向日葵「さくひま、ひまさく短篇集」櫻子「8月!」 (72)

No.236:櫻子「すごい発見をした!」向日葵「?」

櫻子「『運』を『運ぶ』とか書いて『運命』なんだぞ!」

向日葵「……………はあ?」

櫻子「運命って自分で決めるもんじゃん!だから運を自分で運ぶんだよ!」

向日葵「…………え?」」

櫻子「ふふーん。さすが櫻子様!」

向日葵「…はぁ~」

櫻子「どうした!びっくりして声も出ないのか!?」

向日葵「ええ、まさかあなたがここまでアホとは…」

櫻子「なんだと!?」

いつもの人か待ってた

                                       /               、   ヽ、
                                        〃    }                   ',
                                     /   ノ / /       } 八   八
  ┏┓  ┏━━┓┏━┓┏┓┏━━┓┏━━┓      ./  , ´  ′{          八  ',  ( \.    ┏┓┏┓┏┓
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                                    /{ 个ー┬'///  |    ////`T´ ノ   ト、 ',
                                  ( ´ { }  人     r| 、        イ´    }ノ }ノ
                                     乂{ 八 > .   |      イ  ノハ}ノ
                                       乂  ヽ{ ハ ≧ ト- -=〔 ノ}八(

向日葵「『命』はどうしたのよ?」

櫻子「…へ?」

向日葵「あなたは『運』ばかりで、『命』がたりませんわ」

櫻子「……………………あっ」

向日葵「まったくドヤ顔して語りだして…見ているこっちが恥ずかしかったですわ」

櫻子「ち、ちげーし!ネットで書いてあっただけだもんね!私じゃないもん!」

向日葵「簡単にネットの情報を信じるなって、あれほど言ったでしょう?」

櫻子「ぐ、ぐぬぬぬぬぬぬぬ」

いつものひとか
期待

 
ガチャッ


楓「おねえちゃん、お胸が小さく見える下着が届いたよー」

向日葵「なっ」

櫻子「!?」

楓「あっ、櫻子おねえちゃん達来てたんだ。こんにちは♪」

櫻子「今のどういう事!?」

楓「おねえちゃんがお胸が小さくなる方法をインターネットで調べたの」

向日葵「楓!?」


楓「この下着と、毎日コーヒーを飲めば小さくなるって」

櫻子「………………ほほーん」

向日葵「な、ななななななななんの事か全然わかりませんわ」

楓「あれ?これで完ぺきだっておねえちゃんがパソコンの前で…」

ちょうどさくひまが飲みたかった所だ

櫻子「あれれー?ネットの情報を信じるなでしたっけー?おかしいなー?」

向日葵「ぐ、ぐぐぐぐぐぐ」

櫻子「へぇ~。コーヒーを毎日飲めば、おっぱいが小さくねー」

櫻子「そんな嘘っぽい情報を向日葵さんは信じちゃったんですのねー」

向日葵「うっ」

櫻子「………」


櫻子「こちらとらコーヒーなんか飲んでないのに、いつになったら育つんだよ!」

向日葵「さ、櫻子!?」

櫻子「向日葵のばーか!向日葵のおっぱいなんて陥没してしまえ!」

向日葵「な、何を急に怒ってますの?」

櫻子「おっぱいをネットで調べて、向日葵に絶対勝ってやるんだからな!」ダダダダダダ

向日葵「櫻子!?どこに行くの!?」

発見

ちなつ「夏休みの宿題を一緒にやろうって集まったのに…」

ちなつ「なんだかんだ言って、一度も一緒にやってないけど、櫻子ちゃん大丈夫かな?」

あかり「え、えーと、とりあえず…」

あかり「さくひま、ひまさく短篇集、はっじまるよ~」


No.236 終わり

ですわ

しえんですわ

No.237:櫻子「おっぱい!」向日葵「!?」

綾乃「…で?」

櫻子「ネットで調べたら、すっごく大好きな人におっぱいを揉んでもらうと大きくなるそうです!」

向日葵「もうっ櫻子ったら、すっごく大好きとか言いすぎですわ//」

櫻子「えへへ//」

綾乃「だからって何で生徒会室のカーテンに隠れてやってるのよ!」


櫻子「だ、だって恥ずかしいし…」

向日葵「櫻子の肌…真っ白ですべすべで…まるで天使みたいですわ//」

櫻子「も、もう!杉浦先輩の前でやめて//」

綾乃「∵」




No.237 終わり

バカップル(死語)

