ゲンドウ「それでいいのか」
綾波「……はい」
ゲンドウ「シンジの連絡先は登録済みだ。ちなみに許可はとっていない」
綾波「…」
ゲンドウ「口を効いてくれなくてな」
綾波「……そうですか」
ゲンドウ「…………レイ」
綾波「はい」
ゲンドウ「うまくやれ」
綾波「はい」
綾波「……」
綾波「………メール。……現代における若者のコミュニケーションツール。…フィフスが教えてくれた」
綾波「……この本…」
【ラブメール★必勝法】
綾波「………」
綾波「フィフスがくれた本…」
綾波「……初めてメールをする時は……」ペラ
>>2 メール内容
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379711517
セクロスしようぜシンジ
アスカ「ちょっとバカシンジ!私のお菓子食べたでしょ!」
シンジ「朝ご飯もう出来るのに食べる訳ないじゃないか…アスカと一緒にしないでよ」
アスカ「ここにないんだからあんたが食べたの!さっさと買ってきなさいよバカシンジ!」
シンジ「自分の胃袋に収納された可能性を考えろよ痴呆ゲルマン」ボソッ
アスカ「何か言った?」
シンジ「別に」
シンジ「ホントにアスカは……。あ、メールだ」パカッ
【セクロスしようぜシンジ】
シンジ「」
シンジ「イタズラ。イタズラだよこんなの。そうに決まってる」
シンジ「…初期設定のアドレスっぽい」
シンジ「……ほっとこう」
一時間後
綾波「……」
綾波「何か…間違っていた?」ペラ
綾波「【カップルの場合】」
綾波「……碇君と私は…まだ…」
綾波「……もう一度」ペラ
>>5 追撃メール
おう、あくしろよ
無視か?
綾波が全裸でシンジの写真にチュッチュしてる写メ添付して
フゥーウ
シンジ「なんだよ、またさっきの奴じゃないか」
シンジ「…ん?」
シンジ「」
アスカ「ちょっと、まだ家にいたのアンタ。早く買いに行きなさいよ」
シンジ「僕ちょっとネルフに用事!!どいてよアスカ!!」ドンッ
アスカ「なっ!なによバカシンジ!」
カタカタカタカタカタカチカチカチカチ
シンジ「……嘘だろ、アイコラじゃない…」
シンジ「ど…どうしよう…」モゾモゾ
シンジ「…………うっ」ドピュ
シンジ「とりあえず誰だか聞こう。これが本物なら綾波じゃなきゃ犯罪だけど。綾波でも大問題だけど」メルメル
綾波「…服…」ブルブル
綾波「…写真にシワはないわね」
シャランラー
綾波「…きた」パァア
【誰ですか】
綾波「…」
綾波「…私」
綾波「何故?」
綾波「……この本、大丈夫なのかしら」ペラペラペラペラペラ
綾波「他に方法はない…本の通りにすれば間違いない筈…。>>7と、送りましょう」ペラ
シンジの名を呟きながらオナヌ
その動画を送る
綾波「…オナヌ…?……説明は載ってない」ペラペラ
綾波「…フィフスに電話」
カヲル『ファーストだね?』
綾波「…」
カヲル『どうしたんだい、珍しいね。もしかして本についての質問かな?』
綾波「ええ」
綾波「…オナヌという、単語。…辞書にも本にも載っていなかった」
カヲル『ああ、自慰行為のことだよ。ファーストは自慰をしたことはあるかい?』
綾波「…ないわ」
カヲル『そう。なら、初めてはシンジくんに見せてあげなよ。本にもそう書いてなかったかな』
綾波「…でも…」
カヲル『恥ずかしい…かな』
綾波「…」コク
カヲル『電話越しに頷かれても解らないよファースト』
綾波「…ごめんなさい」
カヲル『まあ、とにかく本の通りに頑張って』プツッ
綾波「…」オロオロ
綾波「…」ヌギヌギ
綾波「自慰行為…フリじゃ、ダメ…よね」
ピロリーン
綾波「…」ポロポロ
綾波「…泣いてちゃ、ダメ」グシグシ
綾波「碇君にもポカポカしてほしいから…」
綾波「…………………送信」
────────────────────────
/
ウワァアアアアアアアアアアア!!
\
リツコ「騒々しいわね…どうしたのシンジくん」バタンッ
シンジ「…リツコさん、世界なんて滅びたらいいと思いませんか」
リツコ「はぁ?」
シンジ「綾波が…綾波が」フゥーウ
シンジ「またメール!次は何だよ!フォルダ分けしなくちゃ畜生!」
リツコ「な、なに?」
シンジ「何でもないですよ!!リツコさんは太鼓でも叩いてて下さい!!」ダッ
リツコ「」
>>10 メール内容
ふみ
私のこと抱いて
綾波「…次の段階のメールを誤爆してしまったわ……」
綾波「…連続でメールを送るのは、あまりよくないと書いてあるのに…」
綾波「…謝らないと」
シンジ「どうしたんだよ綾波…」
シンジ「僕をからかってるのかな…いやでも綾波がこんなこと言うわけないし」
シンジ「……アスカ?」
シンジ「とにかく返信しなきゃ」
綾波「…ご、め、ん、な、さ」
シャランラー
綾波「…メール…」
【誰だか知らないけどさっきから、綾波に酷いことしないでよ】
綾波「心配を…かけてしまった」
綾波「…違うの、碇君…これは私が自分で…」オロオロ
綾波「…こ、こんな時どうすれば…」ペラペラペラペラ
>>13 返信
次はお前の番だ
うっせぇ
ぶち犯すぞ
シンジ「これは…っ」
シンジ「やっぱりアスカだ。きっとさっきのお菓子のこと根に持って…」
シンジ「っと…いけないいけない。アスカじゃないんだから簡単に人を疑っちゃ駄目だよね。流石にそれは無理だろうし」
シンジ「とにかくコイツの正体を突き止めなきゃ…」
シャランラー
綾波「…どういうこと…?」
綾波「さっきから…誰なんだって、メールばかり」
綾波「…この本……」
綾波「…」ペラ…
綾波「…>>16ね。どういう意味なのかは、よく解らないけれど…フィフスを信じる」
私は真希波
保険の教科書見ながらしてるだけ、誤解をさせてごめんなさい
んほおおおおおぉ!!んぎもぢいいいいいいいい!!!
>>17
落ち着け。とりあえず酉くらい消そうぜ
>>17
ぎやああああやらかしたああああ!!!
綾波「…これは…保健の教科書じゃ、ないのに…?よくわからない…」
綾波「…でもフィフスは…本の通りに……」
綾波「…」送信
ダダダダダダダダダダダ
ハヤナミィイイイ!!!
綾波「…!?」
綾波「…なに…?」
シンジ「綾波を………」
シンジ「かえせ!!!」ドンドンドンドンドンドン
綾波「」ガタガタガタガタ
シンジ「綾波ィイイイ!!!」
綾波(こわい)
綾波「…あ…あいてるわ、……いえ、あ、あけるわ碇君…」ガチャ
シンジ「はやなみっ!!」バンッ
綾波「…」ビクゥッ
シンジ「どういうことだよこれは!!何かあったの!?精神汚染の可能性がある!!今すぐネルフに行こう!!リツコさんに報告だ!!!」
綾波「…ち、ちが」オロオロ
シンジ「はやく!!」
綾波「…違うのいかりく…」
シンジ「はやく!!支度して!!!」バンッ
綾波「」ビクゥッ
綾波(どうして…私は…本の言うとおりに…しただけ)
綾波(碇君とポカポカしたくて…)ポロポロ
シンジ「可哀想に…あんなメール送ってくるだなんて正気の沙汰じゃないもの、すぐに僕が治してあげるからね綾波…」
綾波「…」ポロポロ
シンジ「はやなみっ!?」
綾波「…」ポロポロ
シンジ「>>22!!」
本当に大丈夫か?
僕も綾波を抱きたかったんだ、抱かせてくれ!
本見せりゃ上手くいくじゃん
問題ない
どうした
抱きたーくて抱きたーくてふるえるー
ニヤリ
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