ライブに戻らせてもらうよ」
貴音「お待ちなさい。一応、>>35と言っておきましょう」
感謝する
お前を[ピーーー]
貴音「お前を○す……と」
北斗「今さら何を言ってるんだい? 俺の心臓はとっくの昔に、君の魅力に打ち抜かれてるさ!」
貴音「ふふっ。一応、光栄だと返しておきましょうか」
千早「……大丈夫かしら、このやり取り……」
北斗「それじゃあ頑張ってね、お嬢さん方! チャオ☆」
雪歩「あ、行っちゃいましたぁ」
あずさ「ライブ、頑張ってくださいね~!」
貴音「さて、いつまでもここにいるわけにはいきませんね」
千早「四条さんの言うとおりだわ。先に進みましょ――」
カチッ
千早「し、しまった!? トラップのスイッチ!?」
あずさ「ち、千早ちゃん! 壁から>>39が!」
バケツ入りverの昇天ペガサスミックス盛り二郎ラーメン
メタルキング×3
大量のはるかさん
メタルキングたちが あらわれた!
雪歩「あ、メタルキングですぅ!」
貴音「おお! 千早、これは好機ですよ! 仕留めれば、我らは多くの経験値を得るでしょう!」
千早「三匹いるなら、一匹ぐらいは――」
メタルキングBは にげだした!
メタルキングAは にげだした!
メタルキングCは にげだした!
メタルキングたちは いなくなった
あずさ「……あっという間に、逃げちゃったわね~」
貴音「仕方がありません。罠がなかっただけでも、よしとしておきましょう」
千早「それじゃあ、改めて先を――」
雪歩「あの……千早ちゃん。もうすぐこの旅も、終わりなんだよね」
千早「萩原さん……? どうしたの、そんなに深刻な顔をして」
雪歩「私どうしても今、千早ちゃんに言いたいことがあるの! それは、>>43なんだ!」
実はスパイ
今までのお礼
雪歩「こんなダメダメな私を仲間にしてくれて、今まで何度もも助けてくれて……」
千早「萩原さん……」
雪歩「本当にありがとうぅ!」ガバッ
千早「きゃっ!」
雪歩「ぜったいに、絶対に『ウ=ス異本』を破り捨てて、この世界を平和にしようねぇ!」
千早「もちろんよ。萩原さんこそ、今まで頼りない私を支えてくれて……ありがとう」ギュウッ
雪歩「それは違うよ! 千早ちゃん、頼りなくなんかないもん!」
千早「私も萩原さんがダメダメだなんて、これっぽっちも思ってないわ」
雪歩「ち、千早ちゃん……」
あずさ「あらあら……何だか二人とも、いい雰囲気ね~」
貴音「あずさ……。あの、その……」
あずさ「貴音ちゃん……?」
貴音「じ、実はわたくしもあずさに、申し上げたいことがあります! それは、>>46なのです!」
冒険が終わったら月に帰らなければならない
セクシーデュオを組みたいこと
貴音「この冒険が終わったら、わたくしと『せくしーでゅお』を組んでもらえないでしょうか?」
あずさ「え?」
貴音「そ、その、露出の高い衣装を身につけ、『ばすと』や『ひっぷ』を強調する動きで……その……」
あずさ「あらあら~。貴音ちゃんにそんな願望があったなんて、知らなかったわ~。うふふ」
貴音「へ、返答はいかに!?」
あずさ「そうね~。少し考えさせてもらってもいいかしら?」
貴音「うう……あずさはいけずです……」
あずさ「大丈夫よ~? 答えは、そんなに待たせないから」
貴音「仕方がありません……む!」
あずさ「この気配は……向こうの扉の奥かしら?」
雪歩「うぅ……まがまがしい気配に満ちあふれてますぅ……」
千早「おそらく目的のものは、あの奥ね」
あずさ「千早ちゃん、扉に>>49を放って! そうすれば扉が開くはずよ!」
最後の鍵
ダーククリスタル
千早「わかっています。ダーククリスタル、私に力を……」ピカアアアア
雪歩「クリスタルが、輝きを増していきますうぅ!」
あずさ「お願いね、千早ちゃん……」
貴音「頼みましたよ、千早……」
千早「如月千早の名のもとに……開きなさい、闇の扉!」
ゴゴゴゴゴゴ
雪歩「やったぁ! 扉が開いていくよ!」
あずさ「あとはこの中にある、『ウ=ス異本』さえ処分してしまえば――」
コツ コツ コツ
千早「どうやら、そう簡単にはいかないようね」
小鳥「全く……どこまで私の邪魔をすれば気が済むのかしら?」
貴音「小鳥嬢、覚悟はよろしいですね?」
雪歩「待ってください! 隣に誰かいますよ!」
あずさ「あなたは……」
千早「どうして音無さんに力を貸すの、>>52?」
春香
律子
愛
亜美と真美
律子「『ウ=ス異本』の偉大さを知った私が、小鳥さんに味方するのは自然だと思うけど?」
あずさ「律子さん、しっかりして! 正気に戻って!」
律子「私は正気ですよ。私自身の意志で、あずささん達の前に立ちふさがっているんです」
雪歩「お、音無さん! 律子さんに何をしたんですかぁ!」
小鳥「ふふふ……ほんの少しだけ、本の中身を見てもらっただけよ」
貴音「まさか……それだけのことで律子嬢が!?」
小鳥「律子さんは真面目だからねー。そういう人ほど、染まるのも早かったってとこかしら?」
律子「さあ、来なさい! あなたたちの努力、私が無に帰してあげるわ!」
千早「もう……もう、律子を救うことはできないというの!?」
あずさ「私はあきらめないわ! 今から律子さんに、>>57を試します!」
洗脳
圧迫祭り
あずさ「ええ~いっ! 圧迫祭りですよ~!」ギュッ
律子「うわっ!? むぎゅう!?」
あずさ「律子さん、妄想の世界にとらわれちゃダメ!」ギュウギュウ
律子「ちょ、あ、あずささん、苦しい……う、うう……」
あずさ「現実に戻ってきて! 『ウ=ス異本』なんかに負けないで!」ギュウギュウ
律子「うう……苦しいけど……やわらかくて……暖かくて……」
あずさ「お願い、律子さん!」ギュウギュウ
律子「あずささん……。でも、でも私はもう……あの本無しでは生きていけない……」
あずさ「うぅ……私一人の力じゃ無理なの……?」
雪歩「律子さん、強情ですぅ!」
千早「いいえ、きっともう一息よ! もうひと押しをしてみましょう!」
貴音「ならば、次はわたくしが! 律子嬢に、>>61を行います!」
ksk
エビフライをぶつける
岩山両斬波
また北斗が呼ばれるのかww
支援
貴音「出でよ、秋月涼! 律子嬢を正気に戻すのです!」
涼「律子姉ちゃん、目を覚ますんだ! 岩山両斬破ぁ!」バチコーン
律子「うあああっ!?」
小鳥「ああっ、律子さん!」
律子「涼、あずささん、私は……わた、しは……」ガクッ
千早「……どうしてこうなったの」
雪歩「おそらく、『りょう』繋がりだからじゃないかなぁ?」
涼「律子姉ちゃんは、僕が連れて行きます。必ず、『ウ=ス異本』の洗脳を解いてみせますよ!」
あずさ「お願いね、涼ちゃん!」
涼「世界の命運は、皆さんの手にかかっています。それでは!」
千早「よし! これで残るは、音無小鳥ただ一人!」
小鳥「ううっ……せっかく『ウ=ス異本』の世界に目覚めさせたのに……」
貴音「残念でしたね、小鳥嬢? さあ、いさぎよく降参してはどうです?」
小鳥「まだよ! うあああああああっ!」ゴゴゴゴゴ
雪歩「ひうっ!? な、何?」
千早「気を付けて、萩原さん! 音無さんの>>66攻撃よ!」
ksk
真召喚
小鳥「真ちゃん、来てちょうだい! あなたの力が必要なの!」
真「やっと出番ですね! 『ウ=ス異本』に近づく不届き物は、ボクがバシッと倒しちゃいますよ!」
雪歩「ま、真ちゃん!? どうして!?」
真「『ウ=ス異本』には、無限の夢が詰まっている。処分させるわけにはいかないね!」
あずさ「律子さんだけでなく、真ちゃんまで洗脳するなんて……」
貴音「『ウ=ス異本』……。やはり、放っておくわけにはいきませんね」
小鳥「さあ真ちゃん、千早ちゃんたちをやっつけて!」
あずさ「真ちゃん、しっかり! 正気に戻るのよ!」
真「ボクは正気ですよ。さあ、かかってこい! 負けるつもりなんて、これっぽっちもないけどね!」
千早「くっ……まともにやりあって、勝てる相手ではないわね」
雪歩「千早ちゃん、私の魔法に任せて! >>69を唱えてみるよ!」
メダパニ
アルテマ
2ではガッカリ魔法
雪歩「いくよ、真ちゃん! アルテマぁ!」
真「何っ!? す、すでにその魔法を――」
ブアアアアアアアアアアアアアアシャキーン!
