桑田「うわぁぁぁ!!!」
桑田「…って、アレ?」
俺の名前は桑田怜恩。
超高校級の野球選手として名を馳せる天才の1人だ。
ひょんなことからコロシアイ学園生活だかに巻き込まれ、舞園さやかというアイドルに殺されかけた俺は、逆上して…
桑田「アイツを刺し殺して、それで……うっぷ」
思い出して吐き気がしてきた。
物凄い激痛が全身を襲って、多分死ぬんだろうな…って思った次の瞬間には、謎の教室……いや、見覚えのある教室で倒れていた。
桑田「この状況、まるで最初と同じじゃねぇか…?」
まだ嫌な頭痛が響く中、俺はとりあえず挙動不審になりながら、なんとか出口を探し始めた。
桑田(あれ…夢だったのか?いや、そんな訳ねぇな。めっちゃ痛かったし、何より…)
あの刺し殺した時の感触は、間違いなかった。
俺は人を殺して…殺して…
桑田「うぇ…また吐き気が…。とにかく、どうなってるのか調べねぇと…」
廊下でウロウロしていると…
安価下
1.手袋を着けたクールな女子と出会った
2.如何にもな熱血男子に声をかけられた
3.ゴスロリ衣装の怪しい女子を見かけた
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1
バグってなかった
変に建てれたのか
桑田「うわっ…って、なんだ、霧切か」
霧切「?…あなた、私の名前を知っているの?」
桑田「は?そりゃそうだろ。霧切響子。超高校級の…って、才能は教えてくれなかったんだった」
霧切「??悪いけれど、あなたと私は初対面だと思うわよ」
桑田「へ???…変な冗談はやめてくれよ、今どうなってるのかサッパリなんだから」
霧切「それはこっちのセリフよ。現状が把握出来ていないのは私も同じ。私の名前を知っている以上あなたがこの件に関与していると思ったのだけれど」
霧切「本当に何も知らないのかしら?」
桑田「えぇ?うーん……」
霧切「知っていることがあるのなら、全て教えて欲しいわ」
桑田「いや、まぁ、似てるなとは思うけど、証拠というか確信がないというか…夢?」
霧切「?分からないけれど、とりあえずあなたが今知っていることや考えていることを教えてくれないと、話にならないわよ」
桑田「えーとだなぁ…」
俺は霧切に説明することにした。
どういう訳だが、コロシアイ学園生活の最初の方に戻っているような事、夢か現実か分からないが俺は死ぬはずだとか…まぁ、とにかく説明しようと思ったのだが…
霧切「信憑性に欠けるわね。そもそも私にはそんな記憶は無いわ。……ただまぁ、否定出来ないのも事実ね……」
霧切「なんにせよ、あなたの仮説が正しいとしたら、この後モノクマというヌイグルミから説明があるのでしょう?体育館へ行って確かめないと」
桑田「んぁ、まぁ、そうなるよなぁ」
桑田(うーん一体どうなっているのやら…)
そんな訳で、俺達は体育館に辿り着いた。
どうなってるのかサッパリだが、今のところ、俺は元に戻った…というか、コロシアイ学園生活が始まる瞬間に戻ったと考えるべきだろう。
桑田(とりあえずモノクマが来るのかを……ん?)ガサゴソ
桑田「これ、モノクマメダルか?なんでポケットに…」チャリン
桑田「!そういえば、見つけたのを1枚しまっておいたんだっけ」
桑田(てことは、他に閉まったものも……そういや、タオルとか入れてたような…)
桑田「無い。…何でだ?」
桑田(よく分かんねぇけど、メダルだけ持ってこれるとか?……要らねぇ…)
そんなことを考えて待っていると、体育館の扉が開いた。
ピョンと跳ねたクセのある髪の毛、超高校級の幸運こと苗木誠が入ってきたようだ。確か、あいつで最後のはず。
…ということはそろそろだな。
騒がしく話す周りの生徒の会話に、不思議な懐かしさを覚える。
うえぇ、まさかまた始まるのかよ…?
そんな嫌な予感は的中し、あの憎たらしい声が体育館に響いた。
モノクマが出てきてからの反応は予想通り…というか、まさに1度見たものの再現だった。
相変わらず憎たらしい声で、相変わらず意味の分からない殺し合い生活を強要してきた。
霧切「ねぇ、ちょっと」
桑田「うわ!…何だ?」
霧切「あれがあなたの言っていたモノクマ、よね?」
桑田「お、おう…そうだけど」
霧切「……この状況をあなたは予想していた。普通に考えるのなら、あなたもモノクマサイドの人間という事になる」
桑田「はぁっ!?ちょ、待てよおい!」
思わず大声を上げてしまい、少し注目が集まる。
とはいえ、みんなモノクマへの不平不満を垂れているから、そこまで目立った行為でも無いのだが…
桑田「あ、わりぃ…えっと、なんでもねぇ……」
霧切「落ち着いて聞いて。私はあなたをモノクマ側だとは思っていないわ。仮にあなたがモノクマ側の人間なら、そんなことを私に言う必要がないもの」
霧切「内通者としても、変に疑われるとかえって動きにくいはず。あなたがモノクマ側である可能性はほとんど無いわね」
桑田「…んじゃあ、なんでそんな話を?」
霧切「あなたは、いわゆる敵ではない。にも関わらず、このことを知っていた。あなたの話を信じるとするなら……それはオカルトが過ぎるわ」
霧切「とはいえ、現状完全に否定も出来ない。とりあえず、後でもっと詳しく話を聞くから、その事だけ伝えておくわ」
桑田「あ、あぁ…分かった」
その後は、前と同じだった。
皆色々と疑心暗鬼になったが、今回も電子生徒手帳を確認し、それから校内探索を行うこととなった。
俺はといえば……
霧切「ちょうど良かったわ。2人きりになる機会が出来て」
普通女子にこういうことを言われると嬉しいはずなんだが…。何故だろう、全く嬉しくない。というかまだ胃がキリキリする…霧切だけに。
霧切「ねぇ、聞いてるの?」
桑田「き、聞いてる聞いてる。…まぁそうだな。でも、なんで皆には言わなかったんだ?」
霧切「少し考えれば分かることでしょう?仮にあなたが同じことを体験しました、夢に見ましたなんて言ったら混乱は免れない。余計に関係が悪化するわ」
霧切「それをモノクマに悪用される可能性も十二分にある。今は彼らに明かすべきではないわね。出来れば、黙っておくべきよ」
桑田「…まぁ、そうだよなぁ」
霧切「ここで話すのもモノクマに聞かれる危険があるわ。どこかに監視カメラのない場所はないかしら」コソコソ
桑田「監視カメラがない場所って言ったら、個室のバスルームか、トイレくらいじゃねぇかな?俺が死んだ時はまだ閉鎖された部屋ばかりだったんだよ」コソコソ
霧切「なら、また後で私かあなたの部屋のバスルームで話を聞かせてくれるかしら」
桑田「えぇ…。それはその…恥ずかしくねぇか?」
霧切「…あなたがそう思うなら仕方ないけれど、出来るなら全て話して欲しいわ。これからの対策もある程度考えられる」
桑田「仕方ないよな、まあじゃあいいぜ。とりあえず今は探索しとかないと」
霧切「?あなたはもう既に調べたんじゃないのかしら?」
桑田「そうだけど……あんまちゃんとやってないし、話も聞いてないっつーか……」
霧切「……。今回はしっかり聞いておくのよ。また同じ状況にならないとも言えないんだから」
桑田「うげー、笑えねー冗談はやめろよな!」
この時の俺は、まだ甘く見ていたんだ。
俺が閉じ込められてしまっま、運命の檻を……。
期待
その後は、霧切に言われるがまま探索を行った。
平気な顔で男子トイレに入って行った時はさすがにちょっと引いたけど…まぁ、そういう奴だったような気がしなくもない。
そもそも、俺が死にかけた…?死んだ…?のも、霧切や苗木の推理力のせいだしなぁ…まぁ、悪いのは舞園なんだけどな、絶対。
石丸「うむ、では報告会はこれで終わりにしよう!皆よく調べてくれた!」
舞園「後で苗木くんにも教えてあげないとですね」
桑田「……」
桑田(すげぇ複雑な気持ちだ。というかこの女、その苗木に罪をなすりつけるつもりだったのによく言うよな。全く信じられねぇぜ)
桑田「……それは俺も同じ、か」
石丸「ではこれにて一旦解散としよう。何か脱出の手がかりを見つけたらすぐに言ってくれ!僕はもう少し調べるとしよう!」
桑田(石丸は相変わらず元気だなぁ)
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす (舞園以外のキャラから人物指定)
2.部屋に帰って状況を整理する
3.料理をしてみる
4.モノクマメダルを探してみる
2
くわたれおんのへや
桑田「とりあえず状況を整理してみるか…」メモメモ
桑田「個室のメモ…これでバレたんだっけ…じゃなくて」
桑田「そうだよなー、とりあえず前回…?まぁ仮に前回として、それを纏めないとだよなぁ」
桑田「…あ」
監視カメラ「」ニコニコ
桑田「…監視カメラ壊すとダメなんだっけ。でも、隠すのって違反じゃねぇよな?」
桑田「…とりあえず死角になるように机を動かして…」グヌヌ
桑田「だー!今度はベットが邪魔だ!っていうか部屋狭いんだよ!」ブツブツ
結局家具の移動に時間を取られて、あんまり状況の整理は出来なかった……。
桑田「腹が減ったし昼飯だな!」
安価下
昼飯
1.誰かと食べる (舞園以外から3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
1 ちーたん、霧切、苗木
1.誰かと食べる 苗木、霧切、不二咲
桑田「お、苗木、女子二人と楽しくランチタイムか?くぅ~、ずるいなぁ」
苗木「さっき起きてきた所なんだ。正確には霧切さんに叩き起されたんだけど」
確か大和田に殴られたんだっけ?
