猫「・・・」ギロリ(182)
AM7:46
黒猫「・・・」トコトコ ガブッズルズル
ネーミテミテーネコガネコノシタイハコンデルヨー
ドレドレーウワーホントダーシャメトッチャオー
男「ん?」
男「なんだあれ・・・黒猫?なんかちょっと気になるし付いてってみるか」コソコソ
ズルズル
コソコソ
・・・
黒猫「・・・」ズルズル
男「おぉこんな所に公園なんてあったのかー。しかし人っ子一人いやしない・・・」
・・・
男「ん?山に入っていくのか。どうすっかなーさすがに山はなー」バキッ
男(しまった!枝踏んじまった)
黒猫「・・・」ギロリ
男(こわっ!眼光鋭っ!!)
黒猫「・・・」ズルズル
男「あ、行っちゃった・・」
男(それにしても死体持ってってどうするんだろう。まさか・・・食べるなんて・・・ハハ、まさ
かね・・・)
男「もう少し追いかけてみるか!気になるし!」
男「ふぅ、なかなか登ったなぁ。地面柔らかいし結構しんどい・・・。猫はーっと・・」アセダラダラ
黒猫「・・・」ガサッガサッ
男(穴、掘ってる?)
ガササササササガサッ
男(仲間の墓でも作るのか・・。しかし猫ってこういう事するんだな・・・?)ヴーヴー
黒猫「・・・」ギロリ
男「あ!ごめんメールでしたごめんなさい!!」
男(なんだよあのオーラ、猫の皮をかぶったヤ○ザだろ・・)
黒猫「・・・」ガサガサッ
男「ふぅ・・誰からだよ・・ったく・・」
07/22 10:20
男友
件名:無題
登校遅いぞ!なにやってんの!
男「欠席はさすがにまずいな」
黒猫「まーお」ガッサガッサ
男[はは・・。んじゃ行くよ!お前も頑張ってな!]
男(ん?今初めて鳴いたな!鳴き声はわりと普通!)
黒猫「・・・」ギロリ
男「お前って言ってごめん調子乗ってごめん・・・」
男(か、帰ろう。あの猫普通じゃないぞ・・!)
・・・
男(あ、家に戻っちまった!よし!まだ昼過ぎだしシャワー浴びて日記でもつけてガ○オンでもやる
か!)
シャーーーーー
ギャー-----ハラニダニガツイテルゥゥゥゥ!!!
ブチッ イッテェェェェェ!!!!…
シャーーー--
キュッキュッ
支援しとく
男「ふぅスッキリー!エアコン全開ヒャッホーー!!!!」
男「そして牛乳!!!」ゴクゴクゴクッ
男「この牛乳はいいものだ!!」
男(さてやるか・・・我が戦場へ・・・今日こそプロ○ンに目にもの見せてやる・・・)
男「」
男「テンノウヘイカバンザアアアアアイ」ドタドタドタドタ・・・
<ガチャ
母「ただい・・!?」
男「あ、母さんおかえり」
母「あんた学校は!??」
男「それがさー聞いてよ!」カクカクシカジカ
母「なるほど、猫が猫の亡骸運んでたから後付いてったら山に墓作ってる、と」
男「ほ、ほんとなんだって!」
母「なるほど、猫が猫の亡骸運んでたから後付いてったら山に墓作ってる、と」
男「ほ、ほんとなんだって!」
母「言い訳はそれだけ?」
男「嘘じゃないんです!信じてください!」
母「サボったのは事実よね?」ニコリ
男「・・・はい」
母「罰として一週間お風呂掃除よろしくね」ニッコリ
男(よかった・・・それだけか・・・)
母「返事は?」
男「はいっ!!!」
母「んじゃ、ご飯の前に洗っておいて頂戴」
男「はい!!!」
男(しかしあの猫は一体なんだったんだろう。)
男(ほんとに墓作ってたのかな。気になる・・・)
男(明日早起きして行ってみるか・・・サボるわけには行かないから!4時くらいでどうだろう
!)
男(そうだ、ダニ対策しておこう。もうブチブチするのはイヤだ・・)
男「えーと・・・」
男(なるほど、火を近づければ勝手にとれてくれるのか!)
男「よし!完璧!パーペキ!」
男「オラ、ワクワクしてきたぞ!!」
<男、さっさと風呂洗え!!
男「はい!!」
ダダダダダッ
キュッキュッ
シャーーーゴシゴシゴシ
母・男「頂きます!」
母「明日はちゃんと学校行きなさいよ」
男「ちゃんと行くよ!それにしてもほうれん草のおひたしは最高だ!!」
母「あんた昔から好きよねー」
男「美味いからね!」
母「お母さんが作った鯖の味噌煮はどうよ!」
男「美味しいです!毎日感謝です!はい!」
男「ちょっとしょっぱいけど!」
母「フフ・・・・鯖の味噌煮の味一つわからないようね・・・」
男「ははは!」
男・母「ご馳走様でした!」
母「もう少ししたらお風呂入っちゃってね」
男「さっきシャワー浴びたからいいや」
母「あらそう」
<ただいまー
男・母「おかえりー」
妹「はぁ今日もつかれた−」ダラダラ
男「ご飯にする?お風呂にする?それとm 妹「うざい」
男「」ショボン
母「お風呂沸いてるわよ」
妹「先入っちゃうねー!」
母「どうぞどうぞ」
男「」
部屋にて
男「ん、メールだ」
07/22 19:43
男友
件名:無題
あえて言おう!カスであると!
男「返信忘れてたからか・・・ちゃんと返しておくか・・・」カタカタカタ
男「さて、少しジーク・ジ○ンして寝るとするか」
<男ー
男「あー?」
ガチャ
妹「今日学校さぼったんだってー?うわー馬鹿だ−ゴミだー」
男「だからそれには理由があってだな・・・」
妹「それって黒猫でしょ?」
男「知ってんの!?」
妹「なんか友達がー最近変な黒猫見かけたって言ってたんだよねー」
男「変なことしてたの?」
妹「んー、たしか、あれー、忘れちゃった!」
男「・・・」ピキピキ
妹「ハハハ!明日友達に聞いたらするメール送るから許してね!んじゃおやすみー!」
ガチャ バタン
男「・・・」
男(ひょっとして有名なのか?いや、そんな話は聞いたことないぞ・・)
男「冒険家の朝は早い。そろそろ寝よう!」ドキドキ
ドキドキ
zzZ
AM3:48
男「ドーナツぐんそおおおおおおおおおお!!!」ガバッ
男「ハァハァ・・・夢か・・」
男「なんの夢だったかさっぱり思い出せん・・。さて準備準備」
男「ライター、学校の物、鰹節、水、おにぎりっと・・」
男「よし!探検家男!行きます!」
AM6:00
男「たしかこの辺りだったはず・・・」
男「・・・ん?」
コンモリ
男「え!棒が立ててある・・!あの猫がやったのか・・・?」
男「猫は・・・さすがにもう帰ってるよな・・・」
男「よし・・!」
カツオブシパラパラ
ミズトクトク
男(どうか安らかに・・・)
男「・・・あの猫ってどっかの飼い猫なのかなー。謎は深まるばかりだ・・・」
男「おっと、時間は・・・。やばい・・遅れる・・!!」
AM8:45
ガラガラ
男「ハァハァ、遅れました!大変申し訳ありませんでした!!!」
先生「うるさい、さっさと席につけ」
ハハハハハーー
男友「遅れると思ってたよ」
男「さすがだな」
先生「ほらほら授業やるぞー」
ハーイ
昼休み
男友「それで、猫の墓はあったのか?」
男「あったけどびっくりしたよ!棒がたててあったんだよ!」
男友「まじかよ!その噂の黒猫が立てたってのか・・!」
男「たぶん・・・」ヴーヴー
男「あ、メールだ」
07/23 12:55
妹
件名:猫の剣
聞いてみたよー。
友達が山の麓にある公園でのんびりしてたら
その黒猫がやってきてそこら辺にある缶や瓶を拾って
ゴミ箱に捨ててたんだって。そのあと、子供達が遊びに
来たらしいんだけど、猫がベンチに座って
ずっとそれを見てたとか何とか!
不思議な猫ちゃんだね!
男友「誰から誰から?彼女彼女!?!?!」ソワソワ
男「妹から!ほれ」
男友「どれどれ・・・ほぅほぅ、誤字っちゃってるね」
男友「この猫は化け物か!!!」
男「ほんと・・・」
男友「にしてもこんな猫がいるなんてな・・」
男「あぁ・・・」
男・友「「そうだ!!」」
男・友「「そうだ!!」」
男「もうすぐ夏休み!」
男友「俺もそう思ったところだ!」
男友「夏休み使って調べまくろうぜ!」
男「んじゃあれだ!!どっちが詳しく調べられるか勝負しようぜ!!」
男友「いいなそれ!今日から勝負な!!」
男「やる気満々だな!」
男友「やるなら早いほうがいい!」
男「うむ!んで、基本は一人で調べて定期的に成果を発表ってのはどうだ!」
男友「おう!いいぜ!!負けんぞ!」
男「オラわくわくしてきたぞ!」
こうして謎の黒猫を追い求める少年達の夏休みが始まった
BGM ttp://www.youtube.com/watch?v=TarJ8-NergE
とりあえずおしまい
また明日辺りに勝手に頑張るす
男友の一日
AM4:00
起床、そしてオンゲ
男友「クソ!!今ピンク棒かわしただろ!!!ふざけんな!!」ガタン
男友「ふふ・・・この新機体ゾゴッ○ちゃんでボッコボコにしてやる・・・」
AM7:00
男友「朝ごはんはやっぱり目玉焼き丼と味噌汁だな!」
AM7:30 登校
男友「うーっす!委員長は今日も早いねぇ!」
委員長「おはよう!男友君はどうしたの?いつもより早いんじゃない?」
男友「家で宿題やってないから今やるのさ!」
委員長「ちゃんと家でやりなさい!」
男友「サボテンの花が、咲いている・・・」
委員長「何いってんの!?」
AM12:40
男友「ちくわにきゅうり入れてマヨネーズつけて食べるの美味しいよな」
男「ちくわにチーズのほうが好きだけど」
オタク「お主らは何もわかってないようでござるな!明太マヨをちくわにいれたものが一番でござるよ!!」
男「そもそもちくわそんなに好きじゃなかった」
友「あ、俺も」
オタク「修正してやる!!」
放課後
男友(校門から出てゆく女子高生の後ろ姿ってなんかいいな・・・)
男友(この気持ちを誰かに伝えたい・・!)
