~カフェ~
松原花音「ふえぇ……!? どうしたの美咲ちゃん……?」
奥沢美咲「いい加減振り回されっぱなしは我慢の限界だよ……」
美咲「今日だって!」
―――
―――――
~公園~
弦巻こころ「今日はいい天気ね! こんな日はみんながもっと笑顔になれるようにライブをやりましょう!」
北沢はぐみ「こころんナイスアイデア! はぐみもライブやりたい!」
瀬田薫「ふっ……、こころの考えることはいつも素晴らしい……! そして儚い……」
薫「かの有名なシェイクスピアも言っている……。1分遅刻するより、3時間早すぎるほうがいい……、とね」
美咲「うん、たぶん思い立ったが吉日~的なことが言いたいんだろうけど……。どっちにしてもいきなりライブするなんて現実的じゃないって」
美咲(ていうか今日はあったかいっていうか暑いレベルだしこんな日に野外でミッシェルの中に入ったら死ぬ……!)
花音「うん……、いきなり場所をとるのは難しいんじゃないかな……?」
こころ「?? ここでやればいいじゃない!」
美咲「いやいや無理だって! 第一楽器もないし…………」
黒服「こころ様楽器はこちらに……。ここでライブをする許可も取れました」
美咲(はっや!!)
こころ「ありがとう! 美咲! ミッシェルに連絡をとってくれないかしら?」
美咲「え、い、いやー、今日ミッシェルは用事があって……」
ガシッ!
黒服「奥沢様こちらに」
美咲「え゛っ!? いや、ちょまま、ちょままm……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522164496
―――
―――――
美咲「あの後3時間ぶっ通しはやばかった……」
花音「お、お疲れ様……」
美咲「このままじゃ私の体が持たないよ……」
花音(でもあの美咲ちゃんが仕返しなんて考えるなんて前じゃ考えられなかったかも……。それだけ仲良くなったってことだよね)ニコニコ
美咲「花音さーん? 聞いてる?」
花音「うん、聞いてるよ。私も協力するね!」
美咲「自分から言い出したことだけど意外……。花音さんが乗り気なんて」
花音「そ、そうかな……?」
美咲「まあとりあえず最初はこの作戦で行きましょう」
↓1 なにをする? ※エログロ、道徳的に受け入れがたい安価はずらします
大量のミシェルが襲いかかるドッキリ
美咲「こんなのはどうでしょう……?」
作戦1【大量のミッシェルが襲いかかるドッキリ】
花音「ええっと……。美咲ちゃん……?」
美咲「なーんて、人手もお金も足りないですよねー」
美咲「冗談ですよ、冗談……」
黒服「奥沢様」
美咲「うわあ! びっくりしたぁ……」
花音(いつの間に……)
黒服「私たちもお手伝いしましょう」
美咲「えっ、いいんですか? 言ってみたら私、主人を狙う悪者みたいなもんですよ」
黒服「普段のお礼というものですよ」
美咲「普段私たちのほうがお世話になりっぱなしだけど……」
黒服(こころ様は昔から権力のせいで本当に友達と言える人はいなかった……。けれどこの人たちはそんなことに臆することなくこころ様と対等な存在でいてくれる……)
黒服「さて、大量のミッシェルが必要だと伺いましたので……」
黒服「こちらに100体のミッシェルを用意しました」
ミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェルミッシェル
美咲「すごいけど! すごいけどさすがに気味が悪い!!」
花音「ミッシェルってこんなにいっぱいあったんだ……」
黒服「スペアを用意するのは当然のことですので」
美咲「じゃ、じゃあ行きましょうか……」
~商店街~
こころ「ん~! このたい焼き絶品ね!」モグモグ
はぐみ「でしょでしょ! はぐみの行きつけなんだ!」モグモグ
薫「儚い……」モグモグ
<うわああ!なんか熊の大群が押し寄せてくるぞ!!
こころ「あら? あっちでなにかあったみたいね?」
はぐみ「いこいこ!」
ダッシュ!
薫「ふっ……、まったくせっかちな子猫ちゃんたちだ……」スタスタ
トントン
薫「え? お代? 三つで600円?」
薫「……1000円からで」
薫「儚い……」フッ
ドドドドドドドドドドドドド
ウワアアア!! ワアアアアア!!
