「学校の怪談」
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穂乃果「でね、二年生用の女子トイレの一番奥の個室を3回ノックした後にはーなこさん。遊びましょうって言うと」
凛「うん」
穂乃果「はぁいって返事が返ってくるんだって」
凛「ふ~ん」
穂乃果「ふ~んって。怖くない?」
凛「音ノ木坂は女子校だから女子トイレしかないのにって思ったにゃ」
穂乃果「いや…それは別にいいじゃん」
凛「じゃあ、次は凛の番かな?」
穂乃果「いや、凛ちゃんの話は怖くないからいいよ」
凛「決めつけるのは良くないよ?」
希「あの…」
穂乃果「ん?希ちゃん?どうしたの?」
凛「さっきから喋らないから寝てるのかと思ったにゃ」
穂乃果「凛ちゃんじゃないんだから」
凛「どう言う事?」
穂乃果「だって凛ちゃんは海未ちゃんのお説教中でも寝るじゃん」
凛「だって退屈なんだもん」
穂乃果「あのさ…もう尊敬だよ。あの海未ちゃんを前にして…よく出来るよね」
希「あのな…」
穂乃果「あっ、忘れてた。どうしたの?」
希「こないだ…ウチ、見ちゃったんよ」
穂乃果「え?怖い話?」
凛「まさかの実体験?」
希「一昨日雨で室内練習やったろ?」
穂乃果「え?うん。海未ちゃんがやる気満々で筋トレしたよね」
凛「あの日はキツかったにゃ」
希「その時の話なんやけど」
凛「その時の?」
穂乃果「海未ちゃんが怖かったとかそう言うオチはナシだよ?」
希「ちゃうよ。海未ちゃんは関係ないんよ」
穂乃果「え?じゃあ、何?」
希「あの日、ウチは真姫ちゃんと花陽ちゃんの間に入って筋トレしてたんよ」
凛「うん。知ってるよ。凛はかよちんの隣だったし」
希「そう。で、真姫ちゃんは一番端だったんよ」
穂乃果「あ~、言われてみればそうだったかも」
凛「それで?」
希「腕立て伏せをやってる時に花陽ちゃんの方を見たらもう、辛そうな顔して必死にやっててな。可愛いな~って思いながらやってたんよ」
穂乃果「あー、花陽ちゃん腕立て伏せ苦手だもんね。見てると思わず応援したくなるよね」
希「で、ふと真姫ちゃんはどんな顔してやってるんやろうって思ったんよ。で、真姫ちゃんの顔を覗き込んだら」
凛「覗き込んだら?」
希「物凄い笑顔で腕立て伏せをやって…」
穂乃果「え?」
凛「物凄い笑顔?」
希「うん。もう、満面の笑みって感じ。ウチ、少し怖かったわ」
凛「真姫ちゃんどうしたんだろう?疲れてるのかな…少し心配だね?」
穂乃果「え?……そだね」
「キムチ」
希「だから、ホンマに上手いんやって」
にこ「いらないから。辛いの苦手だって言ってるでしょ」
真姫「いつまでやってるのよ」
希「辛いの苦手な人でも大丈夫なんやって」
にこ「しつこいわね。だいたい、なんでファミレスにこキムチがあるのよ」
希「ええやん。ファミレスにキムチがあったって。ウチも最近気がついたんやから。な?食べてみぃ」
にこ「いらないわよ」
希「食べてみぃ」
にこ「いらない」
希「食べてみぃ」
にこ「なんなのよ、その喋り方は!それに、いらないって言ってるでしょ?だいたい、なんなのよキムチって!!オヤジ臭いのよあんたは!!!」
希「え?嘘?」
にこ「本気でショック受けるんじゃないわよ」
希「だって…」
にこ「とにかくにこは食べないから。無理な物は無理なのよ。世の中絶対に無理な事だってあるんだから」
希「まあ、そうやけど…」
バンッ
真姫「何よ?さっきから黙って聞いてれば」
にこ「え?」
希「真姫ちゃん?」
真姫「やる前から絶対にムリって」
にこ「だって仕方ないじゃ…」
真姫「私はにこちゃんの口から絶対にムリなんて言葉聞きたく無かった」
にこ「いや…別に…たかだかキムチの…」
真姫「……知らない。私帰る」
にこ「え~…どういう事?何で怒ってるの?」
希「さ、さあ?にこっち何かしたん?」
にこ「いや…何も…」
「仮病」
凛「はあ…明日…どうする?」
希「そうやなぁ。風邪でも引けば諦めてくれるやろうか?」
穂乃果「え?二人とも仮病使うの?それはどうかと思うよ?」
凛「穂乃果ちゃんは気楽でいいにゃ」
穂乃果「いやぁ、穂乃果達はいつも通り練習をやって女子会して終わりだからね」
凛「あ~羨ましにゃ。穂乃果ちゃんズルいにゃ」
穂乃果「でもいいじゃん。凛ちゃん体動かすの好きでしょ?」
凛「スポーツはね?でも、あれは違うにゃ。自衛隊とかがやってる奴と一緒にゃ。訓練にゃ」
希「そうやなぁ」
穂乃果「でもさ…希ちゃんは凛ちゃん程嫌がってる様に見えないんだよね」
凛「だって希ちゃんは何だかんだでついていけるから余裕があるんだよ。でも、凛は無理なの」
穂乃果「じゃあ、海未ちゃんに言えばいいのに」
凛「無理だよ。穂乃果ちゃんだったら言える?凄い嬉しそうにしてるんだよ?」
希「凛が山を好きになってくれると私も嬉しいのです!って言ってたもんなぁ」
穂乃果「あぁ…そうなんだ」
凛「また三人で綺麗な星空を見る事が出来たら素敵ですねって。そんな事を真っ直ぐ言われたら断れる訳ないにゃ。もう仮病しかないにゃ。海未ちゃんを傷つけずに登山に行かない方法は」
穂乃果「それはそれでどうかと…」
凛「もう風邪引くにゃ~。アイスを沢山食べて風邪引くにゃ」
穂乃果「いや、凛ちゃん意味わからないよ。アイスを沢山食べても風邪は引かないって。お腹壊すだけだよ」
凛「それでも凛は諦めないにゃ」
「おでこ」
穂乃果「ねえ、凛ちゃんが言いなよ」ひそひそ
凛「嫌だよ。穂乃果ちゃんが言いなよ」ひそひそ
穂乃果「ムリムリ。絶対にムリ」
海未「どうしたのです?」
穂乃果「いや…」
凛「何でもないにゃ」
海未「そうですか。それにしても、こないだの登山は楽しかったですね」
凛「そ、そうだね。また行きたいにゃ」
海未「本当ですか?凛が山を好きになってくれて良かったです。今度は皆んなで行きたいですね。ね、穂乃果?」
穂乃果「え?うん…そ、そうだね」
海未「ふふっ。さて、私はドリンクを取って来ますね」
穂乃果「うん」
凛「行ってらっしゃい」
穂乃果「あ~、もう無理。どうしてあんな事をしちゃったんだろう」
凛「まさか、ここに来るまでずっと消さないとは思わなかったにゃ」
穂乃果「そもそも凛ちゃんがいけないんだよ」
凛「やったのは穂乃果ちゃんでしょ」
穂乃果「提案したのは凛ちゃんじゃん」
凛「凛は絵里ちゃんかにこちゃんにしようって言ったにゃ」
穂乃果「だって部室で寝てるのが海未ちゃんしか居なかったから」
凛「そもそも海未ちゃんは何で部室で寝てたのかな?」
穂乃果「疲れてるんだよ。部活終わってから家でお稽古もあるんだよ?で、弓道部にも顔出して生徒会の仕事もちゃんとやって」
凛「うわぁ~。凛なら倒れちゃいそうにゃ。よく登山に行けたね…」
海未「ドリンクバーは種類が色々あって迷ってしまいますね」
穂乃果「あっ、海未ちゃん」
凛「早かったね」
海未「そんな事はないでしょう?私の話聞いてました?」
穂乃果「う、うん」
凛「海未ちゃん。ドリンクバーで他のお客さんに変な顔されなかったかな?」ひそひそ
穂乃果「そうだね。おデコに内なんて書いてる人が歩いてたら穂乃果なら笑っちゃうよ。肉じゃなくて内って…まあ、穂乃果が間違えたんだけど」
海未「あの…」
凛「え?」
新作きたか
乙
副題がちょいちょい最終回っぽくなるシリーズ
海未「先程から私の顔をジロジロと見てなんですか?」
凛「え?見てなよ?ね?」
穂乃果「う、うん。全然見てないよ」
海未「本当ですか?」
穂乃果「本当だよ」
海未「怪しいですね。何か悪巧みでも」
凛「そんな…凛達を悪者みたいに…」
海未「だって…」
穂乃果「はあ…仕方ない。本当の事を言うよ」
凛「え?」
海未「やはり何かあるのですね?」
穂乃果「幼馴染で小さい頃から知ってるから気にしてなかったんだけどさ」
海未「はい」
穂乃果「海未ちゃんって超絶可愛いなって思ってさ。凛ちゃんと話してたの」
海未「は、はあ?」
穂乃果「ほら?睫毛も長いし肌も綺麗だしもう和風美人って感じ?穂乃果が男の子だったら恋が始まってたかもしれないよ」
海未「なっ、何を馬鹿な事をおっしゃっているのですか?」
凛「海未ちゃん動揺して喋り方が若干変だよ?」
穂乃果「本当の事を言うのは馬鹿な事じゃないよ。その引き締まったボディラインも魅力的だしそれに加えて佇まいも品がおるしさ。音ノ木坂が女子校で良かったね。いや、女子校でも危ないかも」
海未「ななな何を…あっ、穂乃果の飲み物カラじゃないですか?私入れてきますから」ガタッ
穂乃果「本当?海未ちゃんにジュースを入れてもらうなんて穂乃果は役得だね。幼馴染で良かった」
海未「も、もう。大袈裟ですよ」
凛「ねえ、穂乃果ちゃん?あんな事言って大丈夫?」
穂乃果「だって誤魔化すしかなかったじゃん」
凛「そうだけど。もしバレたら」
穂乃果「よくよく考えたらさ海未ちゃんって前髪垂らしてるしそんなに見えないじゃん?」
凛「だけど普通に分かるよ?」
穂乃果「大丈夫だよ。何とかなるって」
亜里沙「海未さんどうしたんですか?」
雪穂「おデコに落書きされてるよ?」
凛「今聞き覚えのある声が聞こえたね」
穂乃果「ね…。お店で騒ぐのは良くないよね…」
ありゆきもよくファミレス来てるな
「バイク」
絵里「ねえ、希?あそこを走ってるバイクはなんて言うバイクなの?」
希「ん?あれはな、スーパーカブって言うバイクやね。新聞屋さんが乗ってるやろ?」
絵里「確かに…見た事あるかも」
にこ「……」
絵里「あれは?あのバイクはなんて言うの?」
希「あれはバイクはバイクでもビックスクーターやね」
絵里「ビックスクーター?他のバイクと何が違うの?」
希「スクーターってのは車で言う所のオートマ車と思ってええよ」
絵里「オートマ車?」
希「え?そこからなん?」
絵里「機械とかにはどうも疎くて…」
にこ「なのによく興味持てるわね。にこなんてつまんないからドリンクバー5杯目よ」
希「ん~なんて言ったらええのかな…オートマ車ってのはマニュアル車でやるギアチェンジを自動でやってくれる感じなんよ」
絵里「え?じゃあ、そのスクーター以外のバイクは自分でギアチェンジをしなければいけないの?」
希「そう言う事やね」
絵里「どうやってギアチェンジするの?」
希「クラッチを切り離してギアをシフトするんよ」
絵里「クラッチ?」
希「そう。クラッチ」
絵里「ふ~ん」
にこ「あんた…分かってないでしょ」
絵里「取り敢えず何か操作をしなければいけないんでしょ?マニュアル車は」
希「まあね。簡単に言うとな」
絵里「じゃあ、スクーターの方が良いじゃない。どうしてマニュアル車に乗る人がいるのかしら?」
希「それはクラッチ動作を自分でやるのが楽しいとかそもそもギア車の形が好きとか理由は人それぞれやん?」
絵里「なるほど。そう言う事なのね」
にこ「絵里って頭がいいのか馬鹿なのか分からないわよね」
絵里「別に良いじゃない。知らない事があるのは」
にこ「まあ…そうだけど」
絵里「バイクの免許って私達はもう取れるんですものね?」
希「うん。16歳からな」
絵里「私取っちゃおうかしら」
にこ「やめときなさいよ」
絵里「どうして?」
にこ「別に…都内じゃ乗ることないでしょ?」
絵里「そんな事ないわよ。あっ!ねえ?あのバイクはなんて言うバイクなの?」
希「ん?あれは…CBXやん」
絵里「CBX?凄いの?」
希「絶版車やけどな下手したら200万円は平気で超えるよ」
絵里「え?そうなの?」
希「うん。当時は20万ちょいで買えたらしいけどな」
絵里「そうなんな…。やっぱり私はバイクの免許はいいわ」
にこ「そうしときなさい」
「寿司」
凛「本当にやるの?」
穂乃果「うん。今日はいける。物凄いお腹空いてるし」
希「お寿司があるって…なんでもありやな」
穂乃果「穂乃果お寿司だったら永遠に食べていられるよ。可能性感じるよ」
希「いや~無理やと思うけどなぁ」
凛「凛なら絶対に無理にゃ」
穂乃果「やるよ!やるったらやるよ!」
店員「では、今から30分。スタート」
ピッ
希「はい!大トロ!」
穂乃果「大好き」パクッ
凛「サーモン」
穂乃果「大好き」パクッ
希「はい、イカ」
穂乃果「大好き」パクッ
凛「イクラにゃ」
穂乃果「大大大好き」パクッ
希「エビ」
穂乃果「ん~美味しい」パクッ
凛「かつお」
穂乃果「最高!!!」パクッ
希「えんがわ」
穂乃果「待ってました!」パクッ
20分後
希「はい、ハマチ」
穂乃果「……」パクッ
凛「また大トロだよ」
穂乃果「うぅ…無理…」
希「え?無理なん?」
穂乃果「無理だよぉぉ。グスッ。もう食べれないよぉ」
希「この光景何回見たんやろ…」
穂乃果「だって…お寿司なら穂乃果大好きだしイケると思ったんだもん」
希「毎回言ってるやん」
凛「だから止めたのに」
穂乃果「止めてない。グスッ…少なくとも凛ちゃんは絶対に止めてない」
ピピピピ…
店員「タイムアップです」
穂乃果「うぁぁぁん。またお小遣いがなくなっちゃうよぉぉ。賞金でウハウハの予定だったのにぃ」
希「こんなんで儲けようとするからいけないんよ」
凛「少しは学習した方がいいにゃ」
穂乃果「うぅ…グスッ…まだお寿司こんなに残ってる…グスッ…もう食べれない…希ちゃん…手伝って…グスッ」
希「も~穂乃果ちゃんは。仕方ないなぁ」
凛「希ちゃん嬉しそうだにゃ」
絵里ちゃん好奇心旺盛な子供みたいだな
かわいい
ほのかわいい
「意地悪」
絵里「はい。コーヒー持って来たわよ」
海未「ありがとうございます」
絵里「いいえ」
希「それで?何があったん?」
絵里「え?」
希「何かあったんやろ?最近浮かない顔してるから。隠してても分かるんやからね」
海未「そうですよ。他の皆も心配してます」
絵里「……」
希「何か悩んでるんやったら言って?ウチ等親友やろ?」
絵里「実は…」
希「実は?」
絵里「亜里沙がクラスの子から意地悪されてるみたいなの」
海未「え?亜里沙が?」
希「嘘やろ?」
絵里「こないだ…たまたま下校してる亜里沙達を見かけたんだけど…」
絵里『ふふふ~ん』
亜里沙『でね、お姉ちゃんがね…』
雪穂『へ~そうなんだ』
亜里沙『うん』
絵里『あっ!亜里沙と雪穂ちゃんだわ!お~い』
男子A『お~い。絢瀬~』
亜里沙『ん?どうしたの?』
男子A『実はこいつがな』
男子B『バカ。やめろよ』
亜里沙『何?』
男子B『なんでもねーよ……バーカ。バーカって言いたかっただけだよ』
亜里沙『ええ?それだけ?』
雪穂『あはは…』
絵里『亜里沙…』
絵里「って事が…」
希「は?」
絵里「これって…もしかしてイジメじゃっ…」
希「いや…ちゃうやろ…」
海未「そうですね。それだけでは判断できませんね」
希「いや、そう言う事でも…」
絵里「そだけじゃないの。別の日も…」
絵里『あっ!?亜里沙だわ』
クラスの女子『亜里沙ちゃんってすっごい可愛いよね~。目も大きくてパッチリしてて。羨ましいなぁ』
亜里沙『そ、そんな事…ないよ…』カァァァ
雪穂『亜里沙照れてるね~』
亜里沙『もう、雪穂ぉ』
男子B『けっ。絢瀬のどこが可愛いだよ。お前等目がおかしいんじゃねーの?』
クラスの女子『なんですって?』
雪穂『まあまあ』
亜里沙『そ、そうだよね』
男子B『え?そ、そうだよ。お前なんか全然可愛くねーからな。勘違いすんなよ?バーカ。ブース』
亜里沙『う、うん。そうだね』
絵里『亜里沙…』
絵里「って言う風に…」
海未「絵里。それは…」
希「うん。そうやねぇ」
海未「私達で亜里沙を守ってあげましょう」
絵里「海未ぃ」
希「そうや、そうや……ん?」
海未「女の子にそんな台詞。酷すぎます。言っていい事と悪い事があります」
絵里「そうよね?私はお姉ちゃんなんだから私が亜里沙を守ってあげなきゃ」
希「いや、ちゃうやろ!!」
絵里「え?」
海未「何がですか?」
希「どう考えても男の子が好きな子に意地悪しちゃうあれやろ!!」
海未「好きな子に…」
絵里「意地悪?」
希「どう考えてもそうやん。その男の子は亜里沙ちゃんの事が好きなんやろ」
絵里「え?そうなの?」
海未「では、何故その男の子は亜里沙にこ酷い事を言うのですか?」
希「男の子ってそう言うもんやろ?好きな子に意地悪したくなるんやろ?まあ…中三でそれもどうかと思うけど」
絵里「そうだったの…」
海未「何故好きな子に意地悪をするのですか?それだと嫌われてしまうじゃないですか」
希「そんなん恥ずかしいからやろ!照れ隠しでやってるんやろ。それが甘酸っぱい青春なんやないの?」
海未「真姫やにこみたいなものですか?」
希「まあ…そうやな。あの二人は女の子やけど…」
海未「なるほど。それなら理解出来ました。もしかして、希もそう言った経験が?」
希「……ないよ。ウチ、クラスで浮いてたし」
海未「え?あっ…すいません」
希「いや、別に気にしてないから…」
絵里「ダメよ」
希「え?何がなん?」
絵里「それはそれで認められないわ」
希「認められない?」
絵里「そうよ。亜里沙はまだ中学生なのよ?そう簡単に認められる訳ないじゃない」
希「いやいや…あのな?」
海未「その通りです。まだ早いです」
希「いや、海未ちゃん」
絵里「そうよね?まだ早いわよね?でも…」
海未「でも?」
絵里「でも…もし亜里沙が本気なら…私は…」
海未「絵里…」
希「もう勝手にやってればええよ…」
「偏差値」
穂乃果「はあ…」
凛「はあ…」
希「どしたん?」
凛「先生に課題出されたにゃ。何故か凛だけ」
穂乃果「数学の小テストで酷い点数取って海未ちゃんに怒られました。小テストだよ?あそこまで怒るかな?」
希「なんだ。そんな事か」
凛「そんな事って…」
穂乃果「酷い」
希「凛ちゃんだけ課題出されたって。よっぽど成績悪いんやない?」
凛「まあね」
希「穂乃果ちゃんは小テスト何点やったん?」
穂乃果「3点だよ。50点満点でね!」
希「よく堂々と言えるなぁ。どうやったらそんな点数取れるんやろうか」
穂乃果「あはは」
希「穂乃果ちゃんも凛ちゃんもよくうちの高校入学出来たなぁ」
穂乃果「ね?学歴だけで言ったら真姫ちゃんや絵里ちゃんと同じだからね」
凛「それって凄い事だよね」
希「定員割れでもしてたんやろうか…」
穂乃果「……」
凛「……」
希「え?してたん?」
穂乃果「そんな訳ないじゃん。海未ちゃんとことりちゃんの飴と鞭で頑張ったんだよ」
凛「凛もかよちんに教えてもらいながら頑張ったにゃ」
希「ふ~ん。良かったなぁ音ノ木坂に入れて。一歩間違えてたらクロマティ高校とか行ってたんやない?」
穂乃果「そんなに馬鹿じゃないよ」
希「いや…3点取ってるやん」
穂乃果「小テストだもん」
希「いや、穂乃果ちゃんの中では小テストで悪い点数取ってもいい事になってるの?」
穂乃果「期末テストよりは…ね?」
凛「うん。凛も小テストは点数悪いにゃ」
希「それでも、真姫ちゃんやえりちと同じ高校なんやもんなぁ。本当μ’sって結成出来たのが奇跡に近いかもしれんな」
音ノ木の偏差値がどれくらいかは気になるところ
男子B許すまじ・・・
真姫は親に地元でコネ作っとけって入学させられたみたいなことどっかに書いてた気がする
絵里は祖母の影響だろうし実は結構偏差値低いのかもな
「リベンジ」
穂乃果「うっ…うっ…うっ」
花陽「あの~」
凛「どうしたの?」
花陽「穂乃果ちゃんはどうして泣いてるのかな?」
凛「お寿司を食べきれなかったからだよ」
花陽「お寿司を?」
凛「うん。かよちんが来る前にお寿司の大食いチャレンジに挑戦したんだけど全然だめだったの」
穂乃果「だってぇぇ。お寿司があんなにお腹にたまるとは思わなかったしぃぃ」
凛「結局、凛と希ちゃんで手伝ったんだよ」
花陽「そうなんだ。希ちゃんは?」
凛「学校に忘れ物したって取りに戻ったよ」
花陽「そっか」
穂乃果「花陽ちゃ~ん」
花陽「え?な、何かな?嫌な予感が…」
穂乃果「仇取ってぇぇぇぇ」
花陽「や、やっぱり」
凛「確かに。かよちんならイケるかも知れないにゃ」
花陽「無理だよぉ。いくら何でもこう言うのは…難しいと思うよ」
穂乃果「お願いします。グスッ…仇…ウッ…ウッ…仇取って」
凛「かよちん。やってあげてよ。これ以上いい歳した女子高生が歳下の前で泣く姿見たくないでしょ?ファミレスで…」
穂乃果「凛ちゃん…グスッ…言い方にトゲがあるよぉぉ」
花陽「わ、分かったから。穂乃果ちゃん泣かないで?ね?」
穂乃果「花陽ちゃん…」
花陽「でも、クリア出来るかは分からないよ?」
穂乃果「うん。お願い」
店員「制限時間は30分。それではスタート」
穂乃果「大トロ」
花陽「わぁ。美味しそう」パクっ
凛「カンパチ」
花陽「美味しいです」パクっ
穂乃果「へい、はまち」
花陽「大好きです」
10分後
凛「サーモン」
花陽「まだいっぱいあるなぁ」パクっ
穂乃果「ネギトロ」
花陽「流石に私でもこんなには食べられないかも」パクっ
凛「えんがわ」
花陽「えいっ」パクっ
さらに10分後
穂乃果「はい、中トロ」
花陽「ん~美味しい」
凛「ラストにゃ。イクラ」
花陽「え?ラスト?もう終わり?」パクっ
店員「終了~」
穂乃果「凄い!流石花陽ちゃん!」
店員「クリアした人は初めてです。賞金の3万円です」
凛「おぉ!凄いにゃ!」
花陽「そ、そうかな?」
穂乃果「そうだよ。もう最高だよ」
花陽「こ、この賞金は部費として使おうね?」
穂乃果「え?いいの?」
凛「偉いにゃ。かよちん…いや…かよ神様にゃ」
穂乃果「かよ神様。穂乃果の仇を取ってくれてありがとう」
花陽「え?ええ?や、やめてよ~。神様なんかじゃないよぉ」
凛「いや、神様にゃ。大食いの神様。かよ神様にゃ」
花陽「嬉しくないよぉ~」
穂乃果「かよ神様!」
凛「かよ神様!」
花陽「誰か助けてぇ~」
かよ神様の由来これか
そういえば今日かよちん誕生日だねおめでとう
「矢澤」
凛「ん~、ラーメンおいしいにゃ~」
真姫「毎度毎度、よく飽きないわね」
花陽「ふふっ。凛ちゃんはラーメン好きだもんね」
凛「うん。だいすきにゃ~」
女子中学生A「あの~、μ’sの小泉さんですよね?」
花陽「え?はい」
女子中学生B「やっぱり!そちらは星空さんと西木野さんですよね!」
凛「うん」
真姫「そうだけど」
女子中学生A「あの…私達大ファンで。サインを頂きたいんですけど」
凛「ええ?」
花陽「さ、サイン…。ど、どうしよう…サインなんて」
女子中学生A「お願いします」
花陽「私のでよければ…」
凛「凛も勿論オッケーにゃ。真姫ちゃんは?」
真姫「別に構わないわよ」
キュキュキュ
凛「はい、どうぞ」
花陽「あ、あまり上手く書けなくて。大丈夫かな?」
女子中学生A「ありがとうございます」
女子中学生B「大切にします」
真姫「あら?あなたはいいの?」
女子中学生C「私は…別に…」
真姫「そう」
女子中学生A「…あ、あのラブライブ頑張って下さいね」
女子中学生B「応援してます」
凛「うん。頑張るよ」
女子中学生B「良かったね~」
女子中学生A「うん」
花陽「まさか、サインを書く日が来るなんて…緊張したぁ」
女子中学生C「あの…」
花陽「え?」
凛「あれ?まだ居たの?」
女子中学生C「ラブライブ…本気で優勝するつもりなんですか?」
凛「え?うん。そうだけど?」
真姫「当たり前じゃない」
女子中学生C「どうして本気で目指せるんですか?」
真姫「やるからには優勝を目指すのは当たり前でしょ?」
女子中学生C「でも、どう考えたって無謀じゃないですか。ただの女子高生が…」
花陽「もしかして…あなたもスクールアイドルに憧れてるの?」
女子中学生C「無理ですよ。絶対に無理に決まってる。好きなだけじな出来ないでしょ?私なんかがアイドルになるなんて…」
花陽「そ、そんな事は…」
真姫「そうね。最初から無理って決めつけてたら無理かもね」
花陽「ま、真姫ちゃん?」
女子中学生「だって…」
真姫「私の知ってる女の子は…三年間ずっと一人ぼっちでも夢を諦める事をしなかったわ。裏切られた事もあっただろうし心が折れそうな時だってあったでしょう。時には心無い事を言われたかもしれない。夢なんて理解されなければ滑稽に見えるかもしれないものね」
凛「真姫ちゃん…それって…」
真姫「でもね、その人はただ好きだって理由で夢を追い続けたわ。私はその人をカッコいいと思ってる。心から尊敬してるわ」
女子中学生C「それで?その人は…」
真姫「スクールアイドルとしてステージで歌って踊ってるわ。夢は絶対に叶うなんて無責任な事は言わないけど絶対に叶わない夢なんてないんじゃない?」
女子中学生C「…はい。私…頑張ってみようかな」
真姫「うん。頑張って。それに…」
女子中学生C「え?」
真姫「そのツインテール。可愛いわよ?アイドルにピッタリだわ」
女子中学生C「はいっ、ありがとうございます。それじゃあ…」
真姫「……何よ?」
凛「いや~、さっきの話の女の子って」
真姫「違うわよ」
凛「まだ言ってないにゃ~」
花陽「ふふふ」
真姫「何がおかしいのよ」
花陽「べつに何でもないよ」
凛「何でもないにゃ~」
真姫「くっ……喉乾い。飲み物取ってくる」
凛「素直じゃないにゃ~」
「お小遣い」
穂乃果「納得いかないよ」
凛「何が?」
穂乃果「お小遣いだよ」
希「少ないの?」
穂乃果「さあ?分かんないけど…」
凛「分かんないのに納得いかないの?」
穂乃果「いかないよ。だって雪穂と500円しか変わらないんだよ?」
希「別に…多く貰えるだけええやん。贅沢言い過ぎやって」
穂乃果「だってぇ。雪穂の方が貯金多いし」
希「そんなの穂乃果ちゃんの使い方に問題あるんやない?」
凛「できもしない大食いチャレンジとかにお金を使うからいけないんだよ」
穂乃果「うぅ…そうだけど。せめて1000円違うだけでも…」
希「500円と1000円で何が違うんや…」
穂乃果「全然ちがうよ。500円あったら何が出来ると思う?」
凛「何が出来るの?」
穂乃果「えっと……ほむまん結構買えるよ?」
希「穂乃果ちゃんは食べ放題やろ?」
穂乃果「そう言う事じゃないのーー。もう!」
希「もうやないよ。穂乃果ちゃんはもう高校生なんよ?本来ならバイトしてお金を稼げる年齢なんやから。お小遣い貰えるだけでも感謝しなきゃあかんやろ?」
穂乃果「うぅ…そうだけど…」
希「我が儘言ったらあかんよ」
穂乃果「はい…」
雪穂「亜里沙…今日はこのお店はやめよう」
亜里沙「え?どうして?」
雪穂「あはは…まあ、ね?」
雪穂(お姉ちゃんがみっともない事言って希さんに説教されてるからなんて…言えない)
「日頃の行い」
絵里「……」
穂乃果「あの~」
凛「どうして怒ってるのかにゃ~?」
絵里「どうしてだと思う?」
穂乃果「さ、さあ?」
凛「心当たりがないんだけど…」
絵里「そう…。これを見ても?」
穂乃果「え?何これ?半紙?」
凛「アホって書いてあるにゃ…」
絵里「これが私の背中に貼ってあったのよ。私はこれをつけたまま授業を受けてたのよ?澄ました顔して朗読までしちゃったわよ」
穂乃果「いや、知らない知らない」
凛「なんで凛達を疑うの?」
絵里「あなた達以外にいないからよ」
穂乃果「本当に知らないってば」
絵里「嘘おっしゃい。分かってるんだからね。こないだだって海未のおデコに落書きして怒られたんでしょ?」
凛「そうだよ?凄い怒られたんだから。そんな事する訳ないにゃ」
絵里「そう言ってやるのがあなた達なのよ」
穂乃果「違うよ。希ちゃんじゃないの?」
絵里「希はこんな汚い字じゃないわよ」
凛「え?凛達は汚いの?」
絵里「とにかく。謝るなら今の内よ?」
穂乃果「そんな事言われても…」
絵里「ここまで言っても白状しないの?」
穂乃果「だって違うし」
凛「いつ頃から貼ってあったの?って言うかクラスの人は誰も言ってくれなかったの?」
絵里「6時限目が終わった後にクラスの子が教えてくれたのよ。皆んな気づいてたけど言うに言えなかったって。お陰で恥をかいたわ」
穂乃果「だから、穂乃果は知らないってば」
凛「凛もだよ」
穂乃果「第一部活が始まるまで絵里ちゃんに会ってないじゃん」
凛「そうだよ」
絵里「そ、それは…そうだけど」
穂乃果「でしょ?そんなの貼るタイミングなんてなかったよ」
絵里「じゃ、じゃあ誰がこんなの貼るのよ?」
穂乃果「知らないってば」
凛「だいたい貼られた時に気づかないの?」
絵里「そ、それは…貼るのが上手かったとか」
穂乃果「とりあえず本当に穂乃果達じゃないから」
凛「そんな事したのが海未ちゃんにバレたら大変だもん。当分の間は絶対にやらないよ」
絵里「そんな…じゃあ、いったい…」
穂乃果「さあ?」
絵里「えぇ…」
絵里ちゃん実は苛められてるんか…
みんな「全然気付かないのかわいいなぁ…」って堪能してたんだよきっと
にこだな
希とにこが怪しい
「ロシア式」
穂乃果「絵里ちゃ~ん。遊ぼうよ~」
凛「一緒に遊ぶにゃ~」
絵里「ダメよ。明日練習でしょ?」
穂乃果「午後からじゃん」
凛「そうだよ。夜絵里ちゃん家で遊ぶだけなら平気だよ」
絵里「もう。こうしてファミレスに付き合ってるんだからそれで我慢して。チョコレートパフェ一口あげるから。はい」
穂乃果「無理だよ」パクっ
凛「絵里ちゃん家行きたいにゃ」パクっ
絵里「じゃあ、食べないでくれるかな?」
穂乃果「だって希ちゃんにも絵里ちゃん家に集合って言っちゃったもん」
絵里「それはあなた達がいけないんでしょ。希は何?バイト?」
凛「うん。きっと疲れて帰ってくるから絵里ちゃん家でもてなしてあげなきゃ」
絵里「だからどうして私の家なのよ」
穂乃果「いいじゃ~ん。絵里ちゃん家行きた~い」
凛「行きたいにゃ~」
絵里「はあ…分かったわ」
穂乃果「え?」
凛「本当?」
