輿水幸子「Pさんはホモ…?」 (20)

P「はぁ……いいなぁ…この筋肉…羨ましい…」

P「俺も来年は鍛えなきゃなぁ…こんなブヨブヨの体じゃ彼女なんて出来るわけないよな…」

P「この雑誌にうつってるイケメンみたいに筋肉つけなきゃな…顔は変えられないがせめて体だけは…!」

P「……今の俺の体どんな感じなんだろ…普段まじまじと見たりしないからなぁ…。ちょっと便所行って鏡で確認してくるか……」



幸子「……さっきから……何か雑誌を見てニヤニヤしてましたけど……なんですかね…。もしかしてエッチな本ですかね…もしそうだったら取り締まらないと…」ジー

幸子「Pさんがいない今のうちに確認しましょう…」コソコソ

幸子「確かこの机の中にしまってましたけど………えっ…こ、この雑誌…男の人の裸の写真が…た、たくさん…」///

幸子「…これを見てニヤニヤしてたってことは…まさか……Pさんって……ほ、ホモ…なんですか…」


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幸子「な、なんなんですかこの雑誌は……イケメン俳優さんの…ヌード写真集…みたいですけど……」///

幸子「…………」ジー

幸子「……って…な、なんでボクはこんな雑誌をまじまじと見てるんですか!!!と、とりあえずPさんが来る前にしまわないと……」

P「いやぁー…ダメだな……俺も頑張らないとな……って幸子っっ!?お、お前何してるんだ!?」

幸子「う、うわっっ!!」

P「……………ま、まさか…」

幸子「えっあっ…いやっ…何も見てませんよ!?雑誌なんて全然見てません!!!」

P「嘘が下手くそか………。み、見たんだな…幸子…」

幸子「う、うぅ……はい…見ました……」

P「そうか…………。その…誰にも…言わないでくれ…」

幸子「も、もちろんですよ!!誰にも言いません!!」

P「あ、ありがとう…」

幸子「で、でもその……まさかPさんにあんな趣味があったなんて……」

P「そ、そうだよな…そうは見えないよな…俺…。まあ、その…来年から…始めようと思ってな…」

幸子「ら、来年からですか!?」

P「あ、ああ……やっぱり今年から始めちゃった方がいいかな!?」

幸子「い、いやっそれはちょっとボクではなんとも言えませんけど!!ま、まあ個人的には……せめて来年からにして欲しいな……とは思いますけど…」

P「そ、そうか……じゃあ来年からにするよ…」

幸子「えっと…その…いつごろから興味を持ち始めたんです…?」

P「まあそうだな……最初に興味をもったのは…高校生の頃かな…」

幸子「結構前からなんですね!?」

P「あ、ああ…いやまあでも興味はあるだけで全然やってなかったけどな!」

幸子「あーあーあー…そ、そうですか…じゃ、じゃあ…まだキレイな体…なんですね…」

P「まあ…悲しいけどそうだな…まあでも来年からはガンガンやってくけどな!」

幸子「い、いやそんなことボクに宣言されても困りますよ!!!」

幸子「Pさんは…その……こ、この雑誌に載ってる人がタイプなんですか……?」

P「ん?あー……いや、どうだろうな…まあ確かにこの人もいいけど……俺はもっとガッシリした感じがいいかなぁ!」

幸子「が、ガッシリ……」

P「やっぱりさー。ひょろっとした感じよりガッシリしてる方が男っぽくていいだろ?」

幸子「えっ…ま、まあ…そうですね……」

P「だろー?幸子もやっぱりそういう男が好きか?」

幸子「ま、まあ…」

P「へぇーそうなんだな…」

幸子(うぅ……まさかPさんと好きな男の人のタイプの話をすることになるなんて……)

P「…幸子、俺の秘密を知ってしまったからには……手伝ってもらうぞ」

幸子「て、手伝う……?何を手伝うんです…?」

P「そりゃあ!!来年から始めるためにアイテムを買いに行くのさ!!」

幸子「あ、アイテム!?アイテムって……えっあっ…まさか…その………コトを行うためのアイテムってことですか…?」///

P「おう!!そのためだ!」

幸子「い、いやいやいやいやいや!!なんでそんなっ!ボクを誘わないでくださいよ!!」

P「俺の秘密を知ってしまったんだ!頼むよ!手伝ってくれよー!!いやさ、初心者はやっぱり気軽に使える道具がないと続かないんだって」

幸子「し、知りませんよそんなのー!!!ボクそんな…どんな道具使ってヤるのかとか全然知識ありませんからー!!」///

P「そんな特別なやつ買わないよ。とりあえず腹筋ローラーとかさ」

幸子「腹筋ローラー!?ど、どんなプレイする時にそんなの使うんですか!?」

P「い、いやどんなって…普通に使うだけだよ……」

幸子(お、男の人同士でヤる時って…腹筋ローラー使うのが普通なんですか…!?)///

幸子「だ、誰か一緒にヤってくれる人と…アイテムは探した方がいいんじゃないですか……?」///

P「んー…そう思ったんだけどさ……。一緒にやってくれる人いないんだよなぁ…」

幸子「……えっ!?」

P「俺もさ、一緒にやってくれる人がいたら始めやすいなーとか思って友達とか誘ったんだけどさ…皆に断られちゃったよ…」

幸子(なに気軽に誘ってるんですか…!!!そりゃ断られますよ!!)

P「だから仕方なく一人でやろうと思ってさ」

幸子「ひ、一人!?そ、それって…………」

P「まあ、寂しいよね」

幸子「………寂しいですね…」

P「で、幸子はどんな道具使った方がいいと思う?」

幸子「ええぇっ!?い、いやその……そ、そうですね…えっと……て、手錠とか…ですか…?」///

P「手錠!?えっ手錠!?」

幸子「えっあっいやっ…適当に…本とかで見たことがあるものを言ってみただけで……っていやっボク別にそういう本を普段から見てるとかじゃなくて!!たまたまどこかでチラッと目にした…目にしてしまっただけで!!」

P(えええっ!?本に!?手錠で体を鍛えられるのか!?……で、でも確かに…手錠をして腕の動きを制限して生活するというのも…筋トレになるかもな…)ブツブツ

幸子(ううぅ……変な事言わなければよかったですよ…)

P「ふむ…わかった。手錠買ってみるわ…」

幸子「えええっ……挑戦してみるんですね…」

P「おう。ちょっとその発想はなかったわ…。参考になった。ありがとう」

幸子「うううぅ……(褒められてるのに嬉しくないです…)」

P「うーむ…しかし……。やっぱり一緒にやってくれる人は欲しいよなぁ」

幸子「ま、まあ……そうですよね…」

P「どうすれば見つかるかな?」

幸子「えっええっ…そ、そんな…ボクに聞かれても…」

P「友達には断られたしな…。やっぱり仲間が欲しければ…そーいうところ行けってことになるのかなぁ」

幸子「そ、そーいうところって…ま、まあ…そう…なるんですかね……(うぅ…変な場所に通うPさんなんて見たくないですよぉ…)」

P「まあそれはそれでいいんだけどさぁ……金がなぁ…結構かかるんだよなぁ…」

幸子「お金がかかるんですか!?払うんですか!?!?」

P「そ、そりゃそうだろ!?」

幸子「そ、そんなの…犯罪じゃないですか!!!!」

P「い、いや払わずに通おうとする方が犯罪じゃないか!?」

幸子「お互い合意の上で、お金を払わずにヤってください!!」

P「い、いや…俺が金を払えばそれでお互い納得いくんだが…」

幸子「お金を払うのはダメですー!」

P「なんでだよ…」

幸子「とりあえず…犯罪にならないように…その…楽しんでください……それでは…ボクはもう行きます…」

P「お、おう……。あ、ちょっと待って」

幸子「はい…?」

P「今度さ…………幸子の前でやってみるからさ、その時にもっとこうした方がいいんじゃないか?っていうところがあったら教えてくれないか?」

幸子「な、なんでですかーーー!?!?!?」

P「ええっ?」

幸子「なんでボクの前でやろうとしてるんですか!?なんでその上アドバイスをして欲しがってるんですか!?!?」

P「え、ええー!?な、なんかまずかったか!?」

草生える
幸子はすけべたなあ

そら思春期やし

人間ってのはな、男だろうが女だろうが
内面に男性観と女性観の両方を兼ね備えて
いるのよ。だから何かしらのきっかけで
そのどっちに転ぶかは誰にもわからない
わけで

トレーナー達やいつきとかならともかく幸子にアドバイス求めてもなぁ

ボクサーって腹筋鍛えるためにお腹に重いもの落とすんだよな…

>>13
重いもの…あぁそれって」かなk(地面が抉れる音)

P「い、いやほら、こういうのってやっぱり誰かに見てもらえたらやる気になるし…アドバイスとかもらえたら改善できるし…」

幸子「そ、そんなっっ!!!Pさんは見られて興奮するかもしれませんけど!!!ボクはそんなの見たくないですから!!!アドバイスとか…そ、そんなの一緒にやってる相手に聞いてくださいよ!!」

P「こ、興奮ってなんだよ!!そんな変態みたいな……。そ、それにあれだぞ?幸子に見せる時は一緒に誰か連れては来ないぞ?一人でやるぞ?」

幸子「ひ、一人でも複数人でも関係ないですよ!!Pさんが一人で楽しんでるところをジロジロ見てアドバイスって…わけわかんないですよ!!」

P「えぇー……わ、分かったよ…。まゆに見てもらうことにするよ」

幸子「まゆさんに何させる気ですかー!!!!!」

P「えぇー!?」

P「い、いや…まゆにはいずれこの趣味のこともバレるし…隠してても意味無いからさ…」

幸子「だ、だからってなんでまゆさんに…」

P「いや…まゆなら喜んでやってくれるかなって」

幸子「まゆさんをなんだと思ってるんですかー!!!って言いますか…たぶん…まゆさんがこのこと知ったら…ショックで立ち直れない気がしますし…」

P「えっ……まゆって…筋肉がある男…好きじゃないのか…?」

幸子「いやそうじゃなくて…Pさんが筋肉がある男性が好きなことが問題なんですよ…」

P「……ん?」

幸子「いや…ん?じゃなくてですね…」

P「な、なんかその……その言い方だとまるで俺が…ホモみたいじゃないか…やめてくれよ」

幸子「ホモみたいなんじゃなくてホモじゃないですか!!それとも…ば、バイなんですか…」///

P「えっえっえっ!?何言ってるんだ!?俺はノーマルだぞノーマル!!」

幸子「えっ!?」

P「えっ……い、いやなんか…さっきからちょっと話が噛み合っていないとは思っていたが……幸子、何と勘違いしてるんだ?」

幸子「えっあっ……いや…その…Pさんが…男性の裸の写真集を見てニヤニヤしてたので…てっきり……ソッチのケがあるのかと…」///

P「ち、違う違う違う!!!ま、まあ確かにそういう写真集を見てた俺も俺だが……筋肉に憧れていただけでだなぁ…。ホモってわけじゃない!!!」

幸子「あ、あぁ……す、すみません…ボク…とんだ勘違いを…」///

P「まったく……この……………スケベめ」

幸子「うううぅ……」///

P「俺が来年からしようと思ってるのは筋トレだよ筋トレ!!」

P「よし、誤解も解けたところで…道具でも買いに行くか」

幸子「あ、ああ…はい…そ、そうですね…」

P「せっかくだし手錠も買うか」

幸子「うっ……も、もう…あんまりいじめないでくださいよー…」///

P「はっはっは!あっ、そうだ!やる時はビデオまわしてくれ!後で見直せるようになっ!」

幸子「も、もうっ…Pさんのバカー!!」///



まゆ(何の話……してるんですか…?Pさん…幸子ちゃん…)

終わり……

ここまで読んでくださってありがとうございました。

まさかの年をまたいでの完結となりました。

スケベ幸子はいいぞ

すけべはいいなあ

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