兵長への仕返し(67)
ハンジ「ねえ、エレン!」
エレン「なんですか?」
ハンジ「エレンは審議所で、リヴァイにおもっきり蹴られたじゃない?」
ハンジ「歯が抜ける程蹴られたよね?」
エレン「必要な演出だと…」
ハンジ「仕返ししたくなぁい?」 キャハッ
期待
あのチビは調子に乗りすぎた…
>>3アカ配戻
エレン「仕返しなんて、必要な演出だと理解してますんで…」
ハンジ「ほんっとうに〜!?」
ハンジ「それにね、私も仮にも分隊長だよ?」
ハンジ「そんな本気でリヴァイをどうこうするわけないじゃな〜い」
ハンジ「ちょっとした可愛いイタヅラ位だよ?」
ハンジ「エレンも子供の時、イタヅラとかした事あるよね?」
エレン(懐かしいなぁ…母さんにイタヅラして、母さんは怒るより笑ってた)
エレン(兵長とも仲良くなれるかな)
エレン「…俺」
エレン「(兵長と仲良くなれるように)頑張ります!!」
(イタズラじゃね?どっちでもいいけど)
ハンジ「フフッ♪そうこなくちゃ!」ニヤリ
エレン(なんか寒気が)ゾクッ!
ハンジ「そうと決まればね〜耳かしてっ♪」
ゴニョゴニョゴニョ
イタヅラ→イタズラ 修正で。 ペコリ
〜旧調査兵団本部 1日目〜
ハンジ「リヴァイ班の皆さーん、お城の住み心地はいかがかな?♪」
リヴァイ「…」
ハンジ「リヴァイ、ちょっといい?」
リヴァイ「今忙しい」
ハンジ「えぇ〜?ちょっとでいいんだよ?」
リヴァイ「…」
ハンジ((小声)実はエレンに関する報告なんだ…ここでは言えないから) シリアスハンジ
リヴァイ「…」 ガタッ(席をたつ)
〜廊下〜
リヴァイ「早く言え…クソメガネ」
ハンジ「うんっ♪」
ハンジ「あのね、エレンの歓迎会をしてあげよっ」
リヴァイ「…」
リヴァイ(無言で戻る)
ハンジ「あっ!待って待って!」
ハンジ「実はね…エレンはシガンシナで目の前で母親が喰われたんだよ…」
ハンジ「お父さんは行方不明だし…」
リヴァイ「…」
ハンジ「おまけにリヴァイには、蹴られるし」
ハンジ「蹴られて、蹴られて、蹴られるし」
リヴァイ「…」タシカニケリスギタガ
ハンジ「リヴァイより一回りも二回りも年下なんだよ」
リヴァイ「しつけぇぞ」
リヴァイ「まあ、仲間の結束は必要か」
ハンジ「決まりだねっ!」
リヴァイ「…」
バンッ!!(ドアを開ける)
ハンジ「皆さーん!いいワインがあるんだよ♪今日は無礼講っ!飲もっ!」
ペトラ、オルオ、グンタ、エルド(どういう話の流れ?)
ハンジ「さっ!皆グラスにワインをついだかなぁ?」
ハンジ「それでは!エレンの調査兵団入りを歓迎してっ」
ハンジ「かんぱーい!!」
ペトラ、オルオ、グンタ、エルド(えっ?もしかして歓迎会!?)
ペトラ、オルオ、グンタ、エルド「かっ乾杯…」
リヴァイ「…」
リヴァイ「まあ、あれだ。エレンよ、その まあ…あれだ(蹴りすぎた)」
ハンジ「リヴァイはね〜エレンをボコ蹴りした事で、エレンに 少しは悪いかな〜って思ってるんだよ!」
エレン「必要な演出だと理解してますんで」
オルオ「蹴られて有難いと思え!(うらやましい)」
ペトラ「うらやましいとか思ってない?」
オルオ(俺の心を読むとは、すっかり俺の女房をきどってやがる)
エレン「でも……有難うございます!! 」ペコリ
ペトラ(やだ、エレン素直でカワイイ )
ハンジ「まあエレンは飲めないからジュースね!!」
ハンジ「ペトラ〜このワインはね、すっごくまろやかで飲みやすいよ?」
ハンジ「それにね、コラーゲン入りで、お肌にもいいんだよ〜」
ペトラ(えっ?お肌にいいワイン?)
