穂乃果「ところで、そのリボン新しく買ったの?」ことり「あっわかる?」 (14)

注意
* μ×A×虹
* ちょっと前の特番の内容を受けています
* 短め、書き溜め済みなので淡々と

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穂乃果「やっぱりそうだよね! ふわふわで可愛い~」

ことり「えへへ、ありがとう♥ 実はねー、今日Aqoursの曜ちゃんに買ってもらったリボンなんだあ」

穂乃果「えーっ何それ!? どういうこと?」

ことり「今日はことり、曜ちゃんと果林さんと、衣装担当の3人での打ち合わせだったでしょ?」

穂乃果「うん」

ことり「だからもちろん衣装作りのお話をしてたんだけど、せっかく3人で集まったんだし、お互いの好みを知るためにショッピングにでも行かない? って果林さんが言ってくれて、そのままお出かけすることにしたの」

穂乃果「へえ、そうだったんだ」

ことり「それでね、お洋服とかアクセサリーとかいろいろ見たり、着けさせ合ったりしてるうちについつい楽しくなってきちゃって」

ことり「お互いに選びっこして、プレゼントしちゃおう! ってことになって」

穂乃果「いいなあ、すっごく楽しそう!」

ことり「で、曜ちゃんが私に選んでくれることになって……このリボンをくれたの♥」

穂乃果「そういうことか~。羨ましい~!」

ことり「えへへ、いいでしょお? 嬉しくって、早速着けちゃった♥」

穂乃果「いいなあ、衣装組はすっかり親睦を深めまくっちゃってるね」

ことり「んふふ、それで曜ちゃんったらね、ことりちゃんに変なものはあげられないよ~! ってすっごく悩んでくれてね、それが可愛いくって♥」

穂乃果「へえ、曜ちゃんって何でも勢いで決めちゃうタイプだと思ってたよ」

ことり「とっても可愛い子なんだよ。果林さんと一緒にね、いっぱいお着替えさせちゃったあ」

穂乃果「あはは……曜ちゃん大変だっただろうなあ」

ことり「果林さんは本当に大人っぽくてセクシーでね。隣に立ってるだけでドキドキしちゃった」

穂乃果「果林さんって、すごくスタイルいいんだよね」

ことり「うん! 穂乃果ちゃんにも早く会って欲しいなあ。すっごいんだよお、本当に!」

穂乃果「ふふっ、ことりちゃんってば興奮しすぎ」

ことり「だって本当にセクシーなんだもん~! 背もすっごく高くてね、頭ぽんぽんってしてくれて……きゃー!」

穂乃果「んふふっ」

ことり「穂乃果ちゃんのほうはどうだった?」

穂乃果「こっちはね、千歌ちゃんとせつ菜ちゃんが穂むらに来てくれたの。ふたりともうちのお饅頭を気に入ってくれて、たくさん持って帰ってくれたんだ~」

ことり「わぁ、それはよかったね!」

穂乃果「うん! 他のメンバーにも、穂むらのお饅頭を是非とも~! って、売り込んでおいたよ」

ことり「ふふっ、お得意様が増えるといいね」

穂乃果「ふたりが宣伝してくれたらもう効果絶大だよ。そうそうそれでね。せつ菜ちゃんってばすごいんだよ」

穂乃果「やっぱり、雰囲気が違うのかなあ? せつ菜ちゃんがお饅頭を美味しい美味しいって食べてるのを見てたお客さんが、いつも以上にたくさん買って行っちゃうんだもん」

ことり「せつ菜ちゃんって、明るくて可愛くて、まさにアイドルって感じだもんね」

穂乃果「せつ菜ちゃん、グルメリポートとか絶対上手だよ! それに千歌ちゃん! 千歌ちゃんもすごいの!」

穂乃果「さすがは老舗旅館のところの子だよね! お客さんとお話しするのが本当に上手でさあ、常連のおばあちゃんもすっかり気に入っちゃって。もうふたりとも、うちで働いてくれないかなあ、なんて」

