モバP「渋谷凛なのか?」 (17)
渋谷凛、いるか!?
気になったから聞いてみようと思う
「渋谷!いるか?」
「はい!います!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1553953396
「そうか、それは良かった」
「あの、何の話ですか?」
「いや、ただ点呼を取ってただけだ」
「そうですか…分かりました」
むぅ…渋谷は居たか。
ん、凛はいるのか!?
気になったから聞いてみようと思う。
「凛!いるか?」
「はい!います!」
「何の話でしょうか」
「あ、いや…そうだな、野菜カゴメは好きか?」
「野菜ジュースのことですか?
ジュースは好きです」
「そうか、分かった。今アイドル達にいろいろと聞いていたんだ、すまんな」
「なるほど、分かりました」
むぅ…野菜カゴメか
ん、ジュースは好きでも、野菜は好きなのだろうか
プロフィール上、アイドル達のことも知っておく必要があるな
「渋谷!ちょっと来てくれ!」
「はい!何でしょう?」
「野菜ジュースは好きだと聞いたが、野菜は好きか?」
「野菜ジュース…?
はて、何のことでしょう」
「あれ、さっきそう話してなかったか?」
「私は点呼で呼ばれましたが、そのような話はしなかったと思います」
「あ、あぁ、そうだったな…だが…ん?」
「どうしましたか?」
渋谷凛に野菜ジュースのことも聞いた気がするが
俺が誤解してるだけかもしれないが、しかし他に誰に聞いたのだろう
「まぁいい、すまんな」
「はい」
うーん、野菜ジュースのことは誰に聞いたか、他に検討がつかない
やはり、渋谷凛だった気がするが、仕方がない、モヤモヤするから、改めてもう一度聞いてみるか
「おーい!凛、今いるか?」
「はい!何でしょう?」
「何度もすまんな、アイドル達にいろいろと聞いてるもんでな」
「いえ、お仕事熱心で良いと思います」
「そうか。それじゃあ、改めて聞くが、野菜ジュースは好きか?」
「…え?、それさっきも聞きませんでしたっけ。私は好きだと答えましたよ」
「な、なにっ?。点呼だけしか取ってなかったんじゃなかったのか?」
「点呼…ですか?点呼で呼び出された覚えはありません。何か他の人と錯覚してるんじゃないんですか?」
「さ、サッカク?」
「ええ。アイドル沢山いますし」
「なにっ」
うーん。確かにアイドルは沢山いるが、さっきから渋谷凛と話している気しかしないが、おかしい
何か会話が噛み合わないな
まあいい
「じゃあ聞くが、野菜ジュースは好きだと言ったが、野菜は好きか?」
「野菜ですか。どちらかといえば好きですね」
「そうか、分かった。何度もすまんな」
「はい」
うーん
いろいろとおかしい気がするが、渋谷凛は何度も呼び出してしまって手間掛けさせてしまったな
少し差し入れして帰るか
「おーい!渋谷」
「はい!」
「今日は何度もすまなかったな。
差し入れという程のものでも無いかもしれないが、
野菜ジュースが好きだと言ってたから、野菜ジュースをやるぞ、それじゃあがんばってくれ」
「野菜ジュース…?
わざわざこのようなものを頂くことは嬉しいのですが、
野菜ジュースの話は聞いた気はしますが、好きかどうかは答えた覚えはありません。
誰かと勘違いしてませんか?」
「えぇ、何だって!?
渋谷、一旦下がってくれるか。本当に申し訳ない」
「はい」
おかしい!
俺は机に肘をついた
俺は間違いなく、渋谷凛に野菜ジュースの話をした。
そして、ジュースも好きだし、野菜も好きだという話もした
だから、野菜ジュースが好きかどうか答えてない、ということは無いはずだ
そもそも野菜ジュースの話に答えてないのは、渋谷が点呼を取っただけだったから、というわけで………ん?
俺は、いつの間にまたサッカクしてしまったのだろうか
サッカク…?
そもそもサッカクとはなんだ?
俺はいつの間に渋谷凛とした話をサッカクしていた。
わからない
俺は間違いなく、渋谷凛と話した。
そして、渋谷凛と野菜ジュースの話をして、
野菜ジュースが好きだと聞いた。
だから差し入れに野菜ジュースを渡そうとした。
一体どこでサッカクしてしまったというのだろうか
……はっ!?
わかったぞ
俺は分かったかもしれない。
俺は渋谷凛を呼び出した。
「渋谷凛!来てくれ!」
「はい!何でしょう?」
「野菜ジュースの差し入れだ!」
「わっプロデューサー。野菜ジュースが好きだという話、ちゃんと聞いていてくれたんですね!」
「よかった!繋がった!」
完
これ口調違う理由かいてある?
チラ裏案件
何か元ネタでもあるん?
ゴミ
あげ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません