前説
時系列としては涼宮ハルヒの憂鬱でキョンたちが文化祭の映画を撮っているところ。
澪達はようやく唯の追試が終わった所でのです。
澪達が北高の制服を着ていると考えてください
本編
キョン「やめろバカ」
ハルヒ「何よ、止めないでよ。これも約束事の一つなの」
キョン「誰とのだ!」
ハルヒ「私が決めたのよ。みくるちゃんは私のおもちゃなのよ!」
聞いた瞬間、おれの手が勝手に動いた。
キョン「いい加減にしろ!」バキィ
俺はハルヒを殴っていたのである。
ハルヒ「何…すんのよ!」
鶴屋「そうだよキョンくん!女の子を殴るなんて最低にょろ!」
キョン「なら牛乳に酒を混ぜて飲ませるのは良いんですか!?」
鶴屋「……」
キョン「とにかくだ!俺はもうSOS団なんて辞めてやる!」
キョン「朝日奈さんも、コイツとの付き合い方を考えた方がいいですよ」
俺は部屋を出た
古泉「……」
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昔どっかで見たような
次の日
キョン「よぉ、谷口」
谷口「どうしたんだ、しけた顔して」
キョン「いや、昨日SOS団を辞めてな」
国木田「あんなに中良さそうだったのに?」
キョン「ああ。ハルヒの横暴に嫌気がさしてな」
谷口「そうか」
キョン「でだ、谷口」
谷口「なんだ」
キョン「何かいい部活とか無いか?」
谷口「なんだよ。キョンが部活をやりたがるなんて珍しいじゃねぇか」
キョン「元々部活には入るつもりだったんだ。ハルヒのおかげで入れていないけどな」
谷口「成程な。それなら軽音部だな」
谷口「なんたって学年でAAランクプラスの秋山と琴吹が入っているんだからな」
キョン「俺はギターなんて弾けねぇぞ」
谷口「キョン、ギターなんて弾けなくても、女の子に囲まれているんだぞ。羨ましいと思わないか」
キョン「思わん。お前が入ればいいだろう」
キョン(とは言ったものの、谷口に悪いし、一応覗いてみるか)
キョン(そういえば、うちのクラスの田井中は軽音部の部長だったな)
キョン「おーい田井中」
律「なんだいキョンくん」
キョン(君も俺のことをそう呼びますか)
俺は田井中に事情を話した
律「そういうことか!おいでおいで」
俺は田井中と一緒に軽音部の部室に向かった。
律「おーいみんなきてるかー?」ガチャ
キョン「お邪魔します」
澪「律、その人は誰?」
律「うちのクラスメートのキョン君。あのSOS団の元団員だったんでさ」
紬「元ってことは辞めちゃったの?」
キョン「ハルヒのやろうに嫌気がさしてな」
唯「それで、どうしてここに来たの?」
律「入部希望なんだって」ドャァ
キョン「そんな感じでーす」
澪「なら、何か楽器ができるのか!?」
キョン「ハーモニカを少々」
澪がハーモニカを出す
キョン「すみません、できません」
キョン「でも、カスタネットくらいなら…」
澪律紬(どこかで見た記憶が……)チラリ
唯「???」
さわ子「まぁ、大丈夫でしょう。この唯ちゃんだって弾けるようにになったんだから」
律「さわちゃんいつのまに!?」
風呂に入ってました
キョン(こうして俺は軽音部に入部することになったのだ)
律「よし、そうと決まれば自己紹介だ!」
律「まずは澪!」
澪「ベースの秋山澪だ。よろしくな」
律「次はムギ!」
紬「キーボードの琴吹紬だよ。よろしくねー。」コト
紬「今日はこれで我慢してね」
俺は出された紅茶を飲んだ。
朝日奈さんが入れるお茶よりも美味しかった。
きっといい紅茶なんだろう。
律「次は唯!」
唯「了解しました、りっちゃん隊員!」
唯「ギターの平沢唯だよ。」
唯「私もギターを始めたばっかりだから、一緒に頑張ろうね!」
律「そして最後に~さわちゃーん」
さわ子「よろしくね。……ところで、女装にきょうみn…」
律「はーい、さわちゃんそこまで」
ちょっとご飯食べてきます
翌日、ハルヒは来なかった
谷口「おっす、キョン。田井中から聞いたぞ。お前、軽音部に入ったんだってな」
キョン「成り行きでな」
谷口「なぁキョン、俺達友達だよな」
キョン「悪友だな」
放課後!
