ココア「～♪」ﾙﾝﾙﾝ
ｸｿﾀﾞﾙｲﾜﾏｼﾞﾌｻﾞｹﾝﾅ…
ココア「チノちゃんの部屋から声が…」

ココア「何か言ってる…なんだろ？」

チノ「何がラビットハウスだよくだらねぇww」

ココア「えっ…」

チノ「こんなクソみたいな店さっさと潰れればいいんですけどねww」

チノ「そもそもなんで中学生の私が働かなきゃいけないんだよぉ！」ﾄﾞｶｧ

ココア（壁蹴ってる…）

チノ「ちくしょぉぉ！！」

チノ「コーヒーの香りって凄いイラつきます」

チノ「なんでこんな家に生まれたんでしょうか」

チノ「もっと自由に中学生やってる人が正直羨ましいです」
ココア（チノちゃん…）

チノ「こんなクソ貧乏でクソくだらねぇ店に生まれた自分がつくづく情けないですw」

チノ「心底イライラします」

ココア（チノちゃん…そんなこと思ってたの…）

チノ「あとココアの野郎…クソうぜえw」
チノ「何なんですかアイツは…くだらねぇ事でいちいち大騒ぎして…」

ココア（そんな…チノちゃん私のこと嫌いだったの…）

チノ「いちいち抱きついてきたりマジ気持ち悪いですwwレズかよマジw」

ココア（レズじゃないよぉぉ！）

チノ「てか初めてここに来た時からアイツはうざかったわ…」

ココア（…）

チノ「馴れ馴れしい態度で私を子供扱いして」

チノ「あの面を思い出しただけでムカつきます」

チノ「クソがっ！」ﾄﾞｶｧ

チノ「あーあ、現実ってどうしてこんなに辛いんでしょう…」

チノ「はぁ…もう仕事の時間ですか…ったくめんどくせぇ」
ココア（やばっ…チノちゃんがこっちに来る…）

チノ「…」ｶﾞﾁｬ

チノ「あっ、ココアさん」

ココア「チノちゃん！？」

チノ「私の部屋の前で何やってるんですか？」

チノ（聞かれたか…？）

ココア「いや、たまたま通っただけだよ！！」ｱｾｱｾ

チノ「もう仕事の時間ですよ。行きましょう。」

ココア「あっ…うん！」

ココア（今日私はチノちゃんの裏の顔を見てしまいました…）

ココア（もしかしたらあれがチノちゃんの本性なのかもしれません…）

完




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