●ウルトラマンジード×艦隊これくしょんのクロスSS
●ウルトラマンジード本編最終回から半年後の物語で、劇場版には繋がらないパラレルストーリー
●オリジナルキャラクターあり、独自の設定・解釈あり、ご都合主義あり 以上のような内容が含まれています。
それでもOKという方だけどうぞ。 ムリな方は、ブラウザバックどうぞ。
約2年前に書いた前作です。(読まなくても支障はありません。)
クレナイ・ガイ「暁の水平線に勝利を刻むぜ!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492523559/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1551784731
???「俺様は死なん・・・この世に闇がある限り・・・必ず復活する!俺様は不死身だ!!フハハハハハ!!!」
僕がウルトラマンベリアルを倒してから半年が過ぎ、宇宙に平和が訪れた・・・
でもその平和はほんのつかの間にすぎなかった・・・
銀河マーケット
店長「さあ!今日もやるぞぉ!!ベリアル撃破半年記念セール!!」
リク「て、店長・・・もうそのセールはいいかな?」
店長「なーに言ってんだ!めでたいことに1週間も半年も関係ない!さあ、売って売って売りまくるぞー!!」
リク「あ、あははは・・・」
ライハ「平和になったとはいえ、能天気ね・・・その内1周年記念とかやりそうだわ・・・」
吹雪「あ、見て見て!駄菓子屋さんがあるよ!」
白雪「ホントだ!しかもセール中みたいですよ!」
深雪「え~っと・・・ベリアル撃破半年記念セール?ベリアルって何?」
叢雲「あ~・・・そういえば一時期慌ただしかったわね。確かそれも半年前だったような」
吹雪「丁度執務室のお茶請け切れていたんだっけ!何か買って行こうよ!」
叢雲「あっ!ちょっと吹雪!」
店長「おお!!いらっしゃい!可愛いお嬢ちゃんたち!さ、なんでも買っていってくれ!!」
吹雪「え~っと、じゃあこれとこれください!あ、後これも!」
白雪「吹雪ちゃん・・・買い過ぎ・・・」
深雪「お、ラムネもあるじゃん!たまには大和さんのラムネじゃないのも飲んでみようかな~」
20分後
叢雲「で、つい夢中になって買い過ぎた結果がこれなの?」
吹雪「うぅ・・・ごめんなさい」ドッサリ
白雪「流石に多すぎ・・・」
深雪「どーすんだよこれ!持ちきれないって!」
リク「あの~。よかったら一緒に運ぼうか?」
ライハ「私たちでいいなら手伝うけど?」
吹雪「え?いいんですか!」
白雪「でもお店が・・・」
ライハ「いいのいいの。だって」
叢雲「?」
店長「ん?なんだ?お客さんの手伝いか?いいぞ!行ってこーい!!こっちは俺一人で充分だ!!さあいらっしゃい!!いらっしゃーい!!」
深雪「あ、あはは・・・」
叢雲「お気楽ね・・・」
その頃・鎮守府
提督「いや~、やっぱりいつ見てもかっこいいなぁ!!」
大淀「提督、夢中になるのはいいですけど、ちゃんと片付けてくださいね。その~なんでしたっけ?」
提督「爆裂戦記ドンシャイン!!!ちゃんと覚えな!これだからもう・・・」
大淀「ああそうですか!それはどうもすいませんでした!」イラッ
提督「さぁて!ドンシャインのDVDでも観~よう!」
大淀「はぁ・・・」
リク「ま、まさか本当に軍事関係の人だったとは・・・」
深雪「あー!!やっぱり信じてなかった!!」
叢雲「少なくとも、アンタはそう見えないわよ・・・」
深雪「ムキーッ!!言ったなぁ!!」
吹雪「ちょ、ちょっと二人とも!執務室の前だよ!静かにして!」
白雪「し、失礼します!」
提督「おお。おかえり」
大淀「その大荷物はいったい・・・それにそちらのお二人は?」
吹雪「え~っと、執務室用のお茶請けと、それを買ったお店の人のリクさんとライハさん」
白雪「買い過ぎちゃったので、運ぶの手伝ってもらったんです!」
提督「そうなんだ。いや~二人ともわざわざありがとうございます。吹雪たちもお疲れさま!」
リク「いえいえ。当然のことをしたまでで・・・・って!!!それは!!!!!!」
提督「ん?」
リク「プレミアムバ●ダイ3000個限定の爆裂戦記ドンシャインスペシャルカラーver!!!!いったいどうしてこれを!?」
提督「ふっふっふっふ・・・予約開始時間の1時間前からず~っとPCの前に張り付いて、時間になったところを即押して、完了よ!いや~、集中したい仕事があるから暫く執務室に入らないでくれって言った甲斐があったよ!」
大淀「は?」
リク「くぅ~!羨ましい!!」
提督「ん?もしかして君は・・・」
リク「ドンドン照らすぜ!」
提督「爆裂戦記!!」
リク&提督「「ドンシャイン!!!」」ドンシャインポーズ
提督「おおおお!!!やっぱり、ドンシャイン好きか!!」
リク「はい!僕の憧れのヒーローです!」
提督「あ、今からドンシャインのDVD観るけど一緒にどう?」
リク「観ます!観ます!何回でも!!」
提督「おお!流石!いや~、ドンシャイン好きが増えて嬉しいよ!ウチの連中はほとんどわかってない奴らばっかりで・・・」
リク「僕も1人だけいますけど、他の人・・・特にライハなんかは・・・・」
ライハ「そろそろいい加減にしてくれる?」シャキーン
大淀「提督もこの後お話があります」ギロッ
吹雪たち「」
リク&提督「は、はい・・・」
夕方
リク「すっかり遅くなっちゃったね・・・」
ライハ「注意したにもかかわらず誰かさんがドンシャイントークし始めたからね・・・」
リク「いいじゃんか別に!」
ペガ「そうそう!ドンシャイン好きに悪い奴はいないって!」ヒョコッ