律「今日はキョン君のギターを買いに行くぞー!」
唯紬「おー!」
キョン「ところで、ギターっていくらするんだ?」
唯「私がギー太を買ったときは5万円くらいだったかな」
澪「それはまけてもらったからだろ!」
唯「えへへ、忘れてた」
キョン「で、いったいいくらなんですか?」
澪「安いので15万円くらいかな」
キョン「ちょっと自分の口座の残高を確かめてもいいですか」
俺はスマホをいじくった。
キョン「20万円か…」
キョン(きっと、今までため込んだお年玉なり小遣いはこの時の為あったようなもんだと割り切れば安いもんか)
キョン「それじゃあ、行きましょうか」
いつもの楽器店
店員「いらっしゃいませ、お嬢様」
キョン「なぁ、田井中」
律「なに?」
キョン「琴吹さんってお嬢様なのか?」
律「そうだよ。琴吹家のご令嬢」
キョン「マジかよ…」
唯「キョン君、こっちこっち」
俺は平沢さんに呼ばれてギター売り場まで行った。
唯「これとかかっこよくない?男の子って感じがしてさ」
平沢はALFEEの高見沢さんが使っていそうな白鳥がデザインされた
キョン「いや、それよりこっちがいいな」
澪「おお、フライングVか」
キョン「さて、おいくらかな?」
フライングV「40万円だよ」
キョン「高っ!!」
唯「ねぇ、キョン君、こっちのギターかっこよくて5万円だって」
またしてもALFEEの高見沢さんが持っていそうなギターを提示してきた。
澪「そうだよな。ギター以外のものも買わないといけないし、唯の選んだギターの方がいいかもな」
律「澪のやつ、自分が弾かないからってあんな派手な奴を進めなくても」
紬「それに、あれなんだか高見沢さんが使っていそうだね」
律「同感」
店員「こちらのフライングVでよろしかったでしょうか?」
キョン「お客さんを間違えてますよ」
店員「いえ、確かにお客様です。あちらのお連れの方からお代はいただいておりますので」
俺は店員の視線の先を見た。
キョン「古泉ッ!」
キョン「すみません、少しあいつと話してきます」
キョン「古泉!これはいったいどういうことだ!?」
古泉「あなたがあまりにも欲しそうな顔をしていらしたものですから」
キョン「俺は買ってくれなんて一言も言っていないぞ」
古泉「これは今までの機関からのちょっとしたお礼ですよ」
キョン「要らん!それにこんなことされてもSOS団には戻らんぞ!」
古泉「今はそれで結構ですよ。どうぞ軽音部を満喫してください。そのためにプレゼントするのですから……」
古泉「ですが、満足したら戻ってきていただきたいのですよ」
古泉「涼宮さんは……あれからずっと落ち込んでおられます。僕も、涼宮さんが泣いてるのを見るのは辛いのです」
キョン「そんなことは知らん!俺には関係ないからな。大体、お前らがハルヒを甘やかしすぎたせいであんな性格になっちまったんじゃないのか」
古泉「確かに我々は涼宮さんを甘やかしてきた、認めます。涼宮さんの性格に問題があるということもね」
