ハルヒ「男子どもがあたしを性的な目で見てくる」(123)

キョン「ほぅ」

ハルヒ「まぁね!あたしは見た目いいからね!仕方ないけど!」

キョン「確かに」

ハルヒ「まぁでもあれね。そんな風に見られても困るんだけどね!」

キョン「そうだな」

ハルヒ「こっちはそんなつもりないから!ないから!」

キョン「そうかい」

ハルヒか。これは楽しみ

キョン「そういやいきなり教室の中で着替えだしたりとかしてたよな」

ハルヒ「あぁ、あの時はね。もうほんっと周りの目なんて気にしてなかったから」

キョン「そうかい」

ハルヒ「今はね、さすがにしないけど」

キョン「助かる」

ハルヒ「駄目よ。エロキョン」

キョン「いきなりなんだ?」

ハルヒ「変なこと想像したでしょう?肖像権の侵害だわ」

キョン「しとらん」

ハルヒ「あたしを脳内に出演させるならあたしの許可を取りなさい」

キョン「させんし、いらん」

ハルヒ「やーね男って!ほんっとサカって!」

キョン「へいへい。すまんな」

ハルヒ「あーやだやだ」

キョン「あーすまんすまん」

ハルヒ「なんか暑くなってきたわ。着替えようかしら」

キョン「そうかい。じゃ、俺は出るから」

ハルヒ「待ちなさい!」

キョン「ん?」

ハルヒ「そこにいなさい!」

キョン「は?」

ハルヒ「あたしは着替える。あんたはそこにいる。OK?」

キョン「見られたいのか?」

ハルヒ「んなワケないでしょう!スケベ!エロキョン!」

キョン「へいへい、すまんすまん。じゃあ後ろ向いてるからさっさと済ませちまってくれ」

 プチ プチ シュルッ

キョン(なんで長門いないんだ?)

 ジーッ パサッ

キョン(朝比奈さんも来ない。古泉も来ないか・・・)

キョン(誰も来ないんならお開きにしてくんねーかな・・・)

キョン「なぁ、もういいか?」

ハルヒ「いいわ」

キョン「っておい!よくねーじゃねーか!!」

ハルヒ「ふふん」

キョン「ちっ。何がしたいんだお前は・・・」

ハルヒ「・・・」

キョン「なぁ、俺出てるからさ。終わったら呼んでくれよ」

ハルヒ「・・・なんでよ」

キョン「はぁ?」

ハルヒ「なんであんたはそんなしれーっとしてんのよ・・・」

キョン「なんだ?意味がよく・・・」

ハルヒ「あたしが!すぐ後ろで!着替えてんのに!」

ハルヒ「なんでそんな平常心なのよっ!!」

キョン「え?だってお前の突拍子のない行動なんていつものことで・・・」

ハルヒ「このあたしが!うら若き女子高生が!すぐ後ろで!ナマ着替え!」

キョン「お、おぅ」

ハルヒ「半裸で!下着姿でいるのに!覗こうともせず!やきもきもそわそわもせず!」

キョン「お、おぅ」

ハルヒ「挙句見たら見たで!舌打ちってどういうことよっ!!」

キョン「お、おぅ」

キョン「だがよハルヒ、落ち着いて聞いてくれ」

ハルヒ「なによ」

キョン「俺がだ、仮にもしもだ。その、そわそわして、なんとか覗こうとしてだ」

ハルヒ「えぇ」

キョン「で、実際覗いてだ、それがお前にバレたとしてだ」

ハルヒ「続けて」

キョン「お前はどんなリアクションを取る?」

ハルヒ「見てんじゃないわよ!このエロキョン!ほんっと普通のことしか出来ないつまらない男ね!あんたはっ!!」

キョン「ってなるだろ?」

ハルヒ「そうね」

キョン「じゃあ俺のした行動は、お前が本来嫌う普通の行動じゃなかったはずだ」

ハルヒ「はっ!」

キョン「ふぅ、納得してくれたか」

ハルヒ「するかっ!」

キョン「何故だ。普通が服を着て歩いている、キング・オブ・平凡のこの俺にどうしろというのだ」

ハルヒ「見なさいよっ!」

キョン「だからそれはお前が嫌う・・・」

ハルヒ「覗きなさいよっ!」

キョン「聞けよ」

ハルヒ「他の有象無象どもと同じ反応してみなさいよっ!」

キョン「したらしたで怒るんだろうが。あといい加減服を着てくれ」

ハルヒ「ほら、着替えたわよ。もういいわよ」

キョン「本当だろうな。また嘘ついたら怒るぞ」

ハルヒ「本当よ」

キョン「・・・おぉ、確かに。やれやれ、一体何がしたかったんだか」

ハルヒ(こいつってば普段はつまんない男のくせして変なところで異端よね・・・)

キョン「茶でも淹れるか。ハルヒも飲むか?」

ハルヒ「ねぇキョン」

キョン「んー?リクエストにゃ応えんぞ。朝比奈さんじゃないんだからな」

ハルヒ「あんたって枯れてんの?」

キョン「何がだ?」

ハルヒ「性欲」

キョン「いや?むしろ持て余してるが?」

ハルヒ「他の男どもは分かりやすいわ。体育の時とか」

キョン「そうなのか?えーっと茶葉は・・・」

ハルヒ「あたしの胸、あたしのお尻、足、おヘソ」

キョン「なんだ、湯沸いてないのか」

ハルヒ「目の動きがね、隠そうともしない奴、隠してるつもりの奴、全部、全員」

キョン「そうかい。まぁ男ってのはバカだからな。許してやってくれ」

ハルヒ「でもあんたにはそういうのがないわ」

キョン「そうか?いや結構気ぃ使ってるつもりだぞ。お前時々すっごい際どい格好するからな」

ハルヒ「もしもよ?さっき後ろで着替えてたのが・・・みくるちゃんだったら?」

キョン「・・・仮定の話に意味はないさ」

ハルヒ「あからさまに動揺したわね」

キョン「何を根拠に・・・」

ハルヒ「なによ?みくるちゃんならいいの?」

キョン「朝比奈さんはあんなはしたないことはせん」

ハルヒ「有希は?」

キョン「長門もしない。あんなことするのはお前くらいだ」

ハルヒ「古泉くん」

キョン「怒るぞ」

ハルヒ「ならあの反応はどういうことよっ!?舌打ち?舌打ちって!」

キョン(なんだ今日のハルヒは。めんどくせーな)

キョン「いや、見慣れてるからな。お前のは」

ハルヒ「はぁぁああ!?いつ?いつ見たってのよ!このエロキョン!!」

キョン「この団を作ってすぐに、俺の目の前で朝比奈さんを剥いてバニー姿になったのを忘れたのか?」

ハルヒ「いつの話よ!ずっと前じゃない!」

キョン「あの時お前らが置いてった服を片付けたの、俺だぞ」

ハルヒ「なっ!?」

キョン「下着まで脱ぎ散らかしていきやがって。俺がどんな思いであれを片付けたか・・・」

ハルヒ「有希もいたでしょう!?有希にやらせなさいよ!」

キョン「その長門は置物のように椅子から動かず、ただ床を指差してただけだ」

キョン「俺の前でいきなり着替え出したのは何回だ?その度に俺は慌てて外に出ていったんだ」

キョン「嫌でも慣れるさ」

ハルヒ「なんて・・・なんてこと・・・」

キョン「やれやれ・・・。それにな、ハルヒ」

ハルヒ「なによ」

キョン「お前は男心を全く理解しちゃいない」

ハルヒ「なんですって!?」

キョン「あんな堂々と下着姿で立たれて驚きこそすれ、ドキドキそわそわなんぞするもんか」

ハルヒ「くっ・・・、言わせておけば・・・!」

キョン「おまけにあの表情。さぁ、どんな反応をするの?これは試験よバカキョン!ってあの顔」

キョン「・・・はぁ」

ハルヒ「ため息禁止!!」

ハルヒ「これは屈辱だわ」

キョン「そうかい、すまんな」

ハルヒ「キョンごときに・・・このあたしが・・・」

キョン「で、もう今日は終わりでいいか?」

ハルヒ「この・・・インポテンツが・・・」

キョン「下品だぞ」

ハルヒ「不能者か!」

キョン「言葉に気をつけろ!俺はいたって正常だ!」

ハルヒ「キョン!これならどう?」

キョン「座ったまま片膝立てて、下着はギリギリ見えないポーズか」

キョン「見事だ、感動的と言わざるを得ないな」

ハルヒ(勝ったっ!涼宮ハルヒの憂鬱っ!完っっ!!)

