モバP「すべてはちひろさんのために!」 (19)

ある日、事務所にて…

モバP「ちひろさん」

ちひろ「はい。何ですか、プロデューサーさん」

モバP「何か困ったことはありませんか」

ちひろ「……プロデューサーさん、一体何を企んでいるんですか」ウタガイノメ

モバP「ちょっ!? そんなに疑わなくても……。僕はただ、日ごろからお世話になってるちひろさんのためを思って質問しただけではありませんか!」

ちひろ「本当ですか……別に、特に困ったことはありませんけど」


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モバP「またまたぁ~、僕の目は誤魔化せませんよ。ちひろさん、仕事をしているときにお尻を気にする素振りを見せますよね?」

ちひろ「さてと、この変態セクハラ野郎の身柄を早苗さんに渡さないと……」prprpr

モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!! 僕はセクハラをしているわけじゃないし、警察は民事不介入が原則ですよ! ほら、ちひろさんの様子をたまに見ると、座っているときにモゾモゾしてること、最近ありませんか?」

ちひろ「うぅぅ……確かに、自分では気付かれないようにしてたんですけど」ソワソワ

モバP「やっぱり悩みがあるんですね! 僕で良ければ相談に乗りますよ。もちろん、秘密は厳守しますよ」

ちひろ「……誰にも言わないでくださいね///」

モバP「もっちろん! このプロデューサー、ちひろさんの悩みについて誰にも言いません」


ちひろ「実は、その……最近、お尻に何かできものができてしまって……///」

モバP「お尻にできもの? それって、お尻の皮膚にできるニキビなんじゃないですか」

ちひろ「違います。お尻の……穴の方です///」モジモジ

モバP「な、なんだってぇぇーーーーッ!? ちひろさんがイボ痔になっただとオォォォォォーーーー!!」

ちひろ「ちょっ、声が大きいですよ! スタドリ料10倍にしますよ!!」

モバP「それだけはご勘弁をっ!」ドゲザ

ちひろ「まったくもうっ……、それで、最近そのイボ痔が大きくなったんじゃないかなって」

モバP「それで仕事中に気になると?」

ちひろ「はい…///」

モバP「なるほど、女性は痔になっても恥ずかしいからなかなか肛門科に行けないですからね」

ちひろ「そうなんですよね。ネットで事務所の近くにある肛門科のクリニックを調べてみたらんですけど、男性医師がやってるところしかなかったんですよ」

モバP「うーん……痔は軽度なものなら自然治癒することもあるし、症状が悪くなっても薬を使えば治りますよ。そのまま放置して重症化すると、手術しないと治らない可能性もありますね。といっても、痔で手術を行う場合は本当にひどくなったときに限られるらしいですよ」

ちひろ「手術はちょっと……私としてもできれば早く治したいですんけど……」

モバP「……わかりました。この僕に任せてください!」

ちひろ「え、プロデューサーさんにですか?」

モバP「すべてはちひろさんのために! このプロデューサー、きっとお役に立ってみせまするっ!」

ちひろ「はぁ……そこまで言うなら」



そして数日後、事務所の一部が工事された、


モバP「どうですか、ちひろさん」キリ

ちひろ「どうですかって、これは何ですか」

モバP「見ての通り、事務所の中を一部改装して薬局を作りました」ドヤァ

ちひろ「いやいや、何勝手にこんなもん作ってるんですか!」

モバP「勝手ではありません。会社には許可を取ってます。あ、もちろんちひろさんの悩みについては伝えてませんので、ご安心を」

ちひろ「よく許可取れましたね」

モバP「どうですかこのおしゃれな外観! この中に薬があるなんて誰も思わないでしょ? おしゃれな雑貨屋さんにしか見えませんよね!」

ちひろ「確かに外観は良いと思いますけど。でもアイドルの事務所の中にこんなものがあると、逆に目立つと思いますよ」

モバP「ご安心ください。早速中にある薬局について説明します。まずはこの最新機能が備わったセキュリティ仕様の扉です」

ちひろ「随分と立派な扉ですね」

モバP「はい。この扉は指紋認証なので、本人以外が開けることはできません。だから薬局を同時に利用できる人数は最大で一人までです。今回は特別に僕とちひろさんの二人が入れるように設定しています。ではちひろさん、人差し指を置いて登録を行なってください」

ちひろ「はい」ピトッ

扉『センカワチヒロノシモンをトウロクシマシタ』

モバP「では、中に入りましょうか」

ちひろ「はい」


そして薬局では……、


ちひろ「うわぁ~~、いろんなお薬が所狭しと並んでいますね」

モバP「はい、あらゆるタイプの痔に対処できるように世界中から痔の薬を取り寄せましたから」

ちひろ「え、ここにあるものって、全部痔のお薬なんですか!?」

モバP「その通り! 日本国内で取り扱われているメジャーな銘柄もあれば、アメリカやオランダ、さらにはフィリピンなどの海外からも人気の高い銘柄を多数取り寄せました。さあ、どれでも好きなものを選んでください」