美咲inミッシェル(……)
美咲(いやこれ怒られない!?)
美咲(なんか勢いでやっちゃった感が……!)
美咲(ってか花音さんは!?)
花音inミッシェル「ゼェ…ゼェ…ゼェ……」フラフラ
美咲「花音さああああああん!!」
美咲(これこころと会う前に失敗に終わりそう……)
「あら?」
こころ「ミッシェルじゃない! しかもこんなにいっぱい!」
はぐみ「ミッシェル家族こんなにいたんだね!」
美咲(こころとはぐみ! こうなりゃヤケだ!)
美咲『みなさん取り囲みましょう』←インカム
ミッシェルズ『了解』
こころ「ミッシェルたちが輪になってるわ!」
はぐみ「わー! 楽しそう! はぐみもいれて!」
こころ「そうだわ! 商店街の人もみんなで輪になって一緒に歌いましょ!」
薫「素晴らしい! さあ子猫ちゃんたちみんなで輪を作ろう!」←追いついた
美咲(まあこうなる予想はしてたよ……)
こころ「さあいくわよ! ハッピー! ラッキー! スマイル! イエーイ!!」
イエーイ!!!
こころ「笑顔のオーケストラ!」
ツナイダテヲツナイデコー!オオキナワニナッテー!
美咲(にしても100体のミッシェルと一緒に歌って踊るってすごい絵図だな……)
美咲(はあ……、やっぱり一筋縄ではいかないか)
美咲(ってあれ? なんか忘れてるような……)
花音inミッシェル「」チーン
~翌日~
美咲「本当にすみませんでした」土下座
花音「い、いいよ美咲ちゃん……。気にしないで?」
美咲(こころたちに巻き込まれて花音さんのことをすっかり忘れていた……)
薫「おや? 二人ともこんなところで会うとは奇遇だね。なにを話していたんだい?」
花音「あっ…、薫さん。こんにちは」
美咲「ちょっとこころにささやかな仕返しを計画していたんですよ~」
薫「なにやら興味深いことをしているようだね」
薫「ふむ……、ならばその作戦私も一枚噛ませてもらおう」
薫「三人寄れば矢の如しともいうだろう」
花音(ふえぇ……。なんかいろいろ混ざっちゃってるよ薫さん……)
美咲(なんかポンコツなアイデアが出てくる未来しか見えない……)
↓1 なにをする? ※エログロ、道徳的に(ry
なわとびで飛び続ける
理由?そんなものは無い
ごめんなさい……、頑張ってみたんですけど力不足で話が展開できそうにないので再安価でお願いします……。
↓1
おねしょを偽装
美咲「」
作戦2【おねしょを偽装】
薫「どうしたんだい美咲? あまりの聡明さに言葉が出ないのかい?」
美咲(小学生かっ!)
花音「あの……。薫さん……」
薫「かの有名なシェイクスピアもこう言っている。『物事によいも悪いもない、考え方によって良くも悪くもなる』と……」
薫「つまり……、そういうことさ……」
花音(まったくわからないよ……)
美咲「ま、まあ……。こころに羞恥心があるのかはともかくとして案はそれなりにまともなんで……」
美咲「こころおもらし大作戦開始」
花音(いつもの紳士的な薫さんはいったいどこへ……。ていうか作戦名がだいぶひどい……)
~弦巻邸~
こころ「みんな来たわね! じゃあこれから世界を笑顔にする合宿をやるわよ!」
はぐみ「わー! 合宿なんて久しぶりだなー!」
花音「お泊り会……。楽しみだなぁ」
美咲(なんだその合宿は……)
美咲(でもこの合宿は好都合だった)
美咲(寝てる隙にこころの布団に水をぶちまける……!)