キョン「だが無意味だ」

ハルヒ「なんっ・・・ですって・・・?」

ハルヒ「やっぱりあんた不能者よ!インポ野郎だわ!」

キョン「言葉に気をつけろと言った」

ハルヒ「そういえば・・・あんたの部屋!エロ本が一冊もなかった!」

キョン「妹がしょっちゅう家探しすんのに!俺が隠すのにどれだけ気を使っているのか分かるかっ!!」

キョン「デスノの主人公並に工夫してんだよっ!こっちはっ!!」

ハルヒ「DVDもなかったわ!」

キョン「いつ探したんだ!あれか!夏休みの時か!」

ハルヒ「決定しました。キョンは不能者です。可哀相に、まだ若いのに」

キョン「おいやめろ。お前がそう思ったら本当になる」

ハルヒ「じゃあ今すぐおっ立ててみなさいよ!ここで!今!すぐ!!」

キョン「アホか!出来るかっ!!」

ハルヒ「でも大丈夫よキョン。たとえ不能であっても、不思議さえ見つけてくれればここにいてもいいわ」

キョン「そうかい。団長さまのありがたいお言葉は心に沁みるね。で、帰っていいのか?悪いのか?」

ハルヒ(ぐぎぎ・・・、なんでこんなに悔しいのよ・・・!こうなったら絶対に・・・)

キョン(あぁ、ありゃ絶対ろくでもないこと考えてる顔だ)

ハルヒ(そうだ!足を組み替えて・・・)

キョン(ん?メールだ)

ハルヒ「見なさいよ!」

キョン「ん?あぁ、すまん」

ハルヒ「ケータイじゃなくて!あたしを見なさいよ!」

キョン「見てほしいのか?」

ハルヒ「はぁ?エロい目で見てんじゃないわよ!このスケベキョン!!」

キョン「・・・ちっ」

ハルヒ(あっ、この感じどこかで・・・。そうだ、鶴屋さん家でみくるちゃんに悪ふざけした時の・・・)

キョン「・・・」

ハルヒ「・・・」

キョン「・・・」 ガタッ

ハルヒ「・・・っ!」

キョン「よし、お前の企みに付き合ってやる。そっちの方が結果早く帰れそうだからな」

キョン「その前にまず、お前がちっっっっっとも理解してない男心について説明してやろう」

キョン「いいかハルヒ。男ってのは単純なようで複雑だ。複雑なようで、やっぱり単純だ」

キョン「バカなようですっごく考えてたりする。でも何も考えてないのに等しかったりする」

ハルヒ「下手の考え、休むに似たりってね」

キョン「そうだな」

ハルヒ「結局バカなんじゃない」

キョン「そうだな」

キョン「結局男ってのはみんなバカだ。だからこんなのに時間を費やすなんて、やっぱりバカのすることだ」

キョン「分かったかハルヒ。よし、じゃあこれでもう今日は解散だな」

ハルヒ「うん。・・・ん?」

キョン「ハルヒが納得してくれたようでよかった。じゃ、俺はこれで」

ハルヒ「待ちなさい!何も解決してないわ!!」

キョン「ちっ」

ハルヒ「証明できないってんならこれからあんたはずっとインポ野郎よ!インポテンツ・キョンって呼ぶわ!」

キョン「長いな」

ハルヒ「じゃあ略してポテキョンよ!」

キョン「響きはなんか可愛くなったな」

ハルヒ「キョンは不能、キョンは不能、キョンは何見ても反応しない不能・・・」

キョン「おいやめろ」

ハルヒ「はっ!」

ハルヒ(その時あたしに電流奔る!女に反応しないってことは・・・キョンは・・・!)

キョン「よし、なに考えてるのか分かるぞ。すごく分かる」

ハルヒ「そういえば古泉くんと・・・」

キョン「あいつな、舞台の時とか俺に近すぎなんだよ。なんだよあの台本。断れよあいつも」

キョン「いいかハルヒ。俺はいたって正常だ。普通に、女が好きだ」

キョン「別にお前にドキドキしないわけじゃないんだぞ?ただお前といると、驚くことの方が多いってだけだ」

ハルヒ「ふ、ふーん。そうなんだ」

ハルヒ「まぁあんたあれだもんね。みくるちゃん見て鼻の下伸ばしてるもんね」

キョン「そうか?うーん、それはいかんな。朝比奈さんを不快にさせてしまう」

ハルヒ「あの子、あたしが見つけてきただけあって逸材だからね」

キョン「遠くから見てるだけのお仕事だったのに、直接関わらなきゃならなくなった朝比奈さんの胸中たるや」

ハルヒ「ん?」

キョン「なんでもない」

ハルヒ「あー、でもほんとあっつい・・・」

キョン「それだ!」

ハルヒ「な、なによ急に」

キョン「今、髪をたくし上げただろう?」

ハルヒ「う、うん」

キョン「そういうな、何気ない仕草なんだよ。そういうのにドキッ!とするもんなんだ」

ハルヒ「ふーん」

キョン「あと一瞬ポニーテールっぽくなったのもよかった」

ハルヒ「あぁ、そういやあんたポニテフェチだもんね」

キョン「そうだ。ポニーテールにしてくれ。そうしたらドキドキすると思う」

ハルヒ「・・・あんたのそのポニーテールにかける情熱なんなのよ」

ハルヒ「・・・これでいい?短いから、ちょっと変・・・に」

キョン「・・・」

ハルヒ(これよ、この目だわ。このギラギラした目つき)

ハルヒ(男子どもがあたしに向ける視線、これだわ)

キョン「いいぞ・・・、いい。似合ってるぞハルヒ」

ハルヒ(い、今なら・・・) スッ

キョン「ほう、さっきのポーズを合わせてきたか」

キョン「膝に顎を乗せるんだ。ちょこんとな。そうだ」

キョン「で、こっちを見てくれ。そうだ」

ハルヒ(この目、なにかに・・・。そうだ、シャミセンが獲物を捕る時の・・・)

キョン「これで分かってくれたか?俺は正常で、不能じゃない」

ハルヒ(静かなもんじゃない) チラッ

キョン「どこを見てるんだ」

ハルヒ「まだ足りないのね・・・」

キョン「もう何を目的としてたんだか思い出せんな・・・」

ハルヒ「フェチ・・・フェチズム・・・」

キョン「満足したか?もういいか?」

ハルヒ「匂い・・・。ねぇキョン、匂いは?」

キョン「あぁ?なんだ藪から棒に」

ハルヒ「あんた匂いフェチとかない?」

キョン「匂い?・・・匂いか」

ハルヒ「あら?当たりかしら」

キョン「いや、だが・・・重要なファクターだ」

ハルヒ「聞くわ」

キョン「なぁハルヒ。風邪を引いて、鼻が詰まってる時に食うメシって旨くないよな?」

ハルヒ「そうね」

キョン「あれな、匂いが分からないことが原因のひとつだと思うんだよ」

ハルヒ「そうかもね」

キョン「美味しそうな匂いで釣られてついつい・・・ってこと、あるだろ?」

ハルヒ「お祭りの屋台」

キョン「海に行った時に食ったイカ焼きとか」

ハルヒ「分かる話だわ」

キョン「ソースの匂い」

ハルヒ「焼き鳥とかウナギの、タレの匂い」

キョン「重要だろ?」

ハルヒ「そうね」

ワイは見てるからな!あと嫉妬ハルヒみたいです!!!