リク「ペガ!今日は随分静かだったね」
ペガ「うん。今日はいろんな人がいたからね・・・恥ずかしくて中々出て来れなかったんだ。」
リク「さて、帰ったらまたドンシャインのDVDでも・・・」
ライハ「ゴホン!」
リク「と、思ったけど、部屋の掃除が先かな・・・あははは・・・」
ペガ「そ、そうだね!そうしよう!」アセアセ
鎮守府
大淀「まったく・・・貴方って人は・・・」
提督「うぅ・・・色々とすまない。」
大淀「別に買うなとまでは言いませんが、今後はきっちり報告してくださいね!」
提督「はい・・・」
大淀「朝倉リクくん・・・よかったじゃないですか。話の合う方が増えまして」
提督「だろ?ちょっと年は離れているけど、同じドンシャイン好きにそんなの関係ない!なら、大淀も一緒にどうだ?」
大淀「お断りします!」ニッコリ
提督「はい・・・」
その頃・伊賀栗家
レイト「ただいま~」
ルミナ「お帰りなさい!レイトくん!」
マユ「パパ!お帰り!!今日ね、幼稚園でお絵かきしたの!みてみて!」
レイト「おぉ~。よく描けてるねぇ!僕とルミナさんとマユに・・・これはゼロさん?」
マユ「うん!今度はもう1人のパパも描いてみたの!」
レイト「はは。これ見たら絶対ゼロさん喜ぶだろうなぁ~」
ルミナ「あのウルトラマン、元気にやってるかな?」
レイト「ゼロさんならきっと元気にやってると思うよ!」
マユ「また遊びに来てくれる?そしたらマユね、この絵見せたい!!」
レイト「うん。そうだね!絶対見せようね!」ニッコリ
マユ「うん!」
一方、M78星雲
ゼロ「ハックション!!」
セブン「どうした?風邪か?」
ゼロ「いや、なんでもない。大丈夫だ・・・」
レオ「それならいいが、あまり無茶はするなよ?」
ゼロ「ヘッ!心配すんなって!」
ヒカリ「そろそろいいか?3人共」
セブン&レオ「うむ。」
ゼロ「ああ。いつでもいいぜ!始めてくれ!」
数日後
リク「よし!いつでも来ていいって提督さん言ってくれたし、さっそく今日行って・・・」
ライハ「待って・・・部屋の掃除は?」
リク「やったよ!」
ライハ「洗濯」
ペガ「やったよ!」
ライハ「バイトは?」
リク&ペガ「今日はお休みー!!」
リク「じゃ、そういうことで行ってきます!」
ペガ「バイバ~イ」ヒョコッ
ライハ「信じられない・・・」
レム『どうやらドンシャインが絡むとリクのやる気が上がるみたいですね。』
ライハ「え?それってどれくらい・・・?」
レム『今の私の計算の域を超えているためそれはお答えできません。』
ライハ「なんて言ったらいいのやら・・・」アキレ
鎮守府
提督「はぁ~・・・やっぱり失言だったかなぁ。いつでも遊びに来ていいよなんて・・・流石に引くよな。こんなおじさんに言われちゃあ・・・」
大淀「以前年齢なんか関係ないっておっしゃっていませんでしたか?それに、連絡先を交換しておけばこんな事にならなかったのでは?」
提督「それが持ってないんだってよ。」
大淀「あら、今時珍しいですね」
提督「そうなんだよ・・・ん?なんか騒がしいな」
リク「だから僕は提督さんに会いに来たんだって!!」
天龍「ウソつくんじゃねぇって!提督にお前みたいなお子様の知り合いいねぇっての!!」
リク「ああもう!!この分からず屋!!」
天龍「うるせぇ!!」バタァン!!
提督「騒がしいぞ天龍!一体何をしてい・・・」
天龍「提督!このお子様が提督の知り合いだってさっきから言って聞かねぇんだ!何か言ってやってくれよ!!」
提督「おい・・・天龍」
天龍「んあ?」
提督「その子は私の大切な友人だ!!それ以上無礼な真似をしてみろ!どうなるかわかってるな?」ゴゴゴゴ
天龍「うぐっ・・・す、すまねぇ・・・まさかホントに知り合いだったとは・・・」
提督「分かったらさっさと手を離せ」
天龍「ぬぅ・・・」
リク「ふぅ・・・一時はどうなることかと。刀持ってる人ってみんな乱暴なんかな・・・ありがとう提督さん。」
提督「いやいや、お安い御用さ。ところで今日は、何話観る?」
深雪「しれーかん!!!大変だ大変!!」ハァハァ
提督「今度は何だ!まったく・・・」
深雪「ふ、吹雪が・・・」
吹雪「す、すいません・・・司令官。油断してしまいました・・・」タイハ
提督「吹雪!!大変だ!すぐに入渠してくるんだ!」
リク「い、今のは一体・・・吹雪は大丈夫なの!?」
大淀「心配しなくても大丈夫です。我々は日夜戦っているのですから・・・それに、入渠さえすれば問題ありません」
リク「そ、そうなんだ・・・でもいきなり大けがした吹雪が入ってきたから驚いちゃったよ・・・」
大淀「まあ、一般の方からしてみたらそれが普通の反応ですけど・・・提督、貴方はいい加減慣れてください。毎回毎回オロオロしてては・・・」
提督「仕方ないじゃないか!!目の前に傷だらけの女の子が立っているんだぞ!慣れろって言う方が無理だろ!」
吹雪「あのぉ~司令官・・・」
提督「何だよ吹雪!今取りこんでるんだって吹雪ィ!?」
吹雪「は、はい・・・」
提督「どうして!?大破してたよな?バケツ使ったのか?」
吹雪「いえ、私も分かりません。入渠しようと思ったら、修復されてて・・・」
大淀「どういうことでしょうね・・・」
吹雪「それと、傷は治ったんですけど、急激に疲れが・・・」クラッ
提督「吹雪!!熱っ!ひどい熱だ!」
リク(不思議な力で傷が治って、熱がある・・・ひょっとして)
ペガ「リトルスター?」ヒソヒソ
リク「そうかもしれないね・・・」ヒソヒソ
リク「あの提督さ・・・」
モア「失礼します!!!ニコニコ生命保険です!!」バタァン!!
