上司「これ何だと思う?」
部下「書類で――」
上司「お前がミスした書類だよ!」
部下「ッ」ビク
上司「いつになったら覚えるんだよ、もう何回目だ?」
部下「すいません……」
上司「何回目だった聞いてんだよ!」
部下「わ、わか、分からないです……」
上司「4回目だよ! ありえねぇだろ!」
部下「はい……」
上司「はいじゃねぇだろ!」
部下「こーわれーそなー、僕のこーころー」ボソボソ
上司「あ?」
部下「なんでもないです」
上司「今までどんだけ優しく注意してきたと思ってんだよ。これじゃあもうやり方変えるしかないわ」
部下「やさーしくーつつーみこんでー」ボソボソ
上司「なんか言ったか?」
部下「なにも言ってないです」
上司「なぁ。どんなに注意して誤字一つ直せない部下を持って、俺が今どんな気持ちか分かるか?」
部下「きーみーはー、わーらーうー」ボソボソ
上司「普通二回目のミスで諦められるぞ! 分かってんのか!」
部下「まーだーまだ諦めるーにはーはやーいねとー」ボソボソ
上司「聞いてるのかって!」ガタッ
部下「踏み鳴らせよ大地を!」ズイッ!
上司「ヒッ!」
部下「確かな夢抱いて!!」ズイズイッ!
上司「な、なんだよ……!?」
部下「あの空に掲げた想いは! いまーでもーまだーそれーでもーまだー!」
上司「ソノテニー……?」ボソ
部下&上司「残っていますか!!!」
上司「じょーうねーつーよー!」
部下「まーいあーがれーいまー!!」
派遣「ぜーつぼうーをー希望に!」
課長「変ーえる! まっ! でっ!!」
部長「おーうごーんのーちかーい!」
専務「もーえつーきるーことなく」
社長「日々君ーはー!」
部下&上司「終わりなーきちょーせーん!!!」
株主達「Ran and ran and ran and ran!!!」
上司「また何度ーでーも!」
部下「走り続けるーーーーー!!!」
上司「――はぁ、はぁ、はぁ」
部下「はぁ、はぁ、はぁ……」
上司「……終わりなき挑戦、か。忘れてたよ、大切な気持ちを。部下、すまなか――」
部下「おーもーいーではー!!!」
上司「ヒッ!」ビク
完
久しぶりにメジャー観たくなって書きました。
そうですか
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