胃「今日の荒れ模様」(17)

胃「うーん、今日入ってきた食事は…ザーメンとマン汁か。不健康的…じゃない!主人なに食ってんだ!お前男だろ!?なんでザーメン食ってんだよ!?」

食道「チッ、ベトベトが腹立つな。後でちゃんと流してほし…またマン汁かよ。代わりに味噌汁食えよ!」

胃「昨日は何食ってたっけ?」

食道「ん?たしか…うっ思い出させるなよ」

胃「そうか、そうだったな…昨日は…」

食道「言うなって」

胃「悪い」

食道「んにしても、少し変えたらラーメンとか豚汁と、まともな食事になるのにな」

胃「ああ、一歩間違っちまったんだな」

食道「いや、一歩て…」

胃「そう思いたいんだ、突っ込まんといてくれ」

食道「うん」

胃「あれのどこが旨いのかな?」

食道「…旨いのかなぁ」

胃「旨いんかねえ」

十二指腸「いや、旨くないとおもう」

胃「やっぱりか?て言うか、昨日食った食事は蒸かした芋、ハブ、パン、木苺、水、ドクダミ、山桃、ブルーベリー、蒸かす前のいも、生麦…猪(生)、パン」

食道「言うなって。パンは二回食ってたとはいえ、片方黴てたよな。あと、生麦て」

十二指長「あれはグルメなの?」

胃「一歩踏み間違えたんだよ」

食道「崖に崩れ落ちる一歩だな」

十二指長「うん。一歩間違えて死ぬやつだね」

胃&食道「ねー」

期待

十二指腸「うわっ、名前が長いになってる」

胃「ドンマイ」

肝臓「オッス!そう言えばさあ、最近なんか圧迫されてるって言うかぁ、栄養をとられてるって言うか、少ないよな?」

胃「?でも、主人は結構食ってるよ?」

十二指腸「…寄生虫か?たしかアニサキスだっけ?一昨日生でサバ十匹は食ってたろ!?」

胃「えー、でも、俺が胃潰瘍ギリギリまで胃酸を強くして全滅させたと思ったけど」

十二指腸「まあ、あいつら強いしな」

肝臓「でも、それじゃ圧迫感は感じないだろ?」

胃「ああ、そうだな。胃潰瘍は無いしな」

胃「…こいつ、男だよな?」

十二指腸「女がこんな食生活なはずないだろ?」

食道「いや、でも当たり前のようにそう感じてただけであって…」

肝臓「少し遠いから金たまに聞けないしな」

胃「こうがんって呼んでやれよ。可哀想だろ?」

食道「精巣がいいんじゃ?正式名称だし」

十二指腸「いや、ペニスじゃ?」

食道「それ陰茎だろ」

胃「俺はストマックって呼ばれて…かっけー」

肝臓「主人、語彙少ないから…辛うじて内臓の名前覚えているから…俺たちの英語知らねえよ」

胃「それちまった。十二指腸、伝言まわしてこうが…じゃない。精巣にきいてきてよ。なんて呼ばれたい?って」

十二指腸「ラジャ」

肝臓「キンタマン!」

食道「ぶふおぉっ!!」

胃「お前らの沸点わかんねえ…」

肝臓「ストイックなストマックだこと」

食道「ふはっ、ははははははww」

胃「うまい…のか?」

十二指腸「うまくねえよ。聞いてきたぞ。『そもそも卵巣だし。二人子供抱えてるし。主人金たまついてないし』だって」

胃「」

食道「」

肝臓「」ブワッ

胃「まさか…」

食道「凸じゃなくて凹だったか。」

肝臓「流石に…これはあまりにも…」グスッグスッ

十二指腸「あ、またきた。『八ヶ月なのに子宮までいれられるって考えてみ。主人の子供可哀想過ぎるだろ?』…」

食道「」ブワッ

食道「ああ…俺らが飲んでるあれを羊水で薄まってるとはいえ、生まれてすらない赤ちゃんが…」

胃「がぶ飲み」

肝臓「うあああっ…ああああああ!めぬちくせぬくけけufbfejdwghhyuefuー!▼\`×⌒>!.』]лйьмнみゆね」

十二指腸「かっ、肝臓!!!意識を保て!肝硬変になんぞ!そうなったら…赤ちゃんが…」

胃「もう死にたいんじゃない?生まれてすらないのにザーメン体験済みって」

十二指腸「あ、胎児から『にんげんのみかくでいうとくっそまずい。しにたいでちゅ』だって。卵巣からは「今日だけで五回は侵入してきた」…俺ら…ここのポジでよかったな」

胃「うん。食道が痙攣おこしてんぞ。ショックだったのか?前からこんなことたまに…」

十二指腸「…………卵巣から『今日初めて逝った』…」

胃「食どーーう!!!!!」

食道「ふ、ふっ、食道となだめるためのドウ!ドウ!を組み合わせるとは…やるな…」

胃「掛けてねぇー!!」

肝臓「ハアハア…復活…」

十二指腸「死ねば良かったのに………………食道の様子が?」

食道「うっうあっあっうっうっぐあああっああっ」

胃「ま、まさか…この症状は…」

食道「ふふっ…あんだけ質の悪いローションは使うなって警告してたのに…」

胃「ただれて機能しなくなったのか…」

十二指腸「つぅことは…切除?どんぐらい切られるんだろ」

胃「ただれているのは三分の二位…助からん」

十二指腸「マジか…」

肝臓「~?♪#>【´±∵/↓∞●¢○°□ξμγηιймпгч………」

胃「肝臓まで…」

十二指腸「おい!卵巣がついに流産したってよ!胎児は…嬉しそうに死んだって」ヒックヒック

胃「あれ?俺たちの主人、ヤバくね?」

心臓「もう…十回も三分で逝くとか…無理」ガクッ

十二指腸「うん、死ぬな。じゃあ、潔く俺らも」

胃「胃潰瘍で」

十二指腸「ガンで」

ドロオッ

今日までだった荒れ模様……
……………………………………
………………………………………
昨日は、ウンコも食ってたっけ…

fin

し、シュールや......

主人は、妊婦で慰安婦の肉便器で味覚麻痺という設定です。美人だけどね。

今日の荒れ模様のつもりが。今日までになってしまった

面白い!もっと、えっちにしてほしい

悲しくなった

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