夜
男友「兄貴ー、ジョジョやろうぜー」
兄「おう!」
男友「よっしゃ!」
兄「(弟と遊んであげる)俺ってエラいねぇ!」
数時間後
男友「最高にハイってやつだッッ!!」
兄「・・・」プルプルプル
兄「このビチグソがああああああああ」ダダダダダダ
PM11:50
就寝
女の場合
女「あ、黒猫だ」
女友「どこ?」
女「ほらあそこあそこ」
女友「あ、ほんとだ。朝から不吉ー」
女「そうかなー」
女友「さ、早くしないと遅刻しちゃう!」バタバタ
女「う、うん!」バタバタバタ
昼休み
女「あ、メールだ」
女友「誰からー?」
女「お母さん」
女友「ふーん」
07/15 19:43
お母さん
件名:気をつけて!
隣街で通り魔が出たんだって!
もしかしたらこっちに来てるかも
しれないから学校が終わったら
早めに帰ってくるのよ!
女「隣の街で通り魔だってー、危ないから早く帰って来いって」
女友「それは怖いなー。」
女「い、一緒に帰ろうね!」
女友「当然でしょー」
放課後
女「女友ー!早く帰ろ−!」
女友「わかってるから!わかってるから!」
女「先に玄関で待ってるねー!」
女友「ういういー」
女「あ、今朝の黒猫だ・・・」
猫「・・・」ギロリ
女「ひっ・・!」コソコソ
猫「まーお」テクテクテク
女「行っちゃった・・・」
「おーい!」
女「あ、女友ちゃん!遅い!」
女友「すまんすまん」
女「さ!帰ろ!」
女友「ういうい」
トコトコトコ
女「さっきあの黒猫見たんだ−」
女友「へー」
女「すごい怖い目つきしてたよー」
女友「女は何でも怖いって言うからな−」
女「何よそれ!」プンプン
女友「ごめんごめん」
女「まったくもう!」
女「あ、ここでお別れだね!」
女友「ういうい。女ー気をつけてなー」
女「女友ちゃんこそ!」
女友「んじゃまた明日なー」
女「うん!また明日ね!」
女「はぁ〜それにしても通り魔か〜怖いな〜」
女「ただいまー!」
女母「おかえり!大丈夫だった!変な人いなかった!?」
女「大丈夫だよ!女友ちゃんと一緒に帰ってきたから!」
女母「あらそう、でも怖いわね〜」
女「うん・・・」
女の部屋
女「ふぃ〜疲れた〜〜。通り魔が早く捕まらないと遊びにも行けないな〜」
女「ご飯まで少し寝ようかな〜」
スピー
ヴヴヴヴヴヴ ヴヴヴヴヴヴ
女「ん・・・誰だろ・・・。女友ちゃん・・?」
07/15 18:11
女友
件名:赤猫
添付ファイルあり
血まみれの黒猫発見
女「ひっ」
女「怪我でもしたのかなーっと・・・送信!」カタカタ
ヴヴヴヴヴヴ
07/15 18:20
女友
件名:Re:RE:赤猫
傷みたいなのはなかったと思うー
女「そっかー、どうしたんだろ・・・」
<ご飯よー
女「はーい!」
母・女「いただきまーす!」
女「うーん!やっぱりきゅうりの浅漬けは美味しい!」
母「漬物は浅漬に限るわよねー」
女「うん!」
<速報です。〜〜市で起こった通り魔事件の犯人と思われる男が捕まりました。
<男は狂気に使ったとされる包丁を上着の内側に隠しており〜〜〜〜
<〜〜〜〜〜〜〜〜、なぜか男はひっかき傷など体中傷だらけだったそうです。
女「あ、捕まったんだ!よかった〜」
女母「日本の警察もまだまだ捨てたもんじゃないわね」
女「さて、ごちそうさま!」
女母「あらもういいの?」
女「結構いっぱい食べたよ!あ、まだ遅くないし少しお散歩してくるね!」
女母「はいはい、遅くなる前に帰ってくるのよー」
女「はーい!」
女(まさかね・・・あの黒猫ちゃんがやったなんてことは・・)
女(うーん・・・ま、気にしても仕方ないっか!)
女「ふんふ〜ん♪」
女「ただいまー!」
女母「お風呂沸いてるから入っちゃいなさい!」
女「はいは〜い!」
パサッパサパサ
ガチャ
シャーーーー
チャプチャプ
女「お風呂はやっぱり気持ちいいな〜♪よし!まど開けちゃおーっと!」
ガラガラ
?「黒猫、こんな所にいたのね。どうしたの?こんなに汚れちゃって」
黒猫「まーお」
?「そう、隠れてたの。ま、この色じゃ目立つからね。ふふ」
黒猫「んにゃー」
女「・・・」
女(汚れてる黒猫・・と飼い主?さんがお話してる・・?)
女(猫ちゃんの飼い主くらいになると猫ちゃんともお話できるんだなー!いいなぁ!)ドキドキ
飼い主?「〜〜〜〜〜〜ろしたかったのね。でもそれが正解よ」
黒猫「にゃ」
飼い主?「うん。偉い偉い。よしよし」
黒猫「にゃーにゃー」
飼い主?「さ、そろそろ帰ろっか」トコトコ
黒猫「まーお」テクテク
女「盗み聞きみたいになっちゃった!途中聞いてないけど!」
女「いいなぁ〜猫ちゃんとお話してみたいな〜!」
女「よし、そろそろあがろうかな!」パシャー
ガチャ
パサパサ
女「お母さ〜ん、お風呂上がったよ〜!」
女母「あいよ〜」
女「さて、宿題終わらせて寝ましょ!」
女の場合1終了
さて、今度こそ続きは明日にしよう・・。
グフカスに乗ってノリスになるんだ・・・
男の場合
夏休み 朝
男「ふむ、どうやってあの黒猫を探そう・・・」
男「聞き込みでもしてみようか・・・」ブツブツ
妹「なにブツブツ言ってんの?」
男「いやー、夏休み使ってあの黒猫について調べまくろうと思ってなー」
妹「ふーん、何かあてはあるの?」
男「いやまったく」
妹「ふーん。んじゃ部活あるからもう行くね」
男「いってらっしゃーい」
男「考えてても仕方ない!散歩がてらあの公園まで行ってみるか!」
公園
男「相変わらず寂れてるなー」
男「・・・?ベンチに誰か座ってる・・」
男(な、なんかふつくしい女性が煙草を吸っておられる・・!)ゴクリ
男(とと隣に座らせてもらおう・・・!)
男「す、すいません・・隣座ってもよろしいでしょうか・・・!」
煙草女「ん?あぁ、どうぞどうぞ。」
男「し、しつれいします!」
男・女「・・・」
煙草女「この公園って静かでいいよねぇ」プハー
男「そ、そうですね」
煙草女「ここに来ると芸術の神様を身近に感じられるよ」フゥー
男「はぁ・・」
男(なんだこの人・・・電波・・・?ん?)
男「あ、これ、スケッチブックですか?」
煙草女「そうだよ。大したものは描けてないけどね」
男「見せてもらったりなんかは・・」
煙草女「いいよいいよ」
男「・・!ありがとうございます!」
ペラッ
男(これは・・・あの滑り台と遊んでる子供たち・・・うまい・・!)
男「うまいですね!画家さんなんですか!?」
煙草女「いや、趣味さ。」
男(この公園の絵ばかりだ。)ペラペラ
男(・・・!?)
