遊星
すいません年齢と名前見間違えました
下で
16
ユウナ
性別:男性
年齢:16
名称:ユウナ
___入力、完了。全身スキャンを開始します。
↓1〜3でコンマ最大 ユウナの外見的特徴(>>1の独断でずらすこともある)
地味だが整った顔立ちをしていて童顔
勘違いなら悪いけど>>5って性別見ずに名前つけてないか?
安価下
Gカップでパフィーニップルの爆乳
まあ男でもユウナって名前はありえなくもないかもしれない
ユウナが男の名前で何が悪いんだ!俺は男だよ!的な
また乱立してんじゃねーぞゴミが
あと2個
ガッツリショタな見た目の男の子で声も女の子っぽいので言わなければ女の子としか見えない
男の娘です
”小柄で童顔。中性的どころか女性的にすら見える印象。声も高い”
___入力、完了。仮想パイロットXを作成。………完了。
仮想オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、疑似起動。
定義。名称:クラウドバスター・イグザミナー。
___仮想戦闘区、作成完了。
___訓練、開始。
・SEXで操縦するスーパーロボット系安価スレ
・キャラクターは一部除き大体安価。戦闘は行動のみ安価。勝敗は左右しない
・不定期更新
ロボット作品で『ユウナ』の男なら某種死とかの例があるし大丈夫やろ
訓練用の疑似コックピットから降りると、ライヒ博士が待っていた。
「お疲れ様。座学ばかりで腕が鈍ってるかと思ったけれど、そんなことは無かったわね」
「鈍る腕があるかよ」
ぶっきらぼうに言い返す少女。……いや、違う。小柄で、髪も頬にかかる程には長くて、顔つきも幼さを感じさせるし、ハスキーな声も女性のそれに近いが……着ているパイロットスーツは、どう見ても男性のものだ。
「3年前に、あんたに無理やり乗せられたっきりだろうが」
「あら、そうだったかしら。『ユウナ』」
ふふっと笑う、金髪の女。白いブラウスに黒のタイトスカートを穿き、上から白衣を羽織った若い女。起伏に富んだグラマラスな体型が、嫌でも男の目を惹きそうだ。
しかし、ユウナと呼ばれた少年は不機嫌な顔だ。
「で? オレに何の用だよ?」
「あなたの、パートナーのことで、ね」
「!」
ユウナが、はっと目を見開いた。その頬が、にわかに赤く染まった。
「も、もう…?」
「あなたと相性の良い娘が見つかったわ。明日、顔合わせと試運転をするから、部屋に置いてある資料に目を通しておいてね」
そう言うと、博士はウインクをしてみせた。
…
電子制御扉の前で、彼女はIDカードを取り出し、扉にスキャンさせた。
電子音と共に、小さな画面に彼女の名前と年齢が表示される。
↓1〜3でコンマ最大 ヒロイン(一人目)の名前と年齢
カタリナ 16才
アキラ 19
アイナ 18歳
ルイ 17歳
『性別:女性』
『年齢:19』
『名称:アキラ』
扉が音もなくスライドした。アキラは扉をくぐると、白い電灯に照らされた廊下を進んだ。
しばらく歩くと、両脇に16箇所ずつ、計32箇所の小部屋が現れた。その中の一つに入ると、アキラはカーテンを閉めた。そうして、目の前の大きな姿見の前で、着ていた衣服を一つ残らず脱いだ。
↓1〜3でコンマ最大 アキラの外見的特徴(>>1の独断でずらすこともある)
身長170㎝で、筋肉質かつ六つに割れた腹筋だが胸は巨乳で柔らかい
白髪メカクレのオドオドした雰囲気の女性 小柄だが胸は大きい
黒髪おさげ眼鏡の地味目な少女
髪はブラウンのポニーテール。平均的な身長、すらりとした体格だが胸はやや大きめ。優しげな顔立ちの美少女
鏡に映る自身の裸体。それを見ながら、アキラはこそりと、アブドミナルアンドサイのポーズを決めた。
アキラは、長身だ。その辺りの男性と比べても遜色ないくらいに。加えて、パイロット候補生に相応しく身体も鍛えられていた。しかし、腕を上げて露わになった乳房は大きいし、パイロット候補生の規定として丹念に永久脱毛された股間には、艷やかな一本筋の他に余計なものはなく、彼女が明らかに女性であることを示していた。
脱いだ衣服をナンバーロックのケースに仕舞うと、脱衣室を出た。廊下の突き当たりにある重い鉄の扉が開くと、アキラは中に入った。
↓1 アキラの性感帯
クソ雑魚レベルに弱い乳首
なし
気密室になっているその部屋は、エアシャワーであった。
「んっ…」
うっすら汗ばんだ彼女の肌を、強い風がくすぐる。前のノズルから吹き出た風が、赤い彼女の乳首にぶつかると、彼女は思わず竦み上がった。
「ひんっ…!」
先端がぽってりと膨らみ、閉じた秘裂にじわりと蜜が滲んだ。慌てて胸を庇うと、彼女は全身に風のシャワーを浴びた。
エアシャワーから出ると、今度は少し天井の低い正方形の部屋に出た。頭をぶつけないように気をつけながら真ん中に立つと、彼女は足を肩幅に開き、両手を横に広げた。
すると、彼女の前に大きな黒いフィルムの張られた2本の柱がせり上がってきた。同じものは後ろにも出てきて、前後から彼女の体を挟むようにゆっくりと近づいてきた。
忽ち、彼女の首から下は黒いフィルムによってサンドイッチされた。柱が空気を吸引し、フィルムが彼女の体にぴったりと密着する。壁から赤いレーザーが放たれ、余分なフィルムを切り取ると、彼女の体は指の一本に至るまで、黒いラバーめいたボディスーツに包まれた。
向こう側の扉をくぐると、最後に現れたのは意外にも、一般的な更衣室であった。自分の名前の書かれた棚からブーツとチェストアーマーを取り出すと、スーツの胸部と股間を破り捨てた。先程のレーザーで切り取り線が刻まれていて、引っ張るだけで容易に切れて剥がれた。
剥き出しになった乳房を隠すように、チェストアーマーを身に付ける。電子音がして、胸部のモニターに今の体温や心拍数といった、生体情報が表示された。ブーツを履くと、最後に共用のスペースに大量に置かれた、小さな薄い部品を取り上げた。弧を描く板のような部品を、剥き出しの股間に当てると、内側に充填された超吸水体が、綺麗に毛を除去した陰唇にぴったり吸い付いた。サニタリーピースと呼ばれるそれは、長期間任務用の排泄材であった。
女性用パイロットスーツに身を包んだアキラ。彼女の目的もまた、パイロットのシミュレーションであった。明日から一緒に戦うことになる、男性パイロット。履歴書に軽く目を通した彼女は、期待とわずかの不安感を胸に、訓練用コックピットに搭乗したのであった。
ここで一旦区切る
乙
期待しかない
>>33の描写がイイね。
西暦2XXX年。あれほど騒がれた環境破壊も温暖化も、人類を滅ぼすには至らず、地球上は相変わらずコンクリートと電気に埋め尽くされていた。海抜が上昇し、人口は減少傾向に転じはしたものの、少なくとも先進国においては、明日のことを考えられる程度には平和な日々を送っていた。
しかし、平穏は突如崩された。
オゾンホール直下、超高高度に立ち込めた暗雲。その中から現れたのは、この世のものとは思えない、おぞましい巨大怪獣であった。
様々な形態をもつ巨獣たちは、瞬く間に南極大陸と北極海を制圧し、人類の居住地にまで侵攻を始めていた。
一般兵器の通用しない相手に、人類が縋ったのは、遥かな昔に御伽噺と打ち棄てた、神秘の技術であった。
サイレンの鳴り響く基地。赤色灯の灯った廊下を走りながら、アキラは毒づいた。
「マジなの…これ、ぶっつけ本番ってこと!?」
約束の時間は、30分以上先だ。しかし、相手のパイロットは既に着いているという。慌ててパイロットスーツに着替えた彼女は、格納庫のエレベーターを登り、ミーティングルームへと急いだ。
「ごめん、遅くなった…!」
自動ドアを開け、中に駆け込む。そして、絶句した。
中にいたのは、これから彼女らが乗り込むクラウドバスターシステムの開発者にして、パイロット養成学校の教師、エリザベート・ライヒ博士。そして一人の、年端の行かない少女であった。
「…あたし、部屋間違えた?」
「いいえ、合っているわ」
「でも、どう見たってその娘は…その、娘……?」
言いかけて、気付く。よく見たらこの娘、男物のパイロットスーツ着てる…?
「誰が娘だ…」
不機嫌な顔で、少女…いや、少年が唸った。声まで女の子のようだ。
「えっ!? じゃあ、君がユウナ?」
「そう言うあんたがアキラだな。よろしく」
そう言うと彼は、片手を差し出してきた。その、小さな柔らかい手を握り返すと、アキラは曖昧に会釈した。
「見た目に惑わされないことね。これでも、13歳の頃からクラウドバスターを駆ってた、伝説のパイロットなんだから」
「だから、そういう言い方はやめろ!」
噛み付くユウナ。
そのやり取りを見ながら、アキラは胸にわだかまっていた緊張が解れていくような気がした。
「…こちらこそ、よろし」
言いかけたその時、サイレンの音階が変わった。
”ドゥームズ警報。顕現レベル3を確認。クラウドバスターは直ちに出撃シークエンスに入ってください”
「急ぎましょう」
博士の言葉に、2人は黙って頷いた。
…
下降するエレベーターの中で、博士が説明する。
「アキラちゃんは、実際に見るのは初めてよね。クラウドバスターは、ボディを形成する液体ナノマシンと、『オルゴンボックス』…まあ、ボックスと言っても球体だけど、と呼ばれる操縦席から成るの」
エレベーターの柵から身を乗り出すと、眼下には白銀色の液面が広がっている。その少し上に釣られるように、赤いラインの引かれた黒い球体が格納されていた。
「搭乗し、認証を終えると、オルゴンボックスを制御するAIがパイロットに最適な戦闘形態を計算し、『オルゴン波』を通じてナノマシンに伝達する。ナノマシンはすぐに、その通りに変形してくれるわ」
彼女の説明を、アキラは半信半疑で聞いている。シミュレーターの中で何度も見てきたが、未だに信じられない。出撃するクラウドバスターを見たこともあるが、全て既に何らかの形を取った後であった。
斜め前に立つユウナを見ると、相変わらず不機嫌な顔をしている。
そうこうしている内に、エレベーターが球体の前に辿り着いた。3人の目の前で、赤線で区切られた一角が開く。
「…さあ、行ってらっしゃい」
ユウナが、躊躇わず中に踏み込んだ。一歩遅れて、アキラも球体の中に足を踏み入れた。
___オルゴン・ボックス。オーストリア出身の精神医学者ヴィルヘルム・ライヒが発見した未知のエネルギー『オルゴン』を、効率的に集積・放射するとされる、金属と木でできた培養器。
誰一人見向きもせず、オカルトと嘲笑った、妄執の産物。しかし、その妄執が人類を救った。
2人の背後で、重い扉の閉まる音がした。
「…まずは、あたしが下になるわ」
平たい床から、銀色の液体ナノマシンが湧き出し、モーターサイクルのシートめいた操縦席を形成する。アキラがそれに跨ると、前方の壁面に文字が浮かび上がった。
『パイロットX:アキラ 19歳 パーソナルスコアを検証。…完了。結果:適合。X#36に登録』
「博士はあんなこと言ってるけど」
不意に、ユウナが口を開いた。
「気にすんな。オレも、実戦については素人同然だ」
「そう。…頼りにしてる」
「ぐぅ…」
ユウナはもどかしそうに唸ると、彼女のすぐ後ろに立った。
___オルゴン。それは、生命のエネルギー。……『性』の、エネルギー。
オルゴンボックスは、集積器に過ぎない。オルゴンを発生させるのは、オルガスムス。即ち、人間の、性行為。
体を倒し、操縦席に寝そべると、床から伸びたアームがアキラのサニタリーピースを剥がし取った。ユウナも、女性用より大きい男性用のサニタリーピースを外し、別のロボットアームに預けた。
緊張に汗ばんだ、アキラの秘部。滑らかな肌に開いた裂け目の前で、一人前に皮の剥けたユウナのペニスが、大きく膨れ上がった。
___コンドーム装用による、オルゴン発生率の減衰は、平均96%。避妊薬による女性側のホルモン調節では、71%。子宮内挿入具、ペッサリー、殺精子剤…そのいずれもが、最低30%のオルゴン発生阻害を示す。
故に、生。
「いくぞ…」
「うん……っ!」
アキラが歯を食いしばる。ユウナが、腰を突き出した。
「あ…あ、あっ…!」
「くぅっ…」
チェストアーマーから皮下投与された麻酔薬のおかげで、痛みは無い。しかし、ユウナの男性器を受け入れるアキラの膣からは、赤い血が滲み出ていた。
そして…2人の腰が、触れ合った。
v i r g i n l o s t
『 破 瓜 認 証 』
次の瞬間、2人の目の前の壁面に、一面の灰色が投影された。それは、2人が今いる格納庫の風景であった。
画面の片隅に、文字が表示される。
『パイロットY:ユウナ。パーソナルスコアを検証。…完了。Y#02に登録済』
「えっ?」
股間に感じる異物感も忘れて、アキラが驚きの声を上げた。
「ナンバー02って、それって」
「落ちるぞ」
「へ? …きゃあっ!?」
突然、2人を乗せたコックピットがハンガーから切り離され、ナノマシンの海に落下した。そのまま一面の銀に沈んでいくかと思われた、その時
『オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、起動開始』
沈没が止まった。モニターの向こうで、銀色の液体が球体を包むように、ある形に固まっていく。
『パイロットX:アキラ。パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給、安定』
モニターの一部が、別アングルからの映像に変わる。
そこには、ナノマシンから形作られつつある、2本の脚部が映っていた。やや頼りないほどに細い、逆関節の脚。いくつもの関節で繋がれた腰部。巨大な動力を搭載した胸部。脚と対照的に、鋭い爪の生えた4本の指を備えた腕は、太く力強い。そして、広い肩の上に載った球体、即ち2人のいるオルゴンボックスを囲うように虎のような頭部が形成されたところで、画面に2人の駆るべき、鋼の戦士の名が表示された。
『クラウドバスターシステム、起動完了。定義。名称:クラウドバスター・サヴェージ』
格納庫の床がせり上がる。クラウドバスター・サヴェージを載せたゴンドラは、猛スピードで上昇しながら、時折前や横に移動し、敵の出現ポイントに近付いていく。
暗い鉄骨だらけの風景に、にわかに光が射した。頭上のハッチが開いたのだ。
そして戦場に、2人は投げ出された。
「大丈夫か」
「っ、う、うん…」
青い顔で頷くアキラ。相変わらず、後ろに突き出した秘部には、ユウナのペニスが深々と挿入っている。
彼女の纏う黒いパイロットスーツには、白い光の線が幾つも投影されている。これは、このロボットの操縦用コンソールである。
クラウドバスターは、男女の性交によって起動する。起動し、機体が完成した後は、片方が操縦者となり、そしてもう片方が『操縦桿』となる。操縦という名の愛撫によって生じた性的快感が、このシステムの動力源であった。
ユウナが、アキラの引き締まった尻に両手を置いた。
サヴェージが細い腰を曲げ、安定姿勢を取る。
「動くぞ」
「うん…っ」
ゆっくりと腰を引き、また突き出す。腰の動きに合わせて、サヴェージが一歩一歩、前に進み始める。尻の上で撫でるように掌を回すと、視界が回転した。サヴェージが、首を回したのだ。
「んっ…ユウナ、上…!」
「!」
サヴェージの機体から見て、北西の空。晴れ渡っているはずの空の一部に、黒く分厚い雲が広がっていた。よく見ると、黒雲の中からは、うねうねと蠢く数本の触手めいたものが、地上に向かって伸びてきていた。その直下には、ビルなどの建物が立ち並んでいる。
”今回の戦闘区は、中部第5スクエア内よ”
画面の隅に、ライヒ博士の顔が表示される。
”既に住民は避難済み。『ドゥームズ』をそこから出さないように、頑張ってね”
「分かったよ」
ぶっきらぼうに言うと、ユウナはいきなり腰を振るスピードを速めた。
「やっ、まっ、待って、ちょっ…」
腰の動きに合わせて、サヴェージが走り出す。出撃ポイントの広い平原を駆け抜けて、戦闘区域まで接近する。
その間にも、雲の中からは無数の触手が、数を増やしながら降下してきていた。
「はっ、はっ、はっ」
「んっ、んっ、あんっ」
息も荒く抽迭を続けるユウナ。処女喪失から間もないアキラも、シミュレーションで散々機械から受けた愛撫の感覚を思い出し、性的興奮の高まりを感じた。
「んっ、ま、間に合うの?」
心配そうに問うアキラ。黒雲の中からは、遂に触手の根本にある本体が姿を現しつつあった。それは一見すると巨大なタコのようであったが、その肌は毒々しいオレンジで、胴のあちこちに裂け目があり、紫色の眼球が覗いていた。しかも、その一つ一つに、まつ毛の代わりに鋭い牙が生えているのである。
「間に合わせる。もう少し速めるぞ」
「えっ? わ、分かっ…んあっ!」
強く腰を打ち付けられ、アキラは仰け反った。ユウナは素早くその腹に両手を回した。
「うわっ、腹筋、凄いな…っ」
「あっ、い、良いでしょっ、あぁん!」
見事に割れた腹筋を指でなぞりながら、ユウナは更に腰を速める。膣内で、彼の一物が膨らんできて、アキラは不思議な浮遊感を感じた。ダッシュする機体から伝わるGとは別に、だ。
そして、ユウナが彼女の腰をぎゅっと抱きしめた。
「…出すぞっ」
「あ、あっ、はあぁんっ…!!」
サヴェージが、逆関節の膝をぐいと曲げる。
ユウナが、強く腰を押し付ける。
次の瞬間、灼けるように熱いものが、アキラの膣内に流れ込んだ。
それと同時に、サヴェージの重い機体が、勢いよく宙に跳び上がった。
「と、跳んでる…んぁっ…」
アキラの子宮に大量の精液を放ちながら、ユウナは彼女の腹の上で左手を滑らせ、そのまま彼女の腕を掴んだ。
「っ!」
「はあっ!」
空高く跳躍したサヴェージが左手を上げ…宙にぶら下がった怪獣の触手を、鋭い4本爪で捕らえた。
そのまま、黒雲の中から怪獣の体を引きずり出し、コンクリートの道路に叩きつけた。
「凄い……って」
呆然と呟いて、はっと我に返る。
「ちょっと、もう射精しちゃったの!?」
性的快感によって生じるオルゴンを動力源とする、クラウドバスター。当然、射精の瞬間は著しく出力が上昇するが、その後は男性が回復するまで大幅に出力が下がってしまう。
「いくら何でも早すぎ…」
「シミュレーションじゃ、いつもこんな感じだ」
ぶっきらぼうに返す。反論しようとしてアキラは、自身の膣内にある彼の男性器が、まだ硬いままであることに気付いた。
「…まさかあんた、底なしぃんっ!?」
強く腰を叩きつけられ、アキラは嬌声を上げた。
サヴェージが、獲物の腕を地面に叩きつける。それから、再び前傾姿勢を取った。
”アキラちゃん、この子のシュミレーション内での平均射精回数は、時間当たり3.7回よ。…頑張ってね”
「ちょっ、博士…ひぃんっ!」
再び始まる、激しい抽迭。腰を掴み、時折左右に傾けると、走るサヴェージの身体も傾いて、敵の攻撃を躱す。
間近に迫る、おぞましい怪物。黒雲の中から現れる、神出鬼没の怪獣、『ドゥームズ』。その姿に統一性はなく、人型だったり、獣のようであったり、今回のように夢に見る程に恐ろしい姿をしていることもある。
鋭い爪を振りかざし、怪物に斬りかかるサヴェージ。ぬめぬめとした皮膚を切り裂き、眼球を幾つも抉り抜いていく。
怯むように、怪物が軋んだ声を上げた。この鋼鉄の野蛮人を巻き取らんと、触手を伸ばす。
「危ないっ!」
「分かってる…!」
ユウナはアキラの腰を掴むと、ぐいと上半身を引き起こした。
そのまま、下から突き上げるように、彼女の子宮を叩く。
「あぁんっ!」
サヴェージが再び跳躍し、怪物の胴体に飛び付いた。
パイロットスーツ越しにアキラの腹筋に指を立てながら腰を振ると、サヴェージが怪物の胴に爪を立て、軽々とよじ登っていく。彼をはたき落とそうとした触手が、己の身体をしたたかに打った。
「このままトドメだ…」
再びアキラを横たえ、尻に掌を置く。怪物の脳天に、必殺の爪を突き立てんとした、その時
怪物の頭部が、ばっくりと開いた。
「! 変わって!!」
アキラが叫んだ瞬間、操縦席がぐるりと回転した。そうして、今まで立っていたユウナの身体が、仰向けにひっくり返った。
「なっ、何するんだ!?」
「んっ、だって…」
その上に跨り、身をかがめるアキラ。その両手でユウナの両腕を真横に広げ、手首をしっかりと握っている。
そして、サヴェージは…
「…!」
息を呑むユウナ。
真っ二つに裂けた、怪物の胴。鋭い牙がびっしりと生えた両顎をどうにか掴んで、サヴェージは巨大な口の上に、辛うじてぶら下がっていた。
「ね、ヤバかったでしょ」
「…」
渋々といった感じで頷くユウナ。
「…で、これからどうする」
怪物が、口を閉じようとしてるのを感じる。アキラは、深呼吸すると言った。
「ユウナ、もう一回、出せる?」
「分かった」
ユウナは頷くと、下から彼女の腰を掴み、そしてペニスを突き上げた。
「あっ、あっ、あっ、んんっ…」
喘ぎながら、アキラが彼の胸をなぞる。円を描くように、何度も、何度も…
サヴェージの両脚が、変形していく。変形し、回転を始める。
「はっ、はっ、はっ」
「あ、あっ、あ、ぁ、ああっ、あ、あ…」
ピストンが速まる。それに合わせて、回転も速まる。両顎の間で突っ張った腕が、軋む。
そして
「出るぅっ…!」
「はああぁっ…!」
衰えない勢いで、精液がユウナの子宮口を叩く。絶頂の中、アキラが両手の力を抜いた。
次の瞬間、サヴェージが落下を始めた。
待ってましたとばかりに伸びた舌は、高速回転する刃によって、ずたずたに切り裂かれた。
巨大なドリルと化したサヴェージは、遂に怪物の胴を貫通し、コンクリートにまで到達したのであった。
今夜はここまで
今回はデモンストレーションなので、戦闘も自動で進めます。次までは自動だけど、その次からは安価取るつもり
あと、機体の外見も2人目のヒロイン以降は安価で決める
そして申し訳ない。明日からしばらく更新できない
>>故に、生。
草、このノリは嫌いじゃない。乙。
出先でスマホからでもできることをやろう
↓1~3をいい感じにMIX
アキラの外見についてもう少し詳しく
黒髪を伸ばして腰まである長さ
髪型はパッツン姫カット クリトリス は包皮に完全に隠れている
黒髪ショート・瞳は青色・尻は平均より大きめ。
良かれと思ってアキラのここまでのステータスも一緒に
『名称』アキラ
『性別』女性
『年齢』19
『既存の外見』
・その辺りの男性と比べても遜色ない長身。パイロット候補生に相応しく身体も鍛えられている。
・腕を上げて露わになった乳房は大きい。風が赤い乳首にぶつかると、思わず竦み上がる程に乳首は敏感。
・パイロット候補生の規定として丹念に永久脱毛された股間には、艷やかな一本筋の他に余計なものはなく、女性であることを示している。
眼光は鋭い、赤髪ストレートロングヘアー、私服はTシャツやハーフパンツ等の機能的かつボーイッシュな服が多め
筋肉だが引き締まったエロ尻
「はぁっ…流石に、疲れてない…?」
「疲れてない」
すげなく言い返すユウナ。しかし、その息は荒い。アキラの膣内にあるペニスも、射精を終えて萎びてきている。
「…外、真っ暗だね」
「ドゥームズの体内に突っ込んだからな」
モニターに映る外景は、黒一色だ。怪物の身体を貫通してきて、今サヴェージが体内にいるのか、それとも地中に埋まってしまったのかも分からない。
「まあ、敵の生体反応は消えてる。トドメは刺せたみたいだな」
「そうだね。後はこのまま、サルベージを待とっか…」
その時、突然モニターに赤いアラートが表示された。
『警告:ナノマシン喪失速度上昇』
「何だと!?」
「機体が、溶けてるってこと?」
頭部を動かしても、視界には何も映らない。腕を動かすと、何か柔らかいものに触れたような反応がある。どうやら、少なくとも上半身は、まだ敵の体内にあるようだ。
「体液に、金属の溶解作用があるみたい。そんな敵、今までいたっけ?」
「酸を噴きまくるやつは前にいた。だが、全身が酸のやつは多分、初めてだ」
「やっぱり…ドゥームズも、進化して」
「そんなことは後回しだ!」
コックピットが、再び回転した。今度は、仰向けのアキラが下になる。彼女の顔の横に両手をつくと、ユウナは深呼吸した。
柔らかくなったペニスが、ゆっくりとまた膨らんでいく。
「…ユウナ」
不意に、アキラが小声で言った。
「ちょっと、身体起こして」
「…?」
言う通りにすると、アキラはチェストアーマーの留め金を外した。そうして、目をきつく瞑ってアーマーを脱ぎ、伸びてきたロボットアームに預けた。
アキラの、豊かな乳房が露わになる。小さく震える赤い先端が、汗にしっとりと濡れている。
「はい…どうぞ」
顔を朱く染め、震える声で言う。
「あたしのおっぱい、使って…でも、乳首だけは駄目。本当に弱いから…お願ひゃっ!?」
最後まで待たずに、ユウナは乳房を鷲掴みにした。
それに合わせてサヴェージが、怪物の体内で纏わりつく毒の肉を、両手で掴んだ。
「やぁっ、もうちょっと、優しく…んぅっ…!」
大きく、柔らかなアキラの胸。丸く膨らんだ乳房に投影されたコンソールを指先で操ると、サヴェージの腕に幾つものノズルが開いた。更に、蛇腹のように腕に仕込まれた関節が、次々に解放されていく。
ふかふかのおっぱいの谷間に顔を埋めると、ミントのような匂いがした。アキラの膣内で、ユウナのペニスが更に大きく、硬く膨らんだ。
ユウナが、腰を振り始める。
「はっ、出そうっ? んっ、ゆ、ユウナっ」
「っ、っ、っ…」
歯を食いしばり、肉棒を出し入れするユウナ。熱い愛液をたっぷり含んだ肉のひだが、それを優しく包み、扱く。
頑強な二本の腕に、怪物の身体がみしみしと音を立て始める。
「っ、はっ、あっ、あぁっ!」
「ユウナっ、頑張って、ユウナっ!」
アキラが、彼の腰に両脚を回した。
絶頂に向かう高揚感の中でユウナは、彼女の両乳首に、トリガーが投影されたのに気付く。
「あっ、イくっ、イってっ…」
声を上げて喘ぐアキラ。激しく揺れる乳房と乳首。腰の下の方に、ふわふわと膨らむ感覚を覚えながら、ユウナは…
アキラの乳首に、吸い付いた。
「んああぁぁぁっ!!?」
悲鳴のような嬌声を上げるアキラ。忽ち、膣が強く締まり、激しくうねりだす。
その中で、ユウナも果てた。
___びゅぅーっ、びゅるるーっ。
放尿のように噴き出す精液を、子宮が貪欲に飲み干していく。ユウナは右の乳首を一心にしゃぶり、左の乳首を指で弄くり回した。
トリガーを引かれ、サヴェージの腕に開いた無数のノズルから、青いエネルギー流が噴出を始めた。更に、解放された関節によって、腕が少しずつ伸びていく。
「んっ…んくっ…」
「ひっ、ひくっ…んあ、ああっ…ああぁ…っっっっ」
苦しげな声で絶頂するアキラ。ユウナは時折右と左を交代しながら、絶えず乳首を刺激し続ける。
やがて
「…ああっ!」
「っ…ひ…いぃぃっっっ!!!」
突然、アキラの腰が大きく跳ねた。
その瞬間、サヴェージの両腕が爆発的に伸び、怪物の死骸を真っ二つに引き裂いた。
「はぁっ…」
モニターに、再び外の景色が映る。暴れた触手や降り注ぐ酸によって、周囲の建物が崩れている。何より、サヴェージの下半身が道路に埋まり、大きな穴を開けている。
だが、勝利だ。
「はぁ…やれやれ…」
下でぐったりとしているアキラに目を遣る。剥き出しの乳首は、汗と唾でベトベトで、ぼってりと大きく膨れていた。
彼女はどうにか息を整えると、ゆっくりと身体を起こした。そうして、掠れた声で呟いた。
「…か…」
「何だよ?」
「……馬鹿っ!!」
次の瞬間、鋭い平手打ちが、ユウナの左の頬を襲った。
…
「上手くいったわね」
管制室で、モニターを観ながらライヒ博士は頷いた。彼女の周囲では、サルベージ隊の出動、応援機の待機停止など、様々な命令が飛び交っている。
「でも、叩かれちゃいましたよ、あの人?」
「大丈夫。喧嘩の一つでもしないと、良いパートナーにはなれないわ」
「…なれるでしょうか、良いパートナーに?」
「勿論。あなたも、選ばれたパイロットだもの」
そう言うと、隣に立つ少女の肩に、腕を回す。
「…あなたも、ユウナの良いパートナーになれるわ」
___それから数日後。
「…」
好奇と羨望の目から逃れるように、ユウナは廊下を早足に突き進む。
つい先程まで彼がいたのは、関東第1スクエアにある、クラウドバスターのパイロット養成校、通称『クレードル』である。候補生として集められた子供たちは男女で完全に分けられ、高度な教育や訓練を受ける。そうしてパイロットに選ばれるか、24歳でその資格を失うまで、全ての時間をクレードルで過ごす。
クレードルは、地表に伸びた2本の高層ビルと、それらを繋ぐブリッジから成る。ビルの内、一棟は男子の、もう一棟は女子の教育および居住施設である。ブリッジは普段は厳重に閉鎖されており、新たなパイロットが生まれたときにのみ開かれる。
新たなパイロットに選ばれた候補生は、晴れてクレードルを卒業する。そうしてブリッジを渡り、これから共に戦うことになるパートナーと、ブリッジの中央で出逢う。ブリッジの中央からは垂直にもう一本の橋が伸びており、円形の巨大なビルに繋がっている。そこがパイロットの居住施設、通称『ネスト』であった。何年もの間異性と厳重に切り離されてきた候補生が、久し振りに異性と顔を合わせる(実際はミーティングルームで先に会うことになるのだが)場所ということで、ブリッジの中央は『ランデブーポイント』と呼ばれている。
ブリッジの入り口にIDカードをかざすと、モニターに文字が表示された。
『性別:男性』
『年齢:16』
『名称:ユウナ』
『パイロットY#2 登録済。クレードル卒業、おめでとうございます!』
自動扉が開く。ガラス張りのブリッジの向こうでは、同じような扉の外に数人の女たちがいるのが見えた。
ユウナがランデブーポイントに辿り着いた頃、向こうのドアが開き、声が聞こえてきた。
「アキラ、元気でね」
「私たちも、頑張ってそっちに行くからね」
「うん、待ってる」
涙を浮かべながらもにこやかに挨拶を交わすと、アキラがこちらを向いた。一緒にいた友達も同じ方を見て、一様に驚いた顔を浮かべた。
「えっ? あれがアキラの」
「嘘でしょ、女の子じゃないの?」
「か、可愛い…」
「聞こえてるぞ!」
怒鳴りつけると、一瞬の沈黙の後、黄色い声が飛んできた。
「きゃーっ、かわいーっ!」
「えー、アキラいいなー…」
「そうかな? もっと、頼りがいが有る方が…」
「じゃ、じゃあね! もうあたし、行くからね!」
取り繕うように言うと、アキラが小走りにユウナのもとへやってきた。
しかしながら彼のところへ着いた時、彼女は硬い表情をしていた。
「…行こっか」
「ああ」
ランデブーポイントから斜め下に伸びる、もう一本の橋に、2人で足を踏み出した。
…
「…」
日差しの照りつける長いブリッジを、気まずい雰囲気で歩く。
ユウナはちらりと、隣を歩くアキラの方に目を遣った。と言うよりも、見上げた。
隣に立つと、より彼女の長身が際立つ。はるか頭上にある彼女の表情は、相変わらず硬い。青色の虹彩を湛えた切れ長の目の、凛々しく精悍な顔なのでより険しく見える。髪は黒色で、腰の辺りまで真っ直ぐに伸びており、前髪は真っ直ぐに切り揃えられている。
丈の短いTシャツにデニムのハーフパンツとラフな格好で、剥き出しの手足はすらりと長いながらも筋肉でがっちりとしており、シャツの裾から覗く腹は、見事なシックスパックだ。筋肉質なだけではない。シャツの胸元は大きく膨らんでいるし、パンツの尻もぴっちりと張っている。
少女のような外見のユウナとは、何もかもが対照的であった。
「…」
それにしても、この沈黙は苦しい。何しろ、彼女の反対を無視して乳首を愛撫し、怒らせてしまったあの出撃以降、2人は一度も顔を合わせていなかったからだ。
沈黙に耐えかねて、とうとうユウナが口を開いた。
↓1〜3 アキラに話しかける内容
最近調子はどうか尋ねる。
もしも体調が悪かったら教えてほしいと言っておく
この前の一件を謝罪。次からは許可なく触らないと約束する。
まだ怒ってるか?じゃっかんおよびごしで聞いてみる
「…その、悪かったよ」
「えっ?」
アキラが、立ち止まって彼を見た。
「駄目って言ったのに、めちゃくちゃに触って。その…」
もごもごと言いながら、正面から彼女の顔を見上げる。
意外にも彼女は、純粋に驚いた顔をしていた。
「…もう、勝手に触らないようにするから」
「あ、うん…」
「…まだ、怒ってるか?」
おどおどしながら聞く彼に、アキラが吹き出した。
「大丈夫」
彼の肩を抱き、引き寄せる。それから、微笑んで言った。
「お互い命懸けだもん。全力で戦わないといけないのに、わがまま言ってごめんね。まさか、君から謝ってくれるなんて思ってなかった」
「…でも」
「クラウドバスターのパイロットって、殆ど男の方がメインじゃん。だから、女をパーツとしてしか見てない人ばっかりじゃないかって、心配してたの。…だけど、良かった。相手が君で」
「…」
ユウナは、照れくさそうに顔を背けた。それから、ぼそっと言った。
「…た、体調が悪くなったりしたら、言えよ」
「ありがと。ヘルスケアシステムの次に頼りにしてる」
悪戯っぽく笑うと、彼女はネストの入り口に立った。そうして、IDカードをかざした。
『性別:女性 年齢:19 名称:アキラ』
『パイロットX#36 居住許可:済』
ユウナも、カードをかざす。
『性別:男性 年齢:16 名称:ユウナ』
『パイロットY#2 居住許可:済』
2人の情報を認識し、画面に文字が流れる。
『ようこそ。そして、おかえりなさい』
『パイロットY#2 およびそのパートナーの居住区は、NW03です』
ドアが開き、目の前にゴンドラが滑ってくる。2人で乗り込むと、ゴンドラは低い音を立ててレールを滑り始めた。
移動しながら、備え付けの画面に居住区の説明が流れる。
『各居住区に、一人用個室を10室備えております。各室にトイレ、シャワールーム、デスク、ベッドを設置しており、その他必要なものは注文いただければ速やかに設置いたします。なお、二人部屋、三人部屋などご入用の際も注文いただければ対応します』
『共用設備はリビング、キッチン、ミーティングルーム、トレーニングルーム、大浴場。ミーティングルームには簡易シミュレーターを設置しております』
トレーニングルームの文字に、アキラが目を輝かせる。
『なお、個室とは別に、キングサイズベッド、マッサージ器、専用バスルームなどを備えたラビングルームをご用意しております。但し、任務外での性交渉の際は、可能な限り避妊を心掛けてください』
「っ!」
「…」
2人の間に、再び気まずい沈黙が流れる。
結局、居住区のプラットホームに着くまで、2人は押し黙ったままであった。
…
パイロットの居住区『ネスト』は、先述の通り円柱状のビルの形をしている。乱暴な説明をすると、それぞれの居住区には、円柱をホールケーキめいて四等分した内の1ピースの、2階層分が割り当てられる。つまり、ユウナたちの住むことになるNW03とは、北西側にあるピースの、5、6階のことである。
ちなみに、ネスト1階分の面積は旧東京ドームより一回り大きい。その4分の1が2階層分であるから、2人で住むには余りにも広いことは言うまでもない。この理由は、後で明らかになる。
さて、一通り設備を見て回った頃には、もう日が暮れていた。リビングに出てきて、出前のピザとジュースでささやかなパーティを終えると、2人はようやく一息ついた。
クレードルの寮と違い、ここには消灯時間が無い。時計を見ると、まだ午後6時40分。もう少し、色々できそうだ。
↓1〜3でコンマ最大 何する?(ネスト内でも、外に出てもOK)
アキラと一緒にトレーニングルーム
なお、今日はここまで
安価下
二人でトレーニングで汗を流す
…
「♪〜…」
鼻歌交じりに、シェーカーに白い粉を掬っては流し込む。大さじ3杯ほど粉を入れ、牛乳を注ぎ入れると、きつく蓋を締め、しっかりと振り混ぜる。
最後に蓋を開けると、シェーカーごとユウナに差し出した。
「はい、召し上がれ」
「…何だコレ」
泡だらけの白い液体を目の前に、眉をひそめる。アキラは笑顔で言った。
「プロテインだよ。トレーニングの前と後に一杯ずつ。これだけで、全然違うんだから」
「はあ」
恐る恐る受け取り、口を付ける。そして一口飲み込んで、思わず固まった。
微妙。甘くはない。かと言って苦くもない。ただ、中途半端に酸っぱい。そして何より粉っぽい。しかし、期待に満ちた眼差しのアキラの手前、不味いと吐き出すわけにもいかない。ユウナは肚を括ると、ごくごくとプロテインを飲み干した。
話は数十分前に遡る。
余った時間で何かできないか考えたユウナは、興味本位に彼女の肉体美の秘訣について尋ねてみた。できるなら、自分のそのような力強い肉体を手に入れたいとも。
彼女の反応は、予想以上だった。嬉々として、彼にキッチンから持ってきたプロテイン(いつの間にか箱で山積みになっていた)を振る舞った。それから運動用のハーフパンツとシャツに着替えると、真新しいトレーニングルームに、2人で足を踏み入れたのであった。
…
「元々、男にナメられたくなくて身体を鍛え始めたの」
マシーンを軽々と動かしながら、アキラが言う。ユウナはそれを聞きながら、黙々とランニングマシーンの上を走っている。
「でも、だんだんトレーニング自体が楽しくなってきちゃってね。周りの娘たちから褒めてもらえるし、プロテインは意外と美味しいし」
「美味いか、アレ…?」
思わず呟く。
「さっきみたいなヨーグルト味とか、後はチョコレート味とか、バナナシェイク味とか、色々あるんだよ。好きに混ぜたりもできるし。オススメはいちごチョコかな…」
「お、おう…」
曖昧に相槌を打ちながらも、走り続けるユウナ。
「…それにしても、凄い走るね。息も殆ど上がってないし」
「まあな。オレも、少しは鍛えてたし」
「流石に、30分ちょっと腰振り続けた男は違う」
「…」
ユウナは黙って、ランニングマシーンの速度を落とした。そうして、歩くスピードまで落とすと、とうとうマシーンから降りてしまった。
「ユウナ?」
彼はアキラの隣のマシーンに座ると、レバーを掴んで下に引っ張った。
「ふんっ…!」
「無理しないで。最初は軽い負荷から」
アキラが、マシーンから重りを外す。それから彼の前に立つと、レバーに手を添えた。
「はい、鼻から吸って、口から吐いてー…」
「…」
目の前で、大きな胸が上下に揺れる。
「いーち、にー、いーち、にー…」
汗ばんだシャツから、くらくらするほどの匂いが漂ってくる。これが、女性の匂いなのだろうか。不思議と、不快な感じはしない。ただ、クラウドバスターの中での交わりを思い出し、胸が熱くなっていくのを感じた。
「…」
「…汗、かいちゃったね」
気まずそうに笑う、アキラ。その目線は、真っ直ぐに隆起した彼のズボンに、遠慮がちに注がれていた。
…
大浴場にて。脱衣所に着くなり、アキラは「お手洗い行ってくるから、先に入ってて」と、トイレに行ってしまった。
ユウナは一人、汗の染みた服をかごに放り込むと、タオル一枚だけ持って浴場に入った。
「うわ…これを、2人で…?」
目の前には、大理石張りの広い空間。真ん中には円形の大きな浴槽があり、それを囲むようにビーチチェアまで置かれている。勿論、壁際には一つ一つ仕切られた、シャワーも備え付けてある。
シャワーで軽く汗を流すと、彼はそっと湯船に足を入れた。
「お、ぉ…」
肩まで使って、思わず溜め息。クレードルにいた頃は、このくらいの広さの風呂を、何十人で一斉に使ったものだ。安らぐどころではない。水を掛け合う様は、まさに戦場であった。
それにしても、男女共用の施設で、これでは、まるで…
「…おまたせ」
「っっっ!!」
弾かれるように立ち上がり、振り返った。そして、再び湯船の中に縮こまった。
そこに立っていたのは、アキラ。長い黒髪を上で纏め、ユウナと同じくタオルを一枚、身体の前に垂らしている。当然、身に付けているのはそれだけで、白いタオルからは豊かな乳房が透けて見えるし、背が高いせいで太腿の間の割れ目はタオルで隠せていない。
アキラも湯船に浸かると、ユウナの隣に座った。
「…」
「…」
また、沈黙。あれだけ激しく交わり、何度も絶頂したとは言え、そもそも2人はついこの間出会ったばかりである。心から打ち解けるには、まだ時間と機会が足りなかった。
↓1〜3 どうしよう?
今夜はここまで
何でパイロットになったか聞いてみる
休日にどこかへ遊びに行こうと誘ってみる
今日は更新できない
あと、もう一つ行動を決めて欲しい
互いのことを知るために、とりあえず色々と他愛の無い話をしてみる
「…アキラは」
真っ直ぐ前だけを見つめながら、ユウナは言った。
「どうして、クラウドバスターに乗ろうと思ったんだ?」
「何でかな」
彼女もまた、正面を向いたまま答える。
「3年前にクレードルが正式に候補生を募るようになって…その頃、君と同じ16だったんだけど、何でか応募しようと思ったの。バスケとかやってて、体力には自信があったし」
「だけど、アレの操縦は」
「もちろん、親には反対されたよ。死ぬかも知れないし、そうでなくとも知らない男に犯されるって…どうやって説得したのか、未だに分かんないや。もしかしたら、家出してきたのかも」
そこまで言うと、彼女は逆に質問してきた。
「ユウナは? パイロットY#2…2番目のパイロットってことは、君が『ドゥームズ・デイ』に」
「…悪い」
おもむろに、ユウナが遮った。
「その話は、嫌だ」
「えっ?」
「分かるだろ。あんたの胸と一緒だ。…まだ、触れられたくない」
「…うん」
アキラは、素直に引き下がった。ユウナは取り繕うように喉を鳴らすと、やがておずおずと言った。
「そ、そう言えば、オレたちもう外に出て良いんだったな」
「! そうだよ。今度、どっか行こうよ! 先にパイロットになった、あたしの友達もいるし…」
「そうだな。次の非番の時にでも」
美味しいものを食べたい。一昨年完成した、東京スタータワーに登ってみたい。旧首都の、海底遊歩道を歩いてみたい。様々な希望を出し合いながら、ユウナがふと零した。
「…外の奴らは、こんなこといちいち言わねえだろうな」
「そうかもね」
「流行りとか、もう分かんねえ。…あんた、甘いものが好きなんだな」
「そうだけど。意外?」
「周りにも鍛えてる奴はいたけど、皆して糖分は敵だとか言ってたから」
「ちっちっち。こういうのは、バランスが大事なの。ほら」
おもむろに彼女は、力こぶを作って彼に差し出した。
「筋肉と脂肪の比率が大事なの。…触っていいよ」
「…」
ユウナは、恐る恐る彼女の二の腕を掴んだ。盛り上がった筋肉は、彼の握り拳よりも大きい。それでも、その表面は柔らかい。
「お、おう…」
「どう? どう? やっぱり、人の目があるってモチベになるのよね」
そこまで言うと彼女は、いきなりユウナの二の腕を掴んだ。
「ちょっ!」
「おっ、意外とある。でも、まだまだこれからね」
「おいっ、止めろ!」
「それにしても、肌綺麗ね〜。こんなとこまで女の子みたい…」
「ああもうっ!」
彼女の手を振り払うと、彼は立ち上がった。
「オレを、女扱いするんじゃ…」
「…」
怒鳴りかけて、固まった。
彼の目の前には、驚いた顔で彼を見上げる、アキラ。中途半端に突き出した腕の間に浮かぶ、2つの果実。
そして、彼女の鼻先で揺れる、『男』の証。
「っ!」
「…」
ユウナはその場にしゃがみ、アキラは両手で胸と股間を覆った。
また、沈黙。
やがて…俯いたまま、アキラが遠慮がちに、言った。
「…する?」
「するって」
股間に置いた手を、ゆっくりとどける。そうしてその指で、滑らかな秘部を小さく広げた。
「…任務外の、性交渉」
湯の熱だけではない、明らかに上気した顔で、彼女は囁いた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
今夜はここまで
乙でした
アキラを抱く
抱く。
プレイ内容も指定して良いなら信頼を深め合う意味も込めてお互いに愛撫しあう。
(もう大体決まっちゃったし場所も指定してちょ)
洗うのも楽そうだし、せっかくだからお風呂で
…
「っ、あ…柔らか…」
「こっちは…硬いね…んっ」
湯船の中で向かい合って座り、互いの性器を指で撫で合う。全身筋肉に覆われたアキラも、つるりとした秘部だけはただ柔らかく、熱い。素肌の裂け目をそっと開くと、薄桃色の粘膜が覗いた。クレードルでの講義で見た女性器と違って、陰核は完全に皮に包まれている。
反対に、ユウナの怒張したペニスは、先端の包皮は完全に剥けて、赤らんだ亀頭が露わだ。
「女の子みたいな身体なのに…ここは、しっかり男の子なんだ」
「うるさい…っ」
陰嚢をつままれ、竦み上がる。当然、ユウナの陰部も完全に除毛されており、つるつるだ。
「他の男よりも、大きいの…?」
「知るかよ…うっ」
肩を震わせる。ユウナは負けじと、尻に手を伸ばした。
「うわ、硬っ」
「だから、鍛えてるもん」
自慢気に言うと、不意に声を潜め、それから言った。
「…ここなら、柔らかいよ?」
そう言って、肩をそらす。湯に浮かぶ豊かな双丘が、彼の目の前に突き出される。
「おっぱい、触っていいよ。…ちょっとだけなら、先っぽも」
「!」
両手で、柔らかな膨らみをそっと包んだ。軽く揺すると、白い肌に小さく波が立つ。アキラが、くすぐったそうに笑う。
「んふっ…」
「…」
無言で、彼女の乳房を揉む。その顔は上気し、瞬きもしない。それでも、紅い乳首には触れないよう、気をつけて愛撫していた。
「はぁっ…んっ…」
「っ…ふぅっ…」
アキラの手の中で、彼の男根がびくんと跳ねた。
彼女は脚を広げると、ぱんぱんに腫れたそれを両手で包み、自らの脚の間に優しく引き寄せた。
「…おいで」
「! …っ」
導かれるまま、腰を突き出す。
ユウナが、温かい、濡れたものに埋まっていく。それは彼の分身を根本まで包み込むと、きゅっと締まった。
その瞬間、彼が短く声を上げた。
「ぅあっ…」
それと同時に、煮えたぎるように熱い子種が、彼女の胎内に勢いよく溢れ出した。
「あっ…出てる…」
「うっ、あ、はっ…」
アキラの身体にしがみついて、腰を震わせるユウナ。その肩を抱き締め、濡れた髪を撫でると、アキラは囁いた。
「いっぱい出るね…あたしの膣内、気持ちいい…?」
「…っ」
小さく、ユウナが頷く。
「そっか。パイロットとしては、良いことかな」
そこまで言って、思い出したように呟く。
「…あっ、避妊…」
「…」
ユウナが恐る恐る顔を上げ、アキラと目を合わせる。
「…一旦、上がろっか」
…
便座の上に座ると、アキラは脚を広げ、膣に指を突っ込んだ。
「んっ…」
どろりとした白い液体が、ぼたぼたと溢れ、便器に落ちる。
ユウナはそれを、彼女の股間に顔を埋めるようにして見つめている。
「やだ、見ないで…」
「…」
「もうっ…」
呆れ顔で、便器から立ち上がる。それから、汚れた手で下腹を撫でると、ぼそっと言った。
「…シミュレーターと違って、いつまでもお腹があったかいや。これじゃあ、本当に妊娠しちゃう」
「ヘルスケアが何も言わないなら、大丈夫だろ」
「そういう問題じゃないの!」
手を洗い、トイレを出る。大きなベッドの据えられたその部屋は、性交のための部屋。
ベッドの上に登り、枕元に山積みにされた小さなビニールの包みを取り上げると、アキラは手招きした。
「ほら、こっち」
言われるがまま彼女の隣に来ると、包みを破り、中から丸いゴムの被膜を取り出した。既に準備万端な彼の一物に、慣れない手付きで被せる。
「これでOK…かな?」
「良いだろ」
「やっ…」
アキラの押し倒すと、そのまま彼女の膣に挿入した。激しく腰を振り、濡れた性器を擦り合わせる。
「やだっ、もっと、優しくっ」
「っ…っ…」
アキラは手を伸ばすと、一心不乱に腰を振る彼の尻を、ぎゅっと掴んだ。
「っ!?」
「お尻っ、触っちゃうもん。あー、柔か…ぁんっ!?」
強く腰を打ちつけられ、怯む。
尻から手を離すと、今度は彼の頭を自分の胸に抱き寄せた。
「んっ、んぅっ」
「ふっ、んっ、うっ…」
柔らかな胸の谷間で、どうにか顔を上げると、ユウナは呻いた。
「お前っ、どこもかしこも、硬いんだよっ」
「言ったわね? おっぱい攻撃っ!」
両手で乳房を掴み、彼の頭を挟み込んだ。
彼女の膣内で、彼のペニスが一段と膨らんだ。
「あっ…出そう…?」
「…」
何も言わず、腰を速める。
上気した彼の顔を見ながら…アキラは、そっと自らの乳首を、指でつまんだ。
「んあぁっ!」
「!? …ぅあっ」
膣が、きつく締まった。急な刺激に、ユウナは二度目の射精を迎えた。
名残惜しそうに腰を引き、ペニスを抜く。精液でぱんぱんに膨れたコンドームを見て、アキラが唸った。
「うわ、二回目でこの量って…絶対に、妊娠させてやるって感じ」
「…たい」
「えっ?」
「…妊娠、させたい…アキラの中に…もっと、出したい」
「! やだストップ! ちょっと休ませて…あぁっ!」
…
翌日。ベッドの下で目覚めたユウナは、まず全身の激しい筋肉痛を自覚し、それから頬に残る真っ赤な掌の痕に気付いたのであった。
…
ミーティングルームにて。大きな円形の机に隣り合って座ると、目の前に大きな画面がせり上がってきた。
画面に現れたのは、ライヒ博士。
”ネストの皆、おはよう。定刻通り、揃ったようね”
彼女の顔の周りに、数個の小さなウィンドウが開く。表示されているのは、他の居住区に住むパイロットたちだ。
”定例会議の前に、皆に紹介よ。昨日からこのネストに仲間入りした、新しいパイロットがいるわ”
ライヒ博士の顔が消え、代わりにユウナとアキラの姿が映し出された。
”おいおい、レズでもオルゴンボックス動かせるのかよ”
”どっちが男だ?”
