俺「よし。魔王討伐の旅に出るぞ」
俺「まずは仲間だよな」
~集会所~
俺「というわけで経験豊富なお姉さんと旅に出たいんだが」
職員「無茶言うな。お前みたいな駆け出し勇者は駆け出し同士でパーティーを組むんだ」
俺「仕方ないな…。じゃあとりあえず可愛い子で誰かいる?」
職員「…そうだな。今紹介できるのは…」
安価↓1
コンマ49以下 駆け出し美少女魔法使い
コンマ50以上 ハゲかけ中年おじさん
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1676727401
あ
ほい
職員「そうだな。今紹介できるのは…ハゲかけ中年おじさんだ」
俺「いらんわ!!」
職員「まあ待てよ。まずは会ってみろ」
俺「いやもう…会ってどうするんだよ」
職員「好みのタイプかもしれないだろ」
俺「ハゲかけのおっさんに好みもクソもあるか!」
職員「ほら、呼んでおいたから」
ハゲかけ中年おじさん「どうも…」
俺「いやいやいやもう帰ってもらっていいです」
ハゲかけ中年おじさん「ま、待ってください!必ず役に立ちますから!」
俺「えー…じゃああなた職業は?」
ハゲかけ中年おじさん「無職です」
俺「ただのハゲのおっさんやないか!」
▼ハゲかけ中年おじさんが仲間に加わった!
(次回からハゲおじと表記します)
俺「くそ…こんなはずでは…」
ハゲおじ「元気だしてください」
俺「……」
俺「はあ、まあいいっすわ。とりあえず旅に出ましょう」
ハゲおじ「はい!」
俺「とりあえずひのきのぼう持っといてください。自分の身は自分で守ってくださいね」
ハゲおじ「ありがとうございます…!俺さんは優しいなぁ」
俺「……(悪い人じゃなさそうだな…)」
~道中~
ハゲおじ「はぁ…はぁ…」
俺「大丈夫すか…」
ハゲおじ「もう…歳ですかね…。息切れが…」
俺「ちょっとそこで休みましょうか…」
ハゲおじ「ん、んん?俺さん!そこに!人が倒れてる!」
俺「えっ!美少女ですか!?」
安価↓1
49以下 きれいなお姉さん
50以上 ムキムキお兄さん
ん
きれいなお姉様来い
ハーレム(♂)かな?
ハゲおじ「あれは…!ムキムキなお兄さんです!」
俺「放っておきましょう」
ハゲおじ「えぇ!ダメですよ!助けないと!」
ハゲおじ「大丈夫ですか!?」
ムキムキお兄さん「ん、んん…。魔物に…やられてしまって…」
ハゲおじ「なんと…。キズぐすりを買っておいてよかった。これ、使ってください」
ムキムキお兄さん「ありがとうございます…」
ムキムキお兄さん「…!元気100倍!ありがとうございます!!パワフルー!」
ハゲおじ「いえいえ、とんでもないですよ」
ムキムキお兄さん「優しい方だ…!感動しました!弟子にしてください!」
ハゲおじ「で、弟子だなんて…。じゃあ、どうでしょう。私たちと一緒に魔王討伐に行くというのは」
ムキムキお兄さん「魔王討伐!いいですね!頑張ります!よろしくお願いします!」
俺「あ、あー…。よろしく…」
▼ムキムキお兄さんが仲間になった!
(次回からムキ兄と表記します)
俺(なんでだ…。男ばっかじゃないか…。俺の予定では今頃可愛い女の子に囲まれてるはずだったのに…)
ムキ兄「俺さん!元気ないですね!」
俺「いや、そういう訳では…」
ムキ兄「元気送りますよ!パワフルー!」
俺「おっきな声出さんでくれ!」
俺「…あれ?なんか元気が出てきたぞ」
ムキ兄「筋肉魔法です!イヤー!!パワフルー!」
俺(まさかのヒーラーかよ)
ハゲおじ「あ、村が見えてきましたよ!」
俺「ようやく着いたか…。とりあえず宿に泊まりましょう」
ハゲおじ「そうですね…。もう足腰が…。明日は筋肉痛かな」
ムキ兄「ダンベル置いてあるといいんですけど…心配です」
俺(ダンベル置いてある宿なんかあるわけないだろ)
筋肉魔法w 案外何でも解決出来そう
~宿~
店主「はい。一泊ね。部屋は一つでいいかい」
俺「いやぁー…。うーん…。はい。まあ一つで…」
店主「あっ??(察し)」
俺「いや違いますよ!?金ないからね!それぞれ別々の部屋にしたら結構かかるから一緒の部屋で寝るってだけですよ!」
店主「はは…。まあ汚さなければ…別に大丈夫だから」
俺「違うっつってんだろ!」
ムキ兄「ダンベルありますか?」
俺「ねぇよ!」
店主「あるよ」
俺「あるのかよ!」
ハゲおじ「マッサージって頼めますか?」
店主「…マッサージですか」
店主「お客さん…溜まってるんですねぇ」ニヤニヤ
俺「俺も頼んでいいですか?溜まってます」
店主「はいよ。奥の部屋に可愛い子いるから。楽しんできて」
※今回の安価では仲間にはなりません。一晩の付き合いです
49以下 経験豊富なお姉さん
50以上 経験豊富なオネエさん
オネエの波瀾万丈の話が聞きたい
俺「可愛い子…可愛い子!」ダッ
お姉さん「こんばんは~」
俺「っしゃオラ!!!!!」
お姉さん「えっ」
俺「あ、いやすんません!きれいなお姉さんだな~と思ってつい叫んじゃいました」
お姉さん「は、はぁ」
俺「じゃあえっと…よろしくお願いします!」
お姉さん「では、まずあちらでシャワーと着替えをお願いします」
俺「はい!!!」
~シャワー~
俺「うっほほい!久しぶりに女性と触れ合えるぞ!一晩だけとはいえ嬉しいな!」
~マッサージ~
お姉さん「はーい。じゃあ腰のマッサージしていきますね~♪」
俺「…お願いしまーす」
俺(…まあなんか薄々気づいてたけどこういうマッサージね)
お姉さん「どうですか~?気持ちいいですか?」
俺「…お、おぉふ」
俺(めっちゃ気持ちいいわ…。さすがプロ…。ちょっと予定とは違うけどお姉さんにマッサージして貰えるんだし…いっか!)
▼俺の溜まっていた疲れがとれた!
~部屋~
ムキ兄「あと5回!!諦めないで!いけるいけるいけるよ!」
ムキ兄「スピード意識して~!ゆーっくりね!ただ回数こなすだけじゃダメ!」
ムキ兄「はい!ラストいっかーーーい!!!」
俺「うるせぇ!」
ムキ兄「イヤーーー!!!!」
俺「頼む静かにしてくれ!!」
ムキ兄「すみません!盛り上がっちゃって」
俺「で、なんでハゲおじはこの状況で寝れるんだよ」
ハゲおじ「…zzZ」
ムキ兄「よっぼど疲れてたんですね!おやすみなさい!パワフルー!!」
俺「だからうるせぇって!」
~朝~
俺「さあ、出発だ。今日こそは可愛い女の子を仲間にしよう」
ハゲおじ「目的変わってませんか?」
ムキ兄「魔王城で開かれるフィジークの大会に出るための旅でしたよね?」
俺「違う。魔王討伐だ!さあ行くぞ!」
~道中~
俺「おら!よっと!」バサッ
ハゲおじ「おお。さすが俺さん。モンスター討伐もお手の物ですね」
俺「はは。慣れてきたら楽なもんすわ!」
ハゲおじ「えっ?モンスター討伐は楽な モンスター(もんすわー)?」
俺「は?」
ハゲおじ「…はは…」
ムキ兄「っ!気配を感じます!後ろの茂みに何かいる!」
俺「なにっ!?敵か!?」
安価↓1
49以下 ツンデレゴスロリ美少女
50以上 ふんどしドス持ちおじさん
a
子供かぁ…
ツンデレゴスロリ美少女「は?誰がモンスターよ!」
俺「失礼しました。可愛いお嬢さん。しかし、そんな所で何をなさっているのですか?」
ツンデレゴスロリ美少女「…ちょっと足を怪我したから…モンスターに見つからないように隠れてただけ」
俺「おお…。お可哀想に。この薬草を使ってください」
ツンデレゴスロリ美少女「は?いらないわよ!アンタみたいな陰キャクソ雑魚勇者の助けなんていらないから!」
俺「ンホホ!wたまりませんな。しかし無理はいけませんぞ。悪化したら大変だ。どうぞ」
ツンデレゴスロリ美少女「ぐぅ…仕方ないわね…。使ってあげるわよ。感謝しなさい!」
ムキ兄「僕に任せてください!」
俺「は?」
ムキ兄「イヤー!!パワフルー!元気になれー!」
ツンデレゴスロリ美少女「えっ…。怪我が…治った!す、すご…」
俺「は???」
ツンデレゴスロリ美少女「い、一応お礼は言っておくわね…。あ、ありがと///」
ムキ兄「とんでもない!お役に立てて嬉しいです!イヤー!!」
俺「追放するぞお前」
ムキ兄「えっ!?」
ハゲおじ「ま、まあまあ!」
ツンデレゴスロリ美少女「雑魚勇者と筋肉とハゲ…。変なパーティーね」
ツンデレゴスロリ美少女「…。面白そうだし。ついて行ってあげる♪ちょうど退屈してたの」
俺「ほんまですか!?お願いします!」
ツンデレゴスロリ美少女「きっしょ」
▼ツンデレゴスロリ美少女が仲間になった!
(次回からツンゴスちゃんと表記します)
俺(一時はどうなるかと思ったが、やっと女の子を仲間にできたぞ!この調子で次は可憐なお姉様だな)ニヤニヤ
ツンゴスちゃん「なんかコイツニヤニヤしててキモイんだけど」
ハゲおじ「あはは…。たまに変になるけどいい人なんだよ」
ムキ兄「人のことを思いやることができる、まさに勇者って感じですよね!」
ツンゴスちゃん「全く信じられない」
ハゲおじ「はは…。あ、何やらあそこで…戦っていますね」
俺「ん?ホントだな。ここは勇者として仲裁にはいるか。勇者としてな」チラチラ
ツンゴスちゃん「…なんでこっちをチラチラ見てくんのよ」
俺(カッコよく仲裁していい所アピールしたるで)
俺「おい、何してるんだそこで」
村人A「ん?ああ、これはね。博打だよ博打」
俺「はぁ?」
村人A「ほら、この戦ってる奴らのどっちが勝つかを予想して賭けるんだ」
俺「あーな。じゃあ喧嘩じゃないのか」
村人A「喧嘩じゃないよ。なんだ喧嘩したいのか?選手として飛び入り参加もできるぞ」
俺「ほぉん」
俺「よし、分かった!出てやるぜ!」
俺「って訳だから!皆!俺が勝つ方にかけてくれ!」
ハゲおじ「はい!分かりました。頑張ってくださいね」
ムキ兄「応援してます!」
ツンゴスちゃん「えぇ…。大丈夫なの?この勇者に賭けるの?さっき聞いたけど、素手で勝負するでしょ?素手の戦い方知ってるの?」
俺「昔素手で喧嘩しまくってたんだけど、地元で負け無しだったし??喧嘩してる時に意識失って気づいたら池のコイ食い散らかしてた時もあったし?信じてくれ!」
ツンゴスちゃん「…はぁ。負けたら承知しないから」
俺「っしゃ!行ってくる!」
~バトル!~
俺「さーて、相手は誰だ!」
安価↓1
※今回は仲間にはなりません
49以下 格闘家お姉さん
50以上 格闘家おじさん
へい
俺「相手は…!!うっ!!(えっちなお姉さんじゃないか!)」
格闘家お姉さん「は~い♪よろしくね~」
俺「お姉さんが相手か~…。女性を殴るのはちょっとなぁ」
格闘家お姉さん「ふ~ん?優しいのね~。でも私、格闘家だからね~?舐めてると痛い目見るよ~?」
俺「なるほど…。確かにそれなら手加減は失礼か。全力でいきます!」
※ここからバトルになります。基本的に2回攻撃をくらった方の負けとなります。ですが「俺」は攻撃の当たりどころが悪いと一撃で負けになります。
49以下 お姉さんにダメージ
50以上 84以下 俺にダメージ
85以上 99以下 俺の急所にあたった!負け!
失礼!
安価↓1
あ
俺「とりぁ!!」シュッシュッ
格闘家お姉さん「へへ。遅い遅い!」
俺「み、見切られてる!」
格闘家お姉さん「そこだ!」ドムッ
俺「ぐぇっ…!」
ハゲおじ「あぁ!俺さんが…!」
ムキ兄「お、俺さーん!大丈夫ですか!?」
ツンゴスちゃん「ちょっと!!負けたら承知しないって言ったでしょ!立ちなさいよ!!」
俺(み、皆…!)
俺「ぐぅ…負けられねぇ!!」
格闘家お姉さん「おー、ガッツあるね~」
俺「いくぜ!!」
49以下 お姉さんにダメージ
50以上 84以下 俺にダメージ
85以上 99以下 俺の急所にあたった!負け!
またやった!
すみません!↓1
あ
俺「おらおら!」シュッシュッ
格闘家お姉さん「気合いだけじゃあたらないよ!」サッ
俺(いや…違う!気合いだけじゃあない!)
俺「あ!!お姉さんおっぱいポロリしちゃってますよ!」
格闘家お姉さん「えぇっうそっ///」
俺「今だ!!おりぁ!」バシッ!
格闘家お姉さん「きゃっ!」
俺「これが…友情パワーだ!」
ツンゴスちゃん「サイテーなんだけど。って言うか友情パワーとか言って巻き込むなクズ」
ハゲおじ「…フォローできません」
ムキ兄「俺さんは頭の筋肉が足りなそうですね!」
※最後の攻撃だ!
安価↓1
49以下 お姉さんにダメージ。お姉さんの負け
50以上 84以下 俺にダメージ。俺の負け
85以上 99以下 俺の急所にダメージ!俺の負け
ん
うらぁ
格闘家お姉さん「ぐっ…。まあ、戦い方はそれぞれだから…。でももうその手段は通用しないよ?」
俺「…舐めてもらっちゃ困りますよ」
格闘家お姉さん「へ~まだ手はあるってことね」
俺「俺は勝つ!!うおおおお!」
俺「奥義!!オシッコ旋風!!」ボロン
格闘家お姉さん「ちょっナニ出してるの!…///」
ツンゴスちゃん「ギャー!!!」
ハゲおじ「おわぁ…!ツンゴスさんは僕の後ろに隠れて!」
俺「おらおらおらー!オシッコ撒き散らしてお姉さんに攻撃だー!」
格闘家お姉さん「わー!!負け!私の負けだからやめて!!」
勝者 俺
俺「ま、こんなもんよ」
ツンゴスちゃん「○ね」
ハゲおじ「……まあ勝ちましたけど…出禁になっちゃいましたね…」
ムキ兄「お金は増えましたけど、なにか大事なものを失った気がしますね!」