ハンジ「さっ飲んで飲んで!!」
ペトラ(グビグビ)
ハンジ「それはそうと、皆知ってる?この古城にはね〜言い伝えがあるんだよね」
エルド「調査兵団本部になる前の話ですか?」
ハンジ「そうそう、貴族の所有地だった時ね」
ハンジ「あっ!ペトラもっと飲んで」 ワインヲツグ
ハンジ「この城のどこかに、かつての当主の娘の部屋があります。娘の部屋から月を眺めて、願い事をすれば叶うという言い伝え」
ハンジ「どこにでもある話だけどね〜」
ペトラ、オルオ、グンタ、エルド(どこにでもないと思うけど…)
ペトラ(願い事かぁ、兵長と結婚とか?)キャッ
オルオ「そんなに俺の女房になりたいか…ペトラお前が望むなら俺はお前の願いをかなっブシュゥ!」ォオウ!
ペトラ「ねえ?誰もそんな事言ってないよね?気持ち悪いから舌を噛んで死ねばいい」
ハンジ「まあまあ、ペトラ飲んで?」トクトク
ハンジ「と、いうわけで!!」
ハンジ「エレンの歓迎会を兼ねて、皆で城を探検しよう♪」
ペトラ、オルオ、グンタ、エルド「!!」
リヴァイ(聞いてねぇぞ)
ペトラ「ハンジ分隊長〜れもお城はくまにゃく掃除したんらけろ」
ハンジ「酔いがまわったんじゃない?でもオルオへの毒舌はハッキリ言ってたよね?」
ペトラ「オルオきもちわるい」
ペトラ「へいちょーの真似がきもちわるい」
ペトラ「顔がおじさんできもちわるい」
オルオ「気持ち悪い連発だが、愛情の裏返しだな」
ペトラ「きもちわるい」 ウッ
ハンジ「あーリヴァイ、ペトラは無理だね!!部屋に送ってあげて!!」
リヴァイ「チッなんで俺が?」
ハンジ「リヴァイ紳士じゃーん」
リヴァイ「おい、ペトラ。もう寝ろ」ユサユサ
ペトラ「へいちょー」 ムニャムニャ
ペトラ「ZZZ…」
ハンジ「さっ皆は探検ね!!」
ハンジ「班分けします、私とエレン、グンタとエルド、オルオ」
オルオ「1人ですか!?」
ハンジ「ペトラを送ったリヴァイと合流してね♪」
オルオ「光栄です!!」
ハンジ「さっ!行った行った!」
オルオ、グンタ、エルド(すごく大雑把な説明…しかもこれ歓迎会か!?)
ハンジ「早く!」
ハンジ「リヴァイは後よろしくぅ♪」 ルン
ハンジ「さてと、エレン行こうか」
エレン「はい!」 ワクワク
期待
〜階段の隅〜
エレン「でも兵長がペトラさんを送るのが、どうして仕返しなんですか?」
ハンジ「ペトラはね、酒ぐせが悪いの」
ハンジ「前にナナバと女子会をしたら、酔ったペトラが脱いで大変だったんだよね〜」
エレン(女子会って、ハンジ分隊長は女!?)
