【FGO】キルケーは都合のいい女のようです【R-18】 (16)

チョロめのキルケーと別世界のカルデアのマスターがエロいことする話です。

話とはなんだいメディア?
……ああ、言われずとも本当はわかってるさ。
うちのマスターのことだろう?
その剣幕だとまたエグいこと言われたんだろうね。
よーく理解してる。確かに彼の素行はよろしくないよ。

ロマンとダヴィンチを無視して独断行動。
きみだけじゃなく、この鷹の大魔女たるキルケーにタメ口どころか命令形の口の悪さ。
未成年なのにレイシフトの合間にサーヴァントと酒盛りを開く。
女性サーヴァントらを集めてキャバクラを強行しセクハラしてた。反撃もされてたけど。
ネロ祭では賭けの胴元になって、皇帝から花びらを根こそぎ奪い取りもしたね。

イシュタルレースでも応援で順位が変わるのを利用して、さんざんにレートを釣り上げてたさ。
夏には苦労して開拓した島を、サンドボックスゲーのお約束だろとか言って帰るときにぶっ壊してた。
スカサハが然り……とか言って頷いてたのが意味わかんなくて怖かったよ。
え? ピグレッツをスタンピードさせて協力してた? 私はマスターのサーヴァントだからしょうがないの!

で、ハロウィンではめんどくさがりだから、姫路城ごとピラミッドを倒そうとしてみんなで止めた時もあったね。
マスターは世が世なら魔術師ではなくて、悪い意味で世界を賑わせる……そう英雄……は無理かなぁ。
えーと無頼漢とかギャングボスとかになっていたかもしれない。デカくて年のわりに目つき悪いしガラも悪いし。
……でも私はね、刹那的で享楽的で、そのくせ特異点修復はどんどん成し遂げちゃう調子のいいマスターが大好きなのさ。
彼のためならなんでも……そう、なんだってしてあげたいんだ。
家族であり弟子でもあるきみに伝えるにはなんとも面映いんだけどね。
ん? そんな顔するの似合わないだって? いいからなんとかしろ?

むーなんだよなんだよ。相性いいんだぞ私達は。嫉妬するんじゃないぞ。
……まあメディアがそこまで言うのなら、私からもよく言い聞かせておくよ。
けどあんまり強くは言えないぞ。嫌われて捨てられ……たりはしないはずだけど! 不安だからな!
おい憐憫の眼差しで見るのはやめろ。春の潮風と陽気のように涼やかにも暖かく見守るんだ。
違う。そうじゃない。じっとりとした生暖かい目じゃない。大丈夫だから。私とマスターは相思相愛だから!
ううう……。……うん。なーに、マスターとは旅の始まりから続く、短くも長い付き合いさ。
きっと私の言うことなら彼も聞いてくれるよ。任せてくれ。

「ひぅっあぁっ……! あ、ああっ、ああぅっ……! ふぅはぁっはぁっ……」
「はい3回目ーなんか話があったんだろ?」

聞いてはくれなかった。
どこかのカルデアのマスターの自室ベッドの膝の上で、キルケーは連続でイカされていた。
スカートの中へと片手が入り込んで、中身をぐちゅぐちゅと弄くられていた。
下着もつけていない剥き出しのそこを我が物顔で荒らされていた。
キルケーはマスターの胸板へと背を向け寄りかかったまま、切なげに顔を歪めている。
息も絶え絶えに顎を上下させていて、肌はどこもかしこも血色ばんでうっすらと朱を帯びていた。

「じゃあ続きやるから今度こそ話せよ」
「こ、こら……! こんなんで話なんてできるわけ……ふ、うぁっ……! あ、んんぅっ、だめっ……!」

短いスカートから覗かせる無毛の割れ目へとまた指が沈み込む。
薄いピンク色をしたひだをかき分けて、泡吹くほどに蜜が分泌された膣口が
あっさりと指を飲み込んで嬉しそうにきゅきゅっと締め付けを返す。
入れられて身体が喜んでいるというのを否が応でも伝えてしまう。

「だってさーなんか説教しようとしてたっしょ? 俺キルケーにはそういうの求めてないから。
 甘やかし担当だろ? 特異点修復終わったばっかだしカルデアにいる時ぐらいはだらっとしてようぜ」
「わ、わたしだって、君にお説教なんてしたくないけど、弟子に頼まれたらあまり無碍にも……ひぐっ……!」
「へー俺とメディアを比べてんのか。あーひでぇなぁ傷つくなぁ胸が痛いわぁそんな俺に不満があるとはなぁ」
「ちがうんだ! あっ、ぅぁっ……私には君だけだから……!」

余裕のない訴えに嘘がないのはわかっているのだろう。
心にもない事を言うマスターはニヤリといやらしく笑った。
大柄で目つきが悪いため悪人っぽくカルデア制服が似合ってはいない。

「……へへ、わかってるわかってる。たまには弟子にいいとこ見せたかったんだよな」
「ふぁっ……んぅっ、ちゅ、む、んんぅっ……」

マスターは弄る指を弱めながら、胸中のキルケーへと優しくキスをした。
数十cm以上の背丈の差があるので、ほとんど真上を向くようなキルケーの表情が緩む。
唇だけではなく舌を絡み合わせるディープな口づけに不安げな表情が蕩けていく。
小さな唇を食まれて、お互いの唾液を与え合う歓びに酔いしれる。

「っはぁっはぁっ……マスター……すきぃ……んっ……」

キルケーから首を傾けキスをねだる表情は、幼気な容姿とは裏腹に茹だるような熱があった。
ひとしきりキスを続けてから浮かぶ笑みには、情欲と愛情を注がれた艶めかしい女の色。

「安心したか?」
「うん……ごめんねマスター……」
「お前ホントに自信ねーよなぁ大魔女なんだろ」
「だって……」
「だっても糞もねーって。これでも俺はキルケーをずっと前からマッジいい女と思ってるんだぜ?」
「うぇ!?」

そんな事を言われるなんて想像もしてなかったのだろう。
目が宙を泳ぎ、長い耳がピコピコパタパタと揺れた。

「まずなー格好がエロいよな。センスイケてる」
「ん、ぁっ……!」

空いていた手を胸元へ滑り込ませて淡く膨らんだ胸を揉む。

「見えそうで見えないっていうか、こんなん見えて当然だろってファッションを着こなしてんだからな。
 再臨しても格好変わんねえし、こうと決めたスタイルがあるのは嫌いじゃないぜ。
 それにチラリズムつーのか、隙間からちらちら乳首見せやがって。視線どころか手もはいっちまうよ。
 ムラムラってきたら一秒で生乳揉めるなんて最高だろ。俺のためにしてくれてんだろ?」
「あ、はぁぅっ……うん……マスターのためだから……好きな時に触っていいんだよ……」
「おう。やるやる。で、エロいのは格好だけじゃなくて中身もまたエロいんだよなぁ。
 胸とか尻とかすげーぜ? ガキみたいにピンピン張りがあるくせ三十路女みてぇな柔らけぇ肉付きでさ。
 ちいせぇ身体なのに成熟してるつーのかな? エロくて俺好みのいい身体してるぜ」

触れている乳房は大きくはないがプリプリとした肌には反発力がある。
歪むぐらいに強く揉み込めば、薄い肉付きが指の間でふんわりと柔らかく形が変わっていく。
小学生でも通じるぐらいの見かけなのに、身体は男に何度もほぐされているかのようだ。
実際数え切れないほどにこういった行為に勤しんでるせいもあるかもしれない。
膣内だって幼い作りのくせに濡れきっていて、複雑なヒダヒダが指を楽しませた。

「それに髪が伸びたとこもいいぜ。ショートもいいけどロングのほうが好きなんだよね俺。
 こいつも俺のためにしてくれたんだろ? あー別に答えなくていいよ。俺が決めたからそうだ。
 表情も好きだぜ。見目が可愛いってとこじゃないんだよなキルケーは。
 基本ガキっぽく笑ったり怒ったりしてる癖、たまーに大人ならではの感情つーのか裏で色々複雑に考えてるのわかんだよなぁ。面倒見もいいしよぉ。
 天真爛漫な子もいいけどさ、ロリ入ってるだけじゃなく伊達に長く魔女やってねーっなって可愛いだけじゃないとこがいんだよ。
 前に撮った最終再臨の写真もめっちゃいい顔しやがって。妖艶お色気ロリ魔女って属性どんだけ盛ってやがる。
 俺を誘惑していったいどうするつもりだ? このエロカワチビの大魔女め」
「うぅぅっ……褒められてるのかけなされてるのかわからないよ…………」

と、言いつつも嬉しさは全然隠しきれてなくて林檎のごとき真っ赤な顔。
笑顔がこぼれおちそうなのを無理やり整えようとして、ふにゅにゅっと変な表情をしていた。

(何よりもチョロいしな……!)

褒め尽くしの中でも特に気に入っている部分をマスターは伝えなかった。
サーヴァントにマスター大好き勢は数いれど、何より都合のいいオンナをあげろと言えば胸中のロリBBAだ。
ピグレット扱いもしてきたのも召喚数日程度。
ちょっとばかり押したり引いたり転がしたり流したりでこのザマだ。
今回も、褒められまくりで耳まで真っ赤にしながらもマスターの言葉と手に反応していた。

「じゃあ続きな。機嫌よくなったからお説教していいぞ。弟子にいいとこ見せるチャンスだ」
「ひぅ、あ、くぅんっ……だ、からムリっ……!」

胸を揉みつつも、スカートに入れたまま止めていた指で膣口を浅く抜き差しする。

「じゃあ歌うなんてのはどうだ? あれだよ手コキカラオケ……あー手マンカラオケだな」
「な、なんだいそれ……? …………あ、何故かわかった。どうして座にこんな知識があるんだ!?」
「ほらほら簡単な歌でいっからさ。えーと……合わせろよ。きーらきーらひーかる―――」
「ん、ぁっ……! 歌に合わせて指動かさないで! あとそれなんかきっとマズイから! いろいろ台無しになるよ!」
「しゃーねーなー……じゃあそろそろやるか」
「ひゃぁっ!?」

歌ってくれなかったので、キルケーをそのまま背後から抱き上げ立ち上がった。
膝が胸元にくっつくように足から持ち上げているので、うっすらと開いた膣口全てが正面から見えている。
弄られ何度も絶頂に至ったそこからは濁った愛液が垂れていて、準備万端といった様子だ。
ズボンと下着を適当に脱ぎちらしたマスターの大きなモノがそこへ当てられて。

「はっぁぅっ、はいって……んぅあっ……あ、あああっ!」

一気に侵入した。
細い裂け目のような小陰唇が押し広げられて、桃色の膣が浅黒い肉棒でいっぱいになる。
長さからすると臍の辺りまで突き上げられているのだろう。
キルケー自身の体重でモノが子宮口まで押し上げられる。
そのままマスターは抱いたキルケーの身体を揺らし、真下から抽送を始めた。

「ひ、あっ! い、いきなり……! こ、の、たいせいは……はずかしいよ……! ふぅ、ぅうんん、んんんっ……!」

激感で仰け反ったキルケーの表情は熱されたバターのように蕩けている。
入れられただけでぞくぞくと背筋を震わせていて、汗ばんだ身体から甘酸っぱい少女の匂い。

「……ちょっとチーズっぽい匂いも混じってるな。キュケオーンばかり作りやがって」
「ふ、はぁ、んぁっ……マスターに食べてほしい……か、あ、んぁっ!」
「今度な今度。おら集中しろ!」
「ひ、あっ! あ、ふぅ、ぁっ! んぁっ……んぁはっ!」

首筋を舐めながら腰を小刻みに揺らすと、擦れ合ってくちゅくじゅじゅっと濡れた音が響く。
真上に上げられた細い足が、突き上げられる度にピンとつま先まで伸びて快感を訴える。
マスターの胸中で折り畳まれるようなキルケーの小柄な身体は、どこもかしこも電流が走るかのように痙攣していた。

「いつやってもキルケーはいい体してんぞ! コンパクトでインスタントでオナホみてぇだな!」
「く、ふぅんっ……! うん、い、いいよ……! いつでも使っていいから……はぅ、はっ!」

39kgの軽い身体を荷物でも抱えるみたいにぞんざいに扱いながら上下に腰を使う。
結合部から淫らに水音が鳴り、滴り落ちるほどに蜜が溢れている。
小さい膣内に根本まで押し込まれた肉棒は臍よりも深く入っているのに、今にもイキそうなほど感じているのだ。

「ひ、あ、ああぁぁあぁっ、い、いくっ! またいっちゃうっ!」

一突きごとに表情がどんどんと切なげに塗り替えられていく。
イカされ慣れた身体は激しい抽送で刻一刻と高まっていった。

「はぅ、ぅっ、んんんっ……!」

ビクッ! ビクッビクビクッ!
キルケーの全身が抱いた腕の中で震えて、膣内がぎゅぅっと肉棒を強く締め上げる。
目をつむり、でも抑えきれない快感に開いた口から涎が零れ落ちた。
中イキしたのだ。
蕩けきった顔はとても気持ちがよさそうで、力が抜けたのか真っ赤になった長い耳もはくたりと下を向いている。

「おお……すっげぇ締り……もうちょいだから気張れよ」
「ひ、あぅっ……い、イッたばかりで……くぅ、んあぁっ……!」

じゅっちゅっ……! くちゅ、くちゅるぅっ……! ちゅぷっちゅぷっちゅぷっ……!
けれどマスターには労わる気持ちなどありはしない。
抱いた力を強めて腰を上下させて、小さな身体がガクガクと乱暴に揺れ動く。
自分も気持ちよくなりたいと、絶頂によっていい具合の中を更にかき乱した。
抜き差しのたびに結合部からは、水音が鳴り響いて部屋に反響する。

「あぁぅぅっ! うぁ、だ、だめだ、め、あっ……あぁっひぅっぁっっ……!!!」
「ぅぉぅっ……くぉっ……めっちゃ出るぞぉっ……!」

どびゅぅっ! どくどくどくぅっ……! 
複雑に蠢く膣内の刺激に溜まった欲望が一気に解き放たれた。
心臓がもう一つあるみたいに肉棒が脈動し、濃い塊が送り込まれていく。
その量は酷く多く、大量の魔翌力を含んでいるのは本人の資質だろう。

