モバP「翔べ!りあむ」 (23)
アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
短め、書き溜めありです。
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モバP(以下P)「りあむぅぅぅぅぅ!!!!!ここかあああああ!!!!!」ドアバーン!
りあむ「ひぁっ!?な、なんだよぅPサマ!ビックリするじゃんか!」
P「ビックリしたのはこっちだぞオイ!速攻で何やらかしてくれてんだオラァ!!!」
りあむ「えっ?えっ!?な、ナンのコト!?」
P「これだよこれ!デレぽ!」
りあむ『りあむだよ!今日からデレぽやっていいって言ってもらえたからやるよ!』
りあむ『あ、あれ?レスがない…?』
蘭子『汝の顕現に、祝福の鐘が鳴るわ!』
りあむ『読めない!めっちゃやむ!』
りあむ「」
P「ついでにな?この画像を見てみろ」
りあむ「何か困り顔してる飛鳥ちゃんと……何かタオルとかの塊?」
P「その塊の中にな?ビービー泣いてる二代目シンデレラが居るんだそうだ」
りあむ「」
P「白目むいて脂汗流してる場合じゃないぞ」
りあむ「…うわ~ん!Pさまど~しよ~!ぼくいじめられちゃう?お前の席ねーから!ってされちゃう!?」ガシッ
P「おいりあむ落ち着け!」
りあむ「落ち着いてなんかいられないよ~!もうぼくのアイドル人生終わりなんだ~!うわ~ん!」
P「だから落ち着けって!ウチにそんな陰湿なマネをする子はいない!」
りあむ「ぐすっ…ほんと?」
P「当然だ…で、なんでこういうことになったんだ?」
りあむ「いや、普通に読めない字が来たから読めないって素直に言っちゃっただけで…」
P「夢見、お前そういうトコだぞ?」
りあむ「あ~!夢見って言った!Pサマだけはちゃんとりあむって呼んでよ~!」
P「はいはい、つまりお前は14歳の蘭子より漢字が読めなかったってことだな?」
りあむ「う”っ…そうだけどさぁ…もうちょっと言い方ない!?やむよ!?」
P「事実だろ?」
りあむ「事実の方が時に人を傷つけるんだよ!?」
P「お前は防御力低いけどHP超高いから大丈夫だって」
りあむ「えっ…何その変な信頼…」
P「まあそれはそれとしてだ」
りあむ「流された…」
P「とりあえず蘭子に詫びに行くぞ」
りあむ「…う"わ"あ"あ"あ"あ"ん!やっぱりそうなんだ!ぼくシメられるんだ!二度とアイドル出来ない顔にされちゃうんだああああ!!!」
P「だからしねえって!とりあえずりあむ…これだけやっておけ」
パサッ
りあむ「…なにこれ、ノート?名前を書いたら死んじゃう系?…まさかこれにぼくの名前を…!?」
P「とりあえずさっきの蘭子のレスな?」
りあむ「また流された…」
P「『ようこそりあむちゃん!一緒にがんばろうね!』」
りあむ「えっ…いきなりナニ?Pサマがアイドルっぽいしゃべりかたとかキモい…」
P「夢見」
りあむ「わ~!ウソウソ!Pサマカッコイイ!茄子様Pサマ芳乃様!」
P「あれが蘭子のレスの意味だ」
りあむ「えっ…」
P「熊本弁は確かに難しいけどな、蘭子は色々キナくさいお前にいの一番に挨拶してくれたんだ」
りあむ「キナくさい…」
P「だからな?」
りあむ「うん…」
P「このノートいっぱいにさっきお前が読めなかった漢字の書き取り練習」
りあむ「ぼく、謝っ……へ?」
P「今すぐに行っても火にガソリンブッかけるのは目に見えているからな!」
りあむ「酷い!」
P「今は飛鳥がなだめているから、まずは勉強だ」
りあむ「いやPサマ…ぼく学校続かなかったって言ったよね?こういうのはちょっと…」
P「いいからほら、さっさとやらないと帰れないぞ」
りあむ「ひどい!終わるまで帰れま10!?」
P「早苗さんあたり呼ぶか?」
りあむ「やるます!」
P「よろしい」
りあむ「……ひ~ん!画数多いよぅ!というかノートのページ数多いって!」
P「口動かさずに手を動かせ~」
りあむ「あっ、それよくあるセリフだ!エ●ゲとかで!」
P「拓海~」
りあむ「う"あ"あ"あ"あ"あ"!『汝』…『顕現』…『祝福』…」
P「じゃあ俺はしばらく仕事してるから、ちゃんとやってろよ」
りあむ「う、うん!まかせて!」
P「じゃあ…愛海」
愛海「ここに」シュタッ
りあむ「!?」
P「アイツがサボったら好きにしていいから」
愛海「御意!」
P「じゃ、そういうことで」
(バタン)
愛海「……」
りあむ(普段の愛海ちゃんからは想像もできないほど真剣な顔をしてる…)
愛海「うひっ…うひひひっ…」
りあむ(…と思ったら今度はアイドルがしちゃいけないような顔してる~!?)