キョン「だったらなんで俺のところに来るんだ!機関の力なりなんなりでハルヒの性格を矯正することぐらいできるだろ!」
キョン「とにかくだな、戻る気はないしギターを買って貰うつもりは無い!もう、帰れ!今はお前の顔も見たくない!」
古泉「おっと、お連れの方がギター一式を抱えてこちらにこられましたよ。もう返品しようがありませんので受け取ってください。では、僕はこれで」
キョン「お、おいっ!……金、今度返すからな!」
古泉「いえ、結構です」
キョン「くっ……なんなんだよ、あいつ……」
紬「あれ?あの人って1年9組の古泉君だよね。友達なの?」
キョン「まあ。SOS団で一緒でしたから」
唯「よし、キョン君のギターも買ったし、どこかに遊びに行こう!」
その後、俺達はいろいろな所を回った。
澪「じゃ、ここで解散だね。そうだ、キョン君これ。ギター買ったお祝い!」
秋山さんがくれたのは新品のギター教本とピックだった。
キョン「どうも、ありがとうございます」
家に帰った俺は早速部屋から妹を追い出し、生まれて初めてギターを弾いてみることにした。
キョン「うーん。なかなかイケてるな俺」
じゃら~ん
じゃら~ん
……ま、弾けないけどさ。この不協和音はどうにかならんのか。
キョン「ふんふん。Cってのは……こんな感じか」
ジャーン
ギターっぽい!
ジャーン ジャーン ジャーン
ジャンジャンジャンジャンジャンジャン!
楽しいかも。ギター。
その日の晩はずっと練習してたのさ。俺らしくねえな、まったく。
翌日、ギターをかついで登校すると、なんだか誇らしい気分だぜ。ギタリストに見えるだろうか。
谷口「よおキョン、まったく似合わねえな~」
キョン「うっせえ」
律「おっはよーキョン君と谷口!」
澪「おはよう」
唯「キョン君おはよう!」
紬「おはよう」
キョン「おはy…」
谷口「おはようございます!自分、谷口って言います!よろしくです!」
澪たちが苦笑いする
唯「キョン君その恰好にあってるよー」
放課後、朝比奈さんに呼び出された。
ハルヒの事であろうが、まあ朝比奈さんを無視するのは良心が痛むので行ってみたわけだが……
みくる「あの……キョンくん。軽音部はどうですか?」
キョン「……どうですかってまあ……それなりです」
みくる「ええと、SOS団に戻る気はないんですか……?」
キョン「ええ、無いです」
キョン「ハルヒは朝比奈さんに謝ってくれましたか?」
みくる「私が悪いんですから…そんな…」
キョン「そこなんですよ」
キョン「あいつが自分が悪いと思わなければ、何も変わりません」
キョン「朝比奈さん……本当に戻る気はないです、すいません」
朝比奈さんにお願いされて断るような馬鹿は男として最低だ。
だが、今の俺は最低でもいい。朝比奈さんも、ハルヒも、考えを変えてくれないとまた同じ事の繰り返しだ!
とりあえず、第1章はおしまいです
これから第2章が始まります
第2章1話 合宿!
