訓練兵一同「...は?」
キース「し、知らんのか貴様ら。家畜以下の無能共め...」
エレン「まりお?なんだそれは」
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アルミン「!!そういえば昔おじいちゃんの書庫にあった『ファミ通』という雑誌で見たことある!」
アルミン「99回駆逐されてもピンピンしてたり、土管に潜って金を盗ったり、手から火を出したり、巨大な怪獣を踏み殺したりするおじさんだよ!」
エレン「な...そんな化け物が...」
キース「アルレルト訓練兵。記憶があいまいなら黙れ。」
アルミン「はっ!」
キース「(あら素直)今回使用するゲーム機はこれだ!」スッ
ライナー「あ、あれは...任天堂DS!!」
アニ「なんでこんなところにあんな物が...」
キース「うむ。貴様らの食料を減らし手に入れた代物だ!」
サシャ「!!!!?」
キース「そして貴様らにプレイしてもらうソフトがこれだ!」スッ
つ『newスーパーマリオブラザーズ』
アルミン「あ、あれは!おじいちゃんの書庫にあった『ファミ通』という雑誌の人ソフトランキングで、一時期は常に上位をキープしていた..!」
キース「うむそうだアルレルト訓練兵。やっとまともな事を言ったな」
エレン「しかし教官、このゲームを訓練に使う意味が分かりません!!」
キース「うむ、このゲームは闘いの基礎を学ぶ事が出来るすばらしいゲームなのだ!一つしか無いため、一人ずつプレイしてもらう!ではさっそく訓練開始だ!まずはブラウス訓練兵!!プレイしてみろ!」
サシャ「私の食料ううううう!!!」
エレン(サシャの奴...珍しく怒ってやがるな...)ヒソヒソ
アルミン(仕方ないよ..食料を減らされたなんて聞いて...サシャが怒らない訳ないよ)ヒソヒソ
ミカサ(操作方法分かるの?)ヒソヒソ
テレンテレーン♪(起動音)
キース「このゲームはマリオという男が心臓を捧げ、一人の姫を救うというストーリーだ!ではさっそくやったもらお...?!」
サシャ(1-1)「私の芋や肉が犠牲になったこの訓練!無駄にする訳にはいきません!!」
ピローンピローン♪プーン♪プーン♪
フミッ♪フミッ♪ピロロリーン♪
ィイヤッフゥウウ!!
キース「な...」
ジャン「すげぇ!始めのオープニングをすっ飛ばして1-1をマッハでクリアしやがった!」
キース「おいまて貴様。なぜだ...なぜ操作できる..?」
サシャ(1-2)「?それはつまり、なぜ、マリオはクリボーを踏むのか、という事でしょうか?」
キース(直感でここまでとは..)
ライナー「あっという間に1-2に...。だが普通は一緒に入ってる説明書を読むんじゃないのか?」
アルミン「うん、普通はそうだけど、多分サシャの場合、説明書が読めないから時間の無駄だと思ったんじゃないかな」
エレン「なるほど」
キース「だがマリオは小さいままだと一撃で死んでしまうぞ!どうする?!」
サシャ(1-2)(確かに素人の私がどこまで保つか分からない...ん?)
サシャ(なにやら?マークの箱が...)
サシャ(叩く価値あり!)
プーン♪ニョキニョキニョキ♪
サシャ「な...これは...キノコッ!!」
サシャ(1-2)(なんですかこのキノコは..
普通キノコという物は地面から生えている物であって、人口的なブロックに生えるなんて、余程ジメジメしたブロックじゃないとあり得ないはず...
いやそもそもこのキノコはブロックの中にあって、それを私が刺激したことで飛び出してきた..くっバカな私が考えても全く分からない!山菜やキノコの類いは得意だと思っていたのに...!
そもそもあの模様...赤に白の点々...見たことも聞いたことも食べたこともない...
ん?というか...顔...
顔て。どんだけ自由なんですかあのキノコは。悩みなんて一つも無さそうな真っ直ぐな眼ぇしやがって...!
でもやはりゲームと言えどこの私が食べ物を粗末にするなんて...)
アルミン「サシャ...珍しく頭をフル起動させてるとこ悪いんだけど...
