比奈「も、もお…プロデューサー、それ私の太ももっスよ……//」

Ｐ「わ、悪い。エアコンのリモコンを探してて……」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

ﾑﾆ

比奈「…」

Ｐ「…」ﾑﾆﾑﾆ

比奈「…、あの」

Ｐ「は、はい」

比奈「……、えと、その」

比奈「し、したいなら…したいって、言ってくれればいいのに……な、なんて//」

Ｐ「」ﾌﾟﾂﾝ

Ｐ「比奈ー！」ｶﾞﾊﾞｯ

比奈「あ、ちょ、ぷろりゅーさ」

ﾄﾞｻｯ


Ｐ「いや違う。あいや違わないけど」

比奈「はえ？」

Ｐ「そんなとろんとした目をしないでください」

比奈「あへ顔っスよー」ﾆﾍｰﾗ

Ｐ「アヘ顔とか言わないの」ﾍﾟﾁ

比奈「あうっ」

Ｐ「リモコンを探してたのは本当なんだ」

比奈「へー。私よりエアコンの方が大事でス？」

Ｐ「いまはな。俺はともかくお前が熱中症になっても困るし」ｵ､ｱｯﾀ

比奈「…相変わらずお上手っスねー」

Ｐ「…なんだよ」

比奈「べつにー」ﾌﾝ

Ｐ「なんだよー」


ﾋﾟ


比奈「……ふふ」ﾆﾍﾗ

ｺﾞﾌｧｰ


Ｐ「というか悪いな。起こしちゃったか」

比奈「…」ﾌﾙﾌﾙ

比奈「気にしないで欲しいっス。先に起きてましたから」

Ｐ「そうなのか？」

比奈「はい。くっつきたくて、そのままベッドにいたんでス」

Ｐ「ｿｳﾅﾉｶｰ」

比奈「なんでカタコト？」

Ｐ「照れてんだよ」

比奈「大の大人が照れてるとかきもいっスよ」ｷﾞｭｰ

Ｐ「きもいやつにくっつくのはどうなんだ？」

比奈「それはそれ、これはこれ」ﾑｷﾞｭｰ

Ｐ「ｿｳﾃﾞｽｶｰ」

比奈「照れてまス？」

Ｐ「ﾊｲ」

比奈「ふふっ。可愛い！」

Ｐ（お前がな）

イイヨイイヨー

比奈「♪」

Ｐ（暑い…）


ｷﾞｭｰ


Ｐ「それと、カーテンを閉め忘れてたみたいだな。ごめん、暑かっただろ」

比奈「それも気にしないでください。私が開けたので」

Ｐ「そうだったのか」

比奈「べつに驚くことないじゃないでスかー。朝起きてまずカーテンを開けるのって、自然なことっスよ！」ｷﾗｷﾗ

Ｐ「比奈の台詞とは思えないな」

比奈「言っといてなんでスけど自分でもそう思うっス」

比奈はなんだろうな
言葉で表せられない可愛さがある

比奈「冗談はさておき」

Ｐ（冗談なのかよ）

比奈「ふふっえい」ｷﾞｭｰ

Ｐ「うぐ」

比奈「暑いっスねー」

Ｐ「そりゃくっつけばな」

比奈「でもほら！夏でスから！」

Ｐ「？」

比奈「エアコンの効いた部屋で…ってよりも、汗だくになっていちゃこらしてる方が、夏っぽいかなって」

Ｐ「なるほど」

比奈「はい！しかもあとでシャワーを浴びながらできちゃったりして二度おいしいっス！」

Ｐ「できちゃうとか言わないの」

Ｐ「比奈は“夏っぽい”の発想が徹底的にインドアだな」

比奈「文学少女でスから！」

Ｐ「ダウト。エロ本の読み過ぎだ」

比奈「むー。同人をエロ本呼ばわりとは心外っスよー」ﾌﾟｸｰ

Ｐ「俺にはよく分からん」

比奈「まあまあ。それに私、一度言ってみたい台詞があったんっスよ」

Ｐ「話をそらすなよ」

比奈「ふへ。それてないっスよぅ。…ね、プロデューサー」ｸﾞｲ

Ｐ「お、おい」

ﾄﾞｻｯ

比奈「今日はお休みでスから」

比奈「汗だくで、ら、乱暴して…いいんスよ？エロ同人みたいに」

Ｐ「」ﾌﾞﾂｯ

ﾋﾟ

Ｐ「うおおおおお！！比奈あああ！！！」ｶﾞﾊﾞｧ

比奈「ひゃんっぷろ、ちょ、あうう」

・・・・・



Ｐ「はあ、はあ…」

比奈「…………」ｸﾀ…

Ｐ「…わ、わるい。いくらなんでも、ちょっと乱暴しすぎた」

比奈「……」ﾊｱ…

比奈「ふふ…これでちょっと、スか……」ｾﾞｪ…

Ｐ「う…す、すいません…」

比奈「……ふふ…」ﾊｱ…ﾊｱ…

比奈「いいっスよ…気持ちよかったし…。私がそうしてって、言ったんだし」

Ｐ「台詞が言いたかっただけじゃなかったっけ？」ﾊｱ…

比奈「むう。そ、そんなことないでスもん」

Ｐ「冗談だよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

比奈「えへへ…。ならいいっス！」

ﾊﾟﾀ


Ｐ「はー…このままもう一眠りしたい…でも風呂入らないとなー」

比奈「っスねー」

比奈「……」ｺﾛｺﾛ

ﾊﾟﾀ

Ｐ「どうした？」

比奈「…えへへ」

比奈「比奈ちゃん、夏は一粒で二度おいしいモードっスよー。キャンペーン中でスー」

Ｐ「なんだそれ」

比奈「もー。さっき言ったじゃないでスか」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

Ｐ「へ？」

比奈「お風呂でもう一回！」

Ｐ「……」

比奈「あたってるっスよ」

Ｐ「シャワー浴びるか」

比奈「えへへ。はーい」



おわる

休日は家で一日中比奈ちゃんとごろごろしたいです
ありがとうございました

おっつし