前回よりお目覚めが早いと思ったら、霧切か。
霧切「舞園さやかが面倒を見ていたけれど。あなたの話によるとあなたと彼女は危険だから」コソコソ
桑田「わ、悪かったな…危険なやつで」コソコソ
不二咲「?2人とも、どうかしたの?」
桑田「あーいや、なんでもねぇよ。俺もここにお邪魔しよーっと」
不二咲「ふふふ、皆で食べた方がご飯は美味しいもんね」
苗木「そうだね、それが良いや」
苗木たちとたわいもない会話で盛り上がった。
☆苗木、霧切、不二咲の好感度が1ずつ上がった。
くわたれおんのへや
桑田「ふぅ、ご飯食べると気合いが入るな。さて、次はどうしようか」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす (舞園以外のキャラから人物指定)
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.体育館で運動する
4.モノクマメダルを探してみる
3
体育館
桑田「あんまりボケっとしてても体が鈍るしな。案外ミュージシャンも体力いるって言うし」
桑田「軽くランニングでも…お?」
朝日奈「あ、桑田じゃん!何してるの?」
桑田「いやー、ちょっと体動かそうかなって」
大神「さすが、超高校級たるもの運動は欠かせないか」
桑田「……別に、そんなんじゃねぇよ。俺、野球はもうやらねーし」
朝日奈「えぇ~、なんで!?勿体ないよー」
桑田「うるせーうるせー!とにかく辞めたもんは辞めたの!お前らこそ何しに来たんだよー」
大神「我らも運動をしに来たのだ。じっとしていても体が鈍ってしまう」
桑田「ま、体育館に来る用事なんてそんなもんだよなー」
朝日奈「そーだ!ならランニング対決しようよ!私結構体力自信あるよー!」
桑田「おぉ!?面白そうだなー、負けねーぞ」
大神「体育館の周回ランニングで、誰が最後まで残れるかの競走で良いか?」
朝日奈「よーし、頑張るぞー」
安価下
コンマ
91~00:気合いの完全勝利を果たした。(2人の好感度+2、体力に自信がつく)
71~90:朝日奈に勝って大神ともいい勝負ができた。(2人の好感度+2)
41~70:朝日奈には勝ったが、大神には及ばなかった。(朝日奈の好感度+2、大神の好感度+1)
21~40:善戦したが、惜しいところで負けて最下位だった。(2人の好感度+1)
01~20:すぐにバテて最下位だった。(2人の好感度変動なし)
あ
コンマ 38
桑田「うぐ、もう限界……」バタンキュー
朝日奈「よ、よーし、まだまだ~…!…、わ、私も…」バタンキュー
大神「ふむ、惜しいところであったが僅差で朝日奈の勝ちだな」タッタッタッ
桑田「て、ていうか、大神、まだ走れるのか?」ゼェゼェ
朝日奈「さくらちゃ、す、すごいね…私も体力自信、ある、んだけど」ハァハァ
大神「2人とも、素晴らしかったぞ。ただ、我には秘伝の呼吸法がある」タッタッタッ
朝日奈「こ、こきゅー、ほう?」
大神「うむ。最も効率よく身体を動かすための呼吸法だ。それにしても2人とも、鍛えがいがありそうだ。良ければ我と鍛錬を…」タッタッタッ
朝日奈「や、やってみたいかもー」
桑田「うへー、俺は勘弁だぜ…」
桑田(というか何時まで走ってるんだよ!)
桑田(女子二人に負けたのは悔しいな……俺もちょっとはトレーニングしようかな…)ウーン
2人とランニング対決した。
☆朝日奈、大神の好感度が1上がった。
桑田「はぁ、それにしても疲れた…」
桑田「ん、霧切」
霧切「どうも。手短にだけど、今日の夜時間にあなたの部屋に伺うわ。時間は12時過ぎ、ノックして扉の下の隙間からメモを入れるからそれを確認してから開けてちょうだい」
桑田「ノックしてメモって、そりゃまるで…」
霧切「そうね、少し参考にさせてもらったけれど。それなら分かりやすく人物判断が出来るでしょう?メモの内容は、そうね…」
霧切「分かりやすく、『霧切』とでも書いておくわ。じゃあ、よろしくね」スタスタ
桑田「お、おう。分かった…」
桑田(あいつって、味方なのかなー?なんにせよ、よく分かんねぇやつだよな)グーキュルキュル
桑田「あ、腹が鳴ってる」
安価下
晩飯
1.誰かと食べる (舞園以外から3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
1苗木と朝比奈
1 苗木、朝日奈
食堂
桑田「おーおー、苗木ったらまたデートか?くぅー、憎いぜ」
苗木「そんなんじゃないよ!もう、桑田クンも一緒にどう?」
桑田「お、それは助かるぜ、サンキューサンキュー」
そう言って苗木の隣に腰を下ろす。
桑田「にしても、朝日奈に負けたのは結構悔しかったなー」
朝日奈「にしし、私も体力には自信あるからね!さくらちゃん程じゃないけど」
苗木「2人で何か対決してたの?」
桑田「そーそー、いわゆる持久走だな」
苗木「それで、朝日奈さんが勝ったんだ」
桑田「ま、まぁそうだな。正確に言うと大神の一人勝ちだけど」
朝日奈「さくらちゃん凄かったねー」
桑田「次は苗木もやるか?」
苗木「あはは…遠慮しとこうかな」
☆苗木、朝日奈の好感度が1上がった。
くわたれおんのへや
夜時間
桑田「そろそろか?」
ドア「」コンコン
桑田「!」
メモ「霧切」チラ
桑田「おー、今開ける」ガチャ
霧切「こんばんは、桑田君」
桑田「お、おう、こんばんは」
霧切「失礼するわね」
桑田「あぁ、えっと、とりあえず浴室行く?」
霧切「誘い方がアレだけど、そうね。聞かれない方が良いでしょう?」コソコソ
桑田「あぁ、まぁ、もう既に知られてそうな気もするけどな」コソコソ
霧切「さて、とりあえずあなたの記憶にある学園生活を仮に一回目としましょう。その一回目では、あなたは舞園さやかに殺されかけ、逆に殺した」
桑田「あぁ。それでその後、なんか学級裁判とか言うのが始まって、それで俺が投票に負けてオシオキ……まぁ、要は処刑された」
桑田、霧切「「はずだった」」
霧切「そうね、あなたに話させる前に、私があなたの記憶を信用しようと思った経緯だけ伝えておくわ」
桑田「え、無条件で信じてくれてるわけじゃねーのか?」
霧切「何も無いなら、いわゆる半信半疑でしょうね。でも、私にも記憶の問題に心当たりがある。私、才能を教えてないんじゃなくて教えられないのよ」
桑田「なんだそりゃ?」
霧切「覚えてないの。才能だけじゃないんだけど、いくつか自分の記憶にモヤがかかっている感じがする」
桑田「覚えてないって、記憶喪失かよ?」
霧切「それも才能だけ、ね。ねぇ、おかしいと思わない?そんなにピンポイントで記憶を無くすなんて、相当なショックがあったか、あるいは誰かに操作されたか…」
桑田「操作って、そんな無茶な」
霧切「私も初めはそう思ってたわ。けれど、あなたも似たようなもの。ならば、何らかの力が働いてる可能性は頑張って考えられる」
? 頑張って考えられる
〇 考えられる
頑張ってってなんだ
桑田「じゃあ、仮に俺達の記憶が変に操作されてるとして、誰が、何のために?」
霧切「そこね、分からないのは。はじめは黒幕にとって不利益なことを知っているから消されたのかと思っていたけれど」
桑田「前回の記憶はある意味邪魔じゃないか?」
霧切「そうね。もし仮にそうならあなたに記憶を植え付ける必要も無い。だから、まだ結論を出すには根拠が足りないわね」
桑田「うーん、小難しくなってきたな…」
