ありす「私達の結婚生活についての所感」晴「は?」 (25)

百合っぽいのとかキャラ崩壊とか苦手な人は注意

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ありす「私達の結婚生活についての所感なんですが」

晴「は?」

ありす「ですから、私達の新婚ラブラブチュッチュッ生活について思うところがあったのですが」

晴「言い方を変えたところで、新婚でもない結婚もしてないそもそも小学生は結婚できないからな」

ありす「そういう非常識なことははあまり聞きたくないですね。愛さえあれば障害なんて乗り越えて行けますから」

晴「障害物を破壊して突き進んでるの間違いだろ」

晴「つーか、面倒臭いモードの橘かよ」

ありす「誰が面倒臭くて重い上にちょろい女ですって!!」

晴「そこまで言ってないだろ!」

ありす「でも愛してくれてるんですよね」

晴「そんなことも言ってねえよ!」

ありす「最近晴さんがふらふらして私達の愛の巣に帰ってこないですが、いつもどこに行っているんですか?」

晴「覚えのない事が次から次へと出でてくるんだが」

ありす「もしかして浮気ですか!?」

晴「だー! 普通に家に帰ってるんだよ」

ありす「常識的に考えて、晴さんの家なら私がいないとおかしいですよね」

晴「橘の常識がわからないんだが」

ありす「もしかして実家に帰ってるんですか」

晴「実家に帰るも何もオレは家族の元から出てないけどな」

ありす「晴さんの家族は私でしょう!」

晴「そう言うと思ったよ!!」

ありす「もう別居なんて、私の何がいけなかったんですか? 直しますので捨てないで下さい。捨てられたら晴さんを殺して私も死にます」

晴「だから重いし怖いんだよ」

ありす「3年目の浮気だって多目に見たんですよ。最後には私の元に帰ってくれると信じていますから」

晴「勝手に時間を経過させるな」

ありす「開き直る態度をされたって私は快く許したんですよ。私には晴さんしかいませんので、何をされても許します」

ありす「モテない人が好きなわけではないんです。だって私はあなただけを愛していますから」

ありす「遊ばれてるのがわからないなんて可愛そうですよね。晴さんは私の事しか愛していないのに」

ありす「私は一日たりとも晴さんの事を忘れたりしません。私は死んでも晴さんの事だけは忘れたりしません」

晴「止まれ止まれ! 重いし、そもそもオレが浮気すると思ってるのかよ!!」

ありす「天然無自覚女誑しですし」

晴「そんなことねえぞ」

晴「言っとくがオレは絶対一途だからな」

ありす「それは私の事しか愛していない、他の女には話しかけられても視線を合わせられても無視するということでしょうか?」

晴「極端すぎねーか」

ありす「晴さんだってサッカーをするなら一打サヨナラの場面では極端な前進守備を引いたりでしょう?」

晴「それは野球の話だ」

ありす「野球拳がしたいんですか? そんなことせずとも言っていただければ一糸纏わぬ姿になりますよ」

晴「どんな聞き間違いだよ」

ありす「晴さんが最近帰ってきてくれないと両親に相談したら物凄く心配してたんですよ。どうするんですか?」

晴「お前の頭を心配してるんだよ」

ありす「確かに最近晴さんの事しか考えていないですからね。もう少し勉強もします」

晴「そういう心配じゃない」

ありす「心配しないでください。テストの点数は下がってないです。何故か名前のところに×をつけられてましたが」

晴「言っておくがお前は結城ありすじゃないからな」

ありす「わかりました晴さん倦怠期ですね。まあこれだけ長く結婚生活送ってると多少そういう面が出てしまうのは仕方ないとは思いますが」

晴「着実に年月を重ねるな」

ありす「でも安心してください。それを乗り越えて二人の愛は更に深まるんですよね」

晴「橘とオレの溝は深まっているんだけどな」

ありす「毎朝イチゴの味噌汁作ってあげてるじゃないですか!!」

晴「橘の妄想の中でオレは毎朝瀕死になってるのか」

ありす「器量も良く料理もうまく浮気にも寛大で晴さんの事愛している人生のパートナーに何の不満があると言うんですか」

晴「はぁ」

ありす「む、お疲れのようですね。そろそろ帰りますか」

晴「ようやく開放されるのか」

ありす「さあ私達の家に帰りましょう」

晴「はぁ...」

晴「お邪魔しまーす」

ありす「おかえりなさい」

