いつもの拘束モノです。次あにゃらん書くって言ったけど智絵里→李衣菜のちえりーなです。

～１時間前　午後５時くらい～


李衣菜「着替えたー？」

智絵里「はっ、はい！」

莉嘉「着替えたよー！」


李衣菜「おー、皆浴衣似合うねー！」

莉嘉「トーゼン☆ カリスマＪＣのアタシは浴衣もカワイく着こなせるもんね！」

莉嘉「…ホントはもっとセクシーに着たかったんだけどー…」ﾑｰ

智絵里「り、莉嘉ちゃんは可愛く着た方がファンも喜ぶんじゃないかな？」

莉嘉「そう？ じゃーそうするー☆」

李衣菜「(ナイスフォローだよ智絵里ちゃん！)」ｸﾞｯ


智絵里「！」

智絵里（李衣菜ちゃんに褒められた……♪）ﾃﾚﾃﾚ


李衣菜「？」

李衣菜（なんで智絵里ちゃん赤くなってるんだろ……）


李衣菜「…それで、晩ごはんまであと一時間あるんだけどさー。それまで何する？」

智絵里「今のうちに温泉入りますか？」

李衣菜「んー……温泉は夜になってから入りたいなー」

智絵里「そっか…どうしよう」

莉嘉「！」


莉嘉「はいはーい！ アタシ、トランプ持ってきたから一緒にやろーよ！」

李衣菜「お！ 莉嘉ちゃん準備いいじゃん！ やろやろ！ 智絵里ちゃんもそれでいい？」

智絵里「うん！」


莉嘉「それでね。アタシ、ビデオ撮るために何すればいいのかなって思って加蓮ちゃん達にアドバイス貰って来たんだけどね」

莉嘉「ビリの人に罰ゲームやらせるのはどう？」


智絵里「ば、罰ゲーム！？ 何されるんだろ……」

李衣菜「でも面白そうじゃん！ 絶対負けないけどね！」

莉嘉「へへーん、アタシだって負けないもんねー！」

李衣菜「言ったなー！？ 手加減しないからね！」

智絵里「じゃ、じゃあカード配るね…！」



莉嘉「……」


加蓮『莉嘉ちゃん、向こうでトランプやるならアタシのこれ貸してあげるね』

加蓮『これはカードの裏の模様を見ればマークと数字が分かるようになってるイカサマトランプなの』

加蓮『だから罰ゲームをやっても莉嘉ちゃんが負けることはないよ！ 頑張ってね！』


莉嘉（…計画通り）ﾆﾔﾘ

～結果～

１位　莉嘉
２位　智絵里
３位　李衣菜


莉嘉「やったー！」

李衣菜「うわーーー！ 負けたーーー！？」

智絵里（これ、カードの模様が違うよね……？ 李衣菜ちゃんは気付かなかったのかな）


莉嘉「ばっつゲーム☆ ばっつゲーム☆」ｳｷｳｷ

李衣菜「えー、莉嘉ちゃん強くない？ 全然ババ引かなかったんだけどー」

智絵里（気付いてない……！！）


智絵里「えっと、莉嘉ちゃん。罰ゲームって何やるの？」

莉嘉「えへへ、このために持ってきたんだよねー……ほらっ！」

智絵里「！ これって……」

李衣菜「…なにこれ。バンド？」

莉嘉「拘束バンドだって！」


李衣菜「……い、いやいやいやいや！ 何それ！？ これで何する気！？」

李衣菜「って言うか割とガチなタイプの拘束具じゃない！？ たまにテレビで見るよ！？ どこから持ってきたの！？」


莉嘉「え？ これは早苗さんが……」


早苗『今ロリっ子の皆に配ってるんだけどね、莉嘉ちゃんにもこれあげるわ！』

早苗『もし万が一プロデューサー君とお泊りする時があったらこれで縛っちゃいなさい！』

早苗『オトナの時間を過ごすためだけに使ってもいいわよ？』


莉嘉「だって！」

李衣菜「元警官が中学生に何持たせて何言ってんの！？」

李衣菜「あと、罰ゲームってもしかして私を縛るってこと！？」

莉嘉「うん！ 加蓮ちゃんが……」


加蓮『罰ゲームの内容？ 早苗さんから拘束具貰ってるって？』

加蓮『李衣菜でも縛ってくすぐるなり落書きするなりすれば撮れ高は確実だよ』


莉嘉「って！」

李衣菜「皆して莉嘉ちゃんに何教えてるの！？」

李衣菜「だ、ダメダメダメ！ そんなのナシ！ それじゃただのイジメだって！」

李衣菜「それに勝ってから罰ゲームの内容を言うなんて……智絵里ちゃんもそう思うでしょ！？」

智絵里「えっ？ えっと……」

まゆ『智絵里ちゃん？ どうして今まゆが自縛プレイをしていたか、ですか？』

まゆ『プロデューサーさんは縛られるより縛る方が好きだから……』

まゆ『それに……』

まゆ『「縛られて手が使えないから」って言って思いっきり密着して甘えられますから……♪』


まゆ『ま、待ってください智絵里ちゃん。まだ話は終わってません！』

まゆ『自縛したはいいけどプロデューサーさんは遅くなるらしくって……！』

まゆ『あとトイレに行くのを忘れて…だからほどいてくれませんかあ……？』ｳﾙｳﾙ

まゆ『置いて行かないでえ……！』


智絵里「……！」

智絵里「じゃ、じゃあ……」ｺﾞｿｺﾞｿ

智絵里「わ、私も早苗さんに、その拘束具貰ってるんです。だから……」


智絵里「私も李衣菜ちゃんと一緒に縛られますっ！」


李衣菜「何で！？」


智絵里「り、李衣菜ちゃんが縛られてたら撮れ高がいいって言うのはホントだと思います」

智絵里「だったら、三人中二人が一緒に縛られてたらイジメにもなりませんから……！」


智絵里「…とっ、撮れ高っ！ とれだかっ！」


李衣菜（最後には智絵里ちゃんの撮れ高コールで強引に押し切られ、結局二人とも後ろ手に縛られた）


李衣菜「……ねえ智絵里ちゃん。なんか近くない？」

智絵里「だ、だって手が使えないから……♪」ｽﾘｽﾘ

李衣菜「それなら私だけでも解いちゃダメなの？」

智絵里「だ、ダメです！ いじめですっ」ｽﾘｽﾘ

李衣菜「ええ……？」



莉嘉「……もしもし加蓮ちゃん？ なんかヘンなことになっちゃったんだけど」

加蓮『どしたの莉嘉ちゃん？ …智絵里が？ 李衣菜と一緒に？ …あっ、ふーん』


加蓮『大丈夫、撮れ高はバッチリだよ。イタズラはいらないかもね、そのまま撮っちゃいなよ』

莉嘉「そうなの？ 分かった！ ありがと加蓮ちゃん☆」

加蓮『BDの売り上げは莉嘉ちゃんにかかってるから、頑張ってね！』

莉嘉「はーい！」


莉嘉「加蓮ちゃんが教えてくれたプランは、ご飯食べて温泉入って、寝てる間も縛ったまんまか……」

莉嘉「頑張るぞー☆」


―――――――――――――――――――

～夕食～


莉嘉「カニ鍋だー！」


莉嘉「ちゃんと冷まして……ふーふー」

莉嘉「はいっ、李衣菜ちゃん！」


李衣菜「あ、ありがと…… ！ ふまい！」ﾓﾑﾓﾑ

李衣菜「ひえりちゃんもはべてみなよ！」ﾊﾌﾊﾌ


智絵里「じゃ、じゃあ……唇に触れたら、さすがにダメかもしれないから……えいっ」ﾊﾟｸｯ

李衣菜「！？」

莉嘉「わっ！ 口移しだ！ でもギリギリキスしてない！」

智絵里「お…おいひいです……！」ﾆｺﾆｺ


智絵里「莉嘉ちゃん、次は私に……！」

莉嘉「分かったー！ はい！」

智絵里「んっ……」ﾊﾌﾊﾌ

智絵里「ふ、ふぎはひいなちゃんが……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

李衣菜「ええー…？」


～温泉～


莉嘉「ここって拘束具つけて入っていいの？」

女将「可能ですよ。そういう性癖のお客様のご利用もたまにございますので」

女将「その代わり、髪やタオルは湯船に浸けないようご注意ください」

女将「それと、地面・浴槽共に転倒にもお気をつけて」

莉嘉「はーい！」


李衣菜「どうして智絵里ちゃんはわざわざ私の膝の上に座ってるのかな」

智絵里「え、えへへ……」

智絵里（李衣菜ちゃん、やっぱり色っぽいな……）

智絵里「……かぷっ」

李衣菜「うひゃあ！？」ﾋﾞｸｯ

李衣菜「いま耳噛んだでしょ智絵里ちゃん！？ 耳よわいんだって！」

智絵里「李衣菜ちゃんが色っぽいのがいけないんですっ！」

李衣菜「なにを！？ 智絵里ちゃんだって色っぽいうなじ晒してるくせに！ とりゃ！」ｶﾌﾟｯ

智絵里「ひゃあっ！？」

～就寝～


莉嘉「えっと、明日の朝ごはんが７時でバスが９時だって。目覚ましは６時でいいの？」ｽﾏﾎｰ


李衣菜「６時かー…起きれるかなあ」

智絵里「寝ぼけてたらまた『かぷっ』ってして起こしますっ」

李衣菜「どうしようかなー…もう噛み痕だらけだしなー…」


莉嘉「カメラつけっぱにして……おやすみー」ﾊﾟﾁﾝ


李衣菜「……」ﾓｿﾞ

李衣菜「……智絵里ちゃん。寒くない？」ｺｿ

智絵里「えっ？」

李衣菜「縛られてたら布団引き寄せられないでしょ。なら一緒の布団で寝た方がいいんじゃない？」

李衣菜「移動してもらうのも悪いし、そっち行ってもいい？」

智絵里「…ど、どうぞっ」

李衣菜「お邪魔します」


李衣菜「…あー、やっぱり智絵里ちゃんぬくーい」

智絵里「そ、そうかな……」

李衣菜「これならすぐ眠れるね……」zzz

智絵里（ほんとにすぐ寝た……！）


智絵里「……」ｽｽｽ

智絵里「……えいっ」ﾋﾟﾄ


智絵里「……えへへ、あったかい……」zzz



莉嘉「…お姉ちゃんと…カブトムシ…合体……」zzz





ライブBDはめちゃくちゃ売れた。特典単品で販売してもめちゃくちゃ売れた。

一方小日向はＰを縛ってまだダメプレイをしていた。


～終～

ちえりーな書きたかった。去年のTPPPしかりこの寒い時期になるとひっつく女の子を書きたくなります。

智絵里限定二周目が出たので多分李衣菜も限二出ますよね。李衣菜Ｐガンバレ。


ここまで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

>>莉嘉「ちゃんと冷まして……ふーふー」

そこは冷まさないで熱々でやった方が撮れ高いいと思うんだけど
ダチョウ的な意味で

それは幸子の領分だから…