「…」
「ユウナ、抑えて」
”馬鹿なこと言わないの。…先日、初陣にして見事ドゥームズを撃退した、パイロットX#36、アキラと、パイロットY#2、ユウナよ”
忽ち、画面の向こうがざわついた。
”…Y#6、結城シュウリです。質問を良いですか”
”どうぞ”
黒髪の生真面目そうな青年が、ユウナに質問する。
”先程の紹介が間違いでなければ…ユウナさん、貴方は二人目のパイロットY…それは、つまり”
「ああ、オレはお前らの先輩だぞ。敬え」
”…ごめんなさい”
ライヒが割り込んだ。
”その辺りは、機密に関わるの。ただ言えるのは、彼はクレードルを卒業する前からオルゴンボックスに認められた、立派なパイロットってこと。そして、X#36はそれに相応しい、強力な操縦者ということよ”
ここで、紹介は打ち切られた。
次に、黒雲に包まれた氷山と、荒れる海の映像が流れた。
”無人機から撮影された、北極と南極の現在の映像よ。相変わらず上空は黒雲に覆われて、極地付近はドゥームズの群れで近づけそうにないわ”
やや引きの視点で取られた映像。空は、分厚い黒雲に覆われている。そして、薄暗い海上には、おびただしい数の怪物が蠢いていた。
オゾンホール直下、普通なら雲などできないはずの高度に立ち込めた黒い雲の中から現れた巨大生物、通称『ドゥームズ』。極地を制圧した彼らだが、どういうわけかその場から海を渡って陸地を目指すことはせず、そのまま留まり続けた。
彼らが人間の居住地に侵攻するプロセスは、現在知られている限りでは次の通りである。
①極地上空から、黒雲の一部が地上、あるいは海面近くまで伸びてくる
②その先端に、一体のドゥームズが吸い込まれる
③人間の居住地上空、数百mに黒雲が出現し、中から吸い込まれたドゥームズが顕現する
このようなプロセスを踏む理由としては、ドゥームズが海を泳げない、オゾンホールから一定距離離れると生命を維持できなくなるなどの仮説がある。
”今週のドゥームズ襲撃は3件。そのいずれもが、クラウドバスターによって撃退されているわ。1件はロシアのバイカル湖畔、1件はチリはアンデス山脈の麓。そして1件が、日本の中部ブロック”
画面に先日2人が倒した、おぞましい怪物の姿が映る。
”名称は『ロータス』に決定したわ”
”うわ…”
”今年一キモいな…”
”それだけじゃないわ。このドゥームズは、身体を流れる体液に溶解作用があるの。クラウドバスターは、これの心臓部をドリルで貫いて撃破したけど、その際にナノマシンの18%を失ったわ”
画面が、真っ二つに引き裂かれたロータスの死骸に切り替わる。断面から流れる七色の液体が、コンクリートや建物を溶かしているのが分かる。
”今後、同様の個体が出現するかも知れない。特に近距離型の操縦者は気をつけて”
会議が終わった。パイロットたちの顔が消え、ライヒ博士の顔だけが残された。
”…昨夜は、はしゃいじゃったみたいね”
「…」
「…ふんっ」
そっぽを向くアキラ。ライヒは苦笑すると、言った。
”ネストに来た子たちは、最初は羽目を外し過ぎちゃうものよ。仲良くしてね”
それからおもむろに、手元から何やら書類を取り上げた。
”…それに、そろそろ二人目のパートナーが来る頃だし”
「!」
「えっ、もう?」
”勿論。アキラちゃんが体調不良になったら困るでしょ? それに、そろそろ『危ない』時期じゃない”
「!」
ぱっと、アキラの顔が赤らむ。
単刀直入に言うなら、生理周期の話だ。今はまだ大丈夫だが、性交によって妊娠の可能性が高まる時期が、近づいていた。
”元々ネストに入ったら、次の日には2人目が来るものよ。ユウナ君の場合は色々あって、時期がずれちゃったけど…”
手元の書類に目を遣り、告げる。
”先に、簡単に紹介しておくわね。…”
↓1〜3でコンマ最大 女性パイロットの名前と年齢 コンマがゾロ目で…?
女性パイロットの
名前 カオリ
年齢 17
ルイ 17歳
ヤヨイ
16歳
”名前はカオリちゃん。あなたのひとつ上、17歳よ”
「…」
仏頂面で、説明を聞くアキラ。ユウナは、気まずそうに鼻を啜る。
”見た目はこんな感じ”
画面に、少女の全身像が映し出される。
↓1〜3をMIX カオリの外見的特徴
白髪メカクレのオドオドした雰囲気の女性 小柄だが胸は大きい
赤毛のツインテール、タレ目でおっとりした雰囲気
華奢だが脱ぐと胸もお尻も平均くらい
黒髪おかっぱ
小柄で猫背で目の下に隈な根暗な雰囲気
ちゃんと整えれば美少女
暗い。そう、ユウナは思った。
小柄で、猫背気味だ。短いツインテールに括られた髪は白く、切り揃えられた前髪は何故か目の下まで伸びている。前髪の隙間から覗く目は、赤い柔らかな垂れ目で、薄っすらと隈が浮いているのが分かる。背中を縮めるように立っているが、胸は大きいようだ。
「姿勢が悪い」
ぼそりと、アキラが呟いた。
「腕も細いし…大丈夫なの?」
”これでも、シミュレーターでは優秀な成績を残しているわ。それから、本人の了承を得た上で、今のうちに伝えておくけど…”
↓1〜3をいい感じに カオリの性癖、性感帯について
性感帯 おへそ
露出癖
コスプレ趣味
「おい、ちょっと待て」
ふと気になって、ユウナが止めた。
「ところで、そいつのその格好は何だ?」
画面に映る彼女は、どういうわけかビキニと燕尾服を組み合わせたような、露出の高い格好をしている。フリフリの黒スカートは丈が足りておらず、ピンク色のショーツが丸見えだ。
”魔法少女ラジカル☆ラプチャンのコスプレだそうよ。…彼女の、趣味。こういう格好で、人に見られるのが好きみたい。あと、弱点はおへそよ”
「…」
「…」
顔を見合わせる2人。やがて、ユウナが何か言いかけた時、突然天井の赤色灯が点滅を始めた。
「! ドゥームズか」
”ちょっと待ってて。……関東第17ブロックに避難命令が出てる。黒雲の形成が始まったみたい”
「最近多くない?! あたしたちは…」
”#Y2は、今日は応援部隊に入ってるわ”
「ファーストがしくじらなければ、出ずに済むってことか」
”でも待機はしておいてね”
「分かったよ」
「着替えて、格納庫ね」
2人は立ち上がり、ミーティングルームを後にした。
今夜はここまで
久々の安価スレなんですけど、安価出すペースとかこんな感じでいいのかな
乙
いいと思います
…
「…暇だな」
「そうね」
薄暗いオルゴンボックスの中。パイロットスーツに着替えた2人は、モニターに映る戦闘区の様子を、退屈そうに眺めていた。アキラは両手にダンベルを持ち、アキラは柔軟体操をしている。ダンベルは、オルゴンボックスの制御AIに冗談半分に注文したところ、瞬時にナノマシンから作って出してくれた。ユウナがストレッチしているのは、ひどい筋肉痛を少しでも解消するためだ。
2人が着ているパイロットスーツ。細かな差異こそあれど、概ね共通のデザインをしている。ラバースーツめいて首から下を覆う黒い被膜は、汗や老廃物を吸収し、体温を最適な状態に保つ機能がある。灰色のチェストアーマーにはセンサーが内蔵されており、心拍数や体温など、着用者の生体情報をモニタリングしている。また、超細径針から麻酔薬や強心剤などの薬物を投与することもできる他、ブーツと連動して姿勢制御や、歩行条件の監視による体力の把握などにも役立っている。股間に張り付いたサニタリーピースについては、特に言うことは無いだろう。強いて言うなら、男性用はペニスを収められるよう、女性よりやや大きく作られている。
これらの装備は、狭い国土でドゥームズの迎撃しか行わない日本のパイロットからすれば無用の長物かもしれない。しかし、広大な海を移動して迎撃する必要のある海洋国や、広い国土の一部に既にドゥームズが居着いてしまった地域では、一度の作戦が数日に渡ることがある。そういった場合に、このような装備が必要なのであった。
「オレにもダンベルくれよ」
伸びをしたユウナが言うと、瞬時に足元にナノマシンが湧き出し、2個のダンベルになった。
それを拾い上げ、上下に持ち上げながら彼は言った。
↓1 何について話そう?
他のパイロットについて
現在出撃中のファーストの事とかそれ以外とか
「今出てるのはY#7だったか」
「ユウセイって人みたい。女の子の方は、アサミ…だっけ」
「さっきレズとか何とか言いやがったヤツだな」
モニターには、4本足で移動し両手の機関銃を撃ちまくるクラウドバスターと、それを軽々躱すトカゲのような形のドゥームズが映っている。クラウドバスター・タレットというのが、今出撃している機体の名前であった。
「あんな雑魚相手に苦戦しやがって。いい気味だ」
「そんなこと言わないの」
嗜めるアキラ。彼女の言うことはもっともで、避難させるべき人口で戦闘区を区切っている都合上、関東ブロックは一つの区域が極端に狭い。だからこそ固定砲台型のクラウドバスターが出ているわけだが、如何せん素早い相手には相性が悪い。苦戦するのは無理もないことであった。
とは言え、戦闘から2時間が経過し、ドゥームズの身体には無数の銃創ができている。動きも最初よりは鈍く、倒れるのも時間の問題だろう。
「もう片方の待機は?」
「さっき質問してきた、結城シュウリさんよ」
「ああ、あいつか」
黒い髪を短く切り、眼鏡を掛けた彼は、他の者よりは年長のように見えた。
AIが気を利かせて、他のパイロットの情報を表示させた。それによると、シュウリは22歳で、去年パイロットになったらしい。女性に比べるとまだ可能性はあるとは言え、この歳でパイロットになるというのは非常に稀だ。血の滲むような努力があったのだろう。
相手はヒメユリという18歳の少女で、機体名はクラウドバスター・ナーワル。イッカクという意味だが、長い角を生かした近距離型ではなく、長いライフルを携えた超長距離狙撃型らしい。
「あいつはまだまともそうだったな」
「真面目な人みたいだったね」
画面の向こうでは、タレットがドゥームズの頭部に、致命的な弾丸を命中させたところであった。
「これならいけそうだな。そろそろ帰れそうだ…」
ダンベルを置こうとしたその時、突然画面の真ん中にライヒ博士の顔が映し出された。
「博士、どうしたの?」
”今映ってる戦闘区に、オゾンホールが観測されたわ”
「…は?」
”黒雲の形成が始まってる。出撃の用意をして”
「嘘だろ? ドゥームズが、同じところにもう一体来るってのかよ?」
”嘘じゃないの! 見て”
画面に、少し離れた場所の空が映る。遙か上空には、薄い黒雲がわだかまっているのが見えた。それは見る見る内に濃度を増し、地上に向かって伸びてきていた。
「ユウナ!」
「クソっ! しゃあねえ」
ダンベルを放り捨てると、足元からモーターサイクルめいた操縦席がせり上がってきた。サニタリーピースを毟り取り、アキラがそれに跨ると、ユウナもペニスを出してその後ろに立った。
「よし…いくぞ…」
「うんっ…あっ」
サニタリーピースの吸収剤は、潤滑剤にもなる。おかげで彼のペニスは、アキラの膣にスムーズに挿入された。
『オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、起動開始』
ハンガーから切り離されたオルゴンボックスが、ナノマシンの海に沈む。ナノマシンが、鉄の巨人を形作っていく。
『パイロットX:アキラ。パイロットY:ユウナ。 結合を確認。オルゴン供給、安定』
やがて液体ナノマシンは、屈強な上半身に鋭い爪を持つ、野人となった。
『クラウドバスター・サヴェージ、起動完了』
「「クラウドバスター・サヴェージ、発進!」」
2人の号令で、ゴンドラが高速で上昇を始めた。
…
クラウドバスター・タレットが、動けなくなったドゥームズの前に立つ。その腹部が展開し、中から大口径の砲身が突き出した。
次の瞬間、青いエネルギー弾が放たれ、瀕死のドゥームズを灼き尽くした。
時間はかかったが、これで終わりだ。砲身を収め、帰路に就こうとしたその時、突然機体が大きく揺れた。
見ると、4本の足の下に、巨大な蜘蛛めいた怪物が潜り込んでいた。それは8本の足をぐいと伸ばすと、巨大なタレットの身体を、地面に倒してしまった。
「ねえ、あれマズいんじゃないの!?」
地表に出た瞬間、アキラが叫んだ。
タレットをひっくり返した蜘蛛のドゥームズは、その体をよじ登り、頭部のオルゴンボックスに迫ろうとしていた。
「えらく頭を使うヤツだな…行くぞ!」
ユウナは、彼女の尻に両手を置いた。黒いスーツに無数のコンソールが投影された。
___オルゴンボックスの制御AIは、パイロットの行動からその意図を読み取り、クラウドバスターに反映します。
参加者から、クラウドバスターの行動を指示するには、2通りの方法があります。そのどちらを選んでも構いません。
一つは、直接クラウドバスターの行動を明記すること。走る、ジャンプする、爪を立てるなど、具体的な戦闘行動を記述してください。
一つは、パイロットの行動を記述すること。体位や、愛撫する部位、抽迭の速度などをできるだけ細やかに記載してください。
クラウドバスター・サヴェージは、起動時点ではY#2が操縦者です。しかし、行動に応じて自在にX#36と役割を入れ替えることができます。その場合は、役割交換の旨を明記してください。
では、始めましょう。
↓1 どうする?
まず敵の足を破壊していく
腰を引き、突き出す。
「んっ」
サヴェージが、歩き出した。徐々にスピードを上げると、爪を振りかざし、飛びかかった。
「はあっ!」
タレットの胴に食い込む脚の一本を、両手で掴んだ。そのまま、ぐいぐいと引っ張る。
”おい、早くしろ!”
モニターの隅に、タレットのコックピット内が映る。憔悴した男と、その下でぐったりしている女の姿が見えた。
「うるせえ。ぐちゃぐちゃ言う前にお前らも抵抗しろ」
吐き捨てるように言うと、ユウナはアキラの腰を両手で掴み、そしてぐいと引き寄せた。
8本の脚の一つが、遂に関節からちぎり取られた。
サヴェージはそれを放り捨てると、更に隣の脚に取り掛かった。タレットも、片手の機関銃を連射し、コックピットへの一撃を防いでいる。
一本、また一本と、細長い硬質な脚を毟り取っていく。右の脚を2本、左の足を3本奪われて、とうとうドゥームズが態勢を崩した。頭部に2つ開いた口をキシキシと鳴らしながら、タレットを捨ててサヴェージに向き直る。
↓1 どうする?
操縦者を入れ換える(役割交換)
「ちょっと、あたしに代わって」
不意にアキラが言った。
「何で」
「君、突っ込むのは得意でも、迎え撃つのは苦手でしょ…ほらっ!」
突然、コックピットが回転した。仰向けのユウナに跨る形になると、アキラは両手で彼の頬を挟んだ。
外では、残った脚で飛びかかかってきた蜘蛛の牙を、サヴェージが両手で受け止めていた。
「ね?」
「…」
不貞腐れたように、ユウナはそっぽを向いた。
掴んだ牙を、地面に叩きつける。細い足で胴体を踏みつけると、サヴェージは指を曲げ伸ばしした。鋭い10本の爪が、黒雲の下で不敵に煌めいた。
↓1 どうする?
そのまま迎え撃ち、隙をみてカウンター
ドゥームズが、吼えた。
「うわっ」
「きゃっ」
身体を大きく揺すりサヴェージを振り落とすと、再び牙を剥いて飛びかかった。それを拳で叩き落とすと、更に頭で足元を薙いできた。
「!」
ユウナの上で、アキラが大きく腰を振る。
「んあっ!」
サヴェージが小さくジャンプし、攻撃を間一髪で躱した。この機体は、スピードとパワーに優れているが、その反面脚部は脆弱だ。それを相手も悟ったらしい。飛び上がることはせず。牙で足元を狙ってきた。
「このっ、このっ!」
小さく腰を揺すりながら、ユウナの胸や腹を指先で刺激する。
足元に向かって、爪を突き出すサヴェージ。しかし、どうにも決定打に欠ける。アキラは言った。
「ユウナ、これ外していい?」
「はっ? す、好きにしろっ!」
アキラが、彼のチェストアーマーを毟り取った。そうして、剥き出しになった彼の乳首を、指で挟んだ。
「ちょっ、くすぐったっ、はっ」
「この前の、お返しっ」
遂に、左の爪が蜘蛛の脚を捕らえた。身を捩り、噛みつこうとする頭に、右の拳を打ち込んだ。
「こいつ、硬くない!? このっ!」
繰り返し、パンチを見舞うサヴェージ。しかし、怯みはするものの致命傷が与えられない。
「もういい、代われアキラ…」
ユウナが良いかけたその時
”…大変お待たせしました。ようやく、準備ができました”
突然、モニターに一組の男女が映し出された。
「!?」
「えっ、シュウリさん?」
そこにいたのは、操縦席に座る結城シュウリと、彼の膝の上で大きく脚を広げ、こちらを向いて座る、一人の小柄な女であった。彼女の無毛の割れ目にはシュウリの男根が根本まで刺さっており、彼の拍動に合わせて、縁から白い液体を溢れさせていた。そして、片手でその上の陰核を扱き、もう片方の手で控えめな乳房を愛撫するシュウリは、朝とは明らかに違う、『狩る者』の目をしていた。
”クラウドバスター・タレットは南西方向にできるだけ遠く避難を。クラウドバスター・サヴェージは、そのドゥームズをできるだけ上に持ち上げていただけますか”
”はっ、シュウリさんっ、もうだめっ、もう出ちゃうっ!”
”我慢しなさい”
「…こっちの腕吹っ飛ばさないでよ!?」
アキラはユウナの頭に両腕を回すと、ぐいと彼の身体を引き寄せた。
サヴェージが、両手で蜘蛛の胴を掴み、頭上に高く掲げた。
”出るっ、あっ、漏れるっ! 見ないでぇっ!!”
通信が切れた、次の瞬間
凄まじい衝撃が、2人の頭上を駆け抜けた。
「ひっ…」
「う、わっ…」
声も出ない2人。恐る恐るカメラを上へ向けると、そこには無傷のまま掲げられたサヴェージの両腕と、その間で燻る蜘蛛の残骸が映った。
視線を移すと、遙か向こうには、長大なライフルを構えた、一機の人型クラウドバスターがいた。
「…美味しいとこ、持ってかれちゃった」
「そうだな」
脱力したように、2人は溜め息を吐いた。
…
格納庫に戻り、オルゴンボックスから降りると、丁度ライヒ博士が待っていた。そして、その隣の人物を見て、アキラの顔が固まった。
「…ど、どうも」
おずおずと、片手を上げる少女。白い前髪を赤い目の下で揃え、後ろ髪を2つで括った、猫背気味に立つ小柄な彼女は、朝に紹介されたユウナの二人目のパートナー、カオリであった。彼女は今、アキラと同じパイロットスーツを着ていた。
「いい加減、延び延びになってる試運転を済ましておかないとと思ってね」
ライヒが、彼女の肩を叩く。
「実物を見た感想は? カオリちゃん」
「あ…思ったより、ちっちゃいなって…」
「悪かったな」
唸るユウナ。アキラが、じろりと彼女を睨む。
「こう見えてこの子、体力オバケだよ。耐えきれるの?」
「ひっ」
長身のマッチョ女に睨まれて、竦み上がるカオリ。
「脅かさないの。…大丈夫、ユウナとの相性も計算済み。あなたとは違った方向で、彼とマッチするはずよ」
「…そう」
アキラは短く応えると、足早に出口に向かって歩いた。
「ユウナ、あたし先に帰ってるね」
「あ、ああ…」
去っていく背中を呆然と眺めながら、ユウナは小さく頷いた。
「…うち、嫌われてるっぽいですね」
オルゴンボックスのハッチを見ながら、カオリがぼそっと呟いた。
「アキラに?」
「はあ。どう見てもあの人、うちのこと嫌いでしょ。はぁー、これからあの人と同じ居住区かぁ…3日以内に殴り殺されそう」
「それは流石に無いだろ。あいつだって、その内慣れる」
ユウナは先程出てきたばかりの。カオリは生まれて初めてのオルゴンボックスへ、足を踏み入れた。
2人の後ろで、ハッチが閉じた。壁一面のモニターが点灯し、待機画面が表示された。
↓1〜3でコンマ最大 ユウナとカオリの最初の体位(ユウナとアキラは後背位)
背面座位
正常位
屈曲位
床からナノマシンが湧き出し、低いベッドのような台座を形成した。その上に、カオリは仰向けに横たわり、そして腿を掴んで両脚をぐいと持ち上げた。
ロボットアームが伸び、サニタリーピースを取り去る。腰と一緒に軽く持ち上がった太腿の間で、軽く湿った秘部が小さく口を開けた。
『パイロットX:カオリ 17歳 パーソナルスコアを検証。…完了。結果:適合。X#37に登録』
「おっほ、やっば…♥ これ、凄いまんこ見られてる…」
「しんどくないか、その体勢…?」
ロボットアームが、ユウナのサニタリーピースも外す。先程の戦闘で一度も絶頂しなかったせいで、彼のペニスはパンパンに膨れ上がっている。
「だ、大丈夫です…早く、挿れて…」
カウパー液の滲む亀頭を、膣口にあてがう。そして、全身で彼女にのしかかるように、ペニスをねじ込んだ。
「くぅっ…」
「あ、あっ、あっ…」
怒張したペニスが、彼女の膣に根本まで収まった。
v i r g i n l o s t
『 破 瓜 認 証 』
モニターに、格納庫の内景が映し出される。その景色がぐらりと傾き、そして落ちた。
「ひっ、落ちたっ…!?」
『パイロットY:ユウナ パーソナルスコアを検証。…完了。Y#02に登録済』
『オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、起動開始』
「て、テンション上がりますよね」
「はあ?」
「ロボットアニメみたいに、これから発進って…この、ピチピチのスーツも、それっぽくて」
「これは遊びじゃねえぞ」
「ひっ、ご、ごめんなさい…」
『パイロットX:カオリ パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給、安定』
モニターの一部が、格納庫内を別の角度から映す。強化アクリルの水槽に満たされた液体ナノマシンが、2人の駆る鉄の戦士へと、姿を変えていく。
___クラウドバスターシステムによって形成される機体は、全て名称を『クラウドバスター・〇〇』と定義されます。
クラウドバスターの形状は様々で、人型を始め四足獣や鳥類、或いは戦車や戦闘機といった形状を取ることもできます。また、武装も剣や斧といった近接武器から、ナノマシンから作られる実弾を放つ銃や、大量のオルゴン波を放つエネルギー銃まで様々です。いかなる条件であっても、パイロットに最適な戦闘形態を実現することができます。
では、始めましょう。
↓ 23:10まででコンマ最大 ユウナとカオリの操縦する機体名、およびその特徴をできるだけ詳しく
クラウドバスター・グラップル
重厚な四肢を持つ格闘戦特化機体。
見た目通り装甲は分厚く、生半可な攻撃では傷一つ付かない。
本来ならば自重で稼働もままならないが、オルゴンボックスから得られる大出力を背面に歪なほどに過剰装着されたブースターで補い高速戦闘を可能にしている。また四肢にもブースターが仕込まれており、高速の拳や蹴りを放つことが出来る。
しかし機体バランスは劣悪の一言であり、パイロットにかかるG負荷は甚大であり小回りも効かない。
なおG負荷は性交中のパイロットに予測不能な刺激を与えることもあるのでデメリットだけというわけでもない。
むしろドMなパイロットからは好評な面もある。
クラウドバスター・マジカル
女性型のロボット。マジカルの名前の通りに魔法少女の服装を模した装甲をしている。
この装甲にはドゥームズの体液を吸収し、クラウドバスターに使用できるナノマシンへと変換する機能がある。
ただし、体液のすべてを変換できるわけではないので、限界値を超えると装甲が溶解する。再構成するには1から出撃しないといけない。
武装は杖でこれによる接近戦と先端から大量のオルゴン派を放つビーム攻撃が出来る。
攻防に優れた機体に見えるが、長期戦は不得手(装甲が消えた後は特に)
「…何だこれ?」
ユウナは目を疑った。
サヴェージのような、いかにも機械然としたものを想像していたのだが、実際に出来上がってきたのは、滑らかな丸みを帯びた脚部であった。脚だけではない。くびれた腰に、丸く膨らんだ胸部。華奢な肩に、細い首。それが頭部のオルゴンボックスに接続された時、残ったナノマシンが全身を覆い、装甲を形成し始めた。
胸の高さだけを覆う、燕尾服とビキニを組み合わせたようなトップス。フリルを詰め込みまくって、殆ど垂直に広がるミニスカート。隠せていない、股間部。
「ラプチャン…ラプチャンだ…!」
カオリが、興奮気味に呟く。
そう。その姿は、彼女が全身写真で着ていた、『魔法少女ラジカル☆ラプチャン』と、殆ど同じ格好であった。
『クラウドバスターシステム、起動完了。定義。名称:クラウドバスター・マジカル』
”お疲れ様。認証が完了したわ”
モニターに、ライヒ博士が現れる。
「えっ、これヤバくないですか? うちが操縦したい」
「この体勢じゃ無理だろ」
「でもでも…ユウナ、さん? アニメとか観ないでしょ? だったら、うちが操縦したほうが強くないですか?」
「…マズくなったら交代するよ」
ぶっきらぼうに返すユウナ。クラウドバスターの姿が気に食わないのもあるが、それ以上に、寸止めを重ねたペニスが、今にも暴発しそうであった。
ハンガーが伸びてきて、オルゴンボックスを掴んだ。
”もう解除して大丈夫よ”
「はーい。…流石に腰が痛い」
「…」
「…ユウナさん?」
ユウナはカオリを組み敷いたまま、黙り込んでいた。
↓1 どうする?
①このままカオリを犯す
②居住区まで耐える
③格納庫のミーティングルームまで耐える
2
2
…
自室のベッドの上で、アキラは寝息を立てていた。水滴の残るベッドの上で、彼女はタンクトップ一枚だけで、下半身は裸だ。しどけなく開かれた腿の間と、右手からは、饐えた臭いが漂っている。
突然、部屋のドアが勢いよく開いた。
足音荒く入ってきたユウナは、まずこちらに向いた全開の膣を見て、それだけで射精しかけた。それを何とか堪えると、ズボンと下着を脱ぎ捨て、ベッドによじ登った。
「ん…ユウナ…?」
「アキラ…」
膝の間に割り込みながら、彼は言った。
「ヤるぞ」
「うん…って、えっ?!」
一気に目が覚めたのか、アキラが起き上がる。
「ど、どうしたの? カオリとの…その、アレは、もう終わったの?」
「終わった。もう、我慢できない」
「我慢って…」
彼の意図する所に気付いた時、彼女の顔がぱっと赤くなった。
「もしかして…ずっと、我慢してたの?」
ユウナが頷く。
「カオリの膣に出さなかったの?」
再び頷く。
それを見た瞬間、アキラの目に涙が浮かんだ。
「…ずっと我慢して…あたしのところに、来たの?」
「そうだ。早くしたい。出したい」
ぎちぎちに張ったペニスを、彼女の股間に押し付けようとする。それを何とか押し止めると、彼女は言う。
「…避妊、しないと」
「嫌だ」
「駄目だよ。妊娠しちゃう」
「クラウドバスターの中では、避妊しないだろ」
「それは、そうしないといけないからで…でも、今は」
「あそこで出そうがここで出そうが、一緒だ」
「で、でも、あたしそろそろ、危ない日…」
「だったら、産んでくれよ! オレ、頑張るから…だから…」
掠れた声で訴えるユウナ。アキラは何か言いかけて…諦めたように、微笑んだ。
「…うん、分かった」
「!」
脚を広げ、大陰唇を両手で大きく広げて見せる。自慰行為に耽っていた彼女の入り口は、濡れそぼって妖しく光っていた。
「君のおちんちん、ちょうだい。精子、いっぱいちょうだい。…君との赤ちゃん、ちょうだい」
「アキラっ!」
ユウナは飛びつくと、彼女の膣に、ペニスを突き出した。
温かい、柔らかい穴が、彼の肉棒を包み込む。亀頭が子宮の入り口に触れた瞬間、ユウナは我慢し続けた精子を、たっぷりと中出しした。
大きな胸にしがみついたまま気持ちよさそうに射精する彼を、アキラは愛おしそうに撫でていた。
↓1〜3でコンマ最大 アキラとのプレイ内容
今夜はここまで
クラウドバスター・マジカルが>>1の想定してたやつと殆ど一緒でびっくりした
背面座位で姿見に犯される姿を見せながらセックス
乳首を寄せてチンコに抜き差し擦れるようにパイずりさせイカせる
舌を絡めながら種付けプレス
ええ…まさかカオリとのイベントこれで終わりでまた新キャラ出す流れ?
これなら最初からアキラのみにしてカオリ出さなければ良かったのに…
どの安価でも自分の好みのタイプに限って塩対応の安価出されて本当辛い
ディープ・キスしながら正常位
ラブラブディープキスしながら背後から何時間もねっとり乳揉み パイズリした後にお掃除フェラ、
騎乗位で奥まで突きながら揺れる胸を揉みしだいて中出しして対面座位に持ち込む
対面座位で抱きしめて突きながら揺れる胸を揉みつつ胸を舐めたり吸ったりしたらキスしたまま中出し
その後は押し倒して正常位で激しくつきまくって種付けプレスでフィニッシュ
これは安価下で>>174かな
それからカオリはこれからも出てくるのでがっかりするのはまだ早い
間違えた、>>147だった
…
「アキラっ、はっ、アキラっ…」
「あっ、あんっ、あんっ♥」
射精が終わっても、ユウナはまた腰を振り続ける。勃起したペニスは萎えることなく、彼女の胎を抉る。
「はあっ、あっ、うっ」
「んんっ…♥ いっぱい、出てる…♥」
水音が響く。泡立った汁が、繋がった所からベッドに零れ落ちる。
抱き合いながら、2人の目が合った。
「はっ、アキラ、っ」
「ユウナ…んっ」
アキラが背を曲げ、顔を寄せる。
吸い込まれるように、唇を重ねた。
「んっ、んくっ」
「ちゅ、んふっ…っは」
激しく舌を絡め合う。身長差のせいで、キスしている間は腰が止まる。だから、口を離しては腰を振り、動きを止めては抱き合い、互いの唾液を啜った。
…
数時間後。疲れ果てたユウナを抱きながら、アキラがふと言った。
「…ありがと。ちょっと、余裕が出てきた」
「?」
乳房の谷間で、ユウナが小さく顔を上げる。
「男の子はどうだか知らないけど、女は18過ぎると、もうパイロットは絶望的なんだよね。殆ど諦めてたけど、こうしてパイロットになれて…それなのに、君にはもう次の相手って。もう、あたしが用済みになっちゃんじゃないかって、不安だったの」
「そんなこと無い。カオリと乗ったやつは、サヴェージとは全然形が違ってた」
「それでも、ね。あたし…思ったよりも、君のこと、好きみたい」
「…そうか」
両腕で、彼の頭を抱きしめる。
「だから…忘れないでね。これから、ここに何人、女の子が増えても」
…
「準備できたかー?」
部屋の前で、ユウナが声を張り上げる。いつものラフな格好に、小さな鞄を掛けている。
「…おまたせ」
扉が開き、アキラが出てきた。時間を掛けた割には、タイトなジーンズにタンクトップに上着と、いつもと大きく変わらない格好だ。
「決めきれなくて、結局いつもの服にしちゃった」
「慣れた格好が良いだろ。…行くか」
「うん」
アキラは頷くと、彼の手を握った。
ゴンドラに乗り、居住区を出る。非番の今日、2人は数年ぶりに外の世界へ、足を踏み出した。
↓1〜3 どこへ行く?
(この数百年で、東京近辺の地形は大きく変わりました。東京タワーもスカイツリーも残っておらず、現在は東京スタータワーが建っています)
(首都直下型地震によって東京湾近辺は水没し、海底遊歩道として観光名所になっています)
(その他にも、皆さんがそれっぽい場所を書けば、それっぽい設定を付けます)
横浜ネオ中華街
新宿城
スタータワーで
(ニンジャが出そうな観光名所だな)
…
「凄い、人がいっぱい…」
午前9時。新宿城前にずらりと並んだ人の群れに、2人は目を見張った。
100年以上前の首都直下型地震は、来るべくして起こったものであった。故に、段階的な首都機能の移転や避難経路の確保などは既に終わっていた。その際に、皇居も京都へと帰ってきた。それは一時的なものの予定であったが、直後に別の地震で津波が東京湾近辺を襲ったために延期となり、結局現在も皇居は京都にある。津波で新宿御苑も被災し、こちらは復興の余力が宮内庁になかったために民間に払い下げられた。跡地に建てられたのが、歴史テーマパーク、新宿城であった。
どうにか10時過ぎに門をくぐった2人は、城の内部を見学して回った。入って暫くは、新宿御苑やそれを取り巻く旧首都の歴史や、同じ時期の世界情勢などが展示されていた。
「小学生の頃、修学旅行で来たことがあるの」
「オレもだ」
「ここに来たら、大体皆行くよね」
天守閣に登ると、近辺の景色が一望できる。2人が出てきたネストや、少し前までいたクレードルも見える。そして、少し目を移すと、つい昨日2体のドゥームズと交戦した第17ブロックが見えた。そこまで高い建物は無い地区であったが、やはり破壊の爪痕がはっきりと分かる。
「…そろそろ降りるか」
「うん。お腹空いてきたしね」
少し降りたところにある土産物屋を素通りすると、2人は城を後にした。
結局またアキラのイベントが自動進行かよ…
>>137の時は安価選択にしてたのに…
露骨に贔屓するなら新キャラ追加とか無駄な期待させないで最初からアキラのみでやればよかったのに
…
津波で水没した港湾地区から、少し内陸に下がった所に横浜”ネオ”中華街はある。何故ネオなのかというと、その当時流行ったSF映画で水没前の横浜中華街をモデルにした街が舞台になり、そこの名前がネオ中華街だったからだ。特に、その映画のスポンサーが華僑であったことが、命名を後押しした。
とは言え、そのような事情は彼らの生まれるずっと昔の話だ。空腹の2人は、路上販売の中華まんやちまきを買っては、色鮮やかな景色と共に味わった。
「きれいな景色とか、歴史のお勉強よりは、こういうやつの方が好みかもな」
胡麻団子を頬張りながら、ユウナが言った。
「ふふっ、そうかも」
人が多いと思ったら、獅子舞の群れとすれ違った。アキラはそれが気に入ったようで、丁度そばにあった店に入って、小さな獅子舞のキーホルダーを買った。
…
窓口の係員にIDカードを見せると、何も訊かれずチケットが2枚出てきた。
ここは、先日オープンした東京スタータワー。電波の送受信に高い塔が不要になって久しいが、首都のランドマークとして背の高い塔は欲しいらしく、首都直下型地震の前に解体されたスカイツリーよりも高い、全長777mにも上る鉄塔が造られた。これがこのスタータワーである。一応この塔には、人工衛星と大容量高速通信を行うという役割もある。
例によって最上階は展望台になっている。登るためのチケット代はそれなりにするが、クラウドバスターのパイロットである2人には、料金は問題にならなかった。
エレベーターを降りると、ガラス張りの窓が視界いっぱいに広がった。
「うおっ、高…」
「凄い、きれい…」
折しも時刻は夕方で、東京湾の向こうに沈んでいく夕日が、遙か前方に見えた。
壁面は全面ガラス張りで、床も一部が透明になっている。その周りではしゃぐ若者や、景色をうっとりと眺めるカップルなど、様々な客がいた。
「ほら、さっき行った新宿城だよ」
「ネオ中華街も、向こうにあるな」
窓に近付くと、ガラスの表面に見える景色の説明が表示された。順路に従って進んでいくと、ネストが見えた。どのような説明がなされているのだろう。そう思って見てみると、その周辺だけは不自然に空いた穴のように、施設名称以外の説明が無かった。ユウナは残念なような、ほっとしたような気分になった。
「…あ」
アキラが、何かに気付いた。指差す方を見ると、展望台の真ん中に真新しい祠が据えられていて、『星空神社』の看板が立っていた。
「何だそれ」
「スタータワーの神社だって。ちゃんと、神様をお迎えして建てたって書いてるよ」
顔をしかめるユウナを引っ張ると、彼女はお賽銭を投げ、祠の前で両手を合わせた。
「…これからの戦いを、無事に生き残れますように」
「…」
ユウナも黙って、隣で手を合わせた。
必勝祈願の御守を2つ買おうとして、彼女は思い出したようにもう一つ手に取った。
「そう言えば、明日からだったよね」
「ああ。…あんまり怖がらせるなよ。あいつ、すっかり嫌われたと思ってる」
「分かってるよ」
お守りを3つ買うと、2人は展望台を降りた。
…
ブリッジのランデブーポイントに、カオリは一人でやってきた。
「あ…ども」
「ああ」
軽く片手を上げるユウナ。相変わらずおどおどとした彼女の姿を見て、言う。
「今日は普通の恰好なんだな」
「アレは勝負服なんですー」
緑色のワンピース姿で、白いケープを肩に掛けている。必要品は予めネストに運ばれているはずなのに、彼女は大きな鞄を抱えていた。
「何だ、それ?」
「秘蔵コレクション。見たら、ぶっ飛ばしますから」
「こっわ。アキラに助けてもらわねえと」
「っ…!」
カオリの顔が強張った。ユウナははっとなって、すぐに言った。
「そんなに心配するな。あいつも反省してる」
「そ、そうですか…?」
ネストに向かうブリッジを、2人で歩き始めた。
↓1〜3 カオリとの会話内容
最初にあったときは魔法少女のコスチュームを着ていたけど、他にどんなコスチュームを着ているのか?
魔法少女ラジカル☆ラブチャンの話について(作品が好きになったきっかけとか)
お互いに子供時代からパイロットになるまでのことを話す
「…その、魔法少女ナントカってのが好きなのか」
「そうですね。去年2期も終わっちゃったけど…」
「どういうところが好きなんだ?」
「色々ありますけど…」
カオリは、ふと遠い目になった。
「…いっときから、ハードな魔法少女モノが流行ったんですよね。ヒロインが首喰いちぎられたりとか、片想いの相手が自殺に追い込まれるとか」
「お、おう」
「一個流行ると、もう猫も杓子もそんなのばっかりで。日曜朝の変身ヒロインが好きだったうちには、ちょっと嫌だったんですよね」
「じゃあ、そのラプチャンとやらは」
「深夜アニメだし、結構エッチなシーンとかあるんですけどね。全体的にはほのぼのしてて、うちに合ってるんですよね。エッチですけど」
「アレが、それのコスプレなんだろ?」
「エッチでしょ? でも、見せパンなので大丈夫ですよ。エッチですけど」
”エッチ”をやたら強調するカオリ。
「…他にもあんなコスプレを持ってるのか?」
「うーん、ラプチャンの1期と2期と、強化フォームのは一通り…他の作品だと、それこそガンバリオンとか」
「ガン…何だって?」
「機巧兵士ガンバリオン。もう何百年も続くロボットアニメですよ。えっと、今季はガンバリオンGFだったかな…でも、やっぱ初代ですよ初代。ヒロインは可愛いし、パイロットスーツもピッチリしててエッチだし」
夢中で語る彼女の口調が、どんどん早くなっていく。
「…アニメが好きなんだな」
「好きですよ」
突然、言葉にブレーキ。ぽつり、零す。
「子供の頃から…うち、色素薄いから外に出るのが苦手で。暗い部屋でアニメばっかり観てました」
「それが何でまた、クラウドバスターに乗ろうと思ったんだ?」
「…自分を、変えたい」
重い口調で言って…それからふと、へらっと笑った。
「なんちゃって。別に、ギークな自分が嫌とか、明るい自分になりたいとか、そんな大層なものじゃないです。ただ、ガンバリオンみたいなスーパーロボットを操縦して、ラプチャンみたいなヒロインになりたいって言う、子供じみた夢を叶えるチャンスだったから、ダメ元で乗っかっただけです」
「…ダメじゃ、なかったな」
「ええ。自分でもびっくり」
そこまで言って、彼女はユウナを見た。
「…で、ユウナさんは? 顔合わせの時から思ってたけど、訳ありなんでしょ?」
「…そうだ」
「じゃ、好感度イベ待ちってことで。子供の頃は何して過ごしてたんです?」
彼女の質問に、彼は虚を衝かれたように黙り込んだ。
考えに考え、ネストの入り口まで辿り着いた時、ようやく口を開いた。
「…普通の、気が短いガキだった」
「あ、そ」
IDカードを扉にかざす。
『性別:女性 年齢:17 名称:カオリ パイロットX#36 居住許可:済』
『ようこそ。そして、おかえりなさい』
自動扉が開き、目の前にゴンドラが滑ってくる。それに乗ると、2人は居住区に向かって出発した。
…
「…」
「…」
居住区入り口にて。ゴンドラを降りた所には、アキラが待っていた。それを見た瞬間、カオリの顔が凍りついた。
「…」
「…ど、ども」
泣きそうな顔で、小さく頭を下げるカオリ。黙って立っていたアキラは、おもむろに一歩、近付いてきた。
「ひっ」
「…カオリ」
「はいっ、なんですか殺さないでっ」
「…はい」
片手を突き出す。
「…?」
その手にあったのは、真新しいお守り。紺の袋に金糸で『必勝祈願』と書かれている。
「これは…」
「昨日、外出してるときに買ってきたの。スタータワーの展望台で」
「オレも持ってるぜ」
ユウナが、首から提げた紐を引っ張る。シャツの中から出てきたのは、同じ『必勝祈願』の白いお守り。アキラも、赤色のお守りを出してみせた。
「あ…マジ…?」
呆然と呟くカオリ。と、突然その目から、涙が溢れてきた。
「ずるいでしょ、こんなの…エモだよ…」
そんな彼女にアキラはぎこちなく微笑むと、片手を差し出した。
「よろしくね、カオリ」
カオリは、その手を握った。
今夜はここまで
乙乙
このレスのコンマ-30 ユウナの料理スキル
↓1コンマ アキラの料理スキル
↓2コンマ カオリの料理スキル
あ
はい
…
…
…
「うああ…ああぁ…っ」
泣きながら女にしがみつき、夢中で腰を振る。
ノイズの走るモニターには、巨大な一つ目の怪物が映っている。その足元で、狼めいたロボットが、頭を砕かれて倒れている。
「あああっ、うわあぁっ…」
小さな少年の体を、裸の女が優しく抱きしめる。
「あっ…あっ、出る、何か出るっ…」
「我慢しないで」
柔らかな乳房に、彼の頭を埋める。
怪物が、太い腕を振り上げた。
「あ、あ、あっ…」
「私は、あなたのものだから…」
ナノマシンと血の付いた拳が、モニターに迫る。
少年が、叫んだ。
「う、あ、あああああっっっ!!」
蒼い閃光が、怪物の腕を切り裂いた。
温かな女の身体が、少年を包み込んだ。その中で彼は、産まれて初めて、男の役割を果たした。
…
…
…
その日のミーティングは、画面越しでも分かるほどに重苦しい空気に包まれていた。
”…今週のドゥームズ襲撃は5件。そのいずれも、クラウドバスターによって撃退されているわ。でも…”
”その内2体が、同時にウチを襲ったぞ!”
Y#7、クラウドバスター・タレットに搭乗していたユウセイが、声を張り上げた。
”どうなってんだ! こんなこと、まるで…”
”約2時間の時間を空けて、よ。同時ではないわ”
”同じことだろ!”
”…”
画面に、トカゲの怪物と、蜘蛛の怪物が映る。
”…トカゲの方はシュネル、蜘蛛の方はアルタ・オクタと命名されたわ”
”名前なんてどうでもいい! これじゃ、まるで…”
ユウセイが言う前に、その場に参加する誰もが、同じ言葉を呟いた。
”……『ドゥームズ・デイ』”
「やめろ! アレと一緒にするな…」
突然、ユウナが机を叩いた。
”落ち着いて。…ユウナ君の言う通りよ。今回の襲撃は、あの日には遠く及ばない、ただの偶然よ。これまでも、複数体のドゥームズが同時に極地を移動することはあったわ。それが、偶然同じ場所に出ただけ”
”…博士の言う通りです。落ち着きましょう”
割り込んできたのは、やはりと言うべきか、結城シュウリ。
”襲撃前のシュネルが観測されたのは北極海上で、アルタ・オクタは南極大陸です。2体が示し合わせたとは思えません。事実、彼らは連携するまでもなく各個撃破された”
”アタシとキョウヤなら、蜘蛛が来る前にトカゲ倒せたし。タレットが下手こいたから、蜘蛛が一緒に来たみたいに見えたんでしょ”
”何だと!?”
