モバP「晴の誕生日だな」梨沙「そうね」 (28)
・モバマスSS
・安価、コンマあり
・晴誕生日おめでとう
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P「……」
梨沙「……、で?」
P「晴に何をプレゼントしたらいいかご教授くださいお願いします何でもしますからーー!!」
梨沙「そんなことだろうと思ったわよ! アンタ少しは自分で考えたの?」
P「考えたよ! 考えれば考えるほど決められなくなるからこうして意見を聞きに来たんじゃないか!」
梨沙「ふーん、それが人に物を頼む態度なのかしら?」
P「すみませんでしたああああ!!」
梨沙「よろしい。と言ってもアンタの事だし、考えてきた中のどれかでいいんじゃない? 晴が喜びそうな物、分かってるでしょ?」
P「そ、そうかな? でも念のため聞いてくれないか、俺が考えてきたプレゼント候補を」
梨沙「いいわ、聞いたげる。それで?」
P「例えば……>>3、とか」
俺
梨沙「は?」
P「いや、その、俺……」
梨沙「冗談にしても笑えないんだけど?」
P「冗談のつもりでもないかなーって」
梨沙「……ま、別にアタシはアンタがどうなろうと構わないけど、晴を巻き込まないで欲しいのよね」
P「えっ」
梨沙「晴のプロデューサーでいたいならやめときなさい」
P「そんなにか……」
梨沙「最悪、晴が男子になって帰ってくることになるかもしれないしね」
P「何が起こるの!? 俺をあげると晴に何が起こる可能性があるの!?」
梨沙「とにかく馬鹿な事言ってないで、他にないの? もっとマシなのいくらでもあるでしょ?」
P「動揺し過ぎて傷付く暇も無いな……じゃあ>>5、とかどうですかね」
スパイク
梨沙「スパイクってサッカーの靴よね?」
P「まあな。ボールは何回かあげたことあるし、それならスパイクもと思って。高い割にそこそこ消耗品だからこれなら喜んでくれるだろ!」
梨沙「悪くないと思うけど、まず晴の足のサイズ分かってる?」
P「うっ……」
梨沙「それに晴のサッカーへの本気っぷりは知ってるでしょ、だったら身に付ける物までこだわってるはずだわ。履き心地とか、メーカーとか、デザインとか、そういうとこまで把握しててプレゼント出来るの?」
P「お前、晴の事なら何でも知ってそうだし教えてくれないか?」
梨沙「何でもは知らないわよ、そりゃ他の子よりは一緒にいること多いけど。というか身に付ける物をあげるつもりなら、それくらいの事前調査は当然じゃない?」
P「……自信無くなってきた。やっぱり梨沙に聞いて正解だったよ」
梨沙「晴が貰って喜びそうな物ではあるんだし、もう少し気を利かせなさいよね! で、他は?」
P「えっと、>>7はどうだ?」
スポブラ
梨沙「ちょっ!?」
P「……ぷ?」
梨沙「チョップで済めばいいわねぇ! 蹴り倒されるわよ!?」
P「いや、逆に晴ならアリかと思う! プロフィール見ればスリーサイズは分かるし!」
梨沙「そこじゃないでしょうが!! セクハラもいいとこじゃない!!」
P「待て待て、たしかに下着ではあるが運動する上では大事なとこだろう? 梨沙なら晴があまり自分を着飾ったりしないのは承知のはずだ」
梨沙「まぁ、未だにお兄さんのお下がりで良しとしてるところとかね」