「はぁぅ、あぅっ……い、っぱいでてるぅっ……」

涙でぼやけた虚ろな瞳のまま夢見るように呟くキルケーは恍惚の表情。
そうしている間にも、貪欲に膣内が収縮して精と魔力を飲み込んでいく。
びゅるりっびゅるるぅっ……! びゅくびゅく、びゅくんっ……!
熱い生命の迸りが魔力となってキルケーの子宮内まで満たしていく。
マスターの精に何度も慣らされ順応した身体が頭の先まで快感が突き刺さる。
暴力的な魔力と快感が入り混じり全身へと広がって、意識を手放してしまいそうになって

「ひぃぅうぅっ……!? は、あっ……!?」
「おら緩めるんじゃねえよ。気入れてろ。マスター様の魔力供給だろうが!」

遠慮呵責なくギリリと乳首をつねるように弄られて無理矢理に気を取り戻された。
胸のサイズに合わせた小さめな突起が指の中でぎゅうぎゅうに潰される。
乱暴に扱われ痛み混じりの刺激で身体に力がこもり、膣内の締め付けが最後まで精を搾り取っていく。
結合部から溢れ出るほどの量の中出しを終えたマスターは動きを止めると、満足したのかベッドへぽいっとキルケーを捨て下ろした。
横たわった身体は汗まみれで、全力疾走したかのように息が荒い。
どれだけ出たのか入りきれなかった液が股からまだ零れていてシーツに幾つもの染みを作っていた。

「ふ、はぁぅっ……はぁっはぁっ…………乱暴だなぁ……」
「まだ一回しかやってねえのにバテすぎだろ。腰にでもきたか?」
「う、ううう……年寄り扱いするなぁ……さっきから何度もイカされてたからだってばぁ……」
「あ、そっか。ちっ……しゃーねなー。一度風呂で休憩するか」
「うん……少し休んでから……あ、その、抱っこは流石に恥ずかしいかな……」
「ならもっと恥ずかしいことしてやりゃなんてことないな」
「うぇっ……! じ、冗談だよね!?」

びくびくぶるぶるするキルケーを子供を抱き上げるようにしてマスターは浴室へと入っていった。





白くモヤめいた広い浴室には湯気とは別に暖房がついており、部屋全体にじんわりとした熱が籠もっている。
シャワールームのみとも既存のユニットバスとも違う、わざわざマスター用に特注で作らせた数人は余裕で入れる大きめな浴槽へと二人で浸かっていた。
今度は向き合う姿勢になっており過度の接触はしてない。
湯船で二人たゆたっている姿はとても自然で、何度も一緒に入浴しているというのがわかる。

「うーんいつもながらお風呂はいいなー。ローマで流行ってたのも当然だね。
 島じゃ水はあっても浸かるだけのお湯を毎日用意するのは少し手間だったからさぁ。
 知識でしか知らないけど、温泉だったらもっと気持ちがいいんだろうねぇ、ふぅっ……」
「そんな好きならいつか一緒に行くか? どっかの特異点にはあるだろ。余裕があればだけどな」
「え…………あはっ! 嬉しいなぁ! そうだね行きたい! 連れてってほしいな!」

思ってもいなかったと一瞬呆然と驚いた顔をほころばせて、溢れ出す感情とともにキルケーが抱きついてきた。
紅潮した頬に花開くような笑顔は喜びに満ち満ちていて、魔女ではなく見かけ通りの少女にしか見えない。

「おう約束だ」

いつになくマスターが優しい顔をしながらキルケーを見つめ返す。
半端にまとめていて垂れ落ちた髪が湯船で揺れると、水滴と光の瞬きで琥珀めいた色合いで煌めいていた。
宝石を織り込まれたかのように輝く髪をマスターがいつものように撫でていると

「あ……治ってきてるけど傷が増えてるね…………」

笑顔だったキルケーの表情が曇る。
戦場の兵士のような傷跡がある身体を労りの眼差しで見つめた。
ほんの数日前に受けた傷は癒えてはいるもの、刃物によって線状に痛々しく色が変わっている。
跡をゆっくりと指でなぞり、はぁっと悲しげに息を吐く。

「今回の特異点もホント激戦だったからな。3回目だっけな。何度も戦争に巻き込まれたら、そりゃこれぐらいの怪我もするさ」
「そうだろうけどね。悔しいな……私がキャスターじゃなくて、もっときみを守りやすいクラスだったら、こうはならないのに……」
「ま、ウチは守備が弱めでちと攻撃に偏ってるからな。あるもんでどうにかするしかねーわ」
「ちっさいほうのメディアみたいに治療にも本腰いれようかなぁ……」

キルケーはいたましげに傷跡へと指を這わせる。
その動作はひどく優しくて、幼子でも撫でるかのようだ。

「こんなに傷ついて……見てられないよ……ね、マスター……
 力不足かもしれないけどさ、きみを守りたいから……もう少し私も戦いに連れてってくれないかい? もっと私を頼ってくれよ」

しっとりと抱きしめる身と声にはマスターへの思慕が込められている。
子供のような見かけにそぐわない深い慈しみは、マスターを恋人というだけではなく、まるで子供のようにも想っているのかもしれない。
やんちゃなマスターであっても、或いはだからこそ、彼にとって都合のいい女であるのかもしれなかった。
想いまで繋がっているように、二人の視線が絡み合って

