ある日、事務所にて……、
モバP「ちひろさん、折り入って相談があるんですか」
ちひろ「はい。一体どんな相談ですか?」
モバP「実は、アイドルをイメージした香水を作って販売しようと思うんです」
ちひろ「香水?」
モバP「ええ。女性アイドルって女性のファンも多いけど、やっぱり男性アイドルの方が多いと思うんですよね」
ちひろ「確かにそうかもしれないですね。可愛いアイドルに惹かれてファンになることありますもんね」
モバP「もちろん男性ファンの存在が悪いとは言いませんよ。ただ華がある女性ファンから支持された方が、アイドルとしてもイメージが良くなると思うんですよ。たとえば美嘉はカリスマギャルとして同じ年代の同性から支持されてるでしょ?」
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ちひろ「確かにそうですね。でも香水を作ったとしてもそんなに売れないんじゃ……」
モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!! ただの香水ではありませんよ。今回は香水に長けているこの方をお呼びしました」
志希「にゃはははは♪ 大船に乗ったつもりで任せてよ!」
ちひろ「既に泥舟の気配がするんですけど……」
こうしてプロデューサーと志希は、アイドルをイメージした香水作りを開始したのだった。
そんなある日のこと……、
モバP「さーて、記念すべき第一弾はどのアイドルにしようかなぁ~」
志希「あっ、あんなところに卯月ちゃんがいるよ」
モバP「よし、第一弾は卯月の香水を作ろう!」
卯月「プロデューサーさんと志希ちゃん、一体何をしているんですか?」
モバP「卯月、ちょうど良いところに! 実はカクカクシカジカで」
卯月「なるほど、わかりました! 島村卯月、頑張ります!」
モバP「よし、さっそく香水作りに取り掛かるぞ!」
志希「ラジャー!」
卯月「え、香水って今この場で作るんですか?」
モバP「ああ、卯月のお尻の谷間の匂いを採取するためにな!」
卯月「なるほど……て、お尻の谷間?」
モバP「志希!」
志希「とりゃー!」ズルリ
卯月「きゃあぁぁぁぁーーーー!! 志希ちゃん、いきなり何するんですかぁーー///」
モバP「おぉぉ……卯月の可愛くて綺麗なプリケツが半分露わに……」
志希「ハスハス……卯月ちゃんのお尻の谷間から、とてもいい匂いがするよ~♪」
モバP「どれどれ……」ハスハス
卯月「きゃっ!? プロデューサーさん、ダメです! お尻に息が当たってくすぐったい……///」
モバP「本当だ、とても良い匂いがするぞ!」
卯月「うぅぅ……レッスンが終わったからさっきシャワー浴びてきたので」
モバP「うーん……個人的にはレッスン終わりの汗の匂いも捨てがたいが、まあ香水にするなら良い香りの方が良いかな」
志希「さっそく採取しよう!」っメンボウ
卯月「ひゃうっ!? 志希ちゃん、ダメ!」モジモジ
志希「プロデューサー、卯月ちゃんが動かないように抑えてて」
モバP「こら卯月! 動くと上手く採取できないでしょ、めっ!」ガシ
卯月「くすぐったいですよぉ……ひゃうん///」
モバP「これもアイドルとしてこれからさらに活躍するための試練なんだ!」
卯月「試練、ですか」
モバP「そうさ。卯月がこれからも益々アイドルとして輝けるように、俺は卯月のお尻の谷間の匂いが欲しい……」キリッ
卯月「プロデューサーさん……///」キュン
モバP「さあ卯月、俺といっしょにさらなる高みを目指そう……。卯月、お前のお尻の谷間をもっとよく見せてくれ」イケボ
卯月「わ、わかりました……。プロデューサーさんがそこまで言うなら、恥ずかしいけど頑張ります!」
モバP「よし! 卯月は良い子だ!」
志希「にゃふふふ♪」
そして後日、
ちひろ「すごいですよプロデューサーさん! 卯月ちゃんの香水が大ヒットしました! 販売した直後に売り切れ続出で、生産が追いつかないほどです!」
モバP「よっしゃー! 香水ビジネス大成功やぁーー! 卯月、よく頑張ったな」
卯月「はい、恥ずかしかったですけど……でも、プロデューサーさんのために頑張りました///」
モバP「よしよし、偉いぞ」
卯月「えへへへ///」
ちひろ(これからはスタドリよりも香水を作って売った方が儲かるかも……あっ、そうだ!)
次の日、
モバP「さて、今日もお仕事頑張るぞい!」
ちひろ「プロデューサーさん、ちょっといいですか?」
モバP「なんですか、ちひろさん」
ちひろ「新しく香水を販売することになりました!」
モバP「え、アイドルの香水プロジェクトは僕の管轄ですけど。まだ第二弾のアイドルは考え中なのに、何故ちひろさんが情報を知ってるんですか?」
ちひろ「いえ、私が言っているのは社内限定販売の香水のことですよ。ちなみに発案者である私が管轄するプロジェクトです」
モバP「ファッ!?」
ちひろ「今の時代顧客だけではなく、アイドルを含めた働くスタッフたちを大切にしなければ企業のイメージは良くなりません。そこでこの千川ちひろ、346プロダクションの関係者(主にアイドルたち)のために、癒しの香水を作るプロジェクトを始めました!」
モバP「……で、一体どんな香水なんですか?」
ちひろ「ふふふっ……志希ちゃん!」
志希「あいあいさぁ♪」
バシッ、ガチャ!
モバP「志希、いつの間に! というか、手錠をはめられたぞ!?」ジタバタ
志希「抵抗しても無駄だよ。その手錠は晶葉ちゃん特製で、あの吉田沙●里でも簡単に破壊できないように頑丈に作られてるよぉ~♪」
モバP「一ノ瀬ェーーー!! 貴様ァーーーーーーー!!」
ちひろ「さあプロデューサーさん、無駄な抵抗はやめて私たちのプロジェクトに協力してくださいね」
モバP「私たち……だと……」
凛「さて、さっさとプロデューサーさの……採取しようか」
まゆ「うふふっ、プロデューサーさんのは濃厚そうですねぇ」
響子「ソースの取り扱いに関しては、料理が得意な私に任せてください」
ゆかり「フルートの取り扱いに長けている私なら、採取のときでも優しく取り扱えます」
智絵里「四つ葉のクローバーを集めてる私なら、もっと優しく摘むことができますよ」
奏「あらみんな、こんなときに抜け駆けはズルいわよ」
文香「未知なる世界へ……一緒にイキましょう」
唯「美味しいアメちゃんができそう」
美優「プロデューサーさんの……決して無駄にはしませんから」
早苗「そういえば、美肌効果があるって聞いたことがあるわね」
瑞樹「わかるわ」
留美「子どもの名前、決めないとね」
桃華「プロデューサーちゃま、準備はよろしくて?」
みりあ「みりあ、頑張るよ!」
美嘉「ふひひ★」
あかり「ンゴ!」
あきら「デス」
モバP「落ち着くんだみんな! こんなことして良いと思ってるのか!?」
凛「ふーん……、卯月にはして良いんだ?」
モバP「…………」
ちひろ「レッツ採取ー!」
志希「あいあいさぁー!」
\ギャアァァァァァァァァァーーーーーーー/
こうして千川ちひろは、都内の一等地に大豪邸を建てたのだった……、
おしり
とってつけたような、あかりとあきらが……
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