前作↓の設定を引き継いでいます。
【モバマスSS】市原仁奈物語
↓コレの翌日です
P「あいさんと二人きりで誕生日をお祝いする」
Pの地の文多めですよ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518015671
【事務所~Jルーム】
薫「仁奈ちゃん!誕生日おめでとー!」
一同「おめでとう!」
仁奈「ありがとーごぜーます!」
P「おめでとう仁奈。はいこれプレゼント」
仁奈「・・・これは時計?・・・おー!うさぎでやがりますか!?」
P「うん、兎の腕時計」
前日の反省を活かすのはまた後だ。予め用意していたプレゼントを渡す。
兎があしらわれたレディースウォッチである
仁奈「おー!かわいいでごぜーます!」
・・・よかった。気に入ってくれたみたいだ
友紀「あたしからはね!ねこっぴーだよ!」
ありす「私からはいちごのカスタードパイです。道中にどうぞ」
薫「薫からはねー!これ!ひまわりのキーホルダー!」
仁奈「おおー!みんなすげーです!」
みんなから思い思いのプレゼントを渡されている仁奈、幸せそうで何よりだ。かわいい。
早苗「そんなわけで仁奈ちゃんの誕生日会を始めます!」
・・・勝手に決めないで!今日は仕事!僕もやりたいけどさあ!
P「あの、あんまり時間がないので・・・」
・・・周りからブーイングが聞こえる。しょうがないじゃないか!仕事なんだからさあ!
楓「・・・あいちゃんごめんなさいね。ついでみたいになってしまって」
あい「いえ。私は十分頂きましたから。今日の主役は仁奈ですよ」
仁奈「本当にうれしーでごぜーますよ!わーいわーい!」
・・・少し場が落ち着いたかな?仁奈がこっちを見ている
仁奈「・・・そろそろお仕事でごぜーますか?」
P「・・・ごめんね。仁奈。仕事入っちゃってさ」
仁奈「気にしないでくだせー!」
P「じゃあいこうか」
仁奈「いくですよー!」
~~移動中~~
【スタジオ~クルトナーガ】
カメラマン「今日はよろしくね。仁奈ちゃん」
仁奈「よろしくおねげーします!」
P「よろしくお願いします」
今日の仕事は子供服の撮影である。キグルミではない普通の服だ。
ライブ以降こういう仕事も来るようになった。かわいい
普段ならこういうのは薫が多いのだけれど。
薫も午後からあいさんと旅の収録なので仁奈にお鉢が回ってきたのだ。問題なくこなせるのはわかってるし。かわいい。
仁奈「・・・あの、これとこれつけてもいいでやがりますか?」
・・・ん?あれは僕と薫があげたやつだ
カメラマン「もちろんいいよ。今日はファンシー系だし、腕と小物にでもつけようか。」
仁奈「わーい!」
・・・喜んでくれて嬉しい。子供に腕時計ってどうかと思ったんだけど喜んでくれてなによりだ
~~撮影中~~
カメラマン「撮影終わりです。ありがとうございました!」
仁奈「ありがとうごぜーました!」
滞りなく撮影が終わった。アイドル市原仁奈はもう一人前かもしれないなあ。かわいい
P「あ、すいません。採用するかどうかは別にして写真のデータ全部これにもらえます?」
USBを差し出す。・・・あまりマナーは良くないが今日は特別だ。
カメラマン「え?ああ、いいですよ。ちょっと待ってください」
了承してくれてありがたい。この人はいい人だ。またお仕事できるといいな
【車内】
仁奈「・・・もう暗くなっちまいましたね」
P「・・・うん、家まで送っていくからね」
・・・車を走らせる。・・・なるべく表情に出さないようにしないと
仁奈「みんなに誕生日祝ってもらって楽しかったでごぜーます!」
P「それはよかった」
仁奈「休憩中に食べたありすちゃんのお菓子も美味しかったし!」
P「そうだね。おいしかった」
仁奈「・・・誰かに誕生日を祝ってもらうのって殆どなかったでごぜーますから」
P「・・・来年はお休みにできるよう頑張るね」
仁奈「ありがとーごぜーます・・・でも、やっぱり」
P「うん」
