修正しました
注意!
1オリジナルキャラが出ます
2リヴァイ班とオリジナル隊が中心です
3本誌ネタバレありです
4一部扱いの不憫なキャラが出ます(エルドグンタなど)
5長編になるとおもうのでお暇なかた限定!
6進行役はハンジにお任せします
Okな方はどうぞ!
エレン「遠征部隊?」
ハンジ「あ、そっか、エレン知らないか」
オルオ「そんな初歩的なことも知らねえで調査兵団に入るとは全く呆れたガキだぜ」チッ
ペトラ「オルオ、兵長のマネすんのいい加減やめてくれる?似てないし」フキゲン
エレン「えっと、調査兵団に遠征部隊というのがあるんですか」
ハンジ「そうそう」
エレン「どんなことを担当しているんです?」
ハンジ「まあ、基本は壁外で調査をするんだけど、その期間が通常の調査兵団と違って月単位で行うんだ」
エレン「月単位!?その間ずっと壁外にいるんですか?」
ハンジ「そうだよ」ニヤリ
ハンジ「それだから普通の調査では分からないことを発見出来たりするんだ」
ペトラ「巨人が夜の活動に鈍いとかを見つけたのも遠征部隊なんだよ」
エレン「でも俺、そんな凄い隊があるなんて全然知りませんでしたよ」
オルオ「それはお前が未熟なだけだろ」ミケンニシワ
ペトラ「無視していいよエレン」
ペトラ「遠征部隊の成果は調査兵団として報告されるから、一般には公開されてないしね」
ペトラ「普通はこうして調査兵団に入ってから知るよね」
ハンジ「でもその成果は結構あるんだよ」
ハンジ「この前も巨人について新たな発見があってさ……」
「聞きたい!?」キラキラ
ハンジ「あれ?皆~どこいったのお~!?」
エレペトオル「危なかった」ゼェゼェ
エレン「で、一体何で遠征部隊のはなしになったんでしたっけ?」
リヴァイ「今度の作戦に遠征部隊が参加するってことだろうが」ウシロカラ
エレペト「!!!??兵長!?いつからそこに!?」
リヴァイ「お前らが全力疾走して息切れしてるときだ」
リヴァイ「それよりあのメガネ説明するのに何分かかるんだ」チッ
エレン「すみません!俺が遠征部隊を知らなかったからです!」
オルオ「そうだぞエレン!お前が無知だかrっ」ガシッ!
リヴァイ「にしてもこんなにかからねぇだろ」
リヴァイ「あってみればわかる、それだけのことだ」
ペトラ「明後日帰還ですよね」
ペトラ「久しぶりに会えます」ニコッ
エレン「どんな人たちなんだろう」
オルオ (舌かんだ…)
3日後
ペトラ「エレン!遠征部隊が昨日帰ってきたって!今日の夕方、ハンジさんがこっちに連れて来てくれるみたいよ」
エレン「りょ、了解しました!それにしてもペトラさん嬉しそうですね」
ペトラ「そ、そう?……実は幼なじみが遠征部隊にいるの」
エレン「そうなんですか?それは会えるのが楽しみですね」
ペトラ「うんっ」ニコッ
ペトラ「美味しいご飯作って待っておくよ!」
エレン「手伝います!」
~調理場~
ペトラ「エレン!そんなに煮詰めたら焦げちゃうよ!」
エレン「え、煮込むんじゃないんですか?」
エルド「そうだが火が強すぎだ」
ペトラ「あとは私達でやるから食堂の窓を開けて空気中を入れ換えておいてくれる?そろそろ着くと思うから」
エレン「了解しました!」
~食堂~
エレン「よっ」マドアケ
エレン(ただでさえ死亡率の高い壁外遠征を月単位で行うんだ)
エレン(きっと兵長みたいな強者がいるんだろうな)
エレン「き、緊張してきた」
エレン「ん?ハンジ分隊長が連れて来ている、あれが遠征部隊?」
エレン(あの金髪の人がリーダーかな? 大柄だし強そうだ)
エレン(それにしても
1、2、……8人か)
エレン(元が何人か分からないけどやっぱり少ないな…負傷してる人もいる…女の人もいるんだ…)
ハンジ「あーー!!エレーン!!連れてきたよーー!!」ブンブン
ハンジ「とりあえず、皆、荷物下ろすから話し合いは食事のときにしようー!」
エレン「了解しましたー!」
エレン(ここまで余裕で声が届くのか…さすがハンジさん)
エレン「……料理を運ぶか」
エレン(遠征中は食事とかどうしてるんだろうな…)カチャカチャ
エレン「うわっ!」ガシャ
エレン(お、落ちる!)
エレン(………………?あれ?)
???「ふぅー危ない」キャッチ
???「大丈夫?」
エレン(あ!遠征部隊の女の人!)
エレン「す、すみません!考え事をしていて…ありがとうございます」
女「ふふっどういたしまして」ニッコリ
女「大変そうだけど手伝う?」
エレン「いいえ!だ、大丈夫です!ではっ」バタバタ
~食堂~
エレン「い、いきなりカッコ悪いところを見られた…今回の作戦にこんなやつがいるのかとおもわれたかな…」ズーン
ハンジ「エーレーン!!」バタバタ
エレン「ハ、ハンジさん!」ビクッ
ハンジ「皆、荷物置いたからここにむかってるよ!隊長がエレンに挨拶したいって!」
ー数分後ー
大柄金髪「それでは挨拶をはじめですかな」キョロキョロ
エレン「あ、じ、自分はエレン・イェーガーと申します!よろしくお願いします!」ケイレイ!
金髪大柄「ははは、良い敬礼ですな!気に入りましたよ!私はウル・ジャロット」
ウル「よろしくお願いしますよエレンくん」ニッ
エレン「はい!」
エレン(強面だけど優しい人でよかった)ホッ
ウル「だが、もう一度自己紹介してもらわねばですな」ウーン
エレン「えっ?それはどういうことでしょうか」ワナワナ
ウル「まったくどこにいったのですかな…」
ギィー (食堂のドアが開く音ですよ)
???「あれ?もう皆集まってるの?料理持ってきたんだけど…」
エレン(!?両手大皿2枚ずつに頭にも!?)
ペトラ「ごめんね~運ぶの手伝わせて」
ウル「まったく、遅いですよ!隊長!!」
エレン(たいちよう!?)
???「ごめんウル だって運ぶの大変そうだったし、ペトラと話したかったし」
ウル「後半が本音ですかな?」
???「ふふっばれてるね」カチャッ
???「初めまして…じゃないか、さっきもあったね」
女「ハンジから話は聞いたよ、あなたがエレンね」
女「 私はノーク・カルベル」
ノーク「調査兵団、遠征部隊の隊長です」
ガヤガヤ
ペトラ「今回は 随分 期間が長かったよね」
ノーク「うん だから久しぶりにペトラの料理が食べられて嬉しい」ニコッ
ハンジ「それよりさ!巨人のことで何か分かった!?ねえおしえてよノークー!」
オルオ「また強くなったようにみえるな」
オルオ「…まあ!うちの兵長に比べたらまだまだだがな!」
エレン(凄い賑わいだ)
エレン(ペトラさんと幼なじみってことはオルオさんも幼なじみなのか
エレン(オルオさんも嬉しそうだな…兵長のマネ思わずわすれてるし)
エレン(銀髪に碧眼…小柄でニコニコしてて、まだ若そうだけどこの人が隊長なんだな)
エレン(左手の手袋は遠征で怪我でもしたのかな…)
ギィー
???「うるせぇなあ」チッ
エレペトオル「兵長!」
ペトラ「すみませんでした!騒いでしまって…」
リヴァイ「特にメガネ!てめえ声がでけえんだよ」ミケンニシワ
ハンジ「あっはー!ごめん!リヴァイ!」
ノーク「随分と遅いご登場だね せっかくの料理が冷めちゃったよ」
ノーク「久しぶり、リヴァ」
エレン(リ、リヴァイ兵長にタメグチだ…しかもあだ名!?)
リヴァイ「その呼び方なんとかならねえのかノーク 」ミケンニシワ
ウル「やあリヴァイ、久しいですな」
リヴァイ「ウル、お前からもいってくれ…中途半端で止まるから気持ちがわりい」
ノーク「4文字以上は長いから嫌」
ハンジ「出たね!ノークの名前呼び3文字以内主義!」
ノーク「戦闘の時に呼びにくいから…それよりハンジ、そのネーミングセンスはないよ」
エレン(あ、あまり変わらない気がするけど…それに「ヴァ」は2文字換算なのか)
エレン(エルヴィン団長とかのことはどう呼んでるんだろう)
ノーク「スミスは呼びやすいよ?」
エレン(!こ、心を読まれた!?)
ノーク「ふふっエレンは分かりやすいね」
リヴァイ「……それより2人いねえな……タルロとマレイだったな」
エレン(?リヴァイ兵長?)
ノーク「……うん…マレイは怪我しちゃって医者に診てもらってるけど」
ノーク「今回はタルロがね…」
リヴァイ「そうか」
エレン(ああ、やっぱり死んだ仲間がいたんだ…)
エレン「で、でもいないのが2人ってことは 元は10人で、9人生存してるってことですよね!」
エレン「凄いじゃないですか!」
ノーク「……」
ノーク「凄くない」
エレン「え?」
ノーク「スミスとかは多くの人を守るために犠牲を払えるけど…私はそこまで強くないから」
ノーク「私は誰も死なせたくない」グッ
エレン(……ノークさん)
ノーク「だから、今回の作戦でエレンも皆も守る…1人じゃ無理でもリヴァもいるし」
ノーク「だから、必ず成功させよう」ニッ
エレン「…は、はい!!」
隊員1「たいちょおおおお!」ブワー
エレン「!?」
ノーク「ちょっと、泣かないでよ!ルオル!」
ルオル「俺、俺、一生ついていぎまずう!がならず!今回の作戦、成功ざぜまずうう!」
オルオ「出たな!泣き虫ルオル!」
ルオル「うるぜえ!舌かみオルオ!俺は涙もろいだけだ!」グスグス
ハンジ「おーおー!久しぶりのオルオルコンビだ!」
オルオル ギャイギャイワアワア!
リヴァイ「うるせぇなあ…」ミケンニシワ
エレン(やっぱり遠征部隊も変人がいるのか)
ペトラ「オルオうるさい!さっさと黙って食べろ!!」ゴツッ
ウル「ルオル…食事中は静かにするのですよ?」
エレン(ウルさん…目が笑ってない)
オルオル (畜生…こいつのせいで怒られた)
ハンジ「あ、そうだ!重要なことをいってなかった!リヴァイ!」
リヴァイ「なんだ」チッ
ハンジ「作戦の日まで遠征部隊をここに待機させるってエルヴィンが言ってたよ!」
ペトラ「っ本当ですか!?あ、すみません…」
ペトラ(はしゃいじゃった…) カー
ノーク「ふふっ しばらく一緒にいられるね」
リヴァイ「またうるせえのが増えるのか」チッ
ハンジ「リヴァイは乙女心が分からないんだね~私がいないときはペトラは女の子1人なんだよ~幼なじみのノークがいれば少しはリラックスできるじゃん!」
ノーク「リヴァ、私からもお願い、掃除はちゃんとするから」
リヴァイ「……勝手にしろ」ミケンニシワ
ー数日後ー
ハンジ「エレン!ノークを見てない?」
エレン「さっき部屋の方に行かれましたよ」
エレン「それよりハンジ分隊長…こんな頻繁にこっちに来て大丈夫なんですか?」
ハンジ「だいじょーぶ!因みに今日は遊びにきた訳じゃないよ!リヴァイとの会議とこの資料を…」
ハンジ「あー!時間過ぎてるー!エレンこの資料をノークによろしく!じゃーね!」バタバタ
エレン「ちょっとハンジ分隊長!……」
エレン(あーあ行っちゃったな…兵長に削がれないといいけど)
エレン「とりあえず、ノークさんのところに持っていくか」
コンコン
エレン「ノーク隊長!ハンジ分隊長から資料を預かって来ました!」
ノーク「ん?エレン?ありがとう~悪いけど中の机においてもらえるかな?」
エレン「はい!失礼します!」ガチャ
ノーク「ふふっ ハンジに押し付けられちゃったんだね」
エレン「ははっそうなんですよ…お!?
エレン「ノ、ノーク隊長!?それは…?」
ノーク「ん?ああ、そっかエレンには言ってなかったね」
ノーク「驚かせちゃったね、ごめん」
エレン(…左腕がない?)
ノーク「義手なんだ」
エレン(だから手袋をしてたんだ…)
ノーク「今はウルが 手入れしてくれてて」
エレン「その腕で戦っているんですか?」
ノーク「うん…でもウルが有名な義士の子で、かなり良いものを用意してくれているから特に問題はないよ」
エレン「そうだったんですか…」
ノーク「……今のうちに話しておこうかな」
ノーク「最初の遠征部隊の任務であとちょっとで帰還だってときに巨人にやられちゃって、この腕はパックリ食べられて、オマケに左目まで怪我しちゃったんだ」
エレン(あ…よくみると左目も碧だけど、右目に比べて黒みがかってるんだ)
ノーク「なんとか帰還はしたけどもう戦えないんだなって思った…でもそんなときリヴァにね」
「「お前が守りてえもんは片腕くれえで死なせていいのかよ」」
「「本気で守りてえなら腕引きちぎってでも守れ」」
「「命さえあれば戦えんだろ」」
ノーク「ってスッパリ言われてね」
エレン「……リヴァイ兵長はやっぱり凄いですね」
ノーク「ふふっ 普段あんな感じだから気づきにくいけどね」
ノーク「あの人と戦えるエレンは得なんだよ」
ノーク「しっかり背中見ておくよいいよ」ニッコリ
エレン「はい!」
作戦5日前
リヴァイ「全員そろってるな」
リヴァイ班「はい!」
ノーク「遠征部隊は全員いるよ」
ハンジ「はいはーい!」
リヴァイ「メガネは呼んでねえがまあいい」
リヴァイ「いよいよ作戦5日前だが、一つ問題がでたとエルヴィンから報告があった」
ハンジ「なーんと作戦の出発予定の門に巨人が数体群がってるらしいんだ!普通あの周辺は巨人はいないんだけどねー」ズイッ
リヴァイ「……そう言うことだ」チッ
リヴァイ「そういうことで一番門に近い位置にいる俺たちで殲滅にあたる」
リヴァイ「出来れば作戦に近い日は避けて今日動きてえ」
ノーク「まあ、私達は構わないよ」
エレン(リヴァイ班と遠征部隊の実践の戦闘がみられる!勉強しないと!)
ハンジ「私もいくよー!」
リヴァイ「……来なくて良い」ミケンニシワ
~壁上 門前~
ハンジ「1、2、3……9体だね!奇行種はいないのかなあーー!!」
リヴァイ「結局ついてきやがって」チッ
ノーク「9体ねえ…作戦前に無茶はしない方が良いから何組かに分かれて戦おうか」ウーン
リヴァイ「言い忘れたが、エレンとそれからメガネはここで待ってろよ」
ハンジ「えーー!」
エレン「えっ?」
リヴァイ「エレンは作戦前に何かあったら困るからだ」
エレン「りょ、了解しました…」シュンッ
リヴァイ「メガネは俺が まちがえて 削ぐ可能性がある」シャキン
エレン(ハンジさん超逃げて!)
ハンジ「しょーがないなあーー」チェー
リヴァイ「……オルオ、ルオル、お前らで1体相手しろ」
オルオル「ええ!?なんでこいつとなんですか!?」
リヴァイ ギロリ ミケンニシワ
オルオル「あ、はいわかりました」
エレン(さ、さすが兵長…)
ノーク「うーん 、ウル、ペトラとグンタとエルドと組んで2体いける?」
ウル「問題ないですな」
ペトラ「ウルさん、補佐は任せてください!」
ウル「相変わらず頼もしいですなペトラ」
エルドグンタ(このssで少ない出番だ!活躍すんぞ!)
ノーク「2体はうちの隊の5人に任せるとして」
ノーク「リヴァ、私達で4体いこうか」
リヴァイ「組めって言うのか」ミケンニシワ
ハンジ「いいじゃんー!!エレンに兵長と隊長の共闘を見せてあげなよおー!!」
リヴァイ チッ
エレン(な、なんかすみません…)
ー殲滅開始ー
オルオ「足引っ張るなよ!泣き虫!」ヒュン
ルオル「黙れ!しゃべると舌噛むぞ!」ヒュン
ウル「行きますかなペトラ、グンタ、エルド」ヒュン
ペトラ「はい!」ヒュン
エルドグンタ「おおー!」ヒュンヒュン
ノーク「あなたたちなら心配ないけど、くれぐれも油断しないでね !武運を」
隊員5名「はい!」ヒュン×5
リヴァイ「いくか」ヒュン
ノーク「うん」ヒュッ
エレン「……壁の上だと皆さんの様子がよくみえますね」
ハンジ「まったく、リヴァイは素直じゃないねえー」
エレン「え?」
ハンジ「エレンをここに待たせたのはリヴァイ班と遠征部隊の動き見せて勉強させるためだろうからねえー」
エレン「リヴァイ兵長が……?」
ハンジ「このメンバーはレアだからしっかりみておかないとねえ!」
エレン「……はい!!」
オルオル ヒュンヒュン
オルオ「よし、1体引き付けたな」
ルオル「さっさと終わらせるぞ!」ヒュン
オルオ「わかってるよ!」ヒュン
ルオル「脚ががら空きだ!」ザシュッ
オルオ「はっなかなか良い援護じゃねえか!」
オルオ「もらった!」ザシュッ
ドシーン
ルオル「くっ美味しいとこ渡しちまったか」
エレン「凄い…あんな喧嘩してたのに息がピッタリだ」
ペトラ「ウルさん!いきますよ!」ザシュッ メツブシ
ウル「また腕をあげましたなペトラ」
ウル「お任せを!」ザシュッ ズドーン
エレン「! ウルさん危ない!後ろからもう一体…!」
ハンジ「心配ないよ」
エレン「え?」
エルドグンタ「おりゃあああー!」ザシュッザシュッ
ドシーン
ウル「二人とも、背中を任せるには十分すぎますな」ニッ
エルドグンタ「へへっ」テレッ
エレン「…ウルさんは2人の実力を信じてたんですね」
ハンジ「ねっ勉強になるだろう!?」
ハンジ「さあ!メインディッシュだよ!」
エレン(人類最強と遠征部隊隊長…)
エレン「あの、ハンジ分隊長…ノーク隊長はどのくらいの実力の持ち主なんでしょうか?」
ハンジ「うーーーん、ノークは変わった戦い方だから誰かとは比べられないな!しかも長期遠征の間は討伐数も数えてないし!」
ハンジ「でも、彼女は強いよーまあ!見てなよ!」
エレン「…は、はあ」
エレン(ん!?ノーク隊長、なんで走って?立体起動は?)
ノーク タタタタ
エレン「巨人の手が…!ノーク隊長!」
ドーン
エレン「た、隊長ーー!!!」
ノーク シュタッ タタタタ
エレン(!!!避けた?そのまま巨人の腕をつたって…?)
ハンジ「ある年の調査兵団にね、立体起動戦闘の天才と対人格闘の天才が同時に入団したんだ」
ハンジ「当時の遠征部隊は遠征中の物資の不足によって生存率は2割と極めて低かった」
ノーク タンッ
ハンジ「だから、対人格闘に秀でていて、立体起動を極力制限できるノークが抜擢されたんだ」
ノーク「はあ!」ザシュッ
ドシーン
エレン(!?立体起動なしで倒した!?)
ハンジ「だからノークはああいう変わった戦い方になったんだ」
エレン「凄い……」ゴクッ
ハンジ「まあ、その反面、立体起動はいたって並なんだけどね!」
ハンジ「そしてもう一人の立体起動の天才っていうのが」
リヴァイ ヒュンヒュン グルグル
リヴァイ「ハッ」ザシュッ
ドシーン
ハンジ「リヴァイって訳さ!」
エレン「お二人とも得意を生かした戦い方なんですね」
ハンジ「そうだね!エレンの得意はなにかなー?」
エレン(俺の得意なこと……)ウーン
ハンジ「あー!見てみてエレン!」
エレン(二人とも巨人に追われてる!)
ハンジ「いいものみれるよおー!」ニヤリ
ノーク「リヴァ!」ヒュン
リヴァイ「ああ…」ヒュン
エレン(二人が交差するように移動してる?)
ヒュッ
リヴァイ「視野がせめえんだよ」グルグル ザシュッ
ドシーン
エレン(リヴァイ兵長がノーク隊長を追ってた巨人を!)
ノーク「大きな口ね」ビュン
エレン(ノーク隊長がリヴァイ兵長を追ってた巨人の口に)
エレン「飛び込んだ!!??」パニック
ザシューー!
ドシーン
エレン「内側からうなじを削いだ!!??」
リヴァイ「おまえ…きたねえよ…」チッ
ノーク「ふふっ 汚れちゃった」 シュタッ
ノーク「まあ、これで、殲滅終了!」ニコッ
エレン「……凄い…」ポカン
出来次第追加します
出来れば女型捕獲とその後まで書きたいなあ( ´∀`)
暇潰しにお付き合いください!
一応設定としてオリジナルキャラのプロフィールを
ノーク・カルベル
身長160㎝
体重47㎏
年齢20代
容姿 銀髪、碧眼(左目深緑)
調査兵団遠征部隊の隊長。入団時、対人格闘の天才呼ばれていた。身軽な体格と格闘スキルを生かした戦闘が得意。立体起動は並。立体起動装置をつけたままでも動きまわれる体力も持ち合わせる。
ペトラとオルオの幼なじみ。
ペトラ、オルオよりも先に入団していて、リヴァイが同期という設定です。体重が軽い方が立体起動のコストを減らせるのであえて軽くしています
ウル・ジャロット
身長198㎝
体重?
年齢30代
容姿 金髪
遠征部隊の副隊長的な存在。
大柄で威圧感があるが温厚で優しい性格。立体起動、斬撃、体力など幅広い分野を得意とし、バランスがよい。周りからの信頼も厚い。
誰に対しても敬語で話すが、語尾に癖がある。主に使うのは「…ですかな」「…ですな」
ルオル・ザロク
遠征部隊の隊員
涙もろく、声が大きい。オルオと一緒にオルオルコンビと呼ばれよく喧嘩ををする。隊長であるノークに信頼をおき心から尊敬している。
性格は明るく空回りすることが多々あるが、戦闘においては遠征部隊の中でも優秀である
髪はオルオに対抗してストレート
読んだことないパターン
期待
17さんありがとうございます!少しでも暇潰しになれば幸いです~
プロフィールに追加です
ノーク 左手が義手である
ウル 有名な義士(義肢装具士)の子。ノークの義手のメンテナンスをこなす
支援
帰還道
ハンジ「いやー!それにしても久しぶりに二人の共闘をみたなあー!」
リヴァイ「……」
ノーク「相変わらずリヴァは強かったね」
リヴァイ「……」
リヴァイ「城に着いたらまず風呂に入れ」
リヴァイ「それまで俺に近づくな」ミケンニシワ
ノーク「ふふっ 潔癖症も相変わらずだね、ごめん、わかった」
エレン「あの、ノーク隊長」
ノーク「ん?どうしたの?エレン」
エレン「いえ、あの…」
エレン「お、俺に対人格闘を生かした戦い方を教えて頂けませんか!?」
ノーク「……ハンジ、エレンに教えたのね」
ハンジ「ああ!話せばエレンなら興味を持つと思って!」
ノーク「んー、ホントに私でいいの?エレン」
エレン「構いません!むしろ、お願いします!」
ノーク「わかった、できる範囲で頑張るね」
エレン「!! ありがとうございます!」
オルオ「おいおい!立体起動もまだひよっこのおまえがノークの真似ごとか?」
オルオ「真似だけじゃ強くはなれねえぞ」
エレン「……わかってます!でも、俺もなにか自分の得意なことを極めたいんです!」
エレン「俺はミカサ…幼なじみには立体起動も対人格闘も負けています…
エレン「でも、自分の得意なことは対人格闘だと思っています」
エレン「自分も得意を生かして強くなって、家族を、皆を守りたいです!」
リヴァイ「……」
ノーク「ふふっ エレンにはちゃんと考えがあるのね」
オルオ「チッ ませガキが…」
ハンジ「いいねえ~巨人になったときに格闘術を使えばさらに強く…」
ハンジ「きっと人間のときの何倍も…!へへへ……研究のしがいがあるね~」
リヴァイ「…おまえそれが目的だろう」
左手が義手でジョセフを思い付いちまった
作戦4日前
ノーク「それじゃあエレン、始めようか」
エレン「はい!」
ノーク「まずは実力を見せもらいたいな…」
ノーク「ルオルー!」
………ダ…゙ダ…ダダダ
ルオル「お呼びでしょうか!隊長!」シュバッ
エレン「うわっ!」ビクッ
エレン(はやっ!?というかどこから!?)
ノーク「エレンと手合わせして見てくれる?」
ルオル「お安いご用です!いくぞ!エレン!」
エレン「え!?ちょっとまってくだ…」
ルオル「うおおおおー!」ダダダー
エレン「うわああ!」
ダンッ ドスッ
ルオル「ぐへっ!」
ノーク「…へえー」
エレン「はあはあ…び、びっくりしました」
ノーク「ルオル、ありがとうね」
ルオル「いてて、いえ、お安いご用…で…す」
ルオル(くっそっ 受身も取れなかった…こいつ思ったよりやるな…)
エレン「す、すみません!ルオルさん!」
ルオル「て、手加減してやっただけだからな!調子にのるなよ!」
エレン「あ、はい!」
ノーク(ハンジにエレンは今期卒業生のなかで対人格闘は2位って聞いたけど)
(これは想像してたより伸びるかもね)
ノーク「ふふっ 楽しくなってきちゃった」
ノーク「エレン」
エレン「はい!なんでしょうか!」
ノーク「あなたには基礎は十分出来ているわ」
ノーク「だから、これから先はマニュアルなんてない、私のオリジナルになるけどいいかな?」
エレン「はい!お願いします!」
ルオル「隊長がじきじきに伝授してくださるんだ!ありがたく思えよ!」
ノーク「…ルオルも少し伝授し直さなきゃね」
ノーク「手加減してたとしてもエレンに簡単に負けちゃうのはいただけないな」ニコッ
ルオル「なっ!!??」ピシャリ
エレン(あ、ショック受けてる)
ノーク「まず、対人格闘をどう巨人との戦闘にいかすかなんだけど…」
ノーク「エレン、訓練兵のとき対人格闘が2位でも、最終的な順位はもう少し下だった?」
エレン「え、はい…5位でした」
ノーク「うん、そういった感じで、対人格闘はあまり巨人との戦闘に役立たないといわれているの」
エレン「え、では対人格闘が強くなっても巨人との戦闘においては意味がないと?」
ノーク「うん、でも、私はそうは思わないんだ」
ノーク「巨人と言ったって攻撃は私たち人と同じで殴ったり、つかんだりだから」
ノーク「相手の動きを読んでかわし、その隙をついてこっちの攻撃をいれる」
ノーク「基本は対人格闘と一緒って訳ね」
エレン「な、なるほど…」
ノーク「それに向こうは私たちのことを食べようと必死だから、攻撃を仕掛けてきてくれる」
ノーク「血の気の多い人とおなじで格闘術を使うには楽な相手なの」
エレン(確かに怒ったジャンは楽な相手だったな…)
ノーク「そこに立体起動のスピードとかを入れればかなり有利に戦えるってことね」
エレン「なるほど、理解しました!」
ノーク「良かった」ニコッ
ノーク「それで、まあ、作戦まではあと4日しかないから」
ノーク「それまでは格闘スキルをあげることを中心にやるわね、ルオルも一緒に」
エレン「はい!」
エレン(ルオルさん、さっきの相当ショックなんだな…震えて、また泣いてるのかな)
ルオル ブルブル
ノーク「やることは一つ、私を倒してみるってことだけ!」
エレン「え!?それだけですか?」
ノーク「ええ、これが一番効率がいいから」
エレン「は、はあ…」
ノーク「いつでもいいよ」ニコッ
エレン「で、では」カマエ
エレン「は!」ダッ
トッ ダシーンッ
エレン「イテッ!!??」
エレン「い、今何が!?」
ノーク「最初は見えないだろうから仕方ないね、気にしないで平気だからね」テ サシノベ
ノーク「今のくらいが見えるようになったら、大分変わるからね」
エレン(!!??)パニック
ノーク「…さて、ルオルもいつでもいいよ」ニコッ
ルオル ビクッ!
エレン(まさかショック受けて泣いてたんじゃなくて、怖がってた!?」
ルオル「エレン、対人格闘のときの隊長は手加減なしだからな」コソッ
ルオル「腹くくっておけよー」ナミダメ
エレン(な……)
19さん支援ありがとう ございます!頑張りますね
21さん
ジョセフさんというキャラがいるのですね!義手って頑張ってるというか、勇気を貰えるので個人的にこういったキャラを作りたくなります
夕方
エレン(け、結局一回も倒せなかった…)トボトボ
エレン(というより、何が起きてるかすらわからなかった…)
エレン「はあ…」
ハンジ「ん?やあ!エレン!そのようすじゃノークに叩き込まれたんだね!」
エレン「あ、ハンジ分隊長…ええ、そうなんですよ」トオイメ
ハンジ「あはは!だろうと思った!はじめは皆そうなるからさ!」
エレン「遠征部隊の皆さんはこんな指導を受けたんですね…それは強くなるはずですよ…」
ハンジ「ノークの指導を受けたのは遠征部隊だけじゃないよ!ね?リヴァイ?」
リヴァイ「……」ミケンニシワ
エレン「リヴァイ兵長!?」
エレン(ハンジ分隊長で見えなかった)アセアセ
エレン「というか、え!まさかリヴァイ兵長も!?」
リヴァイ「……」ミケンニシワ ギロリ ミケンニシワ
エレン(うわっメチャクチャ不機嫌だ)アセアセ
ハンジ「入団後にリヴァイはノークに対人格闘を教わって、ノークはリヴァイに立体起動を教わったんだ!」
ハンジ「リヴァイは立体起動は天才だけど対人格闘は…
リヴァイ「メガネ、それ以上言ったら削ぐ」ギロリ
ハンジ「あはは!うそうそ!言わないよ!だから恐いカオしないでよ!」
エレン(…苦手だったのかな?)
アニメをみているとリヴァイ兵長が無双なので、過去に少し位苦手分野があったらいいなーと思い、書きました!
アニメだとガスもあまり使ってないので流石兵長と言った感じですね
作戦3日前
ノーク「さて、今日もよろしくね、エレン」
エレン「はいっよろしくお願いします」
ノーク「やることは昨日と同じだけど…」
ノーク「今日は立体起動装置をつけたままやるからね」
エレン「りょ、了解しました」
エレン「あの、今日はルオルさんは…?」
ノーク「ん?ルオルはリヴァに立体起動の方を優先して教えてもらってるんだ」
ノーク「だから、ルオルは昨日のでおしまい、今日からこっちはエレンだけよ」
エレン「わ、わかりました」
ノーク「それじゃあ、立体起動の準備出来たらあっちの練習場まで来てね」ニコッ
エレン「はいっ」
数分後
エレン(昨日は散々だっだけど、今日こそは頑張ろう…)
エレン(ん?あ、ペトラさんだ、隊長と話してる)
ペトラ「ノーク、嬉しそうだね」
ノーク「だって、対人格闘なんてなんのやくにもたたないって言われてきたから」
ノーク「エレンみたいに真剣に取り組んでくれるとね」
ペトラ「こんなにノークは成果をあげてるのにね!まったく、戦いを知らないひとは失礼なんだよ」プンスカ
ノーク「ふふっ ペトラみたいにわかってくれる親友がいれば十分だよ」
ペトラ「嬉しいこと言ってくれるね」テレッ
エレン(仲良いんだな…)
エレン(なんだか、ミカサとアルミンに会いたいな…)シュン
ペトラ「じゃあ訓練に行ってくる!頑張ってね!」
ノーク「うん!ありがと、ペトラ!」
エレン(……よし!)
エレン「…ノーク隊長!ただいま戻りました!」
ノーク「わっ!」ビクッ
ノーク「早いねエレン、おかえりなさい」
エレン「早速お願いします!」
ノーク「う、うん、なんだか張り切ってるね」
エレン「作戦まで時間がありませんから!」
ノーク「ふふっ、そうだね」
ノーク「それじゃあ、始めようか」
ノーク「立体起動は重いから普段の動きより制限を受けるからね」
ノーク「その感覚を身につけられるように頑張って!」
エレン「はい!」
エレン(そうだ、初日が駄目だったからって落ち込んでなんかいられない)
エレン(俺はミカサやアルミンや皆を、守れるように強くなるんだ!)
作戦前日
ノーク「3日間はあっという間ね」
ノーク「明日は作戦だから今日は最終仕上げとして、一戦で終わりにするよ?」
エレン「はい!よろしくお願いします!」
ノーク(……エレンの伸びは想像以上)
ノーク(たった3日でこんなに変わるとはね)
ノーク「ふふっ、じゃあいくよ!」カマエ
エレン「はい!」カマエ
タタッ
ノーク「はあ!」ブンッ
サッ
エレン「はっ!」
ノーク(私の動きを捉えてる…そして的確な反撃)サッ
ノーク(でも、これはどう!?)ビュンッ
クルッ サッ…
エレン「はああ!」ビュン
ノーク「!!!」
ガシッ ッドン!
エレン「うわっ!」ドシン
エレン「……っっ、悔しいです………一度も勝てなかった」
ノーク「はあ…はあ…」
ノーク(…避けられなかった?掴んで受けるしかなかった?)
ノーク(……本気を出した)
エレン「やっぱり隊長は凄いですね…」
エレン「…?ノーク隊長?」
ノーク ハッ「え?う、うん…」
ノーク「……エレン、これで作戦前の調整は終わり」
ノーク「強くなったね」ニコッ
エレン「え?ほ、本当ですか!?」
エレン「ありがとうございます!!」
ノーク(たった数日で…何がこんなにエレンを強くさせたの?)
ノーク(私が相手をしたからじゃない、なにかが…)
ノーク「…エレン、2日間、急に張り切り始めたのは何かあったの?」
エレン「え、ああ、あれはノーク隊長とペトラさんが仲良さそうに話してるのを見て」
エレン「急に幼なじみのことが恋しくなったというか」テレッ
エレン「それで、そうだ、俺は家族を、皆を守るんだって思い出しまして…」
ノーク「……なるほどね」
ノーク「それがエレンの強さか…」ボソッ
エレン「? なにか、おっしゃいましたか?」
ノーク「…何でもない!」ニコッ
ノーク「さあ、明日に向けてリヴァのところで立体起動の調整をして、ゆっくり休もうか」
エレン「はい!」ニッ
立体起動 訓練所
ハンジ「やあ!ノークにエレン!今日の鍛練は終わりかい?」
ノーク「ええ、もう調整は十分だしあとは立体起動の調整だけにして、エレンを休めてあげたいからね」
ノーク「じゃあ、エレン、いってらっしゃい」
エレン「はい!いってきます!」タタタ
エレン「あ、ノーク隊長!作戦から帰ったらまた教えて下さいねー!」
ノーク「、うん」
エレン ニッ タタタ
ノーク「……」
ハンジ「部下との約束じゃあ果たさないとね!」
ノーク「そうだね…」
ルオル「あっ!隊長!」
ウル「お疲れ様ですな、隊長」
ノーク「ふふっ ありがとう」
ルオル「隊長!俺、エレンに手を抜いた罰として、この3日自主練習しっかりやりました!」
ノーク「偉いね ルオル」ニコッ
ルオル「!ありがとうございます!!」
ノーク「さて、いよいよ明日は作戦の日ね」
ハンジ「遠征部隊からノークと誰か一人は、リヴァイ班についてもらって」
ハンジ「他は索敵班に行ってもらうわけだけど」
ハンジ「その一人は決めた?」
ノーク「ええ、ウルにお願いしてる」
ハンジ「じゃあ、索敵班に行く隊員をまとめるのはルオルになるのか!大丈夫そうなのかい?」
ルオル「もちろんです!そのためにも自主練習頑張りましたから!」
ノーク「ふふっ 頼もしいねルオル」
ウル「……隊長」
ウル「私を索敵班へ行かせて下さいませんかな」
ノーク「え?どうしたの?いきなり…」
ルオル「そ、そうですよ!ウルさん!俺、頼りないですか?」
ウル「……私なりに色々考えたのです」
ウル「索敵は危険が伴いますが、隊員は私が誰も死なせないようにします」
ウル「そちらの方が隊長も安心してエレンを護衛できるでしょう」
ウル「ルオルは隊長のお側で動いてくだされ」
ルオル「まあ、ウルさんがそういうなら…」
ノーク「……ウル」
ウル「良いですかな?隊長?」
ノーク「……信じてるからね、ウル」
ウル「はい」
ハンジ「じゃあ、変更でルオルがリヴァイ班につくってことでいいのかな?」
ルオル「はい!」
ウル「そういうことですな」
ノーク「うん」
作戦当日 門前
リヴァイ「お前ら、準備はいいな」
エレペトオルグンエル「「「はい!」」」
ノーク「皆、準備はいい?」
遠征部隊「「「はい!」」」
エレン(いよいよだ…)
エレン(俺のためにこんなに多くの人が協力してくれているんだ)
エレン(頑張るぞっ!)
ノーク「ウル」
ウル「どうされましたかな?隊長」
ノーク「帰って来たらさ、1日くらいシーナに行ってデートでもしようか」
ウル「お誘いですな、わかりました」
ノーク「じゃあ、そっちは頼んだよ、またね」
ウル「はい」
エルヴィン「開門!」
エルヴィン「これより第57回壁外調査を開始する!」
エルヴィン「進めえー!!!」
一同「おおおおおおー!!」
ノーク・ウルは5年前から調査兵団におり、女型捕獲作戦を知っている設定でいきます
女型相手ですので全員生存するかは……
苦手な方は回れ右で!
作戦開始 数十分後
五列中央
エレン「赤の煙弾があんなに…」
エレン「やはりここは壁外なんですね」
ペトラ「大丈夫、エレンは私たちが守るから」
ペトラ「陣形のお陰で、問題は奇行種だけだしね」
ルオル「それに索敵班にはウルさんがいるんだ!奇行種でもなんの問題もない!」
エレン「……、そうですよね!」
リヴァノー「……」
ノーク「きっと、大丈夫」
エレン「!!あ、黒の信煙弾が!」
一同「!!」
初列索敵班
奇行種 ダタッ゙ダダ
ウル「みな、ここで抑えますぞ」ヒュン
隊員「「「はい!」」」
ウル(……知性があるわけではなさそうですな)
隊員「やあ!」ザクッ
ヒュンッ
ウル「は!」ザシュッ
ズドーン
ウル(……標的はまだのようですな)
五列中央
エレン「……大丈夫でしょうか」
ノーク「大丈夫、ただの奇行種だから」
エレン「ただの?」
ノーク「!あ、ええっと、ウルは奇行種なんかじゃやられないってこと」
エレン「流石ですね」
ノーク(危ない…これは極秘だった)
ノーク(……巨大樹の森まではもう少しかかりそうね)
初列索敵班
ウル「ここまでは順調ですな」
隊員2「油断は禁物、と隊長のおっしゃる声が聞こえます」
ウル「はは、確かに聞こえますな」
隊員3「ウルさーん、何やらきますよおー」
ウル「うむ、また奇行種のようですな」
パーン
ウル「さあ、抑えますぞ」
隊員2「僕にお任せください」ヒュン
隊員3「おれも行ってきまーす」ヒュン
ウル「頼もしいですな」
ウル「ん?」
ウル(あの奇行種の斜め後ろ、あれは!?)
ダダダダダ
ウル(!現れましたな…)
女型 ダダダダダ
隊員2「追加で奇行種発見、先方を仕留めます」
隊員3「速い、なんですかーあれ」
ウル「みなは、まず先方に集中してくだされ!」
ウル「私が後方を引き付けまする!」
パーンパーン
女型登場です!
女型の心の声がたまにでまする
五列中央
エレン「黒が来てまた黒、そして紫?」
エレン「誰か緊急事態なんですかね…」
リヴァノー(きたか〈わね〉)
初列索敵班
ウル(こっちですぞ!)ヒュン
女型(コイツ、ちょこまかと)
女型(邪魔)ダンッ
ウル ヒュン「おっと」
ウル「さて、そろそろいいですかな」シャキン
女型(急に戦闘体制になったか)
女型(だけど、一人じゃ私を倒せるわけない)
ウル(ここなら、みなに危害がないですな)
ウル「いざ!」ヒュン!
ウル(隊長、この作戦はみなが無事でいられるものではありませんな
それは隊長が痛いほど分かっているでしょうが
下手をすれば隊員全滅でしょうな
実は、私は何度も見ているのです
貴方が仲間を失って、泣いているのを
みなを不安にさせないため、一人静かに…
タルロの時も
みなからは離れてましたがな、私にはわかりました
…もう、見たくはないのです
これは隊員としての感情ではないかもしれませんな
他のものはこの巨人から遠ざけたのでご心配なく
ここで時間を稼げばペトラやオルオ、エレンに危険が及ぶのを防げますしな
そして何より貴方への危険も防げます
ですから私はここで一人)
「戦いますぞ!」ビュンッ
ドシーン
隊員2「奇行種、討伐完了」
隊員3「なかなかしぶとかったなー」
隊員4「あ、あれ?う、ウルさんはどちらへ?」
隊員2「恐らく先程の後方の奇行種と交戦中」
隊員3「まーったく、一人でかっこつけすぎだろー」
隊員4「た、大変です!僕らも早く追いましょう!」
隊員2「一時待機」
隊員3「大方、俺らとあれを戦わせないために1人でいったんだろー少し待つぞー」
隊員4「で、でもこのままじゃ…!」
ウル ヒュンヒュン
女型(邪魔だって言ってる)ブンッ
サッ
ウル 「はあ!」ザシュッ メツブシ
ウル(目を潰したのに、うなじを隠されては困りますな)
ウル(なら!障害の手を削ぎますぞ!)ザシュッザシュッ!ザシュッ
ダラン
ウル(これでうなじを!)
女型(はあ…これ以上時間を無駄にしたくない)
ウル「はあ!!!」
……キィン
ウル「なっ」
バクッ ブチッ
ウル「っ!」
ヒュ……ドサッ
女型(…頭ははずしたけど)
女型(その出血じゃもう無理ね)
女型(さよなら、なかなか強かった)
ダダダダダ
五列中央
ハッ
ノーク 「……ウル?」
リヴァイ「どうした」
ノーク「……何でもない」
リヴァイ「そうか」
リヴァイ「見えてきたぞ」ボソッ
ノーク「うん、巨大樹の森ね」コソッ
パカパカ
エレン「巨大樹の森?なぜここへ?」
ペトオルグンエルルオ「???」
リヴァイ「このまま入るぞ」
リヴァイ班*ルオル「はい!」
パカパカ
エレン(ここに来るなんて作戦になかった筈じゃ……)
ペトラ(どうなってるの?)
オルオ(なんだよこれ !?)
ルオル(なにがなんだか!?)
エレン(誰にも分からないのか?)
エレン(いったいどうなって…)
シュー
エレン「!黒の煙弾!?」
ペトラ「近い!」
オルオ「索敵が機能してないのか!?」
ノーク「……」
パカパカ
エレン「煙弾がどんどん近づいて!」
リヴァイ(作戦場所までもうすぐだな)
リヴァイ(索敵班らが…時間を稼いだか)
リヴァイ「全員、気を抜かずそのまま走れ」
リヴァイ「そいつが姿を表すとしたら一瞬だ」
……ダ、…ダダタ…゙ダダダダダダ
ダーーン
一同「!!」
エレン「きょ、巨人が!!」
リヴァイ「走れ!」
ダダダダダ
エレン「追い付かれる!!」
ペトラ「エレン!前を向いて走りなさい!」
エレン「!!で、ですが!」
ノーク「……エレン、奇行種は発見次第、積極的に倒すことになってる」
ノーク「それがここまで来てるってことは」
エレン「!」
ノーク「彼らの奮闘を無駄にしちゃいけない」
エレン「……」テヲ ミル
ペトラ「エレン」
ペトラ「信じて」
エレン「!」
ダダダダダ
エレン「……、……!」
エレン「進みます!!!」
ダダダダダ
女型(あと少し)
ザッ
女型(??、!?)
エルヴィン「うてええ!!!!!」
ババババババ !!!ーーーーーー…………
一同「!!」
パカパカ
リヴァイ「少し離れたところで立体起動に移れ」
リヴァイ「あの巨人からエレンを隠しておけ」
リヴァイ「俺とは一旦別行動だ」
リヴァイ「そしてノーク」
ノーク「?」
リヴァイ「お前はこいつらの指揮を取れ」
ノーク「え、作戦では私もリヴァと」
リヴァイ「今、あの巨人に会って冷静でいられるか?」
ノーク「!」
ノーク「……わかった」
リヴァイ ヒュンッ
パカパカ
ペトラ「ノーク、いったいどうなってるの?」
ノーク「うん、全部話すよ」
…………………………………
エレン「じゃあ、はじめからあの女型を捕らえるための作戦だったんですか!?」
ノーク「そういうことね」
ペトラ「5年前からいる兵にしか知らされてないってことは」
ペトラ「兵長とノーク、ハンジさんそれからウルさんは知ってたんだね」
ペトラ「道理で4人でコソコソやってると思った!」プン
ノーク「……ごめんペトラ」
ペトラ「ふう、まあ団長の命令じゃ仕方ないか」
ペトラ「ノーク!このお詫びはきっちりして貰うからね!」
ノーク「うん」
ルオル「隊長!馬は繋ぎました!いつでも行けます!」
ノーク「わかった、じゃあ、皆そろそろ行こうか」
エレルオエルグン「はい!」
オルオ「おう」 ペトラ「うん!」
ヒュンヒュンヒュン
エレン「女型はどうなったんでしょうかね」
ペトラ「きっとリヴァイ兵長が正体を暴いてくれるよ!」
オルオ「へっ、たりめえだな」
ペトラ「これもエレンが私達を信じて進んでくれたおかげね」ニッ
エレン「!」キラキラ
エルド「ペトラにオルオ 、お前ら立派になったな」
エルド「初陣じゃあ、ションベン漏らして泣いてたくせに」
エレン「え!!??」
ペトラ「ぎゃあああ!言うなよ!!威厳とかなくなったらどうするんだよ!!」
オルオ「馬鹿か!俺の方が討伐数とかは上だぞ!!バーカバーカ!!」
ノーク「エルド、ペトラは女の子よ、可哀想」
ノーク「罰として、エルドの初陣のエピソードを……」
エルド「ぎゃああ!!すみません!!勘弁してくださいいい!!」
ルオル「あはははは!!」ゲラゲラ
ノーク「うそ、言わないよ」
グンタ「ノークさんまで!ここは壁外!ピクニックじゃないんですよ!」
グンタ「ちなみに俺は漏らしてない」
エレン(グンタさんまで!)
ルオル「あ!隊長!信号弾が!」
ノーク「リヴァの信号弾ね、うまくいったのかな」
ヒュンヒュンヒュン
グンタ「おっリヴァイ兵長!」
ノーク(………)
ノーク(違う!!)
ビュン! シャキン
グンタ「なっ?誰だ!?」
グンタ(まずい!)
ガキンッ
ノーク「貴方、誰!?」ググッ
グンタ「ノークさん!」
バッ
ヒュンッ!
ノーク「エレン!危ない!」
エレン「えっ!?」
ビュン
エレン「うわっ!!」
バシュッ シュウーー
エレン(!!ガスボンベを狙われた!!?)
女型人間形態(これで逃げられない)
エレン「うわあああ!!」ヒューー
ペトラ「エレン!!」バッ ガシッ
カッ!
一同「め、女型の巨人!!?」
ヒュッヒュン
エレン「す、すみません!ペトラさん!」
ペトラ「落下しなくてよかった」
ペトラ「でも!なんで女型が!?」
ペトラ(エレンを逃がしたいけど、ボンベがなきゃ)
ノーク「ペトラ!」ブンッ
ペトラ「!? 」キャッチ
ノーク「全員、エレンを連れて逃げて!!」
エレン(今投げたのって…)
エレン(ノーク隊長のガスボンベ!?)
ノーク「ルオル、皆を頼んだよ」
ノーク「私はこの子に…用があるから」タッ
ルオル「隊長!!??」
ルオル「っ、っ、……」グッ
ルオル「うっ…わがりましたあ゛あーー!!」
ペトラオルオ「ノーク!!」
ルオル「ぜんいん!前を向いで…!進めえ!!」ボロボロ
女型(逃がさない)ダッ
タッ ザシュッ!
女型(!?)ガクン
ノーク「貴方の相手は私」
ノーク「エレンのところには行かせない」
ヒュンヒュン
エレン「ノーク隊長!!」
ペトラ「エレン!落ちるから暴れないで!!」
トッ
ペトラ「早くこのボンベをつけて!」
エレン「でも!これはノーク隊長の!」
エルド「エレン!お前よりルオルやペトラやオルオの方が辛いんだぞ!」
エレン「………くっ」グッ
カシャン(ボンベ取り付け)
ヒュン
エレン(俺は、無力なのか)
エレン(せっかく対人格闘誉めてもらったのに)
エレン(逃げることしかできないのか?)
エレン(誰も守れない?)
女型(このまま駆けて追いたいのに)
女型(通してもらえそうにない)
女型(立体起動もないただの刃を持ってるだけの人間なのに)
ノーク「ねえ」
ノーク「索敵班は無事なの?」
ノーク「それとも貴方が殺したの?」
女型(索敵?ああ、最初のしぶといや…)
ザシュッ!
女型(!?)
ノーク「まあ、貴方がここにいるってことは無事ではないよね」
ザシュッザシュッザシュッ!
女型(こいつ!)ブンッ
サッ ザクッ
ノーク「はあ!」
タッ ザシュッザシュッ!
ドシッ ダラン
女型(なに!?こいつ!)
女型(今の動き…まさか対人格闘!?)
女型(昔、お父さんに習った…)
シャキン
ノーク 「は!」
女型(硬化!)
ヒュオッ ザシュッ
女型(!?)
ノーク「硬化できるのね、刃をむだにするとこだった」
女型(硬化に気づいて 斬撃を横に逃がした?)
トッ
ノーク「さて…貴方の中身は誰かな」
カタカタ
女型(声は落ち着いてるけど)
女型(目が本気だ)
女型(削がれる…!?)
キ…
キィアアアアアアアーーーーーー!!
ノーク「!?」
ノーク「……びっくりさせないで」
タッ
ノーク「硬化できないように全身削げばいいのかな」
ザシュッザシュッ!ザシュッザシュッ!
ダラン
ノーク「そろそろいいかな」
ダ……ダダダダダ
ハッ
ノーク「巨人!?」
ノーク「しかも9体!?」
ノーク「どうして?」
ブンッ
ハッ
ノーク「しまっ…」
サッ… ガシュッ
ダンッ
ノーク「くっ!」
ノーク(避けきれなかった…)
ノーク(………
刃はあと4本
敵は通常種9体に女型の巨人
今、私のすることはエレンや皆を逃がすために時間を稼ぐことね)
タタッ
ノーク「はあ!」
女型(まだやるの)
キィン…
シャキンッ!
ノーク「はああ!」
ザシュッ!ザシュッ!
女型(刃をムダにしてでも足を狙うか)
ドッ
ノーク「ふう」
ノーク
(これで刃はおしまい、大分時間は稼いだよ)
ペトラ、オルオ、エルド、グンタ…
エレンをお願いね
リヴァ、きっと女型は貴方が倒してくれるよね
エレン、対人格闘をまた教えるって言ったけど
ごめんね
でも貴方なら強くなれるから
ネイ、シェス、アヒス …………………
こんな隊長でごめんね
どうか生きていてね
ルオル、辛い思いさせてごめんね
ウル、帰って一緒にデート行きたかったな
結構誘うの勇気いるんだよ?
もし貴方が生きてるなら
どうか
私のことちょっとでいいから覚えていてね
ニコッ
みんな
いままで
ありがとう
ブンッ
女型(さよなら)
ドォン
続ききたー!