俺が平沢の個人レッスンを受けていると勢いよく扉が開いた
唯「あ、澪ちゃん」
秋山はこういった
澪「合宿をします!」
キョン「合宿?」
澪「そう。合宿。夏休みが終わったらもうすぐ学園祭でしょ。」
律「学園祭…」
律「メイド喫茶!」
唯「お化け屋敷!」
律「メイド喫茶!!」
唯「お化け屋敷!!」
律唯「キョン君はどう思う!?」
キョン「うーん。メイド喫茶かな」
律「そら見ろ」
唯「なんでぇ」
キョン「想像してみろ。秋山のメイド姿を」
澪『萌え萌え~キュンハート』
唯「確かに」
律「だろぉ」
秋山の鉄拳が田井中の頭に直撃した。
律「なんで私だけ…」
そこにちょうど琴吹が入ってくる。
紬「ごめんなさい、遅れちゃって」
紬「マドレーヌ…食べる…?」
律「ところで、どこで合宿するんだよ」
唯「専用の建物借りるとなるとお金がかかっちゃうよ」
キョン「小遣いで足りるかな…」
紬「そうだよね。移動代とか入れると更にかさんじゃうね…」
澪「……。なぁムギ、別荘とか持ってない?」
紬「ありますよ」
キョン澪律唯「あ、あるんかい!」
澪「なら、そこでやらせてもらえないか?」
紬「いいよ」
律「合宿決定だな」
キョン「ちょっと待て。大事な問題がある」
澪「どうした?」
律「夜、クマさんを抱いて寝てるとか?www」
キョン「違う。考えてみろ。この中で男子は俺だけだぞ」
澪「///」
律「あれぇ。澪顔が赤くなってるぞーwww。何を考えたのかなーwww」
キョン「普通は考えるだろ」
律「大丈夫だよ。みんなキョン君のことを信頼してるから」
こうして迎えた合宿当日
妹「キョン君起きてー」
いつものように妹にたたき起こされる。
俺は昨日のうちに用意しておいたカバンを手に取り、ギターをケースに入れた。
俺は早めに家を出ると集合場所の駅に向かった。いつもならSOS団が不思議探検とかいって集まっているところだ。
因みに言っておくが、もうSOS団は存在しない。
ハルヒは不登校になり、古泉は学校に来てはいるもののSOS団に顔は出さず、長門は宇宙に、朝比奈さんも未来に帰ったそうだ。
最後まで何にもしてやれなくてすまなかった長門。
さて、話を戻そう。
集合場所に来た俺は田井中、秋山、琴吹の3人と合流した。しかし、いくら待っても平沢が来ない。
律「唯のやつ遅いな」
澪「寝てるんじゃないか?」
紬「携帯に電話をかけてみたら?」
キョン「そうだな」
prrrrr,prrrrr
「もしもし」
キョン「おはよう…」
「おはようございます」
「ごめんなさーーーーーーーーーーーーーーい」
今日は眠たいので寝ます。
明日は学校ですが、入試の関係で早帰りなので、お昼ごろから更新を再開します。
おやすみなさい
少しずつ更新しはじめます
俺たちは琴吹家が所有する別荘へ向かう電車に乗り込んだ。
唯「ごめんごめん。ワクワクしちゃってなかなか寝付けなくてさ」
キョン「子供か!」
澪「そうでもないみたいだぞ」
紬「うふ、うふふふふ。」
琴吹は寝言を言っていた。
紬「ゲル状がいいの」
澪「ゲル!?」
唯「ムギちゃん可愛い!」
律「よーし」
田井中は琴吹の寝顔を写真に撮った。
紬「は、ごめんなさい」
澪「こら、律」
さて、琴吹家の別荘にやってきたわけなのだが、なんだろう。普通の一軒家より大きい気がする。
唯「うわー。すっごーい」
紬「本当はもっと広いところを借りたかったんだけど、ここしか開いていなくて…」
十分です。何なら一番小さい所でも大丈夫。
紬「一番小さい所でごめんなさい」
前言撤回。
律「一番小さいとは…」
とりあえず、別荘の中に入った。
律唯「わー!すごーい!」
唯律「高そうなお菓子がこんなに!」
紬「要らないって言ったのに…」
律「冷蔵庫開けてみようぜ!