ゼナ「ここはAIBと連携している鎮守府だから、そう名乗る必要はないとここに来る前に説明しただろ・・・」
リク「モア!?それにゼナさんも?」
提督「貴方方はAIBの・・・」
ゼナ「ウルトラマンキングが去ったというのにまだ発症が見られるとはな・・・」
モア「特例ということですか?」
ゼナ「その可能性があるな・・・」
提督「おい、一体何がどうなってるんだ?」
あきつ丸「それは自分の方からお話するであります」
提督「君は・・・あきつ丸!」
モア「あきつ丸さん!お久しぶりです!」
ゼナ「派遣任務ご苦労であった。引き続き頼む。」
あきつ丸「はっ!了解であります!」
提督「あきつ丸、挨拶もいいが説明を・・・・」
あきつ丸「提督殿、以前お話したリトルスターの事は覚えておいでで?」
提督「あ、ああ・・・詳しい内容は難しくて覚えてないけど、突然不思議な力が使えるようになるって事なら・・・」
あきつ丸「その通り!それで今その現象が、吹雪殿に起きているのであります!」
提督「なんだって!?じゃあ、傷が回復したりその後の疲労感が来るのは・・・」
あきつ丸「リトルスターの影響だと考えられるであります。現に、吹雪殿の体が熱くなっているのであります!」
ゼナ「そこで提案なんだが、彼女をAIBで預からせてくれないか?ウルトラマンベリアルの脅威は去ったが、リトルスターを狙う宇宙人は後を絶たない・・・」
モア「安心してください!吹雪ちゃんは絶対に傷一つつけたりしません!」
提督「・・・・」
あきつ丸「提督殿?」
提督「確かに、あなた方に預ければ安心ではありますが、ここも軍事施設であり私はその提督、そして吹雪は私のぶ・・・大切な仲間。なら、彼女を守るのは私の役目なのではないでしょうか?」
吹雪「司令官・・・!」
ゼナ「老婆心というヤツだったか・・・すまない。だが、もしものことがあったら、頼ってくれ」
提督「はい。分かりました・・・っと、すいません・・・ちょっと御手洗いに・・・」タッタッタ
吹雪「司令官ってカッコつけてキメると、すぐ恥ずかしくなっちゃってトイレって言って、すぐその場からいなくなっちゃうんです。」
大淀「ノロケですか」
あきつ丸「ノロケでありますな」
吹雪「ち、ち、違います!!!///」
モア「ふふふ。ところで、先輩」
ゼナ「なんだ?」
モア「さっき先輩、老婆心って言いましたよね?ひょっとして、先輩っておばあちゃん?」
ゼナ「この国の言葉で、いらぬお節介という意味だが?何故私の方が意味を知っているんだ?」
モア「え~っと・・・それは・・・・あははは・・・てへっ☆」
ゼナ「・・・帰って勉強だ」
モア「そんな~~殺生な~~」
リク&吹雪(知らなかった・・・)
提督「ふぅ~・・・ああは言ったものの、正直のところ自信ないなぁ・・・・って、弱気になっちゃダメだ!!吹雪は私が守らないと!!だって吹雪は私の・・・」
ガタン!!!
提督「ひゃん!!何だ何だ!?」
ガタガタ!!
提督「あの部屋から聞こえる?」
提督「失礼しま~す・・・誰かいますか~?」
???「こっちだ・・・こっちにこい・・・」
提督「え?ここですか?」
提督は恐る恐る声がする方へと近づいて行った。
そこは禍々しく黒く蠢いていた。
???「そうだ。そこでいい。これで・・・」
提督「?」
ベリアル「お前の体は俺様のモノだ!フハハハハハ!!!」
そう叫ぶと、ベリアルは提督の体を乗っ取ってしまった。
提督「うわあああああああああ!!!」
吹雪「司令官遅いな・・・」ソワソワ
あきつ丸「ホントにお腹を下したでありますか?」
モア「あきつ丸さん・・・」
バタァン!!
吹雪「司令官?」
提督(?)「・・・・お前か」ギュッ
提督に憑依したベリアルは、吹雪の腕を掴んだ。
吹雪「え?し、司令官///」
モア「え、え、ええ!??真っ昼間からそんな・・・り、りりり、りっくん!!私たちも///」
リク「?」
ゼナ「いいから少し黙っていろ・・・様子がおかしい・・・」
吹雪「ねぇ・・・貴方本当に司令官?」
提督(?)「あ?貴様、俺様を疑っているのか?」ガシィッ!
吹雪「い、痛い!!離して!!」
あきつ丸&大淀「!!」
提督(?)「貴様らなんだ?その手に持っているものは?俺様は提督だぞ?」
あきつ丸「提督殿はどんな理由があろうとも吹雪殿が痛がる事は絶対に致しません・・・」
大淀「それに貴方からは殺気を感じます・・・隠していてもまるわかりですよ?貴方は何者なんです?」
提督(?)「ふん・・・」
モア「息子・・・まさか!!!」
リク「ベリアル・・・!」
ゼナ「生きていた・・・いや、蘇ったのか?」
ベリアル「ふん!この世に闇がある限り、俺様は何度でも蘇るんだよぉ!!」
ベリアル「さあ。小娘!一緒に来てもらうぞ!!」
吹雪「ッ・・・!」ガブッ!!
ベリアル「痛っ!!貴様!!」
ゼナ「動くな!!」
リク「ペガ!今の内に吹雪を星雲荘に!」
ペガ「わかった!さ、早く!!」ヒョコッ
リク「レム!!」
レム『了解!』
吹雪「え?え?この子?誰?何?」
モア「大丈夫!心配しないで!リッくん!先輩!無理しないで・・・」
ゼナ「・・・」コクリ
リク「うん!」
ベリアル「チッ・・・まあいい。先に面倒な貴様らを始末してやるか!」
ゼナ「ここの鎮守府の主力部隊に出撃要請を!緊急事態と伝えてくれ!!」
あきつ丸「了解であります!」
大淀「只今、鎮守府内にて緊急事態発生!正規空母蒼龍を旗艦として、同艦の飛龍、
軽巡阿武隈、神通、駆逐艦時雨、夕立、直ちに戦闘準備を整えてください!」
ベリアル「フン!無駄な足掻きを!何人来ようがどうせ俺様には勝てない・・・」
ゼナ「どういうことだ!?」
ベリアル「俺様にはこれがあるからだ!!!!ハーッハッハハ!!!」
ジードライザー『フュージョンライズ!空母棲鬼!戦艦水鬼!ウルトラマンベリアル ヴィラニィシップ』
ベリアル「フハハハハハ!!!とっておきのフュージョンライズだ!」
フュージョンライズしたベリアルの両肩には巨大な砲台と滑走路。そして、前進が今まで以上に禍々しく黒く輝いており、
いた。その姿はまるで、空母棲鬼と戦艦水鬼を彷彿させるかのようだった。
あきつ丸「あの姿は・・・」
大淀「まるで空母棲鬼と戦艦水鬼が合体したみたいです・・・」
リク「ジーッとしててもドーにもならねぇ!!」
リク「融合!」\ヘァッ!!/
リク「アイゴー!」\デェア!/
リク「ヒアウィーゴー!」
ジードライザー『フュージョンライズ!!」
リク「決めるぜ!覚悟!」
リク「ジィィィィィィィド!!」
ジードライザー『ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!ウルトラマンジード!!プリミティブ!!」
ベリアル「さあ、来い息子よ・・・」
ジード「僕のことを・・・息子って呼ぶな!!」
星雲壮
吹雪「リク君が巨人に!?それにここは!?あなたたちは!?」
ライハ「え~っと何から話していいのやら・・・」
レム『今は落ち着くのが先決だと思われます。詳しい話はその後で』
モア「そ、そうね!!いけぇ!!リッくん!!」
ペガ「頑張れ~!!リクー!!」
ジード「ハァッ!!りゃあ!!」
ベリアル「お?どうした?お前の攻撃はそんなものか?それともじゃれあいたいのか?」
ジード「黙れ!!」
ベリアル「反抗期が抜けてないようだな!!やれ!!艦載機ども!!!」ヒュン!ヒュン!ヒュン!
ジード「なんだ!?この!!レッキングバースト!!!!」ガガガガ!!!
レッキングバーストによりすべての艦載機は撃墜された。
ベリアル「ほう・・・まだやれるじゃねぇか・・・じゃあ今度は俺様が直々に相手してやる!!はぁ!!」ドゴォォン!!
ジード「うわぁっ!!うっ・・・」
ベリアル「威勢がいいのは最初だけか?どんどん行くぞ!!」ドォォン!!ドォォン!!
ジード「だったら・・・」
ジードライザー『ソリッドバーニング!!」
ジード「ストライクブースト!!」ビィィィ!!!
ベリアル「ふん・・・だが、詰めが甘い!!」ドォォン!!
ジード「ぐあっ!!」
すべて撃ち落としたかのように思われたが、一発だけ残り、ジードに命中した。
ベリアル「ホラホラァ!!まだまだ青いな息子よ!!」
ジード「うるさい!!!黙れ!!黙れ!!!」ピコォンピコォン
ベリアル「ふん!つまらん!これで終わりだ!!!」
艦載機と主砲の集中砲火がジードを襲う
ジード「ぐああああああああああ!!!」
ベリアルの攻撃に耐えきれず、ジードの変身は解けてしまった・・・
ペガ「リク!!」
レム『急ぎ星雲壮へと運びます。』
一方レイトたちは、彼の休日を利用して、ショッピングに出かけていた
マユ「今日はパパとママとお出かけ~♪楽しいな~」
ルミナ「ふふふ・・・レイト君、今日はありがとうね。」
レイト「いやいや、休みの日くらい家族サービスくらいしないとね」
ドゴォォン!!
ルミナ「きゃっ!!何!?」
レイト「あ、アイツは・・・ベリアル!!」
マユ「パパ・・・」
レイト「ルミナさん、マユ、ちょっと待っててね・・・ゼロさん!!行きますよ!!」
シ~ン・・・
レイト「ちょっとゼロさん!!聞いてるんですか!?・・・・ってそういえばもういらっしゃらなかったんですね・・・」
ベリアル「おい。さっきからごちゃごちゃうるせぇぞ!!」
レイト「だ、黙れ!!お、お前なんかが復活するなんて、に、2万年早いぜ!!」
ルミナ「レイト君!」
マユ(お願いします。もう一人のパパ・・・パパを助けてください・・・)
M78星雲
ゼロ「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
セブン「はぁぁぁぁぁぁああああああ!!!」
レオ「でぇぁああああああああああああ!!!」
ヒカリ「もう少しだ!!ゼロ!セブン!レオ!耐えてくれ!!」
PIPIPIPI!!