霧切「まぁ、とにかく今すべきことは、殺し合いを起こさないこと。これに尽きるわ。あなた以外の人は事件を起こさなかったの?」
桑田「俺達のが1番最初だったし……あ、でもそういえば…」
霧切「なにか思い当ることが?」
桑田「いや、ちょっと違うけど。事件の後の裁判の説明でさ、江ノ島がさ、こんなのやってられるかーってモノクマを踏んづけて、罰としてオシオキされたんだよ」
霧切「なるほど。つまり、彼女の短気を抑えないといけない訳ね」
桑田「まぁそうなるな」
霧切「私達の第1目標は、舞園さやかの殺人計画を止める、第2が江ノ島盾子が反抗しないようにする。今のところはこれでいいかしら?」
桑田「って、お前殺し合いを止める前提で動いてるのかよ!」
霧切「当たり前でしょう。馬鹿なことに付き合うつもりはないわ。あなたにも手伝ってもらいたいのだけど?」
桑田「……。まぁ、俺も身の安全は守らないと行けねぇし、もう二度と裁判場は見たくねぇから、仕方ねぇな」
霧切「それじゃそういうことで。また明日ね」
桑田「おう、気ぃ付けて帰れよ」
霧切「それはどうも。あなたこそね」
霧切「今度はふみとどまるのよ。じゃあ」
桑田「…分かってるっつーの」
そんなわけで、俺は霧切と共に殺し合いを防ぐために行動することになるのだ。
☆霧切と協力関係になった。
翌朝
起床時間を知らせる耳障りなモノクマの声で目が覚めた。
昨日は遅くまで考え事してたし、今日はもうちょっと寝よう……
ドア「」ドンドン
桑田「……」
ドア「」ドンドン
桑田「だー!朝からうるせぇな!誰だよ!」ガチャ
石丸「やぁ桑田くん!良い朝だね、おはよう!」
桑田「…」ガチャリ
石丸「!?」
ドア「」ドンドン
桑田「あ、そういえば朝食会するんだっけ。はぁ、めんどくせぇけど行かないと粘りそうだしな、こいつ」ガチャ
石丸「何故閉めるのだね!」
桑田「わりぃわりぃ」
石丸「大体だね、君はそのヒゲやピアスを……」
桑田「はいはーい、朝飯食ってくるからまたなー」
石丸「話を聞きたまえ!あと、朝は朝食会をすることにしたのだ!だから君も」
桑田「分かった分かった、それじゃ食堂行ってくるわー」
石丸「なんだか、流されているような気が……いや、僕は折れないぞ!」
不二咲「あ、おはよう、桑田くん」
桑田「お、不二咲、おはよう」
さて、朝飯だが……
安価下
朝飯
1.誰かと食べる (舞園以外から3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
※1or3で不二咲と食事をするといい事があるかもしれません。
1不二咲
1 不二咲
桑田「せっかくだし、一緒に朝飯食うか?」
不二咲「わぁ…私で良ければ、お願いします!」
桑田「お、おう。お願い…あぁまぁ、よろしくな」
桑田(ここにいるやつは全員ちょっとずつ変だよな。……はっ!)
桑田(女子と2人きりで朝ご飯とか!俺にもモテ期が来てしまうのか!?)
不二咲「く、桑田くんはさ、野球が得意なんだよね?」
桑田「え?まぁ、そうだな。それなりどころか超得意だな」
不二咲「凄いな…かっこよくて羨ましい」キラキラ
桑田「あ、マジ?やっぱそうだよなー、かっけーよな、俺」
不二咲「ここから出られたら、やっぱり野球がやりたい?」
桑田「え?いや、ねーな。俺、野球上手いけど嫌いだもん」
不二咲「嫌い?どうして?」
桑田「いやー、俺には似合わねーよあんなスポーツ。泥くせーし、めんどくせぇし」
不二咲「そう、かな……ちょっと残念だな、桑田くんの野球してる姿見てみたかったかも……なんて」ショボーン
桑田(か、可愛い!!だ、だがダメだ、あんなスポーツ)
桑田「悪いけど、やらねぇって決めてるんだよ、野球だけはな」
不二咲「えっと、その……理由とか聞いても良いかな?」
桑田「え?だから、泥臭くて…」
不二咲「そうじゃなくて、本当は、ほかに理由があるんじゃないかなって……あ、ごめん!言いたくないことだってあるよね、ごめんなさい……」
桑田「いや、そんな謝るなって……あー、もう、仕方ねぇな、特別だからな、秘密だからな!!」
不二咲「う、うん。誰にも言わないよ」
桑田「超高校級のお前なら、ちょっと分かるかも知れねぇけど。俺達って才能がある、いわゆる天才じゃん?」
不二咲「え、えっと、まぁ、みんなはそう、なのかな?」
桑田「まぁさ、とにかく俺も昔は野球が好きだったんだよ。だからめっちゃ練習したし、友達とも競い合ってたんだ」
桑田「でもな、ある時気付いちまった。普通の人が、何日も、何年も、もしかしたら一生かけても出来ねぇ様なプレーを、俺はすぐ出来ちまったんだ」
桑田「そうなると今度はダメだった。練習はつまんねぇし、かと言って特別メニューを組むとみんなから白い目で見られる。要は嫉妬されちまう」
桑田「真面目に練習メニューに取り組んだら取り組んだで力を抜いてるとか、そんなこと言われるわけだ」
桑田「それで、そういうのが嫌だから練習はしないし、呼ばれた時だけ仕方なく試合に出るよーにしたってわけさ」
不二咲「そっか…チームプレーだからこその悩みだね。ごめんね、言いたくないこと言わせちゃったみたいで…」ウルウル
桑田「お、おい、何も泣くほどの事じゃねぇって!別にそんな気にしてねぇよ」アセアセ
不二咲「でも、本当は、野球好きなんじゃないの?」
桑田「えっ」ドキッ
桑田「ま、まぁ、そうかもしれねぇけど……でも、やらねえったらやらないの」
桑田「まぁでも……聞いてくれて、ちょっとスッキリしたよ、ありがとな不二咲」
不二咲「そっか、それなら良かった、かな?……わ、私の話も聞いてくれる、かな?」
桑田「おう、もちろん聞くぜ」
不二咲「私は、昔から体が弱くて……それで虐められてたんだ。その、色々とあって……」
桑田「女の子なんだし、そんなに気にしなくても良いと思うけどな」
不二咲「うっ……。そ、それでね、私、家に引きこもってばかりで……ずっと、逃げ続けて……」
不二咲「今だってそう。変わりたい、って思ってるのに、変われないまま。ずっと私は弱いままで……」
不二咲「だからね、皆に憧れてるんだ。自信があったり、前向きだったり……私なんて、全然ダメで…」
桑田「そんな事ねぇって。俺はよくわかんねぇけどさ、不二咲にだってプログラマーの才能があるわけじゃん?それってすげーことだろ!」
桑田「あ、いやまぁ才能があるのがいつも良いこととは限らねぇけど、ええっとそれ以外にも…そうそう、可愛いし、優しいし」
不二咲「可愛い……。僕ね、かっこよくなりたいんだ!皆みたいに、胸を張れるような自分に…」
桑田「え、かっこよく、かぁ……」
不二咲「桑田くんもすごくかっこいいよ。あ、あの、こんなことを頼むのは変かもしれないけど……僕を鍛えて欲しいんだ!」
桑田「えぇ、鍛えるって、俺がか?同じ女子だし、大神とか朝日奈に頼んだ方が……」
不二咲「や、やっぱり、そうかな……」シュン
桑田(こいつマジで可愛いな。じゃなくて、そんな落ち込まれるとなぁ…)
桑田「仕方ねぇなぁ。ま、こんな環境だし鍛えてた方が良いかもな」
不二咲「ほ、本当に良いの?ぼ…私なんかが」
桑田「まー、あんま俺も練習とか苦手だけどさ。その……体が鈍ると困るし!野球はしねぇけど、まぁその…そういう訳だ!」
不二咲「う、うん!ありがとう桑田くん!」
☆不二咲の好感度が2上がりました。
☆自由行動で不二咲とトレーニングが選べるようになりました。
??不二咲の絆のカケラが手に入りました。??