P「でもさすがに下着はお下がりで済ませられないし、そんな晴が下着をしっかり選んでから買って付けてると思うか?」
梨沙「うー……その辺でてきとーに買ったーとか言いそうではあるわ。アタシが選んであげたやつも全然買おうとしないし」
P「そうなの?」
梨沙「そうなのよ、せっかくカワイイの選んであげても、って何言わせんのよ!」
P「と、とにかく、実用性もあってデザインもそれなりの物を贈れば、晴なら喜んでくれそう、だと、思う……ん、だが」
梨沙「……仮に晴がアンタから下着渡されても気にしなかったとして、そもそもどうやって用意するつもり?」
P「そこなんだよな…………なあ梨沙」
梨沙「ヘンタイ」
P「ぐふっ」
梨沙「もっとマトモなのにしなさい! それともそんなのばっかなの!?」
P「俺は真面目に考えたんだが……>>9とかどうよ」
超有名サッカーアニメに声優としてゲスト出演
梨沙「超有名サッカーアニメってあれよね、たしか今夜中にやってるっていう」
P「そそ。凛が主人公のコンビ役で出てるやつ」
梨沙「あー、だからしばらく羨ましがってたのね晴。ゲスト出演って言うけどそんな権限あるの?」
P「うーん……頑張る」
梨沙「せめて決まってからにしなさいよ。ぬか喜びもいいとこじゃない」
P「そうなんだけどさ、ちょうど放映中だし切り出すなら今かと思って」
梨沙「にしても声優ねぇ。晴にそういう演技出来るかしら?」
P「大丈夫、中の人はサッカー詳しいし演技力もバッチリだ!」
梨沙「? 中の人って何言ってるの?」
P「そのうち梨沙にも声付けてやるからな……もうすぐだからな……」
梨沙「だから何の話よ!」
P「おっと、もうこんな時間か。そろそろプレゼント買って来ないと」
梨沙「……待って、何だか心配だわ。まだ候補があるならあと1つくらい聞いたげるわよ。何なら買い物も手伝ってあげるから」
P「マジで? おお、梨沙に聞いてほんと良かった……ありがとう、ありがとう……」
梨沙「アンタのためじゃなくて晴のためなんだから、勘違いしないでよね! それで、もうあまり期待してないけど他に何渡すつもりだったの?」
P「実はとっておきの案があってな、>>11なんだが」
お城に招待
お前それは!
>>12
sageろ荒らし
梨沙「お城? 遊園地にでも連れてくの?」
P「遊園地とは違うかな。まあ城、のような建物というか」
梨沙「はっきりしないわねぇ。晴が楽しめるとこなの?」
P「それは晴次第でもあり、俺次第でもあるな」
梨沙「……よく分からないけどイヤな予感しかしないわね。晴に嫌われたくないならやめた方がいいんじゃない?」
P「そんなに俺って信用無いのか?」
梨沙「アンタが考えてきた晴へのプレゼント候補を思えばそりゃあもう」
P「ほぼほぼダメ出しだったもんなあ……」
梨沙「問題は真面目に考えてそれってとこよね……それより、早くしないとプレゼント渡す暇無くなるわよ?」
P「そうだった! 悪いな梨沙、何から何まで世話になっちゃって」
梨沙「いいのいいの、晴の事もそうだけどこれからたっぷり返してもらえば良いだけのことだし♪」
P「ん? 何の事だ?」
梨沙「いいから早く車出しなさい!」
P「お、おう!」
*プレゼントの評価は安価のコンマになります
最悪 00~99 最高
いい評価だといいが
安価どこー?
