一ノ瀬志希ちゃんと佐城雪美ちゃんが一緒にイチゴを食べる3000文字ぐらいの短いお話です。
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一ノ瀬志希のウワサ:美味しいイチゴについて研究しているらしい
――――――――――
志希「ふんふーん♪実験結果はいちごいちえ~♪」
雪美「志希………何してる……?」
志希「ん~、雪美ちゃんは本当にいつの間にかそばに居るねー」
雪美「さっきから……いたよ……」
志希「気づかなかったー、もしかして忍者の末裔かにゃ?」
雪美「忍者……違う………。違う…よ………」
志希「知ってるよ。雪美ちゃんはアイドルだもんねー」
雪美「そう……。なんて…たって……アイドル……」
志希「そういえば雪美ちゃんはいつの良い匂いがするね~。ゆきみ(形容詞)があるよ~」
雪美「…………?」
志希「って、千秋ちゃんが言ってたかも!にゃはは~」
雪美「志希……いちご………。お料理…途中……?」
志希「違うよ、美味しいイチゴの研究ちゅ~」
雪美「楽しそう………!」
志希「雪美ちゃんもやってみる?」
雪美「いいの……………?」
志希「じゃぁ準備するからちょっと待っててね」
雪美「…………………ここで………待ってる………………」
志希「雪美ちゃん?」
雪美「………………………?」
志希「膝からどいてもらわないと準備できないよ?」
雪美「志希…………わがまま……ね……………」
志希「にゃはは、雪美ちゃんもなかなか手ごわいな~」
雪美「………」ドヤッ
志希「褒めてないよ?」
――――――――――
志希「雪美ちゃん、この5つのイチゴを食べてそれぞれの味の感想を聞かせて!」
雪美「わかった…………………」
志希「まずはAのお皿から~」
雪美「いただきます……………」
雪美「………………………おいしい」
志希「他には?」
雪美「ちょっと…………酸っぱい………」
志希「うんうん、いい感じ♪次いってみよー」
雪美「いただきます………………」
雪美「……………!」
志希「おっ、手応えありかにゃ?」
雪美「Bのお皿………一粒…500円の…いちご……。だから……Bの部屋……する……」
志希「格付けされちゃったか~。でもいい線行ってるよ!Aはスーパーのおつとめ品」
雪美「おつとめ………ごくろうさん…です………」ペコッ
志希「君は本当に興味が尽きないな~。どこで覚えたの?」
雪美「巴……おともだち……。巴に…言ってた………。おっきな……黒い……おともだち……。ペロ…みたい……」
志希「それは本当にお友達かな?」
雪美「おともだち…って………。おともだち……言ってた……」
志希「まぁいいや♪ちなみにBはおとりよせのいちごだからたぶんそれぐらいだよ!」
雪美「食べて……よかった………?」
志希「いいのいいの、これも研究のためだから」
雪美「そう…………」
志希「というわけで雪美ちゃんは一流アイドル~」
雪美「やった………メダル…リセット……」ガッツポ
志希「それじゃぁここからはエクストラステージね!」
雪美「うん…………」
志希「残りのいちごの産地を当ててみよー!」
雪美「任せて……。私…パパ………海原雄山…………」
志希「わお、山岡士郎かな?」
雪美「いただきます………………」
雪美「……………このいちご作ったの…だれ…じゃ…………」
志希「父親譲りの大迫力~♪」
雪美「Cは………冒険と……爆発の味………。だから……トチオトメ……」
志希「むつみちゃんと茜ちゃんが作ったわけじゃないよ?でも正解♪」
雪美「Dは……かぶりもの……こずえ……美容……軍隊………………あまおう」
志希「途中でめんどくさくなってないかにゃ?でもでもせいかーい!」
雪美「Eは……京都……」
志希「わかる、そーいうのすぐ飽きちゃうよね」
志希「あたしもお腹すいちゃったし食べちゃお♪」パクッ
志希(あれ、なんかさっき食べたのよりおいしーような気がする)
志希(なぁんてね、まぁ人間の味覚なんて曖昧だもんね)
雪美「おなか……いっぱい………。志希………ありがとう…………」
志希「どーいたしまして」
雪美「実験……役に…立った……?」
志希「んー、あんま立ってないけど雪美ちゃんが全問正解したからおっけー!」
雪美「…………」ドヤッ
志希「おっ、佐城ドヤ美ちゃんだね」
―――――数日後
志希「あーあ、なんか苺の実験も飽きちゃったな~」
志希「いただきまーす」
志希「うーん、あんま美味しくないかも」
志希「雪美ちゃんと食べた時ははけっこーいけてると思ったんだけどなー」
志希「もったいないから食べちゃおっと」
雪美「おいしそう…………いいな………」
志希「雪美ちゃん本当に気配消すのうまいよねー。やっぱ忍者の末裔?」
雪美「この部屋に……忍者は……何人…じゃ……?ふふっ…………」
志希「流石クールアイドル!ダジャレもかんぺき~♪」
雪美「いちご……………食べたい…………」
志希「いいよ、そのかわりに……」
雪美「何……?」
志希「なんか今無性にハスハスしたい気分なんだよねー。ハスハスさせてー」
雪美「えっ……」
志希「雪美ちゃんの髪は本当に良い匂いするねー。トリップしちゃうかも♪」ハスハス
雪美「髪……乱れちゃう…………………」
志希「あとで直してあげるから」
雪美「………………うん」
志希「ハスハス………ハスハス……はー、堪能したー。いちご食べていーよ」
雪美「ありがとう…………」
志希(……あたしにも雪美ちゃんみたいな妹がいればなー)ジーッ
雪美「…………?」
志希「ううん、なんでもないよ」
雪美「……………………………………?」
志希「んもう、雪美ちゃんにはかなわないにゃー」
雪美「どうしたの………………?」
志希「雪美ちゃんみたいな妹がいたらなーと思っただけだよ」
雪美「居たら…………どうする……………?」
志希「もちろん、ハスハスするー!」
雪美「わっ………………」
志希「冗談だよ、さっきやったからもうやらなーい」
雪美「うん……………」
志希「イチゴ、えんりょせず食べていーよ」
雪美「ありがとう………。この机……食べにくい…………志希…………。膝……載せて……………」
志希「いいよー」
雪美「志希………あーん…………」
志希「ありがと」パクッ
志希(あれ?この苺こんなに美味しかったっけ?)
雪美「………………………………おいしい………………?」
志希「うん。おいしいよ~。雪美ちゃんがあーんしてくれたからかな?」
雪美「私も……………」
志希「いいよー、はいあーん」
雪美「………………おいしい………………」
志希「いちご好きだねー」
雪美「うん………ペロ…イチゴ…モバP……好きなもの…ベスト3……」
志希「志希ちゃんは?」
雪美「……………4番目」
志希「そっかー」
雪美「でも……イチゴ………。志希と食べると…おいしい………」
志希「そうかなー、誰と食べてもいちごはいちごだと思うよ?」
雪美「イチゴ…一緒………。でも……気持ち………違う………」
志希「にゃはは、これは一本取られちゃったにゃ」
雪美「いぇい………」ブイ
志希「やっぱりあたしは雪美ちゃんと一緒に食べるいちごが好きかな」
雪美「私も……志希と食べるイチゴ………好き…………」
一ノ瀬志希のウワサ
苺の美味しい食べ方。そして雪美と食べることによるその効果を研究するため、たまに雪美ちゃんとイチゴを食べているらしい。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
前作です!
【モバマス】ペロ「佐城の話をするとしましょう」
【モバマス】ペロ「佐城の話をするとしましょう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515948170/)
乙
ビーマニスレかと
乙
少女橘と箱庭幻想コンチェルト「何でいちごなのに私がお呼ばれしないんですか!」
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