女学生「混沌悪逆残酷最悪。吹雪裂傷」 (14)
~誕生の森~
カブトムシ「」ガサガサ…ガサガサ…
雷「」ガカッ!
カブトムシ「」ピシャァッ! ビリビリビリ…
カブトムシ「」…ボトッ
カブトムシ(……………)
カブトムシ「」ワナワナワナワナ
ズグググググ……!
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~森の高台~
女学生「……………」
女学生「」キョロキョロ
女学生「………裂傷、死亡?」
ズシィイン!!アン!
女学生「!?」ビクリ
ソードバグ「アォオオオ────…ン」
バキバキバキ… ギャア、ギャア、ギャア…!
女学生「……!」
女学生「磔刑暗殺、焼死内臓…? 滅殺吹雪暗黒」
ソードバグ「アォオオオン! アォオオオン! アォオオオン!」ズシン、ズシン、ズシン…
ズシン…! ズシン…!
女学生「爆殺裂傷地獄斬首…! 暗黒曇天地獄」タッ
ズシン…ズシン…ズシン…!
アォオン…オォン…アォオンォン…!
ソードバグ「アォオン! オォン! バォオンオン!」ズシィン、ズシィン、ズシィイン!!
女学生「暗殺切断死刑絶望…! 凍死溶岩自殺頭痛…」ハァ…ハァ…!
女学生「」クルッ
ソードバグ「バ?」
女学生「眼球破損、欠落…! 毒薬腐敗血飛沫嘔吐…!」ボコン、ボコ、ボコン…!
ソードバグ「!?」
ソードバグ(チビ人間の右腕が泡立ち、膨張を始めた…!? 黒ずんで、赤熱化している!!)
ボココココ…!
女学生「爆殺吹雪自殺……。暗殺秩序欠落眼球!」ジュワッ!!
ソードバグ「!!」
ドカァアン!! バジュ────────ゥ…!!
ソードバグ「ゴォアッ!!」サッ
ブショワァアアア…!
ソードバグ(熱、熱ィ! 直撃は避けたのに、チクショオ! 炎の槍か、クソ!)
ソードバグ(マグマが噴き上がっている…! どういう事だ!? タダのチビ人間じゃなかったのか…!?)
バッシャァン!!
ソードバグ「!!」(はっ?)
女学生「焦熱爆雷轢殺、暗黒凍死自害…!」
ソードバグ(チ、チビ人間が、噴き上がるマグマの中から跳び出てきて……)
女学生「」ゴッ
ドカァン!!
ソードバグ「ゴァア~~ッ!!」ミシミシ…ミシ…!
ソードバグ(噴火ブーストのかかった見た目通り強い右! こ、これは…)バリバリバリバリ…!
ソードバグ「ゴワァアあ~~っ!!」ドバァアッ!!
ジュ─────…ッ
女学生「焼死暗黒自殺! 服毒吹雪断頭台ィ~!」ヒュゥウウウ…
…ドシャァッ
ソー◎バグ「」パラパラ…パラ…
~古城~
ズシィン…ズシン…
パラパラ…パラ…
騎士「森が…騒がしいな。またぞろ何か妙な怪物が生まれたか」
騎士「まったく恐ろしいぜ…オレはただ、平穏に暮らしたいだけなのに……」ブツブツブツ…
~古城~
女学生「……轢殺殺傷断裂ゥ~煉獄」ギィイ……!
…バタン!
ギィ、
女学生「!」ビクッ
騎士「…こりゃ驚いた。ずいぶん久し振りに見たぜ。非武装の、しかも女なんて……」
女学生(…暗黒殺戮、地獄惨殺?)
騎士「ああ、しかも……何てこった。まだ、ほんの子供じゃないか……」
騎士「なあ嬢ちゃん。ここがどこか、分かってるかい? 自分の身の、あー…状況とかは?」
女学生「……!」
女学生「暗黒……臓腑断裂凍死、切断内臓……眼球、供物」
女学生「劇薬磔刑絞首断頭。凍死爆殺、断裂秩序?」
騎士「……………」
騎士「?」
騎士「……フッ、まあいい。この城のなかは安全だ。とりあえずはな……」
騎士「部屋もダダ余ってることだし、古くて壊れているものばかりなのに目をつぶれば、家具だってある……」
騎士「だが用心するんだ。地下室へ行こうとしては、いけない」
騎士「オレが城に居着いてからも何人か、行こうとして……そして、誰一人として帰ってこなかった」
騎士「地下への階段だけは、間違っても入ろうとはするな」
騎士「そして可能ならば……外へも一切、出ないことだ。城のなかなら……地下以外は、とりあえず安全だからな」
女学生「………」
女学生「焼死暗殺絶望秩序。溺死毒殺内臓致死?」
騎士「ん? オレはいいんだ。ここを出ていって…ヘマをして帰って…ケガが治らなくて、死ぬ」
騎士「そういうヤツを何人も見てきた……何十、何百、もしかしたら何千……」
騎士「帰ってこなかったヤツなんて、顔も思い出せないさ。オレはとっくに、心が折れちまったんだよ……」
女学生「………」
ギィ────…
騎士「…行くのか? 無理には止めないがね」
騎士「死にそうになったら……戻ってくるなよ。ガキの死に顔なんか見たくないんだ」
女学生「……煉獄裂傷刺殺」
……バタン!
騎士「………」
騎士「………?」
とりあえず書き溜め投下
三日経って続かなかったらHTML化依頼行ってきます
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