姉「学校の検査受けたらそう診断された」
男「どういうことなの」
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胸
男「それってつまりまないt」
姉「殺すぞ」ペターン
男「はい」
姉「…いや、貧乳という意味だったらAカップって言うじゃない?」
姉「わざわざAランクって言うくらいだから、きっと何かあるの! きっとそうなの!」
男「そうですか」
姉「というわけで、愚弟に協力してもらって私の胸の何がAランクなのかを解き明かしていこう」
男「強制ですか」
姉「強制だな」
姉「ではさっそく愚弟の意見を聞いていこう」
男「え、普通ここは姉から…」
姉「あ?」
男「え、えっと!」
男「私が思うに、姉の胸がAランクというのは…」
1 大きさがAランク
2 形がAランク
3 感度がAランク
4 というかそもそもAランクって何が基準だよ
5 自由
安価↓
5 誰にも好かれる胸ねと言う意味のAランク(…と姉が喜びそうなことを言って置こう)
「胸ね」ではなく「胸」でしたが
男「えーっと、そのぉ」
姉「はよ言えや」イラッ
男(まずい! イライラさせてしまった!)
男(ここは姉が喜ぶことを言わねば…)
男「だっ、誰にでも好かれる胸! という意味でのAランクじゃないのかなーなんてぇ!」
姉「……」
男「私はー」
姉「……」
男「思ったりぃ……」アセッ
姉「……」
安価↓コンマが高いほど姉が納得、機嫌が良くなる
よくならない
ア
コンマ47
姉「んー? んー、んー……?」クビカシゲ
男(微妙な反応だなぁ…)
姉「あんましピンとこないわ」
姉「具体的にはどういう意味なの?」
男「え、だから、ほらっ」
男「み、見てて落ち着くんだよ! 程よく小ぶりな姉パイは!」
姉「……へぇ、いつも見てるんだ?」
男「だって風呂上がりとかバスタオル1枚で徘徊するじゃん」
姉「ほーん? へーえ? ふーん?」
男「……っ」
男(辱めを受けるハメになった……!)
姉「ほらほら、前抑えてないでさっさと意見出す!」
男「抑えてないわっ!」
男「…えー、姉は意見出さないんですか」
姉「いや、自分の胸について語る女ってどうよ」
姉「…な?」
男(な? って言われても。弟にこんな話する時点で女としては終了して……)
男「!」ハッ
姉「お、なんか思い付いた?」
男「…学校の先生に聞けばいいのでは」
姉「ッ!!」
姉「そ れ だ !」
男(もうやだこの姉)
なんちゃら女学院
姉「というわけで学校にきた」
姉「男「うひょー、初めての女子高に興奮を隠せないぜー!」」
男「そんなこと言ってない! 思ってないから!」
姉「そう? 残念」
男「なにがだよ…」
姉「あ、いたいた。せんせー」
女教師「あらあら。日曜日に学校へ来るなんて勤勉ね……って男連れぇ!?」
姉「弟です」
女教師「あ、なんだ」ホッ
女教師「…で? 姉弟が雁首揃えて何しに来たの?」
姉「先日の検査で言い渡された、胸がAランクというものの意味についてお尋ねしたく…」
女教師「ああ、それはね」
女教師「安価↓」
総合的な評価よ。だから、Aクラスだからと言って胸のサイズが小さいとは限らないわ
女教師「総合的な評価よ。だから、Aクラスだからと言って胸のサイズが小さいとは限らないわ」
姉「!! なるほど!!」
姉「なるほど!」クルッ
姉「なるほど!」クルッ
姉「なるほどぉ!!」クルッ
男「先生の周りを回るな、おのれ衛星か」
姉「つまり、私の慎ましやかな胸は…」
姉「総合力では巨乳に劣らないとッ! むしろ勝るとッ!」
姉「断じて貧乳ではないとッ!!」
女教師「う、うん、そうね……」
姉「はぁーっ! スッキリしました、ありがとう!!」
女教師「よくわかんないけど、よかったわね」
姉「うふふ。あ、ちなみに先生は何ランクだったんですか?」
女教師「び、Bよ」
姉「ほーん」ニヨニヨ
男(あからさまに見下してる…)
女教師(ほんとはSだけど黙っておこう、機嫌良さそうだし)
Aランクなら成長性も高いはず
女教師「気をつけて帰るのよー」
姉「はーい! さよならBランク先生ーっ!!」フリフリ
女教師「……」
きたくっ!
男「俺の日曜日の午前中返して」
姉「いいじゃない、私の胸が国宝級だってことが知れたのよ?」
姉「時間の有意義っぷりが有頂天よ!! ね!?」
男(完全に調子乗ってる…言い過ぎだろ…)
姉「ふんふふーん」ウキウキ
男「…でも、なんでそんなに胸に拘ってたの?」
姉「え?」
男「え?」
姉「なっ、なんでもないよっ!? こーきしんっ!」アセ タラァ
男(……ん?)
ペタンコでAランクということは他が高いっていうことか
男「何か隠してる?」
姉「べ、別にぃ!?」アセッ
男「姉貴、嘘つくとき口が半開きになるよ」
姉「っ!」バッ
男「…マヌケは見つかったようだな」
姉「ふ、ふんだっ!」
姉「お、弟の部屋を物色してたら巨乳モノのAVが見つかって」
姉「それでちょっと、あ、やっぱり男の子は大きい方がいいんだー、みたいな」
姉「おセンチな気分になったから胸についてあれこれ調べてた…」
姉「ってわけじゃ全然ないんだからねっ!」ズビシッ
男「全部言いましたね」
姉「う……」
男「……はぁ」
姉「な、何よその呆れ顔は」
男「誰だって呆れるよ」
男「あのさ、確かに巨乳な方が俺は好きだよ?」
男「見ていて胸が熱くなるのは間違いなく大きい方だ。メロンだよ、夏はスイカさ」
姉「やっぱり……っ」
男「それでもさ!!」
姉「!」ビクッ
男「…やっぱり、大好きな人の胸が一番好きなんだよ、男ってやつはさ」
姉「それって……」
男「……ずっと昔から、俺にとって姉貴の胸はAランク……ううん、Sランク評価だったよ」
姉「!!!」
姉「お、弟おおおおおおおお!!」ダキッ
男「な、なんだよ、暑いよ!」アセッ
姉「もっかい言って!」
姉「私の胸が、いや……私のことが、なんだって!?」
男「二度はない!!」
姉「言わんと離れんぞ!」
男「うるせえあっちいけ貧乳!」
姉「その貧乳が好きなのはどこのどいつだよー!」
ギャーギャー ワーワー
姉(……ふふ、なーんだ)
姉(検査する必要、なかったじゃない……)
姉「弟ー!」ムギュー
男「………もう好きにして」
姉「はっ、これがほんとのまな板の上の鯉!?」
男「うるさい」
おわり
眠気にたられえなかった
また新しいのでやって欲しいな
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