【安価】綾波「……携帯を、買ってもらった」 (27)



ゲンドウ「それでいいのか」

綾波「……はい」

ゲンドウ「シンジの連絡先は登録済みだ。ちなみに許可はとっていない」

綾波「…」

ゲンドウ「口を効いてくれなくてな」

綾波「……そうですか」

ゲンドウ「…………レイ」

綾波「はい」

ゲンドウ「うまくやれ」

綾波「はい」






綾波「……」

綾波「………メール。……現代における若者のコミュニケーションツール。…フィフスが教えてくれた」

綾波「……この本…」

 【ラブメール★必勝法】

綾波「………」

綾波「フィフスがくれた本…」

綾波「……初めてメールをする時は……」ペラ



>>2 メール内容

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379711517

セクロスしようぜシンジ


アスカ「ちょっとバカシンジ!私のお菓子食べたでしょ!」

シンジ「朝ご飯もう出来るのに食べる訳ないじゃないか…アスカと一緒にしないでよ」

アスカ「ここにないんだからあんたが食べたの!さっさと買ってきなさいよバカシンジ!」

シンジ「自分の胃袋に収納された可能性を考えろよ痴呆ゲルマン」ボソッ

アスカ「何か言った?」

シンジ「別に」




シンジ「ホントにアスカは……。あ、メールだ」パカッ



【セクロスしようぜシンジ】



シンジ「」

シンジ「イタズラ。イタズラだよこんなの。そうに決まってる」

シンジ「…初期設定のアドレスっぽい」

シンジ「……ほっとこう」





一時間後



綾波「……」

綾波「何か…間違っていた?」ペラ

綾波「【カップルの場合】」

綾波「……碇君と私は…まだ…」

綾波「……もう一度」ペラ


>>5 追撃メール

おう、あくしろよ

無視か?
綾波が全裸でシンジの写真にチュッチュしてる写メ添付して



フゥーウ

シンジ「なんだよ、またさっきの奴じゃないか」

シンジ「…ん?」

シンジ「」

アスカ「ちょっと、まだ家にいたのアンタ。早く買いに行きなさいよ」

シンジ「僕ちょっとネルフに用事!!どいてよアスカ!!」ドンッ

アスカ「なっ!なによバカシンジ!」








カタカタカタカタカタカチカチカチカチ

シンジ「……嘘だろ、アイコラじゃない…」

シンジ「ど…どうしよう…」モゾモゾ

シンジ「…………うっ」ドピュ

シンジ「とりあえず誰だか聞こう。これが本物なら綾波じゃなきゃ犯罪だけど。綾波でも大問題だけど」メルメル







綾波「…服…」ブルブル

綾波「…写真にシワはないわね」


シャランラー

綾波「…きた」パァア


【誰ですか】


綾波「…」

綾波「…私」

綾波「何故?」

綾波「……この本、大丈夫なのかしら」ペラペラペラペラペラ

綾波「他に方法はない…本の通りにすれば間違いない筈…。>>7と、送りましょう」ペラ

 

シンジの名を呟きながらオナヌ
その動画を送る


綾波「…オナヌ…?……説明は載ってない」ペラペラ

綾波「…フィフスに電話」

カヲル『ファーストだね?』

綾波「…」

カヲル『どうしたんだい、珍しいね。もしかして本についての質問かな?』

綾波「ええ」

綾波「…オナヌという、単語。…辞書にも本にも載っていなかった」

カヲル『ああ、自慰行為のことだよ。ファーストは自慰をしたことはあるかい?』

綾波「…ないわ」

カヲル『そう。なら、初めてはシンジくんに見せてあげなよ。本にもそう書いてなかったかな』

綾波「…でも…」

カヲル『恥ずかしい…かな』

綾波「…」コク

カヲル『電話越しに頷かれても解らないよファースト』

綾波「…ごめんなさい」

カヲル『まあ、とにかく本の通りに頑張って』プツッ

綾波「…」オロオロ

綾波「…」ヌギヌギ

綾波「自慰行為…フリじゃ、ダメ…よね」

ピロリーン

綾波「…」ポロポロ

綾波「…泣いてちゃ、ダメ」グシグシ

綾波「碇君にもポカポカしてほしいから…」

綾波「…………………送信」


────────────────────────




 ウワァアアアアアアアアアアア!!