ツンゴスちゃん「周りの人の視線が痛すぎて最悪だったわよ!」
俺「なんだよなんだよ!!体張って金稼いできたってのに文句ばっかだな!?今日皆の財布が潤ったのは俺の小便のおかげなんだぞ!?」
ハゲおじ「小便で潤うと言われるとちょっと…」
ムキ兄「財布からアンモニア臭がしそうですね!」
ツンゴスちゃん「ああああぁ!!サイアク!」
(おやすみ また明日 明日には完結させたい)
俺「さてと、次の村に到着だ」
ハゲおじ「魔王城が近づいてきましたね」
ツンゴスちゃん「ん?なんかあっちの方が騒がしいわね」
俺「なんだ?」
ムキ兄「あれは…。勇者イケメーン様じゃないですか?」
俺「勇者イケメーン?」
ツンゴスちゃん「は!?あんた知らないの!?イケメーンは伝説の勇者の血をひく唯一本物の勇者なのよ」
俺「へー…。勇者に本物とか偽物とかあったのか…」
ハゲおじ「昔は本物の勇者しか職業勇者を公称出来なかったんですよね」
ツンゴスちゃん「そう。魔王の侵略が活発化してきてから、自称勇者でも勇者を名乗ることが許されるようになったの」
ツンゴスちゃん「あんたみたいなのでも勇者って言えちゃうんだから、勇者イケメーンもうんざりしてるでしょうね」
俺「酷い言われようだな!何が本物の勇者だよ!強けりゃそれで良いじゃねえか!」
俺「どっちが強いか今から証明してやるよ…」ダッ
ツンゴスちゃん「は!?ちょっと何する気…!」
俺「おい勇者イケメーン!!決闘を申し込む!」
イケメーン「…?誰ですか?」
俺「俺だ」
イケメーン「いや誰ですか…」
ハゲおじ「あ、す、すみません!ご迷惑をお掛けして…」
イケメーン「いえ、大丈夫です。では、私はこれから行くところがあるので」
俺「逃げんのかよ!本物の勇者が!」
イケメーン「………」
イケメーン「いいでしょう。明日、この村の広場でやりましょう」
俺「っしゃ…!」
ツンゴスちゃん「え、えぇ…」
ムキ兄「大変なことに…!!」
イケメーン「魔王討伐という同じ目的を持ちながら、何故こんなふうに争うのか…私にはわかりませんが…」
イケメーン「まあ、お互いを高め合うという意味で…。では、また明日」
俺「楽しみにしてるぜ!」
~宿~
俺「へへ。今日はいい宿に泊まれるな。俺のおかげで」
ハゲおじ「はは。感謝してます」
店主「一泊ね。部屋は?」
俺「一つで」
ツンゴスちゃん「は!?私があんた達と一緒に寝るわけないでしょ!!」
ハゲおじ「お、俺さん…。事案ですよ」
俺「クソっ…流れでいけるかと思ったが…。部屋2つで…」
~次の日~
俺「約束通りきたか。イケメーン」
イケメーン「はい。さて、やりましょう。木刀の寸止めでいいですね?」
俺「ああ。いいぜ!先に一本とった方の勝ちだ!」
イケメーン「分かりました」
俺「そんじゃあ…」
イケメーン「…」
俺「いくぜ!!!」ダッ
※勇者イケメーンとの勝負!
格上相手の勝負となります
89以下 イケメーンの勝ち
90以上 俺の勝ち
安価↓1
屁
イケメーン「はぁ!やぁ!」ザッザッ
俺「ぐ、ぬぅ!!!」
ハゲおじ「あぁ…見ていられない…」
ムキ兄「圧倒的…差があります…」
ツンゴスちゃん「調子乗るから…」
イケメーン「やぁ!!」バシッ
俺「あっっ…!」
イケメーン「木刀を手放したということは…。あなたの負けですね。異論は?」
俺「ぐ、ぐぬぬ…ない…」
イケメーン「…ありがとうございました。私は魔王討伐へと向かいます」
イケメーン「俺さんも魔物退治、頑張ってくださいね」
俺「くそっ…」
~道中~
俺「このままじゃだめだ…。強くならなきゃ!」
ハゲおじ「強くなると言っても…。いきなり強くはなれないかと…」
俺「なんかあるはずだ!!この際ドーピングでも構わん!強くなってイケメーンを負かして女の子にチヤホヤされたい!!」
ツンゴスちゃん「強くなる動機が不純すぎる…」
ムキ兄「鍛えましょう!!ドーピングしてしまうと、禁止されている大会に出場出来なくなりますよ!」
俺「いや俺はボディービルとかでないから!」
俺「力…力を!オラに力を!」
???「力が欲しいか…?なら、私のクスリを飲むといい」
俺「誰だ!?」
※仲間になります
安価↓1
49以下 マッドサイエンティスト系お姉さん
50以上 マッドサイエンティスト系イケおじ
あ
俺「誰だ!!」
マッドサイエンティスト系お姉さん「ふふ…。私はね。科学者さ」
俺「お姉様!!!」
マッドサイエンティスト系お姉さん「…?」
俺「いえ!なんでもないです!で、これはなんですか?」
マッドサイエンティスト系お姉さん「これを飲めばね、君が欲しいものが手に入るよ…。欲しいんだろう?力が」
俺「…!強くなれるってことですか!?」
ツンゴスちゃん「ちょ、ちょっとまさか飲む気!?そんな怪しい薬を!?」
俺「こんなエッチな体をしたお姉さんが怪しいわけない!」
ツンゴスちゃん「あんたの脳みそ下半身についてんの!?」
マッドサイエンティスト系お姉さん「ははは!いいね!君みたいに欲望に忠実な人は大好きだよ♪」
俺「だ、大好き!?///」
マッドサイエンティスト系お姉さん「ああ。大好きさ!飲んで…くれるね?」
ハゲおじ「ああぁ…ダメだ…。俺さんはお姉さんに抗えない…」
ムキ兄「俺さんドーピングはダメですよ!!大会に出られなくなる!」
ツンゴスちゃん「くそっ…!こうなったら!」ダッ
安価↓1
49以下 ツンゴスちゃんにドーピングを阻止される。魔王戦が少し厳しくなる
50以上 俺は薬を飲み強くなる!…が………
(次回からマッドサイエンティスト系お姉さんはマサ姉と表記します)
あ
ツンゴスちゃん「とりゃ!!」ダッ
俺「おぉっと!!」サッ
ツンゴスちゃん「なっ…」
俺「ツンゴスちゃん!大丈夫だよ!このデカいおっぱいを見てくれ!これは嘘つきのおっぱいじゃない!」
ツンゴスちゃん「いやもう意味わかんない!」
俺「お姉さん!いただきます!」ゴクッ
ハゲおじ「ああぁ!」
マサ姉「おぉー!素晴らしい…」
俺「ふぅ…。っっ!!なんだ…湧き出てくる…!力が…!!」ゴゴゴ
マサ姉「おおぉ…!成功だ…!今の君なら…きっと誰にも負けないはずだ!」
ツンゴスちゃん「この…!この私が心配してやってるっていうのに!こんな怪しい薬飲んで!バカ!」
ツンゴスちゃん「何が誰にも負けないよ!どんだけ強くなっても男なんてね…どうせココ蹴りあげちゃえば一発なんだから!」ガンッ
マサ姉「おぉ!いい蹴りだ!」
俺「……効いてない」
ツンゴスちゃん「…えっ!」
ハゲおじ「そ、そんな!あの勢いで蹴られて…」
マサ姉「素晴らしい!!」
マサ姉「そう、そうだ!この薬は男の致命的な弱点…金玉をも強くするんだ!」
俺「やった…!全身強くなった今なら魔王討伐も夢じゃない!!」
マサ姉「あっ。そうだ。薬の副作用を伝え忘れていたね」
俺「えっ」
マサ姉「力は常に湧き続けるからね。体力を消費してしまう。その分沢山食事すること」
俺「ああ、まあそれくらいなら」
マサ姉「あとなんか体が汗臭くなる」
俺「いやそれはちょっと…」
マサ姉「あと二つある金玉が一つになる」
俺「えっ!?!?!?」
マサ姉「はっはっは。まあ一つでも困らないだろう?」
俺「えっちょ…」サワサワサワ
俺「あっ…あぁっ…」
ハゲおじ「お、俺さん…」
ムキ兄「だ、大丈夫ですか…?」
俺「…ブンブンハロー…どうもカタキンです…」
ツンゴスちゃん「自業自得でしょ」
マサ姉「さて。じゃあ行こうか」
俺「えっ?」
マサ姉「魔王討伐に行くんだろう?私の薬で強くなった君が、果たして魔王に勝てるのか。見届けさせてもらうよ」
俺「ついてきてくれるんですか!?」
マサ姉「勿論さ!」
俺「やったぁ!!!」
▼マッドサイエンティスト系お姉さんが仲間になった!
▼俺はカタキンになった!
~魔王城周辺~
俺「ついに魔王城の近くまでやってきたな…」
ハゲおじ「強くなった俺さんのおかげですんなりと来れましたね」
マサ姉「俺さんのおかげ~?私のおかげでもあるんだぞ~?」
ハゲおじ「あはは…。失礼しました…」
マサ姉「あとはムキムキな君のおかげかな。君の筋肉魔法のおかげで常に元気でいられる」
ムキ兄「皆に元気を与えられる!幸せです!パワフルー!」
ツンゴスちゃん「…」
マサ姉「おっと。勿論ツンゴスちゃんも役に立っているよ?」
マサ姉「可愛い女の子は目の保養さ!」
ツンゴスちゃん「ふ~ん…」
俺「その通りですよね!!」
ツンゴスちゃん「うわキッショ…」
俺「ヒドイ!」
ハゲおじ「俺さん。見てください。魔王城の入口を」
俺「あれは…デカいスライムだな…。ふっあんなの敵じゃないぜ」
ハゲおじ「……」
ムキ兄「なにか気になりますか…?」
ハゲおじ「うーん…。デカいとは言え…ただのスライム一匹を配置するなんて…何か気になるけど…」
ハゲおじ「まあ、大丈夫かな」
俺「よし!皆行くぞ!」
俺「やい!スライム!俺達が相手だ!!」
マサ姉「まあ俺達と言いつつ私たちは後ろで見てるだけなんだがね」
ハゲおじ「前線で戦えるのは俺さんだけですからね…」
デカいスライム「…へっ。分かってねえな」
俺「なに?」
デカいスライム「…俺はな……初めから【勝つ】気なんてねぇんだよ!!」
俺「ど、どういう…」
デカいスライム「俺はなぁ!!装備溶かしのスライム!!通称 都合良く衣服だけを溶かすエロスライムだ!!」
俺「な、なにいいい!!」
デカいスライム「くらえ!!爆発四散!溶解液!」ブシャァァア!
安価↓1↓2
2名の服が!大変なことに!
19以下 ツンゴスちゃんの服が…!
20以上39以下 ハゲおじの服が…
40以上59以下 マサ姉の服が…!
60以上79以下 ムキ兄の服が…
80以上 俺の服が!!
あ
ほい
スライム「爆発四散!」ブシャァァア!
俺「グボアババババ」ベチョベチョベチョ
ハゲおじ「うわっ」
ムキ兄「うわわ!」
マサ姉「おっと」
ツンゴスちゃん「うぎゃっ」ベシャ
俺「お、おえぇ…。汚ぇ…」
ハゲおじ「…!!俺さん!!ヤバいですよ!」
俺「え?」
ムキ兄「お、俺さん!!全裸になってます!」
俺「えっ…。ハッ!!!」
俺「女性陣!大丈夫ですか!?」キョロキョロ
ツンゴスちゃん「うわ…。なんかベトベト…って服が!!///」
俺「うわぁぁぁ!えっちな黒パンツ!!」
ツンゴスちゃん「み、見るなぁ!!って…ギャァァア!変態!見るな見せるな!!」
マサ姉「こ、こらこら!ツンゴスちゃんをジロジロ見るんじゃない!あと君はソレをしまいたまえ…///」
俺「うわぁぁぁ!経験豊富に見えて実はウブなお姉さんえっちだあああ!」
ハゲおじ「お、俺さんとにかく何かで体を隠してください!」
ムキ兄「ボディービルダーでもさすがにパンツの中までは見せませんよ!」
愉快なパーティでええやん
俺「隠すって言ってもなぁ…」
マサ姉「さぁ、ツンゴスちゃん。私の上着を腰に巻いて。スカートの溶けたところを隠そう」
ツンゴスちゃん「あ、ありがと…」
俺「お姉さん!俺の息子もお姉さんの服で隠したいです」
マサ姉「絶対に貸さないからね」
ハゲおじ「俺さん。私の上着を貸しますよ」
俺「ええぇ…。お、おっさんの臭いが染み付いた上着を巻くなんて…」
俺「それならもうフルチンで行くよ」
ハゲおじ「そ、そんな…」
ムキ兄「なら、僕が使っているタオルを貸しますよ!」
俺「もっと嫌だ!!」
ツンゴスちゃん「贅沢言わずに何かしらで隠しなさいよ!」
俺「わ、分かったよ…。じゃあ落ちてる葉っぱ付けとくか」
俺「よし!魔王城に突入だ!」
ハゲおじ「私の上着は葉っぱ以下なんですか…」
俺「おらおら!カチコミじゃ!」
俺「魔物共!出てこいや!」
俺「……」
俺「誰もいない…」
ハゲおじ「おかしいですね…。誰もいないなんてありえない」
ムキ兄「罠…ですか?」
ハゲおじ「そうかもしれません。気をつけましょう」
魔物「う、うぐ…」
俺「いた!!敵だ!」
ハゲおじ「でも、なんだか…弱っていますね」
俺「やい!魔物!」
魔物「う、うう…。うわなんだこの変態は」
俺「誰の事だ」
魔物「お前だ!…うぐ…。お前も魔王様を倒しに来たのか…」
俺「そうだ!ん…?お前も?」
魔物「なるほど…。へへ…馬鹿なヤツらだ…。俺たち雑魚を倒せても…魔王様を倒すことは不可能」
魔物「引き返すなら今のうちだぜ……」ガクッ
俺「なんだ…。死んじまった。俺たち雑魚を倒せてもって…誰かが先に魔王城に忍び込んで雑魚を狩っていったのか?」
ハゲおじ「となると…やはりイケメーン様ですかね?」
俺「かもな…。くそ!先を越されたか」
俺「魔物を倒すのはこの俺だ!!行くぞ!!」ダダッ
~最上階~
俺「はぁ…はぁ…」
ハゲおじ「ふぅ…はぁ…」
マサ姉「…わ、私は…運動は苦手なんだ…。魔王城にはなぜエレベーターがないんだ?こんなに高いのに…」
ツンゴスちゃん「ちょっと…休みましょうよ…」
ムキ兄「イヤー!!パワフルー!」
俺「うるせぇ!…って元気になったわ。そういやお前ヒーラーだったな!?ありがとう」
ハゲおじ「でもなんでしょう。あんなに疲れてたのに一発で元気になるのは変な感覚ですね?」
???「ぐ…う…」
俺「誰だ!」
イケメーン「う、うぅ…」
俺「イケメーン!!どうした!その傷は!」
イケメーン「…は、は…。やられてしまったよ…魔王にね…」
俺「な、なに!?」
ハゲおじ「あんなに強いイケメーン様が…!?」
俺「そんなに…強えのか…魔王って…」
ムキ兄「今助けます!パワフルー!」
イケメーン「はは…。無駄だよ…。呪いをかけられた…」
イケメーン「私はもう…助からない。君達は逃げるんだ…。とても敵わない…」
俺「逃げる…?」
俺「俺は逃げねぇ!!!」ドン
俺「確かに俺は本物の勇者じゃない!偽物かもしれねぇ!」
俺「でも俺は決めたんだ!世界を守るって!だから!!どんな強い相手だろう絶対逃げねぇ!!!」チラチラ
俺「俺は勝つ!世界を守る!そして!ついでにお前のことも助けてやる!!いいな!」チラチラ
ツンゴスちゃん「……」
マサ姉「……なぜ彼は私達の方をチラチラ見ながらカッコつけているんだろうね」
ツンゴスちゃん「アイツはあれで女をおとせると思い込んでるのよ」
マサ姉「可哀想だねぇ」
イケメーン「…ふっ。君は相変わらずだ…な…。だが奴は強い…油断するな…。無理はするな…」
俺「へっ。勝って帰ってきてやるよ。死ぬんじゃねえぞ!本物勇者!」
イケメーン「……期待してるよ。偽物勇者君…」
~魔王の部屋~
俺「おい魔王!俺と勝負だ!!」
???「なんだ…今日は来客が多い日だな…」
※魔王戦が始まります…が、その前に
安価↓1
49以下 魔族系美女魔王
50以上 ゴリゴリの強そうな魔王
はい
俺「うわぁぁぁ!!えっちな魔族系お姉さん魔王だぁぁあ!」
魔王「うわぁぁぁ!なんではっぱ隊がここにいるんだ!!」
俺「はっぱ隊じゃない!勇者だ!」
魔王「嘘をつけ!はっぱ隊でなければただの変態だろ!」
俺「勇者だという証拠もあるぞ!」
魔王「なに…?」
俺「ここに聖剣がな…ついておってな」
魔王「うわぁぁぁ!やめろ!見せるな!!」
ツンゴスちゃん「アイツ魔王にセクハラしてるわよ…」
ハゲおじ「まあ…魔王を前に怯むくらいなら…あれくらい堂々としている方が…」
俺「しかし魔王がお姉さんだったとはな…」
魔王「まさか勇者の次に変態が乗り込んでくるとはな…」
俺「まおねぇさん。俺はできることなら貴女と戦いたくない。出来れば仲間になって欲しい」
魔王「ふざけるな!誰が人間なんかと仲良くやるものか!さっきの勇者と同じ目に遭わせてやる!」
俺「話してダメなら実力行使だ!いくぞ!」
※最終決戦です
3回攻撃をくらった方の負け!
49以下 魔王にダメージ
50以上 俺にダメージ
安価↓1
あ
俺「いくぞ…!」
俺「ってあれ!剣がない!なんでだ!?」
マサ姉「さっきのスライムに溶かされたんじゃないか?」
俺「あー!!こうなったら本当に聖剣で戦うしか…」
ハゲおじ「お、俺さん!ひのきのぼうならありますよ!」
俺「えぇ…。いや、でもしかたねぇ!それ貸してくれ!」
ハゲおじ「はい!」
俺「いくぞ!」
魔王「ひのきのぼう??舐めているのか!」
俺「オラァ!」シュッ
魔王「なにっ!」
魔王「なるほど…貴様確かに…ただの変態ではないようだな!」
俺「勇者だからな!オラァ!」
魔王「だがしかし!簡単にはくらわぬ!」
俺「ならば!奥義!聖剣チラ見せ!」チラッ
魔王「な、なわっ///」
俺「今だ!」ザシュッ
魔王「ぐあっ!」
ツンゴスちゃん「ホントクズよねあいつ」
マサ姉「あれを勇者とは呼びたくないね」
安価↓1
49以下 魔王にダメージ
50以上 俺にダメージ
m
魔王「ぐ…卑怯な戦い方を…。それでも勇者か!」
俺「なんだろう…そういう話をするならまず勇者とは何かを定義すべきじゃないかと思うんですよねぇ~」
魔王「…友達いなさそうだなお前」
俺「いや俺に友達がいるかどうかって今関係ないですよねそれ論点ずらしなんですよね論点をずらすってことはもうそれは敗北を認めているのと同じであって討論にならないわけですよだからさっき僕が言った勇者の定義について反論を」
ツンゴスちゃん「効きすぎでしょ…」
ムキ兄「友達いないんですね!」
魔王「今じゃ!魔王弾!!」バンバンッ
俺「ぐぁぁぁっ!!」
ハゲおじ「お、俺さん!」
マサ姉「おいおい!負けるにしてももっとカッコイイ負け方をしてくれよ!?」
俺「ぐ、うう…ま、まだ負けてねぇ!」
安価↓1
49以下 魔王にダメージ
50以上 俺にダメージ
現状 俺、魔王どちらも1回ずつダメージをくらっている
そいや
俺「負けられるかぁ!!」
魔王「魔王弾!」バンバンッ
俺「おらおら!打ち返したらァ!」カキン!!
魔王「やりおるな…」
俺「前から気になっていたことがある」
魔王「…なんだ?」
俺「魔族系お姉さんって【まあ魔物だし肌の色が紫とかだしいっか】みたいなノリで上半身裸で描かれること多じゃないですか?あれ乳首はどこいったんすか?」
魔王「は、はぁ!?///」
俺「いやいや。マジでなんか上半身裸でおっぱいブルンブルンモロだしで描かれてるのとかあるけど、乳首は描かれてないみたいな。お姉さんもそうだけど乳首どこにあるんですか?」
魔王「な、なんだ!なんだ!ジロジロ見るな!!///」
俺「おほほほwカワユスでござるなぁw」ムクムク
魔王「ぬあああ!お、お前!!なんじゃ!股間のはっぱが!はっぱが張ってきておるぞ!!」
俺「聖剣が疼いておりまする故」
魔王「うわぁぁぁ!」
俺「今だ!!」 バシッ!
魔王「ぐぁあっ」
俺「へっ…。次でトドメだぜ…」
魔王「き、さまぁ…」
安価↓1
49以下 魔王にダメージ!魔王の負け!
50以上 俺にダメージ!
