ソーニャ「デスノート?」 (14)
やすな「あ!こんなところに怪しげな黒いノートが!これは拾うしかない!」
やすな「ソーニャちゃーん」
ソーニャ「やすなか」
やすな「ねぇねぇソーニャちゃん 道に怪しげなノートが落ちてたんだけど
英語が多くて読めないよぉ 読んで!」
ソーニャ「道に落ちてるものを拾うなよ… 何?デスノート?物騒な名前だなぁ」
やすな(そんな名前のノートより 生身の人間で殺し屋のソーニャちゃんのほうが物騒だよ…)
折部やすなにそんなアホノート効かないよ
アホな子にデスノートを持たせるのは危険
期待
ソーニャ「ふんふん」
ソーニャ「…どうやら名前を書いた人間を殺せるノートみたいだな やろうと思えば死因も指定できる」
やすな「えっ 何それ… いたずらか何かだよね…?」
ソーニャ「さぁな すぐに本物かどうかハッキリする」 [折部やすな]
やすな「ちょっとぉ!? 何してんの!」
ソーニャ「いや 良い検証相手がいたから」
やすな「このままじゃ私死んじゃ… !」バタッ
ソーニャ「! まさか…本物なのか?」
グググ スタッ
やすな「ちょっとぉ! 危うく三途の川渡りかけたじゃん!」
ソーニャ「…」
ソーニャ「お前じゃ丈夫過ぎて検証相手にならん…」
ソーニャ「丁度 組織から依頼されたターゲットの写真があるからコイツを使ってみよう
コレは名前と顔さえ分かれば殺せるみたいだからな」
やすな「… 初めからそっち使ってよ…」
イレギュラーか…
plululul
ソーニャ「はい …はい …了解」
ソーニャ「どうやらターゲットが突然心臓麻痺で倒れたから依頼は取り消しだそうだ」
やすな「それってやっぱりこのノートの…」
ソーニャ「本物みたいだな…」
「話は聞かせてもらったぞ! やすな、ソーニャ!」
実験とはいえやすながソーニャちゃんの殺し屋活動を止めないとわ
やすニャ「え!?」
没キャラ「お前たちからそのノートを奪い ノートを使ってお前たちを消す!
キルミーベイベーの主役の座は貰った!」
ソーニャ「お、お前は…」 やすな「だ…」
『誰?』
没キャラ「…」
没キャラ「主役はいいよな… 没キャラの存在なんて知らなくてもやっていけるんだ…
私はいつも没キャラということを自覚して生きているのに…」
やすな「没キャラ…?」
ソーニャ「没キャラなのか…」
没キャラって名前なのか
没キャラ「フフフ まぁいい… 先に言っておくが私は没キャラだ…
ちゃんとした名前は無い 故にそのノートで殺すことはできない」
没キャラ「そして私もまた暗殺者 ソーニャが強いからと言って楽には勝てないぞ…」
やすな「没キャラは没キャラって書いたら殺せないかな?」
ソーニャ「さぁな まぁ、もう40秒もしない内に分かる」 [没キャラ]
没キャラ「なっ! 人が話してる間にコソコソと!
まぁいい 私は殺せないと言ったはずだ! さぁ覚悟しろ! やすな、ソー…、ニャ…」バタン
やすな「あっ 死んだみたい」
ソーニャ「名前がなければ[没キャラ]でも効くんだな」
没キャラちゃん没キャラって名前だったのね
やすな「良かったね、ソーニャちゃん このノートを使えば安全に殺せるよ」
ソーニャ「お前… 私に殺し屋やめてほしいんじゃなかったのか?」
やすな「いや、普通に殺し屋やってたら返り討ちにあったり足が付いて捕まっちゃうかもしれないけど
このノートを使えば大丈夫でしょ?」
やすな「ソーニャちゃんは殺し屋を続けられるし、私はソーニャちゃんとずっと一緒にいれる
お互いハッピーだね!」
ソーニャ「私はお前と一緒にいても嬉しくないがな…」
おわり
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