「いやー単体バスター宝具は三蔵ちゃんいるから間に合ってるわ」

いたのだが、連れていってはくれなかった。子は親の心を知らないものである。

「……ひ、ひ、ひ…………」
「ひひひ?」
「ひ、っどいよ! この流れで普通別の女の話する!? そんなん言って私はいつまでも絆6のままじゃないか!?
 しかも控えに置いてばかりであんまり戦ってないしさー! アーラシュもスパルタクスも絆10になってるのにずるいよ!
 っていうかアーラシュにいたっては10より上だし! 贔屓しすぎ!」
「馬っ鹿野郎!!!!!」
「ひっ……!?」
「お前のレベルもスキルも回り回ってステラさんとスパさんがいるおかげなんだぞ!?
 うちの台所事情はステラさんとスパさんという土台があってこそ成り立つんだよ!!! それをわかってねぇとは言わせねえぞ!」
「あ、ぅあっ……ご、ごめんなさい……」

細い肩をガッと掴みつい怒鳴り返してしまう。キレ過ぎであった。
びくっとするキルケーに思い直したのか、マスターは優しい顔をしてから言葉を続けた。

「悪い……言い過ぎた。絆なんてものはな数値が高ければいいってもんじゃねえんだ。
 例えばステラさんとはそれこそ数えられないくらい一緒に戦ってるけどさ、未だに勝利台詞を聞いた事もないんだぜ?
 俺はな本当の絆ってのは数値だけのものじゃなくて、もっと深い繋がりだと思うんだよ。
 しがらみと言ってもいい。切っても切れない。そんな風に喜びも苦しみも分かち合うような仲だ。
 俺とキルケーみたいにな。繋がりつっても変な意味じゃないぜ?」
「……嬉しいんだけど、宝具じゃなくて名前で呼んであげようよ。私だってピグレット達にも一匹一匹名前付けてたよ。
 一応言うけど、控えになら私一人ぐらい入れてもバチは当たらないんじゃないかな」

少し考えたのちの答えは。

「……今はヘラクレスさんがそこのポジだ。不動の抑えって奴さ」
「バカー! 絆礼装目当てじゃないか! どこまで効率厨なの!?」

ムキーっと両手を上げてコミカルに怒るキルケー。

「……うるせーうるせーバーサーカーは強いんだぞ! 誰にも負けないんだぞ!」 
「それじゃあもっと私の能力を活かすんだ! 三蔵法師が幾ら強くたって私みたいに敵を豚にはできないでしょ!」

マスターはまた考えると

「いや、そういうのって高難易度向けだろ? めんどくてやりたくないし普段は火力高い方がいいだろ。あとボスにもあんま効かないし」
「うう……めんどくさがりやだな~~」

身も蓋もなく断った。

「はいオケ。話は終わりだ。ほら休憩したし続きやるぞ続き。尻出せ尻」
「………………もうっ。マスターは都合が悪くなるとすぐそれだよ。……いいよいいよ。
 どうせ都合のいい女なのさ私は。ふんだ。それで嬉しくなっちゃうから悪いんだけどね」

サウナの代わりか、そういう用途のためにあるのだろう。
部屋と一体化している浴槽の縁には人が寝そべれる程度の大理石を模した材質のベッドスペースがある。
そこへ両手を当てたキルケーは尻を上向きに突き出すようにマスターへと向けた。
小柄ながらも背中から尻への流れは女らしい優雅な曲線を描いており、丸みある尻を掴めば驚くほどに柔らかい。
ふにふにと揉めば指がふんわりと沈み込んで洋菓子にでも触れているかのような触感。
しっとりすべすべの手触りは撫でるだけでも気持ちがいいだろう。
差し出された尻肉はマスターのためだけに供されたもので、生贄であり宴のメインディッシュでもあった。

「口答えしたからバツゲームだ」

しかしマスターの目的は少し外れた、もう一歩深い所にあった。
あらかじめ浴室に準備していたローションを取り出してモノへと塗りたくると

「お゛ぉ……!? そ、そっちでするのかい? 準備とかしてな、ぉおっあっ……んんんっ……!」

小さめな尻たぶを広げて排泄のための穴―――アナルへとゆっくり肉棒を押し込んでいった。
ぎゅっとした強い締め付けを抑え込むように、硬い肉棒と腰を使ってぐいぐい埋めていく。
慣れているのか無理なく挿入が進んで、キルケーの表情が切なげながらも快の色を帯びた。

「サーヴァントだから準備なんかいらねえだろ。いつもどおり綺麗な穴だぞ」
「はぁぅ、ぉぅっ、ぁっ……ほぐした……ほうが、んぉ、おおぁっ……」
「いい、いい、すぐよくなるって」