No.238:櫻子「ずっとずっと好きなの!」向日葵「…そう…」


「私、好きな人がいますの」

「--------え?」




「その人の名前は-------」



「…………………………え?」






「櫻子!櫻子!起きて櫻子!」

櫻子「…あれ?…朝?」

向日葵「櫻子!いつまで寝てますの?もうお昼ですわよ!」

支援ですわ!

櫻子「うっさいなー向日葵は。ほら寝る子は育つって言うじゃん」

向日葵「はいはい。早く顔を洗ってきなさいな」

櫻子「うっさい!どこも育ってないって言うな!」

向日葵「言ってないですわ!!!!」



■洗面台

櫻子「あれ?私泣いてた?涙の後がたくさん…」

櫻子「ハテ?何で泣いてたんだろう?」

櫻子「怖い夢でも見たのかな?」

きたー

 
………



「-------」


「私はあなたを特別視なんかしたことないですわ」

「そう幼馴染とか、過ごした時間がずっと長いからとか」

「何だかんだ言って小さい頃にあなたに…さーちゃんに助けてもらったからとか」

「それであなたに特別な感情を抱いた事なんて一度もありませんわ」

「だから勘違いしないで!」




「櫻子!櫻子!起きて櫻子!」

櫻子「…あれ?…朝?」

櫻子「…夜?」

向日葵「何を寝ぼけてますのよ!」

櫻子「ふぇ?」

向日葵「今日はみんなで星を見に行く約束でしょう?」

櫻子「あっ、そうだった!忘れてた!」

向日葵「はぁ~。ほらそんな事より顔を洗ってきなさい」

櫻子「ちょっと待ってて、急いで準備するから!」

向日葵「はいはい」


■洗面台

櫻子「あれ?私泣いてた?涙の後がたくさん…」

櫻子「ハテ?何で泣いてたんだろう?」

櫻子「怖い夢でも見たのかな?」

櫻子「あれ?最近も同じ事があったような?」

 
………


櫻子「ごめ~ん。寝坊しちゃった」テヘッ

向日葵「すみません。遅れてしまって」

あかり「こんばんわ。櫻子ちゃん、向日葵ちゃん」

ちなつ「もう~、櫻子ちゃん何で早くに寝ちゃうかな?」

櫻子「夜ごはん食べたら眠くなっちって」

向日葵「本当に子供ですわね」

櫻子「なんだと!?」


あかり「で、でも、あかりも夜ごはんを食べると眠くなっちゃうからお仲間だね♪」

櫻子「あかりちゃーん♪お仲間~イエーイ」

あかり「い、いえーい」

ちなつ「さっそく行こうか?あまり遅くなると家の人も心配するしね」

櫻子「うん!」

しえ

 
………


あかり「じゃあ、ちょっと買いに行ってくるね」

向日葵「はぁ~」

櫻子「ご、ごめんね。あかりちゃん。向日葵はうっさい!」

向日葵「何ですって!」

あかり「ほら、早く行こう向日葵ちゃん!」

向日葵「そうですわね」



ちなつ「じゃあ私達はおにぎりを買いにコンビニ行こうか?」

櫻子「ごめんね。ちなつちゃん」

ちなつ「ううん。こういうハプニングがあるのも楽しいよ」

櫻子「でも、夜食(おにぎり)とコップの担当なのに忘れちゃって」

ちなつ「いいって。気にしないで櫻子ちゃん」

 
………


店員「あざぁーした」


櫻子「おかか♪おにぎり♪」

ちなつ「櫻子ちゃんっておかかが好きなの?」

櫻子「え?ああ…えーと、向日葵が好きなの。買ってこないと向日葵がうるさいからさー」

ちなつ「へぇ~」



ちなつ「ちょっと話が変わるんだけど」

櫻子「うん?」

ちなつ「私ね。料理とか裁縫とか大好きで得意なんだ」