現状 魔王2回ダメージ。俺1回ダメージ。
あ
魔王「…きさまぁ…!!お遊びは終わりだ!!」
魔王「うぉぁぁぁあ!」ドドドド
俺「な、なんだ…」
ハゲおじ「姿が…変わっていく…」
ツンゴスちゃん「や、ヤバいんじゃないの…」
魔王「小手先の技で騙し討ちをするなんぞ弱者の発想…」
魔王「圧倒的パワーで捻り潰す…これが魔王の戦い方だ!!」
俺「なん…だと…」
魔王「くらえ!!真魔王弾!!」バンバンッ!!
俺「こんなもん跳ね返して…やぁぁあ……ぐぁぁぁ!」
魔王「次でトドメだ…消し去ってやる!」
ハゲおじ「俺さん…!!」
ムキ兄「俺さん!」
ツンゴスちゃん「俺…!」
マサ姉「俺君!」
安価↓1
49以下 魔王の負け!
50以上 俺の負け!
これがラストです!!
魔王の勝ち
俺「く…そ…!!」
俺「うおおぉおお!全力でいくぞ!!」
魔王「こい!!」
俺「どりゃぁぁあ!」ザッ
魔王「うぉぉああ!」ザッ
俺「ぐぅっっ…つえぇ…!」
魔王「はははは!!惜しかったなぁ!!」
魔王「くらえ!!」バンバンッ
俺「ぐあぁあっっ…!」
ハゲおじ「あぁ!!俺さん!」
魔王「ハハハハハ!!…はぁ…くっ…さすがに力を使いすぎたか…」
魔王「久しぶりに楽しかったぞ…。ここまで私を追い込んだのはお前くらいだ」
魔王「だが、これでさよならだ…」
ムキ兄「あばばばば」
マサ姉「わ、私達はただ戦いを見に来ただけだから…逃がしてくれたりは」
魔王「お前達も一緒にあの世に送ってやろう」
ツンゴスちゃん「ちょ!俺!起きなさいよ!なんとかしなさい!!」
俺「う…ぐ…」
ハゲおじ「ば、万事休す…」
魔王「消え去れ…!!」ドドドド
ザシュッ!
魔王「……な…に?」
ハゲおじ「えっっ…。魔王の胸に…剣が…」
ムキ兄「だ、誰が…」
魔王「……この剣は…!」
イケメーン「……悪いな…」
魔王「きさまぁっ…!」
イケメーン「卑怯であることは…承知の上だ…」
イケメーン「世界の…命運が…かかっているんでな…」
魔王「が…はっ…死に損ないが…!!」
イケメーン「…俺君…。ありがとう。君のおかげで…奴に隙ができた…」
魔王「こんなもの……!ぐっ…まだ私は…死ぬわけには…!」
イケメーン「そうだな…お前はしぶとい…まだ死なないだろう…」
イケメーン「だから………。私と共に封印されるんだ…!」
ハゲおじ「えっ!封印…!?」
イケメーン「さぁ…魔王……もう終わりにしよう………」
魔王「やめろ…!離せ!!私は…まだ……!!」
ハゲおじ「ふ、二人が石になっていく…!!」
ツンゴスちゃん「そ、そんな…」
マサ姉「…勇者…だな…」
ムキ兄「あ、ああ……。完全に…石になってしまいました…」
ハゲおじ「………。終わっ…たんですか…?」
ムキ兄「お、俺さん!大丈夫ですか!?」
ハゲおじ「と、とりあえず回復を!」
ムキ兄「は、はい!」
~~数日後~~
俺「………」
ハゲおじ「……」
俺「…終わってねぇよ」
ハゲおじ「…!」
俺「これからどうするかって?決まってる!俺は強くなる!そしてイケメーンをなんとか助け出す方法を探す!あと!!できればあの魔王を仲間にする!」
ツンゴスちゃん「はぁ!?!?ちょ、ちょっと待ちなさいよ!強くなるってのとイケメーンを助ける方法を探すのは分かる。でも魔王を仲間にする!?」
マサ姉「…あの荒くれ者を仲間にできるとは到底思えないが…」
俺「可愛くておっぱいが大きいお姉さんなんだ…。乱暴者だが仲間にしたいし出来れば触らせて欲しい」
ツンゴスちゃん「○ね」
俺「とにかく!!皆!世の中は平和になったけど、やることはまだまだ沢山あるってことだ!」
俺「……着いてきてくれねぇか…!このままじゃ終われねぇんだ!」
ハゲおじ「……私は行きますよ。どうせもうこの歳で雇ってくれるところなんてありませんから」
ムキ兄「僕も行きますよ!まだまだ人を笑顔にしたいです!」
ツンゴスちゃん「はぁ……。クズだし下品だし、結局魔王に勝てなかったし…良いところなんて一つもないけど…。刺激だけはあるから。ついて行ってあげるわよ」
マサ姉「勿論行くよ。最強の肉体を作ることが出来る薬を開発する為にね!」
俺「…皆…!ありがとう…!」
俺「…よし!!旅に出るぞ!女の子を求めて!!」
~ノーマルエンド ~
お付き合いいただきありがとうございました。
これで終わりになります。
打ち切りみたいな終わり方になってしまいました。
女の子を二人仲間にできて嬉しかったです。
おつ
最初は全員おっさんになるんじゃないかと思った
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