キャラ崩壊注意
瑞鶴「なんであんなに固いの?! 火力あるの?! 艦載機飛ばすの?!」
瑞鶴「あんなの一人で倒せるわけないじゃん! ズルじゃん!」
瑞鶴「でも、あいつを倒さないと次に進めないし……」ウーン
瑞鶴「……あ、そうだ!」
瑞鶴「暗殺しよう!」
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瑞鶴「――というわけで、あなたに暗殺を依頼したいの」
瑞鶴「瑞鳳」
瑞鳳「フッ……」ドヤァ
瑞鶴「ターゲットはレ級」
瑞鶴「これが報酬の3000万よ」つ□
瑞鶴「条件は、殺した証拠を持って帰ってくること」
瑞鶴「失敗は許されないわ」
瑞鳳「フッ……簡単なことですよ」
瑞鳳「正規空母並の活躍をお見せしましょう」スタスタ
瑞鶴「おおっ、頼んだぞ瑞鳳!」
瑞鳳「……」スタスタ
瑞鳳「……」スタスタ
瑞鳳「……」
瑞鳳「どうしよう……」ズーン
瑞鳳「どうしてあんな啖呵切っちゃったんだろう……」
瑞鳳「私、まだ改二じゃないのに……」
瑞鳳「それにレ級なんて、私には無理だよう……」
瑞鳳「開幕雷撃ですぐに沈めでもしないかぎり――そうだ!」
瑞鳳「暗殺を依頼します!」
瑞鳳「――というわけで、あなたに暗殺を依頼したいの」
瑞鳳「千歳」
千歳「フッ……」ドヤァ
瑞鳳「ターゲットはレ級」
瑞鳳「これが報酬の1500万よ」つ□
瑞鳳「条件は、殺した証拠を持って帰ってくること」
瑞鳳「失敗は許されません」
千歳「フッ……簡単なお仕事ね」
千歳「すぐに片付けてみせます」スタスタ
瑞鳳「おおっ、頼んだぞ千歳!」
千歳「……」スタスタ
千歳「……」スタスタ
千歳「……」
千歳「どうしよう……」ズーン
千歳「どうしてあんな啖呵切っちゃったのかしら……」
千歳「私、水母よ? 火力が無さすぎるわ」
千歳「レ級なんて大物、私一人に出来るわけないじゃない……」
千歳「圧倒的な火力ですぐに沈めでもしないかぎり――そうだ!」
千歳「暗殺を依頼します!」
千歳「――というわけで、あなたに暗殺を依頼したいの」
千歳「日向」
日向「フッ……」ドヤァ
千歳「ターゲットはレ級」
千歳「これが報酬の700万です」つ□
千歳「条件は、殺した証拠を持って帰ってくること」
千歳「失敗は許されません」
日向「フッ……簡単なお仕事だな」
日向「すぐに片付けてみせよう」スタスタ
千歳「おおっ、頼んだぞ日向!」
日向「……」スタスタ
日向「……」スタスタ
日向「……」
日向「どうしよう……」ズーン
日向「どうしてあんな啖呵切ってしまったのか……」
日向「いくら戦艦の主砲でも、一人で倒せる相手ではないぞ」
日向「それだけレ級は強敵だ、特別な瑞雲にも限界があるからな……」
日向「何か根本的な解決策を思いつかないかぎり――そうだ!」
日向「暗殺を依頼しよう!」
日向「――というわけで、君に暗殺を依頼したい」
日向「大淀」
大淀「フッ……」ドヤァ
日向「ターゲットはレ級」
日向「これが報酬の300万だ」つ□
日向「条件は、殺した証拠を持って帰ってくること」
日向「失敗は許されない」
大淀「フッ……簡単なお仕事ですね」
大淀「すぐに片付けてみせましょう」スタスタ
日向「おおっ、頼んだぞ大淀!」
大淀「……」スタスタ
大淀「……」スタスタ
大淀「……」
大淀「どうしよう……」ズーン
大淀「どうしてあんな啖呵切ってしまったんでしょうか……」
大淀「賢さを評価されたものの、それを活かすフィジカルが無いなんて……」
大淀「正直、ご自分で行かれた方がずっと可能性あるんですよね……」
大淀「どうにか軍師のようなポジションを確立しないかぎり――そうだ!」
大淀「暗殺を依頼しましょう!」
大淀「――というわけで、あなたに暗殺を依頼します」
大淀「秋月」
秋月「ハッ!」ビシッ
大淀「ターゲットはレ級」
秋月「おおっ……それは大物ですね……!」ゴクリ...!
大淀「これが報酬の150万です」つ□
秋月「えっ」
大淀「条件は、殺した証拠を持って帰ってくること」
秋月「あの、これ……えっ?」
大淀「失敗は許されない」
秋月「すみません、ちょっと色々聞きたいことが……」
大淀「おおっ、頼んだぞ秋月!」
秋月「あっはい……」スタスタ
秋月「……」スタスタ
秋月「……」スタスタ
秋月「……」
秋月「なんでですか!!」パーン!!