唯「おー!」
律と唯が冷蔵庫を開ける。
中には一般人じゃ一生口にできないであろう高級なお肉がブロックで置いてあった。
唯「未知の食材だね」
律「ああ!」
紬「要らないって言ったのにぃ!」
澪「なぁ、ムギ、練習する場所ってあるのか?」
紬「こっちだよ」
琴吹につれられ、俺と秋山は一番奥の部屋に入った。
紬「しばらく使っていないから、ちゃんと動くか心配だけど…」
秋山がアンプを確認する
澪「うん、大丈夫そう」
唯律「いぇーい!」
そこに田井中と平沢が水着姿でやってくる。
律「ムギ!遊びにいこうぜ!」
紬「いくいく!」
澪「お、おい!練習しに来たんだぞ!」
律「よーし!行くぞー!」
唯紬「おーー!」
澪「あ、おい…」
澪「私も行くーー!」
秋山は俺がいるにもかかわらず、上着を脱ぎだしやがった。
俺は急いで部屋を飛び出した。…朝比奈さんとどっちが大きいのだろう。…情熱、持て余す。…。
俺たちは海水浴やバーベキューを楽しんだ。
律「フー食った食った」
澪「ごはんの後は練習だぞ」
律「そうだ!花火やろうぜ!」
唯「やろうやろう」
紬「いいね」
キョン「やれやれ」
澪「おい!律!」
田井中は袋から花火セットを取り出すと外に飛び出していった。
澪「終わったら本当に練習するからな!」
律「わかってるって」
平沢がギターを持って並べられた花火の前に立った。
律「行くぞ!」
田井中の3カウントに合わせて俺はスイッチを押した
花火が勢いよく吹き出し、平沢が今度の学園祭で演奏する曲を弾く。
花火が終わる
唯「なんだ、もう終わりか…」
律「予算がな…」
紬「いつかまたできるよ」
その後、少し練習した後、お風呂になった。
女子たちは露天風呂に入っているが、おれはそうもいかない。
建物の中の浴場で我慢したさ。それでも、家のふろ場よりはでかいのだがな…。
2章1話 合宿! 完!
次回、2章2話 軽音部!
ちょっとお昼寝しますので、更新はまた夜に。お休みなさい
更新を再開します。
どうやら自衛隊の潜水艦そうりゅうが事故ったみたいですね。ソナーは寝てたのかな?
では、本編投下始め!
2章2話 軽音部!
唯「キョン君上手くなってきたね」
キョン「まぁな」
律「この調子なら学園祭間に合うんじゃないか」
澪「そうだな」
キョン「痛っ!」
唯「どうしたの?」
キョン「指を切っただけさ」
唯「血が出てるよ」
キョン「なめとけば治るさ」
澪「見えない聞こえない見えない聞こえない」ガクガクブルブル
秋山が部屋の端でうずくまっていた。
ここで田井中が俺に視線を向ける。
キョン(わかった)
律「わー!私もドラムの練習のし過ぎで豆がつぶれちゃったー!」(棒)
キョン「おい、田井中大丈夫かー!」(棒)
律「ほれほれ」
澪「いやぁ」
律「ほれほれ」
澪「きゃあ」
キョン「うわー!俺も血が止まらねぇ!」(棒)
澪「うわぁ」
秋山が気絶した。
律キョン「ちょっと、やり過ぎたな……」
俺が気絶している秋山をソファーに移すと、さわ子先生が入ってきた。
唯「あ、さわちゃん。お茶飲む?」
紬「今出しますね」
さわ子「それどころじゃないわよ!」
キョン「どうしたんですか?」
さわ子「この軽音部がクラブとして認められていないのよ!」
律「何ぃ!」
律「唯!これはきっと生徒会の陰謀だ!生徒会室に殴り込みだぁ!」
唯「了解しました!りっちゃん隊長!」
さわ子「ちょっと、人の話をさいごまで…」
律「突撃ー!」
唯紬「おー!」
キョン「あ、置田」
唯「たのもう!」
律「すかさず私!」
???「あら、唯。どうしたの?」
唯「なんで和ちゃんがここに?」
和「なんでって、私生徒会だから」
唯「すごいね!さすが和ちゃんだよ!」
律「お前ら、本当に幼馴染?」
律が和に事情を話す。
和「成程」
和がファイルを取り出して部活申請表を開く。
和「部活申請用紙がでていないわね」
唯「部活申請用紙?」
律「そんなもん知らん!」
???「知ってるだろ!」(怒)
秋山から黒いオーラが放たれる
律「み、澪…」