キョン「女の子とな、すれ違った時にな」

ハルヒ「えぇ」

キョン「ふわっとな、シャンプーだか、香水だかのな」

ハルヒ「えぇ」

キョン「・・・うん。匂いか。重要だな」

ハルヒ「・・・嗅いでみる?」

キョン「あ?」

ハルヒ「匂い」

キョン「なんのだ」

ハルヒ「あたしの」

ハルヒ(おっ!今日初めての反応だわ!)

キョン「・・・」

ハルヒ(ってこんなこと言っといてなんだけど、あたし今日大丈夫よね?体育はなかったし)

ハルヒ(あ、でも今ちょっと暑いから・・・)

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「なによ?」

キョン「どこのだ?」

ハルヒ「なにがよ」

キョン「どこの匂いだと聞いている」

ハルヒ「どこの?」

キョン「髪か?」

ハルヒ「あぁ、そういう」

キョン「首筋か?」

キョン「それとも」

キョン「両方か」

お、久しぶりにこういうのか 期待

ハルヒ「髪、なら・・・まぁ」

キョン「そうか」

ハルヒ「なによ、不満?」

キョン「まさか」

ハルヒ「でもなんで首筋?」

キョン「匂いが強そうだからだ」

ハルヒ「すっごい変態くさい発言だわ」

キョン「始めたのはお前だ」

キョン「匂いってのは、秘められた部分の方が強いもんだ」

ハルヒ「そうかしら」

キョン「腋。足。あとは・・・」

ハルヒ「あんた今すっごい変態なこと言ってるわよ。ヒくわ、正直」

キョン「始めたのは、お前だ」

ハルヒ「か、髪と首筋だけ!あとは駄目!」

キョン「そうか」 ガタッ

ハルヒ「ちょ、ちょっと!近い近い近い!!」

キョン「近づかなきゃ分からん」

ハルヒ「まず遠くから!それから段々と・・・ってパ、パーソナルスペースをっ!」

キョン「やっぱり分からん。どれ」

ハルヒ「ちょ、ちょ、ま」

キョン「動くな。匂いが薄れる」

ハルヒ(怖い恐いコワイ!なにこのキョン!なに?あたし何のスイッチ押したの!?)

キョン「ふむ・・・。ふん・・・」

キョン「・・・うむ。・・・ほう」

ハルヒ(あ、キョンの匂いもする・・・)

ハルヒ(キョンの家って確かこんな匂いしてたな・・・)

キョン「よし、ハルヒ、いくぞ?」

ハルヒ「う、うん」

ハルヒ(・・・あたし、なんで今こんな恥ずかしい格好してんの・・・?)

ハルヒ(・・・なんで、キョンの前でこんな・・・)

ハルヒ(今日ってどんなパンツはいてたっけ?か、可愛い奴だっけ?)

ハルヒ(違う、そうじゃなくて・・・)

ハルヒ(なんでキョンがあたしの股間に顔突っ込もうとしてんのっ!?)

ハルヒ(なんでこうなったっけ?なんでだっけ?)

キョン「ウン、イイニオイダッタ」

ハルヒ「ナニヨ、ゼンゼンジャナイ」 チラリチラリ

キョン「イイニオイダッタケド、コンナモンダロ」

ハルヒ「コンナモンデスッテ!?アタシガ!?」

キョン「ハルヒジャムリナノカモシレンナ」

ハルヒ「ムカッ!ダ、ダッタラコンドハ」

キョン「モット」

キョン「モットニオイノツヨイトコロナラバ」

キョン「アルイハ」

キョン「ワキ」

ハルヒ「ゼッタイイヤ!」

キョン「ジャア、アシ」

ハルヒ「クツデモカイデロ!」

キョン「ウン、イイニオイ」

キョン「デモ」

キョン「タリナイ」

ハルヒ「オテアゲダワ!アンタヤッパリインポヤロウヨ!」

キョン「ハルヒジャムリダッテコトデ」

ハルヒ「ナンデスッテ!!ダッタラ!!」

ハルヒ(あああぁぁあぁあああぁぁああたしのバカバカバカバカバカぁぁぁぁあああああ!!)

キョン「ハルヒ、もっと足拡げてくれないと」

ハルヒ「う、うん」

ハルヒ(そうじゃなくて!)

ハルヒ(今なら引き返せる!まだパンツ見られただけだし!どってことないし!)

ハルヒ(このポーズは恥ずかしいけど!これから先に行われるであろうことを考えたらずっと)

ハルヒ「こ、これでいい?」

キョン「おう」

ハルヒ(違うって!!)

いいねいいね 昔に戻ったようなネタだ

なんや!?ガラケーだからか全部カタカナになったぞ!?

キョン「よいしょっと」 スッ

ハルヒ「さ、触るのは駄目!匂いだけ!」

キョン「あ?そうじゃない。椅子を押さえようとしただけだ」

ハルヒ「椅子?」

キョン「じゃ、いくぞ」 ガシッ

ハルヒ「う、うん」

ハルヒ(だから違うってえええええ!!)

休憩所に誤爆ってんじゃねーよww

>>35
大丈夫
正常

>>37
やめてくれぇ
ようやく落ち着き始めたんだぁああああ
恥ずかしすぎる

いいからとっとと書け太郎

ハルヒ(あっ)

ハルヒ(鼻・・・当たってるってば・・・)

ハルヒ(くすぐった・・・)

ハルヒ(鼻息熱いっつの!どんだけ興奮してんのよ!)

ハルヒ(興奮?そうよ!興奮よ!ほーら!あたしで興奮してんじゃない!やっぱりあたしの勝ち・・・)

ハルヒ(勝ち・・・?勝ちってなに・・・?そもそも勝負なんてしてなくて・・・)

ハルヒ(・・・ちょっと、いつまで嗅いでんのよ。もういいでしょ?)

ハルヒ(じゃないと・・・あたし・・・なんか変な気分に・・・)

ハルヒ「ね、ねぇ・・・」

キョン「ん?なんだ?」

ハルヒ「もういいでしょ・・・?」

キョン「あぁ、いい匂いだぞ。女の子の匂いってのはこういうのを言うんだろうな」

ハルヒ「そ、そんなこと聞いてない!」

キョン「そうか?」 スッ

ハルヒ(す、すっごい・・・。制服の上からでも・・・分かる)

キョン「証明出来たか?」

ハルヒ「うん・・・。あ、あぁあああたしの勝ちね!!」

キョン「そんな勝負だったか?まぁいい。ハルヒの勝ちだ」

ハルヒ「あはっ、あはははっ!バ、バカキョン!エロキョン!こんなにして、ほんと・・・」

ハルヒ「ケダモノ・・・みたいに・・・」

キョン「・・・ハルヒ」

ハルヒ「・・・っ」ビクッ




キョン「この先に、進んでみないか?」

ハルヒ「・・・先?」

キョン「そうだ」

ハルヒ「この・・・先って・・・」

キョン「決めるのはお前だ」

ハルヒ「冗談でしょ・・・?」

キョン「・・・そうか。そうだな。冗談だ」

ハルヒ(・・・なによ、その顔)

ハルヒ(なんだ、怖いのかって顔・・・)

ハルヒ(怖い?あたしが?怖がってる?)