絵里「じゃあ、これで決めましょう?」ガサゴソ
穂乃果「え?これって?」
絵里「これよ」コトッ
穂乃果「へ?」
凛「これって?」
絵里「1955年にアメリカのコルト社が開発した回転式銃。コルトパイソンよ。.357口径、装弾数は6発。まあ、この人数ならちょうどいいんじゃないかしら」
穂乃果「い、いや…何をするの?」
絵里「ロシアンルーレットよ。私が勝ったらあなた達には諦めて貰う。あなた達が勝ったら家に来てもいいわ」
凛「えっと…あっ!分かった。オモチャの鉄砲なんだよね?」
絵里「まさか…」
穂乃果「い、いやいや。本物の銃なワケ…」
絵里「そう。じゃあ、早くやりましょう?私とあなた達の交互で良いわよね?」
凛「えっと…」
絵里「それじゃあ、穂乃果から」
穂乃果「え?い、いや…」
絵里「どうしたの?」
穂乃果「あっ!?穂乃果今日海未ちゃん家に行こうかな?宿題見て貰おうと思ってたんだ」
凛「り、凛も海未ちゃん家に…」
絵里「そう。じゃあ…どうする?」
穂乃果「ごめんね。今日はパスで」
凛「凛も」
絵里「そう。残念ね」
これはアイスブルーモードですわ・・・
絵里ちゃんがマジな時は割りと怖い…
「間取り」
穂乃果「あ~、暇だね」
凛「暇じゃないにゃ。ラーメン食べるのに忙しいにゃ」
穂乃果「って事は暇じゃん」
凛「……」ズルズル
穂乃果「ねえ?希ちゃんって暇な時何してるの?」
希「暇な時?」
穂乃果「うん。一人暮らしだしどうしようもなく暇な時あるでしょ?」
希「前にも言ったやん。Siriと話したりルンバを眺めたり…」
穂乃果「だけ?」
希「まあ…」
穂乃果「ふ~ん」
希「ふ~んって…あっ!最近はあれが楽しいかな」
穂乃果「あれ?」
希「間取り図」
穂乃果「え?間取り図?」
希「住宅広告とか来るやん」
穂乃果「うん」
希「あれを見てな。この家に住んだらここを自分の部屋にしてとかここを客間にしてとか妄想するんよ」
穂乃果「え?一人で妄想してるの?」
希「妄想って言うとあれやけど…。結構楽しいよ?特にウチは一人暮らしやから」
穂乃果「希ちゃん…寂しいんだね…」
希「いや…ちゃうよ。本当に結構楽しいんやから」
凛「凛のお母さんもよく見てるよ」
穂乃果「…ラーメン食べ終わったの?」
凛「うん。凛のお母さんもお家の広告見るの好きだにゃ」
穂乃果「え?そうなの?割と皆んな好きなのかな?」
希「だから言ってるやん」
穂乃果「でも、それで暇が潰せるとは思えないけど」
希「いやいや。馬鹿に出来ないよ?ちょっと、待ってな?今の時代スマホでも見取り図見れるから。ほら?」
凛「うわ~、部屋がいっぱいあるにゃ」
穂乃果「これお金持ちの人が住む家じゃないの?」
希「うん。でも、見るのはタダやから。例えばμ’sで共同生活するとしたらとかね」
穂乃果「え?希ちゃんはμ’sの皆んなでシェアハウスしたいの?」
希「例えばの話やってば」
凛「じゃあ、凛はこの二階の部屋にしよう」
穂乃果「え?あっ、ズルイ。どうして、凛ちゃんが一番広い部屋なのさ」
凛「早いもの勝ちにゃ」
穂乃果「じゃあ、穂乃果はこの部屋にしよう」
凛「ダメだよ」
穂乃果「どうして?」
凛「その部屋はダンスの練習をする部屋にするにゃ」
穂乃果「え~、それならさっき凛ちゃんが選んだ部屋をダンスの練習部屋にしようよ」
凛「どうして」
穂乃果「広いからだよ」
凛「む~、じゃあ、凛はこの部屋でいいにゃ」
穂乃果「あっ、その部屋もいいな。穂乃果も和室が良いかも」
凛「まだ和室は残ってるよ?」
穂乃果「でも、海未ちゃんも和室がいいって言うだろうなぁ」
凛「真姫ちゃんの為にピアノの部屋を作ってあげようよ」
穂乃果「それだったらことりちゃんの裁縫部屋も」
凛「ん~そうすると絵里ちゃんとにこちゃんの部屋がなくなっちゃうね」
穂乃果「じゃあ、どっちか穂乃果と同じ部屋でいいよ」
凛「じゃあ、凛はかよちんと真姫ちゃんと三人部屋にするにゃ」
穂乃果「だったら…」
希「なあ?」
穂乃果「何?」
希「結構楽しいやろ?」
穂乃果「え?まあ…そうだね」
完
乙
やっぱこのシリーズいいね
おつおつ
乙
乙
面白い
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