男「これ・・俺じゃないですか!!」
煙草女「あぁ、やっぱり君だったか」
男「すごいストーカーっぽくなってますけど!!」
煙草女「見た感じストーカーそのものだったよ。」
男「いやまぁ・・たしかにストーカーかもしれませんけど・・・」
煙草女「ふふ。面白かったんでつい・・・ね」
男「そうですか・・・」
男「あ、そうだ。俺今この猫を追ってるんですけど何か知りませんか!?」
煙草女「へぇ、楽しそうなことしてるんだね。ふふ」
男「ゴミ拾いみたいな事してたり仲間?の墓作ってたり不思議な猫なんですよ!」
煙草女「ほぅ。そいつは本当に猫なのかい?ふふふ」シュボ フハー
男「ど、どういうことですか!」
煙草女「そんなことできるなんて化け猫の類としか思えないだろう」
男「そ、そうですかね・・・」ゴクリ
煙草女「まぁ、その猫ならたまにこの公園で見かけるよ」
男「ほんとですか!?」
煙草女「あぁ」フゥー
男「じゃあこの公園で張り込みでも・・」ブツブツ
煙草女「ふふっ」
煙草女「それじゃ、私はもう行くよ」
男「あ、はい!ありがとうございました!」
煙草女「こちらこそ、話し相手が出来て楽しかった」フハー ジュゥゥ
男(灰皿があるのに携帯灰皿使うんだ・・・)
煙草女「それじゃあね」
男「はい!また!」
男(それにしてもふつくしい人だった・・・)
男の場合1 終
男友の場合1
男友「○○市 変な黒猫っと・・・」カチカチッターン
約 9,760 件 (0.31 秒)
男友「ぱっと見それっぽいのはないか」
男友「ん?なんだこれ・・・都市伝説のサイト?」
男友「オカルト話かぁ〜。実際に遭遇したら恐怖だけど読むだけなら面白いよなー」
男友「どれどれ・・・」
メニュー
怖い都市伝説
人体医学の都市伝説
社会生活に潜む都市伝説
アニメや漫画の都市伝説
少ネタ系都市伝説
男友「ほぅほぅ」
男友「追いかけてくる黒猫・・か」
ある男が夜の国道を車で走っていた。〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜恐る恐る後方を確認した
男友「オチわろたwwwwwwwってこれじゃない!」
一時間後
男友「やっぱりそれらしいのはないかー」
男友「あれ、確か地域交流の掲示板とかあったよな」
男友「そこも調べてみよう」カチカチ
男友「・・・お?」
76 名前:○○さん 投稿日:05/14(火) 18:20:59
一昨日、○○コンビニ前のゴミ箱の上で寝てる黒猫がいて
撫でようとしたら思いっきり睨まれたよ。怖かったー
んで今日の昼頃にかの有名な○○食堂に行ったんだけど
そこでまたその黒猫に合っちゃってさ。なんか運命を感じたね
78 名前:○○さん 投稿日:05/14(火) 18:26:31
>>76
もしかして夜○さんバリの黒猫か?
ちょっかいかけようものなら一瞬でボコボコにされそうなオーラ醸し出してるよな
男友「ふむ。これは色々調べられそうだな!」
男友の場合1 終
ザッピングしてるのか
>>53
レスどうもっす
ザッピングといいますかただネットサーフィンといいますかググるといいますかただそんな感じっす
初めてなもんでわかりにくくてごめんなさい
女の場合2
女「ふぇー寝過ぎたー・・・もうお昼過ぎかぁ・・・」
女「・・・あ!今日から夏休み!どうしよう!」
女「貴重な夏休みの一日を無駄にしてしまうかも知れない!」
<女ちゃーん、買い物行くけど一緒に行くー?
女「あ!行く行くー!」
女「何買いに行くの?」
女母「化粧品が切れちゃって、あとお父さんの靴下とかその他色々よー」
女「じゃあついでに私の靴も買ってよ!」
女母「仕方ないわねぇ」
女「やったー!ありがと!!」
キッキッキッキ・・ドゥルン ドドドド←車のエンジン音
〜〜市 デパート
女母「やっぱり買い物と言ったらジャ○コよね!」ガチャ バタン
女「ね!」バタン
女「どんな靴にしようかなー!」
女母「あんまり高いのはダメよ・・!」
女「わかってるよー!」フンフーン♪
数分後
女「よし!これに決めた!」
女母「あら、ただのスニーカーじゃない」
女「動きやすくてバッチリ!今年の夏は外を満喫するのです!」
女母「・・・そう」
女母(ダイエットを考える年頃よね・・・)
オカイケーサンゼンキュウヒャクハチジュウエンニナリマス
女「さっそく新しい靴履いちゃおー!いえー!」
女「お母さーん!ちょっと慣らし運転してくるねー!」
女母「あんまり遠くに行かないでよー」
女「はーい!」
デパート前
女「暑ぅ・・・」
女「そういえば車から見た時近くに駄菓子屋さんがあったはず!」
女「変なアイスとか売ってないかな!!」
女「あれ・・・えっと・・・どっちだっけ・・・たしか・・・」
数分後
女「・・・」
女「迷ってしまった・・・うぅ」
<スミマセンコノネコミタコトアリマセンカ?
エジャワカラナイネェ>
<デ、デスヨネアリガトウゴザイマシタ
ナニカカッテイキナサイナ>
<ハ、ハイ!
マイドアリー>
タッタッタッタ
ドカッ
女「痛っ!」
男「あ、ごめんごめん!大丈夫!?」
女「大丈夫です!こちらこそごめんなさい!」
男「ごめんね!それじゃ!!」タッタッタッタ
女「急いでたのかな。・・あ!駄菓子屋!あの人も」
女「あのーすみません!変なアイスはありますか!」
婆「おや、今日はお客が多いのう。うーん、変なアイスはないかねぇ」
女「そうですか・・・」ショボーン
婆「オススメはダブルソーダだよ」
女「ダブルソーダ美味しいですよね!大好きなんです私!」
婆「おやおや、お嬢さんいけるクチだね。サービスだ、50円で売ってやる」
女「いいんですか!?ありがとうございます!!」
女「あの、ジャ○コから歩いてきたんですけど、ジャスコまでの道・・わかりませんか・・?」
婆「この距離で迷子なんてお嬢さんやりてだねぇ。」
婆「さっきの男が走っていた方にでかい道路があるから」
婆「向こう側に渡って左に歩けば着くよ」
女「あ、ありがとうございます!頑張ります!」
婆「元気がいいねぇ。また今度来たらサービスしてあげるよ」
女「はい!お婆ちゃんもお元気で!またね!」タッタッタ
婆「はいはい」
ヴッヴッヴッヴ
女「あ、お母さんからだ」
女母『もうすぐ帰るから車のところで待ってなさいね』
女「はーい!」
女母「どう?靴の履き心地は?」
女「最高!」
女母「よかったね」
女母「それにしてもさっきから信号に捕まるわねー」
女「うん。・・・あ!黒猫!お母さんほら!黒猫!」
女母「あらやだ不吉だわー」
女「お母さんそれ迷信らしいよー」
女母「へぇ〜、そうだったの」
女「あ、あの人!」
女母「知り合いなの?」
女「さっきあの人とぶつかったの!」
女母「運命の出会いだったりして・・フフフ」
女「何言ってるのお母さん!」
女母「ウフフ」
女の場合2 終
一方その頃、女友
女友「ういーあつはやっぱりなつい」
女友父「おい!畑で良いキュウリが取れたぞ!ミソつけて食おうぜぃ!」
女友父「お父さんのキュウリ、食うか!!?」
女友母「あんまり下らない事言わないでね」ゴゴゴゴゴゴ
女友父「下ネタだけに下らないってか!!」ハッハッハ
女友母「・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ラウンドワンッッファイッ
ドギャーン
父<マタウデヲアゲタナ!カアサン!!
ムダムダァ!!>母
ザ・ワールド!トキヨトマレェ>母
ザシュッザシュッザシュッ
シャキンシャキンシャキンッ
ソシテトキハウゴキダス>母
グサグサグサ
K.O
父<アァ、トキガミエル…
女友「キュウリうまー」
女友「母よ、麦茶いれといた」
女友母「ありがとう」フゥ
女友「あつはやっぱり麦茶だねぇ」
女友母「そうねぇ」
女友父「」ピクピク
おしまい
ダニじゃなくてヒルでは
男達の場合
男宅にて
男「久しぶりだな!」
男友「おーっす」
男「さぁあがれあがれ!」
男友「おじゃましまーす」
妹「あ、男友じゃーん!ひっさしぶりー」
男友「おう妹ちゃん!可愛くなったなー」
妹「そうでしょ!うふふふ」
男「妹ー、あとでジュース持ってきてくれ−」
妹「自分で持っていきなよ」
男「頼んだぞ!」
妹「うっせ」
男友(相変わらずか・・・)
>>69
ダニなんです。実体験なんです。痛かったでうs
ガチャ
バタン
男「さて!本題に入ろう!」
男友「おう!」
男「成果は!!」
男「ない!」
男友「ある!」
男「!?まじか・・・」
男友「まずは俺の一生だな!ハハハ!」
男「クソー!!・・・それで、どんなどんな!?」ワクワク
男友「おっほん!・・・まずはこれを見てくれ」
×←公園 *←黒猫目撃ポイント
凸←学校 ▲←ジャ○コ
□←男家 ■←男友家
●←かの有名な食堂
/ ○○市
* * 凸
× ■
□
* /
* */
\__ /
* \ /
\_*●_/ *
▲ * 〜〜市
* *
男「おぉ!!・・わかりにくい」ボソ
男友「ま、まぁ、一応地図っぽいの作ってみたんだ・・・」
男友「下手なのは勘弁してくれ・・・」
男「それでそれで?」
男友「あぁとりあえずこんな感じ。一目盛500m位かな正直テキトー」
男友「あとほんとはもっといっぱい目撃情報があったんだけど・・」
男友「この街の中だけでまとめといた。あと面倒だったから他は書きたくなかった!」
男「そ、そうか」
男友「それでちょっとした考察なんだが」
男「うんうん」
男友「まずネットの情報で、『その猫に首輪が付いてる』っていうのがあったんで」
男友「前提が『誰かの飼い猫』ならその猫には行動拠点があるはずだと思ったんだ。」
男「あ、そういえば首輪ついてるか見てなかったからなぁ・・・。でもネットの情報なんてあてになるの?」
男友「まぁきけきけ」
男友「それで○○市を中心にポイントつけてみたんだけども。どうにも。俺達の家の近くは目撃数が少なくて南側や〜〜市の境だと結構あるんだ。」
男「質問!猫の行動範囲ってどのくらい?」
男友「あぁ・・・大体500m以内だって言われてるけど・・・化け猫みたいなもんだしな・・・」
男「たしかに・・・」
男友「めんどいから結論からいうと○○市に黒猫の拠点はないと思う」
男「見た感じそんな感じはするもんねー」
男「てかわざわざ地図みたいなの書かなくてもよかったんじゃ・・余計ややこしくなるような・・・」
男友「だまらっしゃい!」
男友「まぁとりあえず明日からは〜〜市を中心に色々調べてみるよ」
男「あいよ!俺もあっちのほう探してみる」
男友「よし!じゃあゲームでもやるかー!」
男「あれ・・・何か忘れてるような・・・」
トントン
<はいるよー
妹「はいジュース!」
男・友「「遅いよ!!!」」
男達の場合 終
妹・午後の一コマ
妹「うちのお兄ちゃんったらね!今猫さがしに夢中になっちゃって遊んでくれないの!」
妹友「さびしいの?」クスクス
妹「ち、ちがうよ!暇潰せなくて困ってるの!」
妹友「ほんとはー?」ニヤニヤ
妹「だから!あんな馬鹿にかまってもらおうなんて思ってないって!!」
妹友「まったくー妹ちゃんはかわいーんだからーー」ナデナデ
妹「もう!!妹友ちゃんなんてしらない!」
先輩「おーい!休憩終わるよー!」
妹・友「「はい!」」
おしまい
ふむ('-ω-)
乙。
ヴヴヴヴヴヴ
女「ん〜〜・・・・」ガチャガチャ パカッ
女「女友ちゃんからだ〜〜」ムニャムニャ
07/28 05:22
女友
件名:暇なら
釣りいこ
女「急だよぉ〜〜・・」カチカチ
ヴヴヴヴヴヴ
07/28 05:29
女友
件名:Re:RE:暇なら
6時に迎えに行くよ
女「はやいよ〜〜〜」
ガチャバタン
女「準備完了!んー!爽やかな朝だ!」シャキーン
キィー
女「女友ちゃんおはよう!」
女友「おはよー急でごめんすー。録っておいた猫の○返し観てたら釣りしたくなっちゃってねー」
女「急なのは今に始まったことじゃないからね!・・って、あれ?釣り関係ある・・?」
女友「いやないなー。はっはっは」
女「あはははは!」
女友「それじゃ行きますかー」
女「自転車持ってくるからちょっと待ってて!」
女「あ、そうだ!コンビニで朝ごはん買ってこなきゃ!」
女友「食べてないと思って女の分の朝と昼のおにぎりも作ってきたよー」
女「!!・・女友ちゃんありがとう!」
女友「誘ったのはこっちだからね」
女「女友ちゃんは良いお嫁さんになりそう!」
女友「一緒に釣りしてくれる男がいいなーハハハハ」
女「到着!あんな所に公園あったんだねー」
女友「知らなかった?あ、転ばないようにしなよー」
女「わかってるよ!・・っと、うわぁ!」ヨロヨロ
女友「言わんこっちゃない」ガシッ
女「あ、ありがと・・!」フゥ
女友「そうだ、餌はなにか持ってきたかい?」
女「冷蔵庫にすじこがあったからそれ少し持ってきちゃった。」
女友「ルアー(疑似餌)は何ある?」
女「ミミズっぽいワームくらいかなー」
女友「ふむ。女がミャク(仕掛けを流して釣る方法)ならこっちはルアーで対抗しようじゃないか」
女「望むところ・・!」
女友「狙うは昼ごはん!」
女「よっしゃ!」
ヒュッ ヒュッ
ポチャポチャン
数分後
ピクピク
女「よっし!キタァ!!久々だぜこの感覚ゥー!!!」ググググ
女友「・・・」(あれはどうにかならんものかな・・・)
女「さぁさぁさぁ!その姿をみせたまえ!!!」バシャバシャ
ヒョイ
女「お!アメマスか!・・な?」
女友「どれどれ?・・・うい、アメマスだね」
女友「いけす作っといたから入れときなー」
女「いつのまに・・・」
女友「お?」ピクン
女友「きたかっ」グググ
バシャン ヒョイヒョイ
女友「ウグイ・・・」
女「女友ちゃーん!何釣れたー?・・あ、ウグイ・・・」
女・友「・・・」
女友「お行き・・ウグイの血を途絶えさせてはだめ・・・」
数時間後
女「あ、そろそろお昼だね!」
女「さて釣果は!?」
女友「・・・」
女 ウグイ1 アメマス5
友 ウグイ5 ヤマメ2
女友「」ショボーン
女「こんな時もあるって!気にしない気にしない!」ヨシヨシ
女友「うい・・・」
女「さ!ご飯の準備しよう!」
女友「うい・・・」
女友「かまど作っておくから魚持ってきてくりー」
女「はーい!」
テクテク
女「・・あ!黒猫ちゃん・・!」
黒猫「・・・」ギロリ
女「ひっ・・・」
黒猫「・・・」トコトコ ガブ
女「あー!だめぇ!!!」
黒猫「・・・」ゼンリョクダッシュ
女「あー、でも一匹だけならいいk・・ああああ!!」
ダダダダ
女友「どうしたどうしたー」
女「いけすが壊れてた・・」シクシク
女「逃げ出したの頑張って捕まえたけどアメマス1匹とヤマメ2匹だけ・・・」
女友「それだけいれば満腹でしょー」
女「そ、そうだけどぉ」
女友「さぁ下ごしらえするから手伝っ・・・やっぱりいいや火の番よろしくー」
女友(怪我しそうだしな・・)
女「え、うん。・・・わかった!」
女友(鱗を剥がしてっと)グサッグリグリ…グチョ…ブスリ×2
女友「女ー、焼いといてー」
女「はーい!」
パチパチ
女「そろそろかな!」ワクワク
女友「そろそろだね」
女「もういいかな!」
女友「もういいよ」
女「!」
女「さ!いただきましょう!」
女友「そうですな!」
女・友「いただきまーす!」ムシャッ
女友「まずはアメマスからだー」
女「んー!脂が乗っててプリプリしてる!」
女友「そうだなー」
パクパクムシャムシャ
女「そしてヤマメの塩焼き!」
モグモグ
女友「このたんぱくな味がたまらんねぇ」
女「ほんとにね!」
女「おにぎりも美味しい!友ちゃんちの梅干しはくせになるね!」モグシャ
女友「我が家自慢の梅干しさー。今度作り方教えてもらわないとなー」モグモグ
女・友「ご馳走様でした!」
女「ふぅ〜お腹いっぱいだ〜」
女友「よし、じゃあゴミ捨ててくるから女は帰りの支度しててくりー」
女「はーい!」
数分後
女友「ういー」
女「いつでも帰れるよ!」
女友「おーありがとー」
女友「公園のゴミ箱に捨ててきたんだけどさー、ベンチに女の人が座ってたんだよねー」
女友「あの公園で人みかけたの久々だよー。と言っても最近近く通ってないからわかんないんだけどね。ハハハ」
女「そうなんだ!あ、この後どうするー?」
女友「特にやることもないんだよねー」
女「それじゃ一緒にシャワーでも浴びる?」
女友「この歳になってそれはないでしょー」
女「あ、はは・・そ、そうだよね!」
女友「うーん。じゃあシャワー浴びたら映画でも見ようぜー」
女「いいよ!女友ちゃんちに行けばいいのかな?」
女友「うい」
女「りょうかい!それじゃまた後でねー!」
女友「ういー」
女達の場合 終
乙うぃー
男達の午後
男「あつい・・・」
男友「エアコンつけようぜ・・・」
男「そうだな・・・」
ピッ
数分後
男「地味に寒い・・・」
男友「少し温度あげようぜ・・・」
男「そうだな・・・」
ピッ
数分後
男「地味にあつい・・・」
男友「一度さげようぜ・・・」
男「そうだな・・・」
ピッ
数分後
男「なんで丁度イイ温度にならないんだ!!!」
男友「こうなったら脱ぐしかねぇ!!!!!」
男「え?」
男友「脱ごうぜ・・・」
男「脱いだらエアコンの温度下げてやるよ」
男友「一思いにやれえええええええ」
男達の午後 おしまい
話が進まねぇwwww
男の場合2
男宅にて 31日朝
男「ここ数日〜〜市を散策しているものの特に進展がない・・・」
<馬鹿ー起きてるー コンコン
男「うっせー!起きてるよ!」
ガチャ
妹「今日一日中部活あってお弁当が必要だったから、ついでにあんたのも弁当作っといたよ」
男「うぉぉ!妹よ・・!!ありがとう・・!」
妹「お弁当一回500円になりまーす」
男「な、なんてやつだ・・!」
妹「冗談冗談」
男「ふぅ・・・」(妹ならやりかねんからな・・)
妹「それじゃいってきまーす」タッタッタッタ
男「おう!気をつけてなー!」
男「さて、と。あの公園にでも行ってみるか」
男「あ、自転車に空気入れとかないと」
コシュッコシュッコシュッ… ←空気を入れる音
男「さーて!行きますか!」
男「ふぃーついたー」
男「相変わらず誰もいないのなー」
男「こんな世の中じゃ仕方ないかー・・」
男「よし!少し早いけどお昼ごはんにしよう!しかし妹って料理出来るのか・・?」
パカッ
男「・・・!?割と綺麗な卵焼き!ピーマンの肉詰めにほうれん草とベーコンのソテー!!更に
ミニトマトを三個も・・!」
男「なんだこの豪華な弁当は・・!母さんなんてほとんど冷凍食品なのに・・・」
男「そうか・・・あいつは部活のみんなと食べるんだ・・そりゃあ気合も入る・・・」
男「か、肝心のお味のほどは・・!」卵焼きパクッ
男「これは・・!だし巻き卵!!あいつ!だし巻きをこんなに綺麗に作れるのか・・・!!」
男「ピーマンの肉詰めは・・・うまい!普通にうまい!!」
男「問題はこのソテーだ。」パクッ
男「ま、ま・・・まごうことなき美味!!!食欲をそそるバターの香り!そしてほうれん草とベ
ーコン、お互いが高め合うような絶妙なコンソメ味・・!そして!!脇役ながらも我々を魅了し
てしまうブラックペッパー!!!!」
男「ふっ・・・完敗だぜ・・・」
?「おや、何をしているんだい?」ジー
男「!?」(あれ、この全体的に黒い服の女の人は・・・)
煙草女「やぁ。久し振りだね」
男「どどどどうも!おおお久しぶりでし!!アッ!」汗ダラダラ
煙草女「ふふ」ニコリ
男「あ、あなたもここでお昼ですか?」
煙草女「煙草女でいいよ。君のと違って手抜きの昼食さ」
男「マッ○ですか、クォーター○ウンダー美味しいですよね」
煙草女「残念ながらBLTバーガーなんだなー」
男「そ、そうですか」(そういえばここらへんのマッ○ってジャ○コか学校側でしかみたことない
なぁ)
煙草女「さ、食べよう」
モグモグ
煙草女「さて、私は用事があるので行くとするよ」
男「あ、はい」
煙草女「じゃあまたね」
男「俺もそろそろ猫探し行くか〜〜。よっと」
<ア、センキャクガイル-!
男「ん?」
?「あっ!」 男「えっ!?」
女「あの時の!!」
男「へ?」
女「ほら駄菓子屋の前でぶつかった!」
男「あぁ!!!」
女「いやぁー奇遇ですね!何してらしたんですか?」
男「ちょっと猫探しをしてたんだけど、その休憩ですよ!」
女「猫?」
男「はい、こわーい感じの黒猫です!」
女「もしかして、睨んでくる黒猫・・?」
男「多分それだと思いm」 猫「・・・」トコトコ
男「あ、あれですあれ・・・」コソコソ
女「やっぱり・・・」
男「それじゃ俺!追いかけるんで!!」
女「あ、私もついてっていいですか!?」
男「え、あ、ど、どうぞどうぞ!」
女「ありがとうございます!」ワクワク
男「さ、行きましょう!」 女「はい!」
女「あれ?学校の方に向かってる?」
男「学校?」
女「私が通ってるところなんですけど。ここ真っ直ぐ行くとその学校についちゃうんですよね!」
男「この先にある学校・・・あ!偏差値高いところじゃないすか!」
女「え、えへへ〜」ポリポリ
男「人は見かけによりませんなー」
女「どういう意味ですか!」
男「ふんふーん♪」
女「ちょっと!ねぇ!」
男「あ、猫が曲がった!」
女「まったく!」
男「あ、あれ?ここって・・・」
女「けい・・さつ・・・しょ、ですね・・・」
女「あ、猫ちゃん入り口で転がっちゃいました!」
男「なんだってこんなところに・・まさか・・・!」
女「まさか?」
男「警察犬ならぬ警察猫!」
女「かっこいい!!」
男「え、違うよね?違うよね?」
女「聞いたことないです!」
男「だよねぇ・・・というかさ、こんなところでウロウロしてたら不審者だと思われるかも・・
・」
女「たしかに!」
男「でもちょっと納得行かないし帰ろうにも帰れないよ・・・」
女「関係者の方に聞いてみたらいいと思います!」
男「おぉ!そこに気づくとはさすが天才さん!」
女「そんなんじゃないですって!」
男「よし、今車から出てきた人に聞いてみよう!」
男「あ、すみません!警察署の方ですか?」
おっさん「そうですが何か?」
男「あの玄関に寝ている猫いますよね?警察で飼ってる猫なんですか?」
おっさん「猫なんて買うわけないでしょー。なんか知らないけどここ最近あそこで寝てることが
あるんだよねー」
男「あ、そうですか・・・。ありがとうございました!」
おっさん「あいよー。あんまり遅くまで出歩いてると補導しちゃうから気をつけろよー」
男「はは・・」
男「どうやらここの猫じゃないらしい・・・」
女「そうなんだ!じゃあなんでここにいるんだろうね!」
男「う〜〜ん、わからん!さぁそろそろ暗くなってきたから帰らないと!」
女「もうこんな時間かぁ〜」
男「君の家まで送って行こうか?」
女「あ、女っていいます!大丈夫ですよー家近いですからー!」
男「俺は男ね!そっか、わかったよー。それじゃまたねー!」
女「あ、あの!メールアドレスとか教えてもらっても・・・」ゴニョゴニョ
男「え!?あ、いいですよ!ぜひぜひ!」パカッ
女「ありがとうございます!」カタカタ
女「よろしくお願いします!」
男「こちらこそよろしく!女さん!」
女「呼び捨てでいいですよー!」
男「せめて『ちゃん』でお願いしゃす・・・」
女「もう!」
男の場合2 終
>>97
すまぬ・・・すまぬ・・・もうちょっとテンポよく進むよう頑張るっす・・・
女達の夜
女「映画って何みるのー?」
女友「あつはなついといえばあれしかないでしょー」
女「帰る!」 女友「今日は返さないぜ寝かさないぜー」
女「いやあああああ!!!!」
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
女「えっえっえっえっえっ?」
女「階段からなんか来てる階段からなんか来てる階段からなんか来てるってー!!!!」
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
ガタゴトガタゴト
女「もうやだあああああああみたいくないいいいいいいいいい」
女友「・・・」(面白い・・・)
おしまい
猫関係ない小話が多くて長いからだwww
でも乙
男友の場合2
8月3日 昼
<ごはんできたからおいでー
男友「あーいよー」
男友「・・・」(また冷やし中華か・・)
男友母「なんか文句ある?」
男友「え?いや全然!ハハハ」
男友兄「冷やし中華と冷やしラーメンの違いってなんだろうな!」
男友母「そういえばそうね」
男友「極めてどうでもいいけどな」
男友兄「それもそうだ!」
男友兄「あ、男友!面白い小説あるんだけどだけど読むか?」
男友「お、なんてやつ?」
男友兄「魔女の後継者ってやつなんだけど知ってる?」
男友母「それ、結構前に話題になったやつじゃない」
男友「へぇ〜。んじゃ暇なときに読んでみるから貸してよ」
男友兄「いいぜ!あんまり汚すなよ!」
男友「わかってるわかってる」
男友母「そういえば、昔この街には魔女がいるなんて噂されてたのよねー」
男友「へぇ〜」
男友母「10年前だったかな〜。ま、そんな現実味のない噂はすぐなくなったけどね」
男友兄「あ!俺の学年に魔女いたぜ!髪が長くて超可愛い魔女!まぁいじめられてたんだけど」
男友「はいはい嘘乙」
男友兄「ほんとなのに・・・」
ハハハハハ
ゴチソウサマー
男友「さて、レビューでも探してみるか〜」
男友「あったあった、どれどれ・・・」
361人中、291人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★☆ 感動しました
主人公の魔女とそのパートナーの成長を描く一話完結型ファンタジー
暗い話が多めなので苦手な方は買わない方がいいです
ですが、所々に笑いあり驚きあり、そして最後には・・・
興味がある方は買ってみてください。期待を裏切らない名作です!
男友「なるほどー。魔女のパートナーって言うと黒猫なイメージがあるなー」
男友「さっそく読んでみるか!」
男友の場合2 終
今日も酒飲み明日も酒飲みウッヒッヒ
このペースだと来週には終わりそうだだぜ〜ヒャー
さ、飲も
>>111
すまぬ!もう少しバランス考える!ありがとう!
乙
これはこれでいいペースだよ('-ω-)
男達の場合2 部屋にて
男「ついに電話帳に女の子のメールアドレスがああああああ!!!」
<今なん時だと思ってんのよクソバカ!
ドン
男「しかしメアド交換したものの連絡は一切なし・・・」
ヴーヴー
男「ん、メール!女ちゃんからかな!?」
08/05 01:23
男友
件名:無題
もはやこの夏休みは我々に
とって忘れられないものとなるだろう
(明日おまえんちいくわ)
男「は?」
男「何時に来るんだよ・・・」
次の日 昼
男「うぁーよく寝たー」
男「男友はいつ来るんだ・・・」
<ヘェーソウダッタンデスカー
<エェソウナノヨー
<ットソロソロアイツオコシテキマスネー
ガチャリ
男友「おーす!我が友よ!元気かね!」
男「もう来てたのかよ・・・」
男友「ちょっと男の母さまと世間話をしてたんだぜ」
男「そうですか」
男友「さて!定例会始めようぜ!」
男「寝起きにそのテンションはきついっすよ男友さん」
男友「ビッグなニュースを持ってきたんだ!テンション上がらずにいられるか!」
男「え!?なになに!?猫の正体!?」
男友「いやちょっと違うんだがな、兄貴からこんな小説を借りて読んでみたんだ」
男「魔女の後継・・?」
男友「魔女の少女がパートナーのカラスと一緒に数々の事件を解決していき、一人前の魔女にな
るってストーリーなんだ」
男「は、はぁ・・・それで?」
男友「ここからが本題だ!うちの母さんから聞いた話なんだけど、母さんが高校の時にも賢いカ
ラスがいるって噂があったらしい。」
男「カラスって賢いもんじゃね?」
男友「普通のじゃなくて、俺達が探してる猫みたいなもんさ」
男「あぁなるほどね!」
男友「それでさっき男の母ちゃんから聞いたんだけど、男が行ったあの公園にカラスを腕に乗っ
けて喋る女の人がいたんだって。」
男「え?あれ?その小説ってフィクションなんでしょ?」
男友「もしかしたら作者がこの街出身なのかもしれない・・・けど、ググって調べてもこの作者
の情報が何もないんだよね」
男「ふむぅ・・」
男友「それと、兄貴が同級生に魔女がいたって言ってたんで卒アル借りてきたんだけど見る?ど
うせ嘘だと思うけど」
男「お、おう・・」
ペラペラ
男友「この人なんだけど」
男「!?」
男友「いじめられてたっていうか誰もこの人に近づかなかったんだってさ。なんか近づくなオー
ラが出てたらしいよ。まぁうちの兄貴空気読めないとこあるし普通に話かけてたって言ってたけ
ど。」
男「ちょっ!!この人話したことある!!というか何度か会ってる!!」
男友「なん・・・だと・・!んでんで、どんな感じだった!?」
男「少し不思議な雰囲気はあったけどわりと普通・・・」
男友「なんでぃ、つまんねーのー。やっぱ兄貴の嘘だったのかねー」
男「ふと思ったんだけど、魔女ってやっぱり魔術みたいなの使うの?」
男友「この小説だと呪いとか魔術というよりは占いに近いものだったよ。絶対に当たる占いだか
ら権力者とかが魔女を狙ってやってくるけど、大体はカラスに追い返されたりしてね。」
男「ふーん。占いの方法とかは?」
男友「対象の絵を描くとその通りになるって感じの。でもそれはいつその絵の形になるかわから
ないんだ。」
男「(絵・・・)」
男「そうかー」
男友「ま、そんなのがあったらそりゃみんなその力を求めちまうよなー」
男「そうだそうだ」
男友「あー大体全部話し終わったぜぇ」
男「結局今日の話って、昔この街に魔女がいて、今も魔女がいるかもしれないって感じ?」
男友「せやせや。男の方は何かあったか?」
男「ちょっと前に・・・」カクカクシカジカ
男友「お前ってやつは・・・俺が知らないうちに女の子とイチャイチャしやがって!!!!絶交
だ!!クソ!!!!○ね!!!!」
男友「うわああああああああああああ」
男「いやーハハハ!!でもメールとかしてないけどね!」
男友「おくれよ!!!クソ!!!!送っちまえばいいだろ!!!!!あれ、31日って言ったっ
け?」
男「そうだけど?」
男友「結構前に近くで通り魔事件ってあったじゃん?なんかその犯人が自殺したらしいよ」
男「・・・猫と関係あるのかな・・・」
男友「そんなことよりその女の子は可愛かったのかよ!!!」
男「え!?いや・・まぁ・・・」
男友「お前なんか猫に食われちまえ!!!!」
男友「クソ!!!今度紹介しろよ!!!!」
男「わかってるよ、あの子も猫のこと気になってるみたいだしね!」
男達の場合2 終
少年少女達の場合
男「昨日の話が本当かどうか煙草女さんに聞いてみたほうがいいのか・・・」
男「しかしどうやって聞けばいいのだ?」
男「うーん・・・」
男「とりあえず公園に行こう!」
男「何も良い案が思い付かないうちに着いてしまった」
男「煙草女さんは・・・いない」
煙草女「私に何かようだったかい?」
男「うわあっ!!!!い、いたんですか!」
煙草女「今来たのさ。公園に入っていく君が見えたからこっそりね・・ふふ」
煙草女「それで?どうかしたのかい?」
男「え、いや・・・まぁ・・・」
男「煙草女さんが魔女で・・・あの猫がパートナーだったりとか・・・」
男「そ、そんなわけないですよね!アハハ・・・」
煙草女「もし、私が魔女だとして、そんなこと聞いてしまってもよかったのかい?」
煙草女「悪人だった場合、君は消されてしまうかもしれないのだよ?ふふ」
男「あ・・いやなんといいますか・・煙草女さんが悪い人には見えなくて・・・」
煙草女「はっはっは、というか君は魔女なんて信じているのかい」
煙草女「立ち話もなんだ、ベンチでゆっくり話そうじゃないか。はっはっは」
男「は、はい・・・」
煙草女「なんで私が魔女だと思ったんだい?」
男「そ、それは・・・昨日猫について友達と話し合いしてたんですが、そのついでに友達が持っ
てきた友達のお兄さんの卒業アルバムをみたんです。」
煙草女「ほう」
男「友達の話だと、お兄さんが同級生に魔女がいたって言っていたらしく、その魔女と呼ばれい
た女性が煙草女さんだったと・・・」
煙草女「なるほどねぇ、でもそれだけだとただのアダ名かもしれないじゃないか」シュボッ
男「そうですよねぇ・・・あと、気のせいかも知れないんですけど、煙草女さんの近くにはいつ
も猫がいると思うんです」
煙草女「偶然じゃないかい?」プハァ
男「最初に猫を見つけた時もこの公園には煙草女さんがいて、そのあと煙草女さんと会ったあと
にも猫を見つけました」
煙草女「ふむ」
男「あ!それと、俺の母ちゃんが昔この公園で腕にカラス乗っけてる人を見たって行ってました
!あとそのカラスの行動が黒猫みたいだったとも!それも何か関係あるのかなぁ・・と」
煙草女「…」ピクッ
煙草女「君は、私が何歳に見えるんだい?」ピキピキ
男「え!あ・・・!ごめんなさい!かなりお若く見えますですはい!」
煙草女「まぁいいさ。そうだ、君の夏休みはあと何日だい?」
男「あと二週間ほどですけど・・・」
煙草女「宿題はちゃんとやってるんだろうね?」
男「・・・やってません・・・」
煙草女「そうかい・・・ふふ」
男「それがなにか・・?」
煙草女「もうちょっと楽しみたかったんだけどねぇ」
男「?」
煙草女「ふふふ・・・」
男「ど、どうしたんです?」アセアセ
煙草女「そのカラスの人は私の母さ」
男「え?」
煙草女「カラスは母のパートナー。そして小説を書いたのは私だ」
男「え!じゃあ!」
煙草女「そう、私も魔女さ」
男「やっぱり・・!」
魔女「ふふふ」
男「絵に描いた事が現実になるっていうのは・・!」
魔女「そんな力はないよ。ただ・・・」
魔女「絵の対象になったモノの、数年前から数年後、にある一番幸せな形を絵にすることなら出
来る」
男「へ・・?」
魔女「例えばこの絵だ」ペラペラ
男「あ、これ・・・(あの時見せてもらった公園の絵だ)」
魔女「君に会う少し前に描いたんだけどね、見ての通りこの公園には人がいない」
魔女「今は近くにでかいところがあるからみんなそっちに行くんだろうね。それにここももうす
ぐ取り壊されるらしい」
男「えぇまぁ」
魔女「だから私はこの公園が一番幸せだった頃を絵にしておきたかったんだ。」
男「なるほど・・・」
男「あ!猫の正体とかも教えてもらえるんですか!?」
魔女「君は私より猫のほうが気になるのかい?ふふ」
男「そ、そういうことじゃないですよ!魔女さんのことも後で教えて下さい!」
魔女「ま、いいさ。ふふふ」
魔女「君の友人たちは呼ばなくても良いのかい?一緒に探してたんだろう?」
男「それじゃあ二人呼びます!」
魔女「片方の子は彼女?ふふ」
男「ち、違いますよ!というかなんで知ってるんですか!?」
魔女「アハハ、警察署の前に二人でいるのを見かけてね」
男「とと、とりあえず!連絡しますね!」パカッカタカタカタ
魔女「面白いねぇ」クスクス
少年少女たちの場合 続く
ちょっと核心に近づいたかな。乙
乙
だんだん確信に近付いてるみたいだね
男「なんか一人無理っぽいらしいです・・・」
魔女「ふむ・・・それならまた今度にしようか。いつがいいんだい?」
男「あ、大丈夫な日きいてみます」カタカタ
ヴヴヴヴヴヴ
パカッ
男「あ、明後日なら二人共大丈夫だそうです!」
魔女「それじゃあ、明後日にしよう。遺書でも書いて来なよ、ふふ」
男「ええ!?」
魔女「冗談さ冗談、アハハハ」
男(魔女なのがあってあんまり冗談に聞こえないんだよな〜…)
男「あ!・・・なんか女さんがもう近くまで来てるみたいで・・・」
魔女「おやおや、来てしまったものは仕方ない、三人でお茶でもしようか。フフ」
魔女「と言っても近くに何もないし、私は飲み物でも買ってくるとするよ」
男「え、えぇー・・・」
魔女「お留守番は任せたよ」
男「は、はい・・・」
数分後
女「あ、こんにちはー!」
男「ど、どうも!」
女「あれ?猫ちゃんのこと教えてくれる方はー?」
男「飲み物を買いに行きました!」
女「そっかー!そういえば、その人のことなんて呼べばいいかな?」
男「魔女さんでいいんじゃないかなー、たぶん」
女「しかし魔女って存在してたんだねー!箒に乗って空飛べたりするのかなー!」
男「びっくりだよね!なんかそういう魔法の類は使えないらしいよー」
女「そうなんだー」
男「うん」
男・女「・・・」
<プフフフ
女・男「!?」
魔女「やぁ、君が女ちゃんだね?ふふ」
女「は、初めまして!女といいます!」
男「いつからそこにいたんですか!」
魔女「さっきからさ。あぁ、お茶会なんてやったことないから、とりあえずミルクティー買ってきたのだが、これで大丈夫だったかい?」
男「俺もわかりませんけどいいんじゃないでしょうか!」
女「私もわかりません!ミルクティーは大好きです!」
魔女「おやおや、女ちゃんは可愛いねえ、ふふ」
女「そ、そんな!魔女さんこそ!」
女「あれ?そういえば・・・(この笑い方って前に聞いたことあるような・・・)」
男・魔女「?」
女「うーん・・・。あの通り魔が捕まった時に、猫ちゃんと会話してませんでした・・?」
魔女「聞かれていたようだね」
男「猫と会話できるんですか?」
魔女「私は魔女で彼はパートナーだからね。まぁこの話は明後日にでも」
男「そうですね」ズズー
女「あと犯人が傷だらけだったとか聞いたんですが、やっぱり猫ちゃんと関係あるんです?」
魔女「あの人が私の客でねぇ。占ってあげたんだけど結果がよくなくて・・・絶望しちゃったんだろうねぇ」
女「占い?」
男「それは〜」カクカクシカジカ
女「なるほどー!」
魔女「幸い死人は出なかったし、早めに処理できたからよかったよ。あ、煙草いいかな?」
男・女「どうぞどうぞ」
魔女「ありがとう」シュボッ
男・女「!?」
男「あ、あれ・・・今指から火出しませんでした・・?」
魔女「あれ、言わなかったっけ?」プハー
男「聞いてません!(そういえば小説では魔法が使えないんだっけ)」
魔女「まぁこのくらいは出来ないと魔女とは言わないさ」
女「じゃあ空も飛べるんですか!」
魔女「飛べるには飛べるんだが・・・」
男「だが・・?」
魔女「高いところは苦手でねぇ・・」
男「ぷふっ」
女「魔女なのに高所恐怖症なんですね!」
男「ぷふふふ」
魔女「君、あんまり笑ってるとひどい目にあうよ?」
男「す、すいません!」
女「あ!そうだ!私の絵描いてもらえませんか!」
魔女「おや、いいのかい?どんな結果になるかわからないよ?」
女「はい!」
魔女「そうだねぇ、それじゃあ、未来から過去5年間以内にしておこうか」ペラペラ
女「お願いします!」
男「勇気あるなぁ・・・」
女「ふふ〜ん♪あ、動かないほうがいいですか?」
魔女「いや、特に何もしなくて大丈夫。君たちでテキトーに会話でもしてなよ」スラスラ
女「そうですか!わかりました!」
男「そうだよなー。おじさんおばさんが占ってもらって一番幸せな時が過去にあったりしたら絶望もしちゃうわー・・・」
女「その点私は若いからね!」
男「ははは・・・」
魔女「ふふふふ・・・あっはっはっは!!」
男「ど、どうしたんですか!?」
女「?」
魔女「これ・・本当に見たいのかい?ふふ・・」プルプル
女「え!何か変な感じになっちゃったんですか!?」
魔女「いや・・これは・・・」
女「気になります!早くみたいです!」
魔女「そうかい・・・なら女ちゃん、ちょっとこっち来て。ふふふh」
女「はーい!」
男「一体どんな・・・」
女「・・・!?な、なんですかこれは!」カァァ//
魔女「結果さ、良かったじゃないか。アッハッハ」
男「女ちゃん・・見せてもらったりは・・・」
女「だめです!」
男「・・・」ガーン
魔女「さ、そろそろ暗くなりそうだし、君たちもおうちに帰りな」
男「あ、もうこんな時間かー」
女「ほんとだ!」
魔女「君はちゃんと女ちゃんを家まで送っていきなよ」
男「あ、はい!」
女「よ、よろしくお願いします!」
魔女「ふふ」
男「魔女さんは送っていかなくても大丈夫ですか?」
魔女「私には優秀なボディーガードがいるからね」
男「そうでした!」
男「あ、明後日の待ち合わせはどこにしましょう」
魔女「そうだねぇ、ジャ○コのマックでいいかな?」
男「そこで大丈夫です!」
女「私も大丈夫です!」
魔女「それじゃ、気をつけて帰るんだよ」
男「はい!魔女さんも!それではまた!」
女「魔女さんもお気をつけて!」
魔女「ふふふ。さぁ行くよ、猫」
猫「ま〜お」テクテク
少年少女の場合 続く
乙
乙
そして女のこの反応見ると( ゚∀゚)282828
二日後 昼
男宅にて
男友「ちーっす!」
男「おーす」
男友「ついに猫の正体が明らかになるんだな!」
男「そうだな!」
男友「楽しみだ!」
男「さぁ行こうぜ!!」
男友「あぁ〜緊張してきた〜〜」
男「もう誰か来てるかなー」
男「あ!女ちゃん!」
女「!」
男友「噂の・・!」
男「こんにちは!魔女さんはまだみたいだね!」
女「そうですね!」
男友「初めまして女さん!男の友達の男友です!よろしく!」
女「よろしくー!」
男友「おいおい、可愛すぎじゃねーかよ」ボソボソ
男「うん・・」ボソボソ
女「ん?噂ってどういうこと?」
男「え?」
男友「いやー!男が女さん可愛いって言ってたからさー!ハハハ」
男「お、おい!」
女「・・・」カァァ//
男「あ、は・・はは」
男友「ウハハハハ」
男「魔女さんまだかなー・・・」
魔女「すまない、遅くなった」
男「あ!こんちは!」
男友「こんにちは!初めまして、男友です!」
女「こんにちはー!」
魔女「おー揃ってるねぇ。みんなお昼は食べちゃったかな?」
男・友「まだです!」
女「私も!」
魔女「そうかい。それじゃ今日は私のおごりだ、好きなのを食べるといい」
男友「いいんですか!」
魔女「ああ」
男「ありがとうございます!」
女「ありがとうございます魔女さん!」
男友「あざーす!」
魔女「私は決まったが、君等は何にするんだい?」
男「んじゃ俺はBLTバーガーセットの飲み物はコーラで!」
男友「てりやきのセットのコーラお願いします!」
女「私はダブルチーズバーガーの飲み物はファンタをを!」
魔女「女ちゃんもセットでいいんだよね?」
女「はい!」
魔女「じゃあ注文してくるよ」
すんごい途中だけど今日はここまでで・・・すまぬ・・・すまぬ・・・
魔女「と思ったけど自分で受け取らないといけないから君等も来てね」
魔女(得体のしれない何かが間違いに気づいたようだ)
>>153
わろた
魔女「さぁ食べようか」
男・友・女「いただきまーす!」
魔女「やっぱりクォーターパウンダーは美味しいねぇ」
男「いやー時代はBLTすよ!」
女「ダブルチーズバーガーこそ最強です!」
友「てりやきがシンプルかつ最高じゃないすか!」
男「手汚れるじゃん?」
魔女「汚れるよね」
女「汚れます!」
友「てりやき・・俺だけはお前の味方だからな・・・!」ムシャモグ
魔女「さて、どこから話をしたものか」
男・友・女「う〜ん」
男「猫ちゃんは今なん歳なんですか?」
魔女「たしか・・・9歳くらいかな。私が中1の時に拾ったんだ」
友「その時はまだ普通だったんですよね?」
男(魔女さんって21歳くらいなのかな)
女(ポテトうまうま)
魔女「あぁ。・・・あんな風になったのは私のせいなんだ」
男「どういうことです?」
魔女「魔女のパートナー、つまり使い魔は猫かカラスって決まりでね」
魔女「そうそう、私には動物と話ができる力があるのは知ってるよね?」
女「はい!」
魔女「最初は、使い魔はカラスを召喚しようと思ったんだ。でも彼と話してようやく仲良くなったと思ったら、ある日家の前で死んでてさ」
女「そんな・・・」
魔女「生まれて初めての友達だったからね、すぐに蘇生したんだ。でもそれと同時に主従契約も成立しちゃったんだよ」
男「なるほど・・・」
友「え、それであんな猫に?」
魔女「そうさ。魔女のしもべになるからにはそれなりの力がないといけないからね。契約が済んだ時点で私の力の一部が与えられるのさ」
魔女「ただ・・・彼は私が死ぬまで生き続けることになるんだ。勝手なことをしてしまったよ。彼に謝っても気にすんなとしか言わないしね」
男「なんか猫ちゃんらしいですね!」
魔女「あぁ。」
友「ちなみにあの猫はどのくらい強いんです?」
魔女「彼が本気を出したらマシンガンを持った人間でも敵わないだろう」
男「oh...」
魔女「仮にも私の使い魔なんだ」
男「あの、物凄く今更なんですけど・・・この話って僕らが聞いてもよかったんですか・・・?」
魔女「ふふ・・。口外しなければね・・・ふふ」
男「し、しませんよ絶対!」
友「同じく!」
女「私もです!」
魔女「アハハ、そのぐらいわかってるよ」
魔女「あ、そうそう。彼がお墓を作ったりするのは、きっと自分が一度死んだからだと思う。"轢かれて"なんて無念でしょ。それに猫は死ぬ姿を人に見せないっていうし、彼は彼の同族の誇りを守りたかったんだろう」
男「あの顔のくせにすごいいいやつなんですね!」
魔女「気をつけなよ、彼は耳がいいから」
男「!!・・・ごめんなさい猫さん・・」
友「まだ俺その猫、生でみたことないんですよね」
女「怖いよ!」
魔女「おや、それなら私のうちにでも来るかい?」
友「え!?いいんですか!?」
魔女「ついでに夕食もごちそうするよ。ふふ」
魔女「君等も来るかい?」
男「え、あ、はい!」
女「私も行きます!」
魔女「ちゃんと家に連絡しときなね」
男・友・女「はい!」
次回、ラスト
乙
女「魔女さんの家って私のうちから近いんですね!」
魔女「そうなのかい?」
女「はい!わりと!」
男「それにしても趣きのある家ですね!」
魔女「そうだろう、自慢の我が家さ」
黒猫「・・・」テクテク
男「お!猫ちゃん!」
魔女「お出迎えしてくれたのかい」
猫「まーお」ギロリ
男「なんて言ってるんです?」
魔女「ふふ・・・『よく来たなクソ坊主』だってさ」
男「猫さん・・・」
友「oh...」
女「猫ちゃん久しぶり!」
猫「・・・」プイッ
魔女「さて、夕食の準備だ」
女「何か手伝いますよ!」
魔女「君等はお客さんなんだからそんなことはしなくていいよ」
女「そうですか・・・」
魔女「でもまぁ、どうしてもっていうなら仕方ないな」
女「じゃあ手伝います!」
魔女「ふふふ、ガールズトークでもしようじゃないか」
女「はい!」
魔女「君等は猫とまってな」
男「猫さんよろしく・・・」
猫「・・・」ギロリ
友「どうすりゃいいのか・・・」
男・友・猫「・・・」
友「夕陽が綺麗だな〜」
友「ここで一句」
夕焼けに
見惚れて黙る
僕らかな
男「ないわ」
猫「まぉ」
友「せやな・・」
一方キッチンでは
魔女「ところで、男君とは仲良くなったのかい?」
女「へっ!?まだ何もありませんよ・!!」
魔女「まだ・・ね。ふふ」
女「あぅ・・・」
女「そ、それより!魔女さんは好きな人とかいないんですか!?」
魔女「君がいなかったら男君でも狙おうと思ってたんだけどねぇ」
女「え!!!」
魔女「ふふ、冗談さ。」
女「わかりにくい冗談はやめてくださいよ!」
魔女「しかしまさか君たちが抱き合ってる絵ができちゃうとはね。アハハハ」
女「うー・・」カァァ//
魔女「女ちゃんは可愛いなぁ」
女「もう!」
男たちは
男「腹減りましたね、猫さん」
男「猫さんちょっと触ってみていいですか」
猫「・・・」ヒョイッ
男「ああっ!猫さん!まって!」
友「よし!捕まえるぞ!」
男「おう!まてー!」
猫「ま〜お」チラッ タタッ
友「余裕ぶりやがって・・!」
男「どこいった!?」
友「あっちかっ!」
男「よし!俺はこっちで!」タタタッ
キャッ
男「あ!女ちゃんごめん!」
女「家の中で走り回らないで!もうご飯なのに埃待っちゃうでしょ!」
男「す、すみません・・・」
女「まったく!」
猫「・・・」テクテク
魔女「あら、楽しそうなことしてるじゃない」
猫「ま〜お」
<オーイネコサーン
魔女「久しぶりだねぇ、こんなに楽しいのは」
猫「まお〜」
男「お!猫さん発見!」
魔女「おや、いいところに来た。この食器持って行ってくれるかい」
男「あ、はい!」
男「次は捕まえてやるからな!猫さん!」
猫「にゃー」
魔女「ふふ」
魔女「夏野菜のカレーにしてみたよ」
男「おぉっ!」
魔女「愛情たっぷり入ってるからきっと美味しいよ」ニヤニヤ
女「・・・」
友「・・・」ゴクリ
魔女「それじゃ、食べますか」
男・友・女・魔女「いただきまーす」
猫「ま〜お」
男(猫さんのご飯は・・・イカ飯・・・)
男(つくづく面白い猫さん・・・)
猫「・・・」ギロリ
男「」サッ
男「うん!美味しい!」
友「魔女さん料理できるんですね!」
魔女「おや?どういうことだい?」
友「いつもハンバーガーばっかり食べてると思ってました!」
魔女「ハンバーガーは好きだけどそれじゃあさすがに飽きちゃうよ」
女「あ、男君、福神漬いる?」
男「うん!」
女「はいどうぞー!」
男「ありがとう!」
魔女(おやおや)
友「女ちゃん!俺にも!」
女「はいは〜い」
友「ふぅ〜くったくったー!」
男「うまかった!」
女「ごちそうさまでした!」
魔女「おそまつさまでした」
男「あ!洗い物は俺達がやっときますよ!」
魔女「う〜ん、ならやってもらおうかな」
男・友「おまかせあれ!」
カチャカチャ シャー
男「魔女さんおわりましたー!」
魔女「ありがとうね」
男「いえいえ!」
魔女「さ、あんまり遅くならないうちに帰らないとね」
男「そうですね・・・」
友「楽しい時間は・・・」
女「あっという間にすぎさってゆく・・・」
男「ゆく・・・」
魔女「また来ればいいさ」
男「魔女さん携帯とか持ってないんですか!」
魔女「残念ながら固定電話だけだね」
男「なら電話番号教えてください!」
友「俺も知りたい!」
女「私も!」
魔女「おやおや」
魔女「はい、これだよ」
男・友・女「ありがとうございます!」
魔女「ふふ」
魔女「よし、君等の家まで送ってやろう」
男「え?わざわざイイですよ!少し遠いですし!」
魔女「特別サービスさ。外で待っててよ」
男「あ、はい・・」
魔女「みんな揃ってるね」
女「何をするんです?」
魔女「魔法さ」
男「え!?」
友「なんだって!」
魔女「友情の印とでも思ってくれ。ふふ」
猫「ま〜お」
男「魔女ってなんでも出来るんですね・・」
魔女「ハハハ、じゃあ行くよ。帰りたい場所を思い浮かべてね」
男・女・友「はい!」
魔女「またね」シュィィィン
男「またあそb」
バシューン
魔女「・・・」
魔女「あぁ、楽しかったな」
猫「ま〜お」スリスリ
魔女「ふふ、明日から仕事だね。大変だぁ・・・」
シューーーン
男「びにきますね!・・・ってあれ?」
男「ほ、ほんとにワープした!すげー!」
<ウルサイ!イマナンジダトオモッテンノ!!
男「・・・はぁ」
翌日、魔女さんにお礼の電話をしようと思ったけど、呼び出し音が続くだけで結局お礼を言えな
くて。
しばらく後に女ちゃんと一緒に家に行ってみたものの人の気配がなく、まるで夢だったかのよう
に人が住んでた痕跡がなかった。
友に話を聞いてみたら、最近黒猫の姿を見かけないと噂になってるらしい。
そんなこんなで俺の夢みたいな夏休みが終わった。
四ヶ月後
女「ごめん!おそくなったー!」
男「俺も今来たとこだよ!」
女「でもあれだねー!まさか男からデートのお誘いなんて!」
男「い、いや暇だったんだよ・・・」
女「え!ひどい!ただの暇つぶしだったわけ!?」
男「うそうそ!」
女「もう!」
猫「・・・」テクテク
男「あれ?黒猫・・?」
女「うそ!?どこどこ!?」
男「ほらあれ」
女「ほんとだ・・!追いかけてみようよ!」
男「そうだな!」
公園にて
男「さすが猫さんはやい・・・はぁ・・・はぁ・・」ゼェゼェ
女「遅いよ男!」
男「猫さんどこいった・・?」ゼェゼェ
女「あれ?・・・見失っちゃった・・・」
男「おい・・・」
猫「ま〜お」トコトコ
魔女「おやおや、ふふ」
男「ま、魔女さん!」
女「えっ?えっ?」ポロポロ
魔女「久しぶりだねぇ」
男「どこいってたんですか!!」
女「魔女さああん!会いたかったよぉ〜〜!うわ〜〜〜ん」ダキッ
魔女「おやおや、女ちゃんは今日も可愛いね」
猫「・・・」ギロリ おしまい
乙
後日談とかあるのかな?
乙
>>179
後日談はありませぬ
初創作初投稿稚拙な文章で申し訳なかったです
それでも読んでくれてた方に感謝の極みでございますた
ありがとうございました それではまた!
乙でした
不思議な雰囲気で面白かったよ
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