【モバマス】14歳組の恋愛事情 (11)

初投稿です!
設定とか喋り方とかがガバガバなのは多めに見てください!

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ちひろ「うーん、どうしましょうねぇ・・・」

七海「おはようれす~。ちひろさん何を見てるれすか?」

ちひろ「あら、七海ちゃん・・・。うーん、この際任せちゃおうかなぁ・・・」

七海「なんの話れすか?お魚れすか?」

ちひろ「お魚は・・・確か、来月マグロ漁の手伝いがあったような・・・」

七海「ほんとれすか!?やったれす!なんでもやるれすよ!」

ちひろ「ほんと?じゃあこれなんだけど・・・」

七海「えーっと『今ドキの中学生の恋愛事情』。なんれす、これ?」

ちひろ「昨日、高校生組の子たちが置いて行ったみたいで・・・。これを見た社長が『今すぐ調査した方がいいかもな』って言いだして・・・。私に任せて出て行ったんだけど・・・」

七海「なーんら、そんなことれすか。七海がとっておきの助っ人を呼んでくるれす!」ピュー

ちひろ「あ!七海ちゃん待って、って行っちゃった・・・」

 数分後


七海「連れてきたれす~」


飛鳥「やぁ、おはようちひろさん」


蘭子「闇に飲まれよ!緑衣の者よ!(お疲れ様です!ちひろさん!)」


ちひろ「おはよう、飛鳥ちゃんに蘭子ちゃん。今日はよろしくね」


飛鳥「それなんだが・・・何故ボクらはここに連れてこられたんだい?」


ちひろ「えっ!七海ちゃん伝えてないの!?」


七海「きっと内容を伝えたら2人とも来なかったれすよ?」


ちひろ(さらっと酷いこと言ったわね。この子・・・)


飛鳥「さっきから何の話をしているんだい?」


蘭子「我らに秘匿は通用せぬ!(内緒話はしないでくださーい!)」


七海「そういえば七海も詳しいことは聞いてなかったれす。何をすればいいれすか?」


ちひろ「かくかくしかじかってわけです」


飛鳥「ふむ・・・。恋愛か。僕には無縁の言葉だね。何故なら恋とは一時の気の迷いであり中学生のうちの恋愛なんて将来まで続くはずもない。そんなもの届くはずのない空宙に手を伸ばしているにすぎないし、なにより・・・」


七海「飛鳥さんは今日も理屈屋れすねぇ」


飛鳥「七海には理解らないかも知れないな。なぁ蘭子。・・・蘭子?」

蘭子「れ、恋愛・・・。恋・・・うぅ・・・」


飛鳥「・・・ちひろさん、結局何をすればいいんだい?」


ちひろ「一応、渡された紙に書いてあるのは告白された経験について、なんだけど・・・」


飛鳥「それならちひろさんがでっち上げて報告すればよくないかい?」


ちひろ「一応ホントのことを報告しないと・・・(私も少し気になって来たし)」


蘭子「集いし力が不足している・・・(人数が足りないです・・・)」


七海「ならもう1人お話できそうな人いるれすよ?」


ちひろ「えっ、どこに?」


七海「ほら、ちひろさんが座っている下れす」


ちひろ「えぇ・・・と」


乃々「あぅぅ、見つかってしまいました・・・」ヒョコッ


飛鳥「乃々じゃないか、いつからいたんだ?」

乃々「森久保は最初からいたんですけど・・・」


七海「七海が来た時にはいたれすよ?」


ちひろ「・・・ってことは私と社長の話もばっちり聞いてましたよね?」


乃々「全部聞いてたんですけど・・・暗闇に溶けてたんですけど・・・溶け久保です」


蘭子「闇に溶ける者・・・(隠れるの上手だね・・・)」


ちひろ「と、いうわけでとりあえず誰か恋愛エピソードを話してほしいんだけど・・・」


蘭七乃飛「「・・・・」」

ちひろ「まぁそうなるわよね・・・」


七海「・・・仕方ないれすね。七海が先陣を切ってあげるれす」


蘭子「お願いするね・・・?」


七海「おほん・・・。あれは七海が3歳の頃れす。海に行った七海は一目で恋に落ちたれす・・・。あの海の男が釣り上げたキハダは本当に美しいウロコだったれすよ~♪」


飛鳥「マグロの話じゃないか!」


七海「良いツッコミれすね~。ホントは人生で3回くらいれす。中学で2回されたけど、どっちも七海の理想の顔じゃなかったから断ったれす!」


乃々「思ったより辛辣だったんですけど・・・」


飛鳥「待ってくれ七海、あとの一回はどうしたんだい?」


七海「あー・・・。付き合ったんれすけど1週間で振られたれす」


蘭子「無礼者!神の裁きを受けるべき!(失礼な人ですね!)」


飛鳥「だが理由が思いつかないな、思い当たる節はあるのかい?」


七海「あるも何も言われたれすよ。『魚の話ばかりで面白くない』って」


蘭子「七海ちゃんのことをよく知らないのに告白してきたの?」


飛鳥「なるほど・・・つまりキミも容姿で判断された・・・というわけか」


乃々「“君も”ってことは飛鳥さんもそういう経験があるんですか・・・」


飛鳥「あぁ、ボクも容姿で判断されたことがあるからね」


ちひろ「ふーん・・・」

蘭子「飛鳥ちゃんは何回くらい告白されたことがあるの?」


飛鳥「まぁ、2回ほどだがね」


乃々「森久保も2回です・・・」


七海「乃々さんはどうやって断ったれすか?それとも付き合ったれすか?」


乃々「森久保は逃げました・・・。怖くなったので・・・」


蘭子「うんうん!怖いよね!」


飛鳥「蘭子・・・口調が戻ってるぞ」


蘭子「はっ!んんっ!・・・次は我の番ね」


七海「というか蘭子さんでラストれすよ」


飛鳥「蘭子のことだ。きっとボクたちよりも多いんだろう


蘭子「え、あのえっと・・・」


乃々「ら、蘭子さんはその、なんていうか・・・羨ましいです」


蘭子「あのー・・・」


七海「けしからん体型してるれす」


飛鳥「直球すぎないか?」


乃々「森久保は細久保ですから・・・少し羨ましいです・・・」

七海「乃々ちゃんもそんなこと思うんれすね~!七海も同意見れす!」


飛鳥「まったく同感だね・・・って蘭子?」


蘭子「私、告白されたことないもん・・・」


七海「意外れすね。てっきり10人くらいから告白されているのかと思ったんれすけど」


蘭子「私、見た目と口調がこんな感じだから誰も近寄らなかったから・・・」グスッ


乃々「えぇと・・・」チラッ


飛鳥「蘭子、気にしない方がいいよ。君の魅力に気が付かない者たちの言葉なんて」フッ


七海「そうれすよ!これからもっとアイドルとしてやっていけば告白されるようになるれすよ!」


蘭子「みんな・・・ありがとう・・・」


 ワイワイ、ナナミチャンモカワイイヨ! アタリマエレス! モリクボハカエリタインデスケド


ちひろ「・・・」

七海「乃々ちゃんもそんなこと思うんれすね~!七海も同意見れす!」


飛鳥「まったく同感だね・・・って蘭子?」


蘭子「私、告白されたことないもん・・・」


七海「意外れすね。てっきり10人くらいから告白されているのかと思ったんれすけど」


蘭子「私、見た目と口調がこんな感じだから誰も近寄らなかったから・・・」グスッ


乃々「えぇと・・・」チラッ


飛鳥「蘭子、気にしない方がいいよ。君の魅力に気が付かない者たちの言葉なんて」フッ


七海「そうれすよ!これからもっとアイドルとしてやっていけば告白されるようになるれすよ!」


蘭子「みんな・・・ありがとう・・・」


 ワイワイ、ナナミチャンモカワイイヨ! アタリマエレス! モリクボハカエリタインデスケド


ちひろ「・・・」

 後日

社長「ちひろくん、彼女たちに聞いてみたかね?」


ちひろ「はい、目下彼女たちに色恋沙汰はなさそうです。どうやら中学生女子は告白されることを一種のステータスのように考えているようで、容姿が良ければ告白されることが増える、といったことを話していたのでまだまだ可愛らしいなぁと」


社長「なるほど」


ちひろ「これが報告書になります」


社長「あぁ、ありがとう。では失礼するよ」スタスタ


ちひろ(七海ちゃんが過去に付き合ったことがあるって言ってたけど、それは報告しなくていいわよね・・・。それにしても疲れたなぁ・・・)


社長「あぁ、ちひろくん。ついでと言ってはなんだが」


ちひろ「はい、なんでしょうか?」


社長「この二つの資料も調査してくれるとありがたいのだが」パサッ


ちひろ「・・・へ?」




おわり

おつのー

中学生なら蘭子は逆にモテそうだけどな…
やはり女の子の場合だと引かれるのか…
大丈夫だよ蘭子、おじさんが一緒にいるよ

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