ちひろ「いやいや、薬局を作るなら痔以外の薬があってもいいでしょ! たとえば風邪薬や目薬とかはないんですか?」

モバP「社会人たるもの、体調管理くらい自分で行えないとダメですよ。風邪にならないためには日ごろから規則正しい生活をして、手洗いうがいをしっかりとすることです」

ちひろ「なら痔になってしまった私は社会人失格ですか」

モバP「いえいえ、痔は別ですよ。さあちひろさん、好きなものを選んでくださいな」

ちひろ「選べと言われても……普段見かけないような種類がたくさんあるから迷いますね」キョロキョロ


モバP「なら、これはどうですか」っ

ちひろ「なんか大きなパッケージに入ってますね。これもお薬なんですか?」

モバP「はい、これはトイレのウォシュレットに備えるタイプのお薬です」

ちひろ「え? ウォシュレットに備えるって」

モバP「たとえば痔の薬を直接お尻の穴に塗るのって、面倒じゃありませんか? 終わった後いちいち手を洗う必要もあるし」

ちひろ「確かにそうかもしれませんね」

モバP「でもこのお薬を設置しておくと、ウォシュレットの水が液体状の痔の治療薬になるんです!」

ちひろ「……それ、どのみちトイレの後だから手は洗いますよね」

モバP「……では、これなんてどうですか」っ

ちひろ「これは……なんかお風呂の入浴剤みたいですね」

モバP「ええ、これはお風呂に入っているときに湯船に入れるとお湯に溶けて全体が液体状の治療薬になります」

ちひろ「どうして生活の一部を治療薬にするんですか!?」

モバP「いや、いちいちお尻の穴に薬を塗るのが嫌な人のために」

ちひろ「普通のやつはないんですか? よくテレビCMとかでやってるでしょ」

モバP「あ、そういうのもありますよ」っ

ちひろ「じゃあそれでいいです。で、お支払いはどうするんですか?」

モバP「お給料から天引きされるシステムなので、この場で支払う必要はないですよ」

ちひろ「そうですか。で、プロデューサーさん。さっきから気になったんですけど、これだけの設備とお薬を揃える費用は、一体どうやって捻出したんですか?」

モバP「…………スタドリ」ボソッ

ちひろ「はっ?」

モバP「スタドリの売上から捻出しました…… (・ω≦) テヘペロ 」

ちひろ「………………」

モバP「あれ? ちひろさん……」

ちひろ「何勝手なことしとるんじゃぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーッ!!!」

モバP「ヒエェェェェェェェェェーーーーーーーーーーーー!!」


その次の日、

モバP「はぁ、昨日はちひろさんにすごく怒られたな。たくっ、こっちはあくまでもちひろさんのためにやったのに」

モバP「さて、仕入れたお薬はまだ大量にあるし、しっかりと管理しとおかないとな」

ガチャッ

凛「あ、プロデューサー。待ってたよ」

モバP「ファッ!?」

凛「どうしたの? そんなに驚いて」

モバP「凛!? どうしてこんなところに」

まゆ「うふふっ、凛ちゃんだけではありませんよぉ~」

モバP「まゆまで!? どうしてここにいるんだ!」

響子「プロデューサーさん、きちんと施錠をしておかないとダメですよ!」

モバP「響子もいるのか! 何故だ!? この薬局は指紋認証をクリアしないと中に入れないんだぞ!」

智絵里「そんなもの……私たちにかかれば無意味です」

モバP「智絵里まで! 指紋認証のシステムは最新式を導入したんだぞ」

晶葉「まったく、助手は甘いな。あんなものシステムを少しいじれば簡単にクリアできる」

モバP「そ、そんなぁ……」


キィィィ……バダンッ

モバP「おい! なんか扉が勝手に動いて閉まりましたけどぉ!?」

志希「にゃははは♪ 実は改造した影響で、ここにいるアイドル全員が指紋認証をしないと開かないシムテムになったんだよね」

モバP「なんだよぉぉぉーーーーー!?」

あかり「さあプロデューサーさん、大人しくするンゴ」

留美「抵抗しても無駄よ」

伝奈「準備はできてやがります」

モバP「ん? 準備とは」

凛「これを見よっ!」
バサァ

モバP「あれ? おかしいな、痔の薬が置いてあったはずなのに、全部スタドリになってるんだけど」

美優「このスタドリは、いつも私たちのために一生懸命働いてくれるプロデューサーさんのために特別に用意したものです」

薫「先生! このスタドリは口からじゃなくて、お尻の穴から飲むんだってさ!」

モバP「ダニィィィィィィィィィィィ!?」


フレデリカ「フンフンフフーン! それじゃプロデューサー、ズボンを脱ごうか」

卯月「島村卯月、プロデューサーさんのために頑張ります!」

美波「これからもお仕事のために、たっぷりと精力をつけてもらわないと……」

モバP「や、やめるんだみんな……く、来るなぁぁぁーーーーー!!」


凛「ふふっ、それじゃイクよ、プロデューサー……」




ズボッ



\ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーー/






ちひろ「うふふっ」







おしり

おしりP乙

伝奈 is 誰

尻からのアルコール摂取は、急性アル中一直線なんだけどなぁ

スタドリはアルコールだった?

気色悪いからタイトルでわかるようにして

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