ある女パイロットの挑発に、怒鳴るユウセイ。
「ちょっと、止めなさいよ!」
アキラが声を上げる。
「敵の意図が何であれ、今回は無事に勝てた。でも、次はどうなるか分からない。もしかしたら、今度は3体来るかも…そんな時に、パイロット同士で争ってどうするのよ!」
”…”
”…チッ”
ライヒが、溜め息を吐いた。
”…ええ、その通り。今は協力して、対策を講じる時よ。今回の襲撃を受けて、緊急予算案が通ったわ。今日からは、ファースト待機を2機に増やす。基本的に、今まで通り一機で交戦するけど、もう一機も出撃して、戦闘区で警戒に当たってもらうわ”
…
モニターが収納される。ユウナが振り返ると、すぐ後ろに座ったカオリが、真っ青な顔で見ているのに気付いた。
「大変な時に来ちゃったね」
アキラが、労るように言う。カオリは、首を横に振った。
「い、いや…そんなの、2人に比べたら…」
ふらふらと立ち上がり、それから取り繕うように言った。
「そ、そう言えば、朝ご飯まだでしたよね。うち、作りましょうか」
「作れるのか?」
ユウナの問いかけに、彼女は頭を掻いた。
「…まあ、人並みには」
キッチンに向かうカオリ。アキラとユウナも、なんとなく付いてきた。
「あの、本当に大丈夫ですからね? 小さい頃から、母親の手伝いとかしてましたし…」
そう言う彼女の手付きは、確かに滑らかだ。食パンを人数分トースターにセットすると、カットされた野菜を皿に盛る。フライパンをヒーターの上に置き、冷蔵庫から卵を取り出すと、ふと2人をみて質問した。
「…うち、目玉焼きかスクランブルエッグ専門ですけど、オムレツいける人、いたりします…?」
「任せろ」
進み出たのは、何とユウナ。彼はカオリから卵を受け取ると、慣れた手付きでボウルに割った。
「大丈夫よユウナ、あたしがするから…」
3つ目の卵は、アキラが片手で鮮やかに割った。
カオリが、呆然と呟く。
「えー…皆さんお料理できる系…?」
「大差ないと思うぞ。アキラは知らねえけど」
「あたしも大したこと無いよ。何回か、ルゥからカレーを作ったことはあるけど」
「あ゛ーっ! 自虐風自慢やめてくーだーさーいー!」
…
「「「ごちそうさまでした」」」
結局食卓に並んだのは、刻んだジャガイモとベーコン、更にチーズも入れ、バターを効かせた非常に凝ったオムレツだった。
「…やり過ぎちゃった」
「チーズ探すの大変だったぞ」
「ベーコンで止めておけば…」
とは言え、3人の料理の腕前がそこまで変わらず、平均的に高いことが分かった。
「料理は、当番制にしたいです…」
「そうだね。いざとなったら、簡単に出前とか頼めるし」
「頼んだぞ」
「ユウナも。お願いね」
笑顔で迫られて、彼は思わず頷いた。
…
この日は、ファーストの待機になっていた。とは言え、ドゥームズが出なければ出撃の必要がない。それからただの暇な日かと言うと、そうは問屋が卸さない。
規定の時間、パイロットたちは映像による講義を受けるか、簡易シミュレーターで訓練を受けたり、トレーニングをすることになっている。
朝食を終えた一息ついた3人は、リビングで今日の予定を決めた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(オルゴン理論について)
②戦闘シミュレーション(パートナーも併記)
③トレーニング
今夜はここまで
安価下
2 カオリ
乙
②カオリ
1
…
ミーティングルームの端にある、簡易シミュレーターの前にて。ゴーグルを付けたカオリは、ワンピースのスカートに手を入れると、ふと言った。
「…これ、めちゃめちゃ恥ずかしいですね」
「今更だろ」
同じくゴーグルを付けたユウナが、ズボンを下ろしながら応える。
「でもでも、問答無用でまんこ丸出しよりも、自分で脱いだら、余計エッチというか…っ」
意を決して、スカートの中から地味な白ショーツを下ろす。それからワンピースも脱ぐと、白いブラジャーだけになってシミュレーター内に入った。
ユウナもパンツを下ろし、上のシャツだけになって彼女の後を追った。
午前中は、簡易シミュレーターを用いた戦闘訓練をすることにした。理由は簡単で、アキラと違ってカオリは、ユウナと共に実際のクラウドバスターを操縦し、ドゥームズと交戦した経験が無いからだ。
入ってきたユウナの姿に、カオリは短い悲鳴を上げた。
「うわっ、何でちんこ出すのに躊躇無いんですか!?」
「だから、今更だろうが」
中に用意されていた、分厚いコンドームをペニスに被せる。
「どこまでもショタなのに、そこだけ凶悪なんだから…」
カオリは、黒いベッドめいた操縦席に仰向けになると、両脚をぐいと持ち上げた。
「おっほ、パイパンまんこもろ出し…♥」
「挿れるぞ。…麻酔無いけど、大丈夫か?」
「あっ、き、気にしないで…」
急に赤くなるカオリ。ゴムに覆われた亀頭を割れ目にあてがうと、膣口でぬるりと滑った。もう濡れているようだ。
「行くぞ…」
「はいっ…っ、あ、はいっ、入って、あっ…」
アキラの膣は柔らかく、優しくユウナのペニスを包み込むが、カオリの膣は狭くてきつく、弾力に富んでいる。
どうにか根本まで挿入すると、ゴーグルにコックピットの内景が投影された。
簡易シミュレーターは、普通のシミュレーターと違い、本体にモニターが存在しない。代わりに拡張現実ゴーグルを付けることで、オルゴンボックスの内部を映像で再現している。また、本物と同じナノマシンで操縦席が作られるシミュレーターと違い、こちらは最初からベッドが固定だ。一応後背位にも対応しているが、あまり複雑な体位には対応しにくい。また、片方のパイロットのみで訓練可能なシミュレーターと違って、こちらは男女ペアが必須である。
さて、ゴーグルに映るオルゴンボックス内部のモニターには、ナノマシンから形成されるクラウドバスターの姿が映っている。
『オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、起動開始』
『パイロットX:カオリ パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給、安定』
『クラウドバスター・マジカル、起動完了』
「クラウドバスター・ま、マジカル…」
「悪いやつらを、ラプチャーするっちゃん☆」
モニターの風景が、都市に切り替わった。目の前に立ちはだかるのは、サヴェージが初めて倒した相手、ロータスであった。
「…このセリフ、次から一緒に言いますからね」
「嘘だろ…」
ロータスが、長い触手を振り上げた。
↓1 どうする?(安価の書き方は>>117参照)
そうだ
機体については>>135参照
安価下
杖から牽制のエネルギー波を放って様子見
「この機体は、遠距離攻撃ができるんだったな」
「そ、そりゃもちろん。ラプチャンですから」
「試してみるか」
ユウナは、顔の横まで上げられたカオリの足首を、両手で掴んだ。
マジカルが、背中に携えた杖を掴み、両手で構える。
「これ、杖か? …うわっ!」
カオリの脚を横に振ると、マジカルが杖を左右に振るって触手を払った。
「んぅっ」
「おらっ、とりゃっ!」
脚を押さえつけ、腰を叩きつける。
「ふんっ!」
「んひゃっ!?」
突き出した杖の先から、青い光弾が飛び、触手にぶつかった。
「なるほど。それにしても…」
モニターに映る、『杖』を眺めて、ユウナは首をひねる。
ビンク色の柄や、星型の鍔はまだ良い。問題は、銀色の球体から無数の棘が突き出た。無骨な先端部分だ。これでは魔法の杖と言うより、殴って敵を殺すモーニングスターだ。
「ラプチャン☆スターですよ。ところで、前大丈夫です?」
「危ないっ!」
目の前に、数本の触手を撚り合わせた太い腕が、ゆっくりと迫ってきていた。
↓1 どうする?
杖で腕を払いつつ接近
「…おぉぉりゃっ!」
両手で杖を握り、大きく横に薙いだ。
「あ痛っ、腰、腰がっ」
構わずに腰を振り、目玉に覆われたおぞましい胴体に接近する。阻もうとする触手を叩き落としながら、毒々しい赤の本体に肉薄していく。
カオリが、思わずえずいた。
「おえっ…こうして見るとよりキモい…」
「だが、近寄ってしまえばこっちのもんだ」
ユウナはカオリの脚を両腕で抱え込んだ。
マジカルが、杖を振り上げた。
↓1 どうする?
全力のエネルギー派を叩きこむ
「はっ、はっ、はっ」
「んっ、んぁっ、んひっ…」
カオリの両脚を揃えて抱き込み、叩きつけるように腰を振る。
杖の先に、青いスパークが集まってきた。
「はあっ、もう、イくっ」
「んうっ…あっ、危なっ…」
無数の触手が、マジカルの身体に絡みつく。そのまま持ち上げ、宙へと吊り上げる。
「まだっ、もう少しっ」
「やだっ! 怖い! 怖い助けてっ!」
「はっ、はっ、あっ、くぁっ…っっっ!」
一際強く腰を打ち付けると、ユウナは射精した。
杖の先端が、煌々と輝きだした。
「死ぬっ、助けてっ…」
「お前も…」
脚を、左右に開く。両手を、彼女の腹の上に置く。
「…イけっ!」
「へっ? …んいぃぃっ!?」
両手で臍をこねくり回され、カオリが悶絶する。コンドーム越しに精子を吐き続ける男根を、うねる膣壁が絞り上げる。
「これで、終わりだっ!!」
マジカルが、杖を振り下ろす。
次の瞬間、その先端から青い閃光が迸り、ロータスの胴体を直撃した。赤い皮膚に一瞬で穴が空き、向こう側のビルまで貫通した。
「…ぎゃんっ!」
「っと」
触手から解放され、地面に落ちるマジカル。絶頂にぴくぴくと震えながら、カオリは抗議するように言った。
「…そこは、『くらえ必殺! 惑星☆ラプチャー!!』です…」
…
「お疲れ様」
シミュレーターから出た2人に、アキラはそれぞれ飲み物の入ったカップを差し出した。
「あ、ども……ん゛っ!?」
「今日はバナナヨーグルトか…」
むせるカオリに、平然と飲み干すユウナ。
「正解! バナナとヨーグルトのプロテインを、2:1で混ぜたの。運動の後は、しっかり補給しないとね」
「ひっさしぶりに飲んだんですけど…」
顔をしかめながらも、何とか完飲。
「飲んだことあるの?」
「一瞬だけ、鍛えようと思った時期が…ほんとに一瞬」
「アキラは、トレーニングしてたのか?」
「うん。モニターでシミュレーションの様子は観てたよ」
タンクトップの胸元をぱたぱたとあおり、一言。
「汗かいちゃった。お風呂入ろうかな。…ユウナは?」
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①大浴場へ
②自室のシャワーへ
③その他、要記述
1
2
2
…
「う、嘘でしょ!? 何でうちまで!?」
「えっ? そういう流れじゃないの?」
脱衣所で抗議するカオリ。一方のアキラとユウナは、一切の躊躇なく服を脱ぐ。
「だから、今更だろ。さっきまでセックスしてたのに」
「それはそれ、これはこれ!」
「お風呂一つしか無いし…ねえ?」
「部屋にシャワーあったでしょ!? っていうかゴムいっぱい持ち込んで、ヤる気満々じゃん!?」
「先に行ってるぞ」
「あっ、待って!」
浴場へ向かう2人。取り残されたカオリは、真っ赤な顔でそれを見ていたが、やがて観念したように服を脱ぐと、2人の後を追ったのであった。
…
ボディソープを泡立て、身体に塗りたくる。特に先程使ったペニスは念入りに洗う。
シミュレーター内では、流石に避妊する。繰り返し射精できるよう、精液が内側を伝って外へ流れるよう、付け根まである分厚い専用コンドームを付けて行う。ただ構造上、男性器だけでなく腰まで精液で汚れてしまうのが難点であった。
「お隣失礼〜」
アキラが隣に座って、身体を洗い始めた。
「…カオリとは、どう?」
「色々決まり事があるらしい。発進する時の言葉とか、とどめを刺す時の決め台詞とか…」
「あはは、楽しそう」
「知るか…」
ぼやきながら腕をタオルで擦る。
アキラが、彼の後ろにやってきた。
「お背中流しましょうか」
「ああ」
ひんやりと冷たい掌が、彼の背中をなぞった。自分も泡だらけのまま、ユウナの背中を洗う。
「…あんた、19だったな」
「そうだけど」
「兄弟か何か、いたのか?」
「うん。兄貴が一人」
「へえ。弟かと思った」
「そう思う? よく言われるんだよね。弟がいそうって…」
会話する2人を、湯船の中から遠目に眺めるカオリ。会話に参加するでもなく、居心地悪そうにこちらを眺める彼女の姿が、目の前の鏡に映っているのに、ユウナは気が付いた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
3にんで洗い合い
三人で順番に互いに体を洗いあう
カオリも自分達の体を洗って欲しいと頼む
終わったら今度は2人でカオリを洗う
「カオリもおいで?」
アキラが声をかける。
「ふぇっ!? やっ、うちは」
「まだ洗ってないでしょ? ほら」
「…」
湯から首だけ出して、カオリはしばし黙り込む。それから、答えた。
「…ユウナさん、向こう向いててくださいよ」
「ん」
立ち上がり、少し離れたシャワーの方へ移動する。
アキラはカオリを風呂椅子に座らせると、ボディソープを掌で泡立てた。
「は〜い、痒いところはございませんか〜」
「それシャンプーですよ…」
タオルでボディソープを泡立て、腕を擦るカオリ。
「あっ、優しくしないと肌が傷付くよ?」
「いちいち親みたいなこと言いますねアナタ!?」
わちゃわちゃとやり合う2人に背を向けて、頭を洗っていたユウナは、ふと気になって口を開いた。
「カオリは? 兄弟とかいるのか?」
「え? …一人っ子なら、多分こんなとこ行けてないですよ」
「じゃあ、誰かいるんだ?」
「優秀な姉と、顔の良い妹。うちはその間で、小さくなってるだけ」
「そうなんだ…」
「ユウナさんは? 家族とかは」
「いない。誰も」
「えっ」
「え…?」
絶句する2人。ユウナは変わらない調子で続ける。
「だから、分からないんだよ。親がどうとか、兄弟がどうとか…」
「ご…ごめん…」
「この話すると、何でオレが気を悪くすると思われてるのも分かんねえ」
ユウナは立ち上がると、やおら2人の方へ歩み寄り、タオルでアキラの背中をごしごし擦った。
この日は、セカンドの待機、つまり応援部隊であった。この前、2体のドゥームズが同時に襲ってきた時のように、ファーストが対応しきれなくなった時に呼ばれることになる。
とは言え、することはファーストのときと変わりない。勉強か、訓練か、トレーニングかである。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(オルゴン理論について)
②戦闘シミュレーション(パートナーも併記)
③トレーニング
なお、コンマがゾロ目で…
1
1
1
…
ミーティングルームの席に座り、モニターを立ち上げると、ライヒ博士の姿が映った。
”新パイロットのみんな、クレードル卒業おめでとう。そして、これからあなたたちは、命懸けの戦いに身を投じることになるわ。後方から言葉だけというのも何だけど、頑張って。地球の未来は、あなたたちにかかってる”
”…さて、本題に入りましょう。パイロットになったからといって、教育課程が全てなくなるということは無いわ。日々更新されるドゥームズの、そしてオルゴンやクラウドバスターの情報について、あなたたちには学ぶ義務がある。そのために、こうして映像教材を用意したわ。出撃の頻度で進捗が左右されちゃうけど、ある程度のノルマはあるから、サボらずしっかり受講してね”
ライヒはカメラから一歩下がると、画面の隅に移動した。中央に大きく映るスクリーンに、講義のタイトルが現れた。
『オルゴン理論について 総論』
”前置きから始めましょう。そもそもオルゴンとは、1939年、精神医学者ヴィルヘルム・ライヒが発見した『と主張する』粒子のことよ。微生物らしきものが発する青い光を見た彼は、それを性のエネルギーとして『オルゴン』と名付けた。語源は、『オルガスムス』…そのまんまね”
”結論から言うと、これ自体は根も葉もないオカルトだったわ。彼と、彼の一部の信者を除いて誰もその粒子を観察することはできなかった。かのアルベルト・アインシュタインさえもね。彼の提唱した理論は、疑似科学の代表として数百年語り継がれてきた”
画面が切り替わり、液晶モニターを幾つも繋がれた巨大な装置と、青く光るプランクトンが映し出される。
”…オルゴン理論に、誰も予想しなかった進展があったのは、今から117年前。当時発明されたばかりの七次元立体視鏡で珪藻を観察した、物理学者のアレクサンドル・ミラージ博士は、珪藻の周囲に青い微粒子が付着していることに気付いた。それは、増殖中の個体で多く、接合している個体間に最も多く観察された。これは、多くの科学者によって再現されたし、実際の映像も公開された”
”ライヒの信奉者たちは大騒ぎしたわ。ライヒは間違ってなかった。オルゴンは実在したと。ただ、これがライヒの発見したとするものと同一の現象かというと、それは否定的な意見のほうが多いわ。実際、ライヒがオルゴンを集積するのに使った『アキュムレーター』では、この青い粒子を捕獲することはできなかった”
画面が、黒い球体の中で交尾する兎のつがいに切り替わる。
”オルゴンの捕捉に成功したのは、それから82年後。分子配列を変えた多層セラミック板を内側に貼り付けた、鉛の合金が高い確率でオルゴンを透過せず反射することは、早い段階に計算で分かっていたけど、そのセラミックを実現するのに時間がかかったのね。…でもこの装置はアキュムレーターではなく、生前彼を嘲笑した人々が付けた、『オルゴンボックス』と名付けられたわ。アキュムレーターという名称が非特異的過ぎたのが主な原因とされてる”
”まあ、技術的な話はまた別の機会に。そもそもこの粒子が何なのか。エネルギーを持っている以上、どこかでエネルギーが失われていないと辻褄が合わないけど、その出処が分からない。今でも諸説あるけど、一番有力なのは、生殖行為の際に生じる莫大な確率が収束した際に生じる、失われた可能性から放出されるエネルギーという説よ”
”例えば、一回の射精で1億個の精子が卵子に向かって放出されたとする。その内、受精できる精子は1個だけ。全ての精子が持つ受精の確率が等しいと考えると、受精した瞬間に残りの9999万9999分の1億の確率が失われる。その際に生じるエネルギーがオルゴンという形で放出されているということね。…とは言え、オルゴンにはまだ謎が多い。これからの研究が待たれるわ”
再び、ライヒ博士の顔が映る。
”最後に。もう薄々察してると思うけど…ヴィルヘルム・ライヒは、私のご先祖様。遠い先祖のトチ狂った戯言に、子孫の私が巻き込まれるのは気に食わないけど、人類の危機だもの。これも運命と思って、受け入れることにするわ”
間違えた
×”9999万9999分の1億”
○”1億分の9999万9999”
…
講義が終わった。
「お疲れ様で…」
言いかけたカオリが、座ったまま寝息を立てるアキラを見て固まる。
「…ですよねー」
「カオリは、よく寝ないでいられるな」
「ガンバリオン1シリーズ一気観とかしたことありますし、集中力には自信あります」
「よくやるよ…アキラ、起きろ」
「ん、ぅ…何? 終わったの?」
「飯にしようぜ。今日の当番、確かアキラだったろ…」
その時、暗くなったモニターに再び光が灯った。
”…やっと映像教材に手を付けたのね。ここは正直、サボると思ってたわ”
「悪かったな」
映っているのは、ライヒ博士。録画した映像ではなく、今度は実際にこちらに向かって話しかけている。
”ところで、ちょっとお知らせ。今、新しいクラウドバスターを建造しているのだけれど、オルゴンボックスにアップグレードが加わっているの。今度、そのテストをお願いするかも知れないから、今のうちに伝えておくわね”
それからライヒは、その場にいる3人をゆっくりと見回し、それからふと問うた。
”ところで、何か気になってることとか無い? オルゴンでもクラウドバスターでも、ここでの生活のことでも。質問してくれたら、何でも答えるわよ”
↓1〜3 ライヒ博士への質問
クラウドバスターの強化について
敵の強い個体は?
他のパイロットたちのことについて
「アップグレードってどんなのだ?」
”おっと、やっぱり気になる? …でも、今はまだ答えられないわ。搭載できるかも分からないしね。一つ言えるとしたら…実現すれば、今以上に戦闘の幅が広がるはずよ”
「それは、他のパイロットでも試すんですか?」
”ええ。でも、最初はユウナ君たちに頼むつもりよ”
「気に入られてるんですね」
「…ふん」
カオリの視線に、ユウナは鼻を鳴らした。
「…ついでだし、今いるパイロットについてざっくり教えてもらえませんか?」
”ええ。詳しい情報は自分で調べてもらえばいいけど…”
画面に、9人の男の顔が映る。
”パイロットYを起点にした方が説明しやすいわね。今、日本の基地にいるのは#2から#10の9人。最年少は16歳のユウナ君で、最年長は#3の大河内サイド君、24歳。国防軍から直接ネストに来た、根っからの軍人よ”
四角い顔の男が映る。その周りに、7人の女の顔が表示された。
”彼のパートナーは7人。一番のお気に入りが…というか入籍してるんだけど、23歳のツツジちゃん。機体は近接格闘型の『クラウドバスター・ヤゴロー』。日本におけるドゥームズ撃墜数は、ヤゴローがトップよ”
大斧を携えた、背の高い鉄の巨人が映し出される。
”後は…今ファーストになってるのが、Y#5の竜崎タケヤ君と、X#19のミツアミちゃん。それと、Y#8のキョウヤ・ネリとX#27のイノリちゃん”
イノリと言えば、先日のミーティングでタレットのパイロットを挑発した女だ。
”タケヤ君とミツアミちゃんのは、重装甲の『クラウドバスター・ソリッド』。キョウヤ君とイノリちゃんのはスピード型の『クラウドバスター・リーマー』。女の子が最初から操縦する、ちょっと珍しい機体よ”
「キョウヤってやつは、普段から尻に敷かれてると見た」
ユウナが茶々を入れた。
「まあまあ。パイロットについては、ちょっとは分かったわ。…ところでドゥームズが進化してるみたいな話は聞くけど、今までで一番強かったのって、どんなの?」
”うーん、それは難しい質問ね”
画面に、これまで出現した様々な怪獣が映る。それらを指で手繰りながら、ライヒは言った。
”建物への被害、人命への被害、クラウドバスターに与えた損傷…それぞれで分けるなら…”
一体のドゥームズが拡大される。
”最も人や建物に被害を与えたのは、『バェル』ね。何よりこいつは、まだ討伐されてない”
硬い殻に覆われた、細長い9本の脚に、玉ねぎめいた紡錘形の胴体がくっついている。そこから数本の腕が伸び、先端には黒いつやつやした球体や無数の穴の空いた塊が付いている。
”最初の顕現は去年の中頃。中国の国境付近に現れたバェルは、近隣の村を壊滅させた後、あろうことかエベレストに登った。そして山頂に居座って、数ヶ月に一度降りてきては、村を襲っているの。クラウドバスターの基地から遠すぎるし、エベレストまで逃げられたら、今の機体では寒すぎて追いかけられないわ。今まで何度も討伐計画が立てられたけど、全て失敗に終わってる”
バェルの画像が消え、別の画像に切り替わる。
それを見た瞬間、ユウナの顔色が変わった。
”…クラウドバスターに与えた損害で言えば、これに及ぶ個体は無いわ。オルゴンボックスを破壊し、パイロットを2人とも殉職させた、唯一のドゥームズ。___『ガリバー』”
画面に映る、一体の怪獣。かなりぶれており、ぼやけた輪郭しか映っていないが、辛うじて人型の屈強な肉体と、頭部にぽっかりと空いた巨大な目玉が確認できる。
”極地を制圧したドゥームズが、初めて人間の居住区に現れたあの日…ガリバーは、同時に現れた3体のドゥームズと共に、東海地方を襲った。富士双山の片方を崩し、都市を壊滅させ…2体のクラウドバスター・プロトタイプの片方、『ローン・ウルフ』を破壊した”
「…っ」
ユウナが立ち上がり、モニターに背を向けた。
脳裏に浮かぶ、あの日の光景。通信越しに響く、断末魔。
「…先に帰る」
”…”
足音荒くミーティングルームを出て行くユウナを、ライヒは止めなかった。
今日はここまで
…
…
…
「…っ!」
ベッドから跳ね起き…そして、ほっと息を吐く。
酷い夢を見た。あの日の戦場より、もっと酷い夢だった。
「はぁっ…」
シーツも毛布も、寝汗で濡れてしまった。当然パジャマもびしょびしょだ。それに、喉が渇いた…
ベッドを降り、部屋を抜け出す。
…
キッチンで水を飲み、部屋に戻ろうとして…彼は、ふと足を止めた。
↓1 どうする?
①やっぱり部屋に戻る
②ひとっ風呂浴びていこう
③リビングに…
④その他、要記述
2
「…先に、風呂に入るか」
シャワーでも良いが、広い風呂がやはり良い。
脱衣所まで来て、彼は既に先客がいるのに気付いた。
「…アキラ」
「…! どうしたの、ユウナ?」
扉を細く空け、声をかける。
「今から入ってもいいか?」
「えっと…良いよ」
「分かった」
服を脱ぎ、大浴場に入ると、アキラは湯船に浸かってぼんやりとしていた。
「…夜中にトレーニングか?」
「ちょっと熱中しちゃって…」
「よく飽きないな」
彼女に背を向け、身体を洗う。
その背中に、アキラが問う。
「…ユウナは? こんな時間に、どうしたの」
「…寝汗をかいた」
「熱でもあるの?」
「いや…」
彼は少し躊躇って…それから、ぽつりと言った。
「…悪い夢を見た」
「どんな?」
「言わせるのかよ」
「っ、ごめん…」
シャワーで身体を流し、湯船に浸かった。それから、独り言のように言った。
「…狼型のクラウドバスターを操縦してた。あんたと」
「!」
「巨人のドゥームズを相手してて…そして、やられた」
「それって、もしかして」
「本当なら…先に死んだのは、男の方だったのに…あんただけ死んで、オレが…オレ、は」
「…」
アキラはユウナに近寄ると、横からそっと抱き締めた。
「…そう」
「っ…何で…こんな、こと」
嗚咽するユウナに、彼女は言った。
「実は、昼のあの話を聞いてね、もっと頑張らなきゃって…強くなって、ユウナを助けてあげなくちゃて思って、そしたらこんな時間になったの」
「アキラ…」
「月並みでごめんね。だけど…あたしが、ついてるよ」
涙に濡れた目で見つめ合う2人。その唇が、どちらかともなく、一つに重なった。
↓1 どうする?
カオリも呼んで二人でユウナを慰めセックス
…
「ゴム取ってくるね」
そう言って一旦浴室を出たアキラ。
戻ってきた彼女は、何故かカオリと一緒だった。
「カオリ? 何で」
カオリは裸の身体を小さくしながら、震える声で言った。
「り、リビングのテレビで深夜アニメ観てて…寝る前にちょっとお風呂に入ろうかなって来たら…」
「よく考えなくても、あたしだけじゃなくて、カオリもついてるよ。だから、頑張ろ」
「ちょ、ちょっと話が読めない…」
困惑するカオリ。ユウナは立ち上がると、湯船を出て近くのビーチチェアまで歩いた。歩きながら、声をかける。
「こっちの話だ。無理して合わせなくて良いからな」
「…」
ところが、カオリは彼を追いかけた。
「…別に、無理なんてしてませんけど。それに…」
身体を隠す手を、ゆっくりと退ける。普段は気付かない、意外に豊満な肉体が、露わになった。
「…うちだけ仲間はずれとか、もう嫌だし」
…
ビーチチェアに仰向けになったユウナ。脚の間に座ると、アキラは彼のペニスを手に取った。
「君のココ、意外とおっきいよね」
「ですよね…見た目ショタなのに、ここだけ割と凶悪…」
「…」
慣れない手付きで弄っていると、おもむろにカオリが舌先でちろりと舐めた。
「っ!?」
「ん…何だろ、よく分からない味…」
「えっ、あたしも」
亀頭の辺りを、おっかなびっくり舐めるアキラ。カオリも横から、つつくように舐め回す。
とうとう、彼のモノが大きく膨れ上がった。
「…あたしからで良い?」
「どうぞどうぞ」
ペニスにゴムを被せ、上に跨る。
「じゃあ、いくね…んっ」
「くぅっ…」
下まで腰を沈めると、ゆっくり上下に動かし始めた。
「んっ、んっ、んっ…」
「えっと、うちは…」
激しく揺れるアキラのおっぱいを見て、彼女も自分の胸を掴んでユウナの鼻先に差し出した。
「ええい、ままよっ…ど、どうぞ…無駄にボリューミーでしょ…んひっ!」
豊かに実った乳房を掴み、薄ピンク色の乳首を口に含んだ。カオリは身を乗り出すと、ちゅぱちゅぱと乳首を吸うユウナの頭を、両腕で抱えた。
「ひんっ…ラプチャンに、こんな回あったな…んっ」
「んっ、んぁっ、はっ」
腰を振るアキラの動きが、ぴたりと止まった。膣穴に咥えこまれた肉棒が、ぴくぴくと震えている。
少ししてアキラが腰を持ち上げると、柔らかくなったペニスと、たっぷりと汁の溜まったゴムが出てきた。
「ん…いっぱい出たね…」
ゴムを剥がし、床に置く。それから、カオリを見た。
「…次?」
「は、はあ…」
精液塗れの肉棒を掴み、ぎこちない手付きで上下に扱く。水音を立てるそれを眺めて…おもむろに、口に咥えた。
「ん゛っ!?」
思わずえずくカオリ。それでも吐き出すことなく、口の中でペニスを舌で舐め回す。
「ん…んご…んっ…」
「…ユウナも、舐めて?」
アキラはユウナの顔を跨ぐように移動すると、除毛された女性器を彼の口元にそっと下ろした。
「ぁんっ…」
両手で彼女の尻を掴み、浅く灼けた彼女の裂け目に顔を埋める。舌を伸ばし、その奥へと突き入れると、熱い蜜がとろりと溢れてきた。
一方で、彼のペニスも再び臨戦態勢に入った。
「うわ…実物は初めて…」
袋から取り出したコンドームを、真上に向いた肉棒に被せる。
「…これ、千年前から変わってないらしいですね…」
そんなことを言いながら、彼の腰に跨る。片手で自身の秘部を押し広げると、亀頭にそっと当てた。
「あ、あっ、これが…」
ゆっくりと、腰を下ろす。
「あっ、あっ、入ったっ…」
「んっ、初めてじゃ、無いでしょ…っ」
「でも、心持ちが、んはっ!」
ゆっくりと腰を上げ、下ろす。ペニスが抜け、また挿入る。
「はっ、あっ、ぁっ、はっ…」
狭い膣に絞られながら、ユウナはアキラの秘部、包皮の隙間に舌先を入れ、クリトリスをつついた。
「んぅ…くっ」
悶えるアキラ。後ろを向くと、一心に腰を振るカオリがいた。長過ぎる前髪の向こうから、蕩けた赤い目が覗く。
「カオリ…こっち」
「んっ…んむっ!?」
肩を掴んで引き寄せると、噛み付くように唇を合わせた。
「んっ、ちゅっ…」
「むぁ、そんにゃっ、3Pのお約束みたいにっ…んにゅっ」
舌を絡め合うアキラとカオリ。その下で、ユウナがアキラのクリトリスに、歯を立てた。
「んあぁっ!?」
「あ…ぁっ」
同時に、カオリの膣内でペニスが跳ねた。ゴム越しに、熱いものが広がっていくのが伝わり、カオリは身を震わせた。
「あ…し、しちゃった…」
「…任務外の性交、どう?」
カオリは答えず、曖昧ににぃと口角を吊り上げた。
今夜はここまで
そう言えば安価してないサヴェージは機体の情報が明記されてなかったな
『クラウドバスター・サヴェージ』
近接格闘型クラウドバスター。分厚い装甲に覆われた胸に虎めいた形状の頭部で、大量のモーターやスラスターを内蔵した太い腕には4本の鋭い鉤爪が付いている。
反面、腰から下は貧弱。猫背気味なボディに、脚はスピードを確保するためかなり強度を削ってある。それでも爪による蹴り攻撃は可能で、脚をドリルに変形させて敵を貫くこともできる。
戦闘スタイルは、その名の通り豪快、野蛮。防御を犠牲にしたスピードで一気に距離を詰め、鋭い爪で掴み、太い腕で引きちぎる。そのため距離を開けられると弱いが、腕に仕込まれた追加関節を解放しスラスターで射出することで、100m先まではパンチを放つことができる。
乙乙
”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認。クラウドバスターは出撃シークエンスの準備に入ってください”
居住区から直通のエレベーターで、真っ直ぐ格納庫へ下降するユウナとカオリ。既にネスト共用の更衣室で、パイロットスーツに着替えている。カオリはすっかり青ざめた顔で、ユウナも硬い表情をしている。
アキラとは、上で別れたばかりだ。生理周期の関係で、しばらく彼女が出撃できなくなったのだ。
「…緊張してるか」
「し、してますよもちろん」
「そうか」
短く応えると、彼は深く息を吸った。
「…オレもだ」
「嘘だぁ。あなた、もう何回も出撃してるでしょう?」
「何回も、じゃない。それに、何回出撃しようが、慣れることは無えよ」
「うぇ…いつかは緊張しなくなると思ってたのに」
エレベーターが停まる。ドアが開くと、金属メッシュの敷かれた広い空間に出た。横に大きく伸びた空間には、計4つの球体が吊られていて、その内2つのハッチが開かれていた。
その片方に、2人で足を踏み入れた。モニターに薄く光が灯り、足元からナノマシン製の操縦席がせり上がる。
「カオリ」
「…」
しかしカオリは、その場から動かず、黙って突っ立っている。
「どうした? 怖気づいたか」
「話しかけないで。もうすぐ……っ、ぁ」
にわかに彼女の身体がぷるりと震えた。気持ちよさそうに息を吐く。
「ぁ、ぁ、んっ…着替える前に、トイレに行きそびれて…ふぁ」
吸水材にたっぷりとおしっこを出し終えた彼女は、操縦席に仰向けになると、両脚を持ち上げた。ロボットアームが外したサニタリーピースの内側が、ほんのり黄色い。
「…あんた、大した度胸だな」
剥き出しのペニスを彼女の膣にあてがうと、彼はのしかかるように腰を沈めた。
『クラウドバスターシステム、起動開始』
オルゴンボックスが切り離され、ナノマシンが機体の形を形成していく。
『クラウドバスター・マジカル、起動完了』
「クラウドバスター・マジカル、はっし」
「違う! クラウドバスター・マジカル…せーのっ」
「わ…「悪い奴らを、ラプチャーするっちゃん☆」」
「…言っちまった」
機体を乗せたゴンドラが上昇を始める。モニターに、共に出撃する機体のコックピットが映った。
”パイロットY#3、大河内だ。本機はクラウドバスター・コウガ。中・近距離戦を主とする”
「Y#2、ユウナだ。こっちはクラウドバスター・マジカル。一応、オールレンジ対応型だ」
”貴機のパイロットXは、実戦は初めてと聞く。哨戒を担当することを提案する”
「…だとよ、カオリ」
「あ、甘えときましょうよ、ここは」
”健闘を祈る”
通信が切れる。
次の瞬間、頭上のハッチが開き、2機のクラウドバスターが地上へと出た。ところが、ドゥームズはおろか黒雲さえ、付近には見えない。
今度は、ライヒ博士の顔が映った。
”今回の戦闘区は、東北第4ブロック。そこまでレールが延びていないから、ここから先はカタパルトで飛んでもらうわ”
「えっ? ちょっ、聞いてないんですけど!?」
抗議するカオリ。しかし、彼女の叫びも虚しく、前方には長く伸びる2本のレール。その先端は遙か天まで伸びて、途中で途切れている。
マジカルの隣には、大河内らの乗るクラウドバスター・コウガ。バランスの良い人型で、背中に2本の短剣を背負い、肩には何やら太いロープのようなものが巻き付いている。
2機の足に、ロックが掛かった。
”リニアカタパルト、準備完了。射出用意。29、28,27…”
「やだやだやだ、助けて、怖い!」
「…」
オルゴンボックスの内壁からナノマシンが伸び、2人の身体を固定した。
”10、9,8,7…”
「ひっ、あっ、あっ…」
”…3,2,1,ゴー!!”
次の瞬間、凄まじいGが2人を襲った。モニターの向こうで、周りの景色が後ろへと消えていく。そしてそれすらも、空の青に塗りつぶされた。
…
「…っ!」
「ん゛ーっ! ん゛んーっ!」
無重力。外気からは完全に遮断されている筈なのに、高速で流れ行くモニター越しの風景のせいで、冷たい暴風に晒されている気分になる。
カオリは、叫ぼうとした瞬間に口にナノマシン製のボールギャグを詰められた。舌を噛まないようにというAIの配慮のためだろう。しかし、それが余計に彼女の恐怖心を煽った。
「ん、んごっ…んうぅ…」
密着した腰の辺りが、にわかに温かくなる。漏れ出た液体が、ユウナの脚を濡らした。
ユウナは何も言わず、じっと歯を食いしばって衝撃に耐えた。
…
”制動帆、用意…展開!”
クラウドバスターを積んだゴンドラから、白いパラシュートが開く。強いGが、再び2人を襲う。
「っく!」
「お゛えっ…」
ゴンドラがゆっくりと降下を始める。ボールギャグを外されたカオリは、声を上げて咽び泣いた。
「う゛えっ…ひぐっ…怖゛がっだぁ…」
「はぁっ…はぁっ…」
ナノマシンの安全バーが離れていく。縮めていた背中を伸ばすと、涙と鼻水でべちゃべちゃの顔と目が合った。
「ひっ…おしっこ、出ちゃったぁ…」
「次からは、全部サニタリーピースに出しとけよ…」
「出したもん…」
ゴンドラが、収穫を終えた農地に着地する。足のロックが解除され、2機のクラウドバスターが降り立った。
上空には、黒雲が立ち込めていた。
”顕現レベルは2。まだ、敵の特徴は掴めてないわ…”
言いかけたその時、突然雲の中から、何かが飛び出してきた。
「!!」
「ドゥームズか!?」
モニターに、コマ送りの画像が次々と表示される。
それは、巨大な鳥であった。形は鳥だが、羽毛の代わりに金色の鱗に覆われており、翼竜のようにも見える。曇天の空を優雅に飛び回るそれは、神々しいとさえ思える姿であった。
怪鳥は、2機の狩人など気にも留めず、空を旋回する。そしてやおら口を開けると…真っ赤な光弾を、地表に向けて吐き出した。
「!!」
”行くぞ!”
光弾が直撃し、畑の一角が吹き飛んだ。コウガとマジカルが、走り出した。
コウガが右腕を突き出すと、肩のロープのようなものが、腕を伝って空へと放たれた。それはよく見ると、ナノマシンで編まれた蛇であった。
しかし、空を飛ぶドゥームズにはまるで届かない。
”くっ、高度が足りない…クラウドバスター・マジカル、あれに攻撃は届くか”
音声通信が届く。ユウナは溜め息を吐くと、カオリの両足首を掴んだ。
足の裏や指の間を舐めて愛撫
ブーツを外すと、黒いスーツ越しに彼女の足の指をぺろりと舐めた。
「んひっ! な、何するんですか」
「ん…色々試してる」
マジカルが、両手を真横に広げた。すると、伸ばした指先に10個の青い光の玉が出現した。
「なるほど…じゃあ、んっ、くうっ!」
彼はスーツに歯を立てると、ぐいと噛みちぎり、カオリの足を露出させた。そして、剥き出しになった指を咥えた。
「やらっ、汚いですよっ!」
抗議するカオリ。しかし、刺激に彼女の膣が震える。
ユウナが、連続で腰を振った。
「んっ! あっ! あっ!」
腰をぶつけるたび、光球が一つずつ飛んでいく。それは複雑な軌道を描きながら空を駆け抜けると、旋回するドゥームズを襲った。
「! はっ! あっ!」
殆どは躱されたが、数発命中した。ドゥームズの視線が、初めてこちらに向いた。
↓1 どうする?
ビームを撃ちながら接近し、敵と組み合った際にビームで出来た損傷部位から体液の取り込みをできないか試す
「おい、魔法少女ラジカル何とかってのは、飛べるのか?」
「ふぇっ? と、飛べますよ? 勿論!」
「じゃあ飛ぶ!」
足を離すと、カオリの身体がぐるりとうつ伏せになった。
両腕を羽交い締めに掴むと、ぐいと引っ張る。
「ひんっ!」
次の瞬間、マジカルのスカートから青い光が迸り…そして、銀色の身体が宙に浮いた。
「わっ、と、飛んだっ!?」
「また漏らすなよ!」
身体を傾け、姿勢を制御しながら空のドゥームズへ肉薄する。
手を離し、腰を両手で掴むと、マジカルが棘付きハンマー…もとい、ラプチャン☆スターを構えた。
敵の吐く赤い光球を避け、杖の先から青いレーザーを放ちながら接近していく。レーザーが金の鱗を灼くと、灰色の液体が滴った。
「うおっと」
避けようとするユウナに、カオリが恐る恐る声をかけた。
「あ、あのっ、もしこのロボットが、ラプチャンと同じ能力を持ってるなら…ひんっ」
「何だっ?」
「体液を、避けないでっ、みて」
「はあ?」
先日、体液で機体を溶かすドゥームズが出たばかりだと言うのに、何を言い出すのか。思いはしたものの、マジカルには彼女のイメージが濃く反映されているだけに、彼女の言うことは無視できない。
「…っ!」
レーザーが、怪鳥の首を掠った。大量の体液が、マジカルに降り掛かった。視界が、一瞬灰色に染まる。ところが、それはすぐに消えた。
「何だこれ…装甲が」
モニターに表示されている、マジカルのステータス。装甲部分の強度が、少し上がっている。それだけではない。ナノマシン残量を示すゲージが、上がっている。
「ラプチャンは、敵の体液を衣装に吸収して、強くなるんです! 服だけ溶かす都合の良い液体も、ラプチャンには通用しません」
「そういう問題じゃない!」
思わず、ユウナは叫んだ。
「何で…ドゥームズの体液で、ナノマシンが『増えて』いる…?」
怪鳥が吼える。鋭い嘴を突き出すと、マジカルに向かって突っ込んできた。
↓1 どうする?
嘴を受け止めて引き裂く
「! このっ…」
杖を仕舞い、嘴を両手で受け止める。そのまま、口をこじ開けて真っ二つに引き裂こうとした。が
「くっ、こいつ、パワーがっ」
「そりゃそうですよ! アキラさんのと違って、こっちは魔法少女ですよ!? 肉体言語は得意じゃないです…」
↓1 どうする?
ならば地面に落っことす
落とせばコウガも戦えるはず
「だったら…」
首を掴むと、ひらりと怪鳥の背中に跨った。
カオリの身体を仰向けに戻すと、再び足を掴んだ。
「ひっ、それっ、くすぐったっ」
足の指に舌を這わせる。
マジカルの指先に、光の玉が出現し…翼の根本を、焼いた。
「わ、わっ、わあっ!?」
更に杖を掴み、翼を殴りつける。とうとう、片方の翼が根本から折れた。
「おちっ、おっ、落ちるっ!!?」
「こいつがなっ!」
カオリをうつ伏せにひっくり返し、腕を掴む。
スカートから光が迸る。怪鳥の背中を蹴り、再び宙へと舞い上がった。
「クラウドバスター・コウガ!」
”了解!”
地上にいるコウガの腕から、鋼の蛇が放たれる。それは怪鳥の首と翼に絡みつくと、強く締め上げた。
コウガが腕を引く。そして、片手で背中の短剣を抜くと…一気に、刺し貫いた。
「あ、や、やった…」
空を覆う黒雲が、晴れていく。
地面に着地すると、ユウナは舌打ちした。
「…また、オイシイところ持ってかれた」
”クラウドバスター・マジカル。見事な連携だった。協力に感謝する”
「…」
「あー、どもども」
むくれるユウナの代わりに、カオリがペコペコと頭を下げた。
今夜はここまで
”昨日の件だけど、計器にバグがあったみたい。確かにドゥームズの体液で、クラウドバスター・マジカルの装甲は強化されたけど、それはナノマシンのオルゴン波伝達効率が上がっただけで、ナノマシン自体が増えたわけではないの。それを、センサーが勘違いしちゃったのね”
”…でも、ドゥームズの体液を取り込むのはとてもリスキーよ。未だに、彼らが何の分子で構成されているか、解明されていないから。だから、一定以上の体液をを吸収すると、逆に装甲が解除されるよう、安全装置を付けておいたわ。くれぐれも、気をつけてね”
…
その日は、非番であった。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①外に出ようよ
②ネストの共用スペースに、他のパイロットがいるらしいな
③こんなときこそトレーニングよ!
④あ、あの…一緒に、ラプチャン観ませんか…?
⑤その他、要記述
4
4
4
朝食を終えた3人。今日の予定を話し合おうとしたその時、おもむろにカオリが、テーブルの下から一個のダンボール箱を取り出した。
「あ、あの…折角ですし、イメージトレーニングも兼ねて…一緒に、ラプチャン、観ませんか」
…
「凄い、マイクロスティックなんて久し振りに見た」
「配信が主流になっても、ギークはモノを欲しがるんですよ…」
そう言いながら、割り箸の半分ほどの小さな棒を、再生デッキに挿入する。
リビングの大きなテレビに、ポップな題字と、チャプター表が表示された。
…
…
…
”ラプ子、ラジカリウムを掲げて、叫ぶんだ!”
”えっと…『マジカルラジカル☆ラプチャンチェーンジ』!!”
少女が叫んだ瞬間、虹色の光の渦が彼女を囲んだ。その中で、彼女の纏うセーラー服が、ピンク色のショーツを残して弾け飛んだ。
”きゃあーっ!?”
回転するカメラが、下から上へと舐め回すように少女を映す。羽根つきのブーツに、白いニーソックス。殆ど垂直に広がるミニスカートと、丸見えのショーツ。ぷるんと揺れる平均的な乳房と、修正無しの乳首がズームになると、ボタンやリボンの付いた黒いビキニトップに、ささやかな燕尾の付いた白いベストがそれを覆った。最後に星型の髪飾りが銀色の髪をツインテールに括ると、モーニングスターめいたステッキを握り、少女が叫んだ。
”魔法少女ラジカル☆ラプチャン! 悪い奴らを、ラプチャーするっちゃん☆ …って、何これ!? ていうか、パンツ丸見えだし〜!!”
…
…
…
「ちなみに、パンツは変身前に着てるものなので、話ごとに違う柄なんですよね。毎回、監督とスタッフが数時間話し合って決めてるらしいです。そうそう、1期には伝説の8話というのがありまして。1限目に水泳の授業があるからって家から水着を着て行ったせいで、パンツとブラジャーを忘れて、その状態で丸1日授業を受けた上にラプチャンに変身する羽目になって…」
…
…
…
”もうヤダ! こんな力…それに、あんたが来てからあたし、え、エッチな目に遭ってばっかりで…”
”待ってくれラプ子! 君がいないと、銀河の平和が”
”知らない!”
…
…
…
「…ちょっと、お手洗いに行ってくるね」
「オレも…」
「あーい、じゃあしばらく止めときますね」
リビングを出て行く2人。それを見送りながら…カオリは、密かに息を吸い、小さくいきんだ。
「…んぁ、あ、ぁ…ふぅ…」
…
…
…
”あたし、分かった。地球のために、戦う! だから…”
空中で、杖を真っ直ぐに突き出す。
”これがあたしの、全力……惑星☆ラプチャー!!!”
杖の先から、青い閃光が迸り、敵を貫いた。
…
…
…
「ひぐっ…良い話だぁ…エモだぁ…」
「…」
「ちなみに…さっき出た地球☆ラプチャーが初級の必殺技で、これが一番多く出てくる必殺技。劇場版では、全宇宙の魔法少女の力を集結して放つ、銀河☆ラプチャーが観れますよ…!」
…
「…これで1期はおしまいです。良かったでしょ?」
「…」
「面白かったけど…ちょっと、エロシーン多くない?」
「そう、そこ! この時期の魔法少女はグロばっかだったんですよ。それに対抗して、ほのぼのギャグエロ、ちょっぴりエモ路線で行ったのがラプチャンなんです!」
と、ここでずっと黙っているユウナに目を向ける。
「…どうしました? さっきから静かですけど」
「別に。マジカルを動かす、参考にはなった」
「…ふぅん」
アキラはニヤッと笑うと…いきなり、ズボンの上から彼の股間を掴んだ。
「っ、何しやがっ」
「ユウナ、アニメ観てムラムラしちゃったみたい」
「あー、分かります。うちもよく、これ観ながら一人で…っ、やっ」
不要なカミングアウトをしかけて、慌てて口を塞ぐ。
「あたし、今丁度危ない日でできないから、良かったらカオリが、スッキリさせたげて」
「…」
「…だそうですよ」
ユウナを見る。彼は、気まずそうに目を逸らした。
↓1〜3 どうする?
