コナン「俺がクローン…?」 (40)

コナン「ハハ…オメーでもくだらねーウソつくんだな」

灰原「ウソじゃないわ。あなたはクローンよ」

コナン「おいおい…。まさか、前みてーに俺をはめようってんじゃねーだろーな」

灰原「いいえ。急に言われて信じがたんでしょうけど、真実よ」

コナン(灰原がこんなこと言うなんて珍しいな…)

コナン(こいつもかわいいとこあんじゃねーか。ちょっと乗ってやるか)


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コナン「へー。じゃあ俺は誰のクローンなんだ?」

灰原「工藤バーーーローーよ」

コナン「バーロー、バーーーローーは俺だっつーの」

灰原「あなたは彼のクローンだからそうとも言えるわね」

コナン「いや本人だって」

コナン「まあいいや。で?なんで俺が作られたんだ?」

灰原「実験よ」

コナン「実験?」

しんいちって打つとバーーーローーになるじゃねーかおい

コナン「へー。じゃあ俺は誰のクローンなんだ?」

灰原「工藤新ーよ」

コナン「バーロー、新ーは俺だっつーの」

灰原「あなたは彼のクローンだからそうとも言えるわね」

コナン「いや本人だって」

コナン「まあいいや。で?なんで俺が作られたんだ?」

灰原「実験よ」

コナン「実験?」

灰原「その目的は工藤バーーーローーの再生」

コナン「再生も何も、まだ生きてるじゃねーか…一応」

灰原「あなたはね。でも本当の工藤バーーーローーは死んでいる」

コナン「本当のって…」

灰原「いまから50年前、彼は死んだわ。ある人に殺されてね」

灰原「彼を失った私の組織は急速に準備を進めたわ」

灰原「工藤バーーーローー…通称Lの再生計画を」

あーわすれてたもう!

メール欄に saga と入れると
バーーーローーみたいな変換がされなくなる

灰原「その目的は工藤新ーの再生」

コナン「再生も何も、まだ生きてるじゃねーか…一応」

灰原「あなたはね。でも本当の工藤新ーは死んでいる」

コナン「本当のって…」

灰原「いまから50年前、彼は死んだわ。ある人に殺されてね」

灰原「彼を失った私の組織は急速に準備を進めたわ」

灰原「工藤新ー…通称Lの再生計画を」

>>7
おお、了解

どれどれ、バーーーローー

>>7
バーロー

sageじゃなくてsagaね

>>11
あ、ほんとだ

よし、新一

工藤バーローくそわろた

コナン「エル…?」

コナン「つまり、そいつが俺ってことか?」

灰原「ええ。なんでも相当な天才だったらしいわよ」

灰原「私はその当時まだ生まれていなかったから詳しくは知らないけど」

コナン「ふーん…」

コナン(やけに凝った冗談だな…)

コナン(ま、もうちょっと付き合ってやっか)

コナン「じゃあ今の話を整理するとこういうことか」

コナン「俺は工藤新ーってやつのクローンで、そいつは50年前に死んでる」

コナン「おまけにLと呼ばれていた天才で、オメーの組織が再生を計画した」

灰原「だいたいそんなところね」

コナン「灰原…」

灰原「何?」

コナン「オメーにそんな冗談似合わねーよ」

灰原「クス…」

コナン「あん?何笑ってんだよ?」

灰原「まだ気づいてないのね」

コナン「?」

灰原「今の話が真実だと気づけないなんて…名探偵が聞いて呆れるわ」

灰原「やっぱりこのプロジェクトは失敗だったかしら…」

コナン「おいいい加減にしろよ」

灰原「まあいいわ。どうせ帰ったら分かることだもの」

コナン「帰ったらって。蘭の家にか?」

灰原「じゃあ、また後で会いましょう」

スタスタ…

コナン「おい!ちょっと待てよ…」

コナン「…行っちまった」

コナン(ったく、どーなってんだ?)

コナン(昨日あったときは普通だったのに…)

コナン(まさか、この間使ったアポトキシン4869の解毒剤の副作用で…)

コナン(なワケねーか)

コナン(あれは俺も何度か飲んでるし、別に異常はなかった)

コナン(とすると、やっぱり冗談のつもりか…)

コナン(まっ、いっか。たいしたこたぁねーだろ)

>>1

コナン(一応念のため博士に報告しとくか)

コナン「おーい博士ー」

コナン「あれ?おっかしいなー。さっきまでいたはずなのに」

コナン「出かけてんのかな?」

コナン「じゃあ俺も帰るか」

コナン(…しかし、妙な話を考えつくもんだな)

コナン(俺がクローンで本当の俺はとうの昔に死んでる?)

コナン(ハハハ…)

コナン(そーいやーあいつ。家に帰ったらどうこうって言ってたな)

コナン(まさか、蘭たちと組んでよからぬことでも企んでんじゃねーだろーな)

ガチャ

コナン「ただいまー。蘭姉ちゃん」

コナン「あれ?」

コナン「いないな…。それにおっちゃんも」

コナン「変だな…どこかに出かけるなんて言ってなかったのに」

コナン「上の居間かな?」

コツコツ…ガチャ

コナン「こっちにもいねえ…」

コナン「ん?この匂い…台所か?」

コナン「やっぱりいない…ん!?」

コナン(変だぞ…切かけの野菜と包丁が放置したまま…)

コナン(まさか…奴らがここに!?)

コナン「マズイぞ…!」

コナン(とにかく博士に連絡を…)


ピポパポ…プルルルルル…プルルルルル…プルルルルル…

コナン「クソッ!でねえ!」

コナン「とにかく博士んちに…」

ダッ…タッタッタッ…

タッタッタ…

コナン(ここを右に曲がって…)

コナン(!?)