真「ぐああああああああっ! む、無念だ……」バタッ
千早「どうやら2ではなく、6仕様だったみたいね」
あずさ「雪歩ちゃん……まさか、真ちゃんを――」
雪歩「大丈夫ですよぉ。ただの峰打ちですから」
貴音「ほう……。魔法で峰打ちをとるとは、さすがは雪歩ですね」
小鳥「そ、そんな……真ちゃんまでやられちゃうなんて……」
千早「さあ、音無さん。今度こそ終わりの時です」
小鳥「……負けるわけにはいかないわ! 負けるわけにはいかないのよ!」
あずさ「音無さん、もうやめてください!」
貴音「もはや勝負はありました。あなたに勝ち目は残されておりません!」
小鳥「『ウ=ス異本』は、私の生きがい! 私の命にかえても、守ってみせるんだから!」
雪歩「音無さん……そこまでして……」
千早「いいわ。音無さんの呪縛、私が断ち切ってあげるましょう! >>73の力で!」
このペチャパイ
お金
千早「音無さん、これをあげるわ。私達が、今までの冒険で稼いだお金よ」スッ
小鳥「ええっ!? こ、こんなにたくさん!?」
貴音「それだけあれば、巷に出回っている『薄い本』とやらを買うのに困ることはないでしょう」
あずさ「だから、そこの『ウ=ス異本』には、もう関わらないでください!」
雪歩「音無さん、お願いですぅ! 私、音無さんと戦いたくなんてありま――」
小鳥「ピヨピヨピヨピヨ! アングラの本屋が私を呼んでるピヨー!」ダダダダダダ
雪歩「……行っちゃいましたねぇ」
貴音「どうやら、正気に戻ってくれたようです。まこと、喜ばしい限りですね」
あずさ「さて、残るはこの『ウ=ス異本』だけど……」
雪歩「千早ちゃん。この本、どうすればいいのかなぁ?」
千早「>>76するのが一番でしょう。そうすればきっと、この世界は救われると思うの」
焼却
回し読み
宇宙に打ち上げる
雪歩は魔法使い
貴音は召喚士
あずさはモンク?
千早はなんだろ?
千早「みんなで回し読みしましょう。それが一番だわ」
貴音「え?」
雪歩「ち、千早ちゃん、何言ってるの!?」
千早「まずは最初に、私が読んでみるわね」ペラ
あずさ「ま、待って千早ちゃん! 軽率だとは思わないの――」
千早「これは……くくっ」
雪歩「ち、千早ちゃん! どうしたの!?」
千早「くくくくくく……!」
貴音「まずい!? 『ウ=ス異本』の闇の波動が、千早の体に入っていきます!」
あずさ「千早ちゃんダメ! その本を放して――」
千早「静かにしてください」バシーン
あずさ「あぐっ!?」
貴音「あずさっ!?」
雪歩「ち、千早ちゃん!? 一体どうしたのぉ!?」
貴音「おそらくは……>>81が起こったのでしょう」
胸の拡張
72から70に
小鳥さんの人格転写
これはひどい……
貴音「72から70になったこと……それが、千早の暴走の原因です」
あずさ「な……!?」
雪歩「そんな……なんて酷いことを……」
貴音「『ウ=ス異本』の波動を取り除かなければ、さらに小さくなってしまうでしょう」
千早「くくくくくく……そう……そうなの……くくく……」
あずさ「千早ちゃん、しっかり! 気を確かに持って!」
貴音「今起こっていることは全て、『ウ=ス異本』の仕業なのですよ!」
千早「これ以上小さくなるのなら……私はもう、生きてはいられない……」
雪歩「ち、千早ちゃん!? 一度にそんなにたくさんのクロロホルムを使ったら――」
千早「さようなら、みんな……今まで楽しかったわ……」
雪歩「ダメだよ千早ちゃん! そんなのダメぇ!」
あずさ「雪歩ちゃん! 千早ちゃんに呼びかけてあげて!」
貴音「千早を救えるのは雪歩、共に友情を育んだあなただけです!」
雪歩「は、はい! 千早ちゃんお願い! >>86!!」
大きく息を吸い込んで
貴女には歌があるでしょ
行き遅れBBAの闇の波動なんかに負けちゃダメだよおぉぉぉー!!!
マクロスかよww
雪歩「千早ちゃん! む、胸がなくったって、貴女には歌があるでしょ!」
千早「くっ!?」
雪歩「私、千早ちゃんの歌が大好きだもん! 蒼い鳥も、眠り姫も!」
千早「……くっ……」
雪歩「また一緒にinfernoも、Little Match Girlだって歌いたいもん!」
千早「う、ううっ……!」
雪歩「どんなに胸が小さくなっても、私は千早ちゃんの歌も千早ちゃんも、絶対に嫌いにならない!」
千早「は、萩原さん……」
雪歩「だから負けないで! そんなヘンな本に負けちゃダメええぇ!」
千早「くっ……くうう……」
貴音「千早を取り巻く闇の波動が、弱まっていきます!」
あずさ「今がチャンスよ、貴音ちゃん! 私達二人で『ウ=ス異本』を処分しましょう!」
貴音「はい、あずさ! 出なさい、>>91!」
あずさ「これが私の最高の技、>>92よ!」
淫ベル
マダンテ
じゅーしーぽーりーいえーい!
不思議なセクシーダンス
乳ビンタ
貴音「全ての魔翌力を解き放ちます……マダンテ!」
シュギュラドドドドドーン!
あずさ「じゅーしーぽーりー……いえーい!」
ドカバキズコバコドカドカドンゲーン!
あずさ「ど、どうかしら……?」
貴音「……どうやら終わったようです。『ウ=ス異本』の闇の波動は、完全に消滅しました」
あずさ「ついに、やったのね……!」
千早「ううっ……」トサッ
雪歩「千早ちゃん、大丈夫!?」
千早「……ごめんなさい、みんな。最後の最後に、足を引っ張ってしまったみたいで……」
貴音「気にすることはありません」
あずさ「そうよ~。無事でなによりだわ~」
千早「いろんな意味で、無事とは言いにくいですけどね……」
雪歩「……そっか。千早ちゃんの胸は、もう――」
ゴゴゴゴゴ
雪歩「ひあっ!? な、何!?」
貴音「どうやら、城が崩れるようです! 脱出するといたしましょう!」
あずさ「でも、間に合うかしら!? ここから入り口まで、かなりの距離があるわよ!」
千早「大丈夫です。私が今から、>>97をしますから!」
壁になってみんなを守る
私の歌『アルカディア』で揺れを止める
千早「さあ願いを願う者達――」
あずさ「この歌は……『arcadia』?」
貴音「まさか千早、歌声で城の崩壊を止めるつもりですか!?」
千早「手を広げて、大地蹴って、信じるなら!」
雪歩「私も信じるよ、千早ちゃん! 千早ちゃんなら、絶対にできる!」
千早「翔べ、海よりも高く! 山よりも高々く!」
貴音「わたくしも信じます! 千早、思う存分歌いなさい!」
千早「今、私は風になる! 夢の果てまで!」
あずさ「私も信じるわ! 頑張って、千早ちゃん!」
千早「ヒュルラリラ、もっと強くなれ! ヒュルラリラ――」
雪歩「千早ちゃん! 千早ちゃあああああん!」
千早「目指すarcadia……!」
シーン
あずさ「揺れが……」
貴音「止まりましたね……」
雪歩「やったぁ! さすが千早ちゃんだよ! すごいすごい!」
千早「…………」トサッ
雪歩「あ、あれ……?」
あずさ「どうしたの、千早ちゃん……?」
貴音「おそらくは、>>100ではないかと思われます……」
疲れて寝てしまった
あずさ「疲れて寝てしまった?」
貴音「あれだけの力を発揮したのです。しばらく、そっとしておいてあげましょう」
雪歩「よかったぁ……。頑張ったね、千早ちゃん……」
千早「…………」ニコ
あずさ「私たちの旅も、ようやく終わったのね~」
貴音「ええ……。まこと、長い戦いでした……」
雪歩「あのぉ……。貴音さんは、これからどうするんですかぁ?」
貴音「わたくしですか? >>103に行くつもりです」
菜々兵衛
響を探しに
貴音「響を探しに行くつもりです」
雪歩「でも響ちゃんは、最終決戦の前にもう……」
