ちひろ「超巨大隕石が地球に衝突するまであと3時間となりました。この時間からは予定を変更して歌あり笑いありの最終生放送を素敵なゲストを迎えてお送りします」
「 終 末 - The End -」
(題字:松尾千鶴)
ちひろ「人類滅亡3時間前とあって世界中大パニックとなっていますが、最後までヤケにならずにいきましょう」
ちひろ「それでは豪華なゲストをご紹介しましょう!まずはプロデュースひと筋13年、プロデューサーさんで…あああぁ!!全裸です!!アーケード時代からの大御所プロデューサーさんが!!さすが地球最後の日です!初っ端から大ハプニング!!」
P「 ま っ ぱ だ カ ー ニ バ ル 」
ちひろ「なにか言っています!!」
P「プロデュースってなんかイライラする~」
ちひろ「えええ!!プロデューサーさんプロデュース嫌いだったんですか!?」
P「うんこの付いたエナドリの次に嫌いだ」
ちひろ「嫌いの度合いがよく分かりませんよ!!」
P「すっぽん♪ぽんぽこぽんぽこりん♪」
ちひろ「何を歌ってるんですか!!」
ちひろ「えー...プロデューサーさんが良くないハッスルをしてしまいましたが、他にも素敵なゲストに来ていただいています」
ちひろ「第7代目シンデレラガール、大人気アイドルの安部菜々ちゃんであああぁ!!なんだか目が死んでいます...そして手元にはビールらしき物が!いつもの菜々ちゃんじゃありません!!」
[ここにいつもの菜々さん]
菜々「ちひろさん、ピーピーうるさいですよ!舐めないでくださいよ!」
ちひろ「舐めてません...!でも一応生放送なので未成年の飲酒は...」
菜々「いいんですよわたしは17歳って言ってますけどホントは27なんですよ」
ちひろ「そうだったんですか!?」
P「......:(゚Д゚;):」
ちひろ「ああっ!!プロデューサーさんがショックを受けています!まさかファンだったんでしょうか!?」
P「それでも好きだ!!!!!!」
ちひろ「ファンだったようです!!」
[いつもの奈々さん]
https://i.imgur.com/P1CkTR6.jpg
菜々「あとデビュー当時わたしはぁとちゃんと付き合ってました」
ちひろ「ああっとまたしても大胆カミングアウトです!!」
P「ゲブォァ!!!!」
ちひろ「吐いたぁ──!!プロデューサーさんさすがに大ショック!!」
菜々「休みの日はもっぱら千葉の実家でゴロ寝して落花生食べてます」
ちひろ「これもキッツーい!!」
P「ブブォアァァ──!!」
ちひろ「プロデューサーさんめちゃくちゃ吐いた──!!」
菜々「もう3日もパンツ替えてません」
ちひろ「もうやめてくださぁぁぁい!!」
P「^^」
ちひろ「ああぁ!?プロデューサーさんこれはむしろ嬉しいようです!!」
ちひろ「なお、菜々ちゃ…さんには後ほど大ヒット曲『メルヘンデビュー!』を歌っていただきます」
菜々「あんな恥ずかしい歌誰も歌いませんよふざけないでくださいよ!!」
P「そんなぁ...歌ってくださいよあとパンツください」
ちひろ「プロデューサーさんがまたなにか言っています!!」
菜々「...」バシャァ
P「つめったい!!」
ちひろ「あああぁ自分のファンでシンデレラガールまでプロデュースしてもらったプロデューサーさんにまさかのビールかけ!!」
P「あぁ^~」
ちひろ「そしてこの笑顔──!!すごいですよこの人は!!」
菜々「そんなに聴きたければ今歌ってあげましょうか?」
P「お願いします」
菜々「ゲェェ──プッ」
ちひろ「げっぷです!!汚ぁぁい!どんな歌ですか!これプロデューサーさん的にはアリなんでしょうか!?」
P「え...あ......ウボァァァ!!」
ちひろ「ダメだった──!ちょっと考えたけどやっぱりこれはダメだったみたいです!!」