コナン(毛利探偵事務所…!?)

コナン(おかしいぞ!確かに博士の家に向かったはずなのに…)

コナン(何やってんだ俺…!とにかく急がねーと…)

タッタッタッタッタ…

ダッダッダッダッダ…

コナン(!?)

コナン(また戻ってきちまった…)

コナン(何なんだこれ…!?まさか俺までおかしくなっちまったのかよ…!?)

???「驚いた…?」

コナン「誰だ…!?」バッ

灰原「これでちょっとは信用する気になった?さっきの話が本当だったって」

コナン「灰原か…!大変なんだ!蘭とおっちゃんがいなくなって…それに…」

灰原「それに…?」

コナン「ヘンなんだよ!何かが!」

灰原「フフ…残念だけど、おかしいのはあなたのほう」

カチャ…

コナン(あれは…腕時計型麻酔銃!?)

コナン「おい灰原…何でお前が持って…!」

パシュッ

コナン「う…!?」

灰原「ごめんなさいね…ふふ、これも計画のうちなのよ」

コナン「はい…ばら…おまえ、まさか…」

スースー…

バーーーローーが寝たんで俺も今日は寝ます

乙。おやすみ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

???1「第1524号、複製完了しました」

???2「了解。至急、保存液につけ、栄養を供給しろ」

???1「分かりました」

???2「それから…」

???1「はい?」

???2「このプロジェクトは今日で最後だ」

???1「そうですか…成功と言えるのでしょうか」

???2「前にも言ったが、それは君には関係のないことだ」

???1「そうですね…失礼します」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

工藤バーーーローーがコナンになったんじゃなくて。
工藤バーーーローーはあの時死んでおりクローンがコナンとかいうのだと思った。

コナン「蘭…おっちゃん…逃げろ…」

コナン(!?)

コナン「ここは…」

コナン(動けない…!?手足が縛られている…)

コナン(なんなんだ…おかしいぞ…)

コナン(それにさっきの妙な夢…)

コナン(妙にリアルで…あんな夢見たの初めてだ…)

???「あら、目が覚めたみたいね」

コナン(この声…灰原か!?)

コナン(そうか、おれはあいつに麻酔銃で眠らされて…)

コナン(まさかこれは…やつらの!?)

それでも良かったけど、この話ならコナンのおかしいとこだいたい全部説明できる

>>31>>29へのレス

コナン「灰原…か?」

灰原「そうよ」

コナン「おまえまさか…やつらに寝返って…」

灰原「やつら…?ああ、黒の組織のことね」

灰原「いいえ、違うわ」

コナン「だったら何でこんなことするんだ…?冗談じゃ済まされないぞ」

灰原「ふふ…まだ気づいてないのね」

灰原「確かに現実的ではないし…信じられないのも無理は無いけど」

灰原「でもやっぱり所詮クローンはクローン、本物にはかなわないわね」

灰原「本物の工藤新ー、Lは早々にキラの力を見抜いたらしいし」

バーローは新世界の神?つまりどういうことだってばよ?

コナン「おい、何わけの分かんねえこと言ってんだ!早く放せよ」

灰原「駄目よ」

灰原「あなたは最後の複製。これから別の実験を始めるわ」

コナン「実験…ってまたお前妙なことを」

灰原「私の組織は本来あなたが作られた目的である計画に見切りをつけた」

灰原「そこで最後にあなたの適応性をみるテストをするの」

コナン「おい…言ってることがさっぱり分からねえぞ」

灰原「場合によれば、計画の続行も有り得るんだから、協力してよね」

灰原「まあ安心して。実験と言っても肉体的苦痛を伴うことはしないから」

コナン「どーでもいいからとにかく放せ!イタズラじゃ済まされないぞ」

灰原「…そうね、まずは私の言ってることを信じさせることが先決かしら」

灰原「といってもいきなり決定的証拠を見せるのは、いくらなんでも刺激が強すぎる…」

灰原「いいわ。まずすべての真実を話しましょう」

灰原「私がさっき、博士の家で言ったこと、覚えてる?」

コナン(くそ、放す気はないのか…)

コナン(ここは隙をうかがうしかねえ…)

コナン「ああ、俺がクローンだとかなんとかってやつか?」

灰原「そう。もう一度細かく説明するわ」

灰原「まず本物の工藤新ーのことを話しましょう」

コナン(まだ言ってやがる…やっぱり気が変になったとしか…)

灰原「本物の工藤新ーは、本名を隠しLと名乗っていた」

灰原「彼は世界規模の探偵をやっていたの」

コナン「探偵は俺と一緒ってわけか」

灰原「いいから黙って聞いてて」

を?

灰原「ある時、妙な出来事が起きた」

灰原「世界中の犯罪者が、次々と心臓発作で死んでいったの」

灰原「世間では正義の裁きを下す『キラ』なるものが現れたと噂されたわ」

コナン「殺人が正義の裁きだと…?そんなこと間違ってる」

灰原「Lもそう言っていたらしいわ」

灰原「世界の警察が集まって会議をするなか、Lは現れた」

灰原「彼は日本警察に協力を申請し、その後すぐにキラが人を殺す超能力のようなものがあることを見抜いた」

コナン「超能力…?そんなもので殺人ができてたまるかよ」

灰原「彼にも信じがったかったでしょうね」

灰原「でも状況がそう物語っていた」

コナン「ハッ…不可能なものを除外していって残ったものがたとえどんなに信じがたいものだったとしても真実、ってわけか」

灰原「相変わらずのシャーロキアンぶりね」

コナン「Lってやつもそうだったのか?」

灰原「さあどうかしらね…」

灰原「とにかく彼は、キラ探しを始めたわ」

灰原「しかしあえなく、キラに殺された」

コナン「殺された…」

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