ーその先崖だよ?」
サシャ(1-2)「えっ?は?あ!しまっー」
サシャ(1-2)「どぉっすぇええええええぇぇい?!!!」ヒューーーーーー
サシャ(1-2)「ぃぃぃぃぃぃ...........」ポコッ
テレッテテレッテテン♪
キース「そこまで!サシャ・ブラウス!貴様の成績は1-1,5(いってんご)だ!」
サシャ「......そんな...」ガクッ
ライナー「まさかキノコに釣られて一緒に飛び降りるとはな...サシャらしいな」
リヴァイ「おい餓鬼共。一発目にしてなんだこの体たらくは。」
エレン「り、リヴァイ兵長!」
サシャ「み、見られてたんですか?!!恥ずかしい...////」
リヴァイ「仕方ねぇ。俺が見本を見せてやる。その前にタオル貸せ。DSを拭く。」
エレン「あ、はい。」つタオル
リヴァイ「ちっ、芋ぎたねぇな...」フキフキ
サシャ(死ねチビ)
リヴァイ「よし、開始だ。」ポチっ
エレン「あの、兵長はマリオ...うまいんですか...?」
リヴァイ(1-1)「当たり前だ。訓練兵時代は、このゲームで点を稼いだ。そしてこれからもだ。約束しよう。俺は必ず、クッパ軍を絶滅してみせr」ポコッ
リヴァイ「えっ」
テレッテテレッテテン♪
訓練兵「「「「えっ」」」」
リヴァイ「...ちょっ」
訓練兵「「「「えっ」」」」
アルミン「よそ見するから...」
訓練兵「「「「えっ」」」」
リヴァイ「えっ俺の出番終わりなん?嘘やん」
キース(あいつ訓練兵時代あったか?)
ミカサ「ふん。あのチビは調子に乗りすぎた。」
サシャ「ププw」
キース「よーしじゃあ次は...」
コニー「ちょっと待ってください教官!!」
キース「む?なんだコニースプリンガー」
コニー「流石にいきなりゲームをやれと言われても無理があると思うんで、是非、教官直々にお手本を!」
マルコ「コニー...」
ジャン「珍しく頭を使ったな...」
キース「ふ、いいだろう。それで貴様らが上手くなるというならな」
サシャ「な?!ずるいですよ!私も見てからやりたかったです!!」
キース(1-1)「では...」
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ーーーーーーー
ーーー
キース(7-boss)「な....に......」
エレン「普通にうまかったな」
コニー「ぶっちゃけ即死したらボロクソ言おうと思ったけど、死ななさ過ぎて後半は『はよ死ねハゲ』しか思わなくなってた」
アルミン「あの骨クッパ、もう少しだったのにね...教官悲しそうな顔してる...」
ライナー「それより途中で休憩がてらやったミニゲームのモグラ叩きがハンパじゃなかったな」
アルミン「あと教官ものすごい笑顔だったね。水を得た魚のようだったよ」
エレン「あそこまで楽しまれるとなんかこっちが辛くなってきたな」
ジャン「他に楽しむことがねぇんだろハゲだから」
キース(なぜ..バカにされている...)
キース「と、とりあえずだ!私の実力は分かっただろう!今度こそ貴様ら訓練兵にやってもらう!ではアッカーマン訓練兵!やれ!!」
ミカサ「はっ」
アルミン「ミカサがんばってね」
ミカサ「ありがとうアルミン。あのチビよりは上に行ってみせる...!」ゴゴゴゴ
アルミン(はじめのクリボー突破すればいいだけじゃないか...)
エレン「ミカサ!がんばれよ!」
ミカサ「エレン...もし私が...そこそこいい結果だったら...一つお願いしてもいい?」
エレン「?おぉいいぞ。俺の出来ることなら」
アニ「」ピクッ
アルミン(だめだエレン!そんな適当に答えては...!)
ミカサ「エレン...あなたがそう言ってくれれば私はなんでも出来る...」
エレン「はははっアニマル浜口みたいなこと言うなーお前。」
ジャン「バーカ。それを言うならアントニオ猪木だろぉが」
エレン「なに?!...あ、ほんとだ。」
マルコ「猪木は『元気』だけどね」
キース「私語は慎め。訓練だぞこれは」
三人「「「はっ」」」
コニー(アニマル浜口やアントニオ猪木ってこの世界にいるのだろうか)
ミカサ(エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン...)
ピッ
ライナー「始まったな。主席がどれほど頑張れるか...」
時は流れて
ジャン「すげぇミカサは(さすが俺の嫁)」
アルミン「うん。ステージ1...もうすぐでBOSSだよ(それは違うよジャン)」ロンパッ
ジャン(こいつ直接脳内に...!)
ミカサ(1-boss)「....」
エレーン♪エレーン♪エレエレエレっ♪
ライナー「無言ですげぇ集中力だ」
アルミン「うん。すごいけどSEおかしいよね」
エレン「マリオが俺を..呼んでる...?」
アルミン「いや違うよエレン。ただミカサの愛が任天堂の技術を上回っただけだから」
ジャン「おろろろろ」ビチャ
コニー「いきなり吐血すんなよきたねぇな」
サシャ「このパン..完全に消化してないからまだ食べれそうですが...」
ジャン「...ダメ...俺が食べる...」
ライナー「食うのかよ」
アルミン「それよりミカサがBOSSにたどり着いたよ。」
エレン「教官の時に見てたけど、こいつがクッパっていう敵の親玉じゃねぇのか?」
アルミン「そうだね。でもここで出てきて終わりなわけないから、多分また出てくるんだよ。」
ライナー「とりあえず後ろのドクロのスイッチを守ってるみたいだな」
エレン「あっ火吐いたぞ!ミカサあぶねぇ!」
ミカサ「大丈夫。こんな火。私の愛に比べたら、熱さまシートみたいなもの」
コニー「あの火、冷却効果あんのか、一見暑そうだけどな」
サシャ「万能ですねー」
ミカサ「...ふっ」エレーン♪
アルミン「おぉ!ジャンプで避けてそのまま突っ込んだ!?」
アニ「いやあれは...」
クッパ「飛ぶでー」ぴょーーーーーん
マルコ「飛んだああああ!」
アルミン「踏み潰す気だ!ミカサ!」
クッパ↑
マリオ → ドクロ
ミカサ「えいっ」ポチ
ババババババババババババ(足場崩壊)
クッパ「うおおおおお痛えぇえええ暑いよおおぉおおお母...ちゃ..んん.....」
アルミン「...」
訓練兵「...」
コニー「なぁ、あのクッパがなにしてんのかよくわかんなかったけど、それは俺がバカだからじゃねぇよな?」
ユミル「あれはクッパが馬鹿だ」
キース「よし!ミカサアッカーマン!ステージ1クリアだ!とりあえず持ち場に戻れ!」
アルミン「なるほど。次ミカサの番が来たらステージ2から始めるってことか
とりあえずミカサお疲れ」
ミカサ「ありがとう。それでエレン。私は頑張った。凄く頑張った。ので、エレンに一つお願いを叶えてもらうことが出来る」
エレン「おぅなんだよ」
ミカサ「私と子どもを作って欲しい」
ジャン「あふんっ」ファサッ
ライナー「ジャンの髪の毛がすべて駆逐されたぞ」
エレン「はぁ?なにいってんだ気持ち悪い。俺そういうのは好きな人とやりてぇよ」
ミカサ「うふぉっふ」ブチャブチャチャチャ
アルミン「あぁミカサ。小腸が出てるよ。ほら飲み込んで。」グイグイ
ミカサ「この世界は...残酷...」
キース「次だ!イェーガー訓練兵!この流れに乗れ!」
エレン「お、俺か」
アルミン「がんばってねエレン」
エレン「おぉ簡単だ。皆巨人だと思えば自然と怒りが湧いてくるぜ。考えただけでブチ切れそうだ。母さんの仇だ駆逐してやる」
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エレン(1-2)「おおおおおおおお!!シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ!!糞野郎どもがぁぁぁ!!」フミッフミッフミッイヤッフゥゥウウウピローンピローン
ーーーーーーーーーーーーーー
エレン(1-5)「死に損ないがぁ!さっさと死ねぇ!頭みたいな栗しやがって」フミッフミッフミッイヤッフゥゥウウウピローンピローン
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クッパ「ハァ..また来たよ...俺だって飛びたく無いけどよぉ飛ぶようにプログラミングされてんだからしょうがなグフゥッ!」
クッパ「馬鹿な...ファイヤーだとぉ...!?」
マリオ「イヤッフゥウウウウゥゥゥwwwwwww」ポコッポコッポコッポコッ
エレン(1-boss)「いいぞマリオ!くっははははざまぁ無ぇな雑魚が!!人間に逆らうからこうなんだよぉお!」
アルミン(泣いてる)
ライナー(でも笑ってる)
ジャン(なにあれ怖い)
ミカサ(駆逐系男子可愛いペロペロ)
キース「...うむクリアだ...ほら..ハンカチだ,.」
エレン「ありがとう...ごさいます...」グスン
キース「まぁ感情を込めるのは良いことだ。貴様らもイェーガーの様に気持ちをこめてプレイすることだ!!」
訓練兵「はっ!」
アルミン(込め過ぎだろ)
おしまい
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