凸

茜「つーか、お前さ……」

智子「改まって何だよ？」

茜「素酷すぎじゃね？かなり口悪いし」

智子「な！」

智子「ふざけんな！凸さんだって大差ないだろうが！」

茜「ほらそれだよ、凸さんとか普通に悪口だろ……」

智子「そ、それは！それでも良いって凸さんが……」

茜「まさか本当に呼ぶとはね」

智子「……」

茜「？」

智子「……よ、呼ばない方が良い？」

茜「……」

智子「あ、ご、ごめん……」

茜「良いよ」

智子「え」

茜「アンタの好きに呼べば良いって言ってんの！」

智子「！」ﾊﾟｧ

智子「で、凸さん！凸さん！凸さん！」

茜「ちょ！調子乗り過ぎだって！」




陽菜「……」

ゆり「……」

連投制限かかってる？

続け給え

まさかの密会

あ、釣りとかともこの人だ。転載まだかよ

これは覆面少女二人に拉致られて犯されますね…

茜「で？これはどういう漫画なんだよ？」

智子「……」

茜「おい、聞いてんのか？」

智子「……聞いてる、聞いてるよ、聞いてるけど、先ず言わせろ！」

茜「な、なんだよ？なんで怒ってんだよ？」

智子「怒るに決まってんだろ！なんでなんで……」

智子「なんで私は凸さんのふ、太ももに座らせられてるんだよ！」

茜「？」

智子「そんな当たり前だろ？みたいな顔すんな！！」

茜「いやだって二人で読みやすいだろ？そんな事くらいで目くじら立てんなよ、それより……」

智子（こ、こいつマジかよ？距離感おかしくね？もしかしてガチレズなのか？）

茜「これって本当に百合漫画なのか？そもそもが人間同士じゃ……」

智子（ほらまただよ、こうして来るたび百合系の漫画にばかり興味を持ちやがる……これ絶対ガチレズだろ）

茜「どうなんだよ？おい！」

智子「ひ」

智子「い、いきなり耳もとで囁くやつがあるか！」

茜「あんまり騒いだら他に迷惑がかかるし、なんだよ？照れてんのか？」

智子「おま、おま、お前！！！」


～お隣～

陽菜「……」

ゆり「……」

智子「もうやめろよな！フリじゃねーぞ！絶対だからな！」

茜「はいはい分かった分かった、それで？この漫画は百合なのか？」

智子「まったく……ああ、それは百合だと思う」

茜「へぇ、普通のJKと異世界の暗黒騎士だろ？」

智子「そういうのもあるんだよ！圧倒的な力を持っててもボッチな親玉と平凡だけどコミュ力がメチャクチャ高い女子高生とか、最高の組み合わせじゃねーか！」

茜「まるでお前と明日香みたいだな」

智子「は」

智子「はぁ！？か、加藤さんとはそんなんじゃ……つーか、私は全然ボッチなんかじゃ！」

茜「はいはい、でもなー百合とまで言えねーか？本人らも友だち同士って言ってるしな」

智子（な、流してんじゃねーよ！というか百合談議好き過ぎだろ、こいつ！二次元の話を三次元の友人同士に当てはめ出したら末期だろうが！）

智子（……友人同士？加藤さんは兎も角として私と凸さんって友人なのか？）

茜「いやでも戦争中に幻覚まで見るか？普通」

智子「……そういうの百合系で言い出したらおしまいだろ？そもそも友情で止まるか？恋愛まで進むのか？みたいなのを楽しむわけで」

茜「なるほどな、つまりお前と」

智子「だから私で例えんなよ！」


～お隣～

陽菜「……」

ゆり「……」

うっちーは天井に張り付いてるな