ヒカリ「出来た!!出来たぞ!!3人共新しいカプセルだ!」
ゼロ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・おう・・・ありがとうな・・・親父!師匠!それにヒカリ!」
セブン「強くなったな。ゼロ」
レオ「さ、今はその疲れた体を休ませるんだ」
ゼロ「ああ。お言葉に甘えてそうさせてもら・・・!」
マユ(お願いします。もう一人のパパ・・・パパを助けてください・・・)
ゼロ「マユ!!」
レオ「どうした?ゼロ」
ゼロ「休みたいところだが、どうもそういうわけにはいかないみたいだ・・・ちょっくら地球に行く用ができちまった・・・ヒカリ、さっきのカプセル借りるぜ!」
ヒカリ「あ、ああ・・・」
レオ「おい!ヒカリ!!」
セブン「待て!!ゼロ!行くな!」
ゼロ「俺の娘がピンチなんだよ!!!デュワッ!!!」
レオ「ゼロ!!・・・ヒカリ!どういうつもりだ!!」
ヒカリ「すまない・・・彼の気迫に押し負けてしまったみたいだ・・・」
レオ「まったく・・・・セブンからも何か言ってあげてください!」
セブン「・・・」
レオ「セブン?」
ヒカリ「セブン・・・そこまで怒っているとは申し訳ない・・・」
セブン「レオ・・・ヒカリ・・・どうやら俺に孫ができたみたいだ・・・」
レオ&ヒカリ「」
セブン「いや~とうとう俺もおじいちゃんかぁ・・・はっはっは・・・ゼロも水くさいな・・・子供が出きたなら黙ってないで言えばいいのに」
レオ&ヒカリ(アンタが言うなよ・・・)
ベリアル「ゼロがいねぇと何もできない人間がほざくな!!死ねぇ!!」
ベリアルが飛ばし主砲や艦載機がレイト達を襲う!
マユ「パパ!」
ルミナ「レイト君!!」
レイト「ッ!!!」
SCゼロ「ガルネイトォォバスタァァァァ!!」ドォォン!!
ルミナ「えっ?・・・」
マユ「もう一人のパパァ!!」パァァ
レイト「ゼロさん!!」
ゼロ「久しぶりだな!レイト!マユ!ルミナ!」
レイト「まったく・・・遅いですよ!」
ゼロ「なっ!!これでも全速力で来たんだぞ!!」
レイト「ははっ・・・冗談ですよ」
ゼロ「ったくぅ・・・」
ベリアル「ちっ・・・面倒な奴が来た・・・一旦退くか」
ゼロ「ま、待て!!うっ・・・」ピコォンピコォン
レイト「ゼロさん!?」
ゼロ「少しだけ・・・飛ばし過ぎたか・・・レイト!すまない。また体借りるぞ!!」ヒュン
レイト「ゼロさん!!!!」
その頃・星雲壮
リク「ぜぇ・・・ぜぇ・・・勝てなかった・・・ベリアルに・・・また負けてしまった・・・」
ライハ「リク・・・」
リク「うわあああああああああ!!!」
続
リク「ウルトラカプセルナビ!!」
リク「今日のカプセルは、これだ!」シュワァッ!!
ジードライザー『ウルトラマンジャスティス』
レム『ウルトラマンジャ・・・
リク「ウルトラマンジャスティス!!身長46メートル!体重4万1千トン!必殺技のビクトリューム光線でどんな強敵も倒すウルトラマンで、とにかくもう言葉で表せないくらいめちゃくちゃかっこよくて、更に強化形態のクラッシャーモードはジャスティスの真の正義を貫くときになる姿で、こっちもとっても強くてかっこいいんだ!!それからそれから・・・」ベラベラベラ
レム『リク、そろそろ時間です。それからこの後、少しお話があります」イラッ
リク「え?なんだろ?・・・・あ、次回も観てくれよな!」
ペガ「ノシ」
リク「復活したベリアルの圧倒的な強さに歯が立たない僕たち・・・でもここで諦めたりなんかしない!だって、だって僕は・・・」
リク「次回、諦めない心。超えるぜ、極限!」
今回はここまでです。続きは明日にでも・・・
面白いね。期待しますねー
お待たせしました。後半投下します
アナウンサー『先ほど入ってきた情報です。半年前にウルトラマンジードによって倒されたウルトラマンベリアルが復活したとの事です。』
アナウンサー『また、このベリアルは近年世間を悩ませている深海棲艦に酷似しているとのことです。』
アナウンサー『尚、これにより付近の鎮守府が半壊、同鎮守府の提督が行方不明となっており、艦娘たちが捜索中の模様です。』
リク「・・・」
吹雪「司令官・・・」
ウィィン
ゼロ「おっと・・・悪い取り込み中か?」
リク「レイトさん?いや、ゼロ!?」
鎮守府付近海域
蒼龍「どう?見つかった?」
飛龍「ううん。どこにも・・・」
阿武隈「これだけ探しても見つからないだなんて・・・」
神通「どこに行ってしまわれたのでしょうか」
夕立「むぅ~!!提督さんを連れてくだなんて!絶対許さないっぽい!!っぽい・・・」フラッ
時雨「と、夕立大丈夫かい?みんなちょっと疲れてないかい?ここは一先ず撤退した方がいいかもしれないね。蒼龍」
蒼龍「そうね・・・焦る気持ちは分かるけど、ここは退いて休憩しましょう!」
5人「了解!」
蒼龍「こちら蒼龍。大淀、一旦帰投するね」
大淀『了解しました。お気をつけて』
ゼロ「なるほど・・・そんな事があったのか。で、そっちの少女にリトルスターが宿ってんのか?」
ペガ「うん。そうなんだ!でもまだ混乱してるみたい」
ライハ「状況が状況だからね・・・仕方ないわよ」
ゼナ『だが、このまま放っておくわけにもいかない・・・我々の基地で保護を・・・』
吹雪「イヤです・・・」
ゼナ『何?』
