アルミン「名シーンを奪うイェーガー」 (231)
※特にカップリングとか決めてないです※
※ネタバレ注意※
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きたい
キース「貴様は何者だ!」
コニー「ハッ!」
キース「逆だァ馬鹿者! 貴様の心臓は右側にあるのか……!?」
コニー「」グググ
キース「……ん?」
サシャ(芋うめぇ)ハグハグ
エレン(あいつ何をトチ狂ってやがる……!? このタイミングで芋食うか普通!?)ムシャムシャ
サシャ(ハッ、視線! この場にいる半数の人と……あそこでお肉を食べている人から視線を感じます!)ハグハグ
エレン(うわっ目が合った! 芋女め、口元芋カスまみれじゃねえか……クソッ、シンプルな芋の風合い……美味そうじゃねえか)ムシャムシャ
サシャ(ただ焼いた肉じゃない、照り焼き……ゴクリ、口元油でテカテカしてるし、ああ、すごい美味しそう)ハグハグ
キース「……どういう……ことだ……?」
アルミン「エレン、君は……どうしようもないバカだ……」ハァ
心臓はコニーにあげたか
キース「貴様……オイ貴様」
エレン(かわいそうに芋女、こんなとこで芋を食うから教官に目をつけられるんだ)
キース「貴様だ貴様ァ! 貴様は何者なんだァ!?」
エレン「!? は、ハッ! シガンシナ区出身、エレン・イェーガーです!!」
キース「貴様……いったい何を食べている?」
エレン「ハッ! 状態のよい鶏肉を、開拓地でお世話になったおじいさんからいただきましたので、鮮度の良いうちに食わねばた下味をつけて照り焼きにし、マーガリンを塗ったパンで挟み焼きました!」
キース「いや、分からんな……なぜ肉をここで……」
エレン「……? それは、なぜ人類は肉を食うのかという質問でしょうか」
キース(こいつ話通じねえな)
エレン「! ……チッ……半分、どうぞ」
キース(……半分?)
アルミン(エレンの中だとパンからはみ出ていたレタス一枚が半分なのか……)
キース「ええいもういいッ! 貴様は死ぬ寸前まで走っていろ!!」
エレン「ハッ!」
サシャ(今……何か、度し難い抜け駆けというか、何か、目の前のパンを掻っ攫われたような感覚が……)
アカン、全部持ってかれる
エレンの屁か
キース(さて、一人は片付けた。もう一人は……)
サシャ(肉男ザマァ)ハグハグ
キース「おい……」
エレン「おい貴様ァ! 貴様だ貴様ァ!!!」
サシャ「!!?」ビクッ
キース「!?」
一同『!?』
アルミン(今起こったことをありままに話そう……)
アルミン(僕はエレンが教官の怒りを買い(自業自得)怒鳴られているように見えたが、気づいたらエレンが他の訓練兵を怒鳴りつけていた……)
アルミン(夜の立体機動だとか淫らな天使だとかそんなチャチなもんじゃあない、もっと恐ろしいものの片鱗を見たよ……)
エレン「貴様ナメているのかッ! なぜここで芋を食っている!」
サシャ「は、ハァッ……!? あなただって肉を」
エレン「質問に答えろ! なぜ芋を食う!」
サシャ「ちょ、調理場にちょうどいい蒸かした芋があったので、つい」
エレン「いや、分からんな……なぜそこまでして芋を食う?」
サシャ「……ッ、それはなぜ人類は芋を食うのかということでしょうか!?」
アルミン(あ、女の子の方もヤケになった)
サシャ「!」ピコーン
サシャ「……チッ……半分、どうぞ」
アルミン(四分の一もないだろそれ)
エレン「よろしい!」ハグハグ
アルミン「食うなよ!!」
キース(まるで意味が分からんぞ)
このエレンは死なない
ジャン「……なあ、今もグラウンドを走ってるぜ、あの二人」
コニー「すげえレベルの高いバカだったよな。特に男のほう」
アルミン「いや、エレンも昔は違ったんだけど、気づいたらああなってた」
ミカサ(そんなエレンも素敵)←アルミンとは別のテーブル
クリスタ「…………」ガタッ
ユミル「?」
エレン「……っしゃーっ、死ぬ寸前だろ、そろそろ死ぬだろ俺たち! 母さんが手ェ振ってんだから間違いねえよなサシャ!」ゼェゼェ
サシャ「そのとおりですよねエレン!」ゼェゼェ
エレン「あ、ちょ、限界……」
サシャ「ふぐっ……」
ユミル「……おーおー、ホントに死ぬ寸前まで走ってたのかコイツら。バカじゃねーの」
クリスタ「あ、えっと……」
ユミル「ん? あんた、そのパン……」
サシャ「……この香り」スンスン
エレン「……この気配」
エレン・サシャ「「パァン!!」」ガバッ
ユミル(うわ怖い)
クリスタ「お、落ち着いてね二人とも!」
サシャ「……おお、女神……あなたは女神ですか……?」ガツガツ
クリスタ「そんなのじゃないよ……あ、えっと、エレンだよね? 大丈夫?」
エレン「うめぇ……うめぇよ……」ハグハグ
クリスタ「ふふっ、良かった」
エレン「ああ助かった……あんた、女神か……?」キラキラ
クリスタ(この子かわいい)キュン
ユミル「……けっ、仲の良いことで」
ちょっと小休止
乙!
エレンのパァンは予想外だ
再開
エレン「ん? あいつは……」
クリスタ「手に桶を持ってるね……水を持ってきてくれたのかな?」
ユミル「!! バッ、違うっつーの! こんなん……」
サシャ「……女神……」ウルウル
エレン「……二人目の女神……」キラキラ
ユミル「~~~~~ッ!! ああそうだよ感謝して飲みやがれ!!」
エレン・サシャ「「ありがとうございます!!」」ゴクゴクゴクゴク
エレン「テメェ! 桶を手放しやがれ!」
サシャ「ちょっと、先は私ですよ!」
ギャーギャー
クリスタ「……ふふっ」
ユミル「……けっ」
サシャ「ふーっ、さすがに疲れましたね。もう晩御飯を食べる気力もありませんよ」
エレン「ああそうだな、じゃあ食堂に行くか!」
サシャ「私の話聞く気ないですよね!?」
デレミル
4人ともかわいいな
ミカサ空気www
エレン「よぉ104期生!」バーン
サシャ「ふっ……大したことない、小粒揃いのようですね」
ユミル「お前らも104期だろーが」
クリスタ「ふ、二人とも、入り口で仁王立ちしてたら往来の邪魔だよっ」
アルミン「エレン!」
エレン「腹が減って仕方がねえよ……さあ食おうぜサシャ」
サシャ「ええ……ぶっちゃけ疲れたんですけど……全身がダルいですし」グデー
ユミル「床で寝てんじゃねえよ芋女」ゲシッ
サシャ「ふぁっ」
エレン「おいおい、風邪引いたりしないかそんなに心配なのかよ~」ニマニマ
クリスタ「へぇ~ユミルったら心配性~」ニマニマ
ユミル「な……ッ、んな、バカッ……~~~~~覚えてろよぉ!」ダッ
エレン・クリスタ「「…………」」ピシガシグッグッ
エレン「……ははっ」
クリスタ「……ふふっ」
ミカサ「<●><●>」
アルミン「エレンのコミュ力が急激に上昇してる……!? ダメだ、ミカサがもたない!!」
ジャン「よおバカ二人組」
サシャ「むっ、失礼な」
エレン「そうだ! 俺たち二人には『スカーレットツイン』っていうタックネームがあるんだよ!」
サシャ「そうですよ! ちゃんとコンビ名でってなんでやねん!!」ビシッ
エレン「クリスカ枠は俺な! サシャお前は明日までに熊のぬいぐるみを作って来い」
サシャ「横暴っ!?」
ジャン(俺を放置して漫才を始めやがった)
アルミン「……えっと、ジャンだっけ。たぶんエレンに絡んでも暖簾に腕押しだよ?」
ジャン「……らしいな」
ミカサ「」ウンウン←アルミンやエレンとは別のテーブルで食べてる
名シーンをぶち壊すエレンと安定のミカサか…素晴らしいので、期待する
>>24
アッカーマン乙
ミカサはもう無いな…このエレンに対するアニの反応にキタイ
コニー「はははっ、面白ぇなお前ら!」
エレン「おい見ろよサシャ……明らかなバカ臭のする小坊主が俺たちを見てるぞ……」ヒソヒソ!
サシャ「なんでこっちを見て笑ってるんですかね……ひょっとして私の体をじっくり嘗め回すように……!」ヒソォ!!
コニー「聞こえてんぞお前ら」
エレン「っと、悪い悪い。からかいすぎちまったな……んでサシャ、本当に食わねえのか?」
サシャ「あれだけ走った後に普通にご飯食べられるエレンがおかしいんですよ」ゲッソリ
エレン「?」ケロッ
バカトリオ
コニー「なあところでエレン、お前って、シガンシナ区出身なんだよな!? ってことは……」
エレン「ああそうだぜ。医者の息子だ」ドヤァ
コニー「知らねえよそんなの! ってええ!? 意外すぎるわ!!」
アルミン「ははは……たぶんコニーが聞きたいのは、巨人のことじゃないのかな?」
エレン「ん? 巨人のことはこれから学んでいくんだろ?」
コニー「そうじゃねえよ、例の超大型巨人ってヤツだ。壁をまたぐぐらいデカかったって聞いたぞ!」
エレン「ははは、超大型って言ってもな、大したことねえよ。ちょろいちょろい」
アルミン「……エレン」
エレン「……心配そうなツラすんなって。大丈夫だよ」
アルミン「……うん」
エレン「……ああ。ちょろいっていうのは簡単に倒せるって言う意味で、セシリア的なちょろさじゃない」
アルミン「いや、そっちじゃない(愕然)」
コニー「でもよ、巨人と戦うなんて……」
サシャ「そーですよーエレン。内地に行けるならそれが一番じゃないですかー」
エレン「おいおい、ここも元は内地って呼ばれてたんだぞ?」
ジャン「とはいえ現状では憲兵団に入るのがベストだ……違うか?」
エレン「へぇ、憲兵団に入りたいのか」
ジャン「あいにく俺は現実を見極められる人間なんでね」
エレン「……そうかい」スッ
ジャン「ん?」
エレン「何も俺はあんたの生き方を否定しようってワケじゃないんだ。でも気に障ったんなら、こいつで手打ちにしようぜ」
ジャン「え、あ、うん」
ジャン(あれ? 俺すごいダサくね?)