(あ、プレゼントの安価時のコンマです)
俺:最悪
スパイク:悪
スポブラ:高評価
アニメ出演:最悪
ラブホ:悪
か
晴「プロデューサー、呼び出したりしてオレに何の用だよ?」
P「今日はお前の誕生日だろ、おめでとう!」
晴「……なんだ、覚えててくれたのか。てっきり忘れられてたかと思ったぜ、へへっ!」
P「というわけでプレゼントを用意したんだ。迷って決められなくなったからとりあえず全部渡す」
晴「はぁ? いいのかそんな、1つでいいよ1つで!」
P「まあそう言うなって、気に入らなきゃ受け取らなくてもいいからさ」
晴「そ、そうか? 別にアンタから貰った誕生日プレゼントを気に入らねーってことは無いと思うけど……」
P「ある人に相談したらダメ出しされまくってな。とにかく晴に任せるよ、まずはこれだ!」
俺(02)
晴「……ん?」
P「あ、いや、俺を……あげる、というか」
晴「あのさ、オレもそこまで子供なつもりはねーんだけど。Pを貰うって何だよ?」
P「いらないならいらないでいいんだ、うん」
晴「いるとかいらないとかそういう事じゃなく……ひっ!?」
P「ど、どうしたんだ震え上がったりして? 何があった!?」
晴「…………わかんねー……わかんねーけど、急に背筋が凍ったっつーか……もしここでアンタをもらったりしたら、五体満足で帰れないような……そんな錯覚がしたんだ……」
P「ええ……貰われたからってそんな晴を取って食うような真似するつもり無いんだが……」
晴「違うんだよ……Pからじゃなくて、どこかから誰かに睨まれてるようなそんな気が……とにかく、いらねー!」
P「おうふ、はっきり言われると中々堪えるな……いらないかー……」
晴「……なぁ、ちなみにアンタのこと貰ったらどうなるんだよ? オレがサッカー付き合えって言ったらいつでも付き合ってくれたりするとか、そういう事なのか?」
P「ん? まあそういう事だろうな。貰った物をどう使うかはその人次第だし」
晴「ふーん…………いや、やっぱ無し。さすがに命にはかえられねーしな……」
P「俺のせいで死が迫るの!? 俺って何なの!?」
晴「もういいから、違うのくれよ。Pじゃなきゃ何でもいいや」
P「よくわからないまま俺は深く傷付いたぞ……じゃあ次、これな」
アニメがダメなのはコネとかを使うのが許せないとか?
スパイク(19)
晴「スパイクかぁ、そろそろ新しいの欲しいとは思ってたところなんだよな」
P「おっ、じゃあちょうどいいな。今度買いに行こう」
晴「? プレゼントとして用意してた訳じゃねーの?」
P「そうするつもりはあった。でも晴の足のサイズとか、好みとか、そういうの正確に知らずにプレゼントしても迷惑になりそうだからさ。気に入らないの履きながら良いプレイなんて難しいだろう?」
晴「そういう事か。へー、妙なとこで気が利くじゃん。でもそれじゃ誕生日プレゼントって気はしねーよなぁ」
P「やっぱり?」
晴「スポーツ用品店に連れてってくれるのはいいんだ、でもそれは誕生日プレゼントとは別ってことで。もちろん自分の小遣いで買うからさ」
P「晴がそう言うならそうするよ。じゃあスパイクも無しってことで」
晴「……このまま何も貰えないってことはねーよな、まさか」
P「大丈夫大丈夫、きっと、たぶん……よしじゃあ次ぃ!」
スポブラ(92)
晴「お、今度は用意してあるんだな。中身見ていいか?」
P「いいぞー、でもこっそりな」
晴「何でだよ? この袋ならスポーツ系の……ってこれ、うん? まさか……」
P「先に言っておく! 案は俺だけどそこから先は梨沙に全部任せた、本当だ!」
晴「てことはやっぱ……でもその割に、結構カッコいいな……こういうのもあるのか」
P「そうなの? どれどれ」
晴「見るんじゃねーよ! いや、これなら全然見られても大丈夫そうだけど!」
P「へー、全然カワイイのが無かった! とか梨沙はぼやいてたけど、ちゃんと晴が気に入りそうなの選んできたってことか」
晴「まったく、こういうのも選べるんならいつもそうしてくれたらいいのに……」
P「梨沙の選んだやつは嫌がるんだってな?」