律(あれは、春のことでした…)
律『私が部長だから、私が書く!』
澪『大丈夫なのか?』
律『大丈夫だって』
紬『ケーキ持ってきたけど、食べる?』
律『食べようぜ!』
澪『おい、律!』
律『大丈夫だって』
律は乱雑に机の引き出しにしまう。
回想おわり
澪「やっぱりお前が持っていたんじゃないか!」
秋山が田井中の頬をつねる
紬「まぁまぁ、りっちゃんも悪気があった訳じゃないんだし…」
澪「ムギは甘やかしすぎなんだ!なぁ、キョン君!」
キョン「そうだ。甘やかしすぎるのはよくない。甘やかされすぎた結果が、あの涼宮ハルヒという人物を生み出してしまったんだからな」
律「そんなぁ、キョンまで…」
和「はぁ、私がなんとかしてあげるわ」
そういうと真鍋は速効で書類を書き上げた。
和「顧問は山中先生でいいのよね?」
律「そうだよ」
和「はい、これでいいわよ」
唯「和ちゃん、ありがとう!」
さわ子「人の話を最後まで聞きなさいよ!」
律「ごめんごめん」
さわ子「で、もうすぐ学際だけど、キョン君のパートはどうなったの?」
キョン「俺はまだそこまで…」
唯「完璧だよ!」
キョン「お、おい!」
さわ子「なら、ここでみんなで合わせてみたら?」
キョン「まだ合わせたことなんてありません。一人の時ですら間違えるのに」
さわ子「それじゃぁ、いつまでたっても合わせれないわ。いまやってみて」
澪「そうだよ、学際までもう少しなんだから」
俺はしぶしぶギターを持った。
田井中の合図とともに俺たちは音を奏でだす
キョン「なんとかノーミスでひけたぜ」(汗汗)
さわ子「キョン君の演奏もばっちりだったから、これで学際に建てるとは思うんだけど…ボーカルはないの?」
澪律唯紬キョン「あ……」
さわ子「まさか、まだ歌詞も……」
唯「えーと……」
さわ子「それでよく学際のステージに出ようと思ったわね!」
澪「すみません」
さわ子「今まで、音楽室占拠して、なにをやってたの!?」
律「怒られた…」
さわ子「大体ね…」
紬「先生!」
さわ子「あん!?」
紬「ケーキいかがですか?」
さわ子「いただきます!」
キョン澪律唯「え……」
その日、秋山とおれはなぜか歌詞を考えてくることになった。
キョン「歌詞つったて、何にも思い浮かばん」
俺は考えを放棄し、秋山に詫びのメールを送った。
『俺には思い浮かばん。本当に申し訳ない』
澪「う、誰からだろう。」
澪は携帯を取った
『俺には思い浮かばん。本当に申し訳ない』
澪「えー……」ドキドキ
澪「私だって、思い浮かばないのに…」ドキドキ
澪(なぜだろ。最近キョン君のことを考えると胸がドキドキする。今までそんなことがなかったのに)
澪(そうだ、この気持ちを歌詞にすればいいんだ)
次の日
唯「できた!?」
キョン「俺は全く。ただ、秋山のはできたみたいだぞ」
律紬唯「見せて見せて」
澪「も、もう!?」
律「当たり前だろ」
紬「私もみたいな」
澪「で、でも…」
唯「大丈夫だよ」
紬「笑ったりしないよ」
澪「やっぱり、恥ずかしい…」
律「なら、なんで持ってきたんだよ!」
さわ子「いいから見せなさーい!」
俺と田井中は歌詞の書かれたノートを覗き込んだ。
さわ子律キョン「こ、これは…」
澪「きょ、キョン君は見るな!」///
律「せ、背中がかゆい!」
さわ子「なんとも言い難い!」
澪「私としては…いい感じにかけたと思うんだけど…」
澪「やっぱ、ダメかな…」
さわ子「だめっていうか…」
律「そうそう、ちょっとイメージと違ったっていうか…」
律「ほら、唯からも何かいって!」
唯「すごくいい!」
律「えー……」
律「む、ムギはどう思う・」
ムギ「ああ」
律「超うっとりしてる!」
律「ええーい!キョンはどう思うんだ!」
キョン「どうって、少し恥ずかしい気もするが、別に悪くないぞ」
律「こんなのって、ありかよ…」
律「そうだ、さわちゃん!さわちゃんはこんなのないと思うよな!」
さわ子(こういうキャピキャピした感じの曲が好きって、言ったら私のイメージが上がるかも!)
さわ子「すごくいいと思うわ!」
律「さわちゃんまで……」
律「それじゃぁ、この歌詞で行くか…」
唯紬「わーい」
唯「よかったね、澪ちゃん」
律「じゃあ、澪がボーカルってことで」
澪「ふぇえ!私は無理だよ!」
律「なんで」
澪「だって………こんな恥ずかしい歌詞なんて(キョン君の前で)歌えないよ!」
律「お前がかいたんだろ!」
さわ子「こまったわねぇ」
律「澪がダメとなると…」
律「ムギ、やってみる?」
紬「私はキーボードで精いっぱいだから…」
律「キョンは?」
キョン「俺もギターで手いっぱいだ」
律「唯、やる?」
唯「えー、私でいいのぉ?www私、歌下手だし、自信ないなぁwww」
律「じゃあいいや」
唯「ごめん!嘘嘘!歌いたいです!」
その後、平沢に弾き語りをしてもらうことになったのだが、どうやら、ギターを弾きながら歌うことができないことが判明した
さわ子「仕方ないわね。先生が特訓してあげる」
唯「さわちゃん…」
さわ子「まずは歯ギターから」
唯「遠慮しときます」
さわ子「それじゃあ、振り落とされないようについていなさいよ!」
唯「ラジャー!」
さわ子「キョン君も来なさい!」
キョン「俺も!?」
後日
さわ子「待たせたわね。これで完璧よ!」
俺と平沢がギターを弾き始める
澪律紬「う、上手くなってる!」
平沢が歌を歌い始める
唯「ぎみ゛を゛み゛でる゛ど……」
律澪紬「_(┐「ε:)_」
澪「どうしたんだその声!」
さわ子「てへ、練習させすぎちゃった」
唯「てへ、練習しすぎちゃった」
律「かわい子ぶってもだめだぁ!」
紬「そんな…じゃあボーカルは…」
みんなが秋山を見る
澪「ふぇえ!?」
さわ子「そうねぇ、澪ちゃんなら歌詞を覚えているだろうし…」
律「歌詞作った本人だしな」
紬「頑張ってね、澪ちゃん」
キョン「よろしくな」
澪「/////」
秋山が顔を真っ赤にしながら気絶する。
律「おい、澪!?」
キョン「おれ、なんか悪いこと言ったか?」
2章2話 軽音部! 完
次回、 2章3話 北高祭!
今日の更新はこれでおしまいです。
また明日。
明日は学校が普通にあるので、午後8時くらいからの更新となります。よろしくお願いします!
どうも作者てす。
本日更新予定でしたが、書貯めしていたものが消えた上に
今朝から体調が芳しくないことから、本日の更新は中止とさせていただきます。
楽しみにしてくださった方がいたら、申し訳ないです。
明日も学校なので、体調がよければ7時くらいから、徐々に更新を再開していきます
どうも作者です。
書き貯めしていたやつが全部消えました。
物語を思い出せません
もうおしまいにします。
ほかに続けたい方がいたらどうぞ
〉35 草
>>6 あ
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