ビュンッ バッ
「…………!?」
「死なせません!絶対に!」
「!!」
「エレン!?」
ノーク「どうして戻ってきたの!貴方は女型に狙われているのよ!」
エレン「決まってるじゃないですか!」
エレン「俺は犠牲を払えるほど強くない人間だから」
エレン「誰も死なせたくないんです!!」
ノーク「!」
ヒュンヒュンヒュン
ルオル「隊長!やはりあの命令には従えません!」
ペトラ「ノークのバカ!私達を信じてよ!」
オルオ「お前は昔っから一人で抱え込みすぎだ!たまには頼れ!」
ノーク「っ…バカ…ばっかり…ね」
女型(戻ってくるなんて)
女型(いいわ、皆まとめて仕留められる)
ペトラ「でも、何?この巨人たち!?」
グンタ「通常種だが9体いるぞ!」
オルオ「俺たちで女型共々倒すしかねえ!」
「はああ!!」
ヒュン
ルオル「隊長!お怪我は大丈夫ですか!?」
ノーク「少し…ね…」
エレン「先輩たちが戦っています」
エレン「ルオルさんはノーク隊長をお願いします!」
ルオル「な!新入りが生意気言うな!」
ルオル「悔しいが隊長のこと任せたぞ!」
ヒュン!
エレン「ルオルさん!」
ノーク「っ…皆!女型は皮膚を硬化できる!気を付けて!」
ペトラ「皮膚を?じゃあどうやって削げばいいのよ!?」
オルオ「とりあえず目を潰して筋肉を削ぐしかねえだろ」
ルオル「女型は任せた!グンタ!俺らは周りの通常種だ!」
ザシュッザシュッザシュッ!
エレン「すごい!流石だ」
エレン(あっという間に目を潰して、筋肉を!
腕も落ちた!)
エレン(ルオルさんとグンタさんもあっという間に3体!ほかの巨人の腱も切った!)
ペトラ「目が戻るまで30秒はあるわ!」
エルド「今なら硬化も出来ないんじゃないか!?」
エルド「はあああ!」
ルオル「まて!!エルド!!」
エルド「!!!?」サッ
バクッ スカッ
エルド「うおっ!?危な!!」
ペトラ「なんで?まだ目が見えるはずが!!」
ルオル「腕や足の再生が遅い!きっと目を集中して直していた!」
オルオ「ペトラ!体制を立て直せ!!」
グンタ「ルオル!こっちに集中しろ!!」
ペトラ、ルオル「なっ!!」
ペトラ(間に合わない!死ぬの?)
ルオル(女型の異変に気をとられた!くっそ、やられる!?)
ノーク「ペトラ!ルオル!」
ヒュヒュングルグル ザシュウウーーー!!
ヒュン!ザクッ ズドーン
女型(!?)ガクン
「全員無事か」
「大丈夫ですか?」
一同「リヴァイ兵長!!」 ノーク「リヴァ!」
エレン「ミカサ!」
ミカサ「エレン!!無事でよかった」
女型(人類最強にミカサ!?)
リヴァイ「お前ら全員周りの通常種を相手しろ」
リヴァイ「ミカサといったか、お前は女型の注意をそらせ」
リヴァイ「俺がやつを削ぐ」
グルグルザシュッザシュッザシュッザシュッ
エレン「流石、リヴァイ兵長!硬化する暇も与えない!」
ダラン
エレン「ん?ミカサ!?」
ミカサ(今ならうなじを狙える!エレンに近づく前に)
ミカサ「殺す!」ビュンッ
リヴァイ「よせ!」
女型 ヒュッ
ミカサ「なっ!!」
ヒュン バッ
リヴァイ「っ!チッ」
女型(いまだ!)
女型(この2人相手じゃ無理がある)
女型(さっさとエレンだけさらっておさらば)
ダダダダダ
ノーク「女型がきた!エレン!逃げ…」
シャキン
ノーク「エレン!?」
エレン「少し離れててください!」
エレン「ノーク隊長、俺、このまま守られるだけなのは嫌です」
エレン「俺も戦って家族や大切な人を守ります!」
エレン「見ててくださいね!」ニッ
ヒュン
ノーク「エレン!!」
ブンッ! ドオン
女型(捕まえた)
ミカサ「エレン! !!」
シュタッ ヒュン!
女型(なっ!!避けられた!?)
ヒュン !
エレン「はあああーー!!」
ヒュッ
ザシュウウーーー!!
一同「!!」
ミカサ「口に飛び込んで内側から削いだ…!?」
エレン「ミカサ!」
エレン「どんなもんだ!」ニッ
ペトラ「やっ……た?」
オルオ「女型の巨人を」
ミカサ「エレンが」
ルオル「倒したああ!!!」ブワアア!
グンタ「通常種も片付いたぞ!これで」
エルド「俺らの勝ちだ!」
一同「や、やっっったああ!!!」
ノーク「皆…生きてる」
ノーク「よか…た…」ニコッ
ドサッ
ルオル「隊長!?」ビュン
ペトラオルオ「ノーク!」ヒュヒュン
ルオル「寝てるだけです」ホッ
オルオ「たっくよ、無理しすぎなんだよ」
ペトラ「でも…ホントにぃ…よかったっ、無事で…」ポロポロ
リヴァイ「お前が女型の中身か」
アニ「……………」
エレン「アニ…どうしてお前が…」
ミカサ「…………」ギロッ
リヴァイ「まあいい、エルヴィンに引き渡せば色々聞き出すだろう」
パカパカ
「た…ち……!」
「たいち…う!」
「たいちょう!」
ルオル「隊長!」
ハッ
ノーク「ルオ…ル?」
ルオル「起こしてしまってすみません!」
ルオル「でもこれを見れば隊長はすぐに元気になると思って!」
ノーク「??……!」
ノーク「皆!!」ガバッ
ノーク「っ!イタタ」
隊員2改め ネイ「隊長、安静に」
隊員3改め シェス「ムリはだめですよーたいちょー」
隊員4改め アヒス「だ、大丈夫ですか?隊長!」
ノーク「無事だったのね」
ノーク「怪我はない?」
アヒス「ぼ、僕らは無傷です!」
シェス「まったくもってー」
ネイ「ウルさんが単独で奇行種のお相手を」
ネイ「出血多量で僕らの到着頃には瀕死でした」
ノーク「!」
シェス「でもですねーネイのやつ、ちゃっかり医療道具持参してきててー」
ネイ「僕は遠征部隊の医療担当、準備は当然」
アヒス「す、すぐに治療してました!」
ノーク「じゃあ」
ネイ「命に別状なしです」
ノーク「!」
ノーク「っ…よか…た…!」
シェス「んでもってーアヒスがそこいらの馬を呼び寄せてー俺がこの荷台を作ってー隊長のとこへ向かったんですよー」
アヒス「い、今思えばシェスだって工具持参してたよね」
シェス「まあなー」
遠征部隊をなぜこんなに人数作ってしまったのでしょうか(´д`|||)
現在9人生存しているので
作戦不参加のマレイ
ノーク、ウル、ルオル、ネイ、シェス、アヒス
あと2人かかなくてはっ
どなたかキャラのアイディアください
因みに新たに名前の登場した
ネイは医療担当
シェスは武器職人的な担当
アヒスは馬の管理や動物方面担当
です
遠征に必要そうな人材ってあとなんでしょう
名前候補挙げとく
フィーガ
ヴィクセン
ホリー
あ、↑これ男名前ね。
↓女
ティーナ
メミー
リア
アイディア
・戦闘技術に優れている
頭脳戦 △
行動力 ◎
仲間意識 ○
・機転が利く
頭脳戦 ◎
行動力 ○
ピンチ回避率 ◎◎
仲間意識 ×
いいの見っけたら使ってくれや。
支援支援支援。
アイディア感謝です*
有り難く使わせて頂きます
(フィーガ)とホリーを少し変えて(ホーリ)でいきたいと思います
フィーガ
戦闘力◎
頭脳△
隊長への愛◎
常に強気で語尾に~っす
シェスとはなんだかんだで仲が良い
ホーリ
頭脳◎
戦闘力〇
仲間意識△
隊員のなかで唯一、ノークにため口。一人称「我」
遠征部隊の女性はノークとマレイでその他男性です
いままで男女とかあまり記してなかったことに気づきませんでした
読み返すとアヒスとか女性っぽいですね(汗)男性ということで!よろしくです
隊員5「ハンッ お前らそんなもん持ってくるから動きが鈍いんだよっ」
シェス「ウルさんの気配りに気づかないフィーガに言われたくねえーよー」
フィーガ「ハンッ!俺の方が強いからって嫉妬してんなよっ!」
シェス「してねーしー」
隊員6「ばかどもが」
シェス「バカってゆーなよ!ホーリ!お前に至ってはウルさんのことガン無視だしよー」
ホーリ「あの奇行種は隊長かリヴァイ兵長でないと倒せないと判断した」
ホーリ「我は無駄な戦闘を避けたい」
ホーリ「故に放っておいた」
ルオル「ホーリ!お前なあ!」
ノーク 「ふふっ、皆いつも通りね」
ホーリ「怒らないのか」
ノーク「ホーリはあえて放っておいたんだもんね」
ノーク「貴方は頭がよく回るから、今回の作戦も気づいてたんでしょ?」
ホーリ「……」
ネイ「隊長はお見通し」
フィーガ「ハンッ、さっすが俺の隊長っすね」
ネイ「君の物ではない」
ノーク「ルオル、ネイ、シェス、アヒス、フィガ、ホーリ」
ノーク「生きててくれてありがとう」ニコッ
ノーク「こんなかわいい部下がいるのに」
「女型と戦って、戦闘手段を失って」
「私は一度生きるのを諦めた」
ノーク「ごめんなさい」
隊員
「謝らないでください!」
「お気になさらず」
「今生きてるならいーんですよー」
「し、仕方ないです!」
「次は俺が守るっす」
「謝るなら初めからするな」
ノーク(ああ、私は……)
ノーク(幸せ者ね)ニコッ
採用ありがとうございます♭
帰還
ガヤガヤ
「調査兵団が帰ってきたぞ!」
「今回も結構減ってるな」
「成果はあったのか?」
ペトラ「帰ってこれた」ホッ
オルオ「兵長がいたんだ、たりめえだろ」
ペトラ「でも、一番の活躍はエレンね!」
ペトラ「まさか女型を倒しちゃうなんて!」
エレン「い、いえ、リヴァイ兵長やミカサがダメージを与えてくれていましたし」
エレン「アニ…女型は俺を捕らえようと必死だったので」
エレン「なんとかうまくいった感じです」
エレン「ノーク隊長やウルさんが時間を稼いでくれたお陰で兵長とミカサも間に合って」
エレン「リヴァイ班、遠征部隊共々、無事に帰還出来たんです」
エレン「ですから」
ペトラ「皆の活躍だね!」
エレン「はい!」
ペトラ「ともかく、今日はゆっくり休もう!」
ペトラ「とりあえず私はお父さんに会って…」
ペトラ「あああああーーー!!!おおおお、お父さん!!」
ペトラ「その手紙は兵長に見せちゃだめええーーー!!!」ダッーーー!