くわたれおんのへや
桑田「にしても、不二咲はちょっと変わったヤツだったな。強くなりたいってのも…」
桑田「気持ちはわかるけど。トレーニング付き合うっていったし、どうするかな…」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす(舞園以外のキャラから人物指定)
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.料理してみる
4.モノクマメダルを探してみる
5.不二咲とトレーニング
☆行動は1日5回
『朝飯→自由行動→昼飯→自由行動→夜飯』
自由行動で料理を選ぶと、ご飯の時間にちょっとしたイベントが発生したりしなかったりします。
5
5 不二咲とトレーニング
コンマ00ボーナス
桑田「よー、不二咲!早速どっかでトレーニングしようぜ」
不二咲「あ、桑田くん!うん、お願いします」
桑田「あー、でもスカートだと動きにくいよな。ジャージ無いし…おーいモノクマ!」
モノクマ「くまくまくまくまくまくまくまくまくまくま」
桑田「うわ、壊れてんのか?まぁいいや、ジャージ2着貸してくれよ」
モノクマ「えー、やだよ面倒くさい」
桑田「ちぇっ、やっぱダメか」
モノクマ「…いや、やっぱりあげようかな。倉庫の鍵開けちゃうから、勝手に取ってってちょーだい!」
桑田「え、マジ!?!?」
不二咲「いいの?なら、2階にも行きたいなーなんて」
モノクマ「それはダメでーす!倉庫だけ!もう!欲張りなんだから最近の若い子は…」ブツブツ
桑田(ダメ元で聞いたら予想外過ぎる展開になったな…こりゃまた霧切に報告しねぇと)
桑田「とりあえず、倉庫行ってみるか」
不二咲「うん、そうだね!他にも何かあるかも」
ーーーーー
黒幕「うぷぷ……桑田怜恩。ちょっと変なんだよねーこいつ」
黒幕「イレギュラーのお願いを聞いてあげるのがオツな訳よ!うぷぷ、うぷぷぷぷぷ」
倉庫
桑田「うおー、物がめっちゃあるな」
不二咲「簡単な非常食とかもありそうだね。というか、ホントにいっぱい揃ってる」
桑田「こんだけあるとちょっと暇潰せるかも…っと、ジャージ見つけたぞ」
不二咲「あ、ほんとだ。ありがとう」
桑田「俺は赤色かなぁ~テーマカラーっぽさあるよな」ウンウン
桑田「でも、赤毛に赤色のジャージってのも……やっぱシンプルに黒か?」ウーン
不二咲「ど、どっちでも似合うんじゃないかな?私は青いのにでもしようかな?」
桑田「うーん、じゃあまぁ黒でいっか。とりあえず、部屋で着替えて、それから……そうだな、体育館で集合にするか」
不二咲「うん。よろしくお願いします!」
桑田「お、気合入ってるなー」
くわたれおんのへや
桑田(現状、前の時とは全然違う生活になっている。俺の行動がほとんど違うってのもあるけど)
桑田(倉庫が開いたのはマジでビックリ…というか、ずっと封鎖しとく訳じゃなかったんだな)
桑田「まぁ、あんまり考えすぎても仕方ねぇか。待たせたら悪いし、さっさと着替えて体育館に行くか」
体育館
桑田「お、不二咲早いな。待たせちまったか」
不二咲「ううん、全然、今着いたところだから」
桑田「そりゃよかった。さて…まずは準備運動からだな」
不二咲「準備運動?」
桑田「いわゆる柔軟とか、軽いランニングとか。いきなり運動始めるとかえって身体に良くないからな。まずはゆっくり慣らしていけば良いと思うぜ」
桑田「それじゃとりあえず同じように見よう見まねでやってみてくれ」ノビー
不二咲「う、うん!」ノビー
ーーー
不二咲「わっ、桑田くん凄い身体が柔らかいんだね」ムムム
桑田「まぁな、一応柔軟はしっかりしといた方が良いぜ」グググ
ーーー
不二咲「はぁ…はぁ…結構大変だね」
桑田「まぁな、しっかり準備運動すると、ちょっと疲れるかもな。無茶はしない方が良いから、ちょっとリラックスしようぜ」ゴローン
不二咲「う、うん」
その後はまず基礎体力つくりということで、軽くランニングをした。
不二咲「」ゼェゼェハァハァ
ま、まぁ。昨日の1件でちょっとハードだったかもしれない。
桑田「でもすげぇじゃん不二咲。結構走れてたぜ。根性あるなぁ」
不二咲「ほ、ほんと?あ、あだありが…」フラフラ
桑田「お、おい、やっぱ無理してたか…」ヨイショ
不二咲「あっ///」
桑田「!!わ、わりぃ。ま、まぁその、とりあえずちょっと休むか」
桑田(ちーたんマジ天使)
☆不二咲の好感度が1上がった。
☆不二咲トレーニング 合計:1回
??桑田くんの女子警戒レベルが少し下がりました??
桑田「良い汗かいたしシャワー浴びて着替えてから飯にしよっと」
シャワー
桑田「よし、髪型セットもバッチリだぜ」
安価下
昼飯
1.誰かと食べる (3人まで指名・舞園も可)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
舞園、霧切、苗木
1 舞園、霧切、苗木
桑田(お、苗木のやつまた女子と…って、霧切か、ちょうどいいや)
桑田「おい苗木、また女子引っ連れて…!」
苗木「もー、だからそんなんじゃ…って、桑田クン、どうしたの?」
桑田(やべー、うっかりしてたぜ!)
舞園「何だか顔が青いような…体調がすぐれないんでしょうか?」
桑田「え?いや、なんでもなんでも、なんでもねぇよ」
桑田(気まずっ!最高に気まずい)
桑田「そ、そういやさ、モノクマが倉庫開けてくれたぜ。良かったら見てきたらどうだ?」
舞園「そうなんですか?桑田くんが取り合ってくれたんですか?」ニコ
桑田「うぇ、ま、まぁ、そんな所だよ」モグモグ
苗木(あれ、桑田クン、舞園さんが苦手なのかな?)
霧切「…今日も夜、部屋に伺うわ」コソコソ
桑田「ひっ!……あぁうん、分かった」
苗木「?2人ともどうかしたの?」
霧切「倉庫の件を後で聞こうと思っただけよ」
苗木「なんだ、何か気になることでもーーー」
舞園「確かに、あのモノクマがーーー」
あとの会話はあんまり耳に入ってこなかった。
☆苗木、舞園、霧切の好感度が1上がった。
くわたれおんのへや
桑田「うーん、舞園だけはやっぱまだ苦手だな。殺したの俺なのに」
桑田「………」
桑田「まぁいっか、次はどーしようかな」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす(舞園以外のキャラから人物指定)
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.そうだ!占ってもらおう
4.モノクマメダルを探してみる
※体力の都合上不二咲トレーニングは行えませんが、一緒に過ごすことは出来ます
4
4 モノクマメダルを探してみる
桑田「そーいや、モノクマメダルだけなんか持ってこれてたよな」
桑田「うーん、意外と重要アイテムだったりして…?」
桑田「……なんだろう、無性に探したくなってきた」
ーーー
桑田「お、あった!」
桑田「うへー、こんな所に…」
桑田「うわ、宝の山だ!!」
桑田「とど…いた!よーしまたゲット~」
セレス「……あれはなんですの?」
十神「愚民のやることはよく分からん……」
ーーー
桑田「ということで、モノクマメダルを拾ってきました~」
コンマ82→大きい方の8枚ゲット
☆モノクマメダルを手に入れました。現在9枚です。
桑田「探し回ったら腹減ったし、飯食うか」
安価下
晩飯
1.誰かと食べる (舞園以外から3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
3
3 作ってみる コンマ88:ゾロ目ボーナス
桑田「よし、今日は作ってやろう」
セレス「あら、厨房になんて来て、どうしたのです桑田くん」
桑田「ちょっと料理しようと思ってな」フンフフーン
セレス「あらあら、あなたにそんなことが出来るとは…」クスクス
山田「いやー、明らかにバカにされてますぞ桑田怜恩殿…」
桑田「ん?まー見とけって、俺が完璧に作ってやるよ。なー山田、どんなのがいいかな」
山田「ぶひっ?いやー、僕も料理はあまり…」
桑田「じゃ、適当に定食っぽく作ってみるか。セレスとブーちゃんも食うか?」
セレス「あら、わたくしに変なものを食べさせるのは辞めて頂きたいのですが」
山田「……もしかしなくとも、ブーちゃんって僕のこと?」
桑田「これをあーしてこーして…」
セレス(不安ですわ……)
ーーー
桑田「ほい、出来上がり。冷蔵庫にあったもんを適当に炒めてみたんだ。米とよく合うと思うぜ」
セレス「……いただきます」
山田「いただきますですぞ!」
セレス・山田「「………!!!!」」
セレス「な、なんですのこれ。物凄く美味しい…!わたくしの今まで食べたものの中でも一二を争う出来…!」
山田「お肉と野菜の素材本来の味が絶妙に引き出され、そこにタレが一気にアクセントを付けて……ご飯が止まりませんぞー!!」
桑田「お、マジ?なんか適当にやったら上手くいったみたいだな」
セレス「……これは、ナイト候補が増えたやもしれませんわ…!」
☆山田、セレスの好感度が1上がった。
☆セレスからの評価が上がった。
☆料理がちょっと得意になった。(今後の料理コンマに+20補正)
くわたれおんのへや
夜時間
桑田「さっきはなろう主人公になった気分だったぜ。……?ところでなろう主人公ってなんだ?」
ドア「」コンコン
桑田「まぁいいや。はいはい、今行くぜ」
メモ「霧切」チラ
桑田「ご丁寧だな」ガチャ
霧切「こんばんは、桑田くん」
桑田「おう、まぁ入ってくれ」
霧切「さて、じゃあまた奥で話しましょうか」
桑田「だな」
霧切「倉庫、あれって前の時も開いたの?」
桑田「まさか。封鎖されてるとこはずっと封鎖されてたぜ」
霧切「となると、あなたの行動で周りに変化が起きたか、そもそも記憶が間違いなのか、ということになるのかしらね」
桑田「まぁそうなるのか」
霧切「……動機発表は4日目だったわよね?」
桑田「確かそのはずだぜ」
霧切「夜、何か用事があればノックするようにするわ。特になければ無視してくれて構わない。寝てて出てこなかったらメモを挟んでおくわね」
桑田「分かった」
霧切「それじゃ。あぁそれと。舞園さんとも接しておいた方が良いわよ」
桑田「うぇ、何でだよ」
霧切「……あなたに殺意を持ってもらった方が、対応しやすい。呼び出されれば私も着いていくわよ」
桑田「……そりゃ、そうだけどさ…」
霧切「……そうね、ごめんなさい。少し酷い話だったわね。じゃあ、私は帰るわ。おやすみなさい」
桑田「…おう、おやすみ」
桑田(いや…霧切の言う通りだな。俺が、俺がやらないといけないんだ)
ーーーーーー
3日目
またまたモニターの音で目を覚まし、今度は石丸の来る前にフラフラと食堂に向かった。
面倒だが仕方ない。
桑田「んー、今日は誰と食べようかなぁ」ネムネム
安価下
朝飯
1.誰かと食べる (3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
1えのしま、なえぎ、きりぎり
乙
今日疲れたから休みます
明日はちゃんとやります
18時くらいから
1 江ノ島、苗木、霧切
食堂
桑田「いやー、眠たい眠たい」
苗木「あ、桑田クンおはよう」
桑田「おう苗木」
江ノ島「なんでそんなに眠たそうな訳?」
桑田「いやー、最近夜遅くまで起きてるからなぁ」
苗木「なにかしてるの?」
霧切「」ギロリ
桑田「い、いや、慣れてなくてあんま眠れねぇだけだよ…」アハハ
江ノ島「まーわかるわ。こんなところさっさと出ていきたいわ~」
苗木「まぁ、気が滅入っちゃうよね」
霧切「陽が当たらないのも大きいわね」
☆苗木、江ノ島、霧切の好感度が1上がりました。
くわたれおんのへや
桑田「最近、というかほとんど苗木と飯食ってる気がするぜ」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす(舞園以外のキャラから人物指定)
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.モノクマメダルの使い道を聞いてみる
4.モノクマメダルを探してみる
5.不二咲とトレーニングする
5
5 不二咲トレーニング
桑田「よし、不二咲、今日もトレーニングだ!」
不二咲「うん、頑張るね」
桑田「じゃあ今日も柔軟から始めよう」
不二咲「うん、そうだね」
石丸「む、こんなところで何をしているのだね!」
桑田「あぁ、ちょっと不二咲とトレーニングをな」
石丸「なんという事だ!こんな環境でもなお努力を惜しまないとは!素晴らしい心意気、流石は超高校級の野球選手だ!」
不二咲「あっ、その…」
桑田「おいおい、俺は野球なんてやらねーぞ!これだって野球のためじゃねーからな。野球なんて大嫌いだからな」
石丸「むっ、何故だね!せっかく天から授かった才能があるのだから、努力をすれば…」
不二咲「あわわ……」
桑田「カンケーねーって!ま、いいからさっさと始めようぜ」
石丸「むむっ!…仕方ない、僕も参加しよう!」
桑田「なんでだよっ!」
ギャーギャー
扉の影
???「………」ノゾキ
☆不二咲、石丸の好感度が1上がりました。
☆不二咲トレーニング 合計:2回
くわたれおんのへや
桑田「ふー、石丸も参加したせいで結構大変だったぜ…」
桑田「さ、飯だ飯だ」
安価下
昼飯
1.誰かと食べる (舞園、大神以外から3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる (ランダムで2人と食べる。味はコンマで判定。高いほど美味しい。ゾロ目ボーナスあり)
3
3 いっそ作ってみる コンマ52+20(ボーナス)
桑田「よし、なら俺が昼飯を作ってやろう」
石丸「何?!桑田くんは、料理が得意なのかね?」
桑田「いや、ほとんどやったことねーよ」
不二咲「そ、そうなの?」
桑田「けどこの間作った時は、セレスも山田も褒めてたからな。きっと美味いと思うぜ」
不二咲「じゃ、じゃあお願いしてみようかな?」
石丸「不安だが、任せてみようではないか!何事も挑戦だ!」
桑田「よっしゃ、じゃあメニューは豚骨ラーメンだ!」
不二咲(だ、大丈夫かなぁ…)
ーーー
桑田「さーさー召し上がれ」
不二咲「いただきます」
石丸「うむ、いい匂いだ!いただきます!」
不二咲「!!これ、美味しいね。桑田くん料理の才能があるのかも…!」
石丸「あぁ、とても初心者とは思えない味だ!」
中々好評だった。
☆不二咲、石丸の好感度が1上がった。
くわたれおんのれや
桑田「俺、もしかして料理のセンスあるのか?」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす(舞園以外のキャラから人物指定)
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.料理を極めてみたくなったのさ
4.モノクマメダルを探してみる
3
ここでゾロ目か、中々持っとるやん
3 料理を極める コンマ44 ゾロ目
桑田「こうなったらやってみるしかない……料理の道を極めて、全国デビューだぜ」ニシシ
桑田「でも、本も何も無いのにどうやって料理の練習を……」
桑田「まぁ適当に色々作ってたら上手くなるか!」
桑田「苗木~!ちょっとこっち来いよ」
苗木「?桑田クン、どうしたの?」
桑田「俺が今から料理を作っていくから、その試食係を頼むぜ」
苗木「えっ」
ーーー
苗木「オムライスだね、いただきます」
苗木「うわ、凄い美味しい!桑田クン、料理得意だったんだね!!」
桑田「お、マジだ!適当に入れたこれ当たりなのか…」フムフムメモメモ
苗木「適当って……」
ーーー
苗木「禍々しい……」
苗木「一応聞いていいかな、何入れたの?」
桑田「カレーのルーとシチューのルー」モグモグ
苗木「なんでこの見た目にその中身で美味しいのか分からないよ」モグモグ
ーーー
苗木「おなかいっぱい……これは、デザート?」
桑田「おう、美味そうだろ」
苗木「うん、凄い美味しそう……!?」
桑田「どうだった?」
苗木「今日イチまずいよ。何故こんなに苦くてしょっぱいのか分からない」
桑田「やっぱり?」
苗木「!?」
ーーー
苗木「お、美味しかったしおなかいっぱいだけど……もう無理…ごちそうさま」バタンキュー
桑田「おう、ありがとな!とりあえず部屋まで送ってやるよ」ヨイショ
苗木「デザートちょっとは食べてくれたら良かったのに……」
桑田「やだよ、不味そうだったし」
苗木「そんなものを食べさせないでよ!?」
☆苗木の好感度が1上がりました。
☆料理がさらに得意になりました。(今後の料理コンマに+30補正)
くわたれおんのへや
桑田「食べたばっかりだし、晩飯はいいや」
桑田「今のうちに、何かしよう」
安価下
自由行動
1.もう1回トレーニングしてみる
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.モノクマメダルの近い道を聞いてみる
4.モノクマメダルを探してみる
3
モノクマメダルの近い道じゃなくて、使い道でした
ごめんなさいクマー
ーーーーーー
3 モノクマメダルの使い道
桑田「というか、このメダルって何に使うんだろ」ジャラジャラ
モノクマ「じゃじゃーん」
桑田「うわっ!……なんだ、モノクマか」
モノクマ「そうだネ、ボクはモノクマであっテ、モノクマではなイ」
桑田「……なんかカタコトじゃね?」
モノクマ「モノクマメダル……それは真実へのコイン……」
モノクマ「時に、捜査のヒントを与え、時に、この世界の真実を伝え、時に、運命すらもねじ曲げる」
桑田「つまり、どういう事だ?」
モノクマ「まぁ、見てる人なら分かってるよ。ウプププププ」バイバーイ
桑田「いや、全く分からなかったが…?」
??モノクマメダルを使って色々出来るようになりました!??
桑田「よく分からんけどまぁいっか…」
夜時間
桑田「……そういえば、霧切は来るのか?」
ドア「」シーン
桑田「……来なさそうだし、寝ていいか」
ーーーーーー
4日目
朝を告げるアナウンスの直前に目を覚ました。
今日は比較的目覚めのいい朝、という訳ではなく
桑田「今日が確かあのクソみたいなDVDが配られる日だよな……叩き割りてぇな、中身知ってるし……」ハァ
桑田「仕方ない、いくか」ヨイショ
安価下
朝飯
1.誰かと食べる
2.1人で食べる
3.いっそ、作ってみる(コンマボーナス+30、高コンマほど美味しい)
3
3 作ってみる コンマ:31+30
桑田「よし、今日は朝ごはんを作ってみよう。霧切って朝はパン派?和食派?」
霧切「今日は和食の気分ね。……?あなた、料理出来たの?」
桑田「最近頑張ってるんだよ。最近ってか、ここ来てからだけど」
霧切「……不安だわ」
葉隠「おっ、桑田っちが料理してるべ!俺の分も頼むべ!」
桑田「オッケーオッケー任せなさい」
ーーー
桑田「はい、味噌汁にご飯に魚、それと副菜をちょっと」
葉隠「想像以上の完成度だべ!いただきます」
霧切「いただきます。……美味しいわね、味付けも丁寧だわ」
葉隠「うんうん、普通に美味いべ。はじめてにしては上出来だべ」
桑田「うーん、やっぱりもっと美味しくできるはずなんだよなぁ」
霧切「味付けに工夫を加えてみるとか?」
葉隠「ところで、この魚はなんて名前だべ」
桑田「知らねぇよ」
☆霧切、葉隠の好感度が1上がりました。
モニター『ピーンポーンパーンポーン』
モノクマ『えー、オマエら諸君、至急体育館へお集まりください。繰り返します、至急至急ーーー』
桑田「…来たか!」
桑田「そこ後の流れは前回の通りだった。モノクマがわーわー騒いで、それから皆でDVDを見るわけだ」
ーーー
視聴覚室
桑田「えー、俺見ねぇわ。どーせつまんねぇし」ポイッ
霧切「……一応確認しておこうかしら」
霧切(内容は、殺し合いを煽るような動機、おそらくそれは間違いないけれど……)
モノクマ「ちょっと桑田くん、皆見てるんだし、君もせっかくだから見たら?」
桑田「どうせしょーもない映像しか入ってねぇんだ、俺は興味ねぇよ」
桑田(でも、誰がどんな反応してるのかはよく見とかないとな…)
十神「ふん、興味が無いのならさっさと出ていけば良いだろう」
桑田「あーはいはい」
桑田(こいつはめんどくせぇし適当に対応しとけばいっか!)
そのあとは案の定、全員ガタガタ震えて、舞園が特にキツそうだった。
桑田「つってもなぁ、こいつを助けるかどうかとか……」
☆安価下☆
1.それでも助けてやらねぇとな(呼び出しに応じる)
2.無視に限る、関わらないのが一番(呼び出しに応じない)
1
マンガだと舞園に包丁が刺さったのは事故だったんだよな
1 舞園さやかも救う
桑田(……よく考えたら、こいつだって、こんな映像見させられて怖かったんだよなぁ)
桑田(俺だって、殺ってしまった側だ。だから、きっと俺だけが分かるんだよ)
桑田「なら、助けてやらねぇとな。俺しかいねぇんだから」
☆桑田くんの???が強くなりました。
ーーー
食堂 ‐昼飯
桑田「よ、霧切」
霧切「桑田君。あのDVDは、確かに見ない方が良いものかもしれないわね」
桑田「だろ?やっぱりああいうのは見ないに越したことないよな~」
霧切「それで、今日の夜、なんでしょう?」コソコソ
桑田「あぁ、そうなんだよな。俺が舞園に全然関わってないから、俺が呼び出されるか分かんねぇけど、多分そうだ」コソコソ
霧切「それで、どうするの?」
桑田「俺は…舞園も助けるよ。あいつの気持ちを……誰かを殺してしまうかもしれない、そんな気持ちを理解できるのは、多分この場で俺だけだから」
霧切「桑田君……」
桑田「とりあえず、霧切は部屋の扉を少しだけあけて待機ってのは変えなくて良いぜ。俺が呼び出されたら俺が出て、俺以外が呼び出されたら」
霧切「私かあなたのどちらかが止める。ね」
桑田「そうだ。ただ、俺はあんまり言葉は上手くねぇから…」
霧切「そうね。ならそれは私が担当するわ」
桑田「わりぃな。それで、俺が舞園が『居る』部屋に入るから、霧切は念の為、部屋の扉を開けて待機していてくれ」
霧切「舞園さんが行動しなかった場合は?」
桑田「その場合でも、他の誰かが殺りかねないなら、そのときに止められたら良いが…なんとも言えないな」
霧切「…誰も変な気を起こさないことを祈りましょう」
桑田「そうだな」
ーーー
桑田「はぁ~息の詰まる食事会だったな。午後はどうしようか…」
安価下
自由行動
?1.誰かと過ごす
?2.部屋に帰って状況を整理する ?
3.部屋で今夜のイメージトレーニング
?4.モノクマメダルを探してみる
5.不二咲とトレーニングする
5
5 不二咲とトレーニングする
桑田「今日もトレーニングといくか」
不二咲「うん、お願いします!…いたっ」
桑田「おい、大丈夫か?」
不二咲「う、うん、ちょっと筋肉痛みたい」イテテ
桑田「あー、そりゃそうか。じゃあ、今日はちょっとゆっくりやろうぜ」
不二咲「うん、ごめんね」
桑田「気にするなって、休み休みも大事だぜ」
ーーー
不二咲「桑田くんには、夢とか、ある?」
桑田「そうだなぁ……本当は多分、俺、プロ野球選手になりたいんだと思う」
不二咲「プロ野球選手…かっこいいね、似合ってると思うよ」
桑田「そうか?そりゃサンキューな。不二咲には夢、あるのか?」
不二咲「うぅん、ちょっと、あやふやなんだけど……目標ならあるのかな?」
桑田「まぁ似たようなもんだろ!夢も目標も、それに向かって頑張らないとな」
不二咲「うん、そうだね!ここのみんなは、夢に向かって真っ直ぐだから、凄く尊敬してるんだ」
桑田「夢に向かって、か……」
『舞園「私は、こんな所に居る訳には行かないんです!!」』
桑田(あいつも、きっと…)
☆不二咲との好感度が1上がりました。
☆不二咲のトレーニング回数が3回に到達しました。不二咲からの信頼が厚くなりました。
桑田「さぁ、夜ご飯を食って気合いを入れないとな」
安価下
晩飯
1.誰かと食べる(3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ作ってみる(高コンマほど美味しい、コンマボーナス+30)
3
まだかな
ごめんなさい
謎に最近忙しい
このご時世なのに
明日はゆっくりガッツリ進めていきます
待ってます
明日(ほぼ明後日)
ごめんなさいごめんなさい
ーーーーー
3 作ってみる コンマ:58+30=88(ゾロ目扱いではない)
桑田「今回は焼きうどんです」
霧切「別に構わないのだけれど、また私?」
桑田「まぁまぁそう言わずに」
不二咲「桑田くんの料理、美味しいもんね」
桑田「けど、最近の料理は味が落ちてる気がするんだよなぁ」
霧切「分からないけれど、今回は期待するわね」
桑田「おっしゃ!焼きうどんといえば醤油だな」
ーーー
桑田「ハイ出来上がり」
霧切「あなたって、意外と器用よね。いただきます」
桑田「意外とは余計だ」
不二咲「いただきます!確かに器用だよね。意外と」
桑田「そうそう…っておい!」
霧切「あら、確かに今朝のよりは美味しいと思うわ。というか、かなり美味しいわね」
不二咲「ほんとだ。この間ご馳走になった時よりも腕を上げたんじゃない?」
桑田「んーでも、あの時の感動がないんだよなぁ…」
☆不二咲、霧切の好感度が1上がりました。
ーーー
夜時間
くわたれおんのへや
ドア「」ドンドン
桑田「お、来たか…」
メモには、一週目とおなじ……舞園から、部屋への呼び出しだ。
時間ぴったりに部屋に向かう。
なるほど、確かにここは苗木の部屋だ。
さて、部屋に入ったら襲われるわけだ、気合を入れていかないとな。
桑田「よし、行くぞ」ピンポーン
安価下
コンマ ゾロ目ボーナスあり
90~99:無傷で完璧に取り押さえた
70~89:なんとか抑え込めた(桑田が負傷)
50~69:風呂場に逃げ込まれた(舞園も負傷)
20~49:つい模擬刀を使ってしまう(原作に似た感じ)
00~19:まさかの大ピンチ→死亡判定へ
模擬刀の先制攻撃だべ!
コンマ:17 まさかの大ピンチ
俺が部屋に入ると、後ろで鍵が閉まる音がした。
舞園が扉を閉めたんだ。
……霧切入って来れなくね?
桑田「おーっす舞園ちゃーん」
舞園「桑田くん……」
舞園「死んでください!」ダッ
桑田(きたっ!)ツルッ
桑田「えっ」
力み過ぎたのか、トレーニングの疲労が何故か今来たのかーーー俺は足を滑らせてしまう。
桑田(ヤバっ、刺さるぞこれ!)
なんとか身を捩ると、包丁が左の脇腹に突き刺さった。
桑田「いっったぁっ!?」
舞園「くっ!」
そのまま倒れ込む衝撃で舞園も包丁を手放してしまい、後ろに下がる。
桑田「ま、舞園……お前の気持ちは、わ、分かる」ドクドク
舞園「な、何を適当なことを…っ!」
桑田「ゆめ、叶えたいよな…でも、こんな…じゃ、アイドル…」ズキズキ
舞園「あ、あなたがアイドルを語らないで!」バッ
桑田「ぐぅっ」ガシッ!