ハルヒ「だ、だって・・・!」

キョン「だって?」

ハルヒ「・・・誰か・・・来るかも・・・」

キョン「誰が?」

わっふるわっふる

俺「」ガタッ

ハルヒ「・・・みんなが、だ、誰かが・・・」

キョン「俺たちが部室に入ってどれくらい経った?もう一時間は経ってる」

キョン「誰も来やしない。もう、誰も」

ハルヒ「も、もしかしたら、みくるちゃんが来るかもしれない」

ハルヒ「鶴屋さんに用事を頼まれてて、それがようやく終わって、慌ててこっちに向かってるかもしれない」

ハルヒ「有希が来るかもしれない。コンピ研に行ってて、もうこっちに向かってるかもしれない」

ハルヒ「古泉くんが来るかもしれない。クラスメイトに・・・」

キョン「ハルヒ」

キョン「今日はもう、誰も来ない」

キョン「俺がケータイ見てたの覚えてるか?これだ」

ハルヒ「三人からの・・・メール・・・。今日は、行けないって・・・」

キョン「お前のケータイにメールしたが、返事がなかったので俺に来た」

キョン「もう、誰も来ないんだよ。ハルヒ」

ハルヒ「鶴屋さんが来るかも・・・。コンピ研の部長が、またリベンジだって来るかも・・・」

キョン「・・・そうか」

ハルヒ(またその顔・・・!なんだ、結局お前も普通の女なんだなって顔・・・!)

キョン「じゃあ今日はもうお開きだ。ここであったことは忘れる。誰にも話さないさ」

キョン「ハルヒも、それでいいな?」

ハルヒ「あた・・・し、は・・・」

キョン「俺は先に行く。一人で先に行く」

ハルヒ「えっ?」

キョン「お前はそこにいるといい。俺は行く」

ハルヒ「何を、言って」

キョン「お前はそこで、乾いてゆけ」

ハルヒ(濡れたパンツも乾いたわ!!)

ハルヒ「10分!」

キョン「ん?」

ハルヒ「あと、10分経って、それで、誰も、来なかった、ら・・・」

ハルヒ「そしたら・・・」

キョン「そしたら?」

ハルヒ「一緒に行ってやっても、いい、わ・・・」

キョン「そうかい」

【アスキーアート】

               /|:::::::::::::::::::::ヽ.:.:.:.:、:.:.:.:、:.:.:.、.:.、.:.:.:.:.:.::`゛>
           /{::|:\:::::::\.:.:.:\.:.:.ヽ::.::.ヽ:.:.ヽ::::::::::.:.`゛ー- ..,__
: 何 :    /:|::',: ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´   : : :
: が :   //: /:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\    : : :
: 何 :  /!::|::l:::: /|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄   : : :

: だ :   |/l::|::|::|: ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\.   : : :
: か :   |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,?\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄   : : :
:    :   }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、   : : :
: わ :.   |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::\
  か     / ',|::|:::|   /   `゛       |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`
  ら      l::!::::ト、  '、 _         ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
  な     r'"´||',::::',                 |:::::/l:::::|\:::ト、ヾ | |     / / \
  い   /   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ:::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、
       ,'    |  '、:, \ --       ,. '´ |;'  l ヾ、.   //     / |    l: l
      |   |!  ヽ;  ヽ       /.:    i!  /   ゛// |l      / |      | |

唐突なうしとらネタで草不可避

キョン「10分だ」

ハルヒ「はや、早くない?10分経った?」

キョン「経ったが?」

ハルヒ「あ、あんた早すぎじゃない?なに?焦ってるわけ?」

キョン「じゃああと何分あるんだ?ハルヒの体感でいい」

ハルヒ「あ、あと、2分はあるんじゃないかしら」

キョン「2分だな?」 カチッカチッ

キョン「ケータイのストップウォッチ機能を使う。2分だ」

ハルヒ「うん・・・」

キョン「ロスタイムみたいなもんだな」

ハルヒ「うん・・・」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「なに?」

キョン「無理しなくていいんだぞ?」

ハルヒ「え?」

キョン「俺は無理強いはしない。絶対にしたくない。お互い合意の上で、納得した上で」

キョン「一緒に先に進みたい」

ハルヒ「・・・うん」

キョン「ここでお前が降りたとしても、俺はお前に失望しない。約束する」

キョン「そして二度とこの話もしない。誓ってもいい」

キョン「宇宙人と、未来人と、超能力者と、異世界人にな」

ハルヒ「・・・うん」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「なに?」

キョン「時間だ」 

 ピピピッ ピピピッ ピピピッ

キョン「これが最後だ。ここが最後だ」

キョン「POINT OF NO RETURN<<帰還不能点>>」

キョン「決めろ」

キョン「ここに残るか。俺と一緒に先に進むか」

ハルヒ「あ、あんたに、そんな決定権が・・・!」

キョン「ない。自分の心で決めるんだ」

ハルヒ「・・・あたしを」

キョン「ん?」

ハルヒ「あたしをなめんな!ヒラ団員の雑用!!あたしは言ったわ!10分経ったら進む!何も変わらない!!」

キョン「く、ははは・・・。そうだ。それが最後のいちじくの葉だ」

キョン「なんとも素晴らしい。股ぐらがいきり立つ!」

ハルヒ(10分(本当は15分以上)経ってるのに本当にそのままだし)

ハルヒ(ってか今までのやり取りももうなんか全部おかしいし)

キョン「本当のことを言うとだな」

ハルヒ「なによ?」

キョン「俺はお前の、髪の匂いを嗅ぐだけでな、こうなる」

ハルヒ「はぁ?あんたそれじゃ我慢してたってわけ?」

キョン「必死にな。抑えつけてたのさ」

ハルヒ「なんでまた」

キョン「なんでだろうな。俺にも分からん」

ハルヒ「バカじゃないの?」

キョン「言ったろ?男はみんなバカなのさ」

ハルヒ(こんな奴にあたしの初めてあげるの?あれ?なんか急に後悔してき・・・)

キョン「それじゃ、いくぞ。続きだ」

ハルヒ「ちょ、ちょっと待っ」

ハルヒ(またこの格好・・・)

キョン「うん、いいぞハルヒ。やっぱりすごくいい匂いがする」

ハルヒ「あっそ」

キョン「ハルヒはいい匂いがするな。全部いい匂いなのかな」

ハルヒ「はいはい」

キョン「確かめるか」

ハルヒ「はいは・・・は?」

キョン「脱いでくれ」

ハルヒ「ど、どっちを?」

キョン「普通なのは嫌だろう?」

ハルヒ「お、王道は好きなのよ?」

キョン「じゃあ上からだ。胸からいこう」

ハルヒ「・・・脱いだわよ。ブラは」

キョン「そのままでいい。立ってくれ」

ハルヒ「注文の多い・・・」

キョン「後ろから失礼するぞ」

ハルヒ「ちょっ!いきなり?」

キョン「失礼と言った」

ハルヒ「んっ!」

キョン「・・・」

ハルヒ「優しく・・・」

キョン「あぁ」

ハルヒ(学校で・・・神聖なSOS団の部室で・・・キョンに胸揉まれてる・・・)

ハルヒ(これもう全部夢なんじゃ・・・)

ハルヒ「痛っ!痛い!そこもっと優しくっ・・・」

キョン「すまん」

ハルヒ(ほっ・・・、そうそう。それで・・・んっ・・・いい、のよ・・・)

ハルヒ(硬いの当たってるし・・・)

ハルヒ(当ててんのよ、なんちて) プッ

キョン「ん?」

ハルヒ「なんでもない!」

.....ふう

ハルヒ(あっ・・・、首にキスされてる・・・)

ハルヒ(ってかこいつなんかうまくない?なに?もしかして初めてじゃないとか?)

