HOMO

カヲル「女性の夢に入り込み淫らな夢を見せて、その時溢れてくる彼女達の精気を糧にするんだ」

シンジ「み、淫らな……って」

カヲル「それが僕の食事、栄養の摂取方法なのさ。臨む、望まざるに関わらずね」

シンジ「……」

カヲル「僕を軽蔑するかい？」

シンジ「う、ううん。まさか。カヲル君もそういう冗談言うんだね」
シンジ「それにもしホントだったとしても、それでカヲル君のこと嫌いになったりなんてしないよ」

カヲル「ありがとう。シンジ君」

あるマンション―――

ＯＬ「はぁ……」ﾄﾞｻｯ

ＯＬ（疲れた……いいやもう、一回このまま寝ちゃお）

ＯＬ（……さっき駅にいた男の子、超綺麗だったなー……）

ＯＬ「……ｽｳ」

――――――

ＯＬ「ん？ あれ？ どこだっけ、ここ」

カヲル「今晩は」

ＯＬ「！？」

ホライゾンの伊藤くん的なアレかと

ＯＬ「君……駅の……」

カヲル「そうだよ。君はじっと僕を見ていたね」

ＯＬ「！」ﾄﾞｷ

カヲル「さあ、一緒に悪夢を見ようーーー」

――――――

ＯＬ「ンぃひィイィィっきぼひぃぃあああああああ〜〜！！」

カヲル「……ごちそうさま」

ＯＬ「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

カヲル「嗚呼。虚しい」

湖畔―――

カヲル「別の生命体に……！？」

キール「そうだ。我らの計画が無事遂行されれば、転生の扉が開かれる」

ゼーレメンバー「貴様がヒトと混じりあい、人間として生まれ変わることも不可能ではない」

カヲル「……」
カヲル「僕はなにをすればいいんだい？」

ホモはありますか？