まゆ「冬ですねえ」

雪美「おこたー……」

こずえ「あったかもふもふのじきー…」

まゆ「そして…まゆの苦手な静電気が増えてきます…！」

こずえ「せいでんきー…？」

雪美「知ってる……！　もこもことか……鉄とか……触るとびりっってくるやつ……！」

まゆ「そうですよぉ！　その静電気、まゆ苦手で苦手で…」

こずえ「ふーん…」

こずえ「…！」ｷｭﾋﾟｰﾝ

こずえ「もしかしてー…こずえのかみのけ…せいでんきなるかなぁー…？」

まゆ「…えっ」

雪美「あっ……」

こずえ「こずえのぉー…もふもふー…くらえー…」もふ

ﾊﾟ ﾁ ｨ

まゆ「あうぁぁぁ！？」

こずえ「ゆきみにもー…それぇー…」もふ

も ふ

雪美「……？」

こずえ「あれぇー…？」

まゆ「せ、静電気は一回パチッってなったらためないともう一回起きないんですよぉ…」

こずえ超帯電状態

こずえ「そうなのー…」

雪美「こんど…晶葉に教えてもらお……」

まゆ「それよりも！　静電気はほんとに痛いからめっ！ですよぉ？」

こずえ「やー…」

まゆ「めっ！」

こずえ「いたずら…たのしいのにー…」

まゆ「いたずらは悪いことだからダメなんです！」

こずえ「…ぷくー」

雪美「こずえ……見てこれ……」

こずえ「…これー…したじきー…？」

まゆ「！？！？！？！？」

まゆ「それ、どこにあったんですかぁ！？」

雪美「今日…学校から…そのままきたから……」

まゆ「なるほど…じゃなくて！」

こずえ「これがどうしたのー…？」

雪美「えっと……これで髪こすったら……」こしこし

こずえ「…？」こすられ

まゆ「あっ」

雪美「これで……静電気たまった…はず……！」

こずえ「ふわぁ…ほんとにたまったきがするー……」

まゆ「ひぃぃぃぃ」

こずえ「じゃあー…」ｷﾗｰﾝ

こずえ「ゆきみにどーん…」もふ

雪美「えっ……」

ﾊﾟ ﾁ ｨ

雪美「に゛ゃ゛」

こずえ「かったのおー…」ﾌﾌﾝ

まゆ「こずえちゃん！？」

まゆ「もう！　ほんとにめっ！です！」

雪美「よそうがい……けっこう痛かった……がくっ……」

まゆ「もう下敷きはまゆが預かります！」

こずえ「えー…まだあそびたいのにー…」

雪美「まゆ……はい…したじき……」

まゆ「はい、もう静電気はやめましょうねえ」

こずえ「むー…」

雪美「静電気…いたいから……」

こずえ「しかたないのー…」

まゆ「うふふ♪　いい子ですねぇ」

こずえ「せっかくのこずえもふもふがもったいないのー…せいでんきー…」

まゆ「もふもふ、もったいなくないですよぉ」

こずえ「そうなのー…？」

雪美「もふもふ…暖かそう……」

まゆ「そうですよぉ、みんなでもふもふして暖まればみんなハッピーですよぉ♪」

こずえ「ほんとー？　じゃあみんなおいでぇー…」

雪美「わー…もふもふー…」もふ

まゆ「まゆも♪」もふふ

ﾊﾟ ﾁ ﾊﾟ ﾁ ｨ

雪美「に゛ゃ゛！？」

まゆ「いたぁ！？」

こずえ「あれぇー…？　いつのまにかせいでんきたまってたのぉー…？」

まゆ「お、お話してる間にたまったんですねぇ…しゅん…」

雪美「もふもふこわい…」

おしまいおしまい僕帰る寝る寝る

冬の階段の手すりには気をつけましょう

静電気で指先の皮が裂ける事もある

乙
電気の事ならある意味ちひろさんが専門家だな(中の人感)

おつ
何かに触れる時はパーで一気に触ると静電気が起きにくくなるとかなんとか