ハルヒ「あんまり強く・・・しないでよ?痕ついちゃうから」

キョン「そうだったな。すまん、つい」

ハルヒ(つい?つい、なに?)

ハルヒ(ひっ!なに?背中?背中にキスされてんの?)

ハルヒ(えっ?うそっ?なん・・・で・・・、気持ちいい・・・)

ハルヒ(キョンの奴、今跪いてキスしてんの?ちょっと気分いいかも・・・)

ハルヒ(あ、終わっちゃった・・・)

.....ふう

ハルヒ(あぁ違う違う、そうじゃない。ブラ外すにはクッとやってスッと・・・)

ハルヒ(やっぱこいつ初めてなのね・・・)

ハルヒ(取られちゃった・・・)

キョン「こっち向いてくれ」

ハルヒ「ん?あっ」

キョン「腕、どけてくれないか?」

ハルヒ「・・・やだ」

キョン「ハルヒの綺麗なとこ、全部見たいんだよ」

ハルヒ「そんなこと言って、ただのスケベ心のくせに」

キョン「否定はせん」

ハルヒ「こ、これで、いい?」

キョン「あぁ」

ハルヒ(あっ、腰に・・・手、回されて・・・)

ハルヒ(これはキスのパターンだわ・・・)

ハルヒ(初めて、キョンと・・・)

ハルヒ(初めてだっけ?あれ?前にも・・・)

ハルヒ「んむっ」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「なに?」

キョン「薄目開けてこっち見るの、やめてくれないか?」

ハルヒ「え、だってキスしてる時ってどんな表情なのか気になるんだもん」

キョン「目つぶってた方がいい。俺もそうするからさ」

ハルヒ「そうね、んっ・・・」

ハルヒ(でもやっぱり気になる)

ハルヒ(あ、ほんとに目ぇつぶってる)

ハルヒ(まつ毛ながっ!こいつこんなにまつ毛長かったっけ?)

ハルヒ(あの時はいきなりだったから・・・。あの時?)

キョン「ガン見してんじゃねぇよ・・・」

ハルヒ(下唇だけ挟んだり上唇だけ挟んだり・・・)

ハルヒ(よく分かんないけど、手慣れてない?なんで?)

ハルヒ(舌!舌入ってきた!)

ハルヒ(なに?どうすればいいの?)

ハルヒ(はぁあああぁぁ歯茎舐めるなああぁぁああぁ)

ハルヒ(このやろ!お返ししてやる!!)

キョン「うぶぶっ!苦しっ!」

ハルヒ「あ、ごめん」

ハルヒ(なに?舌絡めればいいの?こう?)

ハルヒ(はわあああああやめろおおおお舌だけ吸うなああああああ)

ハルヒ(こいつムカつく!なんでこんな手慣れてんのよ!)

ハルヒ(このやろ!このやろ!お返しよ!!)

ハルヒ「ぷはっ」

ハルヒ「涎まみれ・・・」

キョン「・・・だな」

ハルヒ「はぁっ、だ、だから首は駄目だって・・・!」

ハルヒ「耳も駄目えええええ!!」

キョン「じゃあどこならいいんだ・・・」

ハルヒ(夢中になっておっぱい吸っちゃって、赤ちゃんみたい)

ハルヒ(んっ・・・、ゾクゾクするっていうか・・・これ・・・)

キョン「ハルヒって胸大きいよな」

ハルヒ「・・・まぁね」

キョン「いつも隣に朝比奈さんがいるからか、あまり目立っとらんが」

ハルヒ「みくるちゃんと比べないでよ」

キョン「・・・そうだな、すまん。そんなつもりじゃなかった」

ハルヒ「べ、別にあたしもそんなつもりで・・・んあっ!!」

ハルヒ「も、もう駄目!おっぱい禁止!!」

キョン「胸も駄目なのか・・・」

キョン「ふむ、ハルヒにばかり恥ずかしい思いをさせちゃあフェアじゃないな」

ハルヒ「はぁ、はぁ・・・、え?」

キョン「見てみるか?」

ハルヒ「な、なにを・・・?」

キョン「俺のを」

ハルヒ「な、ナニを・・・?」

キョン「ちょいちょい下品だぞ」

ハルヒ(こ、これが・・・キョンの・・・。グロいっていうかキモいっていうか・・・)

キョン「男の最も弱い部分だ。優しく扱ってやってくれ」

ハルヒ「なんでそんな他人ごと?」

キョン「・・・意思疎通は出来ても、制御は難しい。他人ごとみたいにもなる」

ハルヒ(そーっと、そーっと) オソルオソル

ハルヒ(熱っ!硬っ!)

ハルヒ(なにこれ!なにこれ!不思議!)

ハルヒ(キョンの男根・・・、キョコン) プッ

キョン「おい笑うな。泣くぞ」

ハルヒ(変なの!こんなのが付いてるなんて変なの!) ナデクリナデクリ

ハルヒ(こんな身近な所に不思議が・・・って身近でもないか) コネコネ

ハルヒ(なんかヌルヌルしたのが・・・、なんだっけこれ。わ、手についちゃった)

キョン「男も気持ちよければ濡れるんだ」

ハルヒ「気持ちいいの?あたし触ってるだけなんだけど」

キョン「手で優しく包むように握って、上下に動かしてみてくれ」

ハルヒ「こう?」

キョン「あぁそうだ。うん、気持ちいいんだ」

ハルヒ「ふぅん。変なの」

ハルヒ(でもキョンの表情が・・・、苦しそうっていうか、気持よさそうっていうか)

ハルヒ(面白いかも)

キョン「ハ、ハルヒ!ちょっと待ってくれ!」

ハルヒ「なに?」 ヌルッ ヌルッ

キョン「このままだと出ちまうから、いったんストップ!」

ハルヒ「出る?出るって・・・」 ニュル ニュル

ハルヒ「だ、駄目よ!髪とかスカートとかにかかっちゃうから絶対駄目!!」 ニュル ニュル

キョン「だからいったんストップとっ・・・!!」

ハルヒ「我慢しなさい!団長命令!!」

キョン「無茶言うな!!こうなったら俺の言うことなぞ聞かんのだっ!こいつはっ!」

ハルヒ(出るって、射精ってことでしょ!?ど、どうしたら・・・) スピードアップ

キョン「だから手を止めればいいだけの話で・・・あぁ、くそっ、もう・・・」

ハルヒ(そうだ!こうすれば) パクッ

キョン「最終防衛ライン、突破されます!!」

ハルヒ「・・・」

キョン「・・・」

ハルヒ「んーーーっ!んーーーっ!」 ジタバタ

キョン「ティッシュ!ティッシュはなかったっけか!?」

キョン「ほらハルヒ!これにペッしなさい!ペッ!」

ハルヒ「んーーーっ!おぇっ!ペッ!ペッ!」

キョン「はぁ、何とか間に合ったか・・・。いや、間に合わなかったのか・・・」

ハルヒ「なにこれ!?すっごい不味い!!」

キョン「美味いわけないだろ・・・」

ハルヒ「あー、口ん中気持ち悪いーー!!」

キョン「はぁ・・・」

キョン「ふぅ・・・」

ハルヒ「あー、なんかネバネバするぅー」

キョン(・・・ん?)

ハルヒ「うがいしたいけど外出るの嫌だし・・・」

キョン(あれ・・・?)

ハルヒ「お茶飲んで誤魔化すしかないかしら・・・」

キョン(どういうことだ・・・?)

ハルヒ「なんであの時咥えたのか・・・」

キョン(なんで俺は息子を丸出しにして・・・)

ハルヒ「でもあぁしないと髪にかかっちゃうし」

キョン(なんでハルヒは上半身裸で・・・)

ハルヒ「ちょっと聞いてんの?キョン!」

キョン(そのハルヒに手コキされて、ハルヒの口の中で果ててんだ俺は・・・?)

ハルヒ「ねぇったら!」

キョン「お、おう!」

キョン(くそっ!まるで状況が掴めん・・・!どういうことだ・・・)

キョン(敵の・・・、天蓋領域の仕業かっ・・・!)

周防『――違う』

キョン(でなければ情報統合思念体っ・・・!)

長門『無実。濡れ衣』

キョン(はっ!まさか機関の・・・!)

古泉『おやおや、人聞きの悪い』

キョン(これも既定事項だというのかっ・・・!)

みくる『どうでしょう?分かりません』

ハルヒ「なにそわそわしてんのよ!」

キョン「ん?あぁすまん。どうした?ハルヒ」

ハルヒ「なに?急に優しい声になっちゃって、気持ち悪い」

キョン(訳が分からん!分かる奴がいたら今すぐ俺に説明しろ!!)

朝倉『してもいいんだけどねぇ』

喜緑『信じてくれるかどうか・・・』

ハルヒ「で、どうすんの?」

キョン「な、何がだ?」

ハルヒ「続き」

キョン「つ、続き・・・?」

ハルヒ「何それ!?ちっちゃくなっちゃって!あははっ、変なのー!」 プフー

キョン「う、うるさいっ!一度出しちまえば皆こうなるんだよっ!」

ハルヒ「ふぅん。じゃあ続きは無理、か」

キョン「・・・」

ハルヒ「そっか・・・」

キョン「・・・」

ハルヒ「わっ、何よ急に抱きしめちゃって。ってかフニフニしたものが当たってるんだけど!」

キョン「無理じゃない」

ハルヒ「・・・そ、そのようね」

キョン「言ったろ?俺はお前の髪の匂いを嗅ぐだけで、こうなれる」

ハルヒ「そのようね・・・」

キョン「続きをするのはいいが、別に最後までしてしまっても構わんのだろう?」

ハルヒ「えぇ。遠慮はいらないわ」

ハルヒ(また変なスイッチ押したのね、あたし)

今日はここまで
続きは今度

期待してる人がいたら申し訳ないけど
普通のエロSSで国木田は出ないのでごめんね

期待してる

え?終わったの?乙

キョン「さて、メインディッシュだが」

ハルヒ「メインディッシュって言うな」

キョン「準備をしないとな」

ハルヒ「準備・・・」

キョン「脱いでくれ」

ハルヒ「・・・は?」

キョン「下着を脱いでくれ」

ハルヒ「下着?え?パンツを?」

キョン「あぁ」

ハルヒ「な、なんで!」

キョン「汚れるぞ?」

ハルヒ「汚れる?」

キョン「あぁ」

ハルヒ「あたしのパンツでナニする気なのよ!」

キョン「何もせん。だがどうやったって汚れるんだ」

ハルヒ「ぐぬぬ・・・」

キョン「汚れた下着のまま帰るのか?汚さないために脱いでいてほしいんだが」

ハルヒ「わ、分かったわよ・・・。脱げばいいんでしょ!脱げば」

ハルヒ「ったく・・・。こっち見んな!」

キョン(これからもっと恥ずかしいとこ見られるのに、やれやれ・・・)

ハルヒ(どうしよう、ちょっと染みが・・・。汚れるってこういうことか)

ハルヒ「脱いだわよ。これでいい?」

キョン「あぁ。それじゃ机に座ってくれ」

ハルヒ「こう?」

キョン「あぁ。で、足を開いてくれ」

ハルヒ「なっ!そんなことしたら全部見えちゃうじゃない!!」

キョン「どうしろと・・・」

ハルヒ「目をつぶればいいじゃない!」

キョン「無茶を言うな」

ハルヒ「命令!」

キョン「やれやれだ」

キョン「これでいいか?」

ハルヒ「見えてないでしょうね?」

キョン「何も見えん。っていうかタオルきつく結びすぎだ」

ハルヒ「じゃあいいわ。はい、どうぞ」

ハルヒ(見えてないって分かっててもこの格好は恥ずかしすぎるのよ!)

ハルヒ(っていうかはい、どうぞってなによ!)

ハルヒ「んっ・・・!」

キョン「極力優しくするが、痛かったら言ってくれ」

ハルヒ(指・・・入ってきた・・・)

ハルヒ「ちょ、ちょっと痛い」

キョン「すまん、まだ早かったか。もう少し濡らすか」

ハルヒ「えっ?」

ハルヒ(舌あああああああああ!!)

ハルヒ(舐めるな!なぞるなあああああああああ!!)

ハルヒ「はっ、あっ、あっ・・・」

ハルヒ(なにこの声!なんでこんな声出ちゃうの!?)

ハルヒ(駄目っ・・・、力入んない・・・)

ハルヒ「ふっ・・・、ぐっ・・・」

キョン「大丈夫か?」

ハルヒ(声出ちゃう・・・)

キョン「続けるぞ」

ハルヒ(あああぁぁ頭ん中おかしくなりそう、なにも考えられなくなって・・・)

キョン「もういいかな。指、入れるぞ」

ハルヒ「ひぁっ!んっ!」

キョン「大丈夫っぽいな」

ハルヒ(指入れるな中で動かすな舐めるな拡げるなあああああああああああ)

ハルヒ(駄目・・・これ・・・も・・・う)

ハルヒ「ひぐっ、うぅぅーーーっ・・・」

キョン「ど、どうした!?」

ハルヒ「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

キョン「おい、大丈夫か?」

ハルヒ「はぁ、はぁ・・・大、丈夫・・・って!タオル!」

キョン「あ、いや、ハルヒのことが心配でつい」

ハルヒ「ついじゃない!こっち見んな!スケベ!変態!」

キョン「ここまでしといて今さらだろ・・・」

ハルヒ「・・・見たの?」

キョン「見てない」

ハルヒ「・・・」

キョン「・・・少しだけ」

ハルヒ「ギルティ!」 パーン

キョン「いってぇな、この野郎!」

ハルヒ「うわっ!なにすんのよっ!」

キョン「うるせえ!思いっきりビンタしやがって!」

ハルヒ「やめろやめろやめてよ!離せってば!」

キョン「力で男に勝てると思うな!大人しく・・・」

ハルヒ「やだあああ!こんなのやだあ!嫌ぁ!」

キョン「し・・・ろ」

ハルヒ「うぇえぇえん、嫌だぁ・・・。嫌ぁ・・・」

キョン「・・・」

ハルヒ「うぅっ、ひぐっ・・・、嫌だぁ・・・」

キョン(何を・・・やってるんだ、俺は・・・)

周防『――最低』

長門『男のクズ』

キョン(ハルヒが・・・泣いて・・・)

古泉『これはいけませんね。さすがにフォロー出来ません』

みくる『キョンくん、ひどいです・・・』

キョン(俺は・・・、俺はっ・・・!)

朝倉『見てられないわ』

喜緑『人間じゃない私たちでも助走をつけて殴るレベルです』

キョン「されたら死ぬわ!じゃなくて!」

ハルヒ「えーん、えーん」

キョン「ハルヒ?す、すまん。ついカッとなっちまって・・・」

ハルヒ「えーん、えーん」 チラッ チラッ

キョン「泣いてねーだろ、お前」

ハルヒ「ちっ」

キョン「いや、でもすまん。この通りだ」

ハルヒ「・・・」

キョン「なんか訳分からなくなっちまって、ひどいことをした。本当にすまん」

ハルヒ「・・・思いっきり」

キョン「え?」

ハルヒ「ちゃんと思いっきり優しくするって約束するなら・・・」

ハルヒ「許す、かも」

キョン「する。するとも。優しくする」

ハルヒ「・・・なら、いい・・・わ」

キョン「なぁ、やっぱりタオル巻かないと駄目なのか?」

ハルヒ「当然でしょ!恥ずかしいんだからこっちは!」

キョン「いや、でも」

ハルヒ「デモもストもない!はいさっさと始める!」

キョン「肝が座ってるんだか、座ってないんだか・・・」

キョン「まぁいいか。じゃあまたキスから・・・って、見えないんだった」

キョン「そっちから来てくれ。俺にゃ見えん」

ハルヒ「しょ、しょうがないわね」

ハルヒ(んんっ・・・、やばい、これ好きかも・・・)

ハルヒ(優しくキスされるのも・・・、ちょっと激しくされるのも・・・)

ハルヒ(耳は駄目だっつーの!あああなんでこんなにジンジンするのおおお!?)

ハルヒ「はぁ、はぁ・・・」 クテン

キョン「指、入れるぞ」

ハルヒ「いちいち、言わなくていいからぁ・・・」

ハルヒ(まずいまずいまずいなにこれなにこれなにこれ)

ハルヒ「はぁっ!あっ!あっ!」

キョン「すまん!痛かったか?」

ハルヒ「んっ!だ、大丈夫・・・」

ハルヒ(こんな声あたし知らないぃぃ・・・)

ハルヒ(あとなんでこんな音出るのぉ・・・、恥ずかしすぎる・・・)

キョン「ハルヒ、机から降りてもらってもいいか?」

ハルヒ「な、なんで?」

キョン「いや、その」

ハルヒ「はっきり言う」

キョン「その、もう、入れたいんだ、が・・・」

ハルヒ「そ、そう」

キョン「このままだと机がガタガタうるさくて、気が散るっていうか」

ハルヒ「どうすればいいの?」

キョン「床に・・・」

ハルヒ「嫌。冷たいし汚いし」

キョン「俺の上着敷いていいから」

ハルヒ「い・や!あんたが寝っ転がればいいじゃない!」

キョン「ハルヒが上になるってのか?」

ハルヒ「そうよ、それがいいわ。そうすればあたしがコントロール出来るし!」

キョン「分かった」

ハルヒ「素直ね」

キョン「言ったろ。優しくするって」

ハルヒ「いい心がけだわ」

キョン「これでいいか?」

ハルヒ「・・・ぶふっ」

キョン「なんだよ?」

ハルヒ「そんなモンだして床に寝っ転がってるキョン、すっごいマヌケだわ!」

キョン「そうかい」

ハルヒ「んしょっと」

キョン「いつでもいいぞ」

ハルヒ「わ、分かってるわよ」

キョン「・・・」

ハルヒ「・・・」

キョン「・・・あ」

ハルヒ「なに?」

キョン「避妊しないと・・・」

ハルヒ「あ」

キョン「持ってないよな・・・。コンドームなんて」

ハルヒ「持ってないわ・・・」

キョン「ど、どうする・・・?」

ハルヒ「・・・」

キョン「・・・」

ハルヒ「・・・」

キョン「谷口のアホとか、きっと持ってるぞ。あいつ、アホだから」

ハルヒ「・・・今から探すの?」

キョン「だって・・・、だってよぅ」

ハルヒ「・・・どう、したい?」

キョン『はい皆さん注目!注目!!』

周防『――?』

長門『・・・』

キョン『忌憚なき意見をどうぞ!まずは古泉くん!』

古泉『んっふ。涼宮さんに妊娠しないから大丈夫と言い聞かせればいいのでは?』

キョン『それをあいつが信じてくれるか疑問です!』

古泉『万が一妊娠しても、機関の方でしっかりとケアしてあげますよ』

朝倉『わたしはさっさと性交してさっさと妊娠してほしいんだけど』

長門『情報爆発?』

周防『期待――できる』

キョン『君たち!僕とハルヒの将来も考えてね!』

みくる『はい!』

キョン『朝比奈さん!』

みくる『えっと、大丈夫ですよ!』

キョン『なにがですか!?』

喜緑『要は、あなたがどうしたいかでは?』

古泉『ですね。見たところ涼宮さんは、あなたに判断を委ねているように思えますが?』

キョン『だってお前そりゃお前、もしも万が一があったとしたらお前』

長門『あなたは、・・・どうしたいの?』

キョン「どうしたいって・・・」

ハルヒ「いいわよ。キョンに、任せる」

キョン「それは・・・」

キョン(もし本当に妊娠したら?たった一回でも有り得ることだろうが)

キョン(そしたらどうなる?絶対あいつ等が動く。天蓋領域と、長門の親玉が・・・)

キョン(機関は味方になってくれそうだが、あと長門も・・・、って違う。そうじゃねぇ)

キョン(ハルヒは・・・どうなる?)

ハルヒ「・・・」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「ん、なに?」

キョン「タオル、取っていいか?」

ハルヒ「・・・うん」

キョン「・・・やっぱ綺麗だな」

ハルヒ「バカ」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「ん?」

キョン「俺たち、何があっても大丈夫だよ」

ハルヒ「うん」

キョン「俺たちなら、大丈夫だ」

ハルヒ「・・・うん」

ハルヒ「あたしたちなら、大丈夫」

キョン「よっしゃ来い!」

ハルヒ「あはっ、笑わせないでよ!こんな時に!」

ハルヒ(大丈夫。大丈夫。何があったって平気。あたしたちなら、大丈夫)

ハルヒ(これから先も、ずっと、ずっと)

ハルヒ(少し、腰を沈めれば、もう・・・キョンと・・・)

ハルヒ(あ、先、入って・・・き)

ハルヒ「い」

キョン「い?」

ハルヒ「ったああああああああああい!!」

ハルヒ「痛い!痛い!バカキョン!!」

キョン「おおお落ち着けハルヒ!深呼吸だ!」

ハルヒ「ひっひっふー、ひっひっふー」

キョン「よし、定番のボケだな!」

ハルヒ「痛い痛い痛いなにこれなにこれ無理無理無理!」

キョン「よし抜こう!まだ半分も入ってないから大丈夫!」

ハルヒ「うるさいバカ!動くなバカ!」

キョン「だってどうすれば」

ハルヒ「静かに!」

キョン「はい」

ハルヒ「くぅ、話には聞いてたけど想像をはるかに超えるわ・・・」

ハルヒ「一気に腰を落とすべきか、じわじわと落とすべきか・・・」

キョン「一気にの方が」

ハルヒ「シャラップ!」

キョン「はい」

ハルヒ「この体を引き裂かれるような痛みを、あんたにも教えてやりましょうかっ!?」

キョン「静かにします」

ハルヒ「ぐぬぬ・・・。ぐぎぎ・・・。この体勢も地味にきついわ」

キョン「だから一気に」

ハルヒ「シャッタファッカッ!!」

キョン「言葉が汚いぞ」

ハルヒ「みっつめの選択肢があるわ」

キョン「それは?」

ハルヒ「もう終わりにするのよ」

キョン「そりゃないぜ、ハルヒよぅ」

ハルヒ「動くな!」

キョン「ぐっ」

ハルヒ「泣きそう。本当に痛い。あと腰っていうか腹筋がつらい。足もつらい」

キョン「・・・」

ハルヒ「こんなに痛いだなんて思わなかったわ・・・」

キョン「じゃあもうやめよう」

ハルヒ「・・・本当?」

キョン「あぁ」

ハルヒ「だってあんた、したいんでしょ?」

キョン「したいに決まってる!男子高校生の性欲なめんな!」

キョン「だけど、ハルヒに痛い思いさせてまでやることじゃない!」

ハルヒ「お?いいわよそれ。なんかぐっときたわ」

キョン「言ったはずだ。優しくすると」

ハルヒ「・・・うんうん、合格点をあげるわ。バカキョンのくせにやるじゃない」

キョン「さぁ、抜いてくれ。出来れば急いでな」

ハルヒ「えぇ、え?急ぐ?」

キョン「あぁ」

ハルヒ「あんたさっき、優しくするって言ったじゃない!」

キョン「言った」

ハルヒ「なのにさっさと抜けってなに!?やれない女には興味ないってこと!?」

キョン「そうじゃない」

ハルヒ「じゃあなんなのよ!」

キョン「もう出そうなんだっ!!」

ハルヒ「えっ」

キョン「こうしてるだけでも結構気持ちいいんだ!そして限界が近い!」

ハルヒ「ちょ、待ちなさいってば!駄目よ!駄目!ただでさえ・・・」

キョン「だったらなるべく急いでくれ!」

ハルヒ「い、急げったって、足に力入んないし・・・、まだ痛いし・・・」

キョン「くっ、このままでは・・・」

ハルヒ「よ、よし、覚悟を決めて一気に抜い・・・」 ズルッ

ハルヒ「あ」 ドスン

キョン「おぅふ!」

ハルヒ「いったああああああマジ痛いマジ痛いもう無理涙出る!!」

キョン「俺も出るっつの!!」

ハルヒ「動くなバカ!喋るなバカ!響く!」

キョン「エネルギーライン、全段直結。テスティクル内、正常加圧中」

キョン「撃てます」

ハルヒ「撃つなぁ!!」

キョン「・・・ハルヒさん」

ハルヒ「誰が頭上げていいって言った?そのまま土下座してなさい」

キョン「どうしたら許してもらえるのでしょうか?」

ハルヒ「ねぇ今どんな気分?」

ハルヒ「初めて女の子とセックスして中出しまで決めて今どんな気分?」

キョン「例えどのようなことになりましても、わたくしは責任を」

ハルヒ「そんなことは聞いてないの。質問に答えて」

キョン「気持ち・・・よかったです」

ハルヒ「そう?あたしは痛かった。二度としたくないってくらいに」

ハルヒ「なんでこんなものに夢中になるのか分からないわ」

キョン「慣れれば、大丈夫かと・・・」

ハルヒ「あ?」

キョン「なんでもありません」

ハルヒ「はぁ・・・、もういいわ。少し心配だけど」

キョン「心配?」

ハルヒ「だって・・・」

キョン「ハルヒ、大丈夫だよ」

ハルヒ「・・・だっ・・・て」

キョン「何があったって、俺たちなら大丈夫だよ」

ハルヒ「・・・本当?」

キョン「間違いないさ。誓ったっていい。宇宙人と、未来人と」

ハルヒ「超能力者と、異世界人に、でしょ?」

キョン「あぁ」

ハルヒ「あんたってほんと、・・・バカよね」

古泉「おはようございます」

キョン「なんだ、朝っぱらから家まで来やがって」

古泉「いえいえ。昨日は急に休んでしまったので、そのお詫びにと」

キョン「そりゃ律儀なこって」

古泉「どうです?学校まで車でお送りしますが」

キョン「内緒話もしやすいってか」

古泉「そんなつもりは」

古泉「夕方のことです。我々は急遽出現した閉鎖空間の対応に追われていました」

キョン「俺のせいだと?」

古泉「とんでもない。ただその閉鎖空間は非常に不可解なものでして」

キョン「続けろ」

古泉「いないのですよ。神人が」

キョン「なに?」

古泉「こんなことは初めてでしてね。我々もどうしていいのか分からず・・・」

古泉「3時間もすると崩壊し始めたので、引き上げることになったのですがね」

キョン「それが今朝来たことと何の関係が?」

古泉「我々は涼宮さんとあなたを守るために、常に監視していることは言いましたね?」

キョン「あぁ。胸糞悪い話だがな」

古泉「何もかも見ているわけではありませんよ。プライバシーは尊重していますから」

キョン「どうだか」

古泉「昨日はHR後はどこに?」

キョン「いつも通りだ。部室に行って、ダラダラしてたさ」

古泉「えぇそうでしょうそうでしょう。何故なら我々は、あなたと涼宮さんの下校を確認出来なかった」

古泉「ちなみにどういった活動を?」

キョン「さぁな」

古泉「機関は当然部室の方も監視していますが、あなた方の姿は確認出来なかった、と」

古泉「ですが閉鎖空間の崩壊とほぼ同時に、あなた方の姿を確認出来たとも聞いています」

古泉「不思議な話ですよね」

キョン「ハルヒに話してやりゃあいい。喜ぶだろうさ」

古泉「まるであの閉鎖空間は我々を、いや、僕を部室から遠ざけるために出来たのではないかと」

古泉「ふと、そう考えてしまったのですよ」

古泉「あぁ着きましたね。ふふ、つまらない話をして申し訳ありません」

古泉「それでは、また放課後」

長門「あなたと涼宮ハルヒは、2時間17分ほど世界から消失していた」

キョン「消失?穏やかじゃないな」

長門「この世界から切り離されていた、と言ってもいい」

キョン「で、長門の親玉の見解は?どう動くと?」

長門「なにも」

キョン「そうかい。そりゃ助かる」

長門「・・・」

キョン「どうした?」

長門「私の役目は観測」

キョン「前にも聞いた」

長門「次は観測できるところで、して」

キョン「・・・なんのことやら」

みくる「キョンくんごめんなさい。昨日はどうしてもすぐ帰らなきゃいけなくて・・・」

キョン「いえいえ、気にしないでください」

みくる「なぜか急に指令が来たんです。家に早く帰れって。あれ?言えた・・・」

キョン「・・・お仕事だったんですか」

みくる「うーん、禁則だと思ったんだけど、禁則じゃなかったのかなぁ」

キョン「・・・朝比奈さんも頑張ってますからね。少しずつ減ってるんじゃないんですか?」

みくる「そっかな。あたし頑張ってるかな・・・。だったら、いいなぁ」

キョン「えぇ」

みくる「あ、もうこんな時間!じゃあねぇキョンくん。また放課後!」

キョン「はい」

谷口「おーっす、キョン」

キョン「朝から相変わらずのアホ面だな。逆に安心するぜ」

谷口「なんだなんだ?いきなりご挨拶じゃねぇか」

キョン「そうだ、そういえばお前って、財布の中に使いもしないコンドーム入れてそうだよな」

谷口「なっ!」

キョン「図星か」

谷口「バカ野郎!男ってのはいついかなる時でも準備ってのを怠っちゃなんねーんだよ!」

キョン「・・・」

谷口「どうしたぁ?言い返せないのか?あん?」

キョン「いや、それには同感だ」

谷口「あーん?なんだってんだ・・・。まぁいいさ。おめーも用意しとけって、な!だって・・・」

谷口「おっと、噂をすればだ。じゃあな」

キョン「よぅ」

ハルヒ「・・・なによ」

キョン「いや、体の方はなんともないかと思ってさ」

ハルヒ「・・・最悪よ」

キョン「なに?」

ハルヒ「今朝いきなり来た。だから体調は最悪。家で寝てたかったわ」

キョン「・・・そうかい。邪魔しないからゆっくり寝てろ」

ハルヒ「ふん」

キョン「・・・」

ハルヒ「ほんと、・・・最悪」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「なに?」

キョン「また今度、な」

ハルヒ「・・・っ!バカ!!」

くぅ疲 終わりです

普通にイチャラブが書きたかった
ハルヒで書きたかったんだ
だってもうハルヒSSなんてほとんど見ないし
あっても国木田だもん・・・

飯食って他の人のSS読んで寝る!!

おっつー

途中まで面白かったのにエロかー

エロありでもアホっぽかったし面白かったよ乙

国木田ネタはマジで害悪でしかない
面白くもないのによくやるよな

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年05月27日 (日) 02:11:10   ID: 63b55Aw2

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