吹雪「ゴメンなさい。そっちの方が安全なのも、私のワガママだっていうのも分かっています。でも、でもここにいたいんです!!」
吹雪「理由は分かりませんが、ここの方が安心できる・・・気がするんです!」
ゼナ『・・・』
モア「先輩・・・」
ゼナ『分かった・・・好きにしろ。だが、今日だけだ。明日になったら我々が保護する。いいな?』
吹雪「はい・・・」
リク「そういえばゼロはなんでまたここに?」
ゼロ「そりゃあ、俺の娘の声が聞こえたのと、リク・・・お前にこれを渡すためだ!」
レイト『だから、マユは僕の娘ですって!』
リク「これは新しいカプセル!?」
ゼロ「ああ。パワーアップした俺の力が宿ってるカプセルだ!ここぞという時になったら使えよ?」
リク「わかった。ありがとう」
ゼロ「さて、話を戻すぞ・・・復活したベリアル、それも新たな力を手に入れてる・・・どうやって倒すかだ」
ペガ「でも、ベリアルやっつけちゃったら、乗っ取られた提督さんも一緒に死んじゃうんじゃ・・・」
ゼロ「その心配はない!コスモスとダイナの力を借りたルナミラクルゼロならばあるいは・・・」
リク「それは本当!?」
ゼロ「ヘヘッ!俺を誰だと思ってる?」
レム『自信過剰でナルシストなウルトラマンゼロです。』
ゼロ「そうそうそう。って色々余計だろ!!」
ライハ「そんな事どうでもいいわ!話が脱線してない?」
ゼロ「そんな事って・・・」
ゼナ『あきつ丸、応答できるか?』
あきつ丸『はい。こちらあきつ丸であります。』
星雲壮の通信画面にあきつ丸の姿が映し出された。
ゼナ『状況はどうだ?』
あきつ丸『はい。提督殿を乗っ取ったベリアルは依然姿を見せておりません。現在我が鎮守府の艦娘たちが全力を持って捜索中であります!』
リク「・・・」
ゼナ『ベリアルの姿が一部深海棲艦に酷似しているようにも見えるが?』
あきつ丸『はい。空母棲鬼と戦艦水鬼でありますね。深海棲艦の中でも比較的強力な部類に入るであります。』
ゼナ『そうか・・・場合によっては、そちらに救援要請を送るが可能か?』
あきつ丸『もちろんであります!何度も戦っているので、大船に乗ったつもりでいてください!』
ゼナ『分かった。頼りにしている。』
あきつ丸『ところで、吹雪殿』
吹雪「?」
あきつ丸『皆様からメッセージがあ・・・』
夕立『お~~い!!!吹雪ちゃん!!提督さんは絶対夕立たちが助け出すっぽい!!』
深雪『吹雪ィ!!深雪さまがついてんだ!!心配すんな!!』
白雪『ちょ、ちょっと2人とも・・・』
叢雲『ホント落ち着きないわね・・・』
時雨『と、とりあえず提督の捜索は僕たちに任せて。』
白雪『今日は色々あったし、吹雪ちゃんはゆっくり休んでね。』
\フブキー/ \フブキチャーンッポイ/ \アンタタチウルサーイ!!/
あきつ丸『そ、それでは我々はこの辺で・・・』
プツン
吹雪「・・・」
ライハ「友達想いでいい娘たちじゃない」
吹雪「はい・・・」
モア「・・・」
リク「吹雪・・・」
ゼナ『さて、我々も引き上げるとしよう。また明日迎えに来る。』
ペガ「うん。分かったよ!それじゃ」
その夜
吹雪「司令官・・・」
リク「眠れないの?」
吹雪「わっ!!?り、リク君!?」
リク「あ、ゴメンゴメン。驚かせちゃったね・・・」
リク「いきなりあんなことになっちゃって、困惑しちゃうよね」
吹雪「はい・・・私に変な力が宿るし、司令官は体を乗っ取られたと思ったら、いなくなっちゃうし・・・もう私何が何だか・・・・」
リク「アイツはベリアル・・・僕の父さんなんだ」
吹雪「えっ!?」
リク「色々複雑な話だから後で説明するけど・・・アイツは僕の父親、だから僕にも責任がある」
吹雪「そんな!リク君のせいじゃ・・・」
リク「はは。ありがとう。でも、どっちにしろアイツは僕の因縁の相手・・・僕が倒さなきゃいけないんだ!それに・・・」
吹雪「?」
リク「僕は、誰の笑顔も曇らせたくないんだ・・・。もちろん、吹雪。君のもね・・・」
吹雪「リク君・・・」
リク「ジーっとしてても、ドーにもならないってね!さ、もう寝ようか!」
吹雪「はい。おやすみなさい」
リク「おやすみ・・・」
吹雪は寝室へと戻って行った。
リク「ベリアルめ・・・・」グググ
ペガ「リク、無理してない?」
リク「う~ん・・・ちょっとね・・・ははは。でも、あんな顔してる吹雪の前で、弱音を吐いたりしたくないんだ」
ペガ「ふふふ。リクも成長したんだね!」
リク「あ、当たり前じゃん!いつまでも昔の僕だと思ったら、大間違いだからね!さ、僕たちも寝るよ」
ペガ「は~い。おやすみ~」
翌朝
ゼナ『では出発する。いいな?』
モア「大丈夫だよ。先輩、こんな顔してるけどいい人だから!」
ゼナ『・・・』ギロリ
モア「あ、あはは・・・じゃあ行きましょ」
リク「二人とも頼んだよ!」
モア「了解!」シュッ
ペガ「行っちゃったね・・・」
リク「うん・・・でも、あの二人ならきっと大丈夫だよ」
ベリアル「フハハハハ!!!さて、そろそろまた暴れるか!!」
モア「べ、ベリアル!?」
吹雪「そんな・・・」
ゼナ『くっ・・・なんて間の悪い・・・出せ!』
モア「はい!吹雪ちゃん!しっかり捕まっててね!!」ブゥゥン!!
ベリアル「ほう・・・あの車にアイツが乗ってるのか・・・逃がさん!!行け!艦載機共!!」ヒュンヒュン!!
ドゴォォン!!
モア「きゃあああああ!!」
吹雪「も、モアさん!前!!」
モア「え?」ガシャアアアン!!
