【モバマス】おさなづま (19)
※過度な妄想です。誕生日おめでとうございます。
紗南「えっと……つまり?」
比奈「ほら、あるじゃないっスか、奥様は女子○生!みたいなの」
奈緒「クラスメイトが許嫁だったりとか?」
比奈「そうそう、そんな感じっス。なんかこう……初々しいカンジのやつっスね」
紗南「いや、あたし14歳なんだけど!? 完全にアウトだからね!?」
菜々「14歳の母ってありましたねー……懐かしいですっ」
奈緒「いやそれ、妊娠しちゃうやつじゃ……」
紗南「にっ……!? ないないないから! そういうのなし!」
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荒木「そこまでは行かないにしても、幼妻って割とありだと思うんスよね。紗南ちゃん」
菜々「お『さな』づまだからですか?」
荒木「………そこまで考えてなかったっス」
菜々「な、なんですかー!? 菜々がオ、オヤジギャグ言ってるみたいじゃないですか!」
奈緒「じゃ、じゃあ若奥様でいいんじゃないか? ほら、結婚の約束だけはしてるみたいな……」
菜々「わ、若奥さな? って違うんですー! 菜々は……菜々は……!」
紗南「いやいやいや、ないって! あたし料理苦手だし! 家事だってあんまり……」
荒木「そこは……妄想の世界だからセーフっス。それに未来は誰にもわからないっス!」
奈緒「まぁ、話聞くくらいならいいんじゃないか? ウサミンの話だってよくしてるしな?」
~妄想 比奈編~
何? どうしたの? …………似合わないって言いたいの?
似合ってるって……嘘つき。わかってるって、アンマッチな感じだよね。
あたしもそう思うよ。だってあたしこんなちっさいしさ?
料理もあんまり得意じゃないし、家事だってゲーム優先しちゃうかもだし……
で、でもほら……け、結婚するんだしさ!
アイドルってジョブからジョブチェンジ! 今は……あなたの、お、幼妻、だよ?
今は……今だけはさ、アイドルじゃなくて、ファンとかお仕事とかさ、そういうの関係なしにさ。
一人のヒロインとして、あたしを見て欲しいな。
荒木「と、まぁこんな感じの……」
菜々「いい! いいですね! 幼いからこその恥じらい! かわいい!」
奈緒「これあれだな! 多分家庭的なエプロンつけてる感じだよな!家庭科で自作した柄入りのやつ」
荒木「わかってるっスねぇ。なんかこう……多分髪型も違うっスね。家事しやすいカンジに……」
菜々「そうなるとポニーテールですかね? 普段の三つ編みも解いて新たなるステージに……」
奈緒「ヒロインってのがいいよな、あーでも紗南ってギャルゲーとかやるっけ? ヒロインなら……って紗南?」
紗南「…………(真っ赤」
奈緒「ゆでダコってるな」
紗南「……だ、だって!? 改めてそういうの語られるとびっくりするし!?」
菜々「……恥ずかしいですよね。そりゃあ」
比奈「でも紗南ちゃんもわかるっスよね? ヒロインっぽさ伝わるっスよね?」
紗南「まぁ……で、でもあたしってそんなガラじゃないから!」
奈緒「またまたー、結構嬉しいだろ? こういうの!」
菜々「奈緒ちゃんウキウキしてますねー……」
比奈「いっつもからかわれてる側っスからねぇ……」
奈緒「なら、こういうのはどうかな? 家事っていえば料理だろ?」
~妄想 奈緒編~
ご飯、できたよー……?
もー、せっかくゲームしないで作ったのに……そっちがゲームしてちゃダメじゃない?
もうちょいで終わる? だーめ、そこから長いのは、あたしが一番知ってるからね!
今一人プレイでしょ? ご飯食べたら一緒にやろ? だーかーらっ、ねっ?
今日の献立はさ、ちょうどやってるゲームに合わせてみたんだよね。
いいよねモン○ンって、生肉焼けばそれで料理完成だし!
さっ、食べよっか。あたしの自慢の料理だよ? スタミナ回復間違いなしなんだからっ!
……何? ただの焼いた肉、なんて言ったら怒るよ?
紗南「……ただの焼肉? 確かにゲームに出てきた料理は作ってみたいと思うけど……」
奈緒「ちっがーう! 違うんだよ紗南! これはさ、ただの肉じゃなくて……」
菜々「菜々わかりました! これ実はかなり凝ってるやつです!」
比奈「なるほど、実は丁寧に下処理とかしてある良いお肉なんスねこれ」
奈緒「そうそう、手間暇かけて、けど見た目はゲームに合わせた無骨なお肉風にしてるところがな?」
菜々「気づくかな? 気づかないかな? っていたずらっぽく笑ってる様が浮かびますね!」
紗南「え? 料理って鍋に食材放り込んでおけばできるんじゃないの?」
菜々「紗南ちゃん?」
紗南「い、いや冗談冗談! そんなガチトーンで言わないでよ菜々さん!?」
紗南「でも、ゲーム好きなあたしを理解してくれるなら、こういうのもいいかも?」
比奈「おっ、乗ってきたッスね? まぁ男の人の方がゲームは好きそうっスよね?」
菜々「自分の趣味に理解ある女性ってポイント高いですしね!」
奈緒「まぁ紗南がゲーム差し置いて家事を優先できるかがカギになりそうだなー」
菜々「両方がゲームにうつつを抜かして家事を放置なんてなったら……」
比奈「『夕飯? あ、そこの棚にカップ麺が』……なんて?」
菜々「紗南ちゃん。 今日から菜々と一緒に料理修行しましょう! ね?」
紗南「いや、なんであたしいきなりそんな心配されてるのさ!? するよ!? 家事!」
~妄想 菜々編~
どう? 美味しい?
えへへ、言ったでしょ? 自信作だって。スタミナだけじゃなくてハートも回復しちゃうでしょ?
だってほら!その……あ、あたしの……あ、愛情が! 篭ってるし!
……伝わった? そっか、よかった。それなら……全部食べてくれるよね?
あー! キノコ、苦手なの? ダーメだよ? 苦手でも、食べてよね。それだってあたしの愛情だよ?
……もう、しょうがないなぁ、ちょっと待っててね?
……………どう? 嫌いなモノが食べられるアイテム、だよっ! 効いた?
ビーズのネックレス……安物、なんて言わないでよ?……がんばったんだからさっ?
おっ食べた。美味しいでしょ?
ねぇ、効いたのはアイテム? それとも……あたしの気持ちかな?
紗南「………(顔真っ赤」
菜々「こんな感じで……ね?」
比奈「いい! いいっス! 紗南ちゃん手先が器用ですし、お手製の小物とか作ってそうっス!」
奈緒「これ絶対前からかけてるよな。顔が近くに来てドキドキするやつだよ!」
菜々「親愛の気持ちは直球だけど、相手と仲良く楽しんで過ごすためにお茶目さを忘れないヒロインさですよ!」
紗南「あ、あたしってそういう風に見られてるの……?」
奈緒「まぁ紗南って結構ストレートに行くタイプじゃないか? いや恋愛に関わらず」
紗南「まぁ……そうかも?」
奈緒「そういう紗南を鑑みてあたし達は考えてることだしさ、紗南も考えてみたらどうだ?」
菜々「そうですねっ! こうなれば紗南ちゃん本人のも聞いてみたいですっ!」
比奈「どうせここにいる3人しか聞いてないっスよ。他言無用っス」
紗南「は、恥ずかしいけど……3人がせっかく考えてくれてるわけだし……」
菜々「菜々たちは絶対笑いませんし、他の人も話しませんからっ!ねっ!」
奈緒「あぁ、もし他の人が言ってたら今度はあたしでやってもいいね!」
比奈「お、大きく出たっスね? それじゃあ他にバラしたら次回はその人を妄想の種にするってことで」
紗南「待って、これ罰ゲームなの? 罰ゲームなのこれ?」
比奈「まぁまぁ気にしないで、どーんと行くっス!」
紗南「…………わかった! えっと……こう!」
~妄想 紗南編~
よっし! あたしの勝ちー! ふふーん、さん、れん、しょーう!