櫻子「うん?」

いいねぇ

ちなつ「それでね。私が作ったものを好きな人にプレゼントして、その人がとっても喜んでくれるのを見るのが…本当に嬉しいんだ」

櫻子「ふ~ん」

ちなつ「そりゃあ、作っている間は失敗するかも、嫌われたらどうしよう、本当にこれでいいのかな?って思うんだけど」


ちなつ「でも、それでも…もし好きな人が喜んでくれたら……私、それだけで頑張れちゃう!ってなるの」

櫻子「そうなんだ」

ちなつ「櫻子ちゃんもそれと同じなんだよね?」

櫻子「え…え?」


ちなつ「だって、おかかおにぎりを買った後の櫻子ちゃん、とても嬉しそうだったよ?」

ちなつ「向日葵ちゃんが喜んでくれるのを想像して…」

櫻子「ち、ちがう!ちげーし!向日葵はそんなのじゃねーし!」

ちなつ「もう。素直になっちゃえばいいのに」

櫻子「ち、違うもん!それに…!」



『私、好きな人がいますの』



櫻子(そうだ…夢の中で…確か…)

櫻子「ひ、向日葵には好きな人がいるし!」

ちなつ「え?まぁ、うん、見てたらわかるけど…」

櫻子「え?ちなつちゃん知ってるの?」

ちなつ「うん、たぶん櫻子ちゃんだけ知らないんじゃないかな?」

櫻子「誰?誰?誰?誰?誰!?」


ちなつ「櫻子ちゃん?何でそんなに慌ててるの?」

櫻子「…え?」

しえんだし

ちなつ「別に向日葵ちゃんの事が好きでも何でもないなら、どうでもいいことでしょ?」

櫻子「そ、それは…」

ちなつ「それがとても気になるって事は、向日葵ちゃんの事が好きって事じゃないのかな?」

櫻子「……………き、きらいじゃないもん」

ちなつ「もうっ」

櫻子「…」

櫻子(夢の中の続きが思い出せない…)

櫻子(…………向日葵の好きな人って誰なんだろう?)

ちなつ「そうだ!」

櫻子「?」

ちなつ「学校の裏山で星を見ている間に、二人っきりにしてあげる」

ちなつ「そこで告白すればいいよ!」

櫻子「な、なななななななななななな」

ちなつ「星を見ながら…二人っきり…あぁーん、結衣せんぱーい」

櫻子「何を言ってるかさっぱりだし!何で私が告白なんか!」

ちなつ「もしかしたら、向日葵ちゃんから告白してくるかも…ね?」

櫻子「…………………………」


ちなつ「あー、櫻子ちゃん。ニヤけようとしてるー。向日葵ちゃんに告白されたいの?」

櫻子「ち、ちがうもんね!絶対に向日葵と一緒になる所なんて考えてねーし!」

ちなつ「私、そこまで言ってないよ?」ニヤニヤ

櫻子「ぐ、ぐぬぬぬぬぬぬぬ」

 
………


向日葵「近くのホームセンターに使い捨てコップが売ってありましたわ」

櫻子「…」

あかり「もう少ししたら、学校の裏の公園に着くよぉー」

ちなつ「…」


櫻子(そもそも、向日葵の好きな人って誰なんだろう…)

櫻子(向日葵の好きな人をちなつちゃんは知ってるんだ…)


櫻子(あれ?)

櫻子(そういえば、ちなつちゃんが私にわざわざ『告白しろ』って…)


櫻子(言うことは…)





櫻子(向日葵って、もしかして私の事が…好きなの?)

なんていいバカなんだ

櫻子(何だかんだ言って一緒にいてくれるし)

櫻子(私が遊びに行けば喜んでくれるし)

櫻子(夏休みの間、会わなかった日はないし)

櫻子(私から遊びに行かない日は、向日葵から来てくれるし)

櫻子(…)


櫻子(それに向日葵といると楽しいし…)


櫻子(やっぱり、向日葵も私の事を…?)