モアの運転していた車は、バランスを崩してしまい、そのまま木にぶつかってしまった。
ゼナ『うっ・・・おい!愛崎!!しっかりしろ!愛崎!!』
モア「・・・・」
ゼナ『吹雪、愛崎を連れて逃げるぞ・・・』
吹雪「で、でもゼナさんも頭から血が・・・」
ゼナ『私のことはいい!!早く!』
吹雪「イヤです!私のせいで誰かが傷つくのはもう見たくないんです!!」
ゼナ『吹雪!待つんだ!!吹雪!!ぐっ・・・』
レム『リク、緊急事態です!ベリアルが再出現。吹雪を乗せた車を襲撃しています!』
リク「なんだって!!」
ペガ「大変だ!早く助けに行かないと!!」
ライハ「リク、行きましょう!」
リク「分かった!」
伊賀栗家
レイト「あれは・・・ベリアル!?」
ルミナ「・・・レイト君」
マユ「パパァ・・・」
レイト「二人とも、危なくなったらすぐに避難するんだ。いいね?」
ルミナ「行くのね?」
レイト「うん・・・でも心配しないで。ルミナさんとマユがいる限り、僕は絶対に負けない!だから・・・安心して待っててね!」
マユ「パパ!」
レイト「マユ、いい子にしててね。」
マユ「うん!マユ、いい子で待ってる。だからパパも早く帰ってきてね!」
レイト「うん!」ニコッ
ゼロ「レイト!久しぶりだが、行けるか?」
レイト「はい!もちろんです!」
ゼロ「フッ・・・流石は俺の相棒だな。じゃあ行くぞ!!」
レイト「シュワッ!!」
ゼロ「べリアル!今度は逃がさないぜ!!」
べリアル「ふん!またお前か。砲撃の雨にでも撃たれてろ!」
ゼロ「喰らうかよ!!ワイドゼロショット!!!」ビィィィ!!
ゼロ「と、おまけのゼロスラッガーも喰らいな!!」シュパンッ!!
レイト『おぉ~!ゼロさん!絶好調ですね!!』
ゼロ「へっ!当たり前だろ?さて、準備運動はここまでだ!行くぞ!」
ベリアル「その減らず口、いつまでもつかな?」
鎮守府
大淀「昨日の黒い巨人が出現しました!昨日の出撃メンバーは出撃してください!」
6人「了解!」
蒼龍「みんな行くわよ!」
飛龍「あれ?昨日のとは別の巨人がいる?」
阿武隈「え~っと、昨日の黒い巨人と戦ってるってことは味方ってことでいいのかな?」
神通「どうやらそのようですね。蒼龍さん、彼の援護をしてもよろしくて?」
蒼龍「ええもちろん!!みんな!あのWトサカの巨人を援護して!」
5人「了解!」
夕立「さぁ、黒い巨人さん。素敵なパーティーしましょ?」ドォォン!!
時雨「覚悟はいいかい?」ドォン!
ベリアル「ぐぉ!!小賢しい真似を・・・」ショウハ!
リク「モア!吹雪!ゼナさん!」
ライハ「大変!車が!!それに吹雪がいない・・・」
ゼナ『ぐっ・・・彼女ならこれ以上自分のせいで誰かが傷つくのを見たくないと言って飛び出してしまった・・・すまない・・・我々の失態だ。」
リク「なんだって!!?」
ゼナ『まだそう遠くへは行ってないはずだ・・・すまないが、後を追ってくれ』
リク「わかった・・・ライハとペガは二人をお願い。僕は吹雪を・・・」
ライハ「頼んだわよ!」
ペガ「後は任せて!」
リク「いた!吹雪!!」
吹雪「リク君!どうして?どうしてこんなに無茶するの!?どうして傷だらけなのに、まだ立ち上がろうととするの?」
リク「僕の名前は『リク』、朝倉リク!この大地に、しっかりと足を付けて立つ!そして、どんな困難な状態にあっても絶対に再びまた立ち上がる!そういう思いを込めて名付けられたんだ・・・
吹雪「えっ・・・」
リク「だからこんなところで、倒れてちゃいけないんだ!!立ち止まっちゃいけないんだ!!諦めちゃダメなんだ!!!」
吹雪「諦めちゃダメ・・・」ドックン・・・
レム『リク、20時間が経過しました。変身可能となりました』
リク「じゃあ、僕は行くよ・・・」
吹雪「待って!!」
リク「吹雪、心配しなくても大丈夫。僕はウルトラマンだから絶対負けないし、吹雪たちの大切な提督さんも救ってみせるよ。そして必ず――」
リク「君の笑顔を取り戻す!ヒア・ウィー・ゴー!」
吹雪「リク君・・・」ポロポロ
リク「行くぞ・・・ベリアル!!今度こそ決着だ!」
リク「融合!」\デェェヤ!!/
リク「アイゴー!」\デェア!/
リク「ヒアウィーゴー!」
ジードライザー『フュージョンライズ!!」
リク「守るぜ!希望!」
リク「ジィィィィィィィド!!」
ジードライザー『ウルトラマンゼロ!ウルトラの父!ウルトラマンジードマグニフィセント!!」
ジード「はぁぁぁぁぁ!!
ベリアル「いきなりその姿で現れやがって!!忌々しい!!」
ゼロ「へっ!やっときたか!じゃあ、俺も行くぜ!!」
\ギンガ!オーブ!/\ビクトリー!エックス!/
ジードライザー『ネオフュージョンライズ!』
ゼロ&レイト「俺に限界はねぇ!!」
ジードライザー『ウルトラマンゼロビヨンド!』
ゼロ「行くぜ!リク!」
ジード「ああ!」
ゼロ「バルキーコーラス!!」ビィィィ!!
ジード「ビッグバスタウェイ!!」ビィィィ!!
蒼龍「私たちも・・・全員一斉砲撃!!」
飛龍「見ててね多聞丸!はぁ!!」ドォォン!!
阿武隈「あたしだってやればできるのよ!!」ドォン!!
神通「軽巡神通、参ります!!」ドォン!!
夕立「ぽいぽいぽ~い!!」ドォォン!
時雨「覚悟はいい?全力で行かせてもらうよ!!」ドォォン!!
ベリアル「ぐあああああああ!!」チュウハ!
ゼロ「やったか!?」
ベリアル「・・・・ふん・・・」
ジード「そんな!?」
ベリアル「舐めるなぁぁぁ!!!!」ドドドドドォォン!!!!
艦娘たち「きゃああああ!!」
ゼロ「ぬあっ!」
ジード「うわっ!」
時雨「そんな・・・中破してるのにこの威力・・・」
飛龍「全員中大破!?嘘でしょ・・・」
蒼龍「みんな、一旦退避して!」
ベリアル「そうはさせるか!沈め!!」
ジード「危ない!!メガエレクトリックホーン!」ビビビビ!!