仁奈「・・・パパとママと一緒にいたいってのはワガママでごぜーますかね・・・?」
P「・・・そんなわけないさ。普通のことだよ」
仁奈「・・・そうですか」
・・・大丈夫、もう少しだから
【仁奈の家前】
仁奈「・・・ついちゃった」
P「・・・家の前まで一緒に行こうか」
仁奈「・・・うん」
手を繋いで、仁奈と一緒に家の扉の前に行く
仁奈「・・・ただいまー」
・・・ドアをあける仁奈を見守る。・・・驚いてくれるといいな
仁奈父・母「おかえりー!!!お誕生日おめでとう!」
扉を開けた瞬間彼女の頭にクラッカーの雨が降り注ぐ。・・・出待ちしていたようだ
仁奈「・・・え?」
仁奈父「お仕事お疲れ様だぞ仁奈!P君!写真は持ってきてくれたかな!?」
P「ええ、ここに」
今日撮ったUSBメモリを差し出す。・・・あんましマナーよくないことしたんだから感謝してほしい
仁奈父「さすがP君だ!仕事が早い!また仁奈フォルダが潤うな!」
・・・ほんっとこの人変わったよなあ。いい意味でだけどさ
仁奈母「晩ご飯食べてないでしょ?すぐ用意するからね?ケーキもあるからね」
仁奈「・・・え?え?どうして・・・?」
・・・仁奈はまだ状況がよくわかっていないみたいだ。ここはご両親に任せよう
仁奈父「頑張って戻ってきたんだ!なあに!これくらい余裕余裕!」
仁奈母「・・・そこのPさんにね。やったことないって言ったら怒られちゃってねえ」
P「ちょ、それは言わないでくださいよ!」
仁奈「・・・ありがとうごぜーます!P!」
P「・・・まあ、頼んだだけだし。あ、後は家族水入らずで・・・」
仁奈「・・・P。帰っちやがいますか?」
P「・・・まあ次回は参加させてもらうかもだけどね。最初だから家族三人で過ごしてほしいんだ」
その方が思い出になる。大丈夫、これから機会はいくらでもあるのだから。
仁奈父「・・・そう言われると参加させにくいなあ」
仁奈母「次は是非参加してくださいね?さあ仁奈、手を洗ってうがいしてきて。」
仁奈「はーい!P!また明日ですよ!」
P「うん、また明日。すいません、それでは失礼します」
・・・さて、帰るか。
【翌日・事務所~Jルーム】
仁奈「おはよーごぜーます!」
P「おはよう。仁奈、昨日は楽しかったかい?」
仁奈「はい!楽しかったでごぜーます!パパもママも楽しかったって!」
P「よかった、仁奈が喜んでくれて僕も嬉しいよ」
友紀「へー、最近ずっとなんか連絡してるなーって思ってたけどこれやりたかったんだ?」
P「・・・ええ、まあ」
早苗「いいとこあるじゃない!」
あい「ああ、素晴らしい試みだと思うよ」
P「あの。そんなに褒められても困るんですが」
・・・ぶっちゃけ仁奈父が来たがってたので問題は殆どなかった。
外国のほうがこういうの寛容だったんで手間もほぼないも同然だった
仁奈「えへへー・・・とぉっ!」
P「おっと」
仁奈がダイブしてきた
仁奈「・・・Pは魔法使いみたいでごぜーます。いつも仁奈のお願いを叶えてくれます」
P「買いかぶりだよ。全部はできないさ」
・・・なるべく全力で努力をしているだけだ。
仁奈「それでも。ありがとうごぜーます・・・感謝してるですよ」
P「・・・ありがとう、仁奈」
仁奈の頭をなでる。相変わらずもふもふしていてきもちいい。
仁奈「えへへ・・・ずっと一緒にいてくだせー」
・・・うん、いつか一人立ちするまでは一緒にいようね。仁奈
お わ り!
終わりです ありがとうございました。 仁奈ちゃん誕生日おめでとう。依頼出してきます
最近ピクシブのほうにもSSのバックアップをのせてみてます。よろしくお願いします
ではまた
ああ…浄化されてしまう…癒やされる…(フワー
乙
>仁奈「・・・Pは魔法使いみたいでごぜーます。
まあ大抵のPは魔法使いで下手すると仙人に格上げしてPもいると思う(分かりにくい下ネタ)
成仏できるわありがとう乙
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