夕飯の後のゲームは楽しいねっ! 一日の締め括りって感じっ!
今度は何で対戦する? 格ゲー? 音ゲー? パズルゲーとか?
シューティングでスコアタとかもいいかも? ねえねえ、どれにする?
……これ? そっか、そうだよねー。それにしよっか。
協力プレーも楽しいよねっ! うん、こっちにしよう!
…………そっか、そうだよね、つ、妻だもんね!
共同作業って言うの? ゲームでも発揮していかないとねっ!
どうする? 私が前に行く? それとも支援した方いいかな?
うん!そうだねっ! 任せてよ!
あたしが完っ璧支援してあげるよ!………旦那様。
紗南「…………………って感じで………(赤面」
菜々「な、中々大胆ですね……」
奈緒「割としっかり妄想してるんだな……」
比奈「でも年齢特有の初々しさを感じるっス……」
紗南「な、何さー!その無駄にリアルな反応! ちょっと!?」
比奈「なんというか本人から言われるとちょっと現実味あってちょっとビビるっス」
紗南「いやいやいや! 妄想じゃん! 3人共してたじゃん!?」
奈緒「なんというか積極的だけど、ゲーム踏まえて仲良さそうなのがいいよな」
菜々「紗南ちゃんの場合、ゲームがコミュケーションツールですからね」
紗南「うん! このスタイルは変える気はないよ!」
比奈「最近はいつまでもゲームやってられるっスからねぇ」
P「お、みんな揃ってんな?」
比奈「来たっスねーケーキと料理」
奈緒「あと飲み物も!」
P「えっ俺おまけ?」
菜々「まぁ今日の主役は紗南ちゃんですからっ!」
P「ま、それもそうか。…………どうした紗南?」
紗南「え、えっと…………」
P「どうした紗南? おい、お前ら、変な話してないだろうな? こいつまだ14だぞ?」
菜々「わかってますよ! 誕生日を迎えて………あれ?」
奈緒「どうしたんだよ菜々さん? ……ん? 今日誕生日だから……」
紗南「14歳だよっ! 14歳! ねっ!Pさん!」
P「えっ、あぁそうだよな? なんか変だな……あれ? 紗南は……」
紗南「いいからっ! さぁ!食べようよっ!ねっ? 席についてよ旦那様っ!」
P「えっ?」
比奈「あっ」
奈緒「あー」
菜々(あー……)
紗南「――――――っ!」
紗南「あ、あたし帰るねっ!」
P「待て待て待て! 今から祝うんだろうが!? ちょっと待てって!」
紗南「無理だって! この空気無理ゲ―だから! あたしは帰る!」
比奈「今帰ってどーするんすか!」
紗南「ブロ―〇ィアちゃんととカ〇ンくんとゾー〇ちゃんから誕生日セリフ回収してくる!」
奈緒「それ2週間くらい保つだろ!? しかも引きすぎだ! いくら突っ込んだ!」
紗南「茄子さんに頼んだ!」
菜々「いやいやいや!そういう話じゃなくて! 座ってください紗南ちゃん!」
紗南「無理無理むーりぃー! 誕生日セリフ言うから!それ言って帰るから!」
P「座れ紗南ぁ! さっき言葉の理由も聞くから!」
紗南「そこはスルーしてよ!? あぁもう! わかった!………コホン」
紗南「それじゃあ、今日はたくさん祝ってよね? だ……じゃなかったPさん?」
おわり
過度な妄想でした。
誕生日おめでとうございます。
紗南ちゃんかわいいよね
パートナー路線で行くタイプですがPラブ勢でもあると思うんです。紗南ちゃん。
依頼出してきます。
かわいい
義理の娘にしたい
荒木だったり比奈だったり忙しいな
乙
紗南ちゃんはPラブ勢だって知ってる
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