リツコ「騒々しいわね…どうしたのシンジくん」バタンッ

シンジ「…リツコさん、世界なんて滅びたらいいと思いませんか」

リツコ「はぁ?」

シンジ「綾波が…綾波が」フゥーウ
シンジ「またメール!次は何だよ!フォルダ分けしなくちゃ畜生!」

リツコ「な、なに?」

シンジ「何でもないですよ!!リツコさんは太鼓でも叩いてて下さい!!」ダッ

リツコ「」

>>10 メール内容

ふみ

私のこと抱いて



綾波「…次の段階のメールを誤爆してしまったわ……」

綾波「…連続でメールを送るのは、あまりよくないと書いてあるのに…」

綾波「…謝らないと」




シンジ「どうしたんだよ綾波…」

シンジ「僕をからかってるのかな…いやでも綾波がこんなこと言うわけないし」

シンジ「……アスカ?」

シンジ「とにかく返信しなきゃ」




綾波「…ご、め、ん、な、さ」

シャランラー

綾波「…メール…」

【誰だか知らないけどさっきから、綾波に酷いことしないでよ】

綾波「心配を…かけてしまった」

綾波「…違うの、碇君…これは私が自分で…」オロオロ

綾波「…こ、こんな時どうすれば…」ペラペラペラペラ


>>13 返信

次はお前の番だ

うっせぇ
ぶち犯すぞ



シンジ「これは…っ」

シンジ「やっぱりアスカだ。きっとさっきのお菓子のこと根に持って…」

シンジ「っと…いけないいけない。アスカじゃないんだから簡単に人を疑っちゃ駄目だよね。流石にそれは無理だろうし」

シンジ「とにかくコイツの正体を突き止めなきゃ…」





シャランラー

綾波「…どういうこと…?」

綾波「さっきから…誰なんだって、メールばかり」

綾波「…この本……」

綾波「…」ペラ…

綾波「…>>16ね。どういう意味なのかは、よく解らないけれど…フィフスを信じる」


 

私は真希波

保険の教科書見ながらしてるだけ、誤解をさせてごめんなさい

んほおおおおおぉ!!んぎもぢいいいいいいいい!!!

>>17
落ち着け。とりあえず酉くらい消そうぜ

>>17
ぎやああああやらかしたああああ!!!




綾波「…これは…保健の教科書じゃ、ないのに…?よくわからない…」

綾波「…でもフィフスは…本の通りに……」

綾波「…」送信





ダダダダダダダダダダダ

ハヤナミィイイイ!!!

綾波「…!?」

綾波「…なに…?」


シンジ「綾波を………」

シンジ「かえせ!!!」ドンドンドンドンドンドン


綾波「」ガタガタガタガタ

シンジ「綾波ィイイイ!!!」

綾波(こわい)

綾波「…あ…あいてるわ、……いえ、あ、あけるわ碇君…」ガチャ

シンジ「はやなみっ!!」バンッ

綾波「…」ビクゥッ

シンジ「どういうことだよこれは!!何かあったの!?精神汚染の可能性がある!!今すぐネルフに行こう!!リツコさんに報告だ!!!」

綾波「…ち、ちが」オロオロ

シンジ「はやく!!」

綾波「…違うのいかりく…」

シンジ「はやく!!支度して!!!」バンッ

綾波「」ビクゥッ

綾波(どうして…私は…本の言うとおりに…しただけ)

綾波(碇君とポカポカしたくて…)ポロポロ

シンジ「可哀想に…あんなメール送ってくるだなんて正気の沙汰じゃないもの、すぐに僕が治してあげるからね綾波…」

綾波「…」ポロポロ

シンジ「はやなみっ!?」

綾波「…」ポロポロ

シンジ「>>22!!」


 

本当に大丈夫か?

僕も綾波を抱きたかったんだ、抱かせてくれ!

本見せりゃ上手くいくじゃん

問題ない

どうした

抱きたーくて抱きたーくてふるえるー

ニヤリ

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