貴音「あの程度で、本当に響がやられたとは思えません。きっとどこかで生きてるはずです」
あずさ「それなら、私もお付き合いしようかしら~?」
貴音「え? よろしいのですか、あずさ?」
あずさ「だって私、まだ貴音ちゃんに返事をしてないもの。例のデュオの件の、ね?」
貴音「……ふふ。そういえばそうでしたね」
あずさ「うふふ、これからもよろしくね! 貴音ちゃん!」
貴音「はい! あずさと一緒なら、どこまででも参ります!」
雪歩「そっかぁ……。それじゃ、これでお別れなんですねぇ……」
あずさ「雪歩ちゃんは、これからどうするつもりなのかしら?」
雪歩「私は千早ちゃんと一緒に、>>105をするつもりですぅ」
歌で他にもいる『ウ=ス異本』の被害者を救う
一か月後 とある町
千早「愛じゃなーくてもー!」
雪歩「愛してるー!」
ワーワーパチパチヒューヒュー
千早「どうかしら、萩原さん。手ごたえはあった?」
雪歩「うん、バッチリだよ! これでここの人達の浄化は、完了したんじゃないかな?」
千早「それにしても、『ウ=ス異本』の魔の手が、こんな辺境の地まで伸びていたなんてね……」
雪歩「次はどこに行こうか、千早ちゃん?」
千早「北の町に向かうわ。大きな町だから、きっと被害者も多いはずよ」
雪歩「うん、わかったよ! それじゃ行こう、千早ちゃん!」ギュッ
千早「ちょ、ちょっと萩原さん……。腕を組むのはやめてって、前にも言ったでしょ?」
雪歩「えへへへぇ……」ベタベタ
千早「もう、しょうがないわね……萩原さんったら……」
おしまい
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
千早「……満足しましたか、プロデューサー?」
P「ああ!」
P「最高だったよ! 特に主役は、お前に頼んだ甲斐があった!」
千早「全く……。こんなくだらないことで、時間を取らせて……」
P「いやあ。久しぶりに、昔懐かしい冒険ゲームの世界に浸ってみたくなってな」
千早「それで自分でシナリオを作って、私達に演じさせたと?」
P「いやあ、やっぱりプロが演じると違うよなぁ! はっはっはっは!」
千早「途中、作り手に殺意を抱く場面があったのですが……」
P「ま、まあそう言うなって! ちゃんと最後に、歌の見せ場もあっただろ?」
千早「はぁ……。まあ、なんでも、いいですけれど」
P「それじゃ録画した映像は、後でテレビ局の人に渡しておくから」
千早「は? 今のごっこ遊びを、ですか?」
P「これだけの大作だ! テレビで放映すれば、きっと爆発的な視聴率が取れるぞ!」
千早「……私は、>>108だと思いますが」
ハリウッドデビューできる
P「……ん、何だって? よく聞こえなかったんだが――」
千早「ハリウッドデビューも、夢じゃないと思います!」
P「え、そこまで!?」
千早「この私が、渾身の力で演じたんです。できないはずがありません!」
P「いやでも」
千早「さあ、早くテレビ局に行きましょう」
P「あの、えっと、メタルキングにバニシュデスとか一部の人以外知らないんじゃ――」
千早「打ち合わせには、私も同行します」
P「そ、それに北斗とか涼とか、なんといってもゼノ千早とか、人選がマニアックすぎる――」
千早「早く!!」
P「は、はい。行きます行きます今すぐ行きます」
千早「ふふふ……楽しみだわ……!」
P「……知ーらないっと」
終 わ り
以上です。
協力してくれた方々、ありがとうございました。
初めて安価にチャレンジしてみましたが、ムズカシーネ!
乙 初めてでここまでできれば素直にすごいと思う
乙
これは是非とも続編が欲しいレベルの作品
乙
またなにか書いてほしい
このSSまとめへのコメント
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