幼い頃、不思議な少女とよく遊んでいた
妖精が出るという森の中でいつの間にか仲良くなっていた少女
その少女はある時こう言った
「ボクと君は殺しあう運命にあるんだよ。君がどんなにそれを拒否しようと、受け入れなくちゃいけない」
「魔王と勇者、ボクと君、定められた"それ"からは決して逃れられないんだから」
自分と同い年に見えた不思議な少女は自分よりよっぽど大人びた表情で、諭すように
銀色の髪と尻尾、そして人間のそれとは違う三角の耳、紅い目と八重歯
ただただその一瞬がずうっと脳裏に焼き付いていた
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~10年後~
王城
王「貴様は今日から勇者となる。必ずや魔王城への道を探し出して憎き魔王を打倒するのだ」
勇者「…」
なんか似たようなことを延々と言ってくる。途中からもう右から左に受け流してはいるが
王「では!旅立つがよい!」
①勇者「武器は?」
②勇者「金は?」
>>3
1
勇者「武器は?」
王様「む?訓練に使っていた剣はどうした?」
勇者「練習用の鉄の剣でどうしろって言うんですか!」
①王様「ではこれを授けよう」
②王様「では武器庫に見に行ってみるがよい」
>>5
2
王様「では武器庫に見に行ってみるがよい。誰か案内を…」
「では王様、私が武器庫に案内します」
王様「うむ、任せた」
一人の兵士がそう買って出てくれた
「こちらへ、勇者殿」
コンマ安価
40以下
>>7
お
はい
「こちらが武器庫になります。どうぞ、勇者殿」
重々しい扉を開けて入るように促される
入ると後ろで扉が閉まる音がする
「勇者殿、少し不用心すぎませんかね?」
勇者「っ!?」ゾォッ
おぞましい気配が武器庫いっぱいに広がる
振り向いた目の前で兵士の体が二倍三倍に膨れ上がる。肉がこそげ落ち、腕がもう二本生えてくる
勇者「魔物!」
「本当ならいずれ王を殺して成り代わってやるつもりだったんだけどなぁ。でもどうせならもう一つ手柄を持ち帰ろうと思ってよ」
巨大な四つ腕の骸骨が曲刀を手に構える
「まだ経験の浅い勇者よ、好きにかかってくるがよい」
①一番近いところにある武器を手に取る
②武器庫の中から一番良い武器を探し出すまで逃げ続ける
③武器庫から逃げる
④自由安価
>>10
メインストーリー始める前にチュートリアル戦的なエピソード挟もうとしたらスレタイのシーンまで辿り着けなかった…
今日はここまで
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