そして今夜はここまで
アキラとカオリでダブルフェラ
ユウナは二人を愛撫して絶頂させる
背面座位でアキラにカオリのイキ顔を見せるようにむかせ喘がせる
恥ずかしがって顔を隠そうとするが手を抑えられ、その顔をみて虐めたくなったアキラがカオリのクリを舐めてイカせ追い討ちでユウナも射精
ユウナがバックでカオリを責めて
アキラがカオリの乳首を舐めて責める
更新乙です
…
「ねえ、何であたしまで…」
「挿入れなきゃ良いんでしょう? だったら一緒にいてくださいよ…」
ソファに腰掛け、広げた脚の間に身を寄せ合うと、2人はユウナの股間に顔を寄せた。
「じゃあ、失礼します…」
ズボンのホックを外し、下着と一緒にずり下ろす。硬くなった男性器が、2人の鼻先に突き出された。
「凄い眺めだな」
思わず呟くユウナ。アキラが、舌を出して亀頭を小さく舐めた。
「っ」
「ん…やっぱり変な味…」
「れろっ…汗みたいとは言いますけど…うん」
先端を口に咥えて、ぺろりと舐め回すカオリ。アキラは立ち上がると、ユウナのソファの上に仰向けに倒した。
「カオリ、こっちこっち」
「うぇ…?」
カオリをソファの上に上げると、ペニスを咥えたままユウナの顔を跨がせた。
「っ、この姿勢は」
「カオリも舐めてもらったら」
「どれどれ…」
ユウナが、カオリのワンピースを捲り上げる。
スカートの下には、何故かショーツの代わりにサニタリーピースが張り付いていた。
「あ、やべっ」
「…えっ? まさか君も生理?」
「やっ、そういうわけじゃ」
「じゃあ良いな」
ユウナが、股間に張り付いたピースを剥がす。すると、饐えた臭いがほんのり漂ってきた。
「…」
「…か、嗅がないで」
ユウナは彼女の尻を掴むと、ぐいと自分の顔に股間を押し付けた。
「んひっ!?」
「ん…小便臭…」
「ひっ、言わないで、よぉ…」
「ユウナ、手ぇ貸して」
カオリが、ユウナの手を掴んで自分の股間に運んだ。
「あたしのも、触ってよ…んっ」
ハーフパンツを下ろし、自らの秘部に指を誘う。ユウナはカオリと性器を舐め合いながら、アキラの性器を指で弄る。
掻き回した指が、膣壁のどこかに触れると、アキラの肩がびくんと跳ねた。
「んぁっ! そ、こ」
嬌声を上げながら、体を曲げてユウナの陰嚢に舌を伸ばす。
カオリはペニスを咥えながら、喉の奥で喘いだ。
「んぉっ、もっほ、んんぅ…っっ」
膣内に舌を突っ込み、クリトリスと一緒に強く吸う。指で、反応した部分をゆっくり強く擦ると、2人の嬌声が重なった。
「ひ、いぃっ、あぁっ!!」
「ああぁっ、んぁっ!」
「っ、出っ」
カオリの口の中で、ユウナが射精した。
「ん゛っ!?」
思わず吐き出したペニスから、白い精液が勢いよく噴き上げ、彼女の顔をべっとりと汚した。
「うっわ、すご…ちょっと顔洗って」
ソファから降りようとする彼女の手を掴んで止める。そのまま引き寄せると、まだ萎えないイチモツを、彼女の尻に擦り付けた。
「ちょっ、ちょっとタンマ」
「嫌だ」
「はい、ゴム」
すかさずアキラが差し出したゴムを被せると、ユウナは後ろから、彼女の膣にペニスを突っ込んだ。
「ひぃんっ!? やらっ、待って」
「アキラ、綺麗にしてやれよ」
「うん、やってみる」
叩きつけるように腰を振るユウナ。アキラは、されるがままのカオリの顔に近寄ると、たっぷり付いた精液をぺろりと舐め取った。
「うっ、何この…何? んくっ」
ぼやきながらも、飲み込むアキラ。
「んっ、ひっ、アキラさんっ、正気じゃなむぐっ」
「んっ、ぇ……はい、おすそ分け」
精液を口移しに飲ませると、アキラはおもむろに、カオリのワンピースの裾を、更に大きく捲くった。それから地味なブラをずらすと、四つん這いの体に潜り込むようにして、垂れた乳首を口に咥えた。
「ひぃっ、ちくびっ、やめっ、ひゃぁっ♥」
膣の奥を突かれ、喘ぐ。
ユウナはおもむろにその肩を掴むと、ぐいと引き起こした。そのまま自分はソファに腰掛け、カオリは自分の膝の上で、大股を開かせて座らせる。
「やらぁっ♥ このかっこ、恥ずかしっ」
「隠すなよ」
顔を覆おうとする両手を掴み、下に引っ張る。一緒に腰を突き上げ、下から攻め立てる。
「やらっ♥ んひっ♥ ひゃぁん♥」
揺れる乳房も繋がる秘所も丸出し。それが余計にそそるのか、膣はより熱く、だらだらと蜜を吐く。
「…カオリ」
アキラは、そんな彼女を見て…
「…可愛い♥」
ゆっくりと口を開け…カオリのクリトリスを、唇で、ちゅっと吸った。
「ひぃああぁっっっ…♥♥♥」
大きく開いた股ぐらから、透明な液体が飛んだ。膣肉がきつく締まり、ユウナのペニスを硬く咥え込んだ。
ユウナは、その中で数度、抽迭を繰り返すと
「っ、あぁっ!」
たっぷりと、射精したのであった。
…
”現在の、極地の映像よ”
立ち込める黒雲に、蠢く無数の怪獣。いつ見ても代わり映えしない光景だ。
”厳密なカウントはできていないけど…どうやら、極地に顕現したドゥームズの総数は、少しずつ増えているみたい”
”どうするんですか? このまま守ってばかりじゃ、埒が明かないですよ”
一人のパイロットが問いかける。ライヒは、難しい顔で答えた。
”クラウドバスターの数が足りない、それが一番の問題ね。ナノマシンは量産体制ができているけど、オルゴンボックスの製造は時間もコストもかかる。日本はまだ良い方で、ロシアなんて国土が広い上に極地にも近いと言うのに、未だにたった4機でやりくりしているわ”
「もっと別の兵器は無いのかよ」
ユウナが口を挟んだ。
「クラウドバスターで個別に応戦なんて、効率が悪いにも程があるだろ」
”クレードルで習っただろうが”
別のパイロットが横槍を入れた。
”戦闘機もミサイルも、核も中性子爆弾も…試して、駄目だったからクラウドバスターに頼ってるんだ。奴らには、オルゴンや、オルゴンで形成された兵器しか殆ど通用しない。従来の大量破壊兵器は、いたずらに環境を破壊するだけで効果が薄いんだ”
「別に、今までの兵器を使えなんて言ってない。クラウドバスターみたいな小型兵器じゃなくて、同じ理論でもっとデカいのを造れないかって言ってんだよ」
”…”
静まり返るミーティングルーム。
やがて、ライヒが口を開いた。
”…あなたと同じことを、多くの人が口にしているわ。今は…オルゴンボックスのアップグレードを重ねて、より強力な対抗手段を作り出していくしかない”
…
同刻。クレードル地下、シミュレーションルームにて。
一人の少女が、オルゴンボックスを模したシミュレーター内に足を踏み入れた。
『パイロットXの情報を入力』
本物と同じインターフェースが起動し、彼女に問いかける。
↓1〜3でコンマ最大 名前と年齢
セレナ・アンソニー 19
クリームヒルド・ヴァイキング 25
エスカ・西条 11
パイロット候補は24歳までなので>>262は安価下な
パイロット候補の年齢制限については>>63参照
あと1つ受け付けてます
リ・シャオリン 15
『性別:女性
年齢:19
名称:セレナ・アンソニー
___入力完了。全身スキャンを開始します』
「…ふぅーっ」
緊張に震える息を吐く、セレナ。ここまでが、長かった。
内壁からセンサーがせり出し、彼女の周囲をぐるぐると回る。
↓1〜3をいい感じにMIX セレナの外見的特徴
金髪ポニーテール オッドアイ
100センチを軽く超える爆乳
170㎝を超える長身
>>268に質問だけど、オッドアイの色指定あります?
特にないです
ポニーテールに括られたブロンドヘア。ぱっちりと開いた瞳は、右が蒼く、左が翠色。シミュレーターの天井に付きそうなほどに高い身長に、全く自重しないバスト。チェストアーマーは、何とバスト100cmを超える彼女のための特注品だ。
『___入力完了』
足元からナノマシンが湧き上がり、操縦席を形成する。それに跨ると、無数のロボットアームが周囲から伸び、彼女の様々な部位に触れた。
『仮想オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、疑似起動。
定義。名称:クラウドバスター:イグザミナー。
___仮想戦闘区、作成完了
___訓練、開始』
モニターに、3D構築された市街地の風景が映る。前方には、恐竜めいた姿のドゥームズ。
無数のロボットアームが、彼女の体を『操縦』し始めた。
↓1〜3 セレナの性感帯、性癖
サディスト
お尻(外も中も)
フェラ、パイずり好き
「…あんっ」
サニタリーピースを外し、股間に押し当てられた電極から、挿入時に近い刺激が流れる。背中や首筋、チェストアーマーを外した陥没気味の乳首にも、ロボットアームから刺激が加わる。
「あああんっ!!」
にわかに、セレナが派手な声を上げた。丁度、ロボットアームが彼女の豊満な尻を叩いた時であった。
「っ、please, change!」
操縦席が回転し、彼女が上になった。人型に形成されたナノマシンの上で、跳ねるように腰を振る。
「C’mon, c’mon, c’mon…」
攻め立てるように、人形の胸や腰をつねり、挑発的に腰をくねらせる。豊満に過ぎる乳房で顔を覆うと、脇腹に爪を立てた。
「…EAT IT !!」
強力な攻撃が、仮想敵を貫いた。
シミュレーターを出た彼女は、勝ち誇った顔をしていた。
___これなら、先へ進める。
…
セカンド待機の日。ユウナたち3人は、今日の予定を話し合った。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(ナノマシンとオルゴン利用について)
②トレーニング
③戦闘シミュレーション(相手を併記)
1
1
2
…
「カオリ。あんたには、何より柔軟性が必要だね」
「ぁい…」
始まってもいないのに、既にげんなりした顔のカオリ。一方、アキラは生き生きしている。
「筋肉を付けようと言うよりは、体の可動域を増やそっか。そうすれば、姿勢の維持に必要な筋肉も付いてくるよ。じゃあ、まずは足を肩幅に広げて…」
…
「あ゛あ゛あああ〜〜!! い゛だいい゛だいい゛だい!!」
「しっかり息吐いて! ちょっと休んで…せーのっ!」
「ひ゛いぃぃぃ…」
…
「そうだ。ユウナはペンチプレス何キロまで行った?」
「30くらいだな」
「そしたら、そろそろ背中も鍛えてみようか! この間やった、シーテッドローで…」
…
「」
「はぁ…はぁ…」
床に伸びるカオリとユウナ。アキラが、人数分のプロテインを持ってきた。
「お疲れ様。今日は抹茶ミルク味!」
「ん…」
受け取って口を付ける。
「全部同じ味な気がします…」
「いや…甘みと抹茶の苦味が…」
どうにか体を起こしたカオリが、2人を見る。
「…全体的に、体育会系ですよね、ウチ」
「そりゃ、クラウドバスターの操縦は力仕事だし」
「うぐ…『世紀末・筋肉戦争』の世界だぁ…」
↓1 コンマが80以上で…
あ
そい
58<80 襲撃なし
…
シャワーで汗を流し、一息ついた3人。時刻は昼過ぎ頃で、もう少し余裕がある。非番ではないので外出はできないが、もう少しできることがありそうだ。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①敢えてお勉強(ナノマシンとオルゴン利用について)
②ネストの共用スペースに行ってみる
③その他、要記述
2
1
1
…
ゴンドラが停まる。辿り着いたそこは、ネストの最上階に設けられた展望ラウンジであった。
「へえ、こんなところがあったんだ」
興味深げに周囲を見回すアキラ。カオリは既に行ったことがあるようで、特段驚く様子もなく、近い席を確保して2人に手招きした。
小さな丸テーブルを囲んで椅子に腰掛けると、卓上に小さな店員の映像が投影された。
”いらっしゃいませ。お飲み物はいかがですか?”
店員の頭上に、ドリンクや軽食のメニューが表示される。
「えっ? えっと…ウーロン茶で」
「コーラ」
「うちは…ミントミルクティーで」
”かしこまりました。少々お待ち下さい”
店員の映像が消える。
「中々気が利いてるんだな」
背もたれに寄りかかりながら、ユウナが言った。
「まあ、言ってしまえばVIPみたいなもんですし、うち達」
「いい眺めね…」
外側は一面のガラス張りになっていて、東京の風景がよく見える。新宿城やスタータワーから、ネストを見下ろしたことはあったが、ネストから街を見下ろすのは初めてだ。
車輪のついた子供ほどの大きさのロボットが、飲み物を持ってやってきた。
”お待たせしました。ウーロン茶、コーラ、ミントミルクティーです”
「どうもー」
盆を受け取り、机に置くと、それぞれの飲み物を手に取った。
「…妙な気分だな」
ぽつりと、ユウナが呟いた。
「平日の昼間から、ジュース片手に黄昏れて…世間じゃ、仕事とか学校とかなんだろうが」
「良いんじゃない? 忙しいときは忙しいんだし」
「働かなくていいのは、非常に良いと思います」
「…」
ストローを咥え、コーラを一口。
「…ユウナは、元々普通の学生だったの?」
「小学校までは、普通だったと思う。13からクレードルにいたから…」
「確か、候補生の募集は16歳からですよね。その辺、やっぱ訳アリなんですか」
「…色々あったんだよ。だからY#2なんて…」
その時、彼らの座るテーブルに、何者かが近付いてきた。
↓1コンマ
00〜20 ユウセイとアサミ
21〜30 結城シュウリ
31〜70 大河内サイドとパートナーたち
71〜 他のパイロット(キャラ作成)
キリのいいところでキャラ一覧みたいなのは欲しかったり
「おっと、パイロットXが3人お揃いで」
嫌味な声を投げてくる男と、その隣を歩く女。いつぞやの、ユウナを女扱いした、クラウドバスター・タレットのパイロット、ユウセイとアサミであった。
「男はいないのかよ、ええ?」
「トカゲ相手に救援要請してきた雑魚が、何か言ってやがるな」
ユウナは軽く言い返すと、コーラを一口飲んだ。
「『助けてくれてありがとうございました』の一言も言えねえのかよ。さぞかし良い教育を受けてきたと見える」
「ンだと、テメエ…」
「や、止めといたら…」
「アサミは黙ってろ!」
肩を乱暴に突こうとするユウセイ。しかし、その手は空中で止まった。
瞬時に立ち上がったアキラが、彼の手首を掴んで止めたのだ。
「乱暴は良くないよ、君」
「う、腕、が」
彼の手首が、みしみしと音を立てる。
アキラが手を離すと、彼は赤い痕の付いた肌を擦りながら毒づいた。
「…こっちが男じゃねえか、ゴリラめ」
「良いじゃない。ゴリラは強くて賢くて、優しいのよ」
「…」
ユウセイは舌打ちすると、離れた席に行ってしまった。
アキラは席に戻ると、溜め息を吐いた。
「ユウナ、いちいち相手しないの」
「仕掛けてきたのは向こうだろ」
「喧嘩はね、買った時点でどっちもどっちなの」
「…あんた、博士みたいなこと言うんだな」
ユウナは、うんざりした顔でぼやいた。
「博士? それって、ライヒ博士?」
「…」
コーラをまた一口。ユウナは黙ったまま、背もたれに体を沈めて目を閉じた。
今夜はここまで
今まで出てきたキャラとか纏めとこう
エリザベート・ライヒ:オルゴンの『発見』者、ヴィルヘルム・ライヒの末裔にしてオルゴン理論の実用を専門にする、31歳の若き天才物理学者。クラウドバスター・システムの提唱および開発者でもある。出身はオーストリアだが、5年前から日本に渡っており、そこで『ドゥームズ・デイ』を経験してからは日本に定住している。当然のように流暢な日本語を話すが、日本語だけでなく英語、ドイツ語、フランス語、中国語から、エスペラント語やラテン語までを完璧に使いこなすことができる。
今まで出てきたパイロット一覧
Y#1 ???:『ドゥームズ・デイ』に際し、極秘に開発されていたクラウドバスター・プロトタイプにX#2と共に搭乗。『クラウドバスター・ローンウルフ』として出撃し、襲撃してきたドゥームズ4体の内2体を撃破するが、『ガリバー』に破れ、死亡した。
X#2 ???:Y#1と共にクラウドバスターに搭乗し、出撃した。当時クラウドバスターについて知っていたのは、限られた一部の人間だけであり、X#2はパイロット候補生として密かに目を付けられてはいたものの、彼女自身は何も知らないただの女学生であった。事情を知らぬまま無理矢理オルゴンボックスに乗せられ、純潔を奪われた上に、怪物に敗れるという非業の死を遂げることとなった。
____________________
Y#2 ユウナ:16歳の男性パイロット。13歳からパイロットとしての教育・訓練を受けてきたが、初めてクラウドバスターに搭乗したのはそれよりも前、即ち『ドゥームズ・デイ』。X#2と同じく事情も分からずオルゴンボックスに乗せられたと思われるが、彼は何も語りたがらない。正規の教育を受け、晴れて正式なパイロットになった後は、アキラとカオリという2人のパートナーを迎え入れる。
X#36 アキラ:19歳の女性パイロット。16歳まで一般の教育を受けてきたが、クレードル設立に際して自ら志願し、パイロット候補となった。実質的なタイムリミットである18歳を過ぎ、半ば絶望していたが、趣味のトレーニングで鍛え上げた肉体がユウナのスタミナを受け止めるに相応しいとの判断から、彼のパートナーとして抜擢された。強力な腕力と敏捷性を備えた『クラウドバスター・サヴェージ』に搭乗する。
X#37:カオリ:17歳の女性パイロット。生まれつき色素欠乏であったため家に籠りがちで、性格も消極的な彼女は、上とも下とも比べられがちな3人姉妹の次女という立場も相まって自身の存在に失望しかかっていた。そんな中、パイロット候補生の募集を知り、駄目元で応募した。アニメ好きの彼女は想像力に優れ、ユウナと組んで魔法少女の姿を模し、殆ど同様の力を使うことのできる『クラウドバスター・マジカル』に搭乗する。
X#1 ???:『ドゥームズ・デイ』において、ユウナと共にクラウドバスター・プロトタイプに搭乗し、出撃した。
____________________
Y#3 大河内サイド:24歳の男性パイロット。クレードルで教育を受けたわけではなく、国防軍の空軍でステルス機のパイロットをしていたところを、ネストに引き抜かれた生え抜きの軍人。『ドゥームズ・デイ』以降、不在となっていたクラウドバスターのパイロットを務めた。特に、クレードルで最初の卒業生が生まれるまでは、彼とそのパートナーたちがこの国を守り抜いた。そのため、彼のパートナーとなる女性は7人と、他のパイロットから抜きん出ている。ちなみに彼の搭乗するクラウドバスターは総じてヒロイックな外見をしており、玩具の人気が高い。
X#4 大河内ツツジ:23歳の女性パイロット。サイドと同じく国防軍から引き抜かれた軍人。『ドゥームズ・デイ』から約半年は、彼女とサイド2人きりで戦い続けた。この間、彼女は3度の妊娠と、2度の堕胎を経験している。3度目の妊娠に際してようやくクレードルから新たな女性パイロットが誕生し、彼女は第一子を出産することとなった。そんな彼女をサイドは愛し、妻として迎えた。大斧を携えた巨人『クラウドバスター・ヤゴロー』に搭乗していたが、度重なる負担に耐えかねて、出産を機に殆ど出撃しなくなり、実質引退となった。以降もネストの居住区に残り、サイドとパートナーたちを支えている。
X#5 ???:サイドと共に『クラウドバスター・コウガ』に搭乗する。コウガは2本の短剣と、腕から放つ蛇型ドローンを駆使した高速戦闘が得意。
____________________
Y#5 竜崎タケヤ:男性パイロット。詳細不明。
X#19 ミツアミ:女性パイロット。タケヤと共に、重装甲型の『クラウドバスター・ソリッド』に搭乗する。
____________________
Y#6 結城シュウリ:22歳の男性パイロット。21歳で抜擢されるという、遅咲きのパイロット。その裏には並々ならぬ努力があったらしい。冷静沈着、冷徹なまでの戦闘行動で、最小限の攻撃で確実に敵を仕留めることをモットーにしている。そのため相方への扱いも容赦なく、彼のパートナーになるには一定以上のマゾヒストであることが前提となる。
X#32 ヒメユリ:18歳の女性パイロット。シュウリと共に『クラウドバスター・ナーワル』に搭乗する。イッカクを意味する機体だが、その名の由来は主武装である超長距離狙撃用エネルギーライフル。強力なオルゴン弾を飛ばし、一撃でドゥームズを仕留める。照準と装填にやや時間がかかるため、これまで中々活躍の機会に恵まれなかったが、セカンドとしてサヴェージと共に出撃した際には見事に連携し、敵を仕留めた。シュウリのパートナーを務めるだけあって彼女も被虐嗜好で、ライフルは膣内射精によってエネルギーが装填され、無慈悲な愛撫によって絶頂した彼女が、失禁することで引き金が引かれる。
____________________
Y#7 ユウセイ:18歳の男性パイロット。小柄なユウナを見下し、事あるごとに茶々を入れてくる。女性に対しても高圧的で、クラウドバスターに搭乗する際は相手を完全に操縦桿としてしか扱わない。一方的な行動が却って軋轢を封じているのか、戦績はまずまず。ただし、応用は弱い。
X#26 アサミ:18歳の女性パイロット。ユウセイとは同年齢だが、威圧的な彼の態度に萎縮してしまうことが多い。彼と共に『クラウドバスター・タレット』に搭乗する。8本足で移動し、両腕の機関銃から実弾を撃ちまくる固定砲台型。胸部からはオルゴン波のレーザーを放つこともできる。ナノマシンを消費して実弾を撃つ関係上、出撃の度に莫大なナノマシンを喪失する。
____________________
Y#8 キョウヤ・ネリ:詳細不明。イタリア人とのハーフらしい。
X#27 イノリ:キョウヤと共に『クラウドバスター・リーマー』に搭乗する。スピード型の機体で、男性主導の機体が殆どの中、イノリが終始主導権を握るという珍しい機体。彼女の勝ち気な性格と、イタリア仕込のキョウヤの紳士的な振る舞いが為せる技らしい。
乙
忍殺スレみたいに敵の募集とかもあれば面白そう
ドゥームズは怪獣だから見た目や能力も多種多様そうだし
勿論無理にとは言わないけど
いいね
現状、出撃→敵判明のパターンだから、その時点で敵募集するとメタ張られそうで面白くない
だからプール方式にしよう
今みたいに話が進んでない時に随時募集します
(ドゥームズ案例)
『ロータス』
タコ型怪獣。赤いぶよぶよした皮膚で、巨大な丸い胴体から無数の長い触手が生えている。胴体にはびっしりと眼球が埋まっており、全方位を見渡すことができる
胴体は2つに裂けて、巨大な顎になるため、触手で捕まえた相手はそのまま引きちぎったり、引き寄せて丸呑みにしたりする。鋭い歯が並んだ口腔内は強酸で満たされており、獲物を瞬時に溶かす。
一度顕現すると、胴体はその場から動けないのが弱点。
今って募集してる?
今から始めるから、それが終わった後におねがいします
…
「今日はファースト…何か、休む暇も無いって感じだな」
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(ナノマシンとオルゴン利用について)
②トレーニング
③戦闘シミュレーション(相手を併記)
1
忘れてた
↓1〜3コンマに1つでもゾロ目で…
1
ん
2
…
”前回はオルゴン理論について大まかに説明したわね”
”今回は、そのオルゴンをどのように利用するか、クラウドバスターに使用するナノマシンの原理も交えて説明していくわ”
『ナノマシンとオルゴン利用』
”前回ちらっと出てきたけど、『七次元立体視鏡』は覚えているかしら。これは私達三次元世界に暮らす存在からは観測できない、七次元世界を部分的に観測することができる装置なのだけれど…”
画面に、垂直に交わる3本の軸が表示される。そこに更に点線で軸を書き入れると、ライヒはそこを丸で囲んだ。
”これが7つ目の軸だとすると、オルゴンはこっちに向かって飛んでいて、私たちからは観測できない。これをどうやって利用するか… 前回、オルゴンボックスの構造については簡単に説明したわよね。それで捕まえることはできた。それを、どうにか三次元で利用できる形にするのが、ナノマシンよ”
黒板が消え、複雑な形状をした粒子の図が現れる。
”マシンとは言うけど、動力は持たない、一種の分子に近いわ。一個の分子にはプラス基とマイナス基が2つずつ付いていて、特定の波形を浴びると様々な形に結合してポリマーを形成するの”
”実はナノマシン自体は、そこまで新しい技術ではないの。20年ほど前から、医療の分野ではゲノム外科治療にナノマシンが利用されてきたわ。他にも、ナノマシンは工業や農業にも利用されてる。でも、それは全て電力を用いての利用だったの”
ライヒが、机の上に小さな板を立てた。
”これは、オルゴンボックスの壁の模型よ。こっちが内側で、こっちが外側”
外側に銀色の液体の入ったコップを置き、内側に青いボールを置く。
”オルゴンボックスの内側で発生したオルゴンは、壁に向かって飛んで行き、そして吸収される”
真っ直ぐにボールを壁にぶつける。
”すると、オルゴンボックスを制御するAIが特定のベクトルを加え、オルゴンの動きに三次元的な規則性を与えるの。これを『オルゴン波』と呼ぶわ”
ボールを壁の外側に移動させ、今度はゆらゆらと揺らしながらコップに近付けた。
”すると、波形を浴びたナノマシンは結合を開始する。今まで電気でやっていたことが、オルゴンでもできることが実証されたってわけ”
再び、ライヒの顔がアップになる。
”本当は、オルゴンで発電できれば良いのだけれど。熱を使わない、ある意味究極のクリーンエネルギーだものね。まあ、そこから先はこれからの研究に期待…というか、私の仕事ね。頑張るわ”
…
講義が終わる。すると見計らったかのように、ライヒの顔が再び映った。
「研究を頑張るんじゃなかったのか?」
”頑張ってるわよ。でも、パイロットのことを気にかけるのも私の仕事だから”
「あの、何かうち達に用事ですか?」
カオリの質問に、ライヒは曖昧に頷いた。
”そうね…別に急ぎの話でもないのだけれど。もう少しでオルゴンボックスのアップグレードが完了するから、テスト運転の心積もりをよろしくってのと”
3人を順番に見て、言う。
”…そろそろ、九州を取り返そうかって話が出てるの”
「!!」
ユウナが、はっと目を見開いた。
”『ドゥームズ・デイ』…東海を襲った4体の内、唯一生き延びて西に逃げ、九州を壊滅させた『ポリボア』。未だに阿蘇外輪山に居座っているアイツを、討伐に行く計画が上がってきているわ”
「何で今になって」
”言ったでしょ。新型のクラウドバスターを建造してるって。完成すれば、日本に5機のクラウドバスターを保有することになる。2機をファーストにして、セカンドを一時的に1機に減らせば、2機を九州に回すことができるわ”
「…」
”まあ、詳しい話はおいおいミーティングで話すわ。この話はここまで”
3人に向き直る。
”ちょっと今立て込んでるから、質問は1つだけ受け付けるわ”
↓1〜3でコンマ最大 ライヒ博士への質問
この間にコンマゾロ目が一つでもあれば…
他国の様子
機体に三人乗りは出来ないのか聞く
こんま
「日本は九州が落ちてるけど…他の国は、今どんな感じなの?」
アキラの質問に、ライヒは少し考えて言った。
”一番危ないのはロシア。極北は殆ど落ちていて、広い国土にも関わらずクラウドバスターの基地はモスクワとイルクーツクの2箇所。おまけにクラウドバスター自体も全く足りてない。アメリカは…まあ、流石アメリカって感じ。本土に5箇所、アラスカに3箇所の基地を持っていて、クラウドバスターも合計50機保持してる。まあ、ロシア東部の防衛も担っていると言われたらそれまでだけど。中国は、内陸に巨大な基地を1つ持っていて、そこに13機のクラウドバスターを保持しているわ。南アジアや統一朝鮮に加えて、ロシアの大部分まで守っていると言えるわね。ヨーロッパは…ざっくりゲルマンに5機、ラテンに4機、イギリスに3機といった感じで、お互いに全く協力しない。何百年前は欧州連合って協力し合ってたのにね?”
「南半球は?」
”…オセアニアの島々が、オーストラリアとニュージーランドを残して沈んでから、もう100年以上になる。オーストラリアは6機のクラウドバスターで防衛できてるけど、ニュージーランドは殆ど駄目。南アメリカや、アフリカに至っては…”
黙って首を横に振る。
「何とかならないのか」
”何とかしないといけない。でも、それは今じゃない…としか、言えないわ”
「…」
「…無関心、なんですね」
カオリがぽつりと呟いた。ライヒは、何も言わず通信を切った。
今夜はここまで
ドゥームズ案今から受け付けます
ドゥームズ案
『ハガードクラブ』
二足歩行怪獣。人間の足が生えて直立したザリガニのような姿をしており、背中からはセミのような羽が生えている。(バル○ン星人めいた感じ)
クラウドバスター・サヴェージと同等の俊敏性を持ち、両腕のハサミで格闘戦を行う。背中の羽は高速飛行を可能とする他、クラウドバスターのセンサー類を狂わせる鱗粉を放出することができる。それによって質量を持った残像とでも言えるものを作り出し、あたかも自身が分身したかのように誤認させ、混乱した隙をついて攻撃する。
俊敏性と飛行能力も合わさり捕捉は困難。反面、防御力は低く、飛び道具も持っていない。
こんな感じでしょうか
後、2つほど案考えてあるんですが連投ダメですよね?それなら次の機会に
乙
ドゥームズ『オロチ』
首が8本ある蛇型のドゥームズ。蛇の牙には強酸が蓄えられており、獲物を瞬時に溶かすことが出来るほか、射程は短いものの吐き出して噴きかけることが出来る。
……が『オロチ』の真に厄介な所は再生力であり、首を一つずつ潰していっても時間を掛けすぎると首が新しく生えてきてしまう。首が一本でも残っているとそこから再生してしまう。幸いなのは防御力は高くないことである。
倒し方としては8本の首を順番に全部潰すかオロチの全身を包み込むほどの巨大な一撃で葬り去ることである。
ドゥームズ案
『フレイムホーク』
全身が火で包まれた三つ目の巨鳥
火に包まれた羽をダーツの様に射出するのと鉤爪と巨体を生かした体当たりが攻撃手段
恐るべき点は回復力と耐久力にあり殆どはダメージを与えられないほかに傷の治りも早い
実は全身を包んでいる火はバリアであり、耐久力と回復力はそれによるもの このバリアは頑丈な代わりに持続力はそこまで無いので時間をかけて戦えばバリアが消滅する バリアが消えると攻撃翌力も低下する
巨体のためか俊敏性もないのでバリアさえ消えれば、煮るなり焼くなり好きにできる 能力上、短期決戦タイプのクラウドバスターでは相性が非常に悪いので攻撃翌力よりも防御力が高いクラウドバスターで戦うべき
『サラマンダー』
トカゲ型怪獣。四足歩行で、背中に蓮の花托のような器官をびっしりと多数生やしている。その背中の器官から種子状のミサイルを発射して敵を攻撃する他、口腔から火炎弾を放ち、これらの弾幕を掻い潜り接近することは非常に困難である。全身を覆う鱗も硬いが、腹這いになって隠されている腹部の皮膚は柔らかく、攻撃が通りやすい。
ドゥームズ案
『バベル』
現存しているものの中では最も「体高」の高い、「塔」を彷彿とさせる超大型怪獣
数えきれないほどの「人間のようなもの」が折り重なり、積み重なった肉の塊が塔の形になっているというもので、気持ち悪さにおいてもトップクラス
露出している「顔」の部分から光線、光弾、実体弾、酸液、火炎など、考えうる限りの飛び道具を放ってくる
「顔」は根元から頂まで、塔の「外壁」に相当する部分全体に存在しており、一切の死角が無いため近づくのは困難を極める
さらに動くものであればクラウドバスターだろうが人間だろうが鳥や虫だろうが、場合によっては他ドゥームズだろうが全てを感知し無差別に攻撃を行うため、結果、流れ弾による被害が尋常ではない
その大きさ故に一切の移動が不可能、要は全方位対応可能の超大型固定砲台
また攻撃も「射程距離」が存在し、攻撃の届かないところまで離れておけば一応は安全
再生能力は無く、人間状のパーツは大した防御力も持たないため『バベル』を超える長射程の遠距離攻撃で撃ちまくれば安全に倒せる
ただしパーツの数が異常なほど多いため、全てを削りきるのに時間がかかる
防御や回避に任せて弾幕を掻い潜り、近接攻撃で根元を崩して文字通り倒すという手もあるが、その場合、倒れる先、その直線状にある物が全て押し潰されることになる
ドゥームズ案は溜め込んどいて適宜選ぶ方式なので、本編が進行してないときなら出せるだけ出して大丈夫です
『ジブリール』
銀色の肌を持ち、青い光の衣を纏った、中性的な人間の形をしたドゥームズ。背中には巨大な翼が4対生えており、高高度まで飛べるだけでなく、そこから抜け落ちた羽は全て強力な爆弾となる。また、手から青い光の剣を伸ばし、相手を切り裂くことも可能。
この個体の特筆すべき点として、100m以上から普通の人間のサイズまで、大きさを自在に変えられること、そしてあらゆる人間の言葉を理解し、話せることである。
弱点は胸部に埋め込まれた黒い球体。サイズが変わってもこの球体の大きさは変わらず、小さくなった際はジブリールの頭上に浮遊している。
ちょっと進めます
…
”可愛い生き物大特集! 次にご紹介するのは、野生の少女と狼の絆”
テレビの電源を切り、ソファに寝そべる。
朝のトレーニングを終えたと思しきアキラが、リビングに入ってきた。
「おはよ。早いね」
「ああ…」
時計を見ると、朝6時半。ミーティングがあればもう起きている時間だが、この日は非番であった。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①外に出る
②ネストの共用スペースに行く
③トレーニング
④その他、要記述
1
1
1
「また、外に出てみない?」
「そうだな」
「ふぁ…皆さん早いですね…」
カオリも起きてきた。ユウナは振り返ると、言った。
「カオリはまだネストから出たこと無かったよな。1日、出てみようぜ」
↓1〜3 どこへ行く?(それっぽい場所を書けばそれっぽい設定を付けます)
新秋葉原
超塩原温泉街
あといっこ
東京メガドーム
…
「つ、遂に来れた…」
広告モニターの光溢れる駅に降り立つと、カオリはうっとりと呟いた。
「新・秋葉原…」
度重なる災害で、首都近辺は大きく地形を変えた。秋葉原も例外ではなく、隅田川の支流から流れ込んだ水によって無数のブロックに分断された。それらのブロックに商業ビルを建て、それぞれを無数の橋で繋げてできたのが、新たな電気街、新秋葉原であった。
「うわっ、ブルーレイプレイヤーだ…初めて見た…」
道沿いに並んだ露店を見ながら、カオリがぶつぶつと呟く。ユウナとアキラは、それよりもシャーベットの屋台に惹かれた。
「あっ、ガンバリオン無印のボックスセット…特典まで付いてる!?」
「…ユウナ、あれ」
アキラが、店に並ぶ何かに気付いた。
「ん? …あ」
指差す方を見て、気付く。
ショーウィンドには、クラウドバスターの模型がずらりと並んでいた。
「高い…でも買える…でも怖い……って、どうしたんですか?」
カオリが、2人の視線に気付いて振り返った。そして、同じくクラウドバスターの模型を認めて、ああと頷いた。
「クラウドバスターの模型ですよね。一通り作られてるはずですよ。マジカルはまだできてないかもだけど…ほら」
彼女の指差す先には、サヴェージの模型。きちんと色まで塗られている。
「いらっしゃいませ。こちらは新商品です」
一人の店員が、3人に近寄ってきた。
「サヴェージは男の子に大人気で、もう品薄になってます。お買い求めになるなら、今ですよ」
「…だとよ」
「あの…マジカルって、まだ出てないです?」
カオリの質問に、店員は済まなそうに頭を下げた。
「クラウドバスター・マジカルは、金型の製作がまだだそうで」
「権利関係とかややこしいですもんね。どうもすみません」
「折角だし、記念に1つ買っていこうよ」
「ええ…?」
顔をしかめるユウナ。アキラはカードを出すと、店員に差し出した。
「サヴェージの、1つください」
「ありがとうございます」
店員は笑顔で、店の奥に引っ込んだ。と思うや、明らかに重役のような男を連れていそいそと戻ってきた。
男は商品をアキラに差し出すと、一緒に名刺まで渡してきた。
「クラウドバスター・サヴェージのパイロット様でいらっしゃいましたか! この度は私どもの商品をお買い上げいただき、まっことにありがとうございます! いやぁ、サヴェージは力強い外見で、子供だけでなくロボット好きの大人の方々にも非常に人気でして。どうでしょう、本物のかっこよさを、再現できてますでしょうか」
「よ、よく出来てると思います…」
「ありがとうございます! ちょっと写真を一枚」
袋から模型の箱を取り出してアキラに持たせると、隣に立つ。すかさず店員が、どこからともなく取り出したカメラで写真を一枚。
「ここでお会いできたのも何かの縁です、どうでしょう、今後の製品開発のため、ご意見をいただけたら…」
「おい、行くぞ」
ユウナが、アキラの手を掴んで引っ張った。
「あっ、ちょっと! …ごめんなさい、玩具だけ貰って行きますね」
足早に去っていく2人。カオリは追いかけようとして、ふと立ち止まった。
「あ、あの! マジカルもお願いしますね? ラプチャンをモデルにしちゃったせいで、著作権とかややこしいですけど、何とかクリアして! じゃあ!」
…
逃げるように秋葉原を去った3人は、東京メガドームにやってきた。旧東京ドームが取り壊され、後継のニュードーム東京も老朽化のため引退して、その跡地に出来たのがこのメガドームである。野球だけでなくサッカーやラグビーなど様々な競技場が一つの敷地内に収められており、その全てがドームによる全天候対応型になっている。メガと言っても一つのドームが大きいわけではなく、大小様々なドームの複合体の総称となっている。当然、スポーツ観戦は勿論のこと、商業施設や宿泊施設も併設されており、一帯が一つの街のようになっていた。
「2人はスポーツとか観る?」
大型スクリーンの設置された広場で、アキラが尋ねた。
スクリーンには、現在行われている野球の様子が、リアルタイムで映し出されていた。
「小学校でサッカーやってたから、今でも観はする」
「逆に訊きますけど、うちがスポーツとか観ると思います?」
サンドイッチをもしゃもしゃと頬張るカオリ。アキラは、目を輝かせて試合に見入る。
「…アキラさんって、本当に見た目通りですよね」
「そう?」
「背が高くて、マッチョで、スポーツ好きで…まあでも、ドラマのジョックみたいにうちらナードを虐めないから良いですけど」
「うーん…」
アキラは、気まずそうに笑った。
「…そうでもないよ? だって、あんたのことが最初、気に食わなかったのは事実だし」
「あれホント怖かったですよ。でも、今はこうして普通に話せるようになって…」
「…打った!」
突然。ユウナが叫んだ。
「嘘!? あーっ…」
頭を抱えるアキラ。どうやら、打ったのは贔屓にしているチームではなかったようだ。
それを見て、カオリはくすりと笑った。
…
「温泉? そんなに風呂が好きだったか?」
「まあまあ好きだよ? それに、小さい頃に行ったことがあってね」
高速鉄道が走っているとは言え、流石に内陸まで来ると遠い。降りたところは、塩原温泉郷。地震や火山の噴火によって、今や源泉の数は30を超える。
「だけど、もうすぐ日が暮れますよ。今日中にはネストに戻らないと」
時計を見ながら、カオリが心配そうに言った。
↓1コンマ
00〜50 普通の銭湯
51〜90 混浴の共同湯
91〜99 家族風呂
ほい
…
「夕方と言っても、まだ明るいな…」
服を脱ぐと、ガラス戸を開けて浴場に出てきた。
「おお…」
思わず、嘆息した。
扉の向こうは露天風呂になっていて、初夏の青い紅葉や、音を立てて流れる川が見えた。
「温泉なんて、初めて来たな…」
身体を流し、湯船に浸かる。
思えば、生まれてこの方、住んでいる所から遠くへ行ったのは修学旅行の時くらいだ。こうして、自分で旅行に行くのは初めてだ。
世間では平日で、周りには老人や、休暇で来ていると思しき中年の男が数人いるばかりで、とても静かだ。
「…」
聞こえるのは、風に揺れる葉の音、川の流れる音、竹柵の向こうから聞こえてくる、女の声…
「…アキラたち、何話してるんだ…?」
…
「うぇっ、ここ、向こうから見えないですか…?」
「大丈夫、端に寄らない限り見えないよ」
タオルを抱いて、恐る恐るカオリは湯船に浸かった。アキラも湯に足を入れる。
「…もうそろそろ夏だね」
「そうですね…」
「また、海に行きたいな…1週間位休み取れないのかな」
「どうなんでしょうね。今度、聞いてみないと」
見回すと、2人の他は老人ばかりだ。
「…ユウナ、今どうしてるかな」
「そこの柵の向こうでしょ」
「まあ、それはそうなんだけど」
「…アキラさんって」
おもむろに、カオリがずいと身を寄せた。
「ユウナさんのこと、だいぶ好きですよね」
「へっ?」
途端に、アキラの顔が真っ赤に染まった。
「や、そ、そりゃあ、一緒にクラウドバスターに乗ってるわけだし、中で…そういうこともしてるし、嫌いだったらできないじゃん? それに…」
「…そうですね」
カオリは適当に相槌を打つと、顎まで湯に浸かった。
「あー、熱い熱い。色素薄いから肌焼けちゃうなー、あー」
「あっ、大丈夫だった? ずっと長袖だったから、気付かなかった」
「ものの例えです!」
…
___翌日。ライヒから送られてきた画像には、サヴェージの模型の箱を持って、玩具メーカーの重役と一緒に映るアキラの写真と、『パイロットも絶賛! 100分の1スケール クラウドバスター・サヴェージ』という文言がでかでかと書かれていた。
「…何だこれ」
”玩具屋さんのホームページ。別に、商品化は政府が許可しているし、使用料はクレードルやネストの運営に使われているから良いけれど、こうやって都合の良いように利用されることがあるってことは頭に入れといてね”
「…ごめんなさい」
アキラはしゅんとなって、頭を下げた。
今夜はここまで
ドゥームズ案投げていいよー
あと、外出パートでどこ行くか迷うかもなのでこの時代の首都圏について軽く
現代からはもう何百年も経ってます。今ある建物は何一つ残ってません。東京タワーはおろか、スカイツリーすら解体されてます。今一番高い塔は東京スタータワーという、衛星通信塔です。
首都直下型地震や南海トラフ巨大地震に伴う津波の影響で、沿岸の埋立地は全て崩れ、海岸線は大きく内陸に進んできました。水没した市街地は、海底遊歩道として整備され観光地として親しまれています。水族館もあります。横浜中華街などのランドマークは、少し内陸に移動して続いています。
首都一極化は止まらず、押し寄せる人たちはベッドタウンからも溢れ出し、関東地方全域がアパートやマンション街になりました。その分ドーナツの穴も大きくなり、多摩地方の中ほどまでオフィスビルや商業施設が立ち並ぶようになりました。
ちなみにネストやクレードルは、現在の府中市の辺りにあります。戦闘区として作られたブロックという概念は、行政区分とは全く別の話なので、ネストの所在地が関東第一ブロックという、最重点防衛対象となっています。
他に聞きたいことがあれば今のうちに
ドゥームズ案 『マジックナイト』
黒い無骨な全身騎士鎧にそれとは対照的に可憐な魔法少女衣装を無理矢理縫い付けた様な異様な姿をしている
右手には魔法少女のステッキに似た剣を左手にはロングソードに似た錫杖を所持している
近距離・遠距離ともに対応が出来るうえ、攻撃力・防御力・俊敏性にも優れている
索敵性・精密動作が低くこれらが弱点
なお、一応女性の様な体系だと判断できるが、中身がどうなっているのかは不明
ドゥームズ案募集で、設定的にこれはダメみたいな条件ってあります?
こっちが好きに書いた中で基本設定的に不都合なところの没や添削はスレ主に任せる感じでok?
細かいところはこっちで勝手に手を加えるのでご安心だ
ただ、太平洋を泳いで渡れるとか大陸間を飛んで移動できるとかだと極地から離れないことの説明がつかないので基本的にNG
あとピグモンみたいに友好的な奴は基本いない。というかその場合は>>1が作る
了解、ドゥームズ案!
『マリッジブルー』
ドラゴン型怪獣。羽の代わりにラクダのような大きなコブを背中に持ち、全身が青い色をしている。口から火炎放射を放つ以外はこれといった戦闘能力は無く、それほど強くもない。しかしそれはこのドゥームズの『器』つまりは肉体に限った性質である。
このドゥームズは自身を認識した人間の男性個体、例えばクラウドバスターのパイロットYに、自身の『魂』ともいえる情報体を憑依させる能力を持ち、その後は『器』が倒されても、『魂』が乗り移った人間が生きている限り、一定間隔で何度でも『器』が復活できるようになる。
憑依された人間も、日が経つにつれて体を『魂』に乗っ取られていき、自覚があろうがなかろうが、この敵の意思と行動に加担させられるようになる。
この敵を倒すためには憑依された人間を[ピーーー]か、憑依された人間に危害が及ばない条件でオルゴンを大量に発生させて『魂』のみを消滅させるしかない。つまりはその人物を助けたいと願う複数の異性による輪姦を行うことが殲滅のために求められる。
以上、日常パートと連動しそうな敵を考えた結果
ドゥームズ案
『デーモンアイ』
直立したヒトデのような姿(ヒ○デマンやデカラ○アめいた)をした怪獣。全身から電撃を放ち敵を寄せ付けない他、体の前面の中央に巨大な一つ眼が存在し、それでオルゴン波レーザーなどのエネルギー兵器を吸収することができる。眼は体の前面の力場を眼に向かって収束させる力も持つため、体の中心以外を狙って放たれたレーザーでも湾曲させて吸収できる。
ドゥームズである以上オルゴン波には弱いため、吸収できる量には限りがあるが、それでもクラウドバスター・ナーワルがチャージして放つオルゴン弾を2発は吸収できる程の容量がある。また蓄積したエネルギーは電撃として周囲に放出、発散するため断続的なエネルギー攻撃では眼のキャパシティをパンクさせることは出来ない。反面、ナノマシン由来の実弾や格闘武器などの実体兵器は眼で吸収できず、それらが直撃すれば文字通り眼が潰れてしまいエネルギー吸収が出来なくなるため、シャッターのような目蓋を持つ。
”九州奪還作戦が発令されたわ”
ライヒの宣言に、パイロットたちはざわついた。
”先日、新型のクラウドバスターが完成した。これで日本の保有するクラウドバスターは5機になった。これまで通り、2機をファーストに回し、セカンドを一時的に1機にして、2機で九州奪還に向かうわ”
”日取りは? もうすぐですか?”
一人の女性パイロットが尋ねる。
”まだ、新型機のテスト運転が済んでないから、それが終わってからになるわね”
”で、テストしたばかりの機体を、前線に放り込む訳か?”
”マシン自体は今までもものと一緒よ。制御AIを新しくしただけ。それに、テストに成功すれば他の機体も順次更新していくわ”
…
ミーティングの後、例によってライヒはユウナ達のモニターに現れた。
”…分かったと思うけど、これからテスト運転をするわ。アキラちゃんもカオリちゃんも連れてきて、格納庫に来て頂戴”
「オレたち、今日はファーストだぞ。ドゥームズが出たらどうする?」
”良いじゃない。ぶっつけ本番には慣れてるでしょ?”
「…」
ユウナは何も言わず、歯を剥き出した。
…
パイロットスーツに着替え、格納庫に来た3人を、ライヒ博士が出迎えた。
「こうして、直接会うのは久し振りね、ユウナ君」
「いつもオレたちのこと見てるくせに」
ライヒは苦笑した。
「そうかもね。…さて、試運転といきましょうか」
彼女は格納庫の中を進むと、一台のオルゴンボックスの前に来た。オルゴンボックスは既にハッチが開いていて、中のインターフェースもスタンバイモードに入っていた。
「…」
3人は顔を見合わせた。それから、おもむろにアキラが前に出た。
「あたしからで、良い?」
「お願いします」
「じゃあ、行くか」
ユウナとアキラが、オルゴンボックスの中に入った。
ハッチが閉まると、モーターサイクルめいた操縦席が形成される。アキラはサニタリーピースを外すと、そこに跨った。
「…生でするの、久し振りじゃない?」
「…」
ユウナは何も言わず、勃起したペニスを彼女の秘部にあてがった。
「…挿れるぞ」
「うん…っ!」
『パイロットX:アキラ パイロットY:ユウナ 結合を確認。オルゴン供給、安定』
アナウンスの順番が少し違う。この辺りも更新されているようだ。
オルゴンボックスがハンガーから外れ、ナノマシンの海へと落下する。ナノマシンが結合を始める。
『クラウドバスター・サヴェージ、起動完了』
”オルゴン供給の定義を変えたの。今までは、ペニスが膣に挿入されている間しかオルゴンを検知しないようになっていたけど、生物が発する微弱なオルゴンも捕まえて、利用できるようにしたわ”
「つまり?」
”…まずは、少し動いてみて。壁に気をつけてね”
アキラの背中に投影されたコンソールを操作すると、サヴェージが片腕を上げた。ゴンドラの柱にぶつけないよう気をつけながら、手や足を動かしてみる。
「何も変わってないぞ」
”そこまではね。…じゃあ、一度ペニスを抜いてみて”
「…」
言われた通り腰を引き、アキラの膣内からペニスを引き抜く。
それからモニターを見て、気付いた。
「…まだ起動してるな」
”ええ、その通り。今までは、挿入が解除された瞬間に機体はスタンバイモードになって、操縦できなくなってた。でも、新しいのは違うわ。今度は…そうね。アキラちゃんのおっぱいで、ユウナのを挟んであげて”
「えっ? …」
ライヒの命令に、アキラは躊躇いながらチェストアーマーを外すと、仰向けに返った。ユウナはその上に跨り、柔らかな胸の谷間に、まだ硬く膨れ上がった肉棒を載せた。
「えっと…じゃあ、挟むね」
乳房を両手で掴み、ユウナのペニスを挟む。
すると、彼女の体に、再び操縦コンソールが出現した。
「! 挿れてなくても動かせるのか」
”正解! これによって、戦闘の幅が広がるだけじゃなく、交戦継続もしやすくなると考えるわ。いくら若くても、インサートしっ放しじゃ痛くなっちゃうものね”
アキラの肩を掴み、指を動かすと、サヴェージも指を動かした。アキラが、乳房で彼の肉棒を扱くと、サヴェージの肩関節辺りから起動音が響いた。
「なるほど…」
アキラの身体から降りる。そして、ライヒに何か言おうとして、絶句した。
”大体分かったかしら。もちろん、胸だけじゃなく、口でしたり、手でしても良いわ”
「…おい」
ユウナが、不意に低い声で言った。
「そいつは、誰だ」
”あら、気付いちゃった?”