ことり「あはは、ふたりは店番をしに来てたのかな?」

穂乃果「も、もちろんライブの打ち合わせもしたよ!? 3組とも大所帯だし、個性的なメンバーがたくさんで、楽しみだよねえ」

ことり「うんっ、ことりも早く全員で集まりたいなあ」

海未「あら? 穂乃果、ことり。一緒だったのですね」

穂乃果「あっ海未ちゃん! おかえりー!」

ことり「おかえりなさい、海未ちゃんっ」

海未「はい、ただいま帰りました。ずいぶんと盛り上がってましたね」

穂乃果「今日のミーティングのお土産話だよ!」

海未「ああ、そうでしたか」

穂乃果「海未ちゃんは、梨子ちゃんとかすみちゃんと打ち合わせしてきたんだよね?」

海未「はい。おかげで、練習場所も何とかなりそうです」

ことり「そうみたいだね。曜ちゃんもきっと大丈夫って言ってたよ!」

海未「おや? ところでことりのそのリボン……」

ことり「あっ海未ちゃんも気づいた? ちょうど今ね、このリボンを曜ちゃんに選んでもらったって話をしていたの」

海未「そうだったのですか。とても似合っていますね」

ことり「ありがとう♥ それで、海未ちゃんの方は? ふたりはどんな感じだった?」

海未「そうですね……梨子は物腰が柔らかく、とても気の利く方ですので、一緒に活動するとなると頼もしいですね」

穂乃果「怖くはなかった?」

海未「へっ?」

穂乃果「あっ、いやね、千歌ちゃんがさ、梨子ちゃんにはめちゃくちゃ怒られてるって言ってたから」

海未「いえ? そうは見えませんでしたが」

穂乃果「そうなんだあ、さては千歌ちゃん話盛ってるな。海未ちゃんは怒るとめちゃくちゃ恐いって話をしたら、うちの梨子ちゃんも負けてないよ! なーんて言うからさあ」

海未「……貴女は他所様に何を言いふらしてるんですか」

穂乃果「あっ、しまった」

海未「しまったではありません! これから一緒にやっていこうという相手になんてことを!」

穂乃果「いっ、いや、まあでも事実だし……」

海未「それは普段の貴女がだらしないからでしょう!? 私は誰彼構わず怒っているわけではありませんよ!」

ことり「まあまあふたりとも」

海未「全く……Aqoursや虹ヶ咲の方々に私が怒りっぽいなどというイメージがついてしまったらどうするんですか」

穂乃果「それは時間の問題だと思うけど……」

ことり「あはは……えっとお、それで、かすみちゃんは?」

海未「はあ、かすみは……本気なのかふざけているのかよく分からないところはありますが、努力家でなかなか可愛らしい子ですよ」

穂乃果「おっ意外な好評価。海未ちゃんをして可愛らしいと言わしめるなんて」

海未「うっ……こほん。り、梨子の好物がサンドイッチだと知って、わざわざ作ってきてくれましたし。これが結構すごいんですよ? パンから手作りなんですから」

ことり「へえ、かすみちゃんってパン焼けるんだあ!」

穂乃果「いいなあ! 穂乃果もかすみちゃんの手作りパン食べたーい!」

海未「ふふっ、穂乃果ならそういうと思いました」

穂乃果「今度頼んでみなくっちゃ!」

海未「スクールアイドルとしての努力も欠かさないようですし。いろいろ参考になりました」

ことり「へえ~」

海未「あっ、そうでした、今日話したことをノートにまとめておいたんですよ」ゴソゴソ

穂乃果「そうなん……ぶふっ」

ことり「ん? どうしたの……んふふっ!?」

海未「どうしました? ふたりとも?」

穂乃果「いやっ……えっ? んふふっ……海未ちゃん、気づいてないの?」

海未「何がです?」

ことり「くふふっ……せっ背中にっ……ふふっ……はっ」

海未「背中? ……って、何なんですかこれは!?」

穂乃果「あはははははっ! 何それっ!? んふっ、海未ちゃんの似顔絵!?」

ことり「ふふっ……結構にてっ似てる……あははっ!」

海未「一体いつから……」

穂乃果「うっ……裏に何か書いてあるよ?」

ことり「えっと……んふっ、『海未先輩ってば意外とニブチンさんですね かすみんより』って、あはは!」

海未「なっ……なっ!?」プルプル

穂乃果「ひょっとして海未ちゃん、くふふっ、ここまでずっとこれ付けてきたの?」

ことり「うっ……海未ちゃん……くふっ」

海未「……かーーすーーみーーッ!」ゴゴゴゴ

穂乃果「あははははっ!」

pi pi pi……prrrrr

海未「もしもし!? かすみッ!!! こんばんはではありません! 何なんですかあの張り紙はッ!」

穂乃果「ふふっ……怒ってるよ」

海未「今頃気づいたんですかって貴女……そんっ、何を、こんなくだらないイタズラをして!」

ことり「怒ってるね」

海未「こらッ! かすみ! 笑い事ではありませんよ! どっ、どれだけ恥ずかしい思いをしたと思ってるんですか!」

穂乃果「ダメだよ海未ちゃん、くふふっ……怒りっぽいイメージついちゃうから」

海未「穂乃果は黙っていなさい! 全く貴女って人は……少しでも評価していた私が馬鹿でした。……はい? あっ、いえ評価なんてしていません! なっ、違います! ちょっと、話を逸らさないでください!」

ことり「なんだかいいようにあしらわれてるね」

海未「かっ可愛……!? なっ、何を、いや、ですからそういう話をしているわけでは……ちょ、やめてください! 貴女っ、本当に反省をっ、くっ……いえ、もう結構です! 覚えていなさい!」pi

穂乃果「くふふっ」

海未「まったく……本当に碌でもない人です」

穂乃果「いやあ、これからの活動が楽しみだねえ」

海未「私は不安でいっぱいです……」

ことり「んふふっ、賑やかになりそうだねっ」


おわり


特番は見れんかったが大体空気は分かった

何の特番だか知らんが

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