櫻子(…)



櫻子(えへへ//)

ひまさくさんは原作でもとっとと付き合っちゃえばいいのに

「櫻子!櫻子!」


櫻子「っ!」

向日葵「櫻子!?ボーっとしてどうしましたの?」

櫻子「うっさいうっさい!全部向日葵のせいなんだからな!」

向日葵「…急に何?」

櫻子「ふ、ふんっ」


櫻子(で、でも、告白すれば、明日から恋人か…)

櫻子(恋人になったら何をすればいいのかな?)

櫻子(やっぱり最初は映画デート?)



櫻子(えへへ…楽しみだな~)


向日葵「何をニヤついてますのよ?」

櫻子「ニヤついてなんかないもんね!向日葵のニヤつき!」

向日葵「…何よそれ」

 
………


櫻子「うわぁ~」

向日葵「星が綺麗…」

櫻子「早く!早く!座ろう!」

向日葵「はいはい。レジャーシートを敷くから待ちなさいな」


バサッ


ゴロン



櫻子「向日葵!寝ながら見ると最高だよ!」

向日葵「え、ええ。私も…ちょっと失礼して…」


ゴロン


向日葵「すごい…本当に綺麗」

櫻子「えへへへ」

向日葵「どうかしたの?」

櫻子「向日葵が間抜け面してたのが面白くて」

向日葵「な!な、なんですって!」


櫻子「空、綺麗…」

向日葵「ったくもう…でも、本当に綺麗ですわね」

櫻子「あれ?あかりちゃん達は!?」

向日葵「あなた…本当にボーっとしていたのね」

櫻子「え?」

向日葵「トイレですわ。学校が近いから、ちょっと行ってくるとの事ですわ」

櫻子「そ、そっか…」

向日葵「はぁ~。まったく…」


櫻子(あ、あれ…ということは…)


櫻子(向日葵と二人っきり!?)

向日葵「それにしても、本当に綺麗ね…」

櫻子「え?あっ、うん。綺麗…だね」

向日葵「…?」


櫻子(向日葵が言った『綺麗』は私じゃなくて、星空!)

櫻子(く、くそう!向日葵め!私を惑わすとは卑怯な!)


櫻子「す、すすすすすすすーーー!」

向日葵「え!?なに!?」

櫻子「ま、間違っただけだし」

向日葵「そ、そうなの?」


櫻子(好きって言おうと思ったけど…無理!)

櫻子(無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!!)

支援

櫻子(そもそも、向日葵が私の事何とも思ってなかったら…)

櫻子(…)


櫻子(向日葵に嫌われるかも…)


櫻子(そういえば、夢でも…)

『私はあなたを特別視なんかしたことないですわ』

『そう幼馴染とか、過ごした時間がずっと長いからとか』

『何だかんだ言って小さい頃にあなたに…さーちゃんに助けてもらったからとか』

『それであなたに特別な感情を抱いた事なんて一度もありませんわ』

『だから勘違いしないで!』



櫻子(そうだった…私と向日葵はただ過ごした時間が長いだけの…)

櫻子(ただの姉妹みたいなもの…)


櫻子(私がお姉ちゃんで向日葵が妹みたいな?)

櫻子(向日葵もどうせ姉妹みたいにしか考えてないんだろうな)

向日葵「櫻子?どうしましたの?」

櫻子「え?ううん…何でもない」

向日葵「そ、そう。ならいいんですけど」

櫻子(涙ぐんでなんか無いもんね!涙なんか流さないもんね!)