ちひろ「続いてはみんなの先生こと持田亜里沙さんとウサコちゃんで...ああぁ!ウサコちゃんが落ちてますよ!?」
亜里沙「いやぁちょっと暑かったので捨てました」
ちひろ「捨てちゃったんですか!?大切な相棒だったんじゃないんですか!?」
亜里沙「嫌ですねぇ、私の相棒は......小さな女の子だけですよ」
ちひろ「ロリコンです!!!!!!」
ちひろ「あのぉ...この後ウサコちゃんとの歌を披露していただく時間があるんですけど...」
亜里沙「えぇー、ちょっと勘弁してもらえませんかね...あのキャラすごく恥ずかしくて」
ちひろ「キャラ作ってたんですか!?」
亜里沙「いつも辛くて...ホント小さな女の子以外みんな嫌い」
ちひろ「嫌い!!!??」
亜里沙「じゃあちょっとだけやりますね...」スポッ
ウサコ「.........」
亜里沙「......」
ちひろ「...どうしたんですか亜里沙さん?」
ウサコ「...幼女以外みんな死ね」
ちひろ「完全にロリコンです!!!!!!」
ちひろ「次々とゲストの本性があらわになりなんだか面白くなってきました。次の方はどんな正体を見せてくれるのでしょうか」
ちひろ「大人気超能力アイドル堀裕子ちゃんです!!」
裕子「...わたしは今日、告白したい事があってここにきました」
ちひろ「あああぁ!やっぱりなにかあるようです!!」
裕子「今日まで超能力が使えると言いながら超能力が使えないポンコツアイドルを演じてましたが...実は本当に超能力が使えるんです」
ちひろ「えええ!!そのキャラ偽装必要あるんですか!?」
裕子「アニメとかでドジっ子とか人気だからこっちの方がいいかなって...」
ちひろ「意外に真面目です!!」
ウサコ「おうホントに超能力者ならなんかやって見せろよヘッヘッヘ」
ちひろ「ウサコちゃんのキャラ崩壊が止まりません!!」
裕子「では...思い切って地球に来ている巨大隕石を跳ね返してみましょうか」
ちひろ「えええ!!本当ですか!!」
亜里沙「え、まさかホントに出来ませんよね...?」
菜々「まさかとは思いますけど...あんまり本気出さなくていいと思いますよ...?」
P「そうそう...地球は滅ぶ運命なんだよきっと」
ちひろ「なにやら御三方が焦っています!!!!」
裕子「じゃあやりますね......ピョエエエェェェ!!!!」
ちひろ「かけ声カッコ悪くないですか!?」
隕石「うわー」ぱよえーん
裕子「あっ、出来ました」
ちひP菜々亜里沙「ウソ────!!??」
裕子「じゃあやりますね......ピョエエエェェェ!!!!」
ちひろ「かけ声カッコ悪くないですか!?」
隕石「うわー」ぱよえーん
裕子「あっ、出来ました」
ちひP菜々亜里沙「ウソ────!!??」
亜里沙「いやぁ良かったねウサコちゃん♪助かったみたいよ」
ウサコ「世界が平和で何よりだぴょん♡」
ちひろ「ウサコちゃんキャラ作ってます!!」
菜々「ナナはぁ、ウサミン星からきたウサミン星のプリンセスでぇ、永遠の17歳なんですよぉ♪キャハ☆」
ちひろ「ビールジョッキ片手になにか言っています!!」
P「これからもプロデュースひと筋、精進いたします」
ちひろ「プロデューサーさんはもう何を言っても引き返せないような気がします!!」
菜々「キャア!なんで裸なんですかプロデューサーさんいやぁん!!」
ちひろ「菜々さんさっきまで平気だったじゃないですか!!」
P「いやこれは...誤解だ!!」
ちひろ「どんな誤解なんですかプロデューサーさん!?」
ちひろ「最後までヤケになってはいけないということがよく分かりました、それでは一旦CMです」
ちひろ(私の幼稚園児風スモックコスプレ出さなくてよかったぁ)
~ 完 ~
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