晴「アイツに任せるとどうなるかは、この前デレぽに晒された感じになるからなー。そうか、まず連れてかれる店が悪かったんだ」
P「一応スパイクの下見に覗いたスポーツ用品店だったんだけど、気付いたら梨沙が良いの見つけたーってさ。これなら貰ってくれるか?」
晴「おう、サンキューな! ……何か引っ掛かるような気はするけど、まあいいや!」
P「それは良かった。それがダメでも一応こういうのも考えててな?」
超有名サッカーアニメに声優としてゲスト出演(01)
晴「……。マジ?」
P「あ、いや、もう決まってるって訳じゃなくて、これからそういう風に掛け合ってみようかって段階なんだけど」
晴「何だよおおーー! めっちゃ期待しちまったじゃねーかぁぁ!!」
P「そ、そんなに? そこまでやる気になってくれるなら頑張ってみるよ」
晴「あ、待った、そりゃ嬉しいんだけど、あの作品に関われるなら嬉しくないわきゃないんだけど、その、今のオレのままでおいそれとそんな感じに関われちゃっていいのか? って気もしてきてる」
P「何か見た事ないぐらいテンパってるな、晴」
晴「当たり前だろ!! あれを観たり読んだりして育ったスター選手だって世界にいっぱいいるんだぞ!!」
P「結局どうなりたいんだ?」
晴「オレだってわかんねーよ!!」
P「……なんか、すまん」
晴「……とりあえず、いつお呼びが掛かってもいいようにそういう系のレッスンもちゃんとやっとく」
P「おう。そ、それより最後にとっておきのやつを用意してるんだ、聞いてくれ!」
お城に招待(07)
晴「城? 何で城がとっておきなんだよ」
P「う、うん。晴なら気に入ってくれると思ったんだ」
晴「どうして?」
P「……一言で説明すると、大人の事情?」
晴「何だそれ。どうせ行くならスタジアムの方がいいんだけどなー」
P「あ、そうですよね、はい」
晴「それで終わりか? じゃあ結局、貰ったのはこれ1つだな」
P「しかもほとんど俺が関与してないっていう」
晴「してたらさすがに受け取りにくいにからいいんだよ! それに、これのおかげで梨沙とのショッピングも楽しくなりそうだしな。いつまでも主導権を握らせないぜ!」
P(何はともあれ、相談しといてよかった……)
晴「プロデューサー、ありがとな。まーちょっとどうかと思うのも多かったけどさ?」
P「うーん、来年こそは精進します」
晴「……なんかもっと酷い物になりそうだし、てきとーでいいよてきとーで」
P「てきとーに選んだプレゼントの方が喜ばれそうな俺のセンスって一体……」
そして
梨沙「だから言ったのに。アタシの選んだやつだけにしときなさいって」
P「そうなんだけどさー、やっぱ自分で選んだ物を渡したくなったんだよ」
梨沙「それで受け取って貰えないんだから世話無いわよねー?」
P「傷口に塩を塗らないでいただけます? それより何で俺は貴重なオフの朝っぱらから呼びつけられて、あげくにお抱え運転手みたいなことさせられてんの?」
梨沙「何でって、アンタ自分で言ってたじゃない。晴に何をプレゼントしたらいいかご教授くださいお願いします何でもしますから、だったかしら?」
P「…………。言ったような気はするけど、マジですか」
梨沙「今日一日ってとこで勘弁してあげるから、今日だけはアタシの言う事をぜーんぶ聞きなさい。いいわね!」
P「えー……」
梨沙「えー、じゃないの! 最近パパ忙しくってデートも出来ないから、家にいる時だけでもカワイイアタシを見てもらうために新しい服をいっぱい買っておきたいの、文句ある!?」
P「ありません! ええいヤケだ、さあどちらへ向かいましょうかお嬢様!?」
梨沙「分かればいいの、まずはここのお店に行くわよ。さあ、しゅっぱーつ!」
この後めちゃくちゃ買い物した
終
コンマが極端過ぎてわろた
12時とっくに回っちゃったけど晴おめでとう!
乙でした
もっと酷い安価が来るかと思ってた
1日遅れだけど晴ちんおめ
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