こころ「じゃあみんなでアイデアを出し合いましょう!」
薫「ならば私から……」
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
~夜~
こころ「じゃあ夜も遅くなってきたしみんなで寝ましょう!」
花音「合宿ってところは徹底してるんだね……。布団敷いてみんなで寝るってちょっとドキドキする……」
はぐみ「合宿といったらみんなで川の字だね!」
薫「さあ電気を消すぞ。暗いのが怖かったら私が添い寝をしてあげよう」
美咲「いや大丈夫なんで消してください」
パチッ
――
―――
美咲「なんかこういうのいいですね。私もちょっとワクワクしちゃってるかも」
花音「そうだね……、なんかすぐ寝れそうにないかも……。み、みんなも少しお喋りを……」
こころはぐみ薫「zzz……」スピー
美咲花音(寝つきが良すぎる……)
花音「え、えっと……。美咲ちゃん……」
美咲「うん、私はまだ眠くないんで話し相手になりますよー」
花音「ありがとう……」
~二時間後~
花音「zzz……」
美咲「花音さん寝ちゃったか……。……さてじゃあ作戦開始しますかね」※ペットボトル装備
美咲「寝てる順番は……」
薫 こころ はぐみ 美咲 花音
美咲「こんな感じだから……」
美咲「はぐみ~、上失礼しますよっ~と……」
ガシッ!
美咲「うわっ!」ドサッ
ビシャアア
美咲「やば……、はぐみの布団にこぼしちゃった……」
はぐみ「むにゃむにゃ……。んーいい匂い……」
美咲「って、ちょ、ちょっとはぐみ離しt……」
花音「……むにゃ、……んん、あれ? 美咲ちゃんは……」
美咲「あっ」←はぐみを押し倒している。乱れた服。謎の液体が布団にびっちゃり。
花音「」
花音「/////////」カアアアア
花音「は、はにょっ!///// あ、あとは……、お、お若い二人でゆっくりっ!/////」バサッ
美咲「ち、違うんですうううううううう!!!!」
このあと滅茶苦茶誤解を解いた。
~翌日~
花音「ご、ごめんね美咲ちゃん、なんか勘違いしちゃって……」
美咲「い、いや大丈夫です……」
花音美咲「……」
花音美咲(き、気まずい……!)
はぐみ「あれっ? かのちゃん先輩とみーくんなにやってんのー?」
美咲(救世主が……! いや……)
花音「/////////」プシュー
美咲(なんか思い出しちゃってるううう!!)
美咲「えっと……。ちょっとこころにいたずらをしようとね……」
はぐみ「こころんに? 面白そう! はぐみもいれて!」
美咲「もう最後にするけどね……」
↓1 なにをする? ※エログロ、道徳的に(ry
スカートめくり
美咲「うん」
作戦3【スカートめくり】
美咲「いいんじゃない?」
花音(美咲ちゃん目が死んでるよ……)
はぐみ「こういうイタズラやってみたかったんだ!」
はぐみ「れっつごー!」
美咲「おー」
花音「お、おー」
美咲「もう心を無にして思い切りめくろう」
花音「美咲ちゃんカムバック……」
はぐみ「あっ! あそここころんと薫くんだよ! みーくん突撃!」
美咲「……」
花音「み、美咲ちゃん? もしかして考え直してくれた……?」
美咲「や……」
花音「……や?」
美咲「やったらああああああ!!!!」ダダダダダ
花音「美咲ちゃあああん!!!」
はぐみ「よしっ!」ダッ
花音「はぐみちゃんも行くの!?」
ドドドドド
こころ「……?」
薫「おや? 美咲がすごい勢いでこっちへ来るね……」
薫「さては……、私の胸に飛び込むつもりかな?」
薫「さあ子猫ちゃん! 遠慮せずに飛び込んでおいで!」
ドドドドド
美咲「薫さん邪魔!!!!」
薫「」
こころ「??」
美咲(ここだああ!)
バサァ!
こころ「どうしたの? いきなりスカートなんかめくって? ……もしかしてこれは新しい遊びなのかしら!」←装備:体操着
美咲「えっ?」
はぐみ「隙あり! くらえっ! みーくん!」
バサッ
美咲「えっ?」
美咲「……」
はぐみ薫こころ花音「……」
はぐみ「……みーくんって結構可愛いのはいてるんだね」
美咲「ぇ、ぁ……」カアアアア
こころ(美咲は可愛いものが好きなのね!)
花音(正直意外だった……)
薫(儚い……)フッ
この後しばらくハロハピメンバーから優しげな視線を向けられる美咲だったそうな。
美咲「ぎゃふん!!!!!」
おわり
お目汚し失礼しました。ハッピー、ラッキー、スマイル、イエーイ!
乙
かわいいもの好きなみーくんが可愛い
このシリーズ特に不愉快な展開になったりしないから好き
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません