ちひろ「にゃーにゃー」みく「えぇ……」 (31)
【モバマス・デレステSS】です
――――10月31日、プロダクション、事務室
みく「え、えとちひろさん? 確かにみくはもっとネコチャンっぽくするといいにゃとは言ったけど、そんな」
ちひろ「にゃー」スリスリ
みく「ほ、頬ずりしちゃだめにゃ! Pチャンや李衣菜チャンにもまださせたこと……じゃなくて!」
ちひろ「にゃー!」ポフポフ
みく「あ、頭も優しく叩いちゃだめにゃ……こんな、もう! ちひろさんしっかりするにゃー!」
ちひろ「にゃぁ……?」キョトン
みく「うっ……そ、そんな可愛い顔してもダメにゃ……というか、ちひろさん、そんな顔も出来て……」
ちひろ「にゃにゃ!」ニッ
みく「んぅ……こ、これはまずいにゃ、こんな姿のちひろさんを見られたらまたみくの猫キャラの立場が危うくなるにゃ」
ちひろ「にゃぁん♡」スリスリ
みく「はぅ! あ、で、でもこのちひろさんほんとヤバイにゃ……頭おかしくなっちゃいそうにゃ……///」
ちひろ「にゃ!」
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※前川みく
http://i.imgur.com/rL1xMjV.jpg
※現在のちひろのイメージ
http://i.imgur.com/K5Ogo39.jpg
みく「で、でもどうにかしないと、このままだとほんとに……」
心「ホントにどうなるって☆」
みく「そんなの色んな意味で大変なことになるに決まって――にゃああ!?」
ちひろ「にゃ!?」ビクッ
みく「わ、わわわっ!? なんで、心さんいつの間に!?」
心「はぁとだけじゃないぞ☆」
美優「え、えと、その、みくちゃんとちひろさんって、そういう関係だったんですね……///」
みく「み、美優さんまで!? というかそういう関係ってどういう関係にゃ!? 違うにゃ、これには深いわけが!」
ちひろ「にゃぁ……」ションボリ
みく「あ、そんな哀しそうな顔しないでちひろさん。やめて、その目、そういう爆死した時のPチャンみたいな目はダメにゃあ……」
心「あー、子供たちにあげるハロウィンのお菓子なくなかったから、ちひろさんに予備がないか聞きに来たけど……」
美優「どうやら私達はお邪魔だったみたいですね……あと2時間くらいしてから戻ってきましょうか、心さん」
みく「だから違うにゃ! 誤解にゃ! 話を聞いてよー!!」
ちひろ「にゃー!」ニコニコ
――みく、説明終了
心「つまり、今日ここに来たらハロウィン用の仮装してたちひろちゃんがいたけど? みくちゃんはその姿が納得いかなくて?」
みく「そうにゃ。ネコチャンのコスプレするならちひろさんはこっちのほうがもっと可愛いにゃ! ってアドバイスして……」
美優「……(ソロソロ)」
ちひろ「……?」
美優「……(ナデナデ)」
ちひろ「にゃふ」ニコニコ
美優「……(パァァ!)」
心「衣装を変えさせて、もっとネコチャンらしく振る舞ってみるといいにゃって言った瞬間、ああなったってことか☆」
みく「そうにゃ……ネコチャンみたいにするのはいいけど、あんなに人じゃない感じでネコチャンにならなくても……」
心「迫真の演技! っていうにはちょっと度が過ぎてるわな☆ いい歳してるだろうになにして……」
美優「……(ツンツン)」
ちひろ「みゃあ……?」キョトン
美優「んっ……♡」
心「美優ちゃんもさっきからなにしてんの☆ はぁと怒るぞ☆」
美優「ご、ごめんなさい心さん! で、でも普段のちひろさんからすると想像も出来ない姿なので……つい……それに……」コチョコチョ
ちひろ「みゃぁぁ」ゴロゴロ
美優「か、かわいすぎて……///」
心「あーうん、気持ちは、気持ちは分かる☆ でもちょっと戻ってはぁと達とお話しよ、ね☆」
美優「あ、ご、ごめんなさい……」
みく「謝らなくてもいいよ美優さん。実際今のちひろさんと至近距離で触れ合うとなにか変なものに目覚めちゃいそうだし……」
美優「ネコっていいですよね……」ウットリ
みく「ほんとにゃ……」ウットリ
心「おーい、ここにちひろちゃんの身を案じて対策考えようとしてるのははぁとだけかー? プロデューサーに言いつけるぞ☆」
みく「そ、それは困るにゃ! けど対策っていっても、原因が分からないんじゃ……」
心「みくちゃんにアドバイスされてからああなったってことはー、やっぱりあのネコミミと尻尾が悪いんじゃね☆」
みく「そ、そんなはずないにゃ! あれは至って普通のネコチャン衣装のはずにゃ!」
心「でもほら、うちって妙に変な力持ってる子それなりにいるし、だから知らない間にそういった力が付加されたとかありそうじゃん☆」
美優「芳乃ちゃんやユッコちゃんの力が、ですか? なるほど……そういうことなら」
心「いや後者のほうは怪しいけど。まあ、だからやっぱりちひろちゃん元に戻すならネコミミと尻尾外すべきでしょ☆」
美優「あとは……原因として考えるなら……ちひろさんがハロウィンを楽しみにされていた反動でしょうか……?」
みく「反動……?」
美優「ほら、この事務室もすごくハロウィン仕様になっていますし、仁奈ちゃん達のために色々準備されていたようですし……」
心「気のせいか外に変なの飛んでたりするのは、はぁと気にしたら負けかなって☆」
美優「準備のせいか……ここのところちひろさんはとても疲れていたようですから、あれが息抜きだとすれば……」
美優「私としてはあんな風に可愛くなられたちひろさんの様子を……もう少しだけ眺めていてもいいのでは、と……」
ちひろ「にゃー」ニコニコ
三人「「「んぅ……♡」」」
心「……はっ!? い、いやいややっぱり駄目でしょ! あのちひろさん見たら子供たち泣くぞ☆」
みく「ネコチャンなのに……」
美優「かわいいのに……」
心「だからだっての! 頼れるお姉さんしてる人が、突然人が変わったみたく変な行動してたら、普通混乱するから☆」
ちひろ「にゃん」チョンチョン
心「こらーはぁとの髪いじるなちひろちゃーん? いやほんと、可愛さに騙されそうになるけど、これ結構マズイ事態だからな☆」
美優「具体的には……」
心「プロデューサーから聞いたけど、このプロダクションってちひろさんしか知らないこと、出来ないことがかなりあるらしいぞ☆」
みく「……ということは」
心「ちひろちゃんがこのままなら、最悪はぁと達のお仕事がなくなる! かも☆」
みく「よーしみく心を鬼にしてちひろさんからネコミミと尻尾を外すにゃ! 元はといえばみくがアドバイスした結果だからね!」ガタッ
美優「わ、私もせっかく心さんと仲良くなれたのに、アイドルを続けられなくなるのは困ります……お手伝いさせて下さい……!」ガタッ
心「オッケー話がまとまったなら即実行☆ 子供たちが来る前にちゃちゃっと終わらせて――」
ガチャ
ちひろ「!」
仁奈「いっぱいお菓子貰えたでごぜーますね、こずえおねーさん!」
こずえ「うん……おかしいっぱい……うれしいのー……」
ちひろ「にゃー!」ダダダッ
三人「「「あ」」」
仁奈「あれ? ちひろおねーさんのぬい……」
ちひろ「にゃあー!!」ダンッ
仁奈「わー!?」
こずえ「おまえが……になにさわるなー……」キィィィ
ビリビリ! バシュ!
ちひろ「ふみゃ!? みゃああ!」ダダダッ
みく「あぁ!? こずえちゃんの手から妙な光が出たと思ったら!!」
心「弾き飛ばされたちひろちゃんが廊下を走っていっちゃったぞ☆ ……いや追いかけないと!!」
仁奈「び、びっくりしたでごぜーます……」
美優「仁奈ちゃん大丈夫……? ごめんね、怖がらせちゃって……」
仁奈「仁奈は大丈夫ですよ! それより、なにがありやがりましたか?」
美優「え、ええと……なんでもないの。ただちょっとちひろさんが、ハロウィンで気分を良くしすぎただけで……」
こずえ「えー……? でも、今ここにいるちひろはー」
仁奈「あー! ダメでごぜーますこずえおねーさん! そのことは秘密だって、ちひろおねーさんと約束したですよ!!」
こずえ「……そうだったー……んー……やっぱりなんでもないよぉー」
心「……もしかして、二人共なにかちひろちゃんが変になった原因知ってる?」
仁奈「へ、変って、どんな風でごぜーますか!?」
みく「えっと……その、ちひろさん、ちょっとネコチャンになりきりすぎちゃったみたいなの」
仁奈「ねこ……でごぜーますか……?」
こずえ「とびかかってきたのはー……ねこだったからー……?」
仁奈「なら、仁奈たちもよくわからねーです。ねこって、どういうことでやがります?」
みく「それは、その……ハッピーハロウィン! ってことで……えっと」
心「分かんないなら気にしないで☆ とにかくはぁと達は今からちひろちゃん探してくるから! 行くよ美優ちゃん、みくちゃん!」
みく「分かったにゃ!」
美優「仁奈ちゃん。こずえちゃん。戻ってきたら、ちゃんとハロウィン一緒に楽しむから……待っていてね」
仁奈「はーい♪」
こずえ「いいよー……」
心「ほら美優ちゃん早くはやく!」
美優「あっ、まっ、待ってください心さぁん!」タタッ
バタンッ
仁奈「はー……ちひろおねーさんとの約束を守れなかったのかと思ってドキドキしたー!」
こずえ「ばれなくてよかったー……」
仁奈「仁奈達が秘密にしてるからですよ! それより、ちひろおねーさんはまだ帰って来てねーですか?」
こずえ「そろそろかえってくる……かんじはするよー……でもみえないから……いないー」
仁奈「なら、ちひろおねーさんが帰ってくるまでは、なんとしても約束守るでごぜーますよ!」
こずえ「いまここにいるちひろはー……『ぬいぐるみ』だもんねー……」
――――回想
バンッ
仁奈「(トリックオアトリートだー!)」
こずえ「(だー)」
ちひろ「(きゃ!? 仁奈ちゃんにこずえちゃん? あぁ、そんな……もう来ちゃったんですね)」
仁奈「(あれ? ちひろおねーさん? 今からどこかに出かけちゃうですか……?)」
ちひろ「(ええ、ごめんなさい。ここ最近余計な仕事を増やしてくれていた人達が、今日最後の悪あがきをするみたいで……)」
こずえ「(ほかのせかいと……よくつながって…………てつだうよー? こずえ……まおーだからー)」
ちひろ「(こずえちゃんの力の借りるほどではありませんよ。ちょっと『お話』をつけてくるだけですから)」
こずえ「(でも……いまのちひろはー……)」
ちひろ「(心配しないで下さい。必ず戻ってきますよ。それにこれが片付けば、少しだけお休みもとれそうですし)」
仁奈「(うぅ……せっかくちひろおねーさんとのハロウィン……)」ションボリ
ちひろ「(仁奈ちゃんもごめんね。出来るだけ早く戻ってくるから、それまで待っていて下さい)」
ちひろ「(その代わり、戻ってきたら仁奈ちゃん達と一緒に、目一杯ハロウィンを楽しみますから)」
仁奈「(……! ほんとでごぜーますか!)」
ちひろ「(ええ、約束です。そして、もう一つ約束をしてもいいですか?)」
仁奈「(なんでやがります?)」
ちひろ「(今日はイベントが多いので、私が完全にいなくなるとプロデューサーさんがいても色々と問題が起きる可能性が高いんです)」
ちひろ「(だからこのちひぐるみを私の代わりに仕事させておきますので、そのことを他の皆には秘密にしておいてくれませんか?)」パチンッ
ボンッ
ちひぐるみ「(よろしくお願いします、仁奈ちゃん、こずえちゃん)」
仁奈「(わー、ちひろおねーさんそっくりになったー! ねこみたいな姿もしてるでごぜーますけど……)」
こずえ「(こすぷれー……?)」
ちひろ「(ハロウィンですからね。これくらいしておいたほうが、今日の事務所には馴染むでしょう)」
ちひろ「(ともかく、私は今から出かけて来ますけど、二人共、約束ちゃんと守ってくれますね?)」
仁奈「(もちろんですよ!)」
こずえ「(まかせろー……)」
ちひろ「(ふふっ、頼もしい。それでは、行ってきますね――)」
――――回想終了
仁奈「……あれ? でもそのぬいぐるみのちひろおねーさんがあんなことになってるのは、大丈夫でごぜーましょうか……」
こずえ「そとはひとがいっぱい……こすぷれだらけだからー……めだつしんぱいないよー……たぶん……」
仁奈「そっかー! こずえおねーさんがそう言うなら大丈夫でやがりますね!」
こずえ「だからー……もっといっしょに……おかし、たべよー?」モグモグ
仁奈「そうするですよ! 食べながらちひろおねーさんを待ってれば、すぐにおかえりなさいって言えるはずだー!」
こずえ「じゃあすきなのえらんでー……えらべー……」
仁奈「はーい! どれにしちゃうかな……拓海おねーさんから貰ったやつにするですか? それとも杏おねーさんの……」ゴソゴソ
こずえ「それにしてもー……になは……ちひろすきだねー……こわくないのー……?」
仁奈「え? ちひろおねーさんが怖いってどうしてでごぜーます?」
こずえ「こずえでも……ときどきふしぎにおもうあいてだよー……?」
仁奈「うーん……仁奈にとっては、すっごく優しい……ママ……みたいな、おねーさんでごぜーますから、怖くはねーです!」
こずえ「……そっかー」チラッ
ギィィィ
こずえ(……かえってきたー)
ドサッ
黒い影「……」ヨロヨロ
こずえ(むりしたなー……ひとがみれないすがたになってー……)ジーッ
仁奈「……? こずえおねーさん、どうしやがりました? そんなところ見つめても、お菓子はねーですよ?」
黒い影「……」
ズルッ……ズルッ……
こずえ「……なんでもー……ところでになー……そろそろちひろがかえってくるよー」
仁奈「ほ、ほんとでやがりますか!?」
こずえ「いつものせきにー……もうすぐ『あらわれる』とおもうからー……」
黒い影「……」
ギシッ ギシッ
仁奈「わぁー♪ ちひろおねーさんはやっぱりちゃんと約束守ってくれるでごぜーます! すごく早く帰ってきてくれたですよ!」
黒い影「……えぇ……だって……わた……し……は……」
シュゥゥ……
ちひろ「――……………………ただいま、仁奈ちゃん……こずえちゃん……」
仁奈「ちひろおねーさん! おかえりでごぜーま……す……?」
ちひろ「……どうしたの? 仁奈ちゃん、私、なにか」
仁奈「っ」
ギューッ!
ちひろ「きゃ!? え、あ、ど、どうしたの仁奈ちゃん? 急に抱きついたりしてくるなんて……」
仁奈「ちひろおねーさん、おかえりでごぜーます! こ、これは……仁奈の、ちひろおねーさんへのハロウィンのイタズラですよ!」
ちひろ「……仁奈ちゃん」
仁奈「今は仁奈をぎゅっとするといいですよ! そうすると、元気が出るっておねーさん達からもひょーばんでごぜーます!」ギュー
仁奈「だから……そんな、怖かった頃の仁奈のママみたいな顔、しないでくだせー……」グスッ
ちひろ「…………そっか、『お話』がちょっと大変だったから、私としたことが疲れた顔になっていたみたいです」ナデナデ
仁奈「……心配させねーでくだせー……」
ちひろ「うん、ほんとにごめんね仁奈ちゃん……せっかくだから、少しの間、ぎゅっとさせてね?」
ギュー
ちひろ「暖かい……仁奈ちゃん……ありがとう」
仁奈「えへへ……♪」
こずえ(……だいじょうぶだったー……ちひろー)
ちひろ(はい。ハロウィンの力で世界の境目が曖昧になったことで、72体の魔神とどこかの邪神達が揃って出てきた時だけは焦りましたが)フゥー
ちひろ(……あれだけやれば、もう二度と、この世界を滅