愛海「ねえ夢見さん、疲れたでしょ?すこ~しくらいならサボっても良いんじゃないかな?」ワキワキ
りあむ(ひぃぃ!指がR-18な感じで蠢いてるぅぅぅ!)
愛海「なんだったらあたしが書き取りやってあげるからさ?」
りあむ(サボったら…ヤられる!)
りあむ「うおおおおおおお!!!」ガリガリガリ
愛海「お~、凄い集中力……それなら少しくらい味見しても気付かないかな…?」
りあむ(ひぃぃぃぃぃ…!!!)
~数時間後~
P「戻ったぞ~、終わったか~?」
りあむ「ぁ…Pサマ…ぼくやったよ…やりとげたよ…」
P「お~、ちゃんと最後までやってあるな、さすがだ」
りあむ「えへへ…ありがと」
P「んで…そこに転がっている愛海は?」
愛海「」
りあむ「わかんない、でも途中で1回『お”ほっ!?』って声が聞こえたかなぁ…その後は凄く静かだったよ」
P「ナース拳恐るべし…」
りあむ「?」
P「ああいや、気にしなくていいぞ…それじゃあそろそろ蘭子のトコ行くか」
りあむ「えっ!?いやいやぼくちょっと疲れたから明日とか…」
P「ほら行くぞ~」ズルズル
りあむ「ちょっ…引っ張らな…立つ!ちゃんと立つから待ってよ~!」
~女子寮 談話室~
りあむ「あ"あ"あ"あ"あ"…お腹イタイよぉ…しんどいよぉ…やむぅ…めっちゃやむぅ…」
P「大人しくしてろ、そろそろ来るぞ」
(カチャッ)
蘭子「ぁ…あの…」
P「お、蘭子」
りあむ「うわああああん!蘭子ちゃんごべんなざい"い"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!」ドゲザー
蘭子「ぴいっ!?」
りあむ「ぼくみたいなのに優しく声をかけてくれたのに本当ごめんなざい"い"い"ぃ"ぃ"ぃ"!」
蘭子「そ…そんな、頭を上げてください…(お、表を上げよ!)」
飛鳥「蘭子…言葉が逆になってるよ」
蘭子「あ、飛鳥ちゃん…!」
りあむ「ぅゎ…生で見るとホント顔良い…」
P「りあむ」
りあむ「…じゃなくって!この通り、さっき読めなかった漢字も書き取り練習してきたよ!読めなかったら今度からちゃんとググるから許して~!」
蘭子「新たなる同胞よ、我の方こそ…申し訳なく思っているわ」
りあむ「…え?」
蘭子「『瞳』を持つ者に囲まれる故、我が目も曇っていた…」
りあむ「えっえっ?」
蘭子「初めて祭壇に登った日、我が世界を誰も知らなかったあの日を思い出したわ…」
りあむ「えっえっえっ!?」
P「りあむ」
りあむ「もうPサマ!ぼくの名前は『黙れ』って意味じゃないよ!」
P「分かってるなら大人しく蘭子の言葉を聞いてあげな」
蘭子「…新たなる同胞よ、改めて我と友諠を結んではくれないか?」
りあむ「え~っと…?」
飛鳥「つまり、『もう気にしてないから改めてよろしくね』だそうだ」
りあむ「蘭子ちゃん…うわ~ん!ありがとおおおお!」ガバッ!
蘭子「ひゃあっ!」
りあむ「ぼくの方こそよろしくだよおおお!仲良くしてええええ!!!」
飛鳥「…とりあえず、一件落着かな?」
P「そうだな…悪い、迷惑かけた」
飛鳥「本当だよ…全く」
P「とりあえずこれを持ってきた、落ち着いたら皆で食べてくれ」
飛鳥「ありがとう、貰っておくよ」
P「それじゃあ俺はそろそろお暇するよ、あんまり女子寮に長居するのもなんだしな」
飛鳥「わかった、それじゃあまた…」
P「それじゃありあむ、そろそろ俺は帰るから」
りあむ「あっ…うん、今日はありがとね…Pサマ」
蘭子「我が友よ、そなたに限りない感謝を!」
飛鳥「お疲れ様…この後はどうするんだい?」
P「あぁ…これを見てくれ」
菜々『礼儀正しい~!!最近の子は偉いですねぇ。』
飛鳥「あぁ……」
P「菜々さんとりあむには検閲入れるべきかなぁ…」
飛鳥「それはボクの口からはなんとも…」
P「はぁ…やむ!めっちゃやむ!」
りあむ「Pサマそれぼくのセリフだよ!!!」
終わりです、お付き合いありがとうございました。
りあむがデレぽで今後何をやらかすかが楽しみでなりません。
おつおつ
CVについて何か言ってくれたらファンになる
乙でした
菜々さんの自爆芸はもうなんていうか…
年季の入った自爆芸とかいう17歳らしからぬ行為
う、ウサミン星と地球は時間の概念が違うから……
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