白と薄桃が混じった色合いをした小さい穴が丸く広がって、肉棒を咥えている。
肛門が痛々しくも柔軟に引き伸ばされながら肉が押し迫る様は酷くいやらしい。
浅く抽送すればローションが水音を立てて粘膜へとまぶされていく。

「ふ、ぁはぁっ、ん、ぁっお、おっ、おぉぅっ……」
「ほーらすぐ入るじゃねえか」

入り口となった穴の強い締め付けを肉棒でねじ伏せて、ずぶずぶっと侵入していく。
排泄が必要ない身体へと逆しまの感覚が押し寄せてきて勝手に息が漏れ出し、口を丸く開けて知らず変な声が出てしまう。

「はぁうっ、ふ、とぅいっ……! お腹のなか……! おかしく、なっちゃっ……!」
「それがいいんだろがっ」
「ふっぁ、ぁっ……!?」

キルケーは悲鳴とともにベッドを支えにして身を仰け反らせる。
尻から腰と背中を繋ぐラインが美しく弧を描き、ピクピクっと震える。
ずんっと肛門の締まりを押し退けるようにして、肉棒の半分以上が直腸内をえぐったのだ。
熱さと太さを備えた肉が狭隘な空間を埋めていき、ローションでぬめった粘膜同士がぐちゅりと擦れ合う。
以前から調教されていて、アナルセックスが当たり前の快感になっているキルケーは、幼気な顔をとろめかせた。
その表情を見れば、尻穴だけはなく身体のあらゆる所を使われているというのがよくわかる。

「あっ、おっくぅ、ふぅんっ……! ひぁ、はぁぅっ……ふっ、ふっ、ふぅんっ……!」
「おー締まってる締まってる。動くぞ」

スプーンでこそぎとるみたいにカリの丸みがキルケーの腸内を責め立てていく。
じゅっ、じゅっ、じゅっとリズムよい動きで擦るたびに湿った響きが浴室に響く。

「はぅっ、ふぅぅっ……あ、マスターきもち、いいか……い……? くふぅ、んんっ……」
「お、おー……いいぞキルケー……ケツアナも最高だぞぉ……」
「う、うれしい、ぉおぉっ…………ふ、くふぅっ……」

抜き差しのたびに尻穴の締め付けで歓待されて、腸壁が柔らかく肉先を受け止め包み込む。
マスターの動きに合わせて力み、まるで握るような圧が竿にかかっていた。
このままでも気持ちいいが口答えされたぶんだけ、虐めたい欲求がマスターにはあった。

「よーし、ケツきたえっぞ……ケツに力入れてちんぽ全部抜け」
「はっ、はっ、え、む、り……こんな入ってるのに……」
「いいからやれよ」
「わ、わかった……からっ……ふっ、ぅ、ぅうぅぅっ…………」

唸り、小さめの尻に半ばまで埋め込まれた肉棒がほんの数ミリ単位少しずつ押し出された。
強い圧力が幹にぐいぐいっとかかり、動かなくても堪らないほど気持ちがいい。
それこそ握っているかのような締め付けがじんわりと責めてくるのだ。

「キルケーもいいだろ? サーヴァントもたまには便所でスッキリ気分になんねえとな」
「はぁっっ、ぁはっ、ふぅぅ、んっくぅっ……ぅん、そ、うだねっ……」

粘膜の擦れと排便の快感によって、キルケーの背中にぷつぷつと鳥肌が立つ。
口を開け舌をさらけ出す苦しそうな表情。けれどもそこに有るのは苦痛ではない。
サーヴァントには必要のない排泄行為には紛れもない快感があった。
丸く開ききった穴からみりみりとモノが抜け出していき、体温で茹だった肉が徐々に姿を現そうとしているさなか

「じゃあもう一回な」
「ひぐぅっ!?」

またマスターは奥までずりゅりっと挿入したと同時、キルケーは猫が伸びをするように背を仰け反らせた。
涙でいっぱいだった瞳が水面に石が跳ねたかのように揺れて、爪がベッドを引っ掻き軽い擦過音を立てた。
粘膜と粘膜が一気に擦れてねちゃっと湿った音が響き渡る。

「あ、ぁうっ、はぅぁっ…………ふぅ、ぁ、あっ…………」
「イッたな。ケツんなかぎゅうぎゅうだぞ」

アナルセックスでイカされた身体が力み、無意識に肛門で締め付けてマスターを楽しませる。
小柄な身体の尻穴へほとんど入り込んだ肉棒は、直腸を通り越してS状結腸辺りまで押し寄せている。
あまりに大きすぎる圧迫感がキルケーの体内を内側から喰らい尽くすかのよう。

「ほら続き」
「あ、ふぅっぅうっんんっ……」

力もうとするが今度はほとんど動かない。絶頂したばかりで力なんてでるわけもない。
眉を顰め口元を引き締めて歯を噛みしめながら、か細い声で唸る。
悩ましげにも苦しそうにも見える表情。
薄い腹筋がわずかに震え、湯に浸かっている足が背伸びするように指立ちになる。
けれどもやはり杭打ちされたモノは埋まったまま。
広げられて皺が伸び切ったアナルには、食い込むように肉柱が入り込み征服しきっている。
それでも言う通りに必死で肉棒をひり出そうとする様子は哀れなほどに健気で、とても魔女には見えない。
まるでそのために調教された少女奴隷かのようだ。

「はぁはぁっ……ご、めんねマスター……マスターのおっきすぎて……むりぃ、かも……」
「しゃあねえなぁ。じゃあ普通にやるか。つうか俺も早くいきてえんだよ。キルケーのケツよすぎてな……」

キルケーを弄んでいたが、性感が高まっていたのだろう。
マスターの声も少し掠れていてあまり余裕がないようだ。

「はっぁ、ぁはぅっ……! はっ、はぁっ、ふっ……! ふっ! ふぅ、んふぅっ……!」

ローションと体液が混じり粘つく粘膜を引きずるようにして抽送していく。
ぞり、ぞりぞりっと内側を擦られ擬似的な排泄の快楽が絶え間なく押し寄せてくる。
入ってくる時はそこかしこを鬼頭の丸みが掻き擦り、抜けていく時は粘膜ごと引きずられるような圧迫感が開放された。
体内が埋められ抜けてを繰り返す度に、肺から息が勝手に漏れ出し、犬みたいに舌を出して呼吸を荒げた。

「あっ、おぉっぅ……! ふ、うっ、んんぅっ……!」

少女らしからぬ唸るような喘ぎ。
身体を支えていた手からは力が抜けて胸がベッドへつきそうになって貫かれた尻だけが斜め上を向いていた。

「ふゃぅっ!?」

マスターが支える体で胸元を弄り始めると、猫のような悲鳴。
肛門性交で敏感になっているそこは汗ばんで指にとろけるようにまとわりつく。
乳房はとろけそうなほど柔らかいのに、乳首だけが自己主張するように尖っていた。

「おいおい乳首すげぇビンビンだぞ。感じすぎだろ」
「はっふぅ、だ、だめっ……! いま、さわられ、るとっ……ひゃぅっっ…………!?」

ツンと尖った小粒の乳首ごと胸をこねくり回されながらも、奥を突かれたのだ。
太さと大きさを併せ持つモノが根本までごりっと腸内をえぐった。

「あっ! あっぅくぅっ……! あ、そ、そこだ、めっ……あぉぉぅっ……!」

ごりりゅっと子宮を腸越しに裏側から打ちこねられて、目の奥がちかちかっと明滅してまたも絶頂。
細い腰が電流でも流れたかのように尻ごと痙攣する。

「よしよしいい具合だぞ!」
「あふぅっ! あ、ああぅっ! ふぅぁっ……! は、はっ、はっぅっ……! んふぅっ……!」

ぱんっ! ぱんっ! ぱちゅ、ぷちゅちゅっ! ぱんっ! ぐじゅぢゅぅっ……!
腰を遠慮なく振り乱し、腹筋によって小尻が肉打つ音と粘膜が絡み合う濁った音が浴室に反響していく。
大きい肉棒が小さな乙女の尻肉へと埋め込まれ耕していく。
力が抜けたキルケーの背に覆い被さって、斜め上から掘り進むように叩きつけていく。
狭隘な空間をごりごりと肉のスコップでえぐり広げていく。
限界が近い肉先がぷるぷると震えだして

「ケツで全部飲め!」
「はぅあふぁっ……! あぅぁうぅっ……!! んん、んんんぅふぁっ…………!!!!!」

根本まで突き込んだまま、溜まりに溜まった欲を一気に吐き出した。
腸内を白濁で塗り替えるかのごとき噴出。
常人では有り得ない量は元々の魔力素養が高いためだ。
激しい勢いでキルケーを満たしていき、令呪よりも深く直接的に魔力のラインを刻んでいく。

「おー……出る出る……中トロトロで……ケツがぎゅうぎゅうで……」

出口から入り口に変わった穴が太いモノを根本から先端までをうねるようにマッサージする。
そのための器官のごとく、精液を飲み込み収縮して扱いていく。
少し右にカーブした腸粘膜にカリが擦れるのが気持ちがよくて、びゅるっ、びゅるびゅるっと更に精を撃ち出していく。

「ふ、ぐっ……んあぁああぁぅっおおぉっ…………!」

ぐり、ぐりりっと最奥で肉棒がひねられて、喘ぎというには品のない声を止める事はできなかった。
注がれる一滴一滴が快感の嵐となってキルケーを苛み、身体の隅々までを灼いているのだ。
のしかかったマスターの体重や擦れる肌すら気持ちがよくて、ベッドに俯いたまま高く唸り続ける。
なおも注がれる精を搾り取るように全身と裡をくねらせ激感に悶える。
熱く粘っこい精を吸収していき、霊基の隅々までもがマスターの魔力で満たされていった。
なおもイキ続けてびくびくと痙攣する身体は射精が終わっても一時は止まる事がなかった。

「ふぅっ……最高だったぜキルケー……」
「んぁ、んんぅっ……ぉぁ……」

言葉とともに抜き出される肉棒はキルケーの小さな尻に入っているのが不思議なほどのサイズで
抜き出された肛門はマスターの形で広がっており、白濁の残り液がうっすらと零れている。
使われた穴が少しずつ閉じていく様子は、なんとも趣深い感慨をマスターに抱かせた。

「まだイケる、か……と、おっと、やべ……」

しかし、次はなにかしようとマスターが動こうとして、ぐらりと崩れるようにキルケーへのしかかってしまう。
どうやら自分が思っているよりも疲労していたようだ。
精と魔力と一緒に抜け出たのか、だるくて力がほとんど入らない。

「ふ、んんっ……レイシフト終わったばかりだから……マスター疲れてるんだってば……」

非力なキャスターながらもそこはサーヴァント。キルケーはマスターの下でくるんとひっくり返って抱きとめる。
体格差があるため重みを感じているが、表情に苦は見られない。

「くっそー……溜まってたのぜんぶ……出してやりたかったんだが……」
「ふ、ふふふっ……今度はマスターがしっかり休んでからだね…………」

何度もイカされたばかりだから、ちろちろとした残り火が熱を持っている。
けれどもこうして抱き合っているだけでも嬉しそう。
上気した頬にほわっとした笑みのキルケーはぎゅっと彼の身体へと腕を回した。

「あーダメだ……ねみぃ……くっそっ……たかだか一ヶ月ぐれぇ戦ってただけなのによぉっ……」
「十分大仕事だよ。あれから数日も経ってないのにこんないっぱい魔力くれちゃってさぁ……」

かろうじて身体を捻ったマスターは、キルケーを横抱きにしたままがくっとベッドへ頭を下ろす。
人工大理石のベッドスペースは睡眠には向いていないが、それどころではないようだ。
数秒も経たずに意識が落ちかけている。

「あっちじゃ暇なかった……ろう、……んん……」
「こんな所で寝ちゃダメだよマスター……」

呼びかけはしっとりとか細い。
起こしたほうがいいけれど、こうして寝ている彼を見ているのも好きだからだ。
無防備なマスターを独り占めしているような気分は、それだけでときめいてしまう。
見つめるキルケーの表情は柔らかくいとおしげで、潤んだ瞳は恋する乙女のように不可思議な色合いで瞬いていた。
我慢できないように整った唇がゆっくりと近づいていって

「こらぁっ! お風呂で寝ちゃうと風邪引いちゃうぞ!」
「うぉっ!?」

耳元で大きく叱った。
風が吹いたかのように移り変わった表情は、数瞬前とは違っていてキリッとした迫力がある。
ぐっと無理矢理に両腕を引っ張ってマスターを起こさせた。

「く、ぅっ、ねみぃっつてんだろぅよっ……」
「ちゃんとしたベッドなら寝ていいから! ロマンとダヴィンチに頼まれてるの! きみが無茶するから代わりに気を使ってくれって」
「な、んで……うぜぇ……」
「大事なところで命令無視したりするからさ。よいっしょっと……!」

数十センチ以上の差があるマスターをえいっと浴槽から引きずり出すと、観念したように歩き出した。
背中を押して素早くタオルで身体を拭き上げ、背伸びして両手を伸ばし別のタオルで髪の湿り気を吸い取っていく。
ガシガシと乱雑にしているとマスターの身体がフラフラと舟をこいでいる。

「ほらほら、もう少しだから頑張ろうねぇ。よいこのマスターにはふかふかのベッドが待ってるぞ」
「……ガキ扱いしてんじゃねえぞ…………」

抗議も弱々しく、拭き終わったキルケーに引っ張られるようにして歩いている様子はなんとも頼りない。
短い道程をぺたぺたのそのそと歩いていき、さっきまで使っていたベッドへと二人で倒れこんだ。

「到着ー」
「ね、ねか、ねかせろ……」
「そのまえにシーツも被らないとね」

布を身体から引っ張り上げて二人まとめて包み込む。

「あー……」
「ふふ、ふふふふっ……」

寒いのかそれとも抱きまくらにでもしたいのか、マスターのほうからぎゅぅっと抱きしめてきた。
大きい胸板にすっぽりと収まったキルケーは満面の笑みを浮かべながら目を瞑る。

「おやすみマスター…………」
「お、う……おやす、み……」

今度こそ顔を上向かせたキルケーが唇を近づけて、ほどなく二つの寝息が一つに重なって静かに流れ始めた。

終了
これを書いてたのはわりと前だったんですが、キルケーはシンではやたらと輝いてました

めちゃえちえちで好き

キルケーすき……

レスありがとうです
らぶらぶしたいけど、キルケーには尊厳を落としたり辱めるみたいなエロのほうが似合いそうな感じ

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