アルミン(エレンが大人しく引くなんて、成長したんだね……!)グスッ
ミカサ(先に譲るエレンかっこいい)←アルミンたちとは違うテーブルで一人で食べてる
エレン「!!」
ベルトルト(ライナートイレ長いな……)
エレン「あんた……」
ベルトルト「え、はい?」
エレン「いや……きれいな、黒髪だと思ってよ」
ベルトルト「あ、どうも……」
エレン「あ、えーっと……また今度、な」
ベルトルト「はぁ……」
スタスタ
ベルトルト(どういう……ことだ……?)
ライナー「激戦だった」ガチャ
今日はここまで。
後二回ぐらいで終わらせます。
乙
エレンホモ疑惑w
ミカサによる血の雨が降りそうだなw
ホモォ……
つーかこれ、あと二回で終わらせるには惜しいぜ!
乙
かなり面白い!!
せめてミカサに言ってやれよエレン……
ホモォ…
┌(┌^o^)┐ホモぉ…
はからずも超大型巨人退場のフラグ?
最後のホモフラグの意味が気になるwwww
現代ネタなのか、スレタイネタなのか。
面白いので待ちますわ。
さすがにホモはやだな~
支援
はよ
ジャンのセリフも盗りやがったwww
支援
しばらく時間をおいて再開します
翌日
キース「これより貴様らの立体機動を見る!」
エレン(ん……俺に支給されたベルト、なんかボロくね……?)
コニー「おお、これでいいのか?」ブラーン
ジャン「楽勝だな」ブラーン
エレン(これ絶対にヤバいベルトだろ……いやでも点検箇所は一応全部終わってるし……)
キース「次! エレン・イェーガー!」
エレン「ハッ!」
モブ「昨日食堂で騒いでたヤツだな」
モブ「教官にもケンカ売ってたらしいし、これで開拓地送りなら見ものだな」ハハハ
ミカサ「あなたたちの敗因はただ一つ……私を怒らせた」スッ
オラオラオラオラオラオラオラオラァ!!
エレン「騒がしいな……」
アルミン「ほらエレン、上げるよ。大丈夫だとは思うけど集中して」
エレン「おうっ!」
グイッ
ベルト「分かるだろ? 人類は巨人に勝てない」
エレン(あ、これあかんやつや)
グルン!!
メメタァ…
エレン「…………」ブラーン
サシャ「うわっ」
アルミン「真っ逆さま、だ……」
ジャン「wwwwwwwwwww」
コニー「今のどうやって声出してんだお前」
アルミン「え、エレッ」
エレン「……まだ、だ」
アルミン「え?」
エレン「兵士には……引けない時が、ある」グググ
エレン「今が、そうだッ!!」グルン!
アルミン(さかさまの状態から無理やり宙返り――それも自分の体幹だけで!?)
ライナー「……なんだ、こう、許しがたい狼藉が目の前で行われている気が……」
ベルトルト(あのエレンって子元気だなぁ)
食堂
アルミン「ひやひやさせないでよ!」
エレン「悪い悪い。まあこういうこともあるさ」
コニー「しっかしすげえなお前! あそこから体勢立て直せるか普通!?」
エレン「それより昼からは対人格闘の訓練があるんだろ? 少し柔軟しといた方がいいかもな」
アニ(……近づくとしたら、今?)
きっとここでもエレンはきっとわた・・ミカサに惚れているに違いない
いいえこのエレンは天使たるわたs・・クリスタに惚れてるに違いないわ
諸事情でこれ以上の更新はできません。
誰かスレ落としといてください。
なんだと
今はお盆だがエイプリルフールではない、違う?
更新できるようになりました。
投下していきます。
対人格闘
エレン「みんな気合入ってんなー」
アルミン「まあ最初だしね……」
エレン「ん、でももうサボってるやつがいるぞ」ユビサシ
アニ「…………」
アルミン(こっち見てる! めっちゃこっち見てる! 怖い!)
エレン「ほらアルミン、行こうぜ」
アルミン「えっ!? なんで!?」
エレン「サボり魔に兵士の本分を教えてやるんだ」
エレン「ようアニ!」
アニ(!? 向こう側から来た!?)
アルミン「え、ええと、始めまして」
アニ「エレン・イェーガー、それに……アルミン・アルレルトだっけ」
エレン「おう」
アルミン「ど、どうも」
アニ(そっちから来てくれるなんて好都合……)
アニ(……私の仲良し候補……!!)
-訓練兵団入団前-
ライナー『じゃあ俺はベルトルトと二人組みか』
ベルトルト『いや、僕は基本的に黙っておくよ。君は自由にしていい』
ライナー『とは言え、きちんとお前にも絡まなきゃいけないのがつらいところだな。だってお前、俺が話しかけなかったらすぐ拗ねるだろ』
ベルトルト『ぐっ……じゃ、じゃあアニは?』
アニ『……友達、ほしい……』
ライナー『ほう、どんなだ?』
アニ『……私は故郷でもあんたたち以外からは敬遠されていた。こんなガチムチと陰ノッポしかいないなんて花盛りの女子として終わってるってお父さんも言った』
ベルトルト『』
ライナー『……あー、うん。で、どんな友達を?』
アニ『イケメンの友達が……欲しい……!』
ライナー『はあ? イケメン? なんでだよ』
アニ『そんなの決まってる……! 私が、この世に生まれたからだ……!!』
アニもイェーガーだったか
アニ(というわけで、私はイケメンでコミュ力のありそうな仲良し候補を探していた)
アニ(そこで目をつけたのがこの二人。こいつらなら氷の女王だのと呼ばれている私とも仲良くしてくれるかもしれない)
アニ(まあ肉食ってた騒ぎでエレンの方についてはよく分からない人になってしまったけれど)
エレン「昼間から堂々とサボりか? 大した訓練兵様っぷりじゃねえか。ほらアルミン、兵士ってのが何か知らせてやれ」
アルミン「僕がやるのかよ!?」
アニ(これは……友情のきっかけ? 友情フラグ立った!?)
アルミン「ははは……いきなり言われて、ほら、アニも」
アニ「かまわないよ」
アルミン「畜生! もう構えをとってやがる!」
アルミン(1レスの間に秒殺された。気づいたらこのちんぐりがえし状態だよふざけるな)
アニ「で、あんたは?」
アルミン「エレン、君もやるんだろ? 兵士には引けないときがあるって」
エレン「俺は……兵士なのか、戦士なのか、自分で自分がわからない。どっちにもなれないクソ野郎だ……!」
アルミン「都合がよすぎるだろォォォッ!?」
アニ「仕方ないね。今日の夕食に付き合ってくれたら、許してやるよ」
エレン「おう。アルミンも来るだろ?」
アルミン「……まったく、もちろんだよ!」
このエレンはいいな
アルミン(そうこうしているうちに月日が経つのは早いもので)
アルミン(僕らはすっかり顔なじみになって、日々の訓練を過ごしている)
アルミン(もちろん、成績を気にかける余裕も出てきた。中間発表まであと少し、上位者を狙う人たちは殺気立っているけれど……)
-立体機動演習-
ミカサ「」ザシュッ
エレン「」ザシュッ
エレン(チッ、ミカサより浅いか……)
クリスタ「くっ、ええっと……」
エレン「! クリスタ、三時方向だ!」
クリスタ「! やああああっ!」ザシュッ
-中間発表-
1位 ミカサ・アッカーマン
2位 ライナー・ブラウン
3位 ベルトルト・フーバー
4位 アニ・レオンハート
5位 ジャン・キルシュタイン
6位 マルコ・ボット
7位 サシャ・ブラウス
8位 コニ・スプリンガー
9位 ユミル
10位 クリスタ・レンズ
アニ(加減しても入れるなんて、雑魚ばっかりか)
ミカサ(……エレンの名前がないのはおかしい)
クリスタ「嘘……私の名前が入ってる……!」
サシャ「やりましたねクリスタ!」
ユミル「テメェ、あいつのサポートしておきながら入ってねえんじゃねえか」
エレン「バーカ、俺は調査兵団志望だからな。上位者入りしなくてもいいんだよ」
ユミル「……そうかい」
クリスタ「エレン! やったよ私!」パァァ
エレン「そうかそうか! さすが俺のかわいいクリスタだな!」ナデナデ
クリスタ「えへへ……って、ふぇっ!?」
ライナー「」
ユミル「」
ミカサ「」
アルミン「今日もパンが美味しいね、サシャ!」
サシャ「アルミン? 目がうつろですけど、大丈夫ですか?」
エレン「ははは、冗談だっての」
クリスタ「も、もう、びっくりしたー」
ライナー「だ、だよな、ははは」
ミカサ(エレンはそんなことは言わない……ので、これが冗談なのは当然)←アルミンやエレンとは違うテーブルで一人で食べてる
クリスタ「でも、エレンは?」
エレン「んあ?」
クリスタ「私に格闘術教えてくれたり、立体機動の練習を手伝ってくれたエレンが上位者入りしてないなんて、おかしいから……」
エレン「……これって日ごろの態度も含めての評価なんだろ? 普段の俺を見てたら分かるだろ」
ベルトルト「まあ不真面目だよね」
エレン「うお、いたのかよ」
ライナー「最初からいたぞそいつ。まあお前は104期一の問題児だからな!」
エレン「そう、何を隠そう、俺は問題を起こす達人だっ!!」
ユミル「胸張って言うことかそれ!?」
-夕食後 食堂-
アニ「まああんたは露骨に手を抜きすぎだね」
エレン「はぁっ!? 真面目にふざけてるだけで、手を抜いてなんかいねーっての」
アニ「あんた巨人を倒すんじゃなかったの……?」
エレン「人生楽しまなきゃな」
アニ「はぁ……ん?」
ジャン「ようエレン。上位者にお前の名前が見当たらなかったんだが、何かの間違いかぁ?」ニヤニヤ
エレン「……そーだな」
ジャン「おいおいつれねーな。真面目に訓練受けてねえからそうなるんだよ、おっと真面目に受けても入るとは限らねえか」
エレン「お前が話しかけたいのは俺じゃないだろ、さっさと行きたいとこに行けよ」
ジャン「……ッ! テメェ、調子に乗ってんじゃねえぞ!」ガシッ
クリスタ「ちょ、ちょっと二人とも、やめてよ!」
アニ(…………会話の邪魔すんなし)ムスッ
エレン「おいおい……こういうのは食堂じゃなくて外でやったらどうだ? それとも内地目指してるから屋内じゃないと動けないのか?」
ジャン「こンの野郎……大体気にくわねえんだよ、巨人を倒すなんて夢物語語るなら、ちょっとは結果出してみろってんだ! 現実を見ろ! 現実を生きるんなら、内地を目指すのが当然だろうがっ!」ギリギリ
エレン「やれやれ」チラッ
クリスタ(! ……私に何か、やらせようとしてる)
クリスタ(……ジャン。今の彼は、昔の私だ。感情を発散することしかできない、昔の私だ)
クリスタ(今までの私は、泣き喚くだけで、自分の身を守ることすらできなかった。今もきっと、少ししか成長できていない。けれど――)ガシッ
ジャン「あ? 何だよ、邪魔すんじゃ――」
クリスタ(自分の身を守ることぐらいは、できる! 私は兵士だ、技術を行使して、この場を収める!)ドゲシッ
ジャン「ぐえっ」ギャルンッ
ライナー「うお! 頭からいったぞ、ジャンのやつ大丈夫か」
ベルトルト「今のは……」
アニ「…………」
莨晄沒縺励→繧仇ww
ジャン「い、いっでぇ……」
クリスタ「ジャン。今の技はね、あなたがそんなことを言って訓練を流している間に、私がエレンに痛い目に遭わされて学んだ格闘術よ」
ライナー(あいつクリスタ痛めつけてたのかよふざけんな殺す)
クリスタ「楽して感情任せに生きるのが現実? ジャン、あなたは……兵士の資格がない」ズバーン!
エレン「なあアニ、どうだったよ今のクリスタの蹴り」
アニ「ぜんぜんなってない」
エレン「まあそうだけどさ……こう、か弱い乙女がいきなりキックを繰り出すって、意外性あってよくないか?」
アニ「……あれを仕込んだのはあんたなの?」
エレン「おう」
アニ「……まあ、師匠ポイントなら、やってもいいけど」フイッ
エレン「……素直じゃないねえ」
アニ「はあ?」
エレン「好きなんだろ? 見すぎだ、俺でも分かる」
アニ「? ……、……!? ~~~~!!」
エレン「は?」
アニ「そんなわけないだろ、この自意識過剰! うぬぼれ屋! バカ! 死ね!」
エレン「は、はァッ……!? お前、クリスタのこと好きじゃないのかよ!?」
アニ「……ん?」
エレン「や、だからお前、最近クリスタのこと見てるから」
アニ(だってあんたが私を放置してその子を構ってるから)
エレン「……! はっはーん、さてはお前、ずいぶんと恥ずかしい勘違いをしてたな~?」ニヤニヤ
アニ「――――もうわかったからさ……死んじゃえよクソ野郎」ドギャァッ
エレン「ぶもっふっ!」
アルミン「今日もパンが美味しいねえサシャ!」
サシャ「アルミン? もうパン食べ終わってますけど大丈夫ですか?」
今回はここまで。
トロスト区奪還まで書いたらゴール(予定)。
更新きてた
ありがたい
なんかわからんけどすげえ面白い
乙
ほぅ…エレン専用のシーンさえ他のキャラに任せるのか。
乙
キター
このエレンは本気なら2位を狙える
そろそろアルミンの胃がヤバイ頃かな
やべえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
めっちゃくちゃおもしれwwwwwwwwwwwwww
まだ続けろください
こーゆーの好きだわwwww
手短に更新。
エレン「……ライナー・ブラウン。屈強な体格と精神力を持つ。何より仲間から♂高い信頼♂を得る。好みは童顔金髪貧乳女神」
キース「ふむ」
エレン「……アルミン・アルレルト。体力面において兵士の基準を大幅に下回り、周囲の女子に力仕事を手伝ってもらう始末。ただ座学において非凡な発想を見せる。好みは熟女」
キース「なるほど」
エレン「アニ・レオンハート。口撃の進入角度に非の打ち所がない、目標(俺)の心を深く抉り取る。性格は孤立気味で、同期のエレン・イェーガーに深く依存している。好みは俺」
キース「ほう」
エレン「ベルトルト・フーバー。……ライナー、羨ましいんだよテメェ!」ガッ
ライナー「うおっ!? いきなりどうした!? ていうかお前力強っ!」グググ
キース「イェーガー、続けろ」
エレン「ハッ」パッ
ライナー「いてて……」
エレン「ジャン・キルシュタイン。立体機動装置の理解が深く、その性能を引き出す術に長けている。現状を認識する能力も持つ。以前は抜き身すぎる性格で周囲との軋轢を生んでいたが、某女神からけちょんけちょんにされて以来少し性格が落ち着いた。好みは黒髪和風美人」
キース「そうか……」←投げやり
エレン「ええ……」←投げやり
ジャン「!?」
キース「次」
エレン「コニー・スプリンガー、サシャ・ブラウス。……二人とも、俺の友達です」
キース「そうか……グリシャ、貴様の息子はいい友人に恵まれたようだ……」グスッ
アルミン(何言ってんだこいつら)
コニー「エレン……泣かせるんじゃあねえよ……」
サシャ「本当ですよ……ぐすっ」
エレン「なお、ブラウス訓練兵の食料庫侵入成功率は全盛期のイチローレベル」
キース「なるほどな」
サシャ「」
エレン「ミカサ・アッカーマン。あらゆる難解な科目を完全にこなす実現力がある。歴代でも類のない逸材として最高の評価は妥当と言える。好みは俺」
キース「続けろ」
エレン「エレン・イェーガー。目立った特技は見られない」
キース「……それだけか?」
エレン「はい」
キース「よし座れ。時間のようだな、今日の臨時座学はこれにて終了とする」ガラガラ
アルミン(今日は立体機動装置の総チェックにより、授業が座学へと変更された)
アルミン(ただキース教官は今日のカリキュラムを早々に終えてしまい、余った時間を訓練兵同士の客観的評価にあてたのだ)
アルミン(なぜか指名したエレン――上位者入りしてるわけでもないのに、彼が選ばれた)
アルミン(まあ今まさに殺気立ったアニがエレンを締め上げてるわけなんだけど、やたら評価する時の口調が教官っぽかったなあ)
キース(あの評価、私のメモと酷似していたが……やはりグリシャ、貴様の息子は……)
-対人格闘-
エレン「さあクリスタ、今日もレッスンの時間だぜ」
クリスタ「……」
エレン「ん? どうした?」
クリスタ「だめだよ、エレン」
エレン「なんだよ反抗期か?」
クリスタ「もっと本気にならなくちゃ……エレンは、がんばればできる人なのに、私なんかのせいで」
エレン「おいおい……」
ミカサ(エレンはやればできる子。ので、その判断は正しい)
エレン「おいおい……そう期待すんなって。俺はやれることはやってるよ」
クリスタ「それでも……おかしいよ。絶対おかしい」
エレン「……ったく」
クリスタ「?」
エレン「次の立体機動演習、成績的に俺とお前は組まされないだろう。俺はミカサか、ライナーかそのあたりとだ」
クリスタ「じゃあ」
エレン「お前の残した意志が俺に"力”を与える。約束しよう俺は必ず!! 成績首位を取る!!」
クリスタ「エレン……」
クリスタ「バカが誰がテメェの言葉なんか信じるか」
エレン「」
ワロタ
反抗期クリスタかわいい
クリスタ「エレンって絶対そんなこと言っておきながら本気出さないよね。本気出してない俺カッコイイみたいな」
エレン「え……ちょっ……」
クリスタ「だから、本気出さないと……ね?」
エレン「や、え、何する気だよお前、ちょっ」
クリスタ「…………」
エレン「あははー、クリスタはか弱い乙女だもんな、そんなひどいことしないよな」
クリスタ「エレンはか弱い乙女の気持ちなんか……わからないだろうね」
エレン「ねえ、だから本当に本気なんだって今。本当に」
クリスタ「てめぇふざけてんのか?」
エレン「…………」ガタガタ
クリスタ「もし本気出さなかったら……」
クリスタ「結婚しよ」
アルミン(次の中間発表で、エレンの名前は第一位にあった)
今回は短いですがここまで。
クソ噴いたw
本気出さないで結婚できるなら手を抜くのは当然だ!ましてや女神なら尚更!!
結婚とかご褒美なのに
これクリスタ可哀想だろwwww
ユミルに慰められ言い掛かりに行ったユミルが論破される--
未来が見えた
今気づいたけどミカサぼっちなのか?
手早く更新。
-夕食-
ザワザワザワ
エレン「クッソ、本気でやるとかクソ恥ずかしい……もうしねーぞクリスタ」
クリスタ「ふふっ、もういいよ。みんなも、実はエレンはすごい人だって分かったと思うし」
ライナー「よう第一位。すごかったんだな、お前」
エレン「当たり前だ。サシャにコニーにクリスタ、三人も弟子がいて雑魚だったら、俺は口先だけのクソ野郎になっちまう」
ベルトルト「でも本気を出したエレンと組めなかったのは残念だなあ。一緒にやってたジャンはどうだった?」
ジャン「……チッ」
エレン「うわ不機嫌だな。どうした? 女の子の日か? 痛い痛いアニ机の下で脛蹴るな」
ジャン「うるせえ! 黙って食いやがれ!」
エレン「はいはい……ジャンは女体化したら明らかにツンデレ」ボソッ
ユミル「激しく同意」ボソッ
クリスタ「そこでだよエレン! これはチャンスだと思わない?」
エレン「チャンス……?」
クリスタ「ここで一気に教師の評価も上げとけば、スピード主席間違いなしだよ!」
アニ「スピード主席って何さスピード主席って」
エレン「つーか俺、教官には多分バレてたぜ。わざわざ指名されること何度もあったし」
クリスタ「むぅ……」
サシャ「まあまあ。今後のことはおいといて、今はエレンの主席を祝いましょうよ!」
エレン「や、だから今回だけだっての」
コニー「ちょうど明日は休日だしな! メシでも食いに行こうぜ!」
エレン「メシか。……ベルトルト、何か食いたいのあるか?」
ベルトルト「え、えっと、クレープ」
エレン「じゃあ食いに行くか、クレープ」
ライナー(時々こいつは本気でベルトルト狙いなんじゃないかと思うことがある)
-休日-
ベルトルト「町に来たはいいけど、みんなすぐにバラけちゃったね……」
クリスタ「三人しかないね」
エレン「クレープ屋ってのはどこにあるんだ?」
ベルトルト「屋台だから移動してるんだよ、きっと。その辺をぶらぶらして探そう」
エレン「おう。あ、そうだ」
ベルトルト「?」
エレン「私服……似合ってるぜ///」
ベルトルト「え、あ、うんありがとう……?」
クリスタ「」
モブ「きゃあああ! 強盗よ! 屋台のお金を奪ってるわ!」
クリスタ「納得いかない……普通は女子をほめるところでしょ」プクー
エレン「知るかよ……っと、なんの騒ぎだ?」
ベルトルト「こっちに向かって走ってくる人が……刃物を持ってる!」
エレン「クリスタ下がってろ!」
強盗「どけ!!」
エレン「くっ」ガシッ
強盗「はなせよガキ! クソッ、そこの金髪、おい!」
クリスタ「ふぇっ!?」
ベルトルト(意識が逸れた! 今だいけエレン……!)
強盗「お前が人質になれば、この兄ちゃんを無事に帰してやるよ!」
クリスタ「!」
ベルトルト(エレン……? 君なら簡単に取り押さえられるはずだろ!? 何してる!)
エレン「おい……人質? クリスタをか?」
強盗「ああ!? そうだよ、どうせ駐屯兵団の連中がすぐに来る! そのときにこのガキを人質にして交渉を……」
エレン「死体が、どうやって喋るんだよ」ギラリ
強盗「あ、え?」
強盗「なんで、テメェがナイフを」
ザシュッ
(アカン)
強盗「ひっ、ひぃぃぃ」ガクッ
リコ「……そこまでだ」
エレン「……あなたは?」
リコ「駐屯兵団所属、リコ・プレツェンスカだ」
エレン「訓練兵団所属、エレン・イェーガーです」
クリスタ「お、同じく、クリスタ・レンズです」
ベルトルト「ベルトルト・フーバーです」
リコ「……イェーガー、やりすぎだ」
エレン「申し訳ありません」
リコ「私がそのナイフを弾き飛ばさなければ、お前はその男の首をかき切っていたように見えるが?」
エレン「自分は一訓練兵です……そう簡単に人を殺せるわけではありません」
リコ「ふん……まあいい、協力感謝する」
エレン「あの!」
リコ「なんだ」
エレン「どうして駐屯兵団に入ったんですか?」
リコ「はあ?」
クリスタ「いきなりどうしたの、エレン?」
ベルトルト「…………」
リコ「市民を守りたいと、ずっと願っている仲間がいる」
リコ「命を懸けなくていいと、家族のために入ったヤツがいる」
リコ「妥協したと、諦めの表情を見せる同僚がいる」
エレン「リコさん、は?」
リコ「決まっているだろ……私が、この世に生まれたからだ……!」
ベルトルト(何言ってんだこの人)
クリスタ(何を言ってるんだろうこの人)
エレン「……俺は、調査兵団に入団することを希望しています」
リコ「ほう。お前らは」
ベルトルト「え、あ……まだ」
クリスタ「あ、はい! 私もです!」
リコ「どうしてだ? 危険だ、巨人との戦いに終わりなんてない。地獄に他ならない。……お前たちは調査兵団に入って、何がしたい?」
クリスタ「……調査兵団に入って、とにかく巨人をぶっ殺したいです」ギリッ
リコ「ほう……悪くない」
...リヴァイのセリフ...
だが結構似合ってる
-最終成績発表-
1位 ミカサ・アッカーマン
2位 ライナー・ブラウン
3位 ベルトルト・フーバー
4位 アニ・レオンハート
5位 ジャン・キルシュタイン
6位 マルコ・ボット
7位 エレン・イェーガー
8位 サシャ・ブラウス
9位 コニー・スプリンガー
10位 クリスタ・レンズ
エレン下げきれなかったか
-解散式後-
エレン「クソッ、上位者に入っちまった。クソックソッ」
アルミン「出たよ『俺はまだ本気出してないだけだ』ごっこ。もう諦めたら? あの一回のせいで君ミカサ並みに強いってバレちゃったし」
エレン「けどよぉ……ピンチになった瞬間に俺が音速で巨人を駆逐して『すごい、エレン君って実はあんなに強かったの……!?』っていうのができねえじゃんか」
アルミン「いい加減中二病治しなよ、いやホントに」
エレン「中二じゃねえ……っと、なんか騒いでんな」
ミーナ「はぁ!? 調査兵団に入る!?」
トーマス「本気で言ってたんだね……」
コニー「ミカサも調査兵団だし、お前もか……今年の面子はすげえことになりそうだな」
エレン「ああうるせえぞテメェら! 何か用か!」
サシャ「エレンじゃないですよ、クリスタの話ですって」
エレン「はぁ……?」
クリスタ「外には色んなものがある! 氷の大地や、炎の水、 砂の雪原、色々あるんだよ! 見てみたいと思わないの!?」
アニ「ちょ、ちょっと落ち着きなよあんた」
これもうクリスタ死にたがりじゃなくね?ww
名シーンを奪うのはエレンだけじゃなかったか…
エレン「うお、盛り上がってんな」
アルミン「あそこまで教育したのはエレンでしょ……」ジトッ
エレン「何のことやら。ほらアルミン、肉だ肉」アーン
アルミン「うん、食べよう!」アーン
エレン「バカめこれは俺の肉だ」パクッ
アルミン「……この役立たず! 死んじまえ!!」
ユミル「あーおいエレン。なんでお前、そんな手が震えてるんだ?」
エレン「だ、大丈夫だ、こんなのすぐ治まる!」ガタガタ
アニ「顔も変に赤いし、飲んでるねあんた」
サシャ「クリスタがエレンの膝の上で顔真っ赤にして寝てるのは、酔い潰れてただけですか」
エレン「し、しかし……まずいぞ、現状では、まだ2つのコップが4つに見えてしまうほどの酔いをすぐに醒ます技術は無い!」
ジャン「2つ? テーブルの上には1つしかねえぞ」
エレン「オッフ」
ライナー「疲れてるんだよお前、早く寝ろ」
エレン「……そもそも、アルコール(ヤツら)はその気になれば、俺なんかいつでも滅ぼすことができるんだ!!」
ベルトルト「ほらもうエレン、ベッドまで連れて行ってあげるからさあ」
エレン「おねがあーい」ホニャ
アニ(かわいい)
ユミル(こいつホモかよ)
エレン(俺はホモじゃないです(半ギレ))
ユミル(こいつ直接脳内に……!)
-翌日 固定砲台整備-
エレン「うぇっ……まだ気持ち悪ィ」
ミーナ「お酒はいってたわけじゃないわよね? なんでそんな二日酔いのおじさんみたいになってるの……?」
エレン「クリスタと意気投合しちまって、教官室からウィスキーのボトルを拝借してた」
ミーナ「入ってるじゃないの!」
トーマス「サシャよりタチ悪くないかそれ……」
エレン「んで、そのサシャとコニーは?」
ミーナ「調査兵団志望に変わったみたいよ」
エレン「そうじゃなくて今何をしてるのか、ってマジかよ」
トーマス「お、今来たな。おーい、サシャ、コニー!」
サシャ「ふぁいふぁい?」
コニー「ふぉーふぁしふぁのふぁ?」
ミーナ「なんで芋食べてるのよ! また盗んできたのね、ペッしなさいペッ」
エレン「そうだそうだ! 俺にもよこせ!」
トーマス「二人だけずるいぞ!」
ミーナ「!?」
サシャ「ごっくん……分かってますって、全員分取ってきました」
エレン「やるじゃねえか。悪い子だねえ」
サシャ「昨日エレンが言ってたじゃないですか。巨人を殺して領地を取り返せば、今よりずっと多くの食べ物が食べられるって。芋だけじゃない、野菜や、肉、新鮮なミルクに木の実まで!」
コニー「いやあ名演説だったぜ」ニヤニヤ
エレン(しまった……! 酒入るとテンション振り切れるタイプだったのか俺……!)
※酒入ったエレンが本来のエレンです※
サシャ「壁の外に出て、巨人を皆殺しにしてやるって息巻いてましたよね!」
コニー「壁の外に出たら、どこを見たって巨人だからな!」
エレン「……全然分かってねえな!」
『!?』
エレン「バッカ野郎どもが! 壁外調査ってのはなあ! いかに巨人と遭遇せじゅに゛ゃっ」ブシュッ
ミーナ「きゃあああ!? エレンが舌噛んで倒れた!」
ピシャアアアアアン
超大型巨人「」ゴゴゴゴ
エレン「」ビクッ…ビクッ
エレン「きょていひょうせいひひゃんひゅーにょんひゃん(固定砲整備34班)! しぇんひょーにゅんひ(戦闘準備)!」
サシャ「エレン! 何言ってるのかさっぱり分かりません!」
ミーナ「無理しないでよ……」
エレン「いてて……オイ聞いたか今の気遣い。ミーナなんだが、こりゃどう見ても俺に気があるよな? 実はミーナはいつも俺に対して特別、優しいんだが――」
ミーナ「……脳味噌腐ってるんじゃないの?」
サシャ「エレン……あなた疲れてるんですよ」
エレン「ひでーなオイ」
ついにオルオさんまできたwwww
ジャン「壁が破られた……?」
エレン「ああ、また人類が進化してしまう」
アルミン「エレン、陸上の記録の壁じゃない」
マルコ「どう考えても無理だ……僕らはここで死ぬんだ……何になることもできずに……」
エレン「死ぬのは怖くねえ、けど、何も為せず、何も打ち立てられずに死んでいくのが怖い……!」
アルミン「エレン、天下無敵の拳を放つ場合じゃない」
ミカサ(緊張感がない? 違う。ああいった風にして、回りの空気を解いている。だって他のみんなも彼らを見て笑ったりしている)←離れた屋上から訓練兵たちを見ている
兵士「アッカーマン! 貴様は後衛だ!」
ミカサ「光栄です!」
兵士「…………」
ミカサ「…………てへっ」
(かわいい)
ラオウか?
-中衛ポイント-
アルミン「前衛がもう崩れてる!」
トーマス「行くぞエレン! どっちが多く狩れるか勝負だ!」
エレン「…………」
ミーナ「エレン?」
エレン(あぁ……いつのまにか忘れてたぜ……こんなの……初めて巨人と出会って、母さんを食い殺されて以来の感覚だ……)
エレン「怖ぇな……」
アルミン「…………」
トーマス「…………」
ミーナ「…………」
エレン「昔の俺は……戦士だった。今は違う」
エレン「俺は、人々を守る兵士だ」ジャキン
アルミン「……!」
エレン「一匹ずつ仕留める。どうせここもすぐに総崩れだ。目標は、うちの班員の損失ゼロ」
ミーナ「うん!」
トーマス「了解だ!」
エレン「よし、じゃあ――」
兵士「うわああああああ」
兵士「ダメだ、ここの区域を放棄する!」
兵士「逃げろ、うわあ、死にたくない! 死にたくない!」
エレン「まじかよ」
アルミン「撤退……しよっか」
ミーナ「不完全燃焼感ハンパないわね」
トーマス「……戻るか」
今日はここまで。
リコさんメイン枠ワンチャンあるで。
おつ
クリスタむごすぎる
締まらん主人公やな
乙
なんだかな
-中衛最後尾 合流ポイント-
コニー「エレンたちの班だ!」
トーマス「俺たちが一番最後か?」バシュッ
アルミン「みたいだね……」バシュッ
エレン(……人数が、少なすぎる……)
ジャン「……よぉ。見れば分かるだろ」
エレン「死者多数、ガス欠、巨人多数」
ミーナ「うそ……ガス補給部隊は!? 何をしてるの!?」
エレン「篭城してんだろ。これだけうじゃうじゃいたら仕方ねーよ」
コニー「で、どーすんだよ!? ここにいたってジリ貧だぞ!?」
サシャ「突破するしかありませんよ! じゃないと、じゃないと……!」
ジャン「……お前らにしちゃ頭使ったな。センセイに教わったか? まあ、その通りだ」
ミーナ「だったら!」
ジャン「周りをよく見てみろ! さっきまで戦って、何人死んだと思ってる! そして、あの補給所までどれだけ巨人がいると思ってんだ!」
コニー「くっ」
サシャ「うぅ……」
クリスタ「お、落ち着きなよジャン!」
エレン「……昨日まで一緒にメシ食ってた友達が、たくさん死んでるんだ。仕方ねえよ」
アニ「……どうする?」
ライナー「いや、強行突破しかないだろうな。だが士気が……」
ベルトルト(…………二人はもう、戦士じゃない)
エレンが…生きている…だと…
ミカサ(エレンが心配で駆けつけてみたらこのザマ。というか誰も私に気づかない。仕方ない……私が先陣を切るしか)
エレン「おいお前ら聞けぇっ!!」バッ
『!?』
エレン「俺は強い! この場にいるどの連中よりもウルトラ強い! ので、蛆虫のようにわいている巨人どもをぶち殺して補給所へ向かうことができる!」
2~6位「(°_°)ポカーン」
ミカサ(私より強いというのは心外)ムスッ
エレン「残念だ……とても残念だ、お前たちみたいな腰抜けは、俺が戦って勝つのを指をくわえて見ているしかない」
ジャン「……!」ギリッ
エレン「分かるだろ? ここにいたら死ぬ。ジリ貧だ。行動できない奴が死ぬ。戦わない奴が死ぬ!」
エレン「俺は死なねえぞッ! ――まだクリスタとアニの処女膜ぶち破ってねえんだっ! ○○して×××して※※※※※※※するまで死なねえ!」
アルミン「…………エレン」
エレン「ああ……今の伏せ字は、順に、挿入、中出し、アナルファックだ」
アルミン「知るかよ(真顔)」
伏字の意味がないwww
ジャン(本当に行きやがったぞあいつ……一人で死に急ぎやがって)
ジャン「ああチクショウ、エレン、テメェのせいだからな……! オイ、」
エレン「」バシュッ
ベルトルト(あれ?)
ライナー(エレンの奴、なんで戻ってきて……?)
エレン「オイ、お前らァ! 俺たちは仲間を一人で巨人の群れに突っ込ませろと習ったか!? このままだと本物の腰砕け不能野郎になっちまうぞ!」
モブ「そっ……そうだ! 誰が言ったか知らんがその通りだ!」
モブ「誰が言ったか知らんが、エレンだけに戦わせていいはずがねぇ!」
モブ「誰が言ったか知らんが!」
ウオーウオオー
ジャン「」
エレン「どうだ、俺の士気向上作戦。完璧だろ」
アニ「自演乙」ドゲシッ
クリスタ「殺されてぇんなら普通にそう言え!!」ケリッ
エレン「」
戻ってきたに吹いた
-ガス補給所-
アルミン「なんとか大半は生きてるね……」
サシャ「死ぬかと思いました」
エレン「……さっき、俺の号令で何人死んだ?」
ジャン「! ――バカヤロウ! テメェが迷ってどうすんだ!」ガシッ
エレン「離せよ豚野郎」
ジャン「この……!」
ユミル「よせよ、今はガスの補給が先決だ!」
マルコ「武器庫からありったけの備品を持ってきた。これぐらいしか使えそうにない……」
エレン「オッケー。ここにいる面子で、どうにか考えるぞ」
ジャン「……」
ミカサ(エレン、あなたが心配する必要はない。私がついているから、大丈夫)←少しはなれたところで一人で替えのブレードの換装をしている
ミカサは何なのよ
今イェーガーになってるのは
エレン・イェーガー
クリスタ・イェーガー
アニ・イェーガー
ユミル・イェーガー
コニー・イェーガー
サシャ・イェーガー
キース・イェーガー
トーマス・イェーガー
アルミン・イェーガー?
ベルトルト・イェーガー?
ライナー・イェーガー?
こんなところかな?
サシャ「あれ?」
コニー「成績上位者が額を突き合わせて何してんだ?」
ジャン「お前らには縁遠い話だよ」
エレン「……さて、肝心のガスボンベ周囲にたかってる3m級の連中が邪魔だ。正直に言うが俺のガス残量はゼロ。最後は慣性だけで突っ込んできた」
ライナー「この場にいる全員同じような状態だろう」
アニ「武器は?」
ベルトルト「ブレードの他にあるかな」
マルコ「あるよ。連発式の小銃が、数十丁」
ユミル「どうだ、何か使えるか?」
クリスタ「……あ、その銃であのガスボンベを撃とう。そうすれば爆発で巨人を殺せる」
アニ「巻き添えで私たちも月までぶっ飛ばされるけどね」
サシャ「クリスタ、しばらく黙りましょうか」
ユミル「かわいい」
(ガス補給の目的をどこに行ったよバカか)
クリスタ「もちろん今のは、現状での判断材料からした、最終手段よ」
ジャン「本当に純粋な意味での最終手段だな。ほぼ自決じゃねえか」
クリスタ「だから……アルミン、後は任せる」
アルミン「え!? 僕!?」
クリスタ「アルミンは、ヤバい時ほどどの行動が正解かを当てることができる」
アルミン「……!」
クリスタ「だから、それに頼りたいって思ったの」
アルミン「…………」
アルミン(何言ってんだこいつ)
アルミン(でもまあ、可愛い子に頼られて、悪い気はしないかな)
アルミン(みんなの目も僕を見てる)
アルミン「分かった。やれるだけやってみる」
エレン「話はまとまったみたいだな」
ジャン「なんでテメェが仕切ってんだよ、気に食わねえ」
アルミン「誰も気にしてないよそんなこと……エレン、少し時間が欲しい」
エレン「ああ。――ところで、俺にいい考えがあるんだが」
アルミン「オイ待て」
エレンさんwww
エレン「簡単だ、立体機動装置を使って巨人どもの間を駆け抜ける。どうせなら徒歩の部隊と二分割してもいい。それで、ライフルをクリクリしたおめめにぶち込む」
コニー「うなじはどーすんだ?」
エレン「この部屋の天井は鉄骨がむき出しになってるからな、あらかじめそこに本命をおいといて、一気に奇襲をかける」
ライナー「なるほど、まず目をつぶすってワケか」
アニ「けど、全部の巨人の目をつぶさなくちゃ意味がないよ」
ベルトルト「…………」
エレン「だが、アルミン」
アルミン「……ああ。僕なら、もっとうまくやる」ニヤリ
エレン「そうこなくっちゃあな」ニヤッ
アルミンがなんか情けなく見える
エレン「銃は配ったか?」
マルコ「弾丸の装填と、作戦の説明に時間がかかりそうだ」
ライナー「まあ、有り体に言って囮だからな」
ベルトルト「上から切りかかるメンバーは僕、ライナー、アニ、エレン、ミカサ、ジャン、コニー、サシャの八人でいいんだよね」
エレン「マルコ、悪いな。リフトの方での指揮をやってもらうぜ」
マルコ「アルミンの発案っていうだけでみんな落ち着くから、食われない程度にがんばるさ。……ヘマするなよ?」
エレン「お互いにな」
コニー「なあ、銃と一緒にこんなのが出てきたんだが」
ジャン「こいつは……」
エレン「バニー、だな」
ベルトルト「バニー、だね」
ライナー「クリスタに着せたい」
ベルトルト「は? アニ」
ジャン「ミカサ」
ミカサ「エレン」
アルミン「ちょ、ちょっとこんなことで争わないでよ」
アニ「待たせたね。こっちは準備できたよ」
マルコ「リフトの方もOKだ。エレン!」
ライナー「あ、そのだ、な、エレンはちょっと……」
クリスタ「エレン……?」
コニー「おいバカせめて着替えろ!」
エレン(バニー)「うるせえ! もう時間がないんだよ! 作戦を決行する!」
『!!?』
ミカサがなんか中二病みたいだ
モブ「バニーだ……」
モブ「バニー……?」
モブ「いや、分からんな……なぜバニーを……?」
マルコ「エレン! 女子だっているのに、なんでよりにもよってお前が!!」
エレン(バニー)「この中で一番似合うと思って」キラッ☆
ユミル「はぁ?」
アニ「後で〆る」
クリスタ「に、似合ってるよエレン!」
ミカサ「」ウンウン
クリスタ「って誰!? あ、ミカサか……」
マルコ「よーし待て、待て、全員ひきつけてから……」
エレン(バニー)「……撃て!!」
マルコ「お前が指示するのかよ!?」
バンバン
ギャーギャー
エレン(バニー)「よし……行くぞッ!」
ザシュッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ スカッ ザシュッ ザシュッ スカッ
マルコ「二つ残ったッ!」
ベルトルト「ッ、サシャと」
エレン(バニー)「サシャとコニーだ!」
サシャ「!」
コニー「や、べっ」
巨人「」ニタニタ
エレン(バニー)「もう再生してやがる……マルコ、クリスタァ! 銃よこせ!」
マルコ「ッ!」バッ
クリスタ「えい!」バッ
エレン(バニー)「オーライ、かかって来い巨人ども! サシャとコニーは下がれ!」ドンドンドン
巨人「ギャーギャー」
アニ「片手持ちで撃って、正確に目をつぶした……!?」
まあアルミンがバニーかねと思ってたがこのエレンは見せ場を奪う奴だった事を忘れてた
ライナー「エレン下がれ!」
エレン(バニー)「下がらねえ! こいつは俺がやる!」
ベルトルト「!?」
エレン(バニー)「俺はなぁ……もうすでに一回、こいつらから逃げてんだよ。シガンシナ区でな」
アニ「…………」
エレン(バニー)「あの時、俺は巨人に背を向けて逃げ出した。いや、連れてかれたわけだが……母さんを置いて、のこのこと生き延びやがったんだ」
アルミン「エレン……」
エレン(バニー)「だからもうたくさんだ。逃げるのは飽き飽きなんだよ!」
ライナー「気をつけろ!」
エレン(バニー)「正面から失礼します!」
巨人「!」
エレン(バニー)「やられるかよ!」バシュッ
ベルトルト「叩きつけられた手を避けた! いや、腕に乗って駆け上がってる!?」
ライナー「危ない、もう片腕が!」
エレン(バニー)「!!」ズバッ
マルコ「……すごい、とっさの反応で切り落とした」
ジャン「とっさの反応? 違ぇ、最初からここまで計算に入れて……!」
エレン(バニー)「動くなよ……テメェの項を綺麗に削げねえだろうが」ザシュッ
マルコ「まあバニーだけどね」
アニ「大丈夫、今からぶち殺す」バキボキ
コニー「けど、もう一体ッ!」
クリスタ「……! やあああああっ!」ザシュッ
巨人「」シューッ
サシャ「え」
アルミン「は」
ライナー「なん……だと」
クリスタ「やった! 討伐数1!!」
ユミル(かわいい)
エレン(バニー)「ようどうしたアニ、青筋立てて。俺がかっこよすぎて股でも濡れたか?」
アニ「私が最初から自分を信じて戦っていれば……最初からあんたをぶっ殺しておけば!!」ドゲシッ
エレン「ほがぁ!?」ドンガラガシャーン
ジャン「おい、あのバカどもには目もくれるな。さっさとガス補給を開始しろ」
ベルトルト「は、ははは……」
ライナー「エレン、お前は早く着替えて来い……」
ジャン(あのバカが、みんなを励ましたいんだか知らんが、やり方がぶっ飛びすぎてんだよ)
エレン「おい、隣座るぞ」
ジャン「もう着替えたのか……早着替えのショーにでも出たらどうだ?」
エレン「……お前は元気そうだな」
ジャン「チッ……で、これからどうすんだよ? 指揮官は? お前か?」
エレン「いや、お前に頼みたい」
ジャン「……は、はぁっ!? 何言ってんだお前!?」
エレン「ジャン、俺はお前とは違う。自分で言うのもなんだが、肝っ玉のデカい方だと自負してる」
ジャン(ああそうだろうな、巨人を目の前にして普段どおりボケすっ飛ばすのはお前ぐらいだ)
エレン「だが大半の兵士は俺とは違う。お前寄りだ」
ジャン「!」
エレン「お前にはそういう人間の気持ちが分かる。だからお前の指示にはみんな従う。言い方は悪いが、『弱いやつ』の気持ちが、お前には分かるんだ」
ジャン「……」
エレン「それに、俺はお前みたいな奴を動かせないけど、お前なら俺みたいな奴をうまく活かして使える。そうだろ?」
エレン「おーい。お前ら集合」
アニ「これからどうするんだい?」
ジャン「本体と合流すべきだな。俺たちだけここにいたって何かできるわけでもねえ」
ベルトルト「ていうことは、また巨人の群れを突破するってことか……」
エレン「デカい図体して子鹿みたいな怯え方してんな、小鹿ルト」
ベルトルト「え、ぁ、ごめん」
ライナー「しっかりしろ小鹿ルト」
ジャン「全員ガス補給が終わったらすぐに出るぞ、小鹿ルト」
ベルトルト「さっきから呼ばれてるの、ひょっとして僕のこと!?」
-屋外-
エレン「さて、意外と巨人の数が少ねえな」
トーマス「エレン、そろそろ俺たちも出発しよう!」
ミーナ「34班、全員ガス補給並びにブレード装填完了!」ビシッ
アルミン「……ねえみんな」
トーマス「なんだ?」
アルミン「今から僕たちは壁に向かって撤退する、少ないとはいえ道中にもある程度の巨人はいるだろう」
ミーナ「ええ、そうね」
アルミン「これはチャンスだと思わないかい?」
ミーナ「……そっか、ここで巨人を倒せば!」
トーマス「スピード出世間違いなしだ!」
うおーアルミン天才かー
さすがアルミンー
照れるなー
エレン「何はしゃいでんだあいつら……ん? なんか巨人の動きが変だな、あそこ」バシュッ
アルミン「あ、ちょっとエレン!?」
エレン(……駐屯兵団のジャケットか……もう死んでる……いや、あっちにはまだ生き残りが……?)
イアン「リコ! 後ろだ!」
リコ「分かってる! けど囲まれてるこの状態じゃあ……!」
ミタビ「ブレードがそろそろ尽きるぞ!」
エレン「……!」
アルミン「エレン! これは……いや、行こうエレン! 34班戦闘準備!」
トーマス「目標目の前、15m級巨人2体、10m級1体!」
ミーナ「これはチャンスよ、絶対に逃がさないで!」
エレン「何やってんだこいつら(あ、ああ……)」
イアン「早ェーンだよッ」
ミタビ「チックショウッ」
リコ(そうだ……巨人は、その気になればいつだって私たちを滅ぼせるんだ……)
バシュッ バシュッ バシュッ
リコ(ああ……見てみたかったな……もっと広い空を……、ぁ?)
エレン「っら!!」ザシュッ
リコ「!?」
トーマス「ほらほらこっちだ!」
アルミン「トーマスもっとひきつけて! ……いまだミーナ!」
ミーナ「でやぁっ!」ザシュッ
トーマス「よっしゃ討伐補佐数1だ!」
エレン「遅ぇよ。こっちはもう討伐済みだ」
巨人「」シューッ
エレン「んじゃあ後一体……って、リコさんだったんですか」
リコ「……え……ぁ……」
エレン「安心してくださいリコさん! 俺は巨人を倒して、三人ともきっちり助けますから……!」
ザシュッ
巨人「」ズズン…シューッ
エレン「討伐完了」
トーマス「おいしいとこだけ持っていきがやって……まあこれで俺の討伐補佐数は2だな!」
エレン「助かったよ、トーマス」
イアン「いや、我々が一番助けられたよ。礼を言う」
エレン「いえ、そんな……そうだ、早くガス補給に行ってください! 中衛が大変なことに……!」
イアン「分かった。だが確か、補給所は」
エレン「大丈夫ですよ、もう制圧してます」
ミタビ「……助かった、のか……」
エレン「って、リコさん! そのケガは!? ……大丈夫なんですか?」
リコ「ああ、少しかすっただけだ。血も乾いてる」
エレン「そ、そうですか」ホッ
リコ「……お前は仲間に好かれているようだし、不思議な人徳があるんだな。……命拾いしたよ」
エレン「…………っ」
リコ「?」
エレン「でも、よかった……みんな、最悪なことにならなくて本当に良かった……!」キラキラグスッ
【例の女神BGM】
大人三人『…………!!』
ミタビ(神様……)
イアン(天使……)
リコ(結婚したい……)
エレン「……?」
今回はここまで。次回あたりで終了。
わろろん
乙
結婚したいも奪われたか
なぜか女神のBGMで一番最初に浮かんだのがエンダ
まさかのwww
なんでボケ倒しはエレンが一番安定するんだろうなww
多分最後の更新。
な…んだ…と…
-前衛ポイント-
エレン「みんな大丈夫か……?」
ミーナ「巨人を倒しても、穴を塞がない限りキリがない!」
アルミン「けれどこんな大きな穴を塞ぐ方法なんて……」
トーマス「お、みんな集まってるみたいだな……俺たちの後発はどうなった?」
マルコ「ライナーとベルトルトがいない。何か別行動を取っているらしいけど」
ジャン「後は大体無事だな」
アルミン「大体って?」
コニー「……フランツがいねえんだ」
エレン「……どうだ、アルミン。生存率は」
アルミン「うん、うん。まあゼロじゃないさ」
エレン「OKだ。お前らは壁の上に行け。俺は団体行動の取れない問題児を探してくる」
ジャン「そりゃお前だ……ったく、俺も行くぞ」
エレン「ダメだ。お前にはみんなの指揮を執る義務がある」
ハンナ「エレン……? エレン、エレン!」
エレン「お、浮気か? 人妻はちょっとな……どうせならもうちょっと熟れてからが」
トーマス「真面目に話聞いてあげなよ」
ハンナ「お願い! フランツを探して! 私も探すから、早く探さないと……!」
エレン「落ち着けよ、あいつがお前にぶち込む前に死ぬわけねえだろ」
アルミン「最低だよエレン……」
ハンナ「ぶち込む……? フランツったらそこまで話してたの? やぁもう///」
エレン「……こいつ、処女膜から声が出てねえ、だと……」
アルミン「最低だよエレン!」
-中衛ポイント-
エレン「よう、アニ」
アニ「……何?」
エレン「前衛は探せるとこは探し尽くしちまったから、巨人を避けてこっちまで戻って来たんだ。フランツは居そうか?」
アニ「あんたが話したがってるのは、それじゃなさそうだけど」
エレン「……参ったな、お見通しか。……お前……いや、お前とライナーとベルトルト。俺たちに何か隠してるだろ?」
アニ「別に」
エレン「五年前、お前たちはウォール・マリアを破り人間の中に混じった。ライナーが鎧の巨人ってやつで、ベルトルトが超大型巨人ってやつだ」
まさかライナーの迷言をパクるとは
アニ「…………」
エレン「気づいていたのが、意外か?」
アニ「いいや。感づくなら、あんただと思ってた」
エレン「そりゃ買い被りすぎだ。もっと誉めろ」
アニ「あんたはふざけているようで、誰よりも冷静だし、誰よりも深く注意を払って周りを観察している。だから頭がキレるし、相手を欺いて騙くらかすのが得意だ」
エレン「お、オイ、ちょっとやめてくれ。やっぱ気持ち悪い」
アニ「は? 誉めろって言ったのはそっちでしょ」
エレン「褒め殺しじゃねえか……」
アニ「まあいい。だから……そんなあんただから、多分、私は……」
ダレカー
エレン「!? ……今、何か声が聞こえなかったか?」
アニ「え?」
タスケテクレーダレカー
アニ「この声は」
エレン「フランツだ!」バシュッ
アニ「待って! 足音からして巨人に囲まれてる!」
エレン「なら全部駆逐してやる!」
フランツ「た、たすけてくれ!」
アニ「片足が……! それに巨人の数が多すぎる!」
エレン「……俺は真っ直ぐ行く。んで、180度ターンして、途中でフランツをお前に放る。その後は任せた。」
アニ「はあ? その後あんたは!?」
エレン「周りをよく見ろ、この無駄にクソデカい家を。立体機動装置の機能を生かすには絶好の環境だ。そして考えろ、お前のその大したことない頭でな、死にたくなきゃ必死に頭回せ」
アニ「ぐっ……しくじらないでよ」
エレン「任せろ」バシュッ
アニ「」ハラハラ
アニ(姿が見えなくなった……どこにいったの?)
バシュッ
アニ(立体機動装置の駆動音! こっち!?)
フランツ「う、わああっ!」
アニ「こっち!」バシュッ
アニ(フランツを捕まえた! エレンは……!)
奇行種「」ニタニタ
手足「」ブラーン
アニ「……え?」
エレン「あ……やべ、しくじった」ドサッ
アニ(エレンの左手と左足……持っていかれた、の?)
フランツ「うっ……アニ、俺はいい、俺はいいからエレンを頼む」
アニ「け、けど」オロオロ
奇行種「」アーン
アニ(ここでやるしか……!)ニチッ
エレン「ダメだ!!!」
アニ「!!」
エレン「……今ならそれを、止められる……人間だって……兵士だって悪かねえぜ?」
アニ「ぁ……あ、ぁ……」
エレン「悪いな……ああ、どうせ死ぬなら、壁の外が良かった……」
(今月)最後の更新だろ?
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グリシャ『エレン!』
エレン『親父!?どこ行ってたんだよ!こんな時に!』
グリシャ『こっちに来なさい、お前に渡したいものがある』
エレン『?』
グリシャ『ちょっと痛むが我慢……あれ? 注射が……あれ、どこやったっけ……?』
エレン『注射!? やだよ! あれ痛いもん!』
グリシャ『いやちょっと待って、ここにさっきまであったはずなんだけど』
エレン『そこにあった注射? さっきアルミンが持って行ったよ?』
グリシャ『』
アルミン『これがお注射かー。すごい刺々しいね!』
ミカサ『勝手に持ってきていいものなの?』
グリシャ『ああああアルミン君! ちょっとタンマ! それ危ないから、こっちに返しなさい!』
アルミン『え? うわっ』コケッ
ミカサ『危ない!』バキッ
バシャッ
エレン『いってええええええええ! 中身目に入った!! ていうかこの流れで結局俺かよ!!』
アルミン『ご、ごめんエレン!』
ミカサ『エレンの綺麗な瞳から美しい涙が……!』ペロペロ
グリシャ『オワタ』
通りすがりのクリスタ『きゃっ、何か変な液体が飛んできた……?』ペロッ
通りすがりのアニ『……何か変な液体が口の中に飛んできた』ペッ
通りすがりのリコ『何か変な液体が眼鏡にかかった……まったく』フキフキ
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www
……ドクン
エレン「……そうだ、人類はたどり着かなければならない」
アニ「……?」
……ドクン
エレン「人類は……戦わなければならない」
アニ(何を、言ってるんだ?)
エレン「分かってるよ父さん。俺はこの力で仲間を守る!」
アニ(……まさか)
エレン「戦え!」ガリッ
巨人大杉
-前衛ポイント-
巨人「」フシューッ
トーマス「やった! 討伐数1! 助かったぜアルミン!」
アルミン「討伐補佐数2! 気をつけて、まだたくさんいる!」
ジャン「クッソ……討伐数稼ぎにはもってこいだが、こうも終わりが見えないのはしんどいな」
マルコ「見ろよ、ミカサなんて討伐数が20を越えてる」
コニー「そろそろまた壁の上に戻るか?」
サシャ「けれど、巨人を倒して壁に戻って補給して、また巨人と戦っての繰り返しなんて……」
ユミル「確かにこのままじゃあ、順に死んでいくだけだな」
ミーナ「……もうやだ、いつまで続くの……?」
クリスタ「……落ち着いて、みんな!」
『!?』
クリスタ「私たちは、この三年間、死ぬほどつらい思いをして訓練に励んできた。実際に死んでしまった人もいる」
クリスタ「けれど、私たちは生き残ってきた! それは三年間そうだったし、今日も、これからもそうでしょ!?」
クリスタ「今日私たちは生き延びて、そしてまた明日、それぞれ道を歩み始める! こんなところで死ねるはずない!」
ジャン「……! そう、だ。俺は今日、生き残る。そして明日、内地に行くんだ!!」
マルコ「ジャン……」
アルミン「みんな、巨人が一体接近してくる!」
サシャ「私たちたちの女神サマが士気を上げてくれた直後なんですし、幸先よく行きましょう」
クリスタ「め、女神なんかじゃないよっ!」
ジャン「ん……なあ、あの巨人……なんか、おかしくねえか?」
マルコ「走ってきてる……いや、走り方がおかしい」
アルミン「あれは人間の走り方だ……奇行種、なのか?」
コニー「こっちに来るぞ!」
トーマス「……ま、待ってくれ! あの巨人、肩に誰か乗っかってないか?」
ジャン「はぁ? んなワケ……」
アニ「」手ブンブン
フランツ「」オーイ
ジャン「」
アルミン「」
ハンナ「フランツ! フランツが生きてた! フランツ!!」
アニ「彼氏さんは無事だよ」
ハンナ「フランツー!」ダキッ
フランツ「ハンナー!」ギューッ
ジャン「……で、こいつは何者なんだ?」
サシャ「不思議と安心するというか」
コニー「ああ、直感でなんとなく、敵意が無いってのは分かるんだが」
ユミル(分かるのか……さすがバカだな)
クリスタ「うん。私もそう感じる」
ユミル(分かるのか……さすが私の女神だな)
アニ「彼氏さんは無事だよ」
ハンナ「フランツー!」ダキッ
フランツ「ハンナー!」ギューッ
ジャン「……で、こいつは何者なんだ?」
サシャ「不思議と安心するというか」
コニー「ああ、直感でなんとなく、敵意が無いってのは分かるんだが」
ユミル(分かるのか……さすがバカだな)
クリスタ「うん。私もそう感じる」
ユミル(分かるのか……さすが私の女神だな)
巨人「」シュウシュウ
アニ「話すよりコッチのほうが早いか……出てこれる?」
巨人「」コクッ
マルコ「あ! 巨人の体が、溶けていく……!」
ユミル「……マジかよ、あいつが」
クリスタ「あれ、嘘、うなじの所にいるのは」
エレン「っぷは……! アニ、これ結構キッツイな……!」
『エレン!!』
ジャン「どういう、ことだ……」
エレン「俺が……お前達を守った……今はそれだけ理解できればいい」キリッ
ジャン(自分で言ってんじゃねえよ)
ミカサ(濡れた)←離れたところで脱ぎ捨てられたエレン巨人体の残骸を舐めてる
キッツ「動くな訓練兵ども!!!」
駐屯兵「」ザッ
アルミン「囲まれた!?」
ジャン「やべえ! エレンを見られた!」
エレン「……」
コニー「どうする!?」
エレン「巨人化して、壁の外に出る!」
サシャ「そんな!?」
エレン「お前らは俺とは関係ありません、知りませんって供述しろ。実際そうだろ。まあ、行きがけの駄賃として、巨人をある程度は倒していくさ」
ミカサ(私はエレンに付いていくけど)
ジャン「テメェ……一人で……」
クリスタ「けど、今のは最後の手段だよね?」
エレン「ああ。どうするかはまだ決めてない」
マルコ「……アルミン」
ジャン「……アルミン」
アルミン「うん、うん……ちょっと待ってほしいんだ……」
アルミン(まだ考えはまとまっていない……けれど、絶対説得してみせる!!)
エレン「まず俺があいつらを説得してみせる! みんなはここで待っていてくれ!!」ダッ
アルミン「だから待てって言ってるだろおおおおおおお!?」
リコ(イェーガー……巨人だったとは……だが)
イアン(あいつは俺たちを助けてくれた)
ミタビ(疑うなんて……どうかしてる)
エレン「こちらに敵意はありません!」ダッ
キッツ「でっ、出てきたな巨人め! お前たちは人類の中に潜んで我々の眼を欺こうとする! 私は騙されんぞ!」
エレン(初っ端から考えることを放棄してやがる……考えるのが怖いんだ……論理的な説得は無理か? いや、試してみる価値はある!)
キッツ「申し開きの余地など無いぞ! 私がこの手を下ろせば、お前を狙っている壁上砲台がお前を粉々にする!」
エレン「待ってください! あなた方が俺を恐れているのは分かります! ですがそこは問題ではありません! 私は先ほど巨人と戦闘し、これを撃破しました! 私が巨人に襲われるところを見たものがいます、巨人は私の敵です! 私は人類の見方です!」
キッツ「黙れええええええええええええ!!」
エレン「クッソ……私は、とうに巨人殲滅の為なら心臓を捧げると誓った兵士!! 俺の持つ『巨人の力』と残存する兵力が組み合わされば!! この街の奪還も不可能ではありません!! 巨人の全滅を願い!! 最後の数秒間、俺の……エレン・イェーガーの戦術的価値を説きます!!」
リコ「これは持論だが、躾に一番効くのは痛みだと思う。今あなたに一番必要なのは言葉による「教育」ではなく「教訓」だ」バキッ
キッツ「ぷげら!」
エレン「!?」
(濡れた)
リコ「隊長……あなたはさっきから、自分に都合のいい憶測だけで話を進めようとしている」
キッツ「なんだと!?」
リコ「彼は戦う力を持っている。戦う力を持っている者が戦わなくてどうする!? 生きるために戦うのが怖いのなら、力を貸してやれよ!」
キッツ「何ぃ!?」
リコ「この腰抜けめ……いいから黙って、全部彼に投資しろ!!」ドギャーン!
ピクシス「……血の気の多い部下を持つと苦労するのう、キッツ」
リコ「! ピクシス司令!?」
アルミン「エレンできたぞ! 壁をふさぐ作戦だ!」
ジャン「本当かアルミン!?」
ピクシス「ふむ。我々も協力すべきか?」
リコ「進言します! 彼の力を最大限発揮するためにも、我々の協力は不可欠かと!」
アルミン「こちらとしても助かります。ぜひ、お願いできないでしょうか」
ピクシス「作戦の内容を聞いてからじゃな」
アルミン「はい。僕らと駐屯兵の皆さんで、あの岩から壁の穴までのルートを確保します。そして巨人化したエレンにあの岩を運んでもらって……」
ジャン「壁の穴にぶちこむってワケか」
エレン「穴にぶちこむ(意味深)」
ジャン「ふざけてんのかてめぇ!?」ガシッ
エレン「バカヤロウ! こんなことしてる暇ねえだろ!」
マルコ「そうだよジャン! 落ち着けよ!」
ジャン「アッハイ」
www
ピクシス「しかし兵士たちの協力がないことには……」
エレン「任せてください!」ダッ
アルミン「ちょ、ちょっとエレン。ホントやめて、計画狂うことホントやめて」
エレン「ちゅうもおおおおおおおおおおおおく!!」
エレン「巨人に殺されたくねえ奴は逃げろ! 滅多なことがなけりゃあ無事に済む!」
エレン「そして愛する人を、巨人に供物として捧げたい奴も、ここから逃げろ!」
エレン「俺は知っている。一度逃げた人間は、自分が逃げたという現実からは逃げ切れない。いつまでもそれに追いかけ回されて生きていくことになる」
エレン「もしあんた達が死にたくないなら、それは正常だ」
エレン「ただ人類を、愛する人々を犠牲にしてまで自己保身に走りたいっていうなら、あんた達は人間じゃねえ、皮をかぶった、有害な獣だ! 列作って俺ンとこに来い! ブレードをケツにぶち込んでやる!」
兵士「…………」
エレン「どうした! 誰も逃げないのか!? 家族のとこに帰りたくないのか?」
兵士「俺は、俺は……ッ。娘を、守りたい……!」
兵士「うう、チクショウ……戦う、やってやるぞ。戦うんだ……!」
エレン「……アルミン。作戦説明を頼む」
アルミン「任せて! エレンは早く岩のところへ!」
エレン「おう!」バシュッ
クリスタ「護衛に付きます!」バシュッ
アニ「私もいくよ!」バシュッ
リコ「訓練兵だけに任せられるか!」バシュッ
ピクシス(え? 作戦への協力もう決定したの? え? なんで兵士たちもそんなにやる気なの? え?)
ダズェ…
アルミン(エレンたちは配置についたのか……作戦開始の煙弾が上がるまではなんとも言えないけれど……)
ボシュゥゥゥーーー
アルミン(上がった! 緑色! 作戦開始だ!)
ジャン「作戦が始まったぞ! お前らは壁にぶら下がって巨人をひきつけるだけでいい! 進路上の巨人は……!」
ミカサ(敗北を知りたい)ザシュッ
イアン(訓練兵に負けられるかよ!)ザシュッ
マルコ「数を削ったら引いてください! 巨人を進路からどかすのが目的です!」
ジャン「よし、いい調子みてえだな!」
アルミン(そろそろエレンが変身するはずだ……何事も無いなら、このままうまく!)
ピシャァァァァン
アルミン(今の発光が、巨人への変身なのか? ……いや、あれは……!?)
鎧の巨人「」ズズン…!
超大型巨人「」ゴゴゴゴ
ジャン「は……?」
アルミン「なんで……なんであいつらがここにっ!!?」
超大型巨人(人類は尊厳を取り戻しつつある。だからそれを踏みにじる――巨人の反撃は、ここからだ)
エレン・イェーガー――→『アルミンのプライドを砕く』『ピクシスの立場を奪う』『唐突な親の仇の出現に草不可避』
ライナー・ブラウン――→『とりあえず巨人化したけど思わず周囲の巨人をぶっ倒す』『クリスタが視界に入って高い目線も悪くないと思う』
クリスタ・レンズ――→『すごく左の親指を噛み千切りたい衝動にかられる』『アニとリコがすごい邪魔』
←To be continued...
なんか終われなかったんだけど
次で本当に終わる
我慢しとけよ
乙
これはまとめに乗る
乙。すっごく面白いからこのまま最新まで終わらなくていいと思われます
一応言うと1ヶ月誰も書き込まないか、>>1が二ヶ月書き込まない以外ではSS速報はスレ落ちないよ
まってるぜい
はっよはよ
はよはよ
保守
まだか
まだ?
苗木「僕は死なないよ! ――まだ舞園さんや霧切さん、セレスさんや朝日奈さんの処女膜ぶち破ってないからっ! ○○して×××して※※※※※※※するまで[ピーーー]ない!」
十神「…………苗木」
苗木「うん……今の伏せ字は、順に、挿入、中出し、アナルファックだ」
十神「完璧だ。苗木」
誤爆なんだろうがヒドいなオイ
クソワロタ
まだ?
まだかな?
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