晴「...お邪魔します」

ありす「あいさつ間違ってますよ?」


晴「なあ橘、両親は?」

ありす「先ほど旅行に行ってもらいました」

晴「先ほどかあ」

ありす「さて、私を食事します? 私とお風呂にします? それとも私にします?」

晴「そういうのはやめろ、マジでやめろ」

ありす「わかりました。取り敢えずベッドに行きましょう」

晴「なんもわかってねえや」

ありす「そんな、それを了承して私の家に来たのではないんですか?」

晴「オレはただ遊びに来ただけだ」

ありす「私とは遊びだったんですか!!」

晴「意味わかんねぇよ!!」

ありす「晴さんの本命が私なのは論破する必要もないぐらい公然の事実ですので心配ないですが」

晴「オレは一切何も言ってないんだけど」

ありす「晴さんの意見は聞いていません」

晴「公然とは」

ありす「私が事務所で皆さんにに言って回ってますので、もうれっきとした事実ですね」

晴「は?」

ありす「一番の宿敵の梨沙さんは、あっそうなの(笑)って言ってましたけど、まぁ所詮は負け犬の遠吠えですね」

晴「」

ありす「何ですか、こいつマジやっべぇでも可愛い愛してるみたいな顔は」

晴「最後以外完璧だな」

ありす「ちゅきちゅきだいちゅき愛ちてるでしたか」

晴「そうじゃねえよ」

ありす「まあ良いです。それよりせっかく夫婦水入らずになったんです。何かしましょう」

晴「暴走妄想少女の戯言に付き合わなくて良いなら何でも」

ありす「ん? 今なんでもするって」

晴「ウイイレだな」

ありす「ちっ、言質取ったと思ったのに」

晴「今さらだけど更にキャラ壊れてるぞ」

ありす「もう1回! もう1試合ましょう!」

晴「橘のもう1回は何回あるんだよ。15回は同じ台詞聞いてるぞ」

ありす「負けたら何でも言うこと聞くって約束ですので」

晴「そしたらオレは何回橘の暴走を止めれるんだよ」

ありす「一回の成功のためには失敗を多くするものです。さあもう一戦!」

晴「って言ってもなあ、そろそろ帰らなきゃ行けねえし」

ありす「え?」

晴「え?」

ありす「泊まりでは?」

晴「泊まりの道具何にも持ってきてねえし」

ありす「貸しますよ」

晴「着替えも無いし」

ありす「寝巻は貸します、洗濯もします」

晴「いやいや、明日朝早く仕事あるし」

ありす「...そうですね。でもせっかく」

晴「それにオレの家族に何にも言ってねえし」

ありす「...ですけど」

晴「ダメだ」

ありす「...」

晴「....」

ありす「あの本当に...」

晴「...今日だけだからな」

ありす「えっ?」

晴「次からは事前に泊まる日を親と一応プロデューサーに連絡してちゃんと計画建ててからだからな!」

ありす「はい!」

ありす「さあ、遊び尽くしましたし今日はもう寝ましょうか?」

晴「何で橘のベット以外寝床用意してないんだよ」

ありす「良いじゃないですか少しぐらい、風呂だって別々に入って我慢したんですから」

晴「オレが風呂入ってるとき脱衣場からガチャガチャって音したの聞こえているからな」

ありす「気のせいです。さあ一緒のベットで寝ましょう」

晴「...マジで変なことしたら思いっきり蹴るからな」

ありす「...それぐらいなら」

晴「二度と口聞かないからな」

ありす「晴さんからならセーフですね」

晴「ポジティブかよ。もう電気消すからな」

ありす「晴さん、顔そっぽ向けないでこっち向けてください」

晴「嫌だ」

ありす「後ろから抱きついて良いですか?」

晴「やめろ」

ありす「首筋にキスして良いですか?」

晴「ふざけんな」

ありす「...手を握っても良いですか?」

晴「...ん」

ありす「えへへ、手暖かいですね」

晴「...そうだな」

翌朝

晴「うーす」

ありす「おはようございます」

梨沙「おはよう。朝から二人一緒に来るとは珍しいわね」

ありす「そうですね、昨日はお泊まりデートで夜は同じベットの元、互いに愛を確かめ合いましたから」

梨沙「は? また妄言?」

晴「...愛は確かめ合ってないからな」

梨沙「え?」

ありす「えへへ」

梨沙「え?」

高速投下終了

後でHTML申請だしときます

イチゴの味噌汁がイチゴの味、噌汁に読めて焦った

うへへ

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