ハンジ「それにね、ペトラ可愛いし、きっとリヴァイもムラムラと」 クスクス
エレン「さっきから手に持ってる物はなんですか?」
ハンジ「これはね〜複音機といって、声を録音できる機械なんだよ」
ハンジ「最近発明されたんだけど、まだ多くには知られていないかな」
ハンジ「つまり!!ペトラに襲いかかるリヴァイの声を録音して、リヴァイを脅す!!という仕返し」 ニヤリ
エレン(どこが可愛いイタズラだよっ)
ハンジ「あっ!リヴァイ達が出てきた!つけるよエレン!!」
エレン(すっげーイキイキしてるよ)
ペトラ「ムニャムニャ」
リヴァイ「ペトラ、以外と重い…」(おんぶ中)
カツカツカツ(階段を昇る)
ペトラ「へいちょー!ひどいれす」
リヴァイ「話せるなら歩け」
ペトラ「いや!!おんぶ〜、ムリーあるけにゃいもん」プン
リヴァイ「…」
ペトラ「あっへいちょーかいだん昇ったとこがぁおへやれす」
リヴァイ(ここか)
ハンジ(ワクワクワク)
エレン(ドキドキ)
〜部屋の前〜
リヴァイ「ハァ…よっ」(ペトラを降ろす)
ペトラ「有難うございました!」(敬礼)
リヴァイ(酔ってないんじゃ)
ペトラ「よいしょっ」ヌギヌギ
リヴァイ「!!!!」
リヴァイ「おい!」
ペトラ「なんれすか?」
リヴァイ「部屋に入ってから着替えろ」
ペトラ「おへや…むり」 ペタン
リヴァイ「いいから早く!」(ペトラを引っ張って部屋に入る)
ハンジ「(小声)これはいいよ〜いいねぇ!最高っにたぎるよ」 ワクワク
エレン(どうしよう、ペトラさん下着じゃないか)アセアセ
その頃、訓練兵舎
ミカサ(エレンに女の気配…)
ミカサ(エレンが浮気をしたら、エレンを削いで私も死のう)
アルミン(ミカサ…こわいよ)
ペトラ「あつい」ヌギヌギ
リヴァイ「!!」
リヴァイ「おいっ」
ペトラ「へいちょーだっこぉ」 (上半身はだか)
リヴァイ「!!」
ペトラ「好き〜」(上目遣い)
ペトラ「へいちょー、目ぇとじて〜」(ペトラ近づく)
ハンジ、エレン(ドアの隙間から覗く)
いいね〜
ハンジ(小声)「思った通りだっ!実験は成功だっ」
エレン(実験!?)
ペトラ「ねっ?へいちょー」(口元に近づく)
リヴァイ「ペトラ…」
リヴァイ(着ていた上着をペトラにかける)
リヴァイ「風邪ひかれたら困る、早くねろよ」
ハンジ、エレン「!!」
ハンジ(小声)「エレンかくれるよっ」
ハンジ、エレン(廊下の端)
ハンジ「なんだよっ!なんだよっ!あんなに可愛い超色っぽいペトラに手を出さないなんて!」
ハンジ「あいつ男じゃないね!!○○○ついてんの!?」プリプリ
エレン(どうして分隊長がこんなに怒るんだ…)
ハンジ「あー!ムラムラしないわけ!?ねぇエレン!!」
エレン「いやぁ」
〜訓練兵舎〜
ミカサ(エレン?)
ハンジ「でもエレン!!任せてねっ!」
ハンジ「調査兵団は、巨人との戦いに備えて、状況の変化に柔軟に対応できるからね!!」
ハンジ「他にもワナをしかけた…」
エレン(可愛い仕返しの域をこえてる)
リヴァイ(ペトラの部屋を出る)カツカツカツ
リヴァイ(確か当主の娘の部屋を探すんだな…)
リヴァイ(オルオと合流か)
ハンジ「つけるよ!」
エレン(この人は一体…)
その頃
エルド、グンタ組
エルド「ハンジ分隊長おかしくなかったか?」
グンタ「分隊長がおかしいのは、いつもだろ」
エルド「だな」
ハハハハ
エルド「ちょっと先に行ってくれ、ワイン飲みすぎたからトイレに寄るわ」
グンタ「暗いから気をつけろよ」
エルド「確かに暗くて、見えにくい」
エルド「トイレはっァァオ!!!!」 ツルッ
エルド(!)ガンッ!!(滑って頭をうつ)
エルド「…」 (気絶)
エルドの足元に、大量のバナナの皮…
グンタ「当主の娘の部屋って」
グンタ「絶対に分隊長の作り話だよな」
グンタ「でもサボると何言われるか…」
ポロロン ポロロン
グンタ(!!)
グンタ「なんだ?音楽?」
グンタ「かすかに、あっちから聞こえる…」
グンタ「タッ」(走る!!)
グンタ「ん!?んんんん〜!!」
グンタ「うわぁぁぁぁぁ」
グンタ、何故か一階廊下に掘られた深い穴に落ちる…(音楽はハンジお手製オルゴール)
オルオ「兵長〜兵長〜っ」ココロボソイ
オルオ「まさか兵長、ペトラに教われてないだろうなっ」
オルオ「兵長の初めては自分しかいない」
オルオ「兵長〜」
リヴァイ「オルオ…」
オルオ「ビクッ」!
リヴァイ「誰が初めてだ…」ギロッ
オルオ(兵長、つっこみはそこですか!?)
オルオ「大丈夫でしたか?ペトラに変な事をされませんでしたか!?」
リヴァイ「…」
オルオ(兵長…無言!?)
リヴァイ「ともかく探すぞ…」
オルオ「探すって!?」
リヴァイ「ぁあ!?当主の娘の部屋じゃねぇか!」ギロッ
オルオ(兵長…信じたんですね)
リヴァイ「行くぞ!!西の塔は、まだ(掃除が)手付かずだ!」
リヴァイ「ハンジやエルド達に先こされねぇようにしないと…」
オルオ(兵長…乗り気だったんですね)
ハンジ「まずいなぁ〜オルオと合流しちゃったじゃん!!」
ハンジ「リヴァイのカッコ悪い姿を見るのは、私だけでいいんだよ!」
エレン(俺もいますし、もはや俺の仕返しでもなくなっている…)
ハンジ「オルオ邪魔だなぁ」
ハンジ「エレン!ちょっとオルオを誘惑してきて!!」
エレン「オルオさんは男ですよ!?」
ハンジ「大丈夫!オルオたぶんホモ!!」
ハンジ「ペトラに対してはカモフラージュだから」
エレン「!!」
〜訓練兵舎〜
ミカサ(エレン!ピンチ!?)
ミカサ(…)
ミカサ(相手が女でなければいい)
アルミン(男子舎にて就寝)
アルミン(寝苦しい…)
エレン「あのっ!すみませんっ」
リヴァイ、オルオ「「!!」」
リヴァイ「背後から声をかけるんじゃねぇ」 チッ
エレン「すみません」(兵長怖い!)
リヴァイ「クソメガネは?」
エレン「はぐれてしまって」
リヴァイ「おおかたクソでもしてるんだろうよ」
エレン「兵長…今日はよくしゃべりますね?(急に声をかけてビックリしたのを隠すように)」
リヴァイ「バカ言え…俺は元々よくしゃべる…」ドキドキ
兵長かわいい
エレン「オルオさん!!」
オルオ「ビクッ!」
エレン「こんな時になんですが…相談があるんです」
エレン「男とみこんで!お願いします!!」 ドゲザ
ハンジ(いいよ〜エレン!!その調子!)
オルオ「男とみこんで!?」
エレン「お願いします!!」
オルオ(エレンって、目が大きくてカワイイな)
オルオ「まあ俺程の男となると…後輩に相談なんて山程されるがな」
エレン(瞳キラキラ)
オルオ(カワイイ…)
オルオ「俺に解決できない問題はない!」
エレン「さすがです!」
ハンジ(エレン、天性のモテ素質あり!?)
エレン「そうと決まれば、こちらの部屋にっ」
オルオ(部屋に2人きり?)ドキドキドキ
リヴァイ「おい…」
リヴァイ「当主の娘の部屋は?」
エレン「すみませーん、後で追いかけます!!」
オルオ(エレンと2人で…)ムラムラ
リヴァイ「…」チッ
ハンジ(ちょっとオルオ、鼻の下のびてるじゃん)
せっかくライナー達から離れたのに新たな貞操の危機w
リヴァイ「…」カツカツ
ハンジ(しめしめ、リヴァイ西の塔に向かってるね)
〜部屋〜
オルオ「相談って?」
エレン(やべっ内容は考えてなかった…)
エレン、オルオ「…」
エレン「(オルオさんが邪魔だったんで)2人きりになりたかったんです」
オルオ(!) ムラムラ
オルオ「エレン!!」ガバッ
エレン「えっ!?ちょっ!」
オルオ「おとなしくしろ!!エレンの初めての男になってやる!!」
エレン「えぇ!?」(涙目)
オルオ(泣くほどうれしいか)
リヴァイ(当主の娘の部屋にいって)
リヴァイ(月を眺める…)
リヴァイ(願いが叶う…)
ハンジ(順調じゃん!?)クスクス
リヴァイ(この塔の最上階が怪しい)
ハンジ(この塔の最上階には仕込んだワナが)クスクス
〜部屋〜
オルオ「さあ、エレン!!」
エレン(いつの間に服を脱いだんだ!!)
エレン(早くて見えなかった!)
オルオ「エレンも脱げ!!というか脱がせてやるから!」 ビリビリ(服をやぶる)
エレン「いや〜!!」
エレン「やぁ〜め〜てぇッ!」コワイ!ヤラレル
リヴァイ(この部屋か)ギィー
ハンジ(こっそり部屋に入り隠れる)
リヴァイ(中は広いな、それに整然としてる)
リヴァイ(掃除はしてない塔のはずが、まるで昨日まで誰かがいたような部屋だ)
リヴァイ(ん?肖像画?)
ハンジ(よし!行け!私のワナちゃんたち)
リヴァイ(この肖像画は当主の娘…)
カサカサカサ
リヴァイ「!!!!」
リヴァイ(こっこれは!ゴキブリ) カサカサカサ
リヴァイ(冷や汗)
ゴキブリ(戦闘開始!)ブーン
リヴァイ、ハンジ「!!」
ハンジ「キャー!!」 アセアセ
ハンジ「なんで!!ゴキブリが飛ぶの!?」
ハンジ「いや!!私のとこ来るな!!」
リヴァイ「…」
リヴァイ「どういう事だ…?」
ハンジ(冷や汗)
リヴァイ「おい…どうして、俺に抱きついてやがる?」
ハンジ「…」
ハンジ「たまたまだよ」
リヴァイ「俺をつけたのか?」
ハンジ「たまたまだよ」
リヴァイ「どうりでエレンの様子がおかしかった…」
リヴァイ「なんか仕組んだだろうが…」ギロ
ハンジ「たまたまだよ」
ゴキブリ(闘いますぜ)ブーン
ハンジ「うわぁ!」ギュッ
リヴァイ「エレンは?」
ハンジ「ん〜?お楽しみ中かな?というよりゴキブリまだ飛ぶよ」 ハラハラハラ
リヴァイ(片手でナイフをなげる)シュッ
ゴキブリ(うわぁ!)ザシュッ
ゴキブリ(死亡…)
リヴァイ「ハンジてめぇ!俺をはめるとはいい度胸だな」
ハンジ「ビクッ」
ハンジ「あっ!!リヴァイ!!見てよ!!」(窓の外を指さす)
リヴァイ「あぁ!?」
ハンジ「綺麗な月だよ」
リヴァイ「…」
ハンジ「リヴァイ!!願い事しなよ♪」
ハンジ「リヴァイ?ごめんねぇ〜抱きついて(潔癖症なのにさ)」
ハンジ「リヴァイ?」
ハンジ「リヴァイ、離れれないんだけど…」
リヴァイ「当主の娘の話はお前の作り話か?」
ハンジ「いや!あれはね、本当だよ!!町で噂を聞いたんだぁ」
ハンジ「リヴァイ?離してくれないかな?」
リヴァイ「今終わった…願い事。」
ハンジ「ん!?何願ったのさ」
リヴァイ「教えてやるから、目ぇ閉じろ」
ハンジ「…」
リヴァイ(軽くキス)
ハンジ「!!」
リヴァイ「まっ、そういう事だ…」
ハンジ「えぇ〜!?」マッカ
ハンジ「そういう事って!?」
ハンジ「リヴァイはペトラじゃないの!?」
リヴァイ「…」
ハンジ「オルオじゃないの!?」
リヴァイ「ちげぇだろ」ギロッ
ハンジ「そっかぁ、うん」
ハンジ「分かったよ!!リヴァイの気持ちに答えて…」
ハンジ「このハンジさんが願いを叶えよう♪」
ハンジ「ちょうどベッドもあるしさっ!」
ハンジ「さっ思う存分堪能したまえっ♪」
リヴァイ「…」
リヴァイ「ムードもへったくれもねぇな…」ハァ
リヴァイ「…戻る」 スタスタ
ハンジ「えぇ!?しないの!?」
リヴァイ「早く戻って寝ろよ…クソメガネ」
ハンジ「はいはいっ♪」
リヴァイ「…」
リヴァイ「まっ…いつかな」
ハンジ「!?」
リヴァイ(部屋をでる)
ハンジ(結局リヴァイに一泡ふかせれなかったなぁ)
ハンジ(あいつの苦手なものってなんだろう)
ハンジ(ペトラに、バナナの皮に、落とし穴、ゴキブリ)
ハンジ(あぁ〜どれも引っ掛からなかったよ)
ハンジ(エレンの仕返し、できなかったなぁ)チェ
ハンジ(そういえば、エレン…オルオに優しくしてもらったかな)
〜部屋〜
エレン「ハアハアっ」
エレン(汗をぬぐう)
オルオ「…」
オルオ「…」
エレン(全裸)
エレン(オルオさん凄かった…)
エレン(服着ないと…) ンションショ
エレン(とりあえず脱がされた時点で、なぐって気絶させれた)コワカッタ
エレン(貞操は守った!!)
オルオ「…」
エレン(ハンジ分隊長うまくやったかな…)
ペトラ…ハンジのワインで泥酔、上半身裸で自室で爆睡
エルド…ハンジのバナナに滑りトイレで気絶
グンタ…ハンジの落とし穴で気絶
オルオ…エレンとの情事に失敗、殴られ気絶
エレン…ハンジに振り回され、あやうく貞操を奪われそうになる
オルオ・・・
その場は逃れてもその後どうすんだよw
ペトラみたいに付きまとわれるのかw
リヴァイ「…」 カツカツ
リヴァイ「…」(小さくガッツポーズ)
リヴァイ(今回は、いや今回もハンジに振り回された…)
リヴァイ(毎回、毎回あいつは…)
リヴァイ(人の気持ちも知らねぇで)
リヴァイ「ハア」
リヴァイ(あいつは俺の調子をくるわす…)
リヴァイ(俺の願いは…)
〜部屋〜
オルオ「パチッ」
オルオ(全裸)
オルオ(エレン…)
オルオ(そうだ!!この続きをっ!)
オルオ「当主の娘の部屋で月を眺めて願い事を言えばいいんだ!!」
オルオ「待ってろよ!!エレン!!必ずや俺が!」 メラメラ
エレン(寒気がっ!裸にされたから風邪ひいたかな)サムッ
〜完〜
最後まで お付き合い下さり ありがとうございました。 ペコリ
拙い文章、読みづらい点あったかと思います スミマセン…
一作目 人類最強の理髪師 、今回が二作目です。
よかったです!
またリヴァハン楽しみにしてます。
ありがとうございます!!
嬉しいです ペコリ
乙!
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