向日葵「ねえ、櫻子…真面目な話をしていいかしら?」

櫻子「…勝手にすれば?」

向日葵「な、何で機嫌が悪いのよ?」

櫻子「べっつにー」


向日葵「私、好きな人がいますの」

櫻子「…………え?」

向日葵「その人の名前は……………」

向日葵「…」

櫻子「…………………………え?」



向日葵「いえ、その前に少しお話をしましょうか」

櫻子「へ?」

向日葵「私が好きな人はね。私の…その…近くの家に住んでますの」

櫻子「…うん」


向日葵「私はその子を特別視なんかしたことないですわ」

櫻子「うん」


向日葵「そう幼馴染とか、過ごした時間がずっと長いからとか」

櫻子「うん」

キマシかけてる

向日葵「何だかんだ言って小さい頃にあなたに…さーちゃんに助けてもらったからとか」

櫻子「うん………ん?」


向日葵「それであなたに特別な感情を抱いた事なんて一度もありませんわ」

櫻子(…夢と同じ……そっかー、向日葵は別の人が…)


向日葵「だから勘違いしないで」

櫻子「うん、そっかー。私なんか好きでも無いって事でしょ?」

うーんこの清々しいまでの

向日葵「私は成り行きや、小さい頃からずっといるからとか、そんなのであなたを好きになったりなんかしてない!」


向日葵「たとえ、あなたが日本の反対のブラジルに生まれていても、私はあなたの事が好きになる!」


向日葵「私は大室櫻子という存在…あなたという人が好きなの」


向日葵「だから、よかったら恋人になってください!」

向日葵「私ともっと一緒にいてくれませんか!?」

櫻子「なっ…」

向日葵「…」

櫻子「…」

向日葵「櫻子?」


櫻子「遠まわし過ぎんだよ!バカ!ばかばかばかばかばかばかばかばかばか」

向日葵「ご、ごめんなさい。頑張って考えたんですけど」

櫻子「普通に『好き!』でいいんだよ!バカ!どんだけ不安にさせるんだよ!バカ!」

向日葵「うう…ごめんなさい」

櫻子(夢の中の事、全部思い出した)


櫻子(夢の中の向日葵も…私の事…)


櫻子「そっか。私嬉しくて泣いてたんだ」

向日葵「え?」

櫻子「ううん。なんでもない」



向日葵「え、えーと、で、その…返事を頂けると嬉しいんですけど…」


櫻子「」スゥー




櫻子「好きだよーーーーーーバーーーーカ!このおっぱい魔人ーーーーー!」

( ;∀;)イイハナシダナー

向日葵「なっ」

櫻子「どう?これが告白の手本。まったく向日葵はダメだね」

向日葵「薄暗くてもわかるくらい、顔を真っ赤にして語られても…」

櫻子「なんだと!?」


向日葵「櫻子。嬉しい、本当に嬉しい。ありがとう」

櫻子「ふ、ふんっ!」


ギュウウウ


櫻子「手っ!?」

向日葵「わ、私達、恋人同士ですし…手ぐらい普通ですわ」

櫻子「そっかー。そうだよね。えへへへへ//」

向日葵「ふふっ//」

かわえぇ

櫻子「ねえ、向日葵?」

向日葵「なあに?櫻子」


櫻子「これからもよろしく向日葵。ずっと好きなんだからね!」

向日葵「ええ、よろしく櫻子。私もずっとずっと好きですわ。あなたの事が」

櫻子「私なんてもっともっとずっとずっと好きなんだもんね!」

向日葵「あら?その程度なんですの?私なんてすっごくもっともっと-------」

櫻子「ふふーん。私なんて------」

向日葵「-----」

櫻子「----」

どっかにまとめないの?

コソコソ

あかり「あわわわわわ」

ちなつ「ふぅ~。うまくいったみたいだね」

あかり「ちなつちゃん知ってたの?」

ちなつ「うん、向日葵ちゃんに相談されてね」

あかり「そうだったんだ」

ちなつ「それにしても上手くいってよかった…うん本当に」

あかり「ちなつちゃんは優しいね」


ちなつ「そうだ!今度は私が頑張る番だね!」

あかり「結衣ちゃんに?…そっかー…」

あかり「えへへ、今度はあかりが恋のキューピットになるため頑張るよぉ~」

ちなつ「……ううん、結衣先輩は憧れ…私は…」

あかり「え?」

ちなつ「あかりちゃん!大切な話があるの!」

あかり「…え?」

ちなつ「------」




No.238 終わり

いいさくひまだった

乱立のせいで落ちそう

No.239:櫻子「ひまさく喫茶」向日葵「ですわー」


向日葵「はぁ~」

綾乃「あら?悩み事?」

向日葵「ええ、実はもう少ししたら櫻子の誕生日でして…」

綾乃「そういえば9月だっけ?」

向日葵「それでプレゼントがまだ決まってなくて…」


綾乃「幼馴染って大変ね。小さいころからずっと違う物をプレゼントしてるんでしょ?」

向日葵「まぁ、大変といえば大変なんですが…」

向日葵「でも櫻子の『向日葵、ありがとう』の笑顔が見れるのが楽しみで楽しみで」

向日葵「ええ、私は櫻子以上に櫻子の誕生日を楽しみにしているんだと思いますわ」

綾乃「へぇ~」

向日葵「あっ、すいません。ノロケてしまって」

綾乃「ううん。大室さんの話をしているときの古谷さんは本当に幸せそうだな~って」

向日葵「そ、それはいいすぎですわ」

綾乃「それに中学生の頃から、ずっとさんざん見せつけられているから、これくらいでは何ともないわよ」

向日葵「い、いえ、そのすみません」

綾乃「いいのよ。それより大室さんの誕生日、うまくいくといいわね」

向日葵「はい!…あっ、よろしかったら杉浦先輩もどうですか?」

綾乃「え?何が?」

いつもの喫茶シリーズか

向日葵「喫茶店をお休みして櫻子の誕生日会を開こうと思うのですが」

綾乃「そうね…その日なら仕事も休みだし。ありがとう、是非参加させてもらうわ」

向日葵「はい!せっかくなのでみんなも呼びますね」

綾乃「みんなに会うのも久々ね。楽しみだわ」


向日葵「ふふ。9月7日の櫻子の誕生日が楽しみですわ♪」

綾乃「ええ、一緒に盛り上げましょうね」

向日葵「はい♪」



No.239 終わり

支援

No.240:向日葵「8月31日!」櫻子「遊ぼう!」


櫻子「おっほおおおおおおお!」

櫻子「9月1日って日曜日じゃん!」

櫻子「夏休みが1日多い!」


櫻子「やったーーーーー!遊ぶぞ向日葵!ナモリハンター4をしよう!」

向日葵「うるさい、次は数学の宿題」

櫻子「はい、ごめんなさい」

ああっまなk乙乙乙乙

 



櫻子「これは夢!夢落ち!」

向日葵「そうですわね。夏休みの最初から一緒に宿題をやっていると思っていたら」

向日葵「櫻子は全然違う範囲の問題集をやっていたなんて…夢と思いたいですわ」


向日葵「というか気付かない私もバカみたいですわね…はぁ~」

櫻子「ばーか」

向日葵「うるさい!宿題をしなさい!ここ間違ってる!」

花子「そもそも8月31日から宿題をやって間に合うし?」

撫子「なんとか間に合わせるしかないね。ひま子、交代しようか?」

向日葵「ありがとうございます。では、私は少し寝ますね」

撫子「うん、5時間後に交代ね」

向日葵「はい」

櫻子「えぇー、私も寝るー」

撫子「櫻子には栄養ドリンク。値段が高い奴だから眠れないよ」

櫻子「うっううううううう」

向日葵「櫻子?9月2日に提出する宿題を優先しますのよ?」

櫻子「はい」

向日葵「家庭科や美術などは初授業の時に提出だから、後回しで大丈夫ですわ」

櫻子「はい」

向日葵「自由研究は私と一緒にやったという事にしますから、後で自分の字で写すのよ?」

櫻子「…はい」

向日葵「ついでにその適当な性格も治すのよ?」

櫻子「はい」

向日葵「聞いてないでしょ?」

櫻子「はい」

向日葵「あなたは向日葵さんを一生愛しますか?」

櫻子「いいえ」

向日葵「櫻子!!!!!!!!!」

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