襲いかかってくる舞園を掴んで押し倒す。
舞園「なっ!は、離して」
桑田「俺は…弱い。お前と違って、野球選手の夢から逃げちまった…。でも、お前は、こんなことをしてでも、夢に向かって進んでる…」
舞園「な、何が言いたいんですか…っ!」ググッ
桑田「俺、は……お前の、ファンだから…『アイドル』舞園さやかに……負けて欲しくない」
舞園「……!!」
桑田「夢……お、れ……」フラッ
安価下
コンマ ゾロ目ボーナスあり
70~99:舞園が殺人を辞める。桑田も助かる。
40~69:舞園が桑田を助けようとするが、死んでしまう。
00~39:舞園がそのまま桑田を殺してしまう。
死んだら3周目入ります。
まさかの連続ループ物だったか
ほい
これはこれで面白い展開
小さい頃……お父さんの帰りを待っていた私の『希望』は、テレビに映る可愛いアイドルだった。
憧れは、夢に変わり、目標に変わり、やっとそれに手が届いた。
なのに、瞬く間に私の夢は奪われた。
夢……叶えるために必死になって頑張ってきた。
辛いことも、苦しいことも、それこそ陰で悪口を言われることだって耐えて…沢山の人を「乗り越えて」。
どうして、こんなことをしてしまったのだろう。
もっと早くに気付くべきだったんだ。
私は…私は……
「ごめん…なさい……っ!!」
ーーーー最後に見たのは、悲痛な顔をした女の子だった。
?????が??????????????
ーーー3周目
桑田「………はっ!」ガバッ
桑田「………夢オチ?」
桑田「あっ、また戻ってきたの?」オナカスリスリ
桑田「2回目にもなると慣れるべ!……いやそんな訳ねーだろ!マジ?」
桑田「えぇ……」ヨイショット
桑田「……とりあえず、体育館行くか……」
安価下
1.またまたクールビューティー手袋美少女に遭遇した。
2.いかにも噛ませなメガネ君を発見した。
3.小柄な天使…女の子に声をかけられた。
☆好感度が基本的にリセットされました。
☆過去と似たルートを辿ると良い方向に行きやすくなります。
☆一部のボーナス等は無くなりません。(料理時のコンマボーナス+30は続行)
1
1 霧切と遭遇
桑田「あ、霧切」
霧切「…?あなた、誰?」
桑田「えぇ、やっぱり忘れてる感じ?」
霧切「…!……どういうことかしら。あなたと私は知り合い、と?」
桑田「うーん、まぁそんな感じかな。…ちょっと耳打ちで話しても良いか?」
そう言って、監視カメラに視線を送る。
霧切「どういうことよ…!…いいわ、聞くだけ聞いてあげる」
桑田「落ち着いて聞いて欲しいが、俺がお前と出会うのは3回目だ。ここで、3回出会った」
霧切「3回?ここで?……意味が分からないのだけれど」
桑田「詳しい話は後でするけど、そのための布石というか…とにかく、体育館に行って少しすると、モノクマっていうぬいぐるみが殺し合いを強要してくるはずだ」
霧切「…!?あなた、何を言って…」
桑田「とにかく、もしこれが本当だったら、その後でまた話したいことがあるんだ」
霧切「……そう、分かったわ」
流石は霧切。
毎回信じてくれるけど、俺の第一印象の好感度、意外と高かったり?
霧切(私の記憶と、何か関係があるのかもしれない……)
モノクマの説明は、前回と、多分その前とも同じだった。
少なくとも、俺の言っていたことが全くの嘘ではないって訳だ。
桑田「そういえば、メダルって…あった!」
ちょうど前回と同じ場所に入れっぱなしにしていたメダルが5枚ほど見つかった。他のは…部屋に置いてたんだっけ。
てか、他のポケットに入れてたものは無くなってるし、このポケットに入れてた部屋の鍵もねぇな。
持ってこれるのはメダルだけ、なのか?
モノクマの説明が終わると、霧切がコソコソと寄ってきた。
霧切「…あなたの話、本当だったわね」
桑田「だろ?」
霧切「あなたがこの事情を知っていた理由、それは何?あなたはモノクマサイドの人間なの?」
桑田「えっと、話すと長くなるんだけど……この後、多分皆で校舎内を探索することにでもなるから、その時に言うよ」
霧切「……分かったわ。あなたがモノクマサイドの人間である可能性が高いことは、黙っておいてあげる」
桑田「た、助かるぜ」
桑田(なんか前回と反応が違うんですけどー…)
その後は、やっぱり探索の流れになった。
霧切「あなた、預言者か何か?……モノクマサイドの事情ならともかく…と言いたいところだけれど、探索をすることは十二分に考えられたわね」
霧切「あなたも参加している以上、そういう流れにすることも出来たはず」
桑田「えぇっと…難しいことはわかんねぇんだけど。前に霧切と考えてた事を伝えるよ」
霧切「前に、私が…?」
俺は今の状況を説明した。
これが3回目の殺し合い学園生活で、前回は霧切に助けて貰ってたのに舞園に殺されちゃったこと。
おそらく記憶を引き継げるのは俺だけなこと。
この原因を黒幕が知っているのかは不明なこと、そして……
霧切「舞園さやかが、生き返ったことになるのね」
桑田「そう、だから時間が戻ってるんじゃないかって。腹の傷も無いし」
霧切「あるいは、そのような記憶を植え付けられた、と」
桑田「そうそう、それは霧切が言ってたんだよ。確か、もう1回似たようなことになったら、『今の霧切響子なら分かるはず、そう伝えて』って言ってたな」
霧切「…!!……そうね、一応今のところは信じてあげるわ。…確かに、あなたが内通者ならこんなマネはしない、普通は……」ブツブツ
桑田「まぁ、とりあえずそういう訳で……詳しい説明はまた後でするよ。探索はするか?」
霧切「もう時間もないし、不要ね。あなたに報告は任せるわ。夜時間はあなたの言う方法でアポイントをとるわね」
桑田「おっけー、了解した」
桑田(俺はどうも、時間、戻ってる気がするんだけどなぁ。偽物の記憶な気がしなーーー)
ふと、脳裏に、1人の少女の泣き顔が浮かぶ。
そう、この記憶はきっと偽物なんかじゃないないはずだ。
だから俺が、今度こそ、助けてみせるーーーー
ーーー
とまぁそういう訳で
桑田「報告会も無事終わり、時間も出来たし」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.目指すは、料理の達人(コンマ判定)
4.モノクマメダルを探してみる
5.……他の人にも相談してみるべきか?(キャラ指定、キャラによっては相談しない選択になる)
5 不二咲
5 不二咲
桑田「不二咲…多分、前回俺が1番関わってた相手だよな」
桑田(でも、信じてくれるかなぁ…そもそも、俺が変なこと言ってかえってあいつの負担になるんじゃ…)ウーンウーン
食堂の椅子に座って唸っていると。
不二咲「あ、あの桑田くん…どうかしたの?」
桑田「わっ!……ってなんだ、不二咲か…」
不二咲「えっと、どこか痛いの?」
桑田「あ、いやそんなんじゃねぇよ、心配してくれてありがとう。えっとさ、不二咲…その、これは例え話なんだけど」
桑田「もし俺が、死んだことがあるって言ったら、お前は信じるか?」
不二咲「………えっ?……えっと、どうなんだろう…死んだ人間が生き返るとは思えないから、嘘……だと思うけど」
桑田「だ、だよなーやっぱーーー」
不二咲「嘘じゃないんだね?」
桑田「……えっ?」
不二咲「え、えっと、桑田くんの目は、真剣だったから…嘘をついてるように見えなかった…から…」
不二咲「……前世の記憶がある、とか?」
桑田「近いけど、近くもなく、遠くもないような……あぁ、えっと……ちょっといいか」コソコソ
不二咲「う、うん」
桑田「俺、この殺し合い学園生活、3回目なんだよ」
不二咲「……えっ?え、えっ、ええっ!?」
不二咲「あっ、ごめんね、大きな声出しちゃって」
桑田「いや、気にするな。変だし、普通の反応だと思う」
むしろ霧切が異常なだけだな。
桑田「それで、だ。3回目って言っても、特殊というか……このメンバーのままで3回目なんだよ」
不二咲「えぇっ!?そ、それって、僕も参加してたりするの?」
桑田「あぁ、不二咲もいたし、皆も……って、僕?」
不二咲「あっ、えっと、なんでもない、ごめんね、ごめん…そ、それで?」
桑田「ん?あぁ、それで、俺は2回とも死んだ、はずなんだよ。でも、目を覚ましたらまたここにいる」
不二咲「どういうことなんだろう……記憶の捏造か、それとも……」
桑田「実は、他にも相談してる奴がいるんだ。前回は頼りにしてたんだけど、なんだか今回はちょっと疑われてるみたいで」
不二咲「疑われてる?」
桑田「そうそう、モノクマと繋がってるんじゃないかーって」
不二咲「あ、そっか……そう思うよね……あ、ねぇ、桑田くん、私と桑田くんは、どんな関係だったのかな?」
桑田「え?あぁ……一緒にトレーニングしてたな。不二咲が、鍛えて欲しいって」
不二咲「……!!それって……でも……ね、ねぇ桑田くん。今回も、その、トレーニングをお願いしても良いかな?」
桑田「え?あぁ、別にいいけど……」
不二咲「えへへ、ありがとう!……うん、私は桑田くんを信じるよ。だから、何かあったら私も頼りにして…欲しい、かな?」
桑田「……あぁ、分かったよ。ありがとう」
☆不二咲の好感度が1上がりました。
☆自由行動で不二咲とトレーニングが選べるようになりました。
☆不二咲が『相談相手』になりました。
桑田「さて、ご飯だご飯だ」
安価下
昼飯
1.誰かと食べる(3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ作ってみる(高コンマほど美味しい、コンマボーナス+30)
3
3 作ってみる コンマ:26+30=56
桑田「というわけで、お料理の時間です」
不二咲「桑田くん、料理出来るの?」
大和田「意外な特技って奴か?」
桑田「まぁ見てなさい」
桑田(前世では絶品料理を作りまくったこの俺様、余裕に決まってるぜ)
ーーー
桑田「よーし、出来上がりだ」
大和田「お、肉じゃがか」
桑田「初めて作った」
不二咲「えっ」
大和田「おいおい、変なもん入れてねぇだろうなぁ…?」
桑田「大丈夫だろ!…ちょっとにんじんが固いだけだな」
不二咲「……うん、にんじんが固いけど、美味しいね」
大和田「確かに、にんじんが固いな。でもなかなかうめぇんじゃねぇか。初めてでこれは凄いぜ」
桑田「……腕、落ちたかな」ガーン
不二咲「ええっ!?」
☆不二咲、大和田の好感度が1上がりました。
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす
2.部屋に帰って状況を整理してみる
3.自由行動(あまりにもやばい場合は勝手に変えます。許してね☆)
4.モノクマメダルを探す
5.不二咲もトレーニングする
☆コンマ00が安価で来た場合は確定でボーナスが入ります。
1山田
1 誰かと過ごす 山田
桑田「もし今回も無理だったら、また戻るのか、それともほんとに死んじまうのか……」
桑田「なんつーか、ゲームみたいだな……うん?ゲーム?」
桑田「そうだ!おーい山田~」
山田「これはこれは桑田怜恩殿、どうなさいましたかな?」
桑田「なぁなぁ、ゲームで死んだらスタート地点から戻るみたいなのって、どうやればクリア出来るんだ?」
山田「ふーむ、死に戻りゲーですかな?強くてニューゲーム系統の可能性もありますな。とにかく、何度も何度も死んで様々な情報を集めるのが基本でしょうな」
山田「例えば、本来知りえないヒントを元に次の周回ではボスを倒す!みたいな展開ですぞ」
桑田「なるほどな~……ありがと、参考になったぜ!」
山田「それは良かったですぞ。……ところで、なんのゲームの話ですか?」
桑田「……さ、さぁ?」
山田「何じゃそりゃー!」
☆山田の好感度が1上がった。
桑田「何度も戻る、か」
桑田「えー、死ぬの結構嫌なんだけど」
山田(ホントに何の話……)
安価下
晩飯
1.誰かと食べる(3人まで指名)
2.1人で食べる
3.いっそ作ってみる(高コンマほど美味しい、コンマボーナス+30)
3
明日休みなので起きたらがーーっと進めたい
進めたいが、どうなるかは知らん
…ごめんなさい(--;)
来ないな飽きたか
続き書いたら怒る?
怒らない
3 いっそ作ってみる コンマ:50+30=80
桑田「よし、今日も飯作るか」
江ノ島「え、なになに?桑田って料理上手かったっけ~?」
桑田「江ノ島ちゃんか。まぁまぁ、稀代の天才シェフと呼ばれるであろう俺に任せとけって!」
石丸「うむ、まさか君が料理を得意としているとは!意外なものだな!」ハッハッハ
桑田「毎度毎度その反応をされるな」
ーーー
桑田「どうだ、と言っても普通の飯だけどな」
石丸「む、一汁三菜だな!さらに栄養バランスも良さそうだ、なかなか良いメニューじゃないか!」モグモグ
江ノ島「銃?銃ってどれが…」モグモグ
桑田「多分その銃じゃねーと思うけど…」
江ノ島「んー、これ美味しい!」
石丸「うむ、とても美味しい。どのくらい料理をやっているんだ?」
桑田「結構長いぜ、1週間くらい」
江ノ島「短っ!」
☆江ノ島、石丸の好感度が1上がった。
くわたれおんのへや
夜時間
ドア「」コンコン
メモ「霧切」チラッ
桑田「お、来てくれたか霧切」
霧切「えぇ、詳しく話を聞かせてもらうわよ」
桑田「一応奥に行くか」
霧切「そうね、もう監視カメラに見られているとはいえ、音声を撮られると困るわ」
桑田「あぁ、えっと、どこから話せばいい?」
霧切「なるべく全て、かしら」
桑田「分かった、じゃあまずーーー」
それから俺は、1周目のコロシアイでは舞園に襲われて逆に殺してしまったこと。その後裁判が開かれて、オシオキという名の処刑を受けたこと。何故か2周目のコロシアイが始まって、そこでは舞園を助けようとしてそのまま殺されてしまったことを話した。
霧切「……なるほどね。毎回彼女はあなたを殺しにくるのね。ところで桑田くん、この話他の誰かにもしたかしら?」
桑田「え?ええっと…不二咲には話したかな」
霧切「話したの?そう……彼女は信頼に値する人というわけね?」
桑田「いや、正直何がなにやらで」
霧切「戸惑うのも無理ないわね。……私の予想だけれど、黒幕と繋がっている人間が1人以上はいると思うの」
桑田「え!?それ、マジなのか!?」
霧切「あくまでも予想よ、勘に過ぎないものね。だから、あまり大勢にその話はしない方が良いわ。この話自体、舞園さんの耳に入ると大変な事だし」
桑田「あ、あぁ…分かった」
霧切「動機発表とやらの日まで、私は調査を続けるわ。それじゃあ」
桑田「あぁ、話聞いてくれてありがとな」
☆霧切と協力関係になった。
翌朝
桑田「ねみぃ…」
石丸「む、桑田くんじゃないか!おはよう!」
桑田「あぁ、おはよ…」
桑田(あの後少しだけ筋トレしてから寝たせいか、まだ眠たい)
桑田「よし、とりあえず飯食うか」
安価下 ?
朝飯?
1.誰かと食べる(3人まで指名)
?2.1人で食べる ?
3.いっそ作ってみる(高コンマほど美味しい、コンマボーナス+30)
怒らないって言われたからちょっと書きます
3
がんばれ
3 いっそ作ってみる コンマ:26+30=56
桑田「朝はパスタかなぁ、楽だし」
朝日奈「えっ!?桑田が料理してる!?」
大神「ほう、意外なこともあるものだな」
桑田「超絶品料理ってのを教えてやるよ」
朝日奈「ほんとかなぁ?怪しいけどね~」
ーーー
朝日奈「いただきまーす!」
大神「うむ、普通に美味しいな」
桑田「あれ?思ってたより味が…」
朝日奈「確かに、絶対マズいと思ってたよ~」
桑田「うーん、砂糖が足りなかったか…?」
朝日奈「え、砂糖なんて入れたの!?」
☆朝日奈、大神の好感度が1上がりました。
ーーー
くわたれおんのへや
桑田「最近料理が下手くそだ、これは大ピンチかもしれねーぞ」
安価下
自由行動
1.誰かと過ごす
2.部屋に帰って状況を整理する
3.自由枠
4.モノクマメダルを探してみる
5.不二咲とトレーニングする
☆特定のキャラと交流すると事件を防ぎやすくなります。
5
5 不二咲とトレーニングする
桑田「不二咲ー、トレーニングしようぜー」
不二咲「あ、桑田くん!ぜひお願いします!」
桑田「よしじゃあ早速…って、倉庫開いてねーじゃん」
不二咲「えっと…倉庫はずっと閉まってるね」
桑田「おいモノクマー!倉庫を開けろー!」
モノクマ「クマー!!なんて横暴なやつだ!」
モノクマ「先生は悲しいです…」
モノクマ「そんな悪い生徒には開けてあげませーん!」
桑田「えぇ、マジかよ。倉庫ならジャージがあ……あー、あるかなーって思ったのに」
不二咲「…?あ、確かに、スカートだと動きにくいかも…」
桑田「なーモノクマー、ジャージくれよ」
モノクマ「しょうがないなぁ…桑田くんの部屋に置いておいたから、持って行っていいよ。じゃあねー」
桑田「え、マジ?」
その後はゆっくり不二咲とトレーニングした。
☆不二咲の好感度が1上がりました。
☆自由行動でモノクマを選べるようになりました。
昼飯
安価下
1.誰かと食べる(3人まで指名)
2.1人で食べる
ーーー
更新遅くてごめんなさい
当分はゆっくりやります
一応展開とオチは考えてます
名前忘れてた
2
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