ベリアル「ぬぅっ・・・まだ動けるのか・・・しつこい奴だなぁ息子」
ジード「当たり前だ・・・僕が・・・こんなところで倒れてちゃダメなんだ!!」
鎮守府
大淀「皆さん、巨人が気を引いている今のうちにたいひ・・・」
吹雪「大淀さんごめんなさい、勝手に出撃します!」
大淀「え?吹雪・・・ちゃん?」
吹雪(リク君・・・みんな、待ってて!!)
ベリアル「ふん・・・所詮はその程度か。やはり口だけか。息子よ」
ジード「僕のことを・・・息子って呼ぶな!!!」
ベリアル「さあ・・・終わりだ!!」
ゼロ「ジード!!!」
ドォン!ドォン!
ベリアル「!!・・・なんだ・・・?」
吹雪「リク君!!!」
リク「吹雪!?どうしてここに・・・」
吹雪「私も一緒に戦って司令官を救ってみせます!だって・・・だって見てるだけじゃ始まりませんから!」
――諦めるな――
そう言うと吹雪の体からリトルスターが分離し、リクの元へ飛んで行った
リク「これは・・・」
レム『ウルトラマンネクサスジュネッス。諦めない光の絆を受け継ぐ戦士です』
ベリアル「小娘が・・・」
ゼロ「リク!今だ!!」
リク「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!!」
リク「融合!」\ジェェヤ!!/
リク「アイゴー!」\シュワァッ!!/
リク「ヒアウィーゴー!」
ジードライザー『フュージョンライズ!」
リク「超えるぜ、極限!」
リク「ジィィィィィィィド!!」
ジードライザー『ウルティメイトゼロ!ウルトラマンネクサスジュネッス!ウルトラマンジード!ノアクティッブサクシード!!」
ジード「・・・・・・・」
ベリアル「な、なんだ!?その姿は!?」
レム『ウルトラマンジード ノアクティブサクシード。神秘的な鎧を身に纏った光の絆の戦士です。』
ジード「ジュワッ!」
ジード「これで終わりだ!!!ベリアル!!シェアッ!!!」
ベリアル「な、なんだこの力は・・・!?」タイハ!
吹雪「私もいます!!発射!!」ドォン!ドォン!
ジード「はぁぁぁぁぁ・・・・」
ジード「ソードレイ・オーバードライヴ!!!!!!!」
ベリアル「ぐわああああああああああ!!!へっ!いいのか?俺様をやれば、乗っ取ったこいつも一緒に死ぬぞ?」
ゼロ「それはどうかな?“ルナミラクルゼロ”!!デェェェヤ!」
ゼロの放った眩い光が提督を包み込む
ベリアル「何!?」
LMゼロ「この技を使えば、この男は死なずに済む。怪獣墓場でかつて救ったピグモンのようにな!!」
ベリアル「おのれぇぇぇぇぇ!ゼロ!!!ジードおおおおおお!!!!」ドゴォォォォン!!!
ジード「・・・・・・今度こそさようなら・・・・・・父さん・・・」
数日後
レイト「もう行っちゃうんですね・・・」
ゼロ「ああ。全宇宙の平和を守るのが俺の仕事だからな・・・名残惜しいけどまた会おうぜ!」
ルミナ「お気をつけて!」
マユ「あ、もう1人のパパ!これ見て!」
ゼロ「ん?この絵は・・・ひょっとして俺か!!」
レイト「ゼロさんに見せたいって言ってたんですよ!」
ゼロ「ははっ!かっこよく描けてるじゃないか!ありがとうな!マユ!これでまた頑張れるぜ!流石、俺の娘だ!」
レイト「だから!マユは僕の娘ですって!」
ゼロ「ふっ・・・じゃあな!シュワッ!!」
店長「さあ、今日も始めるぞ!!今度こそベリアル撃破セール!!!!」
ライハ「また何か始めてるし・・・」
リク「ははは。でもいいんじゃない?みんながああやって笑顔で暮らしてるんだからさ」
深雪「おお!!!今日もセールやってるじゃん!!」
叢雲「アンタいくらなんでもがっつきすぎ・・・」
深雪「え?じゃあ、いらないの?」
叢雲「うぅ・・・そ、それは・・・」
白雪「まぁまぁ、食べきれるだけ買って帰りましょ。ね?」
深雪「おーー!!!」
リク「あ!みんな!提督さんは元気?」
深雪「もちろん!!今日も今日とてドンシャインのDVD一気に観るって張り切ってたぞ!!」
叢雲「あんなことがあったのにお気楽な男ね・・・」
白雪「あはは・・・今回は吹雪ちゃんも付き合わされてるみたいで・・・」
リク「へぇ~!吹雪も!!ドンシャイン好きが増えるのはいい事!よっし!!僕も今から・・・」
ライハ「バイトが先でしょ?」シャキーン
リク「は、はい・・・」
モア「今度のライバルはセーラー服女子!!私もまだまだいける!!!ハズ・・・うん・・・」
ライハ「さっきから何ブツブツ言ってんの?」
鎮守府・執務室
提督「どうだった?ドンシャイン!感想を聞かせてくれるかな?」
吹雪「はい!とってもかっこよくて、面白いです!!早く続き観ましょう!司令官!!」
提督「ははは。気に入ってくれて何よりだ・・・ところで吹雪」
吹雪「なんですか?」
提督「あの時、なんで単機で出撃したんだ?ウルトラマンがいたとはいえ、かなり危険な行為だったんだぞ?」
吹雪「だって私も司令官を助けてみたかったんです!それにですね・・・」
提督「それに?」
吹雪「ジーッとしててもドーにもなりませんから!!」ニコッ
艦!
これにて完結です。
付き合っていただきありがとうございました!
今週の金曜日公開の劇場版ウルトラマンR/B、みんなで観よう!
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