ライヒが笑う。
いつの間にか彼女の隣には、見知らぬ若い女が立っていた。
”ゆ、ユウナさん…この人”
”多分、あなたの思ってる通り。…あなたの、3人目のパートナー。アメリカからやって来た、セレナ・アンソニーちゃんよ”
今夜はここまで
明日、3機目のクラウドバスター決めるので考えといてね
ごめんやっぱ無理かも(仕事)
乙
ゆっくりでいいよ、じっくり楽しみたいし
今日は早めに始められそう
…
ハッチが開くと、そこには見上げるほどに背の高い、金髪の女が立っていた。
「でかっ」
「ワオ、写真で見るより小さいわね」
互いに呟く。アキラが、2人の間に割り込んだ。
「どうも。アキラよ。あんたは?」
「セレナ・アンソニー。Nice to meet you」
そう言って、片手を差し出した。ユウナは仏頂面でそれを握り返すと、唸るように言った。
「ユウナだ。『小さい』はまだ許すが、『女みたい』とか言ったらぶっ飛ばすからな」
「ハァーイ、思うだけにしとくわ」
「…」
ニヤニヤしながら言い返すセレナ。そこへアキラが、威嚇するように身を乗り出した。セレナも負けじと、それより高い視線から見下ろす。
「ちょっ、ちょっと2人とも!」
そこへ、カオリが走ってきた。彼女はぜえぜえと喘ぎながら、2人を止めに入る。
「何バチッてるんですか! ユウナの新しい相手なら、この人もこれから共同生活なんでしょ?」
「…バチってないって」
吐き捨てるように言うと、アキラはオルゴンボックスを出た。
入れ替わるように、セレナが入ってきた。
「…アキラより身長高いのかよ」
遙か頭上の顔を見上げて、呟いたユウナに、彼女はわざとらしく身を屈めながら言った。
「Yeah, 気を付けないと、日本の機体は天井が低くて困るわ」
「嘘つけ。オルゴンボックスの設計は世界共通だって、博士が言ってたぞ」
「…バレちゃった」
舌を出すセレナ。
ナノマシンが足元から湧き出し、操縦席を形作った。
↓1〜3でコンマ最大 ユウナとセレナの最初の体位(アキラは後背位、カオリは屈曲位)
騎上位
正常位
対面騎乗位
反り観音
「…何してんだよ、早く」
促そうとしたユウナの背中を、セレナがいきなり衝いた。
「おわっ!?」
バランスを取ろうとして、取り切れず操縦席の上に仰向けにひっくり返るユウナ。それをその場に固定すると、ロボットアームが彼のサニタリーピースを剥がし取った。
「ま、まさか…」
セレナは彼の脚の間に膝を突くと、両手で彼の一物を握った。
『パイロットX:セレナ 19歳 パーソナルスコアを検証。…完了。結果:適合。X#38に登録』
「疲れてるかしら? 頑張って、興奮させてね」
両手で繰り返し扱くと、萎びかけのペニスが勃ち上がってきた。
「…OK、これなら大丈夫ね」
サニタリーピースを外し、腰の上に跨る。白い割れ目が、上を向いた亀頭に触れたところで、ふとセレナが腰を止めた。
「…やっと、夢が叶う」
「パイロットになるのが?」
「そのために…アメリカから、ここに来たの」
ゆっくりと、腰を下ろす。
みしみしみし、粘膜のちぎれる感触。ペニスを伝う破瓜の血を、彼はじっと見つめていた。
v i r g i n l o s t
『 破 瓜 認 証 』
「っ、く、ぁ…っ」
『パイロットX:セレナ パイロットY:ユウナ 結合を確認。オルゴン供給、安定』
「はぁっ…」
「痛むか? 麻酔は効いてないのか?」
「痛くない…けど、気持ちが…」
「…」
ユウナは、少し黙り込むと…突然、流暢な英語で彼女に声をかけた。
「!?」
彼女は、一瞬驚いた顔をして…やがて、安堵したように、自らも英語でぽつぽつと胸の内を語り始めた。
「…そうか」
ユウナが、頷いた。
モニターには、ナノマシンによって新たな機体が造り上げられているところであった。
じゃあ改めて
___クラウドバスターシステムによって形成される機体は、全て名称を『クラウドバスター・〇〇』と定義されます。
クラウドバスターの形状は様々で、人型を始め四足獣や鳥類、或いは戦車や戦闘機といった形状を取ることもできます。また、武装も剣や斧といった近接武器から、ナノマシンから作られる実弾を放つ銃や、大量のオルゴン波を放つエネルギー銃まで様々です。いかなる条件であっても、パイロットに最適な戦闘形態を実現することができます。
では、始めましょう。
↓ 20:00まででコンマ最大 ユウナとセレンの操縦する機体名、およびその特徴をできるだけ詳しく
クラウドバスター・ヴェノム
上半身は男性とも女性ともとれる中性的な人型(胸は無い)で下半身は蛇の様な機体
腕はなく、代わりに左右計6本の触手が蠢いている。この触手の先端は蛇の頭である。
戦闘にはこの6本の触手を用い、噛付いて体内からナノマシンを入れて徐々に崩壊させたり、単純に噛み千切ったり締め上げたりする。近~中距離戦が得意距離
機体のナノマシンによる自己再生力が非常に強く、多少の傷ならすぐに再生するほか、装甲も硬い上に酸や毒を無効化する特殊な装甲で作られている
機体の稼働効率が非常に良い半面、攻撃翌力は低く俊敏性はさらに低い。総じて持久戦用の機体であり、じわじわと嬲っていくのが戦闘スタイルである。
(後30分)
(もう誰も意見無い感じですか?)
機体毎回考えんのもしんどそうだしないなら進めていいんじゃないかな
クラウドバスター・シーフ
高速機動特化型クラウドバスター。銃剣付きのレーザー2丁拳銃を手にした、軽装でシャープな人型の機体。
サヴェージを大きく上回る機動性を持ち、瞬間移動と見紛う程のスピードを短時間ではあるが発揮することもできる。高い回避性能で敵の接近や被弾を許さず、ヒット&アウェイによる銃剣での斬撃や、敵を近寄らせずに中距離からの連続射撃を行うなどして一方的に攻撃を行う。2丁拳銃の威力はマジカルのレーザーに比べると下回り、質より量で削りきる戦闘スタイルとなっている。
弱点としては、機動性の代償に全身がサヴェージの脚部以下の装甲強度になっており、例え数発でもどこかに攻撃を食らえば機能不全を起こす程脆い。そのため組み合っての格闘戦は自殺行為に等しい。
Sっぽく優位に立って攻めるけど、逆に攻められると弱い感じで
+30分と空目した、すまぬ
『クラウドバスターシステム、起動完了。定義。名称:クラウドバスター・ヴェノム』
出来上がった機体を見て、ユウナはおろかセレナまでもが困惑の色を浮かべた。
それは、人型の上半身に蛇のような下半身を持つ、異形のクラウドバスターであった。それだけならば、別に珍しくはない。タレットだって4本足だし、蛇のようなクラウドバスターも存在する。
それがより異様に見えるのは、両腕が根本から切り落とされたかのように欠けて、代わりに左右に3本ずつ、計6本の細長い蛇のようなアタッチメントが生えていたからだ。
「スペックはどうなってる?」
ユウナが問いかけると、モニターに機体の概要が表示された。
”クラウドバスター・ヴェノムと言うのね”
ライヒの声がした。
”スペックを見る感じ、攻撃型というよりは耐久型のようね。そのボディは、削られても自動的に再生するわ。反面、攻撃力と俊敏性は低くなっているみたい”
「このヒョロヒョロの腕で、どうやって攻撃するというの?」
噛み付くように、セレンが問うた。
”その腕の先端からは、ナノマシンから作られた毒を注入できるみたい。毒を流し続けながら、相手が倒れるまで耐え続けるのが基本スタイルになりそうね”
「何よ、それ…」
明らかに沈んだ声。思い描いたものと、かけ離れていたようだ。
「…もう、良いわ」
そう言って、ユウナの上から降りようとしたその時
”…! ちょっと待って”
「何だ?」
数秒の間。と思った次の瞬間、オルゴンボックス内にアラームが鳴り響いた。
”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認。クラウドバスターは出撃シークエンスの準備に入ってください”
「ドゥームズだと!? このタイミングで…」
”…ユウナ君。分かるわよね”
ライヒの言葉に、ユウナは唸るように言った。
「…オレたちがファーストだ」
”ぶっつけ本番、行きましょっか”
「このゴルゴーンみたいなモンスターで?! You kidding…」
”落ち着いて。出撃するのは、あなた達だけじゃないわ。今日は…”
↓1コンマ
00〜70 大河内サイド&??? (???)
71〜90 結城シュウリ&ヒメユリ(クラウドバスター・ナーワル)
91〜99 ユウセイ&アサミ(クラウドバスター・タレット)
はい
その時、モニターの端に走ってくる2人の人影が映った。
それは、大河内サイドと、一人の女であった。
”…大河内サイド君と、メイアちゃん。機体名は、クラウドバスター・オロチ”
「オロチ…」
”パイロットY#3、大河内…おお、君か”
モニターに、いつか見た四角い顔の男と、やや顔色の悪い女が映った。
”聞いたぞ、今回も新しい相方だそうだな”
「見ての通り、上に乗られてる」
「…パイロットX#38、セレナ・アンソニー。このクリーチャーのパイロットよ」
”何だ、このフォルムで『被る』とは思っていなかったぞ”
「…What?」
耳を疑うセレン。
ヴェノムの隣で、2機目のクラウドバスターが形成されていく。
組み上がっていくのは、人型とは全く異なる機体。太い蛇を8本束ねた、神話の大蛇のような姿をしていた。
”頼りにしているぞ、ユウナ君”
「この機体では、シミュレーションもまだだ。どんな挙動をするか、分かったもんじゃない」
”つまり?”
「…その、よろしく頼む。サイドさん」
”…ああ。任せろ”
笑顔でサムズアップするサイド。ユウナの上に跨って俯いていたセレンも、少しだけ表情を和らげた。
…
『ドゥームズ警報。顕現レベル2を確認。クラウドバスターは直ちに出撃の準備に入ってください』
上昇していくゴンドラ。ドローンから撮影された戦闘区には、既に黒雲が立ち込めている。
「…もしかしてコレ、オレが操縦桿なのか?」
「ええ、今更気付いたの?」
セレンが、サディスティックな笑みを浮かべた。
「…」
その笑みに、彼女の嗜好を見て、ユウナは軽い頭痛を覚えた。
”戦闘区は近畿第7ブロック。ちょっと狭いから気を付けて”
ライヒが言い終わると同時に、2機のクラウドバスターが戦闘区へ投げ出された。
↓1コンマ
00〜80 フレイムホーク
81〜90 サラマンダー
91〜99 オロチ
a
次回、オオトカゲ対キングギドラ
今夜はここまで
戦場に並び立つ、2機の異形。クラウドバスター・オロチから、大河内が通信してきた。
”当機はクラウドバスター・オロチ。近距離から遠距離まで幅広く対応できるが、最も効果的に行動できるのは半径80m圏内である”
「当機はクラウドバスター・ヴェノム」
ユウナが答える前に、セレナが口を開いた。
「レンジは多分近距離。耐久を得意とすると聞いたから、タンクに使うことを提案する」
「あっちが飛んでたり、射撃型だと手も足も出ない。その時は頼んだ」
”了解。では、まずは貴機に前に出てもらう”
「ああ」
「了解」
戦闘区は丁度市街地と重なっていた。幅の広い道を選んで、黒雲に向かって進んでいると、雲の中から巨大なトカゲめいた影が落ちてきた。
それは背の低いビルを踏み潰しながら着地すると、値踏みするように周囲の建物群を見回した。
触手を伸ばして様子を見つつ盾となる
「…落ち込んでても仕方ないわ。出ましょう」
「ああ。…って!?」
いきなりセレナが、ユウナのチェストアーマーを剥がした。そうして、剥き出しの彼の胸板に両手を這わせた。
「あら、意外と…んっ」
そのまま、ゆっくりと腰を上下させる。
6本の触手を広げたヴェノムが、ずるりずるりと、ドゥームズに向かって這い寄っていく。
「Hey! こっちを見なさい…」
セレナが呟く。しかし、ゆっくりと近付く影には目もくれず、ドゥームズは背中から何らかの砲弾を放ち始めた。
「何だあれ!?」
”ドローンからの映像を送るわ”
ライヒの声がして、モニターに上空からの映像が流れてきた。
真上から映ったトカゲ型ドゥームズの背中には、蓮の花托めいた穴がびっしりと空いていて、そこから無数の砲弾のようなものが打ち出されていた。
真上に放たれた弾は、途中で軌道を変えて周りの建物に次々と着弾していく。
「止めないと…」
”こちらで撃墜する”
”んぁっ! はぁっ! んっ!”
女の嬌声に混じって、大河内の声。後ろのオロチが青い光弾を放ち、ドゥームズの打ち出す砲弾を迎撃していく。
「こっちも動くわよ!」
↓1 どうする?
弾が飛んでこないように懐に入り接近戦を仕掛ける
急かすように、激しく腰を動かす。
しかし、ヴェノムの歩みは相変わらず遅い。
「ああもうっ…」
「替われ!」
ユウナが叫ぶと、コックピットがぐるりと回転し、上下が入れ替わった。
「Oh!? What are you doing!?」
「突っ込むなら、良い方法がある」
正常位になると、ユウナも彼女のチェストアーマーを剥がした。
「うわ、アキラよりでかい…」
思わず呟きながら、たわわを通り越して巨大な乳房を、両手で掴む。
「あっ…」
小さく喘ぐセレナ。ユウナは、乳房に投影されたコンソールを操作すると、腰を打ち付けた。
「ぁんっ!」
両腕の触手が、前方に向かって数十mも伸びた。それは地面や高い建物の壁に向かって飛ぶと、そのままがっしりと噛み付いた。
もう一度、ユウナが強く腰を振った。
「はぁんっ!」
すると今度は触手が縮み、巨大な機体が一気に前へと飛んでいった。
「Oh, my!」
「舌を噛むぞ!」
背中から散弾していたドゥームズが、初めて襲撃者の存在に気付く。しかし、何かする前にヴェノムの身体が上からのしかかり、地面にめり込んだ。
「これでどうだ…!?」
ぐらりと、機体が傾く。背中の弾丸を一気に打ち出し、ヴェノムの身体をぐらつかせると、ドゥームズがその下から這い出てきた。
はっきりと敵を認識したドゥームズ。巨大な顎を軋ませて、ヴェノムを睨んだ。
↓1 どうする?
持久戦に持ち込む
…
ドゥームズが、背中から種子めいた弾丸を放つ。それを避けもせず受け止めると、ヴェノムは触手の1本を打ち出す。蛇の頭が剥き出す牙が、鱗を掠める。ドゥームズは一瞬怯むと、それでも逆に突っ込んできた。繰り出す顎を受け止め、触手で打ち、牙を喰い込ませる。
”クラウドバスター・ヴェノム! 市街地への被害を、これ以上防ぎきれない!”
「もう少し持ちこたえて欲しい!」
叫びながら、ユウナはモニターを睨む。素早く動き回るトカゲは、硬い鱗に覆われていて中々牙が通らない。
「クソッ、攻撃が通らない…」
「腹部が、柔らかく見えたけど?」
「分かってるよ。だが…」
這いつくばるように移動する、トカゲのドゥームズ。弱点と思しき腹を、中々見せてくれない。
また、背中から無数の砲弾を打ち上げた。すかさずオロチが光弾で迎撃するが、幾つかは処理しきれず、市街地に着弾した。
↓1 どうする?
柔道やレスリングよろしく転がそうとしてみる
ゲッター3みたいにぶん投げることができれば楽だけども・・・
一旦区切る
腕の触手を敵の尻尾に巻き付けて、敵を投げる
「I just can’t see!」
コックピットが再び回転し、セレナが上になる。
「どうする気だ?」
「アメリカで、私が何を習ってたか教えてあげる…」
そう言うと彼女は、いきなり上半身を倒した。身長差のせいで、仰向けになっているユウナの顔に、剥き出しの乳房が覆い被さった。
「っ…っっ…!」
「Shut Up!」
乳房を両手で掴み、彼の頭を挟む。そのまま、ぐいと身体を横に倒した。
この操作によって、ヴェノムは上半身を前に倒しながら6本の触手で、ドゥームズの鼻先を掴んだ。そして、そのままぐるりと身体を回転させた。
「…グレコローマンよ」
触手で敵を押さえつけたまま、ゆっくりと身体を起こす。
ヴェノムの下には、白く柔らかい腹を剥き出しにしたトカゲが組み敷かれていた。
↓1 どうする?
腹部を蛇の牙で食いちぎる&オロチへの協力を要請
「これで、finish!」
ユウナの胸に手を置き、爪を立てる。
ヴェノムの触手が飛び、牙が腹に突き刺さった。
「はぁ…はぁっ…」
その姿勢で、腰を上下に揺すり始める。最初はゆっくりと、それがだんだんと早くなっていく。
「…サイドさん、援護は」
”必要なさそうだぞ”
「…Eat this!」
セレナは叫ぶと…ユウナの肩に、噛み付いた。
次の瞬間、ヴェノムの6つの腕が、ドゥームズの腹を食い破った。
「っ! っ!」
それでも、セレナは腰を止めない。爪を立て、歯を立て、腰を振り続けると、ヴェノムも次々とドゥームズに噛みつき、食い千切り、そして
「っ、出るぞっ」
「っっ!」
遂にユウナが彼女の膣内で果てると、食い込んだ6本の腕から大量の溶解毒が流れ出した。
「はぁ…っ…膣内に…出てる…」
「倒したか…ったく、痛えな…」
首を回し、モニターを確認する。動かなくなった敵の腹は穴だらけで、薄い皮膚はあちこちが破れたり、溶けたりして、中からは灰色の臓物が溢れ出していた。
短いけど今夜はここまで
安価だけ投げて今日は終わる
しばらくは本業と艦隊指揮で忙しいので更新できないかも知れない
…
「そんなわけで、この居住区に住むことになった、セレナ・アンソニーよ。言っておくけど、アナタたちと馴れ合う気は無いから」
クレードルを出て、ネストにやってきた彼女は開口一番、それだけ言い残してさっさと自室に引き上げてしまった。
「何よ、アイツ…」
「アキラパイセン、あいつナメてますよ。後で校舎裏っしょ校舎裏」
「やめとけ、カオリ」
ソファに沈みながら、ユウナが手を振った。
「どうせ半日で折れる」
「何で分かるの?」
アキラの問いに、彼はあくびをしながら答えた。
「何ででも、だ」
「何、それ…」
目を閉じるユウナ。うたた寝に入る間際、ランデブーポイントからここまでに、セレナと交わした会話を思い返していた。
↓1〜3 セレナと話す話題
セレナの戦う理由
パートナーというものについて
ユウナのパートナーになったこととか
アキラ、カオリについてとか
で、更新待ちの間はドゥームズ案でも考えてたらいいのかな?
そうです
好きな食べ物
…
…
…
ユウナがランデブーポイントに着いた時、セレナはもう到着して彼を待っていた。
「遅い」
「あんたが早いんだよ。予定時刻前だぞ」
軽く言い合う2人。そのまま、並んで歩き始めた。
アキラの時もそうだったが、セレナはそれ以上に背が高い。ユウナの目線のすぐ上に、ぱっつぱつに張ったキャミソールの胸が来るほどだ。どうにか顔を見上げると、彼女の目は右と左で色が違った。
「…アメリカから来たって言ってたな」
歩きながら、ふとユウナが口を開いた。
「国土の割に、ドゥームズの襲撃が多いからね」
「戦いたいから、わざわざ国を離れてきたのか」
「ええ」
頷くセレナ。
「…何で、そこまでして戦いたいんだ?」
「ドゥームズを、たくさん殺すため」
躊躇いなく答えた彼女に、ユウナは思わず押し黙った。
やがて、ぽつりと尋ねた。
「親でも殺されたのか」
「叔父さん。私を育ててくれた…初めてドゥームズがアメリカに上陸した時に、逃げ遅れて死んだ」
「…」
アメリカにドゥームズが出現したのは、『ドゥームズ・デイ』の4日後のこと。故にアメリカでは、その日の方をドゥームズ・デイと呼ぶことが多い。
「アメリカで戦おうとは思わなかったのか」
「あっちには、十分な数のクラウドバスターと、パイロットが揃ってる。今から新しくパイロットになるのは難しいわ。それに、ドゥームズを殺せるなら私は、どこへだって行く」
「クラウドバスターに乗っても、か。あれの操縦がどんなものか、知ってたんだろ?」
「当然。必要な教育は受けたし、しなければいけないことも分かってる。私のヴァージンくらい、惜しくはないわ」
「…相手はオレだけど?」
「好きにやれそうじゃない?」
ニッと、口角を吊り上げた。やはり、加虐嗜好でもあるのだろうか。
「オレには、もう2人のパートナーがいる。…この前、少し見たと思うけど」
「負けるつもりはない」
きっぱり言ってから、ふと顔を曇らせた。
「……と思ってたけど。あの機体じゃ無理ね」
「もっと変な機体くらい、いくらでもあるだろ」
励ますように言ってはみたものの、すっかり意気消沈してしまっているようだ。
一応、ヴェノムでもドゥームズを撃破した実績はあるので、最初の印象ほど外れでもなさそうだ。特にファーストが2機になった今、前衛を務めるのに向いているのは大きい。それこそ結城シュウリらのクラウドバスター・ナーワルと組めば中々の戦果は期待できそうではある。
「…」
「…」
黙り込む2人。仕方ないので、話題を変えることにした。
「…好きな食い物とかあるか? オレらの居住区では、料理は当番制だぞ」
「ステーキ。ウェルダンの、硬いの」
「肉か…そんなとこだろうとは」
「両親はヴィーガンだったわ。私も7歳までは野菜しか食べさせられなかった。弟は4歳で、栄養失調で死んだ。そこから引き取って育ててくれた叔父さんの家では、毎週バーベキューをしててね」
懐かしそうに、彼女は呟いた。
「…また、あんな風に」
翌朝。起きがけのトレーニングをと思ったアキラが部屋に行くと、既にセレナがエアロバイクに跨っていた。
「おはよう。早いね」
「そっちが遅いのよ」
「…」
憮然とした顔でストレッチをしながら、アキラは努めて平静に尋ねた。
「朝ご飯は?」
「もう済ませたわ」
「えー、一緒に食べないの?」
「言ったでしょ、馴れ合う気は無いって」
「…」
黙り込むアキラ。心の中で、『半日で折れるって言ってたのに』と、密かに毒づいた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①講義(クラウドバスターについて)
②戦闘シミュレーション(パートナーも併記)
③トレーニング
1
3
1
…
「ふんっ…!」
「GRRRR…!」
2つ並んだベンチで、バーベルを上げ下げするアキラとセレナ。
「あ、あんまり無理しない方が…」
「Shut Up!」
「ひっ!?」
セレナは一喝すると、バーに重りを足した。アキラも、同じように重りを付け加える。そうしてまたベンチに横になり、バーベルを持ち上げた。
「ど、どうするんですかユウナさん…?」
「ほっとけ」
スクワットしながら、ユウナは吐き捨てた。
「どうせ長続きしないだろ」
「昨日もそう言って、結局セレナさんはずっとあの調子ですけど…」
「…」
アキラが、バーベルをを下ろして立ち上がった。そうして用意していたプロテインを一気に飲み干すと、再びベンチに横たわった。
「いい加減…諦めたら…!」
「What? 何を諦めると言うの?」
「あんたのその、スカした態度よ…!」
「言ってる意味がっ…分からないわね…! 日本語って、面倒臭いわ」
カオリが、泣きそうな顔でユウナを見た。
「ヤバいですって! ゴジラ対キングコングが始まっちゃいますよ!」
「今、ドゥームズが来たらマジカルで出撃だな」
「そんな、呑気なこと言ってる場合じゃないですって! 大体、その…」
ふと、彼女が顔を赤らめる。
「…そろそろ、うち、『危ない日』なんですけど」
「…」
ユウナが口をつぐんだ。少しの間、動きを止めて…それから、再びスクワットを始めた。
「ちょっ、ちょっと! 結局何もしないんですか」
「今はな」
黙々とスクワットを続けるユウナ。カオリは諦めて、ストレッチの続きを始めた。
…
昼頃、ユウナはトレーニングを切り上げると、誰にともなく言った。
「さてと。汗でも流すかな」
それから、やおら前屈に苦戦中のカオリの肩を掴み、引っ張った。
「ほら、行くぞ」
「うぇっ!? うちもですか」
「あたしも」
その言葉に、アキラがバーベルを置いて立ち上がった。一人ウェイトリフティングを続けるセレナに、ユウナは声をかけた。
「あんたもどうだ、セレナ?」
「遊んでるなら、勝手にやってちょうだい。私は…」
「へえ?」
不意に、ユウナがニヤリと嗤った。
「クラウドバスターの操縦には、パイロットが互いを深く知ることが必要だって、博士が言ってたぞ。オレ、あんたのこと、まだよく知らないんだけど」
「それは、あなたと私の話でしょう? わざわざ他の女と馴れ合う必要なんて」
「へえ。…怖いんだ」
そこへ、アキラが割り込んできた。
「…Why」
「あたしたちとユウナが、もう仲良くなってるのを見せられるのが。…意地を張っても、いつまでもあたしたちには追いつけないのにね」
「…」
ガシャン! 乱暴にバーベルを置くと、セレナは立ち上がった。
「…上等よ。私が一番だって、分からせてあげるわ」
…
大浴場。セレナは特に恥ずかしげもなく裸になると、豊満に過ぎる肢体を見せつけるように浴室へ入った。
「浸かる前に、かかり湯かシャワーを浴びるんだぞ」
「分かってるわ」
先に入っていたユウナに言い返すと、彼女は冷水のままシャワーを浴びた。
ユウナの隣には寄り添うようにアキラがいて、カオリは少し離れたところで縮こまって座っている。
アキラは、彼の手を取ると、自分の胸に押し当てた。
「…ね、先にシテよ?」
↓1〜3 どうする?(特に記述が無い限りコンドームは付けます)
アキラとセレナでフェラ勝負
アキラとセレナをレズらせて先に相手をイカせた方からセックスする
セレナに見せつけるようにアキラとセックスし、セレナの対抗心を煽ってからセレナとセックス
一旦区切る
コラボ艦コンプが確定したので、あとは燃料切れの合間にゆっくりと進める
薄々気づいてるかもだけど、ファースト、セカンドの日の選択肢はメタ的には
①>>1の設定語り&ライヒへの質問コーナー
②選んだ相手とセックス
③トレーニング中の会話&混浴プレイ
となってます
『オラクル』
不定形、かつ不可視で、単体では観測不可能なドゥームズ。その正体は、従来のドゥームズを構成しているものと同じ分子が気体となったものであり、あらゆる組織や臓器が存在しないにも関わらず、意思や指向性を持っているとされる。
このドゥームズは他の生物に吸入されることで対象を宿主とし、寄生する。他のドゥームズ同様、オゾンホール直下に発生した黒雲の中から顕現するが、寄生した後は黒雲やオゾンホールが消滅しても、宿主の中では生存が可能である。
オラクルは、宿主の身体を直接操作することはしない。ただ、『語りかけ』、そして『与える』だけである。
___それをどう受け止め、どう使うかは、宿主次第である。
湯船の縁に腰掛けると、アキラが膝の間に入って、彼のペニスを手に取った。
口を開け、まだ柔らかいそれを奥まで咥える。
「ん…」
最初に比べると、口での行為も大分慣れてきた。舌を器用に動かし、先端や亀頭の付け根を刺激すると、柔らかかったそれがすぐに大きくなった。
「んふ…んむっ」
手で竿を扱く。ユウナの息が荒くなってきた。
「はぁっ…アキラ…っ」
彼女の頭に手を置こうとしたとき、セレナが割り込んできた。
「どきなさい」
「あっ、ちょっと!」
アキラを押しのけ、ユウナの脚の間に入り込む。
「今良いところだったのに」
「…」
セレナは、湯船の中で膝を突き、ユウナの股間を目の前にして、じっと黙り込んだ。
「…っ」
それから、ゆっくりと口を開け…そして、固まった。
「…何してるの」
「う、うるさいわね! こんなの…」
一気に奥まで口に入れて…
「痛っ!」
「!?」
「ストップ! 歯立てたでしょ!」
すぐにアキラが引き離す。
「…分かった。じゃあ、こうしよう」
イチモツをさすりながら、ユウナが提案した。
「2人で攻め合って、先に相手をイかせた方からセックスする」
「What!? 女同士でヤれって言うの? そんな趣味」
「分かった」
アキラは頷くと、やおらセレナの乳房を片手で掴んだ。
「Wait, wait! 何触って…んっ!」
「これでも、クレードルではモテてたのよ? …女の子たちに」
慣れた手付きで乳房を揉み、ゆっくりと、しかし有無を言わさず湯船の縁に追い詰める。
乳首を口に含み、空いた手を下に伸ばす。
「んくっ…流石、アメリカンサイズね」
「あっ…あっ…」
秘裂を指でなぞられ、竦み上がるセレナ。負けじと伸ばした手が、行き場を失ってアキラの肩を掴んだ。
「ほ〜ら、あんたのココ、もうこんなに濡れてる」
脚の間から手を抜き、セレナに見せつける。湯の中でも分かるくらいに、ねっとりと糸を引いている。
「あんっ…No…あぁっ…」
「…セレナ」
そんな彼女に、ユウナがこっそりと耳打ちした。
「アキラは、乳首がめちゃくちゃ弱いぞ」
「!」
その言葉に、セレナが動いた。力なく肩に載せていた手を上げ、アキラの両乳房を掴む。そのまま、乳首を指でつまんだ。
「んああぁっ!?」
途端に、アキラがびくんと跳ねた。
「ちょっと! 何てこと言うのよっ…あぁんっ!」
「My turn!」
身体を入れ替えると、湯船の縁に背中を押し付けるように、前から胸を揉み、乳首を指で攻める。あっという間に乳首が赤く腫れ上がると、口に咥え、音を立てて吸った。
「あっ、あぁっ! んあっ! やっ…」
片方を指で、片方を口で愛撫し、そして空いた方の手を、閉じた太腿の間に割り込ませた。そのまま熱く濡れた割れ目に指を突っ込み、無遠慮に擦った。
「やだっ! イくっ! 負けちゃう…っ」
「…Take this!!」
もごもごと言いながら、セレナが乳首に歯を立てた。
「んっ、あああぁぁっっ…!!」
仰け反り、びくびくと震えるアキラ。
セレナが得意げに、ユウナを見る。ユウナが何か言おうとした時、後ろからビニールの小さな包みの束が差し出された。
振り返ると、カオリがタオルで身体を隠しながら、脱衣所からコンドームの束を持ってきたところであった。
「約束通り、私が先ね」
ビーチチェアにユウナを転がすと、腰の上で割れ目を広げた。それから、不意に顔を赤らめた。
「…このカラダで、戦えるって、教えてあげる」
ユウナがゴムをペニスに被せると、セレナがゆっくりと腰を下ろした。
「んっ…」
桜色の粘膜に、膨れ上がった肉棒が呑み込まれていく。彼女の膣は、熱と柔らかさでユウナを根本まで包み込んだ。
「はぁっ…どう、気持ちいいでしょ…」
ぎこちない動きで、腰を上下に動かす。肌がぶつかりあうと、大きな彼女の乳房がぷるんと揺れた。
ユウナの視線に気づいて、セレナが背中を曲げ、乳房を彼の鼻先に垂らした。
「ほら…今だけは、好きに触っていいわよ…」
両手で揉むと、ずっしりと重い。色の薄い乳首を、頬張るように口に含んだ。
腰の動きが速くなってきた。乳首を吸わせながら、激しく腰を振ると、ユウナの身体が一瞬、強張った。
「んっ…出た…」
腰を持ち上げ、ペニスを抜こうとする。
ところが、それをユウナが掴んで止めた。
「…抜かないと」
「もう1回」
そう言って、下から腰を突き上げる。
「んっ! Wait、今出したのに、小さくならないじゃない…あっ!」
更に突き上げられて、嬌声を上げるセレナ。
ユウナは彼女の腰を掴んで、ずんずんとペニスを突き出す。
「そう言えば、資料を読んだぞ」
「What?」
「あんた…尻が、弱いんだってな!」
言いながら彼は、彼女の引き締まった尻を平手で叩いた。
途端に、セレナの肩がぴくんと竦み、膣がぎゅっと締まった。
「Ah! 止めて! そこは」
「オレにも、上に、乗らせろっ」
ビーチチェアの上で身体を入れ替えた。うつ伏せにセレナを横たえると、後ろから腰を突き出した。
尻を叩くと、その度に甲高い声が上がる。
「ああっ! あっ! 待って、stop! あぁ、No!」
「もう一回…!」
腰を叩きつけて、ゴムの中に射精した。
「はぁっ…流石に、もう替えないと…」
ペニスを抜くと、コンドームの口近くまで精液が溜まっていた。
新しい包みを開け、ゴムを付け替えると…今度は、亀頭を膣ではなく肛門にあてがった。
「Wait…待って…」
「くぅっ…!」
「ああぁっ!」
萎びかけのペニスを、無理矢理ねじ込んだ。小さくなりかけなのが幸いして、きつい穴に意外とあっさり収まった。
「No…そこも、初めてだったのに…」
涙声で呟くセレナ。ユウナは構わず、腰を振った。
「んあっ♥」
「その割には、よく感じてるなっ!」
「シミュレーターの、せいでっ」
強く腰を打ち付けると、彼女の肩がびくびくと震えた。
「っっっ…」
「イッたか?」
「…」
肩越しに、恨めしげにユウナを睨む。
しかし、ユウナは取り合わず、腰を振る。
「あぁっ! …あっ、中で、大きく…」
「何回でも、イかせてやるからな…っ!」
そう言って尻を叩くと、またセレナが声も上げずに仰け反った。
…
「はぁっ…はぁっ…っっ!!」
尻に腰を叩きつけ、肛門の奥で射精した。
「っ…っ…♥♥♥」
セレナは声も出せずに、ビーチチェアに突っ伏して、ぴくぴくと痙攣している。
ユウナは腰を引くと、精液で膨らんだゴムを外した。
「…ユウナ」
「ん? …うわっ!」
後ろから肩を捕まれ、ぐいと引っ張られた。同世代の平均より小さな彼の体は、一瞬宙を舞い…そして、柔らかいもの上に着地した。
「ユ〜ウ〜ナ〜…」
彼を膝の上に載せて、アキラがずいと顔を近づける。
「…ごめん」
「勝手に人の弱いところ教えたりして…」
鼻をつまみ、ぐいと引っ張る。
そのまま、彼の口元を自分の胸に引き寄せた。
「吸って」
「えっ?」
「吸って! …他の人じゃなくて、君に気持ちよくして欲しいの」
「…」
ユウナは頷くと、赤く膨れた彼女の乳首を、唇で咥えた。
「んあぁっ…!」
声を上げ、肩を震わせるアキラ。舌で舐め回し、強く吸う度に、彼女の口から嬌声が上がる。
よがりながら彼女は、脚を広げ、自身の入り口を指で広げた。
「あぁんっ♥ 挿れてっ…お願いっ♥」
「…」
逸る手でゴムを被せ、熱々に蕩けた肉の穴に挿入した。
「はあぁんっ…♥」
乳首を吸い、腰を振る。乳首に歯を立てると、膣が強く収縮し彼の肉棒絞り上げた。
「っ、く、あっ」
たまらず、射精するユウナ。どうにか抜いてコンドームを剥がすと、まだ射精が終わる前に、アキラがしゃぶりついた。
「んっ…んっくっ…んっ…♥」
噴き出す精液を、こくこくと飲み下す。亀頭を舌で舐めると、萎える間もなくまた硬くなった。
肉棒を離し、タイルの上に仰向けになる。脚を開き、陰部を広げ、誘う。
「ユウナぁ…あたしのココ…もう、君専用だから…」
桃色の穴から、とろとろと蜜を溢れさせながら、言う。
「…いっぱい、犯して♥」
…
「あっ♥ あっ♥ イくっ♥♥」
「っぁ…!」
…
「んっ、ちゅ、ちゅっ…」
「んうぅぅぅっっ…くふぅぅぅっっっ…♥」
…
「はっ、でっ、出るぞっ」
「っ…ぁ…♥♥♥」
動かなくなった彼女の膣奥で、たっぷりと射精する。
ペニスを抜くと、彼女の身体が小さく震えた。
「…ぁ」
___ちろろろろろ…
緩みきった彼女の股間から、黄色い水の柱が立ち上る。
タイルに伏して、アキラのお漏らしを見つめるユウナの横を、そろりとカオリが通ろうとした。
「…」
が、その足がユウナに捕まえられた。
「…駄目?」
「不公平だろ」
「いや…うち、そう言う平等意識は無いかなって…ひんっ!?」
カオリを仰向けに寝かせると、精液塗れのペニスを彼女の膣に押し込んだ。
「ひぃぃぃっ…やだっ、まだ準備してない…」
「でも、簡単に挿入ったぞ」
白い前髪が捲れ、彼女と目が合う。彼女だけはユウナと身長が近いので、繋がっていても顔が近付くのだ。
その顔が、さっと青褪めた。
「…って! 言ったでしょ、うち、危ない日だって!」
「もうすぐ、ってことは、まだなんだろ?」
「確率の問題なんですっ! いつもよりは妊娠…ひんっ♥」
叩きつけるように肉棒を突きこまれ、甘い声が漏れる。
そのまま、抽迭が始まった。
「んっ♥ ひっ♥ やらっ、らめっ♥」
赤い瞳に涙を浮かべながら、言葉ばかりの抵抗を試みる。
「れきちゃっ、あかちゃん、できちゃっ…んむっっっ♥♥」
その口を、ユウナが唇で塞いだ。
「んふぅぅ…んっ、ふぅっ…♥」
ユウナは、ばたつくカオリの両脚を掴むと、ぐいと顔の横まで持ち上げてきた。
それは、クラウドバスターの中で2人が取る、屈曲位。俗に言うところの
「っ、やっ、逃げられにゃっ…種付けっ、プレスぅっ♥♥♥」
言葉とは裏腹に、彼女の膣はユウナを掴んで離さない。
「はっ、カオリ、出すぞっ、出るっ…」
「やらっ♥ 抜いてっ♥ 抜いてぇっ♥♥」
言いながらも彼女は、両脚でユウナの腰をホールドした。
「出るっ…!!」
「んひゃあぁっっっ…♥♥♥」
がっちりと抱き合って、膣の一番深いところで、ユウナは子種をぶち撒けた。
今夜はここまで
↓1コンマ 00で…
おつ
乙乙
ドゥームズ案
『バブル』
本体は非常に小さな物体、常に空に浮かんでいる
周囲にある水分という水分をひたすら吸収し続け自分の体に纏わせるように集め続ける
集めた水分で球体を形成するが、これを何かに用いることは無い
ただひたすら集め続け、巨大な水球を作るのみ
吸収対象となる水分は、空気中の水素や河川、池、水道の流れる水はもちろん
出現場所によっては海水も(塩分は吸収対象でないため塩だけはその場に残る)
生物の保有する水分も対象であるため、効果範囲内にいると干からびて死ぬ
吸収する範囲は非常に広く、その速度も速い
ただし生物や密閉された空間(貯水タンクの中身や屋内プール等)からの吸収速度は大したことは無い
乾燥による被害、水分枯渇による死亡も怖いが、何よりも恐ろしいのは自爆すること
水球が一定以上の大きさになると、吸収のパワーを維持できなくなり中心の本体は自滅してしまう
空高く浮いた水の塊は本体の吸収能力を失うことで一気に弾け、そのまま地面に落下
その後の展開は想像に難くない
攻撃翌力、防御力を持たないため、水中戦が可能な機体で中心まで泳ぎ、
本体を叩けばあっさりと倒せるが、その場合も形成された水球が弾けるため大きさ次第では被害が甚大になる
ただし本体の移動能力は無く、外から水球を「押す」ことで「無理やり移動させる」ことは可能
要は安全な場所まで押して運び、そこで倒すないしは自爆を待てばいい
”九州奪還作戦の、正式な内容が決まったわ”
ライヒの言葉に、ミーティングルームに緊張が走った。
”実行は来週水曜日。ネストからクラウドバスター2機を、起動前の状態で下関のカタパルトに鉄道輸送する。そこから起動し、カタパルトに載せて門司付近に射出。同時にドローンも飛ばして、撃破対象の探索を開始するわ”
”想定作戦期間は1週間弱。必要に応じて、物資は航空機から投下するけど、もし飛行型のドゥームズがいたら厳しいかも知れない。できるだけ早めに片付けて欲しいわね”
”で、結局誰が行くの?”
一人のパイロットの質問に、ライヒは頷いた。
”協議の結果…出撃するのはパイロットY#3、大河内サイド君とそのパートナー3人と”
「…!」
”…パイロットY#2、ユウナ君とそのパートナー3人”
”おいおい、またあのガキかよ”
吐き捨てるように言ったのは、ユウセイ。
”ロクに実戦もしてねえだろうに、役に立つのかよ”
“彼の単独での撃破数は3体。僚機との連携を含めれば5体よ”
「単独では2体だ!」
思わず、ユウナが声を張り上げた。
「…で、実戦経験に欠けるのは、その通りだ」
”…”
肯定するユウナに、ユウセイは思わず黙り込んだ。しかしライヒは譲らない。
”何より、彼は3人のパートナー全てにおいてドゥームズ撃破の実績がある。九州がどのような状況になっているか分からない今、多彩な機体を駆使できる彼の存在は必要よ”
”…なーんか”
ある女性パイロットが、口を開いた。
”博士、その子のこと気に入ってません? しょっちゅう通話してるみたいだし”
「…」
”…彼は”
「言うな」
ライヒの言葉を、ユウナが制止した。
「そいつの言う通りだ。はっきり言って、お節介なんだよ」
「ユウナ…」
アキラが言いかけるが、彼は聞かない。
「上の決定なら、オレは従う。だが、これ以上オレに構うんじゃねえ」
…
「ユウナ、良かったの?」
「知るかよ。…何でオレだけ、あいつに贔屓されなきゃいけねえんだ」
吐き捨てて、ソファに寝転がる。
「ドクター・ライヒはオルゴン学の権威よ。協力してくれるなら、使うべきだった」
セレナの言葉に、ユウナは鼻を鳴らした。
「それこそ知るか。アドバイスなら、もっと聞き分けの良い奴にすりゃ良い。サイドさんとか、結城とか」
「…」
顔を見合わせる、3人の女たち。
作戦開始まで、残り7日。サイドらとユウナたちには、この間は休暇が与えられていた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?(1/7日目)
出掛ける
4人で出かける
3人とそれぞれ一対一でデートすることになってまずはアキラとデート
(特に断りがない場合全員で出かけることになります)
(そして安価だけ投げて今夜はここまで)
↓1〜3 どこへ行く?
あ、首都近辺にあるものについては>>338参照
安価下
箱根温泉 温泉タワー
奥多摩グレート牧場
上野アメリカン横丁
>>425って箱根に造られた電波塔的なインフラ設備か、タワーになってる温泉施設か、それ以外か、どれを想定してるかな?
あと今ある上野のアメ横ってアメリカン横丁じゃなくてアメヤ横丁の略だけど、この時代ではアメリカン横丁になってるってことでいい?
タワーになってる温泉施設のつもりでした
遅れてすみません、この時代ではアメリカン横丁になっているということでオッケーです
…
駅を降りると、目の前は草原だった。
ここは奥多摩グレート牧場。殆どがベッドタウンと化した奥多摩において、貴重な自然が残った地域であり、観光スポットでもある。
「うーん…っ」
朝の冷たい空気を吸い込んで、アキラが伸びをした。
「空気が綺麗ね…気持ちいい」
駅前には電動カートが並んでいて、これで牧場を回れるようになっていた。
「牛の乳搾り、乗馬、羊とのふれあい体験…」
「色々ありますね…にしても、広い!」
ぐるりと見回して、カオリが唸る。
「アメリカでも、こんな広い牧場はあまり見ないわね」
「どこに行くか決めよう」
駅前に掲示された地図を見ながらユウナが提案した。
↓1〜3でコンマ上から2つ どこに行く?(本文に出たところ以外にも、それっぽい場所を書けば採用します)
乗馬
搾乳体験
バーベキュー場
羊とのふれあい体験
…
自動運転のカートから降りると、1棟の牛舎に辿り着いた。ここは乳牛を飼育する場所で、首都圏の乳製品の材料を生産している他、観光客向けには牛の乳搾り体験も行っていた。
「4名様ですね。こちらへどうぞ」
オーバーホールを着た女性スタッフに案内されて、牛舎に入った。
「懐かしいわね」
セレナがしみじみと言った。
「家が牧場だったんですか?」
「牧場とまではいかないけれど、牛を飼っていたの」
「日本では第一次産業の見直しが進んでいて、地方を中心に牧場や農場が増えているんですよ」
スタッフが説明した。
「でも、関東地方で本格的な酪農を行っているのは、今ではここだけなんです。毎日、新鮮な牛乳を皆さんにお届けしています」
乳搾りのブースにやってきた。
「乳搾りが機械化して、もう何百年にもなりますが、ここでは昔ながらの手絞りを体験していただきます。この娘は、ブラウン・マロー種のアキちゃんっていいます」
茶色い斑模様の大きな牛が、柵と柵の間に立っている。耳をぱたぱたと振り回しながら、大きな目でこちらを向いた。
「お、おう…」
動物が得意でないのか、カオリが一歩後ろに下がる。
ユウナは、垂れ下がったアキちゃんの乳を黙って見つめると、それからちらりと、隣りにいるアキラとセレナの胸に目を遣った。
「あ痛」
アキラに、頭を軽く小突かれた。
「…では、説明しますね。まずはこの辺りを握って…」
…
「こうか?」
「ストップストップ! 痛がってるから!」
…
「こうやって絞るのよ」
「何か、上手くないですか…?」
「だから、家で飼ってたの!」
…
「簡単じゃない。こうするんでしょ」
「…ナニを想像して握ってます?」
「? ……っ! う、うるさいっ!」
…
「美味しい!」
搾りたての牛乳を使ったソフトクリームを舐めて、アキラは破顔した。
「それはそうだけど…」
到着したところを見て、ユウナは眉をしかめた。
「…アレの直後に、コレか?」
やってきたのは、肉牛の厩舎。併設されているのは、屋外バーベキュー会場。牛舎から聞こえてくる鳴き声が物悲しい。
「しかも、朝から肉ですかぁ…」
「一度やってみたかったのよね、朝食にバーベキュー」
慣れた手付きで火を熾し、バーベキューコンロに灯すセレナ。テーブルの上には、既に串に刺さった肉や野菜が網の上に並ぶのを待っている。
「たまには良いじゃない、折角朝抜いてきたんだし」
「アキラさんならそう言うと思ってましたよ…」
火の方では、セレナが何も言わず黙々と肉を焼き始めていた。余程、待ち遠しかったようだ。
…
「っぷ、食べ過ぎた…」
青い顔でタクシーを降りるカオリ。他の3人は涼しい顔だ。
やって来たのは、東京上野はアメリカン横丁。大昔はアメヤ横丁、通称アメ横と呼ばれていたそうだが、今はアメリカンのアメ横だ。
22世紀初頭にアメリカ合衆国で起きた第二次南北戦争によって、多くのアメリカ人が日本に避難してきた。その一部が上野で商売を始めるようになり、アメ横は名実ともにアメリカン横丁となったのであった。
広くない通りには様々な露店が立ち並び、人で溢れている。売られているのは、服やアクセサリーの他、食料品や嗜好品など、様々だ。
↓1〜4でコンマ上から2つ アメ横で覗く店、買う物
アメリカンデザインの呉服店
スポーツショップ
露天古本屋
世界各国のお菓子が売られている店
「…あ」
アキラが立ち止まった。視線の先にあるのは、小さなスポーツショップだ。店は小さいが、ガラス張りの店舗は綺麗に整備されていて、スポーツウェアやプロテインなどが売られていた。
「アキラさん? アキラさーん…」
吸い込まれるように、店に入っていくアキラ。その少し後ろを、セレナも付いてくる。
「…何だかんだあの2人、そっくりですよね」
「取り敢えず、オレたちも入るか」
店に入ると、アキラはプロテインを、セレナはウェアを見繕っていた。
「迷うくらいなら、買ったらどうだ?」
「それはそうなんだけど…」
外国製のプロテインを凝視しながら、アキラが応える。
「ちょっと見たこと無いブランドだし、どうかなって…」
「…その中だったら、これ」
不意に後ろから声がして、2人は振り返った。
目が合う前に、セレナはさっさとレジに行ってしまった。
「ふーん」
勧められたプロテインを手に、レジへ向かうアキラ。前に立っているセレナの肩をぽんと叩くと、一言。
「サンキュー」
「…」
黙り込むセレナをニヤニヤしながら眺めると、自分の支払いを済ませた。
…
次に立ち止まったのは、セレナ。
「? …あれが気になるのか?」
「…少し」
そこにあったのは、アメリカンな横丁にはやや不似合いな和服を扱う呉服店であった。しかしよく見てみると、綺羅びやかな生地には自由の女神やグランドキャニオンといったアメリカの名所が描かれていた。
「へぇ〜、面白そうですね」
着物も帯も、一人で着付けられるように工夫されている。買っても着られない心配はなさそうだ。
「描いてる場所に行ったことがあるの?」
「無いわよ。大体、自由の女神なんて何百年も前に老朽化で撤去されたわ。グランドキャニオンも、ドゥームズの襲撃でかなり崩されたし」
「何じゃそりゃ」
「でも…」
店先に飾られた反物を眺めながら、しみじみと呟く。
「遠い異国の地に、とっくに無くなった景色が残っているのは、何だか」
「…」
セレナが、店に背を向けた。
「買わないのか」
「着ないもの」
素っ気なく言うと、彼女は歩き出した。
…
箱根に着いたのは、もう夕方の頃だ。
度重なる災害やドゥームズの襲撃によって、箱根は大きな被害を受けた。塩原は源泉が増えたが、箱根は逆に大幅に源泉を減らしてしまった。
打開策として造られたのが、温泉を集約し宿泊やレジャーも兼ね備えた、箱根温泉タワーであった。
「4名様ですね。ごゆっくりどうぞ」
部屋着となっている作務衣を受け取ると、ロッカーで着替えて共用ホールに出てきた。ここから温泉やレストラン、或いは宿泊施設へと行くことができる。
「取り敢えず、汗を流そっか」
アキラが提案した。
↓1コンマ
00〜50 普通の風呂
51〜90 混浴(水着着用)
91〜99 家族風呂
てー
…
「ふぅ…」
広い湯船に肩まで浸かって、ユウナは溜め息を吐いた。湯はどちらかというとぬるめで、長く入っていられるようであった。何より、近くにパートナーの3人がいないので、他の客がいるにも関わらずいつもより静かに思えた。
一人になると、どうしても意識は来週の九州奪還作戦に移る。
共に出撃するサイドは、頼もしい男だと思う。しかし、彼は九州に居座るドゥームズ、『ポリボア』を直接見てはいないはずだ。そもそも、アレを直に見たのは、ネストではユウナただ一人だろう。
多種多様な形態をもつドゥームズとの戦闘は、順調に見えてその実、薄氷を踏むような危うい戦闘の繰り返しだ。最初に出撃したクラウドバスターでは、まるで対応できずに応援を呼ぶこともある。
「…3人とも、か」
クラウドバスター・サヴェージ。高い攻撃力と機動力で、素早く敵を捻じ伏せる。しかし、脚部は脆く、全体的なバランスも上半身に偏っている。伸びる腕の他に、離れた敵への対応手段が無いのも気になる。
クラウドバスター・マジカル。棘付きハンマーとオルゴン波攻撃で、遠近ともに対応可能。ドゥームズの体液で装甲を強化することが出来、しかも空も飛べる。だが、腕力は低い。武器を奪われれば、一気に不利になるだろう。
クラウドバスター・ヴェノム。一番クセが強い機体だ。並大抵の攻撃ではびくともしないが、こちらからはまともな攻撃もできない。ちまちまと噛んで毒を流し、倒れるまでじっと耐えるしかない。機動力も、殆ど無いに等しい。
これらの機体を使い分けて、敵に対処することになる。ポリボアだけならまだ良いが、現在の九州は例の黒雲に覆われている。新たなドゥームズが、何体かは棲み着いていると考えて然るべきだ。
「…結局は、出たとこ勝負だな」
そう結論づけると、彼は欠伸をした。大きなガラス窓の向こうでは、夕日が山の向こうに沈もうとしていた。
…
「…うわ」
浴場に入って、カオリの発した第一声がそれであった。
視線の先には、かかり湯する2人の女。黒髪と金髪、どちらも見上げるほどの長身で、腹筋はバキバキ。胸には巨大な果実。
怪獣だ。自分もそれなりのモノを持っているのを棚に上げて、彼女は思った。
さて、その2人であるが、どちらも黙りこくったまま、揃って湯船に足を入れた。
「…付いて来ないでもらえるかしら」
「別に、付いてきてないけど?」
何をまたバチってるんだか。カオリは半ば呆れ気味に思った。
「馴れ合うつもりは無いって、いつも言ってるでしょう?」
「馴れ合ってるつもりは無いんだけどなぁ?」
「…」
黙ったまま、距離を取るセレナ。アキラは追うことはせず、その場で脚を伸ばした。
「…アキラさん、もう良くないですか?」
カオリは彼女に近寄ると、こそっと耳打ちした。
「ベタベタしたくないって言うなら、言う通りにすれば良いじゃないですか。別に、一緒にクラウドバスターに乗るわけでもないし」
「…何か、負けた気がするんだよね」
「何が」
「折角、あんたとは仲良く慣れたのに、あの人を諦めたら、こっちが負けた気がする」
「勝ち負けじゃないと思うんですけど…」
「まあ、今度の作戦では嫌でもずっと一緒だし、何か変わると思うけどね」
そう言うと彼女は、湯船の水面を指で弾いた。
…
外はもう真っ暗で、終電も近い。ネストに帰るならすぐに経たないと間に合わないが、今は長期休暇中だ。幸いここには宿泊施設もあるため、泊まるという選択肢もある。
↓1 泊まる or 帰る
泊まる
今夜はここまで
あったらドゥームズ案を投げてほしい
ドカッと使う機会があるかも知れないから
ドゥームズ・クィーンビー
巨女を模した上半身と蜂の下半身を持つ(ハチ娘的な感じ)
しかし、下半身の蜂の部分には針が無く穴が開いている。
ここから、小型の蜂たちを大量に吐き出す。吐き出された蜂たちは小型のため一体一体の攻撃翌力自体はそれ程ではないものの、集団で攻められると厄介。また、物を集める習性があり、クラウドバスターの持っている剣や銃などを奪ってしまうこともある。
クィーンビーの上半身が奪ったものを握るとクィーンビー様に最適化されてしまい、クラウドバスターの戦闘力が大幅にダウンし、クィーンビーの戦闘力が大幅に上がるという結果を招く
ドゥームズ・サウザンドアイ
その名のとおりに全身に千の目玉を持つ女性型のドゥームズ
フヨフヨと漂っているだけだが、敵影を発見すると全身の目玉からレーザーを無差別に乱射する
本体は移動力・防御力・スピードは殆んどない、索敵能力は非常に高い、レーザーは威力は高め
自分が不利になるとレーザーの乱射をやめて一点集中のレーザーを放つ その威力と輝きは超新星に例えられるほど
ドゥームズ案
『レギオン』
見た目は超大型の立方体、全てが金属質でできている
移動能力は無くその場から一切動かない
攻撃手段らしいものも無く、あるとすればあらゆる物体を動けなくさせるトラクタービームが2つ3つ程度
この立方体は「要塞」であり、中には数千人もの人間大の「兵士」を抱えている
地上に送られた「要塞」はその場で「兵士」を吐き出し続け、攻撃を開始する
外に出た「兵士」はクラウドバスターそっちのけで「人間」を対象にする
(もっとも、ドゥームズ出現の際は人間の避難が済んでいるはずなので、実際は建造物等の破壊がメインになる)
クラウドバスターから攻撃されれば一応は抵抗するが、「兵士」の攻撃翌力は弱く、クラウドバスターには大したダメージを与えられない
「要塞」と「兵士」は共通してビーム兵器の類が一切通用しない
どれだけの大出力・大口径のそれであっても完全に「無視」する
「兵士」の方はクラウドバスターの他の攻撃はもちろん、人間の武器兵器で倒すことができるが
「要塞」の方は外部からではあらゆる攻撃を耐え抜いてしまう
レギオンの対処法は「要塞」の中に人間が入り込み、白兵戦でもって内部から破壊するしかない
「要塞」の中心にコアがあり、それを破壊すれば「兵士」も全て消滅する
元ネタは「新スタートレック」以降のシリーズに登場する「ボーグ」
…
…
…
「はあっ、はあっ…あああああっっっ!!!」
叫びながら激しく腰を振ると、サヴェージの爪が相手を抉った。
「らああっ! があっ!」
彼の下で、アキラはぐったりとして動かない。
「はあっ…あ゛あっ! ぐっ、あああっっ!!」
引きちぎらんばかりの勢いで、胸を掴み、膣内に精を放つ。
4本の鉤爪が、敵の頭部を毟り取った。
足元には、銀色の残骸。クラウドバスター・タレットだったもの。クラウドバスター・ナーワルだったもの。
そして…頭を奪われた、クラウドバスター・コウガが、サヴェージの足元に崩れ落ちた。
…
…
…
「…っ!?」
布団から跳ね起きて、彼は辺りを見回し、そしてほっと息を吐いた。
「また夢…」
この頃、ろくな夢を見ない。大抵は『ドゥームズ・デイ』の光景を基にしたものだが、今度は自分がドゥームズになる夢ときた。ストレスのせいか、それとも…
「…目、冴えたな」
まだ外は暗い。布団の上で胡座をかいて、ユウナはどうしたものかと考え込んだ。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①眠れるまで布団に潜る
②部屋の外を散歩する
③備え付けの風呂に入る
④その他、要記述
2
3
場所によって交流する子が変わる感じかな
2
考えた末、彼は布団を出た。畳敷きの部屋を出てスリッパを履くと、スイートルームの扉を開けて廊下へと出てきた。
最上階にはユウナたちの泊まる部屋しか無く、従って部屋を出れば後は休憩用のソファと、下に降りるエレベーターがあるばかりだ。
確か、景色の見えるラウンジが2つ下の階にあったはずだ。そう思い、エレベーターに向かおうとしたその時
「…見つけました」
「はっ? …うわっ!」
突然、後ろから肩を掴まれ、引き倒された。
「クソッ、何だよお前…」
立ち上がろうとした彼の視界が、肌色に染まった。
「パイロットY#2、ユウナ」
よく見ると、肌色の真ん中には深い裂け目がある。視界の外から、細い手が伸びてきて、その裂け目を広げた。
「わたしの女性器は、あなたに最適化されています」
桜色の穴が、ユウナの目の前に広がる。
「従って、最大効率でオルゴンを発生し」
「…ユウナ?」
「!」
はっと振り返ると、そこにはアキラ。
「どうしたの? 廊下になんて寝て」
「今、そこに誰か…」
言いかけて、声の主が既に影も形もないことに気付く。
「…いや、何でもない」
ユウナは立ち上がると、部屋に引き返した。
結局、その夜は少しも眠れなかった。
…
翌朝。眠そうに目を擦るユウナを見て、カオリが尋ねた。
「眠れなかったんですか」
「…ああ」
「誰か、イビキでもかきましたっけ」
「そうじゃない」
欠伸を一つ。
昨日のあの出来事は、何だったのだろうか。何故、相手は自分の名を知っていたのだろうか。そして、どうやってタワーの最上階に侵入し、そして一瞬のうちに消えたのだろうか…
温泉タワーを出る。今日も休暇は続いている。このまま帰ってもいいし、もうしばらく観光しても良い。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①ネストに帰る
②外出を続ける(行き先も明記)
1
できれば前日のお出かけでカオリが喜びそうなスポットに行きたいが…
2ショッピングセンター(中で新作アニメのイベントが行われている)
1
ここで一旦区切る
…
ネストの居住区に戻ると、端末に着信のアラートが届いていた。
「誰からだ…?」
差出人には、『大河内サイド』とある。
”出撃の前々日に、私の居住区でささやかなパーティをしようと思っております。よろしければ、ご一緒にいかがでしょうか”
「へぇ、マメな人だね」
アキラが感心したように言う。
「行くの?」
「返事は当日で良いって書いてある。その日になって決めれば良いだろ」
メールに付箋マークをつけると、ユウナは端末を閉じた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?(2/7日目)
今日は家でのんびり過ごす
今日は居住区で過ごすことに
最初は各自好きなDVDをレンタルしてきてその後DVD観賞
…
ユウナがソファでうたた寝していると、突然警報が鳴った。
”ドゥームズ警報。顕現レベル1を確認。クラウドバスターは出撃シークエンスの準備に入ってください”
「ユウナ!」
トレーニングルームから、セレナが走ってきた。
「待て、オレたちは非番だ」
「…今日のファーストは…」
一拍遅れてやって来たアキラが、テレビを点ける。内部回線を選ぶと、ドックの様子が映った。
「クラウドバスター・ソリッドと、リーマー…」
画面が、ドローンの映像に切り替わる。どこかの水田の上空を覆う黒雲から、まさに怪獣が解き放たれようとしていた。
↓1コンマ
00〜40 ハガードクラブ
41〜60 オロチ
61〜80 クイーンビー
81〜98 サウザンドアイ
99 マリッジブルー
はい
これはコンマが高い方がまずいのか?
雲の中から、一匹の大蛇が姿を現した。
と思うや、その隣から別の蛇が次々に現れた。そして露わになったのは、8本の首を持つ巨大な蛇のドゥームズであった。
「まるで、この間一緒に戦った…」
セレナが呟く。
「どっちも、発想は一緒ってことか」
小柄なリスザルめいた形状のクラウドバスター・リーマーが、画面内に乱入してきた。両手に爪で首を掻き毟り、ダメージを与えていく。しかし、傷は瞬く間に修復されていく。蛇は反撃するように、太い首を振り回し、口から何かの液体を吹き掛ける。ソリッドは警戒に当たっているらしく、画面に入ってこない。
「セカンドは誰だ?」
「Y#9、チェンと、X#30、マリーナで…機体名はクラウドバスター・グランパス」
「Grampus、シャチね。強そうな名前じゃない」
「どっちにしても、オレたちがわざわざ気にすることじゃないな」
そう言うとユウナは、またソファに寝そべった。そこへ、セレナが口を出した。
「また寝る気?」
「良いだろ」
「勿体ないわね」
「今日はゆっくりするって言っただろ…」
渋々、起き上がる。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
①やっぱり寝る
②やっぱりトレーニング
③その他、要記述
1
1
1
……が、すぐにまた横になった。
「何よ、結局寝るの」
「やっぱりゆっくりする」
そう言うとユウナは、有無を言わさず目を瞑った。
…
「はぁ…はぁ…」
…
「はっ…うっ、はぁ…」
「…」
…
「はぁっ…っ……?」
妙な肌寒さを感じて、彼は目を覚ました。主に下半身が寒い。だが、局所的に温かい…
「……!」
「…あ、おはよ」
いつの間にかソファの脇に、アキラが膝を突いて座っていた。それだけでなく、彼女は寝ているユウナのズボンを下ろし、取り出した彼のペニスを舌で舐め回していた。
「…何やってる」
「うなされてたから、つい」
「つい、って」
話が繋がらない。ただ、気遣うような彼女の顔を見ると、そんなことなどどうでも良くなってきた。
「…アキラ、こっち来い」
「うん」
手を引くと、彼女はソファの上に登ってきた。
誰もいない、薄暗くなったリビングで、どちらからともなく、2人は唇を合わせた。
↓1〜4でコンマ上から2つ どうする?
(収拾つかないから>>224みたいに他の人呼ぶのは無しね)
(それから今夜はここまで)
(安価下)
繋がったまま抱き合ってじっとする
激しい運動はしないということで
2のほうが良かったかな
>>478
パイずりしてもらう、乳首をよせさせ乳首が擦れるように挿入。同時に絶頂
縦パイズリで胸の中に射精
…
「君、こういうの好き?」
大きな乳房でユウナのペニスを挟むと、アキラは尋ねた。
柔らかい2つの果実が、いきり立つ肉棒を優しく包み込み、上下に揺れる。
「…」
答えずに、目を逸らすユウナ。アキラは微笑むと、両手に力を込めて挟んだ。
「んっ…んっ…」
胸の谷間で、ペニスを扱く。先程の口淫のおかげで、肉棒は肌の間を滑らかに滑った。
「はっ、んっ…♥」
「っ、はぁっ」
ユウナの腰が小さく跳ねた。いよいよ速さを増そうとするアキラに、彼は言った。
「ちょっと、手を貸せ」
そう言うと彼は、乳房を掴む位置を変え、膨らんだ2つの先端を合わせるように内側に向けた。
「これでいい…?」
「ああ」
彼は頷くと…くっつきあった乳首の間を擦らせるように、ペニスを突き入れた。
「あっ、ああぁっ、んんっ…♥」
甘い声を上げ、身悶えするアキラ。一度根本まで腰を進めると、ユウナは不意にぐいと引いた。
「ひっ♥」
そして、勢いよく腰を突き出した。
「んっ、あああぁっっ♥♥♥」
「っ!」
絶頂するアキラ。硬く膨らんだ乳首と乳首の間で、ユウナも勢いよく射精した。
「はっ…汚れちゃった…」
顔にべったりとついた精液を指で拭うと、恐る恐る口に運ぶ。
「うぇ」
「拭け」
床に転がっていたティッシュを拾い、差し出すユウナ。
「うん…」
数枚抜いて顔や胸を拭き、丸めてゴミ箱へ。……外して床に落ちた。
「…ま、いっか」
ショートパンツとショーツを脱ぎ、ソファの上で脚を広げた。両腕を差し上げ、誘う。
「おいで」
「ん」
コンドームを被せ、既に濡れた穴に肉棒を押し入れた。
「んっ…♥」
奥まで挿入すると、そのまま倒れ込むように抱きついた。
「…動かないの?」
「ん」
「そっか。ゆっくりするって言ってたもんね」
胸の谷間に顔を抱き寄せ、頭を撫でる。柔らかなおっぱいに顔を埋めながら、ユウナは黙って彼女の腰を両腕できつく抱き締めた。
…
部屋が、すっかり暗くなった頃。
「…あ」
不意に、アキラが呟いた。
「ちょっとおっきくなった」
「…」
すり、ユウナが小さく腰を揺らす。
「んっ…びくびくしてる。出そう?」
「…」
こくり。小さく頷く。
アキラは、両脚を彼の腰に絡め、両腕で頭を抱き締めた。
「…いいよ♥」
「ぅあ」
ユウナの腰が、びくんと跳ねた。
「はぁっ…出てる…あったかい…♥」
「はぁ…ぁっ…ぅ…」
いつもよりも、絶頂が長い。コンドームの先端が精液で膨らんでいくのを、アキラははっきりと感じた。
「んぁ…いっぱい出たね…」
「…」
「抜いて、ゴム付け替えなきゃ。外れちゃう」
「…」
ユウナは、動かない。アキラも、絡めた手足を解こうとはしない。
「…いいよ。君との赤ちゃん、産むって約束したもんね」
背中を曲げ、唇を重ねる。ユウナは背伸びしたせいで、ゴムを残してペニスが抜けてしまった。
「やだ、抜けちゃった。また挿れて…」
いそいそと、勃ちかけのイチモツを再び挿入する。
「ふぁ、あっ…♥♥」
ザーメン塗れのペニスが、今度は少しの隔たりも無く、アキラの胎内に収まった。
部屋に朝日が射す頃には、そこは彼の子種で満たされていた。アキラ自身も満ち足りた顔で、寝息を立てるユウナの頭を優しく撫で続けていた。
今夜はここまで
良いお年を
乙
良いお年を
「…何かこの部屋、臭わない?」
「何ででしょうねーハイそれより朝ご飯出来ましたよー!」
…
端末に、新しい着信があった。宛名を見ると、見覚えのない名前が書かれていた。
「『ドゥームズ研究所』…?」
メールには、来る作戦に向けてドゥームズについての現時点での研究と、その成果を伝えたいから研究所に来るようにと書いてあった。
「前にネストで講義がありましたね。その時に、講師の人がここから来てました」
「へぇ…」
メールに改めて目を通す。これまでは、ネストで学んだ知識だけでも対処できた。これからは、最新の知見も取り入れないと対応できないと言うことだろうか…?
↓1 研究所に
①行く
②行かない
1
…
居住区から、ゴンドラに乗って一度格納庫に降りる。それから籠を乗り換え、暗いトンネルを横や縦に移動していく。
「確かに、倒した後のドゥームズについて、あんまり気にしたことは無かったなぁ」
「死骸はすぐに密閉幌でパッケージングして、それから処理施設に運ぶのよ」
すかさずセレナが講釈する。アキラは「へぇ」と頷いた。
「ホルマリン漬けのドゥームズとか、見せられたりするんですかね…?」
やや震える声で、カオリが呟く。
「さあな。取り敢えず、これが無駄足にならなきゃ…」
言いかけたその時、ゴンドラが止まった。
目の前には、巨大な鉄の扉。警戒色のテープで縁取りされ、中央にはバイオハザードを始め無数の危険物標識が大きく表示されている。
「…き、緊張しますね」
「…」
ゴンドラを降りた4人の目の前で、扉がゆっくりと開いた。
↓1〜3でコンマ最大 研究者の名前や性別など、できるだけ詳しく
名前 シエル・レナード
性別 女
緑色の巻き髪、眼鏡をかけたつり目の美人。Aカップの148センチ
櫛名田 レイル
ピンク色の長髪を持った10代前半ぐらいに見える少女……の様な姿をした男
年齢は秘密にしているが、30代以上であることは確実であるとの事
好奇心旺盛な性格で気になったものには首を突っ込まないと気が済まない。半面、目的の為ならば冷酷になることもいとわない
なお、理想のタイプは自分と同じ用紙の女の子とのこと
名前 マユー・アイリス
性別 女性
ボサボサのくすんだ長髪に眼鏡ソバカスの女性
榊 キョウヤ
中年の男で、ビジュアルとしてはまあ普通
眼鏡型のディスプレイ端末をかけており、端末のガラス面に何かしら情報が常に表示されている
ドゥームズ研究を始めたのは知的好奇心のため
いわゆるクトゥルフ神話に出てくるような化け物の類に昔から興味があり
ドゥームズの存在が無ければ間違いなく世間から爪弾きにされてたであろう変人
「ドゥームズ研究あっての自分、自分あってのドゥームズ研究」が持論であり口癖
クラウドバスター含め人間には興味なし
研究はあくまでも自分のためにやっているのであって、研究成果を教えるのは「頼まれたから」にすぎない
仮にドゥームズに人類が滅ぼされたところでどうでもいいというスタンス
「知りたいからさ。私の目的はそれしかない
なぜ彼らが生まれ、存在し、生きるのか。ただ解き明かすだけ
そのために私はここにいるのさ」
ドアの向こうに立っていたのは、意外にも若い女であった。
「アー、話は聞いてます。どうもどうも」
眠そうな声で挨拶すると、いきなり右手に持った端末をユウナたちに向けた。
「!」
アラート音。彼らの端末に、電子化された名刺が届く。
『国立ドゥームズ研究所 技能主任 マユー・アイリス』
「研究所にようこそ。マユーについてはその名刺に書いといたんで、暇な時にでも」
それだけ言って、歩き出した。
「取り敢えず奥に移動しましょう。サンプルとか、色々見せるものはあるんですけど、それはまあ順を追って」
「はぁ」
隣を歩きながら、横目で彼女の顔を見上げる。
若い女とは分かるのだが、金とも茶ともつかない髪はボサボサのざんばらだし、分厚い眼鏡の下にはそばかすが散っている。化粧っ気の欠片もない。いかにも研究一筋で生きてきたといった感じだ。
白い廊下を歩き、辿り着いたのは円形に机の並んだ会議室。各々席につくと、マユーは端末を操作した。
「ここでの主な業務は、クラウドバスターによって討伐されたドゥームズの死骸を回収して、解剖したり実験したり、サンプルを採取したりしてその生態とかを調べることで…」
机の真ん中に、映像が浮かび上がる。映像には、これまで戦ってきたドゥームズや、様々な実験器具が映っている。
「そこでの成果を、クレードルでの教育に反映させたり、クラウドバスターの機能に組み込んだりします、はい」
映像が消える。
「…そこ、窓から下を見てみてください」
指差す先には、大きなガラス窓。
歩み寄って、見下ろしたカオリが悲鳴を上げた。
「ひいぃぃぃっっ!!?」
「な、何…うわっ!」
会議室の下には、緑色の床の巨大な空間が広がっていた。
その真中に横たわっているのは、昨日出現した、8本首の蛇のドゥームズであった。
「名称は『オロチ』と定義されました。…まんまですね」
「アレは…何をしているの?」
セレナの質問に、マユーはガラスに手を突きながら言った。
「空間ごとCTスキャンにかけた後、解剖するところです。ただ、ぶっ裂いてから血液が強酸でしたじゃシャレにならないんで、一通り体液とか肉片とか調べてから取り掛かります」
よく見ると、緑の空間はいくつかのパーティションに区切られていて、隣の区画には真新しい血痕が残っている。
「もちろん、一度に一体じゃ間に合わないんで、同時に4体まで並行して解剖できます」
再び席に戻る。
「じゃ、本題に入りましょうか」
映像が浮かび上がる。今度は、黒雲の映像だ。
「マユーたちがパイロットに伝えておきたいのは、ドゥームズの構造とか機能よりも、その出現方法です」
黒雲の中から、蛇の頭がゆっくりと降りてくる。昨日、居住区から見た中継と同じものだ。
「今の段階で、コイツが南極から黒雲を介して出てきたということが分かってます」
「それは、ドローンの映像から?」
「そう」
映像が切り替わる。今度は黒雲に覆われた南極大陸を、遠くから映しているものだ。殆ど氷の溶け切った大地にひしめく怪獣の中に、巨大な蛇の頭が見えた。
「…でも、妙なことに」
画面に、何かの波形を示すグラフが現れた。2つ並んだグラフは、全く違う形をしている。
「右がドゥームズに制圧される前の南極大陸で採取した、土の質量分析。左がオロチの地面に接してる部分の皮膚の質量分析。この通り、全く一致しない」
「…何が言いたい」
「コイツは南極の地面を踏んでない」
「いや、踏んでただろ」
「でもコイツの足に南極の土はくっついてないんですー!」
突然、マユーが声を張り上げた。と思うや、片手で口を抑え、気まずそうに会釈した。
「…失礼。で、今度はコイツが現れた中部第6ブロックの土。こっちとは波形の一部が一致する」
「…つまり?」
「オロチ…と言うよりも、ドゥームズは」
ずい、机の上で、マユーが身を乗り出した。間近に見ると、分厚い眼鏡の向こうは澄んだ瞳をしていた。
「黒雲を通る過程で、一度分解され、再構成される」
「…」
黙り込んで、画面を見つめるセレナとカオリ。アキラは質問した。
「じゃあ…あの雲は、一体何なの?」
「それが今の主な研究課題」
ちらりと、窓の方に目を遣る。
「現時点で分かっているのは、あの雲が無いとドゥームズは身体を維持できないということ。活動停止し、黒雲が消滅した後、ドゥームズの死骸はゆっくりと『溶け』ていきます」
「溶けて…」
呟くユウナ。この辺りの話は、クレードルで聞いた記憶がある。
「何より、地球上に存在する内の4割の核弾頭をぶち込んでも、傷一つ付かなかった相手が、よく分からないセックスパワーであっさり死ぬ事実。このことから、ドゥームズの身体を構成しているものは多かれ少なかれ、クラウドバスターのそれと共通していると考えます」
「Stop, stop!」
セレナが慌てて止めた。
「話が見えないわ。オルゴン波でドゥームズを倒せることが、どうしてドゥームズとクラウドバスターの共通性に繋がるというの?」
「水溶性の物質が水に溶け、脂溶性の物質が油に溶ける…それと同じで、オルゴンで出来ているからこそオルゴンによって溶かし、崩すことができる。そういう理解で構いません」
「…」
「ここからは、マユー個人による仮説です。…ドゥームズと黒雲の関係は、クラウドバスターとオルゴンボックスの関係に似たものと考えます」
「黒雲が、ドゥームズを操っている?」
「それは分かりません。ただ、黒雲から何らかのエネルギーが供給されていることは確かでしょう。或いは、黒雲そのものがドゥームズの身体の材料なのかも。もっと具体的に言うなら、3次元的に実体を得たオルゴン粒子、オルゴンとナノマシンを一緒にしたもの、ではないかと、マユーは考えてるわけです」
一息に言い終えると、マユーは深呼吸した。それから、再び眠そうな声になって言った。
「…以上、本題終わり。後は適当に見学でもしていきましょうか」
↓1〜3 見学する場所、またはマユーへの質問
今夜はここまで
もっとロボットバトルを全面に押し出していきたいことだなあ
安価下
おつ
今まで現れたドゥームズの博物館
質問 なぜドゥームズの研究をしているのか
あといっこ
できたら今夜始める
質問
ドゥームズの研究の中で何か気になったことはあるかどうか
…
「一つ、気になったんだけど」
施設内を歩く道すがら、アキラが尋ねた。
「マユーさんが、ドゥームズ研究を始めたのは、何でなの?」
「人類を脅かす存在に科学の力で立ち向かい、人々の未来の幸福に貢献するため」
と、ここまで言って、ふと目を細めた。
「…などと、心にもない綺麗事を言ってみることです。もう叶いました」
「へっ?」
「冗談はさておき。院生時代のマユーの研究テーマは、オルゴン力学でした。でも、アクセプトの数でどうしても『アイツ』に勝てないんで、極地へのドゥームズ出現を機にテーマを変えました」
「『アイツ』って…」
眼鏡の向こうで、目元が歪む。
「知ってるでしょう。…エリザベート・ライヒ。マユーの、研究室の同期です」
マユーが立ち止まった。
廊下の突き当りには、ガラスの扉があった。看板には『展示室』の文字。
「最後に、ここ見て行きましょうか」
ドアを開け、中に入る。
広い室内には、人の背丈ほどのドゥームズのミニチュアが、ずらりと並んでいた。
「今まで撃破されてきた、日本に出現したドゥームズの模型を、説明と一緒に展示してあります」
「凄…」
カオリが呟く。
「『オロチ』は解析中なのでまだありませんが、『サラマンダー』は先日完成しました」
並んだ模型の端にあるのは、セレナと初めて倒したトカゲのドゥームズ。砲弾を放つ背中の穴まで精巧に再現されている。
黄金の鳥、ケツァルカトル。蜘蛛のようなアルタ・オクタ。サラマンダーよりは小柄で、よりトカゲに近い姿のシュネル。目玉と触手に覆われた、おぞましいロータス。そして、更に前に出現したドゥームズたちを越え、展示室の最奥に並べられていたのは
「…っ」
「一番奥が、ドゥームズ・デイに出現した個体群です。左から『ピラー』『バンサー』『ガリバー』」
ユウナの顔が歪む。それをちらりと一瞥すると、マユーは続けた。
「…一番右はまだ空席です。最後の個体『ポリボア』は、まだ倒されていませんので」
「それを、私たちがこれから倒しに行くのよ」
胸を張るセレナに、マユーは頷いた。
「はい、良いサンプルをお待ちしてます」
「あ、変な質問かもですけど…」
ふと、カオリが口を開いた。
「ドゥームズ・デイから研究してたってことは、言ってみればドゥームズについては一番長く研究してるってことじゃないですか」
「まあ、そういうことになります」
「何かこう…ふわっとした質問で申し訳ないんですけど…こう、研究してて『あれっ?』って思ったとか、『何か変だな?』ってなったこととか、ありますか?」
「…」
黙り込むマユー。
「あー…ごめんなさい。変なこと訊いちゃいましたね」
「いえ」
おもむろに、マユーが片手を上げた。
「ちょっと待って下さい。今、頭の中で整理してます」
それから、ぽつりぽつりと話し始めた。
「…ドゥームズ研究は、実際のところ違和感の連続で…特にオルゴン力学をやってた身からすると、ドゥームズとクラウドバスターの類似性に嫌でも目が行くんですけど…」
「さっき言ってた、黒雲と」
「しーずーかーにー聞ーけーっ! …失礼。細かい共通点を挙げればキリが無いので後でお送りしますけど、ドゥームズの詳しい構造や生態が分かっていなかった頃から、どうしてクラウドバスターシステムの発想に至ったのか、考えると恐ろしくて…」
段々と、早口になっていく。
「だって焼夷弾も核も、中性子爆弾さえ効かない相手に、ピンポイントでオルゴンが効くなんて普通考えます? 大昔のオカルトを実証したは良いものの、今日に至るまでろくすっぽ実用化できてなかったものを…確かに極地制圧から4年のスパンがあったとは言え、初めて人のいる地を襲った『ドゥームズ・デイ』の時には既に試作品が出来上がっていて、それも丁度ドゥームズが襲撃した日本に用意されていて、パイロットも工面して…あまりに虫がよすっ」
息が切れたのか、ゼエゼエと喘ぎながら言う。
「…良すぎる」
「博士が怪しいって、そう言いたいのか」
ユウナが、マユーを睨む。
マユーは、臆すること無く頷いた。
「その通り。オルゴンで以てドゥームズを倒せると最初に宣い、クラウドバスターシステムを提唱し……そして、『自ら実行した』のが、アイツだから」
「…えっ?」
アキラが、目を見開いた。
「『自ら実行した』? それって」
マユーが、頷いた。そして、答えようとしたその時、ユウナが彼女を制止した。
「ユウナ…」
「…もう良い。オレが話す」
彼は、震える息を吸い、そして言った。
「ドゥームズ・デイの日、2機のクラウドバスターが出撃した。一機はガリバーにやられた『クラウドバスター・ローンウルフ』。そしてもう一機が、『クラウドバスター・プライマス』。操縦者はオレと……」
3人を順に見て、続ける。
「……パイロットX#1、エリザベート・ライヒ博士だ」
今夜はここまで
今の内に安価だけ投げとこう
↓1〜3でコンマ最大 明日は何をする?(4/7日目)
トレーニング
女の子3人と話し合い個別でデート
ジャンケンの結果カオリと最初にデートすることに
ケツァルカトルって>>234-243に出てきた怪鳥のことでおk?
そうです
今日はしんどいので更新はない
蒸し暑いトレーニングルームに、マシーンの軋む音だけが響く。アキラとセレナは言わずもがな、カオリでさえ派手に呻いたりはせず、黙々と鉄アレイを上下している。
ユウナは、そこにはいなかった。
「…ねえ、セレナ」
「…What」
「あんたって、どうしてクラウドバスターに、乗ろうと思ったの」
バーを上下に動かしながら問うアキラ。セレナは、ペダルを蹴りながら答える。
「ドゥームズを、多く殺すため」
「ドゥームズが、憎いの?」
「ええ。奴らは…私の、大切な人を、殺した」
「そうなんだ」
沈黙。
再び、アキラが問う。
「…ユウナは、何で戦ってるんだろ」
「彼も、家族を殺された、んじゃないの」
「えっ?」
アキラの手が止まる。
「どうしてそう思うの?」
セレナも、手を止める。
「彼に、同じ質問をされたの。クラウドバスターのパイロットになったのは何故かって。ドゥームズ
を殺すためと答えたら、真っ先に親を殺されたのか訊かれた。きっと彼もドゥームズに親を殺されたから、そう思ったのよ」
「それは無いよ。だってユウナ、オレに家族はいない、家族がいないことを憐れむ気持ちも分からないって、前に言ってたもん」
「What?」
眉をひそめるセレナ。
「じゃあ、どうして…」
「…やっぱ」
そこへ、カオリが控えめに口を挟んだ。
「博士、なんじゃないですかね…?」
…
自室にて。机の前に座って、ユウナはじっと昔のことを思い出していた。
彼には、生まれてから7歳までの記憶が無い。
物心付いた時、彼はアメリカにいて、広い家で1日の半分を独りで、そしてもう半分をライヒ博士と2人で暮らしていた。彼女が、彼の家庭教師であった。彼は、学校に通ったことが無かった。
その頃、彼女はまだ博士号を持っていなかったし、研究の話が2人の間で出ることも無かった。ユウナは彼女を『リザ』と呼んだ。彼は彼女を大切に思っていたし、一緒にいる時は食事も、入浴も、寝る時も一緒で、少しも疑問に思わなかった。
「…」
11歳の頃、彼はリザと共に日本に渡ってきた。この頃にはリザは博士号を取っており、それまでとは比較にならないほど忙しくなった。その頃彼は、初めて同世代の他人と接した。そして、『家族』という概念を知った。
親がいない子供なんて、珍しくない。血縁亡国論が廃れて久しいが、それでも我が子をAI管理された育成施設に引き渡す夫婦は今でもいる。
しかしユウナは、人並みに家庭の中で育った子供たちを見た。父に叱られたと泣く子を見た。母に褒められたと喜ぶ子を見た。兄弟を失ったと、塞ぎ込む子を見た。家族とは、そういうものだと思った。
故に、彼は言った。
「リザは、ぼくの家族なんだね」
___リザは、はっきりと、「違う」と言った。
この瞬間、彼の世界から、彼の『家族』は永遠に消えた。
「パイロットY#2」
「! 誰だっ!?」
立ち上がり、振り返る。そして、息を呑んだ。
「お、お前は…」
「決戦の時が近付いています」
それは、有無を言わさぬ勢いで彼に歩み寄ると、そのままベッドの上に押し倒した。
腰の上に跨り、胸に両手を置く。
「従来のクラウドバスターでは対抗不可能です。あなたとわたしが結合することで、直ちに最大戦力を得ることが可能です」
「そ…そんなの知るかよ!」
ユウナは叫んだ。
「大体、お前は何者だ?」
「それは、あなたがご存知の筈」
「知ってるから訊いてるんだ! だって…あいつは、もう」
「ユウナ?」
突然、部屋のドアが外からノックされた。
その瞬間、それは跡形もなく消え去った。
「そろそろお昼にするけど、どうする?」
「あ、ああ」
ドアを開け、顔を覗かせるアキラに、ユウナはベッドから降りて歩み寄った。
「オレも行く。午後からは、オレもトレーニングするよ」
…
「ふぅー、今日も追い詰めた!」
ストレッチを終え、伸びをするアキラ。その隣でノビるカオリに、まだストレッチを続けるセレナ。
「…さ、汗流しに行こっかな」
誰にともなくそう言うと、彼女はちらりとユウナを見た。そうして、妖しげに目を細めた。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
全員で風呂に入る
カオリを介抱する
…
「日本人って、いつもこうなの?」
「み、皆が皆こんなことしないですよ…」
呆れ気味に言うセレナに、湯船の隅から答えるカオリ。ユウナとアキラは、そんなやり取りなどお構い無しで、隣りあった椅子に座って身体を洗っている。
「そう言えば、大河内さんから誘われてるの、明日だよね。行くの?」
「明日考える」
頭を洗いながら、ユウナは短く返事する。胸をスポンジで擦りながら、アキラがまた尋ねた。
「そう言えばさ」
「うん?」
「さっき、部屋で何か叫んでたけど、アレ何?」
「!」
ユウナはどきりとした。
先程の出来事を、彼女に話しても良いものだろうか…
↓1
①話す
②話さない
2
「…いや、何でもない」
迷った末、話さないことにした。
あれに触れるとなると、必然的にドゥームズ・デイの詳細に触れることになる。既にある程度は話してしまったが、これ以上はまだ伏せておきたかった。
…
翌日。
サイドから誘われている、出撃前パーティの日だ。もし行くなら、午前中に返事することになっている。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?(5/7日)
①行く
②行かない(代わりにどうするか明記)
1
今夜はここまで
安価下
1
1
パーティに参加する旨をメールすると、すぐに返事が来た。
”こちらの居住区はNE01です。15時から開始の予定なので、良い時にお越しください”
「まだ結構時間がありますね」
カオリが言った。
「どうします?」
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
アキラおススメの映画をみんなで見る
カオリが借りてきた映画を見る
パーティーで着用する服を選ぶことになり、女の子達のファッションショーみたいになる
「そうだ!」
不意にアキラが声を上げた。
「どうした?」
「折角お呼ばれしてるんだし、いつもの格好じゃ失礼じゃない?」
「言われてみれば」
「Sure…」
「…」
同調する女2人。きょとんとするユウナ。
「試着ができる通信販売があるらしいから、良いのを選んでみようよ」
…
端末から、ショッピングサイトにアクセス。各々服のサイズを入力し、気になる服を片っ端から選択していく。
1時間後。宅配物のゴンドラに乗って、大きな箱が運ばれてきた。
↓1〜次回の更新まで 試着する服の詳細(それぞれ、誰が着るかも併記。ユウナも可)
そして今夜はここまで
安価下
ユウナにはバシッとタキシードで決めてもらおう
女装させるよりも逆にかわいく見えるというオチ付きで
セレナ
マーメイドドレス
カオリ
ラヴチャンのコスプレ衣装
カオリ
ちょっと冒険して大人っぽいセクシーなドレス
カオリ 黒を基調としたチャイナドレス
アキラ スリットの深い青のチャイナ服
なんか最近安価に選ばれなかったり、選ばれたとしても他の二人と毛色が違うネタ安価でカオリ不遇だなぁ
アキラとセレナの衣装案もうちょっと欲しい
複数案採用か
セレナ 上品さと煌びやかさを合わせ持った刺繍が施された和服
アキラ
ベージュ色のIラインドレス
各自(ユウナ除く)3つずつ出たら締め切ろうかな
あとラ『プ』チャンだ、二度と間違えるな
セレナ
Xラインの黒のドレス
アキラ
和ゴス
「じゃあ、着替えてくるね」
それぞれ注文した服を手に、部屋へと引っ込んでいった。
…
「ち、違うんです! カタログに、第1期の復刻版が載ってたからつい」
必死に弁明するカオリ。彼女が着ているのは、燕尾服とビキニを合わせたような露出の高い服に、パンツ丸出しのフリフリスカート。そう、魔法少女ラジカル☆ラプチャンの衣装である。
「そっ、そういうアキラさんだって!」
「んー?」
アキラはアキラで、黒い和服にフリルや鎖を付け、下をミニスカートにした服を着ている。
「ちょっと、気になっちゃった」
「何をしているのよ」
呆れるセレナ。彼女は肩口とスカートの広がった、Xラインの青いドレスを着ている。シンプルだが、品のある佇まいだ。
「…まあ、流石にこれでは行きませんよ」
カオリは首を横に振った。
…
「ちょっとカオリ、真似しないでよ」
「それはこっちの台詞ですって!」
アキラは深いスリットの入ったセクシーな青いチャイナドレス、カオリはと言うと、これまた黒地に金糸で模様の入ったチャイナドレスであった。
「あのね、あなた達、真面目に選ぶ気はあるの?」
水色のグラデーション模様のマーメイドドレスを纏ったセレナが、溜め息を吐いた。起伏に富んだ彼女の体型に、この着こなしの難しいドレスが非常にマッチしている。
「暴力だ! 遺伝子の暴力だ!!」
カオリが喚く。
「…大丈夫、次は真面目に選んだから」
…
「…おお」
思わず嘆息するユウナ。
セレナが着ているのは、何と和服。青色中心だった先程までとは打って変わり、綺羅びやかな紅白色で、派手ながら上品な刺繍も入っている。
「ど…どうかしら」
「そうきたかぁ」
腕組して頷くアキラ。彼女は、今度はシンプルにベージュ色のIラインドレスを着ている。線の細い服だけに、彼女の体型が殊更強調される。
そんな2人を、ぼうっと眺めているカオリ。すっかり萎縮していた彼女の背中を、ユウナが叩いた。
「シャキッとしろよ」
「ひっ…だ、だって、やっぱりうちには、こんな服は」
彼女が勇気を振り絞って纏ったのは、紫色のドレス。背中は大きく開いており、胸元も谷間を強調するように切れ込みが入っている。スカートも、左の腿をむき出したアシンメトリーだ。
「そんなことないよ」
アキラが、笑顔で肩を叩いた。
↓1〜5 多数決
それそれどれにする? 3人全員に投票
(例)
アキラ→Iラインドレス
カオリ→チャイナ
セレナ→マーメイドドレス
なおラプチャンは流石にナシな
アキラ→Iラインドレス
カオリ→紫色のドレス
セレナ→マーメイドドレス
アキラ→Iラインドレス
カオリ→チャイナ
セレナ→マーメイドドレス
アキラ チャイナ
カオリ セクシー
セレナ 和服
アキラ スリットの深い青のチャイナ服
カオリ ちょっと冒険して大人っぽいセクシーなドレス
セレナ 上品さと煌びやかさを合わせ持った刺繍が施された和服
セレナ→和服
アキラ→チャイナ
カオリ→紫色のドレス
…
約束の時間の30分前には、4人はゴンドラに乗ってサイドたちの居住区へと着いていた。
結局、アキラは青いチャイナドレス、セレナは紅白の和服、そしてカオリは思い切って紫色のドレスを選んだ。
「…他の居住区に行くのは初めてだな」
ユウナが呟いた。彼も、珍しくタキシードと正装だ。
「えっと、呼び鈴的なのは…」
ゴンドラから降り、辺りを見回していると、奥から一人の女が走ってきた。
「あああっ、はっ、お早い到着で……ええっ!?」
ぼさぼさ髪でジャージ姿の女は、4人を見るなり素っ頓狂な声を上げた。
「どっ、どどどどうしっ、どうしよ…」
「サイドさんのパートナーか?」
ユウナの質問に、彼女はこくこくと何度も頷いた。
「いっ、いっ、イナバですっ、あのっ、サイドくんは奥で…」
「…早く来すぎたかしら」
セレナが、やや声を張り上げて言った。途端にイナバが竦み上がり、首をぶんぶんと横に振った。
「ひぃっ!? そそっ、そんなことななないっ、ですっ。おおお奥に、案内します」
そう言うと、カクンと後ろを向き、小走りに進み始めた。
「ひょっとして、何か間違えてましたかね…?」
服の背中や胸元を気にしながら、カオリが小声で言った。
「どうなんだろ。イナバさん、随分ラフな格好だけど」
「ここっ、こっ、こちらに、どうぞ」
広いリビングを抜け、裏の扉を出ると、そこは木材の張られたテラスであった。
外に出た瞬間、セレナがピクリと反応した。
「この匂い…」
果たして、テラスの真ん中には大きなコンロが据え付けてあって、その前に屈み込んで1人の男と、2人の女が火熾しに励んでいた。
「…よし、点いたぞ」
言いながら男が振り返る。そして、4人の姿に気づき、絶句した。
緑色の地味なシャツに着古されたオーバーオールを穿き、軍手をして顔に煤まで付けた男。厚着の上からでも分かる筋肉質な肉体に反して表情は穏やかで、意外にもアキラと同じくらい、セレナよりもずっと低い身長であった。
「あっ、もう到着しちゃったの? ごめんなさいね、今」
遅れて振り返った片方の女も、畏まった4人の姿に目を丸くした。
「…ささ、サイドくん、ど、どうしよ」
「あー…ツツジさん、一昨年の式典で着たスーツ…あれ、どこに仕舞ったか覚えてるか」