エレン「ペトラさん…」ポカン
「エルド、おかえりなさい」
「無事でよかった」
エルド「ああ、ただいま!」
「グンタ、お帰り」
グンタ「ただいま!」
「帰ったか!オルオ」
オルオ「たりめえだろ!」
ペトラ「お父さんのバカバカバカ!!!」
ペトラ父「見つかってしまったかー」
リヴァイ「……」ポカン
エレン「……」
エレン「帰ってきたんだ」
ミカサ「エレン、いこう」
エレン「おう!」
数日後 旧本部
タタッ
エレン「いた!ノーク隊長!」
ノーク「ん?エレン、どうしたの?」
エレン「あ、あのお話が」
エレン「っと、それは?」
ノーク「これは…小さいけど、今回戦死した仲間の墓よ」
ノーク「私達は生き残ったけど、右翼側はかなりの痛手だったから」
ノーク「分かってたけど、誰も死なせないってことはできないのね」
エレン「……」
ノーク「それで話ってなに?」
エレン「あ、はい、えっと」
エレン「俺、」
エレン「遠征部隊に入りたいです!」
ノーク「え?」
エレン「今回の遠征で俺もよくわかりました」
エレン「どんなに強くなっても、巨人がいる限り全員は守れないと」
エレン「隊長もそう分かっててわざと誰も死なせないっていつも言ってるんですよね」
ノーク「……うん 」
エレン「だから、俺は遠征部隊にはいって強くなって、巨人を一匹残らず駆逐します!」
「そうすれば戦いで仲間を無くすことはなくなるんです」
「ミカサは今回の遠征でもっと強くなりたいって兵長を目指しています」
「俺は強くなるために隊長を目指します」
「俺たちは強くなって、誰も死なない世界を作ります!」
エレン「なので、遠征部隊へ入るため今後ともご指導よろしくお願いします!」
ノーク(この目…本当に強い子)
(この子なら変えてくれるかな)
(この残酷な世界を)
ノーク「エレン、ありがとう」
エレン「え?」
ノーク「女型から助けてくれて、そのお陰で私はここにいられる」
ノーク「だから、私が生きてるうちは沢山エレンにお返ししないとね」
ノーク「指導なんてお安いご用よ」ニコッ
エレン「ありがとうございます!」
ノーク「さて、皆のところに戻ろう」
ノーク「今日はお疲れ会をするんだって」
エレン「はい!」
タタッ
食堂
オルオ「おい泣き虫!それは兵長のカップだぞ!」
ルオル「泣き虫言うな!じゃあお前が運べ!」
ペトラ「二人とも!喧嘩しないの!」
エルド「よく飽きずに喧嘩するな」
グンタ「全くだ、乾杯ができん」
アヒス「と、止めた方がいいですか?」
ネイ「必要なし」
シェス「ほーっとけー」
フィーガ「ハッいい余興だな」
ホーリ「ばかどもが…」
リヴァイ「うるせえなあ」
エレン「わあ、すごい盛り上がりですね」
ノーク「ふふっ、皆楽しそう」
ギィー
ハンジ「やあ!皆!まだ乾杯はしてないね!ゲストをつれてきたよー!」
ミカサ「エレン!」パアッ
エレン「ミカサ!?」
マレイ「隊長に皆!おかえりなさい!」
ノーク「マレイ!怪我はどう?」
マレイ「あと少しです!今回は作戦に出られずご迷惑をおかけしました」
ノーク「順調なのね、よかった」
「ずいぶんと盛り上がっていまするな」
ノーク「!」「ウル!」
ウル「心配をおかけしましたな、隊長」
ノーク「動いて大丈夫なの?」
ネイ「実際は絶対安静が必要ですがウルさんの希望で特別許可しました」
ウル「正直痛みますが、どうしても隊長に渡したいものがありましてな、リヴァイ」
ノーク「?」
リヴァイ「チッ自分で渡すなら俺に預けるんじゃねえよ」ポイッ
ウル「ははは、まあリヴァイが一番生存率が高いと思いましてな」キャッチ
ノーク「???」
ウル「ノーク隊長、これを」
エレン「あれは…?」
ミカサ「指輪ね」
一同(指輪!?え、まさか)
エレン「でも隊長の指には大きくないか?」
ノーク「いや、ぴったりね…」
エレン(あっ、左手、薬指)
ノーク「この手じゃ、つけられないって…思ってた…」
ウル「今回の戦いで自分がいつ死ぬかわからないと実感しました」
ウル「ですから、今いいますな」
ウル「ノーク隊長」
「私と結婚してください」
ノーク「!!」
「…っ !」ポロポロ
「はいっ…」 ニコッ
「おおおおおおーーー!!!」
エレン「おめでとうございます!」
ペトラ「ノーク!おめでとう!」
オルオ「俺たちもそろそろ結婚するかペトラ」
ペトラ「ノーサンキュウ」
ミカサ(私もエレンと……)
ルオル「うお゛ーーー!おふだりどもー!お幸せにーー!」ブシャアー
ネイ パチパチ
シェス「おーめでたーい」
アヒス「お、おめでとうございます!!」
フィーガ サラサラサラー
ホーリ「なに風化してやがるフィーガ」
マレイ「わあっおめでとうございます」
ハンジ「ヒューヒュー!二人ともー!」
リヴァイ「うるせえなあ」
ノークウル「///」
ハンジ「じゃああー!!この勢いで乾杯するぞおおー!!エレン!挨拶を!」
エレン「え!?普通ここはハンジさんでしょう!?」
ハンジ「細かいことはいいから!さあ!」
ミカサ「エレン、私がやる」
エレン「いや、いいよ、おっほん」
エレン「女型捕獲記念とノーク隊長、ウルさん夫妻誕生に!!」
エレン「カンパーーイ!!」
一同「カンパーイ!!!」
あのときは結局深夜までみんなで騒いで
凄く楽しかったな
あれから何年たつんだろう
「エレン!」
エレン「おう、ミカサ」
ミカサ「いってらっしゃい」
エレン「ああ、しばらく空けるがこっちは頼んだ」
ミカサ「うん」シュン
エレン「おいおい、そんな顔すんなよお前の部下が不安がるぞ」
ミカサ「わかった」
エレン「あ、団長殿にも言っとけよエレンの帰還まで頼むって、忙しいみたいで会えやしないからな」
ミカサ「伝えておく」
エレン「よし、じゃあな!行ってくる!」
エレン「行くぞお前ら!」
「おおおおーー!!!」
862年 自由の翼を背中にのせ
とある隊が外の世界へ向かった
彼らは調査兵団遠征部隊
自由を求め進む者
この話は完結です
なっが(´д`||)ってなりました
お付き合い頂いた方ありがとうございます!あと、アイデア下さり感謝です!
今回のポイントは
エレンが巨人の力を使わないこととリヴァイ班が生存するといったものです
結局遠征部隊にも愛着湧いて生存させましたがね
アニの捕獲後どうなったかは原作で巨人のことがもっとわからないと難しいので
ガン無視しました
後に遠征部隊のメンバーを登場させてギャグ回を書こうかなーと思っています
案1 ウルとノークが約束していたデートをハンジ、エレンが尾行
案2 ノークが名前の長いキャラをどう呼ぼうか悩む
案3エレンの1日隊長体験
タイトルの前に〈遠征部隊〉とつけるのでよかったら見てやってください
乙
面白かった
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