女吸血鬼「人間とは最も弱く、愚かで、醜い生物・・・」
男「聞き捨てならないな」
女吸血鬼「ククク、事実であろう?我ら高貴なる吸血鬼と比べれば、全てのものは劣る」
男「ふざけるなよ!!」
女吸血鬼「逆らうつもりか!?愚かな!!」
男を片手で締め上げる
男「ぐぐぐ・・・」
女吸血鬼「所詮はその程度なのだ・・・人間は我々に比べて弱い、永遠の命を手に入れた我々とは違う」
お、おう
パンツ要りますか?
マッチョなんだろうな
>>1
祖先から受け継ぐ鉄球ッ!
 ̄ ̄| ┌‐┐
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^ω^) /⌒ヽ (^ω^) _l__|_
7 ⌒い _( ^ω^) . 人 /⌒ヽ / ヽ (^ω^)
| l /フ ̄⌒ヽ n ○○ ( (^ω^ )_ l / ヽ
\ \ (/l、__\__ソ ⌒Y⌒ (^Vヽ  ̄ 、 \ l |
\ /っ / ,(_\ ー' 人 ̄ )(つ
│/_/ /__ノ 〈__r‐\ \
___)─' └--' └-┘ (フ
│ | │ それが流儀ィィッ!!
男「は、はなせ・・・」
女吸血鬼「おっと、このままではその脆弱な命が失われてしまうな」
女吸血鬼は手を放すと男はその場に崩れ落ちる
男「はぁはぁ・・・み、見てろよ・・・人間の・・・人間がいかに凄いかをお前に見せてやるからな!!」
女吸血鬼「クハハハハ!では見せてもらおうではないか!お前たち人間の悪あがきを!!」
男「見てろよ吸血鬼が!!人間の意地を思い知らせてやるからな!!!」
男は吸血鬼のアジトから走りだしていた
こうして、人間の男による壮大な仕返しが始まる
完
そしてアパートの一室で共同生活が始まるんですね
口説いて惚れさせるんですねわかります
男の名は
シモン・ベルモント
ショールの髭にかけて、生きては返さない!
ここは 全世界医療学会 発表会場
1年に一度、世界中の優秀な医者たちが集まり研究成果を発表する場である
優秀な頭脳を持つ彼らの会合に一人の男が土足で上がり込んできた
G教授「これはこれは、ノーベル医学賞を受賞されたH教授ではありませんか」
H教授「これはこれは、脳神経学の世界では右に出るものが居ないG教授ではありませんか」
ここは、優秀な医師達の控室である
これから、それぞれの研究成果を発表するための発表会が始まろうとしていた
その時である
警備員「あの男を取り押さえろ!!」
男「離せ!!俺はどうしてもこのレポートを見てもらわねばならない!!」
警備員「馬鹿野郎!お前みたいな一般人はこっちには入れないんだ!」
男「ここには世界中から来た優秀な医者が集まってる!だから俺は先生たちにこれを見せねばならない!!」
G教授「なんだか騒がしいですな・・・」
男「だれでもいい!!俺の!俺のレポートを見てくれええええええええ!」
警備員「こいつを黙らせろ!!」
H教授「待ち給え、一体これはなんの騒ぎだ?」
警備員「これはH教授!申し訳ありません、この男が会場に侵入し、喚き散らしておりましたが、今取り押さえました」
男「あなたは!H教授!頼みがある!俺の、俺のレポートを見てはくれないか!!」
警備員「やめろ!お前の戯言に教授を付き合わせるな!」
H教授「まあまあ、いいではないか・・・一体何が書かれているのかね?」
男「頼む、目を通してもらえるだけでいいんだ・・・」
ピンポンダッシュしたり不幸の手紙送るのかと思った
支援
男はレポートの紙と研究データの入ったUSBを渡したが、結局警備員によって会場から追い出されてしまった
G教授「やれやれ・・・一段落つきましたな」
H教授「まったく、何かと思えば、レポートを読んでくれとは・・・まったくくだらん」
G教授「それで、そのレポートとやらは?」
H教授「これですが、流石に見る気にはなりませんな・・・」
G教授「そうですな、まあ、捨てておきましょう」
すると其処に、細胞の研究をしているF教授が遅れてやってきた
F教授「これはこれはみなさん、先ほど何かあったと聞きましたが大丈夫ですか?」
HG教授「じつはかくかくしかじか」
F教授「ほう、それはまた・・・それで、そのレポートというのは?」
G教授「これですか?どうせくだらない落書きでしょうから、捨ててしまおうと思って」
F教授「ほう、どれどれ・・・」
F教授は男が持ってきたレポートをさっと目を通した
F教授「ふむふむ・・・・・・・はぁ・・・ほう、ふんふん ふ・・・・・・・・・・・」
H教授「どうしましたかな?」
F教授「・・・・・・・・・・・・ふぁああああああああああああああああああ!!」
G教授「うわ!!!F教授が小便ちびって倒れたぞ!!」
H教授「どうしたんですか!?F教授!?」
F教授「あばあばあば・・・が、学会がひっくり返るぞ・・・あばばばば」
頭の悪い奴が頭の良い奴の会合とか無理して書くと
こうなるんだなあって感じ
それからの出来事は早かった
男がもたらしたレポートにより、世界中から病気という病気が無くなり
そして、不老不死、人間の細胞の劣化を止めることにまで成功した
わずか5年で人間はあらゆる病的外因と、決別することになった
5年後のとある山道、時刻は深夜1時を過ぎているというのに、騒がしくトラックが通り
山奥で巨大な施設を建設していた
その建設現場を、遠くから見ている人物が一人、いや・・・二人いた
男「来たか、吸血鬼・・・久しぶりだな」
女吸血鬼「・・・・・・・」
そんなことになったら土地と食糧の奪い合いで第三次大戦になるぞ
地の文で説明するやつは二流
男「どうよ?」
女吸血鬼「・・・なにがだ?」
男「なにが? なにがだって~~~?」
女吸血鬼「・・・」
男「見てわかるだろ!!!宇宙エレベーターの建設現場だよ!!!」
おらよく見ろよ!!人間はここまで進歩したぞ!!てめーら吸血鬼が散々えらそーにしてた
不老不死を手に入れてからというもの、あっという間に日常は進歩したぜ!!!
そしてその集大成がこれだ!人間はもうすぐ宇宙へ出るぞ!!なにせ宇宙服などなくても
宇宙空間に出れるように 進化 したからな!! 放射線も無酸素状態も今の人類には無くてもなんの影響もないぜ!!!」
女吸血鬼「くっ・・・」
男「オラどうだよ!!脆弱な下等生物に追いつかれた気分はよう!!!」
女吸血鬼「だ、だまれ!!!」
男「グボァ!!」
女吸血鬼「ほ、ほら、アレだし!吸血鬼は、こ、コウモリとかに変身できるし!」
男「はぁ?」
女吸血鬼「それに、まだまだ私のほうが力は上だし!!な、なによ!不老不死になれたからって吸血鬼と並んだと思っちゃってさー」
男「て、てめー・・・」
急に可愛くなったぞ
>>1自身はこれ面白いと思ってるんだよな?な?
男「おい、お前の目は節穴か?あいつらを見てみろよ」
女吸血鬼「なんだ?あ、あれは!」
女吸血鬼が見た先には、フォークもクレーンも使わず重い鉄骨を素手で運ぶ人間の姿があった
男「今の俺もセーブしているが、今の人間は重機なんて使わなくて作業出来るだけのパワーはあるんだよ」
女吸血鬼「でもコウモリニ変身できないし!!」
男「コウモリに変身して何になるんだよ!!!」
女吸血鬼「コウモリに変身できてないから!!変身できなきゃダメなのー!!!ダメったらダメなのー!!!」
男「こいつ・・・見てろよ・・・」
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