4人は、全力で止めた。
…
「お野菜焼けましたよー」
ユキナという名の女が、ナスやピーマンなどの野菜を皿に取り分ける。
ユウナたち4人は綺羅びやかな服装で、立ったまま炭火焼きの肉や野菜を味わっていた。
「いやー、申し訳ないことをした」
タレの入った皿を手に、サイドは頭を掻いた。
「こちらの言葉が足りなかったせいで、変に緊張させてしまったか。ちょっとしたバーベキューパーティのつもりだったんだが」
「いえ、とんでもないです。こっちが勝手に勘違いしただけで」
すぐにアキラが手を振った。
「えっと…改めて、アキラです。クラウドバスター・サヴェージの」
「うぇっ? あっ、どうも、カオリです…うちはマジカルで、この前はお世話になりました」
「クラウドバスター・ヴェノムのパイロット、セレナ・アンソニーよ。Mr. 大河内、お会いできて光栄です」
「ああ、ご丁寧にどうもありがとう」
「サイドさんと、ヤゴローのパイロットをしてました、大河内ツツジです。この度は来ていただいてありがとうございます」
恭しく頭を下げる、サイドと同年代の女。暗い茶髪を肩まで伸ばして、白い七分丈シャツとジーンズの上から、エプロンを付けている。背は高くないが、脚が長い。
「…ユウナだ。明後日から、よろしく頼む」
「ああ」
それぞれ握手を交わす。ユウナの手を握った時、サイドはニヤッと笑って、小声で言った。
「…もう少し小さいのかと思っていたよ」
「!」
それを聞いて、ユウナは思わず返した。
「もう少し、大きいのかと思ってた」
「ステルス機のコックピットは、オルゴンボックスの比じゃなく狭くてね。身長が高いと却って不利なんだ」
そこへ、2人の女が歩いてきた。2人の間に手を繋がれてやって来たのは、小さな男の子であった。
「紹介しよう。ツツジさんとおれの息子、マイルだ」
手を離した途端、ツツジの後ろに隠れるマイル。サイドは苦笑した。
「…この通り、人見知りだ」
「こんにちは」
しゃがみ込み、笑顔で挨拶するアキラ。マイルは泣きそうな目で瞬きした。
「アタシたち以外には慣れてないからね〜」
連れてきた女の一人が言った。赤毛で華奢な体格の白人であった。
「でも、可愛いでしょ。毎晩、誰がお風呂に入れるかで取り合いになるんだよ」
「こちらはメイア。セレナ君なら分かるんじゃないか? オロチのパイロットだ」
「ども〜」
「でも、ユウナさんも…」
「…」
もう片方の、大柄な女が言いかけて、ユウナの目つきに気付いて口を噤んだ。
「…その、タキシード似合ってますよ。とってもかわ、じゃない、カッコいい」
「フミコだ。彼女は一番最近ここに来た。クラウドバスター・ドウジとして、今度の作戦に参加する予定だ」
食事や会話が弾み、時間が過ぎていく。秘蔵のワインも持ち出して、宴会の様相を呈してきた。
「国防軍時代を思い出すよ」
赤い顔で、サイドが言った。
「OB会になると、おれたち現役はどこまで気をつければいいやら、ヒヤヒヤしながら酒を飲んだものだ。それこそ、ジーパンなんかで来るOBを、君たちみたいにめかしこんで出迎えたものだよ…」
「はあ…」
酒が飲めないユウナは、努めて耳を傾け、相槌を打つ。同じく飲めないカオリも同様だ。19歳のアキラとセレナは、向こうで白ワインに舌鼓を打っていた。
↓1〜3 会話の話題
それぞれのパートナーたちについて
マイルの遊び相手をする
クラウドバスターについて
「…ときに、パートナーたちとは上手くやってるか」
「それなりに」
ちらりと隣のカオリを見て、それから向こうの2人を見る。カオリが頷いた。
「良いと思いますよ。その…時々、だいぶエッチですけど」
「ははっ」
軽く笑って、ワインを一口。
「それくらいの甲斐性が無いとな」
「あんたはどうなんだ。7人も抱えて、大丈夫なのか?」
「ああ。だが、おれ一人の力じゃないさ」
グリルの側で、黙々と肉を焼くツツジに目を遣る。
「彼女が纏めてくれてるのが、何より大きいんだ」
「パパ…」
そこへ、マイルがとことことやって来た。
「どうした、ママやお姉ちゃんたちは?」
彼は答えず、恐る恐るユウナの方へと近寄った。
「…な、何だよ」
「…お姉ちゃん?」
「っ!?」
思わず身を乗り出しかけて、カオリに腕を引っ張られた。
「ユウナさん! …ボク、この人はお兄ちゃん。オーケー?」
「おにいちゃん…?」
「おれ以外の男に会う機会が、そもそも無かったからな。珍しいんだろう。…マイル、ママたちのところへ行こうか」
「…いや」
ところが、ユウナはサイドを止めた。それから、マイルの目の前にしゃがみ込んだ。彼の目を見て、言う。
「ユウナだ。お前、名前は?」
「…マイル」
「そうか」
ぎこちない手付きで、小さな頭を撫でる。
「子供の相手が得意なんだな」
「そういうわけじゃない。ただ、こういう風に扱われたことがある、ってだけだ」
「…そうか」
サイドは静かに頷いたが、それ以上は追求しなかった。
結局、屋内から椅子を持ってきて座ることにした。ユウナの膝の上には、マイルが座っている。
「あんた、元々空軍だったってな。…クラウドバスターは、どう思う」
「どう、と言われてもなぁ」
サイドは考え込むようにグラスに口を付けた。
「…見ず知らずの若い女性の初めてを奪い、命懸けの状況で肌を重ねる…客観的に見れば、とんでもない兵器だよな」
「ああ、オレもそう思う」
「だが…3年も乗っていると、これ無しの人生はもはや、想像できない」
「…」
黙りこくるユウナ。サイドは、彼の目をじっと見た。
「…国防軍からネストに移るに当たり、過去の戦闘記録は全て閲覧した」
「!」
「ドゥームズ・デイに出現した、4体のドゥームズも…2機の、プロトタイプのことも」
彼は、深い溜め息を吐いた。
「…兵士でもない、13歳の子供が背負うには、あまりに酷い運命だ。その時に、おれがあの場にいなかったことを、まず悔やんだ」
「そ、そんなこと」
思わず口を挟んだのは、カオリ。
「サイドさんだって、長い間一人でこの国を守ってきて…その間に、ツツジさんは2回も」
「カオリ君」
「っ!」
突然、サイドが低い声で言った。
「その話は…マイルには生涯しないと、決めている」
「っ…ご、ごめんなさい…」
涙ぐむカオリ。サイドは、慌てて両手を振った。
「あ、ああ、済まない。怒ったわけじゃないんだ。気に病まないでくれ」
それから、取り繕うように外に目を向けた。
「…もう、日も暮れてきたな。明日は朝からミーティングだ」
「ああ」
「君にとっては、遺恨の一つだろう。過去の借りを返す、またとない機会だ」
「…そうだな」
膝からマイルを下ろし、椅子から立ち上がる。
「…ちょっとは、マシになると良い。よろしく頼む」
それから、他の女性たちと会話するアキラとセレナに声をかけた。
「そろそろ帰るぞ」
「えー、もう帰っちゃうの?」
「明日も朝早いからな。…セレナ、肉ばっかり食ってんじゃねえよ」
今夜はここまで
午前10時。8人のパイロットと2人の研究者、そして1人の男が、ネスト地下の会議室に集まっていた。
「…ごめんなさいね、こればっかりは、関わらないわけにはいかないわ」
「…」
ユウナは黙ってそっぽを向いた。
ライヒ博士は、寂しそうに笑うと言った。
「何はともあれ、これで揃ったわね。知らない人もいると思うから、改めて自己紹介しましょう。……私は、エリザベート・ライヒ。今回の作戦の統括責任者をさせてもらうわ。こちらは」
「ドゥームズ研究所技能主任、マユー・アイリス」
ぶっきらぼうに名乗ったのは、先日ユウナたちを研究所に呼んだ、マユー・アイリス研究員。相変わらず長い髪はぼさぼさで、曇った分厚い眼鏡をかけている。
「アー…ドローンや、クラウドバスターから送られた映像を元に、リアルタイムでドゥームズの解析を行い、皆さんに還元します、ハイ」
そこまで言って、彼女は何気なくアキラの方を見た。
目が合った瞬間…アキラは、マユーの目が怯えているのに気付き、ぎょっとした。
「彼女は、私の大学時代の同期なの」
「…そーです」
「次に、こちらは」
ライヒが、隣に立つ黒人の男を示す。
「今回の作戦の、輸送部隊を率いるジェイス・バードマン中佐よ。彼はクラウドバスターのパイロットではないけれど、輸送機連隊の指揮官として西海岸の奪還に貢献したの。今回は、我が国初めての遠方作戦ということで、オブザーバーも兼ねて招聘したわ」
「わたしは、ジェイス・バードマン、です」
太い声で、彼は言った。日本語で話したのはそれだけで、すぐに早口の英語で話し始めた。一瞬遅れて、首から提げた翻訳機の音声が追いかける。
「今回の作戦で、偵察ドローンと無人輸送機隊の旗艦に搭乗します。作戦の概要は、後で話します」
「次に、いよいよ今回の主役、クラウドバスターのパイロットたちを紹介するわ」
テーブルの上に、立体ホログラムが浮かび上がる。まず現れたのは、バランスの良い人型で背中に2本の短剣を差し、腕に蛇型ドローンを巻きつけた、クラウドバスター・コウガ。
「パイロットY#3、大河内サイドだ。よろしく。コウガが出ているということは、ユキナ君かな」
「ユキナです」
黒髪をショートカットにした、小柄な女が頭を下げる。昨日のバーベキューパーティで、ツツジと一緒に肉や野菜を焼いていた、おとなしそうな雰囲気の女だ。
コウガが消え、次に現れたのは大きく翼を広げた、銀色の鳥。しかし、鋭い鉤爪の生えた足は3本あった。
「これはクラウドバスター・カラス。見ての通り、飛行能力を持つ」
「そしてあーしが、カラスのパイロットのクロハって訳よ!」
ぎょろりと目の大きい女が、ずいと身を乗り出した。随分と若そうな見た目だ。15歳くらいに見える。
「クロハは、クレードルのエリートでね。おれのところに来たのが16歳の頃だ。カラスは、戦闘というよりは偵察を主にすることになるだろう」
カラスが消え、最後に現れたのは無骨な巨人。手には青いオルゴンの光を纏った、長い棍棒を握っている。
「そしてこいつが、おれたちの主力機、クラウドバスター・ドウジだ。ツツジさんが子育てに専念するようになってからは、こちらが最大火力を担っている」
「お願いします」
昨日の大柄な女が、長躯を縮めるようにお辞儀した。
「…あっ、フミコっていいます」
続いて、ドウジの代わりにクラウドバスター・サヴェージが投影された。
「…ユウナだ」
ジェイスの方を見て、彼は名乗った。
「まず、アキラとはクラウドバスター・サヴェージに搭乗する」
「あたしがアキラです。サヴェージは近接型で、スピードと火力重視の機体です。見ての通り、脚が弱点だけど」
マジカルが投影されると、カオリが口を開いた。
「あっ、カオリです。うちのはクラウドバスター・ラプチャン…じゃなかった、マジカルです。能力は、色々…っていうか魔法少女ラジカル☆ラプチャン第一期を見れば大体分かりますんで…駄目?」
最後に、ヴェノムが投影された。
「…クラウドバスター・ヴェノム。私がパイロットのセレナ・アンソニーよ」
「…」
ジェイスの眉がぴくりと動いた。
「防御力、再生力に優れている。腕からは毒を流し込むこともできる。その代わり、機動力や火力は低い」
「あなた…」
ジェイスが何か言いかけて、黙った。
「じゃあ、作戦の概要を話しましょうか」
ヴェノムの画像が消え、次に浮かび上がったのは、毛むくじゃらのイノシシめいた怪獣だった。
「これが今回のメインターゲット、『ポリボア』よ。ドゥームズ・デイに東海地方に現れた4体の内、こいつだけがプロトタイプの追撃を逃れて九州地方に逃げ、居座った」
イノシシの足元に、小さな九州を模った地図が浮かび上がる。
「直近のドローンからの写真によると、まだ阿蘇外輪山の中心に居座っているみたい。でも、九州は全域が既に壊滅状態にある」
地図の陸地が、真っ赤に点滅した。
「これは、ポリボアの性質によるもの。このドゥームズは、見た目は巨大なイノシシに見えるけれど、実際は小さな針の塊よ。そして、この針の一つ一つが独立した生命体であることが分かっている」
地図の脇に、細い針状の物体が表示される。マユーが付け加えた。
「小さいと言っても、人の背丈くらいはあります。こいつが時速30kmくらいで飛んできて、刺さったりします。端的に言って脅威です。単独では、あまり他の個体と離れて行動はできませんが」
縦横無尽に飛び回る、茶色い針。飛びながらその先端が二股に割れ、やがて2本に増殖した。
「また、緩やかにですがこいつは増殖します。本当に緩やかに、ですが。どのくらい緩やかかというと、クラウドバスター・プライマスにぶった斬られた身体3分の1が今のサイズに戻るのに3年かかるくらいには緩やかです。従ってちょっとぐらい残っても慌てる必要はありません」
「…」
硬い顔のユウナ。心配そうに彼に視線を向ける3人の女。
「一番の問題は、九州全域を覆う黒雲です。いつ新たなドゥームズが出てきてもおかしくありません。というか、既に数体確認してます。作戦中は、ポリボアだけでなくそいつらにも対処しないといけません。まあ、こちらでナビゲートします」
そこまで進んで、ようやくジェイスが口を開いた。
「作戦中の物資支援について説明します。カタパルトによるクラウドバスター輸送に先立って、輸送機連隊を飛ばします。黒雲下でも行動可能な偵察ドローン30機と、大型無人輸送機6機、我々指揮隊の乗る有人機1機です。輸送機の中身は、簡易ドックです」
今まで表示されていたポリボアの画像が消え、代わりに金属の柱と透明な隔壁で構成された箱が浮かび上がる。
「この中でのみ、クラウドバスターは機体換装を行うことが出来ます。また、第2陣からは補充用ナノマシンもお送りします。この簡易ドックを、九州の6箇所に投下・設置します」
福岡、熊本、鹿児島、大分、宮崎、佐賀に光の点が灯る。
「また、食糧や消耗品なども供給する予定ですが、輸送機はドゥームズに対して無力ですので、予定通りにいかないことがあります。全力は尽くしますが」
「頼りにしている」
サイドの言葉に、ジェイスは親指を立ててみせた。
ライヒが再び口を開く。
「クラウドバスターの行動は、いつもの出撃とそう変わりないわ。起動した状態でカタパルトに載せ、北九州めがけて飛ばす。着陸後から作戦開始よ。作戦中は、2機が離れる事態は避けて。できるだけ早く戦闘区の全容を把握し、伝えるから、無理に索敵しようとはしないでね。あくまで安全が第一だから、作戦続行が困難と判断すれば、すぐに撤退を指示するわ」
「…」
ユウナが鼻を啜った。彼を一瞬だけ見て、彼女は問いかけた。
「以上、こちらから伝えることは全部だけど、何か質問は無い?」
「クラウドバスターを動かせるのは2人だろう。残りのパイロットXはどうする?」
サイドの質問に、ライヒはぽんと手を打った。
「そうだった。…操縦には参加できないけれど、オルゴンボックスに搭乗はできるわ。作戦中は常に全員がオルゴンボックスに搭乗し、操縦者以外は待機することになる。AIを調整して、シートベルト完備の席を作ってもらうわ」
「分かった」
サイドが頷いた。
↓1〜3 作戦に関する質問
あ、とくに無いなら無いって書けばOK
安価下
無さそうなので進める
「…他には、特に無いみたいね。今回のミーティングの内容は後で居住区の端末に送っておくから、確認してね。じゃあ、明日から頑張りましょう」
…
居住区に戻ってきた。昼食も終え、午後からはまた自由時間だ。出撃前、最後の安息の時となるだろう。
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
皆と軽く散歩
昔のホームドラマの再放送を見て、何となく未来の家族予想図について語り合う
4P
…
居住区に戻ってきた。昼食も終え、午後からはまた自由時間だ。出撃前、最後の安息の時となるだろう。
4人は…誰からともなく、あまり使われることのなかったラビングルームへと向かい、そして扉を閉じた。
「…ユウナっ」
ユウナをベッドに押し倒すと、アキラは激しく唇を重ねた。前歯をぶつけ、舌を絡め、唾液を混ぜ合いながら、彼女はズボンに手をかけた。
ところが、その手が目当てのモノに触れる前に、セレナがユウナのズボンとパンツを脱がしてしまった。
「あっ、何するの」
「私が先よ」
セレナはベッドの上によじ登ると、着ていたシャツを脱ぎ、ブラジャーを外した。
___ばるん。
そんな音がしそうな勢いで、豊満という形容詞すら足りないサイズの乳房がこぼれ落ちた。
セレナはずっしりと重い2つの果実を両手で持ち上げると、それでユウナのペニスを挟み込んだ。
「うっ、あ」
「どう、凄いでしょ…」
みっしりと詰まった乳房が、ペニスを扱く。あっという間に固くなったそれを、更に胸の谷間で攻め立てる。
「はぁっ、うっ」
「ほら、ほら…んっ」
おっぱいの間からかろうじて出てきた亀頭を、口に含む。
「うっ!」
とうとう、ユウナが射精した。
「んっ…ぅ…」
どくどくと噴き出す精液を、口に受け止めるセレナ。強気に攻めたは良いものの、流石に精液の味には面食らったようだ。途中で離してしまったペニスを、すかさずアキラが咥え、残りのザーメンを吸い上げ、飲み込んだ。
「ん…ん…っ」
口いっぱいに液を溜めたまま、助けを求めるように辺りを見回すセレナ。そこへカオリが近寄った。
「あ…ちょっと、良いですか」
「んん……んっ!?」
突然、カオリがその口に食いつき、中身をじゅるりと吸った。
「んぐっ…ん…んくっ…っはっ!」
ごくりと飲み込んで、一言。
「…うぇ、やっぱまっず」
「おい…オレを置いてけぼりにするなよ」
アキラの口の中で堅さを取り戻したイチモツに、ゴムを被せながら言う。
そのままベッドの上で胡座をかいて、問う。
「誰から行く?」
「アタシが」
「私が」
同時に言いかけて、同時に黙る。
「…アキラ」
「! うん」
急いで服を脱ぎ、裸になる。筋肉に覆われた、起伏の豊かな身体が露わになる。
彼女はベッドの上に仰向けになると、脚を広げて陰唇を指で開いた。
「早く、挿入て…」
コンドーム越しに紅い媚肉に触れると、既に熱く濡れていた。
そのまま、腰を押し進めた。
「ふぁ、あんっ…♥」
柔らかい膣穴が、ユウナのペニスを包み込んだ。
すぐに出してしまわないよう、ゆっくりと腰を振る。
「んっ、んっ、んぁっ♥、あぁっ♥」
腰がぶつかると、膣がきゅっと締まり、彼の形に馴染んでいく。
無心に腰を振るユウナの後ろから、セレナが両腕を回した。
「!」
「じっとしてるのは、性に合わないの」
言いながら彼女は、後ろから彼の乳首を指でつまんだ。
「っ!?」
「ここでも気持ちよくなるようにしてあげる…」
「はんっ、邪魔、しないでっ! あっ♥」
ユウナの腕を掴んで引き寄せ、胸に抱きしめる。
「はっ、好きっ、ユウナっ…大好きっ…♥♥♥」
「っく…っ!」
にわかに抽迭が止まった。びくびくと腰の震えを感じながら、アキラが囁く。
「ユウナ…この戦いが終わったら…一緒に」
「交代よ」
今度はセレナが彼を引き寄せ、胸に押し付けた。くるりと返し、ベッドに仰向けに倒すと、精液の溜まったコンドームを剥がしてペニスを口に咥えた。
「んむっ…」
「はぁっ…何よ…こないだまで、下手くそだったくせに」
「んっ、鍛錬を、欠かさないのよ…私はね」
そうは言うものの、手練手管とは程遠い単調なフェラだ。しかし、それは彼女は美味そうにやる。じっとりと舌を這わせ、じゅるじゅると吸い、滲んだ汁を飲み込んでいく。
硬くなったペニスを吐き出すと、セレナはその上に跨った。
「ストップ! ゴム付けて!」
慌ててアキラが、上を向いた肉棒にゴムを被せる。
セレナが、腰を下ろす。
「Ah…♥」
熱い肉のひだが、貪欲に絡みつく。騎乗位で腰を振ると、ユウナの遥か頭上で2つの巨乳がばるんばるんと揺れた。
「はっ、はっ、あっ…yeah…」
ぎし、耳元でそんな音がして、ユウナの顔に影がかかった。
いつの間にか枕元にカオリがいて、膝立ちで彼を見下ろしていた。
「こ、ここからだと、スカートの中が丸見えで…」
薄暗いスカートの中に、ピンクと白の縞々パンツが見える。
「あっ♥ エッチ…で、更にパンツを…」
スカートの中に手を入れ、ゆっくりと下着を下ろす。
「あっ、あっ…つるつるパイパンまんこ、見えちゃう…♥」
「んっ、はっ、はっ」
一方、セレナは休まず腰を上下させながら、両手をユウナの胸に這わせた。
「背丈は小さくても…ここは、男のカラダ…♥」
「はっ、鍛えてる、からなっ」
「Aha !」
下から突き上げられて、セレナが悶える。負けじと、腰を打ち下ろす。
ユウナの顔を跨いで、カオリがオナニーを始めた。
「はっ…んっ、ひ…」
「はっ、ah、あっ、んっ…」
ユウナは、下からカオリの脚に手を伸ばし…ぐいと引き寄せた。
「ひんっ!?」
同時に、腰を強く突き上げる。
「Oh♥」
とろけたカオリの秘部に舌を挿れながら、セレナの膣内に射精した。
「もう終わり…?」
渋々ユウナの上から降りると、今度はカオリが彼の腹に跨った。
「はっ、ユウナさん…」
腹筋に股間を擦りつけながら、言う。
「明日からの作戦…マジカルも、使いますか」
「使うかもな」
「んひっ…うち、今、超絶危ない時期なんですけど…」
薄赤色の目をギラギラさせながら、熱に浮かされたように言う。
「でも…仕方ないですよね。大事な戦いですもんね。アキラさんには悪いけど…ユウナさんの第一子は、うちが産んじゃいますね…」
ワンピースを脱ぎ捨て、16歳に似合わぬ豊満な乳房を曝け出すと、彼の鼻先に垂らした。
ユウナが、その先端にしゃぶりつく。
「ひゃんっ…パパぁ…それは、赤ちゃんのぉ…」
腰をずらし、ペニスを膣の割れ目でずりずりと擦る。
「気持ちぃ♥ おまんこいぃっ♥」
中身の詰まったゴムが外れ、精液まみれのペニスがまた硬くなる。
「ひっ、硬くなったぁ♥ ごりごりっ、おまめ擦れちゃっ♥」
「カ〜オ〜リ〜…」
そこへ、後ろから乱入者。
「抜け駆けとか、冷たいな〜!」
「あひっ!?」
アキラが後ろから、彼女の腰に腕を回した。そうして、指先で彼女のへそをほじくり始めた。
「ひゃっ、やらっ♥ そこ弱っ、弱いんれすっ♥」
「知ってるよ〜。あたしも、後でいっぱい触ってもらうもんね」
「止めてっ、やめっ、ひゃあああっ♥♥♥」
「出るっ…」
素股されていたユウナも、勢いよく精液を噴き出した。
「ひゃ…びくびくっ…ひてる…♥」
…
4人が疲れ果てて、ベッドや床でぐったりと眠っている頃。ベッドの上でアキラに抱きつかれているユウナの頬を、何者かがぱしぱしと叩いた。
「っ、何だよ……!!?」
「ようやく起きましたか」
侵入者が、無機質な声で言う。
「この部屋は、オルゴンに満ちていますね。わたしとあなたが性交する時ほどではありませんが」
「お前…」
枕元の電灯を、薄く灯す。オレンジ色の明かりに、侵入者の姿が照らし出された。
↓1〜3をいい感じにMIX 侵入者の外見
なお年齢は13歳で固定させてもらいます
薄い胸 褐色の肌 白い髪 赤い瞳
常に目をつぶっている
素足で肌の露出の多目の民族衣装の様な服を着ている
口元は紫のフェイスヴェールで覆われている
抜けるように白いショートヘア。反対に肌は褐色。歳は13と、ユウナは知っている。少なくとも、彼女が彼の知る人物と同一であれば。しかし、彼の知る『彼女』は、まだ膨らみ始めの薄い胸を白の小さなチューブトップなんかで覆ってはいなかったし、色鮮やかな巻きスカートなんかも穿いてはいなかったし、南国風のくっきりした顔に紫のヴェールなんて被っていなかったし、その双眸を固く閉じてもいなかった。
「誰なんだ?」
「あなたの知る『彼女』と、同一です。お忘れなら、名乗りましょう。わたしは___」
↓1 少女の名前
エニ
「エニ」
ユウナが、先んじて言った。
「……パイロットX#2。クラウドバスター・ローンウルフ…ドゥームズ・デイで、Y#1共々ガリバーに殺された筈だ」
「ローンウルフは、当初想定されていたものではありませんでした。プライマスさえも。クラウドバスターのパイロットとして最も効率良くオルゴンを発生し、戦闘センスを持った男女として選ばれたのが、わたしと、あなた」
「だが…オレは」
「ライヒの裏切りによって、彼女を最初のパートナーにした」
「裏切りだと? 博士が…」
「博士の役割は、あなたを格納庫まで誘導し、わたしと引き合わせることでした。わたしの父親も。しかし彼女はそれをせず、自らオルゴンボックスに搭乗した。取り残されたわたしと父親はやむなく予備のクラウドバスターに搭乗し、急拵えのローンウルフとして出撃し、そして死んだ」
「死んだ…死んだんだ。何でここにいる!」
「…パイロットX#36のバイタル変化を確認」
「はっ?」
その身体が、溶けていく。
「わたしは正規の手段で、再びあなたに会いに来ます。その時が、戦いの終わりです」
「あっ、おい…待て!」
手を伸ばすも、彼女の身体は銀色の液体となって溶け、やがてどこへともなく消えていった。
「んんっ…ユウナ…?」
「…アキラ」
アキラが、彼の腕を胸に抱き寄せる。
「どうしたの…?」
「…何でもない」
ユウナは、首を振った。
…
服を脱いで裸になり、正方形の部屋の真ん中に立つ。すると彼を囲むように4本の柱がせり出した。柱の間には2枚の黒いフィルムが張られている。
柱が前後からゆっくりと近寄り、フィルムが彼の身体を挟み込んだ。そのまま空気が抜かれ、フィルムが身体に密着すると、壁面から放たれたレーザーが身体の輪郭を切り取り、胸と股間に穴を開けた。
黒いボディスーツに身を包んだ彼は、次の部屋でチェストアーマーとサニタリーピースを付け、ブーツを履いて、部屋を出た。
エレベーター前には、カオリとセレナが着替えを済ませて待っていた。
「アキラは?」
「もうすぐ来ると思いますよ」
「しばらくシャワー浴びれないから、味わって行くって」
「そうか」
肩をすくめるセレナ。
「呑気なものね」
「お前は良いのか? 当面、肉は食えねえぞ」
「っ…こ、この間食べたから、問題ないわ」
ユウナは鼻を鳴らした。
自動ドアが開き、アキラが走ってきた。
「ごめんごめん、遅くなっちゃった」
「揃ったな。じゃあ行くぞ」
エレベーターの扉が開く。4人は、白い箱の中へと足を踏み出した。
…
強化アクリルの巨大なケースが2個、レールの上を走っていく。ケースの中には銀色のナノマシンが充填され、上面にはオルゴンボックスが半分だけ飛び出ている。
牽引車には、8人のパイロットが乗り合わせていた。
「座ってゆっくり話ができるのも、暫く先の話だな」
「サイドさー、ツツジいなくて大丈夫なん?」
ニヤニヤしながら質問するクロハに、彼は深刻な顔で唸った。
「分からん。こんなことは、初めてだ…」
「行きて帰って、また会えますよ」
アキラが励ますように言った。
↓23:00まで 何か話題があれば
今夜はここまで
…
下関に着いた。関門海峡に向かって設営された簡易ドックの前で、牽引車を交代した。
ドックから離れたところには、多くの人々が集まっている。関係者はもっと近くにいるから、彼らはクラウドバスターを見に来た市民だろう。
ドックにケースを装填すると、上から伸びてきたクレーンアームがオルゴンボックスを掴んで持ち上げた。
「…では、行こうか」
「頑張りましょう」
「ええ、お互いに」
短く言葉をかわすと、それぞれタラップを上り、オルゴンボックスの前に立った。
ハッチが開く。足を踏み入れると、待機モードの灯りが灯った。
「…誰から行く?」
ユウナが、3人を見た。
↓1〜5多数決 どれで出撃する?
・アキラ→クラウドバスター・サヴェージ(>>229)
・カオリ→クラウドバスター・マジカル(>>135)
・セレナ→クラウドバスター・ヴェノム(>>360)
カオリ
アキラ
カオリ
カオリ
「…この後、カタパルトでドーン、でしょ?」
カオリが、恐る恐る言った。
「ああ」
「じゃあ、うち行きます」
カオリが前に進み出ると、ナノマシンが湧き出して操縦席を形成した。
「大丈夫なのか? 色々…」
「一人で椅子に縛り付けられてドーンの方が嫌ですよ。ユウナさんが側にいたほうが、まだマシです」
仰向けになり、両脚を上げる。ロボットアームがサニタリーピースを外すと、除毛された秘部が露わになる。
「それもだけど…」
「危ない日じゃないの?」
アキラの質問に、しどろもどろに答える。
「だ、大丈夫大丈夫。膣内に出さなければ…」
「…じゃあ、行くぞ」
ペニスを取り出すと、亀頭を入り口にあてがった。顔の横まで上げた彼女の脚を両腕で掴み、上から押さえつけるように腰を沈めた。
「ひぁ、あ、あっ…♥」
『パイロットX:カオリ パイロットY:ユウナ 結合を確認。オルゴン供給、安定』
「アキラ、座って」
「! そうだった」
壁面に形成されていた、ナノマシン製の席に腰掛けると、8本のベルトと4本のアームが伸び、2人の身体をしっかりと固定した。
ユウナとカオリにも、固定帯が巻き付く。
『クラウドバスター・マジカル、起動完了』
”…おお、繋がった”
モニターに、サイドとユキナが映った。サヴェージに似たモーターサイクル型の操縦席で、2人は後背位で繋がっている。
”当機はクラウドバスター・コウガ。そちらは、マジカルか”
「よ、よろしくお願いします」
カオリはどうにか首を回して、モニターを視界に入れる。
コウガのコックピットの映像が隅に移動し、代わりにジェイスの顔が映った。
”3時間前に輸送機連隊が発進しました。司令機は現在、北九州上空に滞空中”
ジェイスの顔が消え、無数の空撮映像に切り替わる。
”30機の偵察ドローンは、間もなく展開を終えます。安全を確認した順に、簡易ドックの設営に移ります。現時点で確認されたドゥームズは、ポリボアを除き___”
↓1コンマ
00〜10 1体
11〜40 2体
41〜80 3体
81〜98 4体
99 5体
はい
目を凝らすと、小分けにされた映像の内3つに、動くものが映っている。
”2体。北西に1体と、南部に1体。各個撃破が可能と考えます”
映像が消え、クラウドバスターの外観に切り替わる。アクリルケースが展開し、カタパルトの土台がスライドしてくる。そこから、無数の金具がせり出して、2機の脚をがっちりと固定していく。
がくん、機体が動き始めた。
「あ、あ、あ…」
震え始めるカオリ。
「き、緊張するね」
「…」
カタパルトがレール上を滑り、陸地の端まで移動する。オルゴンボックスの壁面の全周が外の風景に切り替わると、目の前は既に海であった。
関門海峡を隔てたほんの向こう側が、九州。人も文明も絶え、怪獣に支配された地。
”リニアカタパルト、準備完了。射出用意。29、28、27…”
「今度は漏らすなよ」
「ぜ、善処します」
「…セレナ、何か言うことないの」
”17、16、15…”
「パラシュート降下訓練みたいなものだわ。恐れることなんて無い」
「おい、そろそろ口を閉じたほうが良いぞ」
「ふぅぅ…っ、お゛えっ…」
”6、5、4、3、2”
「ゆ、ユウナさん…うち」
「後にしろ、舌噛むぞ」
「今じゃないと! う、うち、ユウナさんのこと…す」
”1、ゴー!!”
次の瞬間、凄まじいGが4人を襲った。
「すい゛ぃぃぃぃ!!! …んぐっ、ん゛んーっ!?」
すかさず口にボールギャグを詰められるカオリ。
「くうぅっ…!」
「っっっ…」
後ろの2人も、歯を食いしばって衝撃に絶えている。
涙と鼻水とよだれで顔をべちゃべちゃにしながら……カオリは、繋がったユウナの身体に、たっぷりとおしっこを漏らした。
…
「…っあ!」
「ひぐっ…ぐすっ…」
ゴンドラが、地表に着陸した。固定帯やアームが外れ、ユウナは身体を起こした。
「…クソッ、だから言ったのに」
「うえぇぇん…だってぇ…」
”クラウドバスター・マジカル。そちらは大丈夫か”
「ええ、大丈夫よ」
カオリをちらりと見てから、セレナが答えた。
”当機も無事着陸した”
”ひーっ、めっちゃ怖かった!”
そこへ、ライヒの顔が映った。
”コウガ、マジカル両機の着陸を確認したわ。ドローンから周囲の様子はモニターしているけれど、そちらから何か見えるものは無い?”
ユウナは、壁面のモニターに映る風景を、ぐるりと見回した。
元は港に繋がる道路があった地域のようだ。ある程度の高さの建物は残らず崩れ落ちているし、コンクリートはひび割れて、雑草が生えている。そして、砕けた地面には、赤黒い染みのようなものが点々とこびりついていた。
「…酷いね」
朽ちた乗用車と、その下に広がる黒い何かの汁を見ながら、アキラが呟いた。
”ドゥームズらしきものは、ここからは確認できない”
”了解。簡易ドックを組み立てるから、ゴンドラから一度降りてちょうだい”
「ああ」
カオリの足首を掴み、左右に広げて腰を振る。
「んっ」
マジカルの機体が数歩、後ろへと下がる。ゴンドラの床から降りると、上空に大型の輸送機が飛んで来た。
輸送機から、黒い巨大な箱が投下される。それはゴンドラの上に落下すると、そのまま合体して、クラウドバスター一機分の簡易ドックとなった。
「ここで修理やパイロット交代をするってわけね」
”こちらは輸送機連隊。たった今、偵察ドローンの展開が完了しました。これより映像解析に移ります”
「そう言えば…」
ユウナは、おもむろに腰を引き、カオリの膣内からペニスを抜いた。
「ひっ、い、良いんですか」
「こうしても良いように、この前アップグレードされたんだった」
実際、モニターの様子に変化は無い。形成されたシートに深く腰掛けると、カオリも起き上がった。
「ふぅ…」
足元では、何かの機械が動いて床を掃除している。ユウナはロボットアームからサニタリーピースを取り上げると、股に当てた。
「食える時に食って、出せる時に出しとかないとな…」
呟く彼の身体が、ぷるりと震える。
”皆、具合はどう?”
「っ、今話しかけるんじゃねえっ!」
”あら、それはごめんなさい”
”博士、行動開始はいつ頃になる?”
”慌てないで。今、最適なルートを考えてるところだから”
モニターに、九州の地図が映る。
”ポリボアは、相変わらず阿蘇から動かない。ルートの候補は2つあって、先に北西のドゥームズを倒すルートと、ポリボアを最初に倒してそのまま南下し、鹿児島のを倒してから帰り際に北西のを倒すルートが今の所挙がっているわ”
地図の3箇所に赤い点が灯り、そこから3つのウィンドウがポップアップする。
”ドローンの映像によると、南のドゥームズは青いドラゴンみたいな個体。北西は___”
↓1コンマ
00〜30 ハガードクラブ
31〜60 フレイムホーク
61〜80 クイーンビー
81〜98 デーモンアイ
99 バベル
あ
”ドゥームズ研究所から、悪いお知らせです”
突然、マユーが通信に割り込んだ。
”北西のドゥームズは、ポリボアよりヤバいやつです”
「何だと?」
視界の隅に、大きめのウィンドウが開く。映っているのは、人間の女のようなドゥームズ。しかし、その下半身は昆虫の腹めいて丸く、背中から伸びた翅で宙に浮かんでいた。
”先に『クィーンビー』と定義しました。こいつはその名の通り、小型の蜂型ドゥームズを生み出し、使役します。それ自体も厄介ですが、何よりこいつらは、物を拾ってくる習性があります”
クィーンビーの手元にズームする。そこには、無数の砲身の突き出た鉄塊が握られている。
”ペイントからこれはしんりゅう型駆逐艦の残骸と判明しました。三番艦『こうりゅう』が九州に救助に向かい、沿岸で破壊された記録がありますので、それでしょう”
「でも…形が変わってない?」
”そこがミソです。クィーンビーは、握った物体の形状を変化させ、自身に最適化させる性質があるようです。武器を用いるクラウドバスターでは、交戦しないほうが良いでしょう。下手したら、クラウドバスター自体を相手の武器に変えられるかも”
”…聞いたかしら”
ライヒが戻ってくる。
”ルートが決まったわ。まずはポリボア。それから南のドラゴンを倒して、最後にクィーンビーよ。場合によっては、追加でクラウドバスターを出すことになるかも。…つまり、そこまではできるから、2機だけで片付けようと無理することだけはやめて。じゃあ、頑張りましょう”
通信が切れた。残ったのは、サイドたちとの回線のみ。
”…では、向かうとしよう”
____FIRST TARGET
____”POLYBOAR”
↓1〜3多数決 クラウドバスター・マジカルのまま進撃しますか?
はい
進撃
進撃する
今夜はここまで
…
…
…
「リザ! 逃げようよ!」
リザは少年を助手席に乗せ、逃げ惑う人々と逆方向に車を走らせた。そしてトンネルを潜って地下深くへ進むと、やがて薄暗い鉄の空間に辿り着いた。
金網の橋を渡ると、その先には巨大な黒い球体が2個、隣り合ってそれぞれ4本のワイヤーに吊り下げられていた。
「これは…?」
質問しようとしたその時。
___ぱさり。
「えっ?」
振り返ると、リザが羽織っていた白衣を脱ぎ、足元に落としたところであった。
少年の見ている前で、彼女は黒いタイトスカートのホックを外し、ブラウスのボタンを外した。薄手のストッキングとスカートを一緒に下ろし、ブラウスを脱いで落とした。
「何やってるの…逃げようよ、早く!」
「あなたも脱いで」
「えっ…」
背中に両手を回すと、黒いブラジャーが緩んで、柔らかな乳房がまろび出た。同じ色のショーツを引き下ろすと、綺麗に陰毛を剃り落とした艷やかな裂け目が、薄明かりの下に露わになった。
「何で脱いでるの! 逃げなきゃ…死んじゃう」
「大丈夫」
シューズも脱いで一糸纏わぬ姿になったリザは、ゆっくりと少年に歩み寄った。
「絶対に助かるから。…さあ」
「…」
涙を浮かべながら…少年は、着ていたシャツを脱いだ。
おかしいことだとは分かっていた。リザが何と言おうと、今すぐ逃げないと助からないことは分かっていた。
しかし…それでも、彼女の言う通りにすれば、何とかなると思った。それだけ、彼女を信頼してきた。信頼するに足る時間を過ごしてきた。思い出を作ってきた。
「…脱いだよ」
素っ裸になった少年に、リザは微笑んで頷いた。
___がたん。
2人の後ろで、片方の球体がハッチのように開いた。球体の中では、何かのデータを示す光が行ったり着たりしている。
「さあ…行きましょう」
少年の肩を抱き、球体の中へと足を踏み入れる。
ハッチが閉まる間際…2人の後ろから、怒声と共に誰かが走ってくる音がした。
…
…
…
「___さん、ユウナさんっ!」
「…っ、ああ、どうした」
ユウナは我に返って、カオリの顔を見た。
「サイドさんたち、準備できましたよ」
モニターを見ると、簡易ドックから一機のクラウドバスターが出てきたところであった。サイドらの乗るその機体は、先程までのコウガではなく、長い棍を携えた無骨な巨人、ドウジであった。
”待たせたな”
通信が開いた。今度は正常位で、固く手を握り合っているようだ。相手はフミコと言ったか。体位のせいで、こちらからは後頭部しか見えない。
”ポリボアの情報を見るに、コウガよりこちらの方が有利だと判断した”
「あんたに任せる。じゃあ、出発するか」
”了解”
ドウジが、大股に歩き出した。分厚い足がコンクリートを踏み締める度、重々しい地響きがマジカルの方まで伝わってきた。
「…さてと」
「…はい」
カオリが再び仰向けになり、脚を上げる。ユウナは柔らかくなったペニスを手で扱いて固くすると、ひくつく肉の穴に、深々と突き挿れた。
「んっ、ぁ…♥」
「ふぅっ…じゃあ、飛ぶか」
「へっ? …うぇっ!?」
カオリの身体が180度回転する。うつ伏せになった彼女の脚を脇に抱えると、ユウナは腰を突き出した。
「ひゃんっ♥」
マジカルのスカートの裾から、青い光が噴き出す。すると、銀色の巨大な魔法少女は、緩やかに空へと浮かび上がった。
「ひっ、あっ、また飛んだっ…」
「あんまり締めるなよ。マジで膣内に出ちまう」
「っっっ…」
こくこくと頷くカオリ。それとは裏腹に、何かに期待するように、彼女の膣が一瞬だけ、きゅっと締まった。
次回から戦闘開始
奮ってご参加ください(過疎)
…
北九州から南下し、山間部を踏み越える。マジカルは飛んで移動できるが、ドウジは山の隙間を縫うように大股に歩いて行く。北部九州も福岡を抜ければ殆どが耕作地だが、流石に山はそういうわけにもいかない。
従って、カルデラの中心に鎮座する、茶色い毛むくじゃらの怪獣を視認したのは、マジカルのほうが先であった。
「…心拍数が上がってますよ」
「知ってる」
「大丈夫ですか」
「うるさい」
ポリボアの姿が、だんだんと近付いてくる。茶色の巨体は、イノシシと名付けられてはいるものの、頭も足も牙も見当たらない、どちらかと言えば毛虫か何かのようだ。
その身体が、もさりと動いた。
「! 気付かれた…?」
「来るわ」
セレナが、短く言った。
今まさに、ポリボアの身体から夥しい量の針が放たれたところであった。
針をビームで撃ち落とす
「削るしか無い…っ!」
両手をカオリの背中に置くと、彼女の身体をエビ反りにするように押し付け、腰を叩きつけた。
「ひぎぃっ…」
変な声が漏れたが、日頃のストレッチの成果が出た。彼女の腰はしなやかに曲がり、ユウナの身体と密着した。
そのまま、繰り返し腰を打ち付ける。
「ひっ、いっ、ひんっ♥」
マジカルが、棘付きハンマーもといラプチャン☆スターを抜き、ビームを放つ。幾つもの光線が、飛んでくる針を焼き尽くしていく。
しかし、数が多い。数本がマジカルに刺さった。
「ぐっ」
「や、だっ」
機体が揺れた。遥か眼下では、ポリボアがむくりと身体をもたげ、マジカルを虚ろな顔で見つめていた。
↓1 どうする?
直接本体を狙ってビームを叩きこむ
「さっさと片付ける!」
ユウナは叫ぶと、いきなり腰を激しく振り始めた。
「えっ、あっ、まっ…」
「殺す、殺す、殺す…」
マジカルが、杖を両手で構える。その先端に、青い光が収束していく。そして…
次の瞬間、ポリボアの身体が無数の針となって飛散した。
「!?」
「危ない!」
アキラが叫ぶと、ユウナは我に返ってカオリの身体をぐいと傾けた。マジカルが急速旋回し、そのすぐ横を太い針の束が駆け抜けた。
”遅くなった。ドウジ、今着いた…”
回線が開くと、サイドが絶句した。
”…フミコさん、急ぐぞ”
”はい…っ、ぁっ”
手を握り、激しく腰を振る。
ドウジが、棍を両手で構えた。
”…っ、出すぞっ”
”っ…んっ…!”
抽迭が止まり、サイドの肩が強張った瞬間、ドウジの棍棒から青い炎が噴き出した。
同時に操縦席が回転し、フミコが上になった。
モニターの向こうで、フミコの穏やかだった目に、炎が灯った。
”…参ります!”
ドウジが、青い光を放つ棍棒を構えた。
茶色い槍となったポリボアが、再びマジカルに襲いかかった。
↓1 どうする?
ドウジと交互に攻撃を繰り出す
「…」
ユウナは、深呼吸した。それから、カオリの身体を再び仰向けにひっくり返した。
「…フミコさん、オレたちは上から行く」
”はい。降りてきたところを…叩きます”
「せぇやっ!」
彼女の脚を掴み、振り回す。
マジカルが、杖を振るってポリボアを打ち返した。
「喰らえっ!」
鼻っ柱を棘付き鉄球で打たれたポリボアは、ぐるりと旋回して地表に向かって飛んだ。
”ここです!”
青く燃え盛る棍棒が、ポリボアを焼いた。逃げるように再び空へ向かうが、明らかにサイズダウンしている。
「まだだ、喰らえ!!」
太腿に投影されたコンソールを操作すると、両肩から10発の青い光弾が飛んだ。それは複雑な軌道を描き、ポリボアに命中する。
”はぁあっ!”
降りてきたところに、ドウジの一撃。
遂に、ポリボアが空中から動けなくなった。
「オレはもう、あの日とは違う…」
杖を構え、肉薄する。
「借りを、返してやる!」
そして、トドメの光弾を放とうとしたその時
”…! そんな”
「あ、あっ!」
突然、空中でポリボアの身体がぱっと広がった。それだけでなく、開いた隙間を埋めるように、その針が急速に分裂を始めた。
「おい! 復活は遅いんじゃなかったのかよ!」
”必要に応じて速度を変えられるのか、それとも『材料』が近くにあるのか”
マユーが、通信越しに呟く。
「クソッ…」
目の前の敵は、元の大きさを通り越して、更に空を覆わんばかりに広がっていく。このままでは、ドウジ共々押し潰されて終わりだ。
↓1 どうする?
役割交換してカオリに頼む
今夜はここまで
「…ユウナさん」
不意に、カオリが口を開いた。
「この前の『予習』を思い出してください。良いですか。……『巨大化は負けフラグ』です」
「…はっ?」
意味を尋ねようとした瞬間、操縦席がひっくり返った。
「うわっ!?」
「つまり、今が勝機!!」
上になったカオリは身体を後ろに反らすと、一つに繋がった性器をユウナに見せつけるように、腰を揺すった。
「んふっ…♥」
マジカルが、両手を広げる。
そこへ、牽制とばかりに数十本の尖った毛が飛んできた。
「おい、刺さるぞ!」
「マジカルの装甲は、敵の攻撃を吸収して強くなる…!」
その言葉通り、銀の装甲に突き刺さった毛は、そのままマジカルに吸収されていく。そして、マジカルの衣装が、だんだん分厚く、豪華になっていく。
「劇場版でいきますよ…」
遂に、背中から大きな翼が生えた。青い光を撒き散らしながら、マジカルが急上昇を始める。
カオリが、がくんと身体を前に倒した。両腕をユウナの首に巻き付け、激しく腰を上下に動かし始める。
「はっ、はっ、ひっ、んはっ」
「はあっ、か、カオリっ」
ユウナは、その腰に手をやりながら言った。
「良いのか、本当に」
「何が『良いのか』、ですかっ、男の子と女の子っ、どっちが良いかって?」
熱に浮かされたように、彼女は答える。
「…どっちでも、良いですよっ♥」
「! …っ」
その言葉に、ユウナの中の躊躇いが消えた。
腰を掴み、自分からも彼女の膣を突き上げる。
「ひんっ♥ あっ♥ いいっ♥」
腰から手を離すと、2人で指を絡め合う。
マジカルが、杖を両手で構えた。
「はっ、あんっ♥ ひっ、ひゃぁっ♥ ……んむっ」
唇を重ねた瞬間、ユウナの中から熱情が噴き出した。
「んんっ…♥♥♥」
次の瞬間、マジカルの杖から青いスパークが飛び散った。それは棘鉄球の先に収束していき、巨大な光球を形成していく。
「きた…危険日おまんこに、ザーメンきちゃった…っ♥」
操縦席が更に変形し、今度は後背位になる。
モニターには、迫りくるポリボア。そして、それを囲むファンシーなデザインのターゲットサイト。
「もう一発、ください…っ♥」
「ああっ!」
萎えきらないペニスを、力強く前後させる。愛液と精液が混ざり合い、白い泡になって溢れてくる。
「はぁんっ♥ もっと、くださいっ…」
チェストアーマーを毟り取り、乳房を曝け出す。ユウナはそれを片手で掴み、もう片方の手で性感帯である臍を弄った。
「ひぃんっ♥ そこっ、弱いんれすっ♥」
「イけっ…お前も、イけっ…!!」
「ひんっ、あっ…っっっ♥♥♥」
膣がきつく締まる。うねる肉の穴に、再び精を注ぎ込む。
マジカルの翼が一層激しく燃え上がり、接近しようとしたポリボアが押し戻された。杖先の光球は更に膨れ上がり、漏れ出たスパークが地表までも焦がした。
”マジカル、聞こえるかマジカル! どうなっている!?”
「こちらは大丈夫ですから!」
かろうじて、アキラが声を張り上げる。
「取り敢えず、離れてください!!」
それだけ言うと彼女は、シートに腰掛けたままサニタリーピースを剥ぎ取り、両手で自分の股間を弄り始めた。
「んぅっ…カオリばっかり、ずるいよぉ…♥♥」
「ひぁ…はぁぁ…♥ ……っっっ!!」
突然、カオリが息を呑んだ。
「どうした?」
「…出た」
「何が?」
「卵子が…分かっちゃった…うち、『排卵した』…♥」
「…!」
操縦席が動く。再びカオリが下に、ユウナが上に。両脚を上げた少女の腰を、逃げられないよう上から押さえつける、屈曲位。
「あはっ…おっきくなった…うちのこと、そんなに孕ませたいんですね…」
両手のひらで、ユウナの頬をそっと挟む。
「…どうぞ。うちは、準備オッケーですよ♥」
「! カオリ…っ!」
上から、下へ。腰を打ち付ける。
真上を向いた膣穴に、陰茎を真下に突き下ろす。
「ひっ♥ はんっ♥」
一撃、一撃。味わうように、打ち下ろす。
粘膜が擦れ合い、子宮の入り口を深く衝く。
「はぁっ♥ 出されたらっ、始まるっ♥ 種付けレースっ♥ はじまっちゃうっっっ♥♥♥」
膣がうねる。蜜が溢れる。子宮が、開く。
「いっとーしょーはっ、あかちゃんっ♥ ゆーなとうちのっ、あかちゃんっ♥♥ あかちゃんできるっ♥ ままになるっ♥ うち、17しゃいで、ままになっちゃうのぉっっっ♥♥♥」
「出る…出すぞっ…妊娠、しろっ!」
カオリが、両脚をユウナの腰に、きつく巻きつけた。
「まっへ、ひっさつわざっ…一緒に…」
はっと顔を上げる。
目の前には、空を覆う異形。
そして、マジカルの握る杖には、限界を超えるエネルギーが集まってきていた。
「いいれすかっ、ひっさつわざ、いっしょにっ♥」
スパークが、止まる。
周囲が、一瞬、静寂に包まれた。
___そして
「せーのっ」
「「銀河☆ラプチャー!!!」」
関係ないけど皆さん、ロボットアニメで特に心に残っているものはありますか
GEAR戦士電童が誰にも通じなくて泣いています
…
白く染まった視界が、元に戻ってきた。マジカルは今…
「…お、落ちてるーっ!?」
「もう一回飛ぶぞ!」
腰を掴み、飛行しようとする。が
「…どうなってる、全然反応しないぞ!?」
「あっ…」
カオリが、声を上げる。
「どうした!?」
「『魔力切れ』で…装甲がパージしてる」
「はあっ!?」
モニターを見ると、真っ赤なアラートが出現している。そして点滅する『ナノマシン喪失30%以上』の文字。
「嘘でしょ!? どうにかならないの?」
アキラが叫んだ。
モニターの向こうで、サイドが声を張り上げている。
”フミコさん、間に合うか?!”
”やってみます……んっ”
「No、NO ! まだ死ぬわけには…」
「やだーっ! 赤ちゃん産んでないのに、死にたくないーっ!」
騒然となるコックピット。落下のGが、見る見る内に大きくなり……
……突然、止まった。
「くっ」
「ぐぇっ」
「っ、てぇ…何が起こった…?」
その時、モニターにジェイスの顔が映った。
”戦闘をモニターしていたドローンから、サルベージ用のワイヤーを出しました”
視界を動かすと、装甲を失ったマジカルの肩に3本のワイヤーが刺さっていて、機体を宙に吊り下げていた。
「た…助かった…っぁ」
「Sir…maybe…」
脱力するカオリ。セレナは、モニターをじっと見ながら、英語で何かを呟いた。
…
平地に設置された簡易ドックに、機体が下ろされた。四方から強化アクリルの壁がせり上がり、機体を囲む。
『結合を解除』
「んっ」
ペニスを抜くと、マジカルの機体がゆっくりと融け出した。
「あっ…ヤバ…♥」
散々出された精液が、白い塊になって溢れ出る。
「奥の奥まで、いっぱいだぁ…」
「でも、カオリはしばらくお休みだよ」
アキラが釘を刺した。彼女が目を遣るモニターには『ナノマシン喪失34% 機体維持不可』の文字。
「…次は、青いドラゴンね」
セレナが言った。
「サヴェージか、ヴェノム。どちらで行く?」
↓1〜3多数決 どれで出撃する?