秋月「暗殺ですよ!? しかもレ級ですよ!?」
秋月「なのにたった150万!? なんでこんなに少ないんですか!?」
秋月「いくら私が貧乏だからって足元見過ぎですよ!!」
秋月「ここで捕まったら、照ちゃんたちを養えないじゃないですか!!」
秋月「うぅぅ……お金は欲しい……でも、これでは割に合わなさ過ぎます……」
秋月「どうにかして殺した証拠を持って帰らない限り――そうだ!」
秋月「暗殺を捏造しましょう!」
秋月「――というわけで、あなたに捏造を依頼します」
秋月「レ級さん」
レ級「ファッ!?」ビクッ
レ級「いやいやいやいや」
レ級「突然根城に乗り込んできたかと思えば、用事がそれ!?」
レ級「怖っ!! 艦娘怖っ!!」
レ級「だからウチら、人類側と下手に和平申し込めないんだもんなーッ!!」
秋月「お願いします!! こうしないと妹たちを食べさせられないんです!!」ペコリ
レ級「えぇ~……」
秋月「……でも、これで死んだことになれば、しばらくあなたの無事が保証されますよ?」チラッ
レ級「この状況でこっちのメリットを提案してきた……この子、出来る……!」
レ級「分かった、分かった。今回だけだからな?」
秋月「ありがとうございます!!」
秋月「では、その部屋の片隅でグッタリと寝転がってください」
レ級「こうか?」グッタリ
秋月「もうちょっと尻尾の艤装も死んだ感じでお願いします」
レ級「えー……こうか?」
艤装「グエー死ンダレキュー」グッタリ
秋月「もっと死んだ魚の目をしてもらえませんか?」
レ級「文句多いなあ……こうか?」シロメ
艤装「来世ハ貝ニナリタイ……」シロメ
秋月「あー良いですね! これは死んでます!」
秋月「ここに私特製の血糊をぶちまけまして……」バシャーッ
レ級「冷たっ!」
艤装「ナンカヌメヌメスルー!」
秋月「ああっ! 動いたらダメですよ!」
秋月「そして私が死体に右足を置いて……」ゲシッ
レ級「痛っ!」
秋月「あ、ごめんなさい!」
秋月「でもこうしないと倒した感が出ないので……」
レ級「分かったから早く撮って!」
秋月「はいチーズ」パシャッ
秋月「ご協力いただき、ありがとうございました!!」ペコリ
レ級「あ、うん、どういたしまして……?」
秋月「それでは、失礼します!!」タッタッタ...
レ級「……」
艤装「……」
レ級「……よし」
レ級「通報するか」プルルルル
しばらくして――
エラー娘「おいお前ら、呼ばれた理由は分かっとるな? おン?」
瑞鶴「さ、さあ?」ガクブル
瑞鳳「な、なんの?」ガクブル
千歳「こ、ことか?」ガクブル
日向「わ、分からない?」ガクブル
大淀「で、ですね?」ガクブル
秋月「あわわわわ……!」ガクブルガクブルガクブルガクブル
エラー娘「深海棲艦側から通報があってのお……」
エラー娘「それが『暗殺を謀られた』って話なんじゃあ……」
エラー娘「最近怪しい動きをする艦娘がおるっちゅう話があったけぇのお……」
エラー娘「それで調べてみたら、お前らの仕業ぁ分かったんじゃあ……」
エラー娘「こちとら全部知っとるけえ、正直に喋らん奴は……」
エラー娘「解体だ」ギロリ
瑞鶴「申し訳ありませんでした」orz
瑞鳳「申し訳ありませんでした」orz
千歳「申し訳ありませんでした」orz
日向「申し訳ありませんでした」orz
大淀「申し訳ありませんでした」orz
秋月「申し訳ありませんでした」orz
エラー娘「罰として、6人全員で出撃するように」
エラー娘「標的は当然レ級じゃ」
エラー娘「お前ら全員殴られてこい」
大淀「し、しかし出撃は1人で行うのが規則であって……!」
エラー娘「だから、出撃人数の制限を6人にまで緩和した」
秋月「ええ!? 6人までですか!?」
エラー娘「そうじゃあ、感謝せえよ?」
瑞鶴「6人まで……それならいけるわ!」
瑞鳳「1人だけだったら、誰も勝てなかった……!」
千歳「でも、6人で協力できるなら、勝機があるわ!」
日向「雷撃、砲撃、航空戦、夜戦……!」
大淀「あらゆる手段で、レ級を追い詰めることが可能です!」
秋月「艦娘が隊列を組む……これを艦隊と呼びましょう!」
瑞鶴「さあ、行きましょう! あのにっくきレ級を倒すために!」
瑞鶴「そして、この海の平和を守るわよ!」
「「おおーっ!!」」
このあと滅茶苦茶ボコされた。
おわり
以上です、ありがとうございました。
あっちの国のは違うゲームだろ!いい加減にしろ!
おつー
良いテンポで面白かった
乙です
乙
現実がネタになる時代
虚構新聞とか釣りスレだと思ったらマジなんだもんなこれ
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