セイバー「割り箸は洗ってもう一度使います」凛「分かる」 (1)

《ある寒い冬の日の朝。木枯らしが街中に吹きすさぶ中、セイバーはこたつに身を預け、何の気もなしにテレビを

ザッピングしていた。買い物を終え早足で帰路につく士郎。落ち葉を踏みしめながらマフラーにあごをうずめる。

玄関の戸をゆっくりと開ける。》

士郎  ただいま。

セイバー  お帰りなさい。寒い中ご苦労様でした。今お茶でもつぎますね。

士郎  いやいいよ。俺が自分でやるから。セイバーはゆっくりしてて。

《士郎は重そうに買い物袋をキッチン台に置こうとする。その姿を見かねたセイバーが立ち上がるが、反動でこたつ

に置かれた湯のみが倒れる。士郎が手を止める。》

士郎  今何か拭く物持ってくるから。

セイバー  ...。


セイバー  今日は何を作るんですか?

士郎  ビビンバ丼にしようかと思ってたんだけど...週末雨が降るっていうからちょっと買いすぎたんだよ。

    
    それで重くてさ...

セイバー  私も作るの手伝いますよ。


士郎  ありがとな。

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