・アキラ→クラウドバスター・サヴェージ(>>229)
・セレナ→クラウドバスター・ヴェノム(>>360)
アキラ
セレナ
あといっこ
アキラ
…
…
…
球体の壁面が、ぱっと明るくなった。モニターの上を、文字が走る。
”___CLOUDBUSTER SYSTEM STANDBY”
「『クラウドバスター』…?」
「黒雲を打ち払い、ドゥームズを撃退する兵器…」
「兵器? …まさか、これであの怪獣と戦うつもりなの!?」
少年は叫んだ。
「無理だよ! そんな…死んじゃう!」
「大丈夫…」
リザは、球体の中心に立つと少年の方を向いた。
すると、足元から銀色の液体が湧き出した。それはリザの身体を包むように固まっていき、そのまま彼女を横たえた。背中を固定し、脚を上げ、少年に向けてリザの秘された場所、女性器を剥き出した。
「さぁ…私の脚の間に」
「で、でも」
「ええ、そうよね。一緒にお風呂に入っても、そこだけは触っちゃ駄目、いけないところって教えてきたものね」
リザは、指先で閉じられた柔肌の裂け目を、そっと開いた。
「でも、ユウナ君はもう13歳。だから、教えてあげるわ」
「…っ」
少年はごくりと唾を呑むと、桜色の粘膜に、恐る恐る顔を寄せた。
「ふふっ…股の割れ目の中は、初めて見るわよね。女の子にペニスは無いけれど、似たものはあるわ」
ピンクの包皮を捲り、小豆のような突起を指で擦る。
「んふっ…ここが、そう…クリトリスって言うの。一番気持ちいいところだから、覚えておいてね…」
「…」
息も忘れて、リザの秘所に見入る。興奮と、今まで隠されていたものを目の当たりにする背徳感で、彼は激しく震えていた。
「でも、クリトリスから放尿はできないの。おしっこは、この穴から出すの…今は時間が無いから、おしっこが出るところは今度見せてあげるわね。…そして」
ひくひくと動く肉の穴に、人差し指を這わせる。
「ここは、男の子には無い部分。ヴァジャイナ…膣、おまんことも言うわ」
「これは、何のためにあるの…?」
「良い質問ね。…さあ、立ち上がって」
言われた通り、リザの脚の間で立ち上がる少年。その、皮に包まれた陰茎が、大きく膨らんでいる。ある時期から、リザと一緒に入浴した時には、決まってこうなっていた。
「ほら…ペニスが大きくなったでしょ」
「うん。どうして?」
「それはね…」
膝を曲げ、腰を突き出すようにして、女性器を広げる。
『___Pilot X No,1 繧ェ繝ゥ…』
『_____繝ォ__Elisabeth Reich. ___Authorized.』
「…女の子と、一つになるため」
「一つに…リザと…」
「そう。私は…」
その時、突然足元が大きく揺れた。
「! 怪獣が」
「大丈夫! だから」
「やっぱり駄目だよ、逃げないと! ねえ」
「ユウナ君!」
リザが、声を張り上げる。
「このままここにいても、2人で死ぬだけよ。立ち向かうの! 生きるために…」
「嫌だよ! 怖いよ、リザ…」
「大丈夫」
リザは起き上がると、柔らかな胸に彼を抱きしめた。
「私とあなたが力を合わせれば、怖いものなんて無い。私が、必要なことは、全部助けてあげる。それに…もし駄目でも、その時は…最期まで、一緒よ」
「っ…リザ…っ」
啜り泣きながら、小さく頷く。
リザは、その頭を撫でた。
「ありがとう。じゃあ、勇気が出るおまじない」
そう言うと彼女は、彼の前に膝を突き
「んっ」
「っ!」
唇を、重ねた。小さな唇を吸い、舌を滑り込ませた。震える身体を抱き、迷う舌を舌で慈しんだ。
触れ合う肌の間で、少年のペニスが更に大きく、硬くなり、熱い液体が滲んだ。
「はぁ…さぁ、立ち上がる時よ」
口を離すと再び仰向けになり、脚を大きく広げる。開いた秘部は赤く火照り、透明な蜜が垂れている。
「男になって…私を、あなたのものにして」
「リザ…!」
上を向いたペニスを、開かれたリザの入り口にあてがう。
「そう、その穴…そのまま、腰を前に」
「っ…くぅっ…!」
少年の細い男性器だと言うのに、彼女の膣は驚くほど狭い。導かれるように腰を突き出すと、みしりと奇妙な感触がして、温かいものがペニスを伝った。
「はぁっ…奥まで…最後まで」
「リザ…リザぁっ!」
そして…遂に、根本まで2人は、一つになった。
『___Pilot Y No,2 Yuna. ___Authorized.』
がくん。ばしゃん。2人の搭乗する球体が、一瞬、何かに落下した。しかし、少年はそれどころではなかった。
『Pilot X No.1. Pilot Y No.2. Intercourse: COMPLETE. Orgone supply: STABLE.』
「ひっ…リザ…っ…」
『___Defined. ”CLOUDBUSTER PRIMUS”』
銀色の液体が、巨人の形に組み上がっていく。2人の乗る球体は、その胸部に固定された。
球体の中で少年は、リザの乳房に顔を埋め、声を上げて泣いていた。
…
…
…
「…」
レーションを黙々と頬張るユウナ。隣では、アキラが床に座り込んで水を飲んでいる。
「…静かだね」
「…」
オルゴンボックスのモニターからは、外の風景が全方向見える。夕暮れ時で、太陽が朱く沈もうとしていた。
そう、太陽が沈んでいた。
これまで、九州の空は厚い黒雲に覆われていた。縁の方はまだ空も見えたが、内陸まで来ると完全に陽光は遮られ、足元には雑草の代わりに苔やカビが生えていた。
その空が、今は晴れている。ポリボアを倒したことで、黒雲の一部が消えたのだ。
「このまま、空が全部晴れるといいね」
「…ああ」
壁の側では、カオリが寝息を立てて、セレナがもそもそと栄養バーを齧っている。
ポリボアを倒し、周囲の安全を確認したとは言え、オルゴンボックスから出ることはできない。黒雲の上空には必ずオゾンホールがあり、そこから強力な紫外線が降り注いでいるからだ。
次の標的は、青いドラゴンめいたドゥームズ。パートナーは、アキラを選んだ。
”レーションと水だけだと、流石に気が滅入るな”
サイドが通信を繋いできた。
”早いところ片付けて、帰ろう”
「ああ」
向こうも食事中のようだ。クロハが渋い顔でレーションを咀嚼している。
”次は、何で行く?”
「サヴェージだ」
”分かった。見たところ、相手に飛行能力は無さそうだ。こちらもコウガで行こう”
”よろしくお願いします”
ユキナが映り込んで、頭を下げた。
↓1コンマがゾロ目で…
あ
____SEC縺ND TARGE繝?
___繝_””SOMETHING BLUE””
今夜はここまで
乙
日の出と共に出発した。
2振りの短剣を背負い、肩に蛇を巻きつけた忍者めいた姿のコウガと、屈強な腕に鋭い爪を持ち、野性的なシルエットのサヴェージ。ヒーロー好きの子供たちからの支持が高いこの2機は、荒れ果てた大地をのんびりと歩いていた。
”ミタケさんは、九州の出身だった”
通信越しにサイドが言った。彼は膝の上にユキナを座らせ、片手で彼女の股間を愛撫している。ゆっくり歩くくらいであれば、挿入しなくても問題ない。アキラも、今はユウナの右脚を跨いで、秘部を擦りつけているだけだ。
”もう引退してしまったが、現役なら連れてきただろうな。クラウドバスター・カグヤは、強かった”
「引退した相手がいるのか?」
”ああ”
彼は頷いた。
”今までに9人のパートナーを迎え、そして2人が抜けていった。…いや、本来クラウドバスターの操縦方法を考えれば、これでも少ないほうなのかもしれない”
サイドは溜め息を吐いた。
”…とは言え、竜崎君のやり方が正しいとは思えないがな”
「…」
「え…」
2人とも、どきりとした。サイドが、他人を批判するのを聞いたことが無かったからだ。
”いや、済まない。この話は止めだ。…どうする、このペースで進めば、接敵は昼過ぎになりそうだ。少し休憩していこうか”
「それが、良いと思います…んっ」
アキラが同意した。
…
”敵は現在、鹿児島湾沿岸の大隅半島側におり、移動していません”
ジェイスが伝える。同時に表示されたライブ映像に映っているのは、首の長い恐竜めいた姿のドゥームズ。巨大な身体は鮮やかな青い鱗に覆われており、背中にはラクダのような大きなコブが付いている。眠っているかのようにじっとしているが、時折長い首をのそりと動かしては、辺りを窺っているようだ。
「呑気な奴だ」
”油断は禁物だ。どんな能力を持っているか…”
”そうですね。コイツの詳細はまだ分かりません”
マユーが割り込んできた。
”名称も付けられませんが、取り敢えず『サムシングブルー』とでも呼んでおいてください”
「ロマンチックな名前をつけるのね」
セレナが鼻を鳴らした。
「そうだね。…」
アキラが、おもむろにユウナの上から降りた。サニタリーピースを取り上げると、そのまま他の3人から離れたところに移動した。サニタリーピースを付け直し、その場にしゃがみ込む。
「…ん、ぁ…」
「…」
ユウナは、黙ってドローンの映像を眺めている。のろまな竜は、当てもなく視線を彷徨わせ……そして、何の偶然か、ドローンの方を見た。
「…!」
カメラ越しに、目が合った。白く濁った、虚ろな目が、4つ。それが、映像越しに彼を…
___次の瞬間、映像からドゥームズの姿が消えた。
「What !?」
「えっ、いつの間に!?」
叫ぶセレナとカオリに、通信の向こうからサイドが告げた。
”……そこだ”
「!!」
アキラが急いで駆け寄り、操縦席に跨る。サニタリーピースを剥ぎ取り、半勃ちのペニスを無理矢理ねじ込むと、ユウナは言った。
「小便は済んだか」
「うっさい。…全部出したよ」
「じゃあ、行くぞ!」
モニターの向こうでは、既に剣を抜いたコウガと、サムシングブルーが対峙していた。
操縦法は>>117
機体の情報は>>229 を参照
↓1 どうする?
様子を見る
引き締まった尻に掌を置く。パイロットスーツの尻から脇腹にかけて、流線型のコンソールが投影された。
サヴェージが、両腕を構える。
”先に行かせてもらう!”
”ぅんっ…♥”
サイドがユキナに腰を打ち付けた。
コウガが短剣を両手に、サムシングブルーに飛びかかる。そのまま、青い鱗に斬りつけた。
”せえやっ!”
素早い動きで、繰り返し斬撃を見舞うコウガ。竜は、のろのろと首をもたげると
”…!”
突然、竜が赤い炎を吐いた。火の玉は、咄嗟に脇に跳んだコウガの、すぐ耳元を掠めた。
「ただのノロマじゃなさそうだな」
ユウナが呟いた。
↓1 どうする?
素早く動いてかく乱しつつ近づいて攻撃
「…飛ばすぞ」
「うんっ……んっ♥」
ユウナも腰を大きく振り、アキラの尻に打ち付けた。同時に、左手を脇腹へ素早く滑らせる。
サヴェージが大地を蹴り、サムシングブルーに飛びかかった。そうして、左手の鋭い爪を鱗に振り下ろした。
「まだだっ!」
右へ、左へ。素早く機体を駆り、サムシングブルーを身体を傷つけていく。鱗はそれなりに硬いが、サヴェージの膂力であれば貫くことができた。
向かいから、コウガが蛇型ドローンを飛ばして首に巻き付けた。そのまま引き寄せ、後頭部に短剣を突き立てる。
「これで…」
動きを封じられたサムシングブルーに、トドメの鉤爪を……
「…っ!」
______
______目が、合った。
______白く濁った、虚ろな4つの
_____________________________
______繧ェ繝ゥ繧ッ繝ォ縺ョ蟄舌h
___謌代′蜈?シ溘h
…
…
…
リザにしがみつき、夢中で腰を腰を振る。
モニターの外の光景がグラグラと揺れ、後ろへと流れていく。
「はぁっ…はぁっ…」
街は凄惨を極めた。建物は倒壊し、車は押し潰され、道路沿いに逃げ遅れた人々が倒れている。そして、遥か向こうに見える富士双山。何世紀も前の噴火で2つに割れた山の片方が、殆ど崩れて無くなっていた。
「何…何なのこれ…」
おろおろと進もうとして、突然体勢が崩れた。
「うわ、ああっ!?」
浮遊感。地面が急速に近づき、そして衝突した。
「うぐっ…ひぐっ…」
「転んだだけよ。また立って」
リザが背中をさする。
「何で…どうして、こんな」
視線を移し、進路を遮ったモノを目にして、彼は悲鳴を上げた。
「ひいぃっ!?」
足元に転がっていたのは、巨大な灰色の物体。柱のように長い円柱形をしているが、明らかにぶよぶよとした質感で、表面は象の皮膚のようにひび割れ、ざらついている。
「これは、『ドゥームズ』」
リザが言った。
「人類の敵。でも、大丈夫。このクラウドバスターで、倒せるわ」
「どうやって」
「私の身体を見て」
リザは少年の肩を掴むと、ぐいと起こした。そうして、両腕を広げてみせた。
豊満な乳房や細い腰。白い肢体に、光で何かの文様が描かれている。
「思うままに、私に触れて」
「…うん」
彼は、恐る恐る両手を伸ばし、彼女の両の乳房をそっと掴んだ。
「!」
視界に、銀色の腕が映り込んで、地面を両手で突いた。
左手に力を入れ、腰を揺すると、左腕が動いて地面を押し、ゆっくりと上半身が持ち上がった。
「そう、その調子」
「っ…」
右手、左手。慣れない手付きで動かし、ぎこちなく腰を振る。リザの中でペニスは温かいが、それ以外は凍えるように冷たい。
どうにか身体を起こした瞬間、視界を何か黒いものが横切った。
「!?」
いや、横ではない。斜め上から飛んできて、地面に激突してそのまま斜め上へと飛んでいった。
「また来た! ユウナ君、戦うのよ」
「だから、どうやって!」
飛んでいるのは、巨大な黒い球体であった。それが、建物を破壊し、道路を砕き、人を押し潰しながら跳ね回っていた。
「イメージして。どう動かすか…私の乳房に、手を動かすコンソールがあるわ」
「…」
乳首を中心に、無数のボタンめいた模様が並んでいる。指を動かしてそれらを押すと、手の指ががちゃがちゃと動いた。
「た、立たないと…」
まごまごと身体を動かしていると、突然、その横を何かが駆け抜けた。
と思った次の瞬間、跳ね回る黒い球体に、銀色の獣が襲いかかった。
…
…
…
「___な、ユウナ!」
「…!!」
「ユウナ、どうしたの! 急に固まって…危ないっ!」
正気に戻った瞬間、ユウナはアキラの腰を掴んでぐいと傾けた。
「ひぃぃっ!?」
「くっ」
サヴェージが側転し、巨大な火の玉を辛うじて躱す。
”サヴェージ、何が起こった?”
「っ…何でもない!」
コウガは相変わらずサムシングブルーの首を捕らえ、繰り返し剣で斬りつけている。
「クソッ…」
______蜈?シ溘h
「黙れ…」
______繧ェ繝ゥ繧ッ繝ォ縺ョ諱ッ蟄
「話しかけるな…」
______繧ェ繝ゥ繧ッ繝ォ縺ョo、息蟄舌h
「黙れええええぇぇぇ!!!」
ユウナは絶叫しながら、腰を叩きつけた。
↓1 どうする?
操作交代
今夜はここまで
時々見える文字化けは演出ってことかな
え? 文字化けが見える?
まっさかあ
「ユウナ、しっかりして!」
そこで操縦席が回転し、アキラが上になった。彼女は叫ぶユウナを押さえつけるように、彼の上に倒れ込んで腰を上下した。
「はっ、ぁんっ!」
「やめろ、くるな、それを、見せるな!」
チェストアーマーを剥ぎ取り、胸板に手を置くと、サヴェージが両手で敵の首を掴んだ。
「せぇーのっ…!」
そのまま、地面を蹴った。
サヴェージの巨体が、竜の首を中心にぐるりと逆立ちした。
「回って…回って…!」
ユウナの乳首を、指先でくるくるとくすぐる。
サヴェージの細い脚が一つに組み合わさり、回転を始めた。
「あ…ああ…」
呻くユウナの視線の先に、虚ろな4つの瞳が映る。
_________Orゥ繧ッ繝ォの縲∵?子よ
…
…
…
「!?」
猛スピードで飛来した、銀色の影。それは、巨大な狼の姿のロボットであった。
狼は跳ね回る球体の怪獣に喰らいつくと、そのままコンクリートの上に引きずり下ろした。そして、何度も地面に打ち付け、そして食いちぎった。
動かなくなる球体。何もできずにいる少年の前に、突然ウィンドウが開いた。
”……! 繋がった”
”嫌だ! 嫌だ! 抜いて!”
画面の向こうには、ここと同じような狭い空間が映っていた。そこにいたのは、焦燥した顔の一人の男と、彼の下でうつ伏せに固定されて、泣き叫ぶ少女。歳は少年と同じくらいだろうか。どこかの学校の制服を着ているが、かなり崩れている。浅黒い、はっきりした顔立ちをぐしゃぐしゃにして、泣いていた。
彼女は、後ろから男に犯されていたのだ。
「ザトー先生、ごきげんよう」
”この、裏切り者め!”
涼しい顔で挨拶するリザに、ザトーと呼ばれた男は怒鳴った。
”私は約束を守ったぞ。娘を…エニを、ドックに連れてきた。だがお前は!”
”嫌だ! 抜いて、パパ抜いて!”
「気が変わりましたの。2機で出れば、より効率的ではなくて?」
”ふざけるな!”
狼が、唸る。
”お前のせいで、私は、娘を…まだ、13なのに…”
男も、涙を流していた。しかし、少年の目に、その涙は映らなかった。
「リザを悪く言うな!」
”…お前が、ユウナか”
男が、初めて気付いたように言った。
”ガキめ…エニをお前にやるくらいなら、これで良かったんだ…”
冷たい声で、彼が呟く。
”そうだ…この場さえ乗り越えれば…私とエニで、世界を救うんだ…”
”抜いてよ、痛いよ……ううぅ…”
狼の頭に、にわかに陰がかかった。
”…エニ。大きくなったなぁ。こんなにパパのを咥えて…流石はママの娘だ”
”ひっ…嫌だよ、痛い、抜いて…もう…”
ザトーが、ゆっくりと腰を前後に動かし始める。
狼が、脚を曲げた。
”ああっ…小さいのに、気持ちいいぞ…上手だ…”
”やだ、抜いて、また出さないで、やだ…”
赤い瞳が、涙に沈む。
”さあ、残りのドゥームズもた”
______どんっ
「…えっ」
「…」
モニターに映る景色が、半分消えた。
はっと顔を上げると、一つ目の巨人がいて、巨大な拳で狼の頭を潰したところであった。
”……パパ?”
少女が、呟く。
その背中に、男がぐったりと倒れ込んで動かない。
”パパ? ねえパパ!?”
男は、動かない。少女の背中が、赤く染まっていく。
”パパ、ねえ起きてよ! どうしたの? ねえ!”
ぽたり、ぽたりと、通信越しに音がした。
”許してあげるから! 起きてよ! 重いよ、早く! 助けてよ! お願い…嫌、いや、いや、いや、やだ、死にたくない、死にたくない、や、ああ、あああっ”
少女は叫ぶ。
”パパぁあああっ! ママぁぁぁああぁっ! 助けて! ぱぱ、死にたくない! やだっ! ままたすけて、やだ、やだやっ、やだやだやだやだあああああああああ…”
______________ぐしゃっ
「あ…ぁ…」
震える少年。ザトーは? …エニは、どうなった?
血塗れの拳を持ち上げる、一つ目の巨人。獰猛な瞳が、次の獲物を捕らえた。
「ひっ…あ…」
震えが大きくなっていく。全身が寒い。雪の中に、裸で埋められたみたいに。嗚咽が止まらない。涙が止まらない。あまりに強すぎる恐怖。激しい震えに、逆に力が抜けて、抑えていたものが溢れ出した。
「…」
リザは何も言わず、両手でその頭を乳房の間に埋め、両脚で腰をぴったりと合わせた。
そうして柔らかな女体に包まれながら、少年は
「っ…ぅっ…ぁ…」
リザの膣の一番奥で、失禁した。
…
…
…
「これで…終わって!」
「っ、あああっ!!」
両方の乳首を強く抓り、腰をストンと落とすと、ユウナがアキラの膣内に射精した。
同時に、サヴェージの身体が掴んだサムシングブルーの首を軸にぐるりと回り、そのまま高速回転する巨大なドリルで、竜の身体を貫いた。
「…わあーっ!?」
飛散する肉塊。天地が回転し、カオリが悲鳴を上げる。
地面に突き刺さったサヴェージの中で、ユウナはアキラの腰にしがみついて震えていた。
「はあっ…ユウナ、大丈夫…?」
「うっ、あ、ああっ…」
ユウナが、ゆっくりと目を開けた。そうして、怯えきった目でアキラを見た。
「あ…アキラ…?」
「ユウナ、気が付いた? 何があったの」
「こ、声が…声…もう、消えた…」
そこで彼は、不意にふるりと震えた。
「っ、あ…出…」
「えっ? 何が?」
訊きかけて、察した。耳元に口を寄せ、小さな声で尋ねる。
「…おしっこ?」
「…」
小さく頷くユウナ。
「我慢できない? 抜いて、サニタリーピースを当てたら」
「う、動けない…身体が」
弱々しい声で言うユウナ。今まで見せたことのない、あまりに頼りない姿が、アキラの何かしらに触れた。
彼女は、両腕で彼を抱き締めた。
「…いいよ。このまま、あたしの膣内に」
「ぅ、あ…」
震える彼の身体から、力が抜けて…
…
…
…
「あっ…あっ、ごめんっ、あぁ…」
気付いたときには、もう止まらなかった。女性の最も大切な場所に、あろうことか排泄物を注ぎ込む少年を、リザは優しく抱いた。
「我慢しないで…怖がりは、全部おしっこにして、出しちゃいましょう」
「うぐっ…ぁ…っ…」
熱い尿が、子宮に流れ込む。膣から溢れて、2人の腰を濡らす。
お漏らししながら、少年の小さな男根は少しずつ硬く、大きくなっていった。
「そう…あなたは、強い子」
少年が、ゆっくりと腰を振り始めた。
「はあっ…はあっ…うっ…うああ…」
泣きながら、夢中で前後した腰の先に、おしっことは違う何かがこみ上げてきた。
「ああっ…また出る…おしっこ、出る…」
「それは、おしっこじゃないわ。我慢しないで。私の中に、全部出して」
乳房に、少年の顔を抱き寄せる。
「ぁんっ…さぁっ…出して…」
「あっ…あっ、出る、何か出るっ…」
「我慢しないで」
腕と乳房で、顔を抱く。両脚で、腰を絡め取る。
ぞわぞわと、股の付け根に奇妙な感触が走る。
「あ、あ、あっ…」
「私は、あなたのものだから…」
「う、あ、あああああっっっ!!」
次の瞬間、少年のペニスの先端から、熱くどろりとした液体が、勢いよく噴き出した。
モニターの外が、蒼い閃光に包まれる。
「ああっ! なっ、何これっ、あああっ…」
「おめでとう」
リザが、囁いた。
「これが、あなたの命の証。命の源……全部出してね、全部…」
…
…
…
「しぃーっ…しぃーっ…しぃーっ…」
優しく囁きながら、震える背中を撫でる。柔らかな肌に包まれて、ユウナは気持ちよさそうに、アキラの膣にたっぷりとおしっこを出した。
今夜はここまで
ドゥームズ案
『ミラージュ』
大型の光の球のような姿で、常に空中に浮いている
近くにいるクラウドバスターのパイロットの「記憶」を読み、
パイロットが知っているクラウドバスターに「変身」するのが最大の特徴
(強さ等は関係なく、とりあえず記憶の中にある機体から適当に選ぶ感じ)
変身したミラージュは変身対象としたクラウドバスターとまったく同じ武装・攻撃を使用するが、
性能自体は元の期待と比べれば割かし弱く、また戦闘スタイルも元のパイロットのそれとは異なる
(あくまでも変身対象とした機体をミラージュが考えて動かす感じ)
変身後のミラージュの対処方法は、変身元のクラウドバスターを参考にすれば容易
クラウドバスター状態のミラージュは倒されても元の光球に戻るだけで死にはしない
完全に倒すには「光球状態のミラージュ」を集中的に攻撃して破壊するしかない
ただし光球のミラージュはひたすら超高速で逃げ回るうえ、数10秒ほどでまた別の機体に変身してしまうため
結果的に長期戦を余儀なくされるのが難点
…
”ユウナ君!!”
突然、回線にライヒ博士が現れた。
”ドゥームズに精神攻撃を受けたの!?”
「…何だよ、いきなり」
”一瞬、バイタルに異常が出たわ。大丈夫? 具合は悪くない?”
「…悪くねえよ」
ぶっきらぼうに答えるユウナ。
既にアキラとは離れていて、一人操縦席に腰掛けている。アキラは少し離れたところで、膣の中身を掻き出していた。
”そうなの? …サイド君は?”
”何ともない”
サイドは答えると、小さく咳をした。
今度はマユーが出てきた。
”死骸はこっちで回収しときます。次がいよいよクィーンビーですね”
様々な角度から撮られた巨大な蜂女の画像が、数枚表示される。
”昨日も言いましたが、武器持ちはNGです。奪われたらヤバいので”
”ドウジもコウガも、武器を用いるな…カラスで行くしかないが、あれは火力というよりも機動力でな…”
”あーしとサイドなら、何とかなるっしょ!”
「オレたちも、サヴェージかヴェノムになるが…」
ちらりとアキラの方を見る。
「…ヴェノムしかないな」
「上等よ」
セレナが立ち上がった。
”とにかく、今は休んで”
”既に、佐賀平野に簡易ドックを設置しています”
ジェイスが言った。
”まずはそこを目指しましょう”
↓1コンマ 70以上で…
あ
…
『パイロットX:セレナ パイロットY:ユウナ 結合を確認。オルゴン供給、安定』
「んっ」
仰向けに寝転がったユウナに、セレナが跨ってペニスを膣に収めた。
『クラウドバスター・ヴェノム、起動完了』
ゆっくりとドックから降りる。
外では、既にクラウドバスター・カラスが地面に佇んでいた。
「…で、ここからどうやって移動するの?」
ユウナの上で、セレナが呟いた。這い進むヴェノムの移動では、目的地まで数日はかかるだろう。
”無人輸送機で輸送しましょう”
”あはっ、その必要は無いよー…”
クロハが、ジェイスの提案を遮った。彼女は、操縦席に座ったサイドの上で、背面座位になって繋がっている。
彼女が跳ねるように腰を動かすと、銀色のヤタガラスが翼を広げ、空へと舞い上がった。
”はっ、はっ、はぁっ”
カラスはヴェノムの上までやって来ると、3本の脚でヴェノムの肩と頭を掴んだ。
「えっ、行けるの?」
”カラスは、タンカーを持ち上げたこともあるぞ”
サイドの言葉通り、ヴェノムの巨体がゆっくりと空へ浮かび上がっていく。
「Wow…」
驚嘆するセレナ。彼らを載せて、クラウドバスター・カラスが前進を始めた。
____THIRD TARGET
____”QUEENBEE”
…
サムシングブルーを倒したことで、南部を覆う黒雲も晴れてきた。数年間日に当たらず、じめじめとしていた地面が、見る見る乾いていくのが、モニター越しにも分かった。
農地だったと思しき荒れ地が、だんだんと瓦礫に埋もれていく。砕けたコンクリートを踏み締めるように、枯れた広葉樹が点々と伸びている。つまり、ドゥームズ・デイより遥か昔から、ここは瓦礫の街であったということだ。
異教徒と原子爆弾の歴史に100年しがみついてきた街は、有史以来初めての地震で崩れ落ち、そして誰も立て直そうとしなかった。
そして今、その中心には女王蜂が巣を造っていた。
”クィーンビーを確認しました。取り巻きに、小蜂が約150体。小蜂と言っても、全長1mはゆうに越えます”
「ああ、よく見える」
仰向けからどうにか首を回し、モニターを見る。
歪な銃を持つ女王蜂に、その周りを守るように飛び回る大きな蜂の群れ。よく見ると、女王蜂の腹に針は無く、代わりに大穴が空いている。そこから、取り巻きの蜂が出たり入ったりしていた。
”そろそろ交戦に入ろう”
「ええっ」
セレナが、腰を上げて、落とした。
ヴェノムの6本の触手が、牙を剥き出した。
操縦法は>>117
機体の情報は>>360 を参照
↓1 どうする?
本体を狙って腕を伸ばす
「さっさと、近寄るわよ」
ユウナのチェストアーマーを外し、胸に両手の指を突き立てる。
腰を落とすと、ヴェノムが触手を前に飛ばした。
「…Shit!」
しかし、すかさず飛んできた蜂が、身を挺して触手を防いでしまった。
”じゃあ、ドロップするよーっ!”
カラスが、ヴェノムの機体を手放した。
「くぅっ」
「っ…」
AIとナノマシンで追いつかないほどの衝撃。轟音と共に、ヴェノムがクィーンビーの前に降り立った。
↓1 どうする?
噛みつかせる
「今度こそ…!」
触手を繰り出し、女王蜂に噛みつかんとする。しかし、蜂の方が速い。一つ残らず防がれてしまう。
”じゃあ…イッくよ…っっっ!!”
クロハは宣言すると…やおらチェストアーマーを外し、パイロットスーツを掴んで引き裂いた。
痩せた裸体を晒しながら、彼女は後ろ手にサイドの首に齧りつき、腰を大きく上下した。
”んっ、はあぁぁぁんっっっ!!”
クラウドバスター・カラスが、大きく羽ばたいた。途端に強い風が巻き起こった。
”はんっ、あっ、んんんっっ!!”
サイドに乳房を揉ませながら、激しく腰を振る。カラスの羽撃きが強くなり、激しい旋風を巻き起こした。
「! 蜂が」
「飛ばされていく…Now or never!!」
↓1 どうする?
体当たりだ!
セレナもまた自らチェストアーマーを剥ぎ取ると、ユウナの胸を指先で強く愛撫した。
更に、腰を強く振り始める。
「はっ…はっ…AH…AHHHH……!!」
ヴェノムが、長い触手を地面に向かって打ち出していく。4匹の蛇が前方の、2匹が後方の地面に次々と噛みつき、スリングショットめいてヴェノムの身体を引いていく。
「お前も、イけよっ!」
「Oh♥」
セレナの肩がびくんと跳ね、膣がきつく締まった。
その状態で、更に腰を振る。
「Take…THIS!!」
腰を落としながら、ユウナの上に倒れ込んだ。そのまま豊満な乳房を擦り付けるように、身体を捩った。
「っ…!」
ユウナが、セレナの膣内に射精する。
同時に、後ろ2匹の蛇が地面を離した。
「うぅぅっ…!」
「ひぃーっ!?」
ヴェノムの機体が、触手に引かれて猛スピードで突っ込む。そのまま、護衛を吹き飛ばされたクィーンビーに激突した。
「これで…っ!?」
ところが、クィーンビーはまだ倒れない。
手にした駆逐艦の残骸をヴェノムの胴体に押し付けると、そのまま実弾を撃ち込んできた。
「ぐっ」
「ああっ…」
凄まじい衝撃。撃ち出されているのはただの砲弾らしく、ナノマシンへの影響は小さい。だが、パイロットへの衝撃が大きい。
”ひぃああっ! サイドっ!”
”ああっ…くっ”
カラスが突っ込んできた。クィーンビーに頭突きし、ヴェノムから引き剥がす。
クィーンビーの、女の形をした上半身が、苦しげにのたうつ。腹に空いた穴から、再び蜂の群れが飛び出してきた。
↓1 どうする
なお、コンマが00で…
防御体制をとって耐える
「くっ…耐えないと」
胸の谷間に、ユウナの頭を抱き締めるセレナ。
ヴェノムが触手を自分の胴体に巻きつけ、防御姿勢を取る。
そこへ、無数の蜂たちが襲いかかってきた。
「く、ううぅっ…」
「クソッ、ジリ貧だぞこのままじゃ…」
「…いや、それどころじゃなくないですか」
ボソッと、カオリが呟いた。
「What? ……Oh, my!」
モニターに現れる警告。
『関節部損傷:01、02、05』
「おい、このままじゃ腕を千切られるぞ!」
ユウナが叫んだ。
↓1 どうする?
腕のいくつかを攻撃に変更し、残った腕でガード
”もう…いっちょ!”
カラスが、再び旋風で蜂の群れを引き剥がす。
その隙に、ヴェノムが3本の腕を伸ばし、クィーンビーの肩と胸に喰い込ませた。
”ヘビちゃん、ヘイト管理よろしくねっ! ……サイド、マジのガチでイクよ!”
”やむを得ないか…危ないときは、すぐに合図するんだぞ!”
そう言うとサイドは、突然クロハの首を両手で掴んだ。
”くっ…き、キたキたキた……あはぁっ♥”
クロハのぎょろりと大きな目が、ぎらりと光った。
次の瞬間、大きく広げたカラスの翼が、青く燃え上がった。
”はっ…あ゛っ……かはっ”
太い指に首を絞められながら、恍惚の表情で腰を振るクロハ。サイドは片手を離すと、平坦な乳房を乱暴に鷲掴みにした。
「…! 腕が」
『関節部損壊:03』
旋風が止んだ隙に、遂に腕が1本奪われた。働き蜂共が、戦利品を女王に献上すると、それは女王の手の中で1本の鞭になった。
「No…」
泣きそうな顔で呟くセレナ。
「そんな…これじゃ…」
”クロハ、もう行くぞ!”
”っ…っっっ……”
サイドが下から腰を突き上げると、クロハが白目を剥いて震えだした。
燃え盛るカラスが、炎の矢となって女王蜂に突っ込んだ。
集ってくる蜂が、煙となって消える。振り上げた蛇の鞭が、腕ごと焼き尽くされる。そして___
今夜はここまで
↓1 コンマが50以上で…
a
…
…
…
「はああっっ!!」
左の乳房を掴み、腰を打ち付ける。
蒼い光の剣が、茶色い猪の怪獣を切り裂いた。
「ああああっ! 死ねえええっっ!!!」
無茶苦茶に乳房を揉みしだき、腰を繰り返し叩きつける。リザの膣に精を放つと、剣が更に大きくなった。
光の刃で、敵を斬る。遂に身体の一部が切断され、地面に崩れ落ちた。
「はっ…上手よ、ユウナ君…」
「このままっ…」
均質な毛むくじゃらの塊を、更にバラバラにしようとしたその時
「!?」
突然、敵の身体がぱっと飛び散った。庇うように腕をかざすと、鋭いトゲの群れは猛スピードで中を舞い……そのまま、遥か西へと飛び去ってしまった。
「あ…」
……終わった?
黒雲が晴れていく。差し込む日差しが、瓦礫や死体を照らす。
「あ…あぁ」
少年は、ふらりと、後ろにひっくり返った。
「ユウナ君!」
リザが起き上がり、彼を抱き起こす。
少年のペニスが、リザの膣内から抜けた。包皮は端まで綺麗に剥がれ、剥き出しの亀頭は白い精液に塗れている。
『Intercourse: FAILURE』
巨人の身体が、溶けていく。自由落下を始める球体の中で…少年は、意識を失った。
…
…
…
「…終わった、の?」
ぽつりと、セレナが呟いた。
半身を抉り取られるように、胴体を失ったクィーンビーが、瓦礫の山に墜落した。その隣に、クラウドバスター・カラスも半ば墜落するように着陸した。身体を包む炎は消え、翼はボロボロだ。
「そんな…私は、何も」
「…! まだだ!」
突然、ユウナが叫んだ。
倒れ伏すカラスの目の前に。それは現れた。
「えっ?」
「そんな」
消えない黒雲の下、何の前触れも無く。
___青い鱗の竜が。
”サムシングブルー!? 倒されたはずでは”
マユーが叫ぶ。
”輸送隊です。サムシングブルーの死骸は、現在も密閉幌の中です”
「じゃあ、よく似た別物だ」
ユウナは断じると、セレナの尻を強く叩いた。
「Ah! 何するの」
「シャキっとしろ!」
彼は、檄した。
「サイドさんたちは、しばらく起き上がれねえ。何とかできるのは、オレたちだけなんだよ!」
「…でも、私には」
「ヴェノムで何回戦った!? たった2回だろうが! 何で駄目だと分かるんだ!」
「…」
セレナは、ユウナの胸に両手を置いた。
「…分かったわよ」
「やるぞ」
↓1 どうする?
慎重に様子を見つつうでを伸ばす
早いけど今夜はここまで
指を立て、腰を揺する。ヴェノムがゆっくりと、サムシングブルーに肉薄する。
サムシングブルーが、のそりと顔を上げた。
「こっちよ…」
指先で、肌を擦る。1本欠けて5本の腕をもたげ、ヴェノムがじりじりと近寄った。
「…C’mon!」
1本の腕が伸び、サムシングブルーの首に噛み付いた。
サムシングブルーはのろのろと首を振り、それから大きく口を開けた。
↓1 どうする?
4本の腕でサムシングブルーを拘束
首に噛付いた1本は首を噛み千切ろうとして見る
「Go…go, go, GO!!」
乱暴にユウナの胸を指でなぞる。
残る4本の腕が、サムシングブルーをがっちり捕らえた。
青い竜が、炎を吐きかける。しかし、炎の中にあってヴェノムは動じない。
「このまま…仕留める!」
最初に噛み付いた一匹が、顎に力を込めた。めきめきと音を立て、鋭い牙が竜の首にめり込んでいく。牙から滲んだ毒が、鱗を融かしていく。
「やればできるじゃねえか……っ!」
「…? ユウナ、どうした」
「っ、あ゛っ!」
突然、ユウナの身体がガタガタと震え始めた。
「ユウナ!?」
「あ゛っ…あがっ…」
困惑するセレナ。
そのモニターの向こうで、サムシングブルーがヴェノムを見ていた。
白く濁った、4つの虚ろな瞳で…
「来るな…く……k譚・繧九↑っっっ!!!!」
「!? …OUCH!」
セレナが叫ぶ。
いつの間にか彼女の肛門に、ペニスが刺さっていた。
「えっ…えっ?!」
膣からペニスが抜かれたわけではない。
後ろに座るアキラとカオリは、目を疑った。
「何、あれ…」
「やっ、何で…何で、『2本も』…?」
仰向けに横たわる彼の股間からは、どう見ても2本のペニスが生えていた。
「はあっ…とにかく、今は…!」
彼の胸を両手のひらで叩き、セレナは唸った。
↓1 どうする?
パイロット交代
「ああっ…ああああっ…あああ縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠!!!」
「!?」
突然、操縦席が反転した。
セレナを組み敷いたユウナ。その背中から、無数の触手が伸びる。腰を乱暴に振ると、2本のペニスが膣と肛門を抉った。
「ああっ!?」
「アレ…もしかして、ナノマシンが」
カオリが呟く。
よく見ると、床から湧き出したナノマシンがユウナの身体に纏わりつき、腕や男性器を形成していたのだ。
「Ah! 痛い、stop! お願い…」
「谿コ縺、谿コ縺、豁サ縺ュ! ……謌舌j謳阪↑縺?′!!!」
無数の腕がセレナの乳首や首筋を舐め回す。高速で出入るする2本のペニスから、精液が噴き出した。
「あっ、あっ、ああっ!」
”クラウドバスター・カラスをサルベージします!”
「待って! 今は…」
「! …ヴェノムの身体が…」
ドローンから撮影されたヴェノムの機体に、大きなヒビが入るのが見えた。
『オルゴン供給:過剰 再定義。再定義。再定義再定義再定再再再蜀榊?蜀榊?縺輔&縺輔&縺輔&』
「博士! どうなってるの」
大きく割れた肩から、くしゃくしゃに折り畳まれた『何か』が、ゆっくりとまろび出る。
「ライヒ博士! ヴェノムが…ユウナが…」
”リザ!! どこに行った!”
マユーが怒鳴る。しかし、ライヒからの返事が無い。
『何か』が、その身体を広げていく。蛹から羽化する、蝶のように___
「……繧ェ繝ャ縺ッ」
”ユウナぁーっ!!”
「…!?」
突然、通信越しに叫び声が響いた。と思った次の瞬間、燃え盛る炎の烏が、竜の身体を貫いた。
崩れ落ちるサムシングブルー。土煙の中で、銀色のカラスが動かなくなった。
ユウナの動きが止まる。その身体から伸びた触手や、2本目のペニスが溶けて、ナノマシンの中へ消えていく。
”はぁ…げほっ”
”…”
モニターの向こうで、サイドとクロハがぐったりと倒れ込む。ユウナも、セレナの上にばたりと崩れ落ちた。
遥か頭上で、黒雲が晴れていく。
↓1コンマがゾロ目で…
さ
今夜はここまで
九州奪還編で一旦区切って、息抜きにセクハラトラップダンジョンの続きでもやろうかと思ってます
色々設定練り直して再開する
次回は前期のエピローグです
乙
…
…
…
「…」
白い、無機質な天井を眺めながら、ユウナはベッドにじっと横たわっていた。
ここはネストの医療区。九州奪還作戦から帰還した一同は、全員ここでヘルスチェックを受けた。殆どがすぐに居住区へ帰れたが、最後の力で特攻を仕掛けたサイドとクロハ、そしてユウナとセレナは、数日入院することになった。
「…」
静かな病室。空調の音以外に、何も聞こえない。聞こえないはずなのに…
「…クソッ」
あの時、頭の中で響いた声。耳障りで、何故か懐かしい声。白く濁ったサムシングブルーの瞳が、瞼の裏にはっきりと蘇る。
脳みそを掻き回されるような不快感の中で…彼は、意識を失ったのだ。気が付いたら敵は倒れていて、セレナが自分の下でぐったりと倒れていた。
「何だってんだよ、畜生…」
作戦は成功。しかし、自分に残ったものは…
「…お邪魔しまーす」
不意に病室の扉が開いた。入ってきたのは、カオリ。
「どうした?」
「あー、ユウナさんに報告と言うか、その、やっぱりと言うか…」
もじもじしながら、言う。
「報告?」
「…これ」
徐に鞄から、端末を出して見せる。
画面には、ヘルスケアシステムが表示されている。そして、『陽性:早めに近くの産婦人科を受診してください』の文字。
カオリが、顔を朱く染めながら、告げた。
「うち…デキちゃいました」
…
薄暗い、だだっ広い空間に、彼女はいた。
ぼんやりと灯った古い電灯の下には、巨大な装置が2つ並んでいる。どちらも元は黒い球体であったのだが、片方は下が大きく凹んでおり、もう片方に至ってはぺしゃんこに潰れ、一部が割れている。
「遂に…『目覚めた』…」
呟きながら、損傷の少ない方に歩み寄る。
ぎしぎしと音を立てて、球体の一部が開いた。
「後は…失われたデータを見つけ出して…」
ゆっくりと、球体の中に足を踏み入れる。
ひび割れたモニターに、光が灯った。ノイズ塗れの文字が浮かぶ。
『______Lisa?』
銀色の触手が、裸の彼女を包む。無数の腕に愛撫されながら、彼女は呟いた。
「……あなたが、『シンギュラリティ』を手に入れるだけ」
SEXで操縦するスーパーロボットモノ
第一部はここまで
色々設定を練り直して、続きはこのスレか、新しいスレでやろうと思います。
それまでこのスレは自由に雑談とかして大丈夫です
この間言ったように、息抜きにセクハラトラップダンジョンの続きでもやろうかなと思ってます
今やって人集まるかな…?
あれ好き、いろいろ出てないトラップがあったから使いたい
乙
第二部の方もセクハラトラップの方も楽しみにしてる
ところで、ロボットアニメって『機動戦士ガンダム』とか『超時空要塞マクロス』みたいに、『漢字の熟語+ロボット名』が多いじゃないですか
このスレのロボットはクラウドバスターで良いんですけど、それなら前半の漢字の熟語ってどんなのが良いですかね?
次スレ名の参考までに
うーん……性交起動クラウドバスター とか?
性戦士
___2XXX年 某地下基地にて。
「ほ、本当にこれで良いの…?」
胸と股を庇いながら、更衣室を出る少女。胴を辛うじて覆う銀のレオタードは、乳首も陰裂もくっきりと浮かぶ程に薄い。そもそも、これは液状のナノマシンを直接肌に噴霧して造られたもので、服というよりはボディペイントに近かった。
スーツを形成するナノマシンを制御しているのは、更衣室に入る前に只一つ身に付けた、黒の首輪である。この一連のシステムが、新しく開発されたクラウドバスター用の次世代型パイロットスーツであった。
そして、更衣室の先、長い空中廊下を渡った先には、同じく次世代型スーツを纏った少年と、白い台座のようなものが待っていた。
「!」
少年が、こちらに気付いた。彼のスーツは、下半身が短いズボンの裾のようになっている。遠慮がちに手で覆った股の部分が、陰茎の形に盛り上がっている。
それが、だんだん大きく膨らんでいくのを、少女は見ないふりをした。
”次世代型パイロットスーツ、そして量産型クラウドバスターのテスターとして選ばれた2人です”
頭上からアナウンスする、男の声。
2人の頭上には、円形のテラスが広がっている。こちらからは鏡張りになっているが、向こうからはこちらの様子が見えるのだろう。降り注ぐ不可視の視線に、2人は寒気を覚えた。
「…ど、どうも、ベンタです」
「…」
おずおずと話しかけてくる少年。少女は俯いたまま、震える声で応えた。
「…リーカ、です」
2人は、初対面であった。クレードルで、パイロット候補生として今日まで教育と訓練を受けてきた。そして今、新型兵器のテストパイロットとして、初めてクラウドバスターに搭乗する。
それは、つまり。
”では、テスト運転を始めましょう。まず、パイロットXはオルゴンベイスに”
「…はい」
台座は、卵の殻を斜めに切って開いたような形をしていた。その下半分には、肘掛け椅子のような席が設けられている。
リーカが、恐る恐る座る。次の瞬間、銀色の抗束帯が伸び、彼女の手首と足首を固定してしまった。
「! や…」
椅子が変形し、彼女の身体が仰向けになる。足台が左右に開き、両腕が頭の上へと持ち上がる。
首輪から、電子音が響いた。すると、レオタードの一部が溶け、膨らみ終えぬ乳房と、規定通り永久脱毛された滑らかな秘部が露わになった。
「ちょ、何、うそ…」
”次に、パイロットYはシーダーへ”
「…ご、ごめんっ」
『入り口』を曝け出したリーカの前に、ベンタが立った。そのスーツの股間が溶け、大きく膨らんだペニスが、ぼろんと彼女の方を向いた。
「やだっ、何、大きくしてるのっ」
「ごめん! でも、どうしてもこうなって…」
「…!」
その時、リーカは察した。首輪から絶えず伝わる微弱な刺激が、スーツを伝って秘部を奮い立たせることに。吐きそうなほどに恥ずかしいのに、赤い乳首は硬く勃ち、触ってもいないのに秘裂は開いて、熱い蜜を垂れ流している。
ベンタも、真っ青な顔をしながら、そのペニスははち切れんばかりに勃起し、先端から透明な汁が滴り落ちている。
”では、結合を”
無慈悲なアナウンス。
「い、行くよ」
「や…待って、待って、お願い、わたし、こんな初めて、あ、あっ、ああっ…」
熱く腫れ上がった肉塊が、彼女の純潔を押し破る。
「く、ぅ、うぅっ」
「あああっ、ああああっ…」
繋がりゆく2人の上で、卵の殻が閉じていく。
『オルゴン供給:安定 マス・バスターの接続待機』
卵の中で、光が灯る。ハッチを閉じると、中は2人が密着してやっとの広さであった。
壁から液状のナノマシンが湧き出し、2人の身体を固定する。
「ひっ…ひぐっ…」
「っ…くっ…」
啜り泣くリーカと、何かに耐えるベンタ。
”量産型オルゴンボックス、通称『マス・ボックス』は、高い拡張性が特徴です。これまでのクラウドバスターの戦闘記録を基に造られた量産機『マス・バスター』全てに互換性があるため、最低限のコストで高い戦力の多様性を維持することが可能です。今回は、『マス・バスターα』をご用意しました。これは米国のクラウドバスター・バニヤンを基にした人型兵器で___”
「…ぁ」
「……えっ? うそっ」
ベンタの身体が、びくんと跳ねる。と、一拍遅れて、リーカの膣に何かが流れ込んでくる。
「うそ…やだ、やだっ、やだっ!」
「ごめんっ…ごめんっ…」
詫びながらも、射精を止めないベンタ。
「嫌あぁ…こんな、初めてなのに、こんな…あぁ…あっ…」
涙が止まらない。それなのに、身体が熱くなっていく。
「あ、いや、こんな、こんななのにっ…あっ…」
「リーカ、し、締まっ」
「あ……あっ……あんっ♥」
「リーカ!? …ぅあっ」
リーカの膣が、物欲しげに蠕動する。乳首が震える。ナノマシンが動き出し、ベンタの腰を前後に揺すり始めた。
卵が持ち上がり、どこかへ運ばれていく。
「あっ♥ あんっ♥ やだっ、嫌なのにっ♥」
「うっ、あっ、はっ、リーカ、ああっ!」
卵を、冷たい人型が包み込んでいく。壁の内側に周囲の景色が映し出されていく。
しかし、2人はそれどころではない。
「やなのにぃっ♥ ……気持ちいいのぉっ♥」
「ああっ、リーカ、リーカっ、またっ…」
ベンタの両手が、揺れる乳房に置かれる。2つの腰が密着し、亀頭が子宮の入り口に食い込んだ瞬間、電流が流れた。
「んっ、ああぁぁぁぁっっっ♥♥♥」
「でっ、るぅっっ……!!」
100人弱の大人たちにモニターで監視されながら……2人の子供は、ただ交尾に耽った。
…
地上に出た。ネストの目と鼻の先には、既にサムシングブルーが立っていて、ネストの建物に向かって青い炎を吹きかけていた。
「やめろっ!」
アキラの尻を掴み、腰を打ち付ける。
サヴェージが突進し、サムシングブルーの身体を弾き飛ばした。幸い、クレードルとネストの周囲は広い国有地となっており、住居や商業施設などへの被害は少ない。しかし、ネストはそれ自体が最重要防衛対象である。
広いコンクリートの空き地で、2体の巨影が睨み合った。
まちがえた
【安価】結合起動・クラウドバスター【R-18】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1584360626/)
こっちです
加藤純一(うんこちゃん) ニコ生
オンラインFPS
『APEX LEGENDS』(PC) Part36
『ダイアモンドウンコチャンネルペクス』(×蛇足)
(0:26 配信開始)
2窓用
https://live.nicovideo.jp/watch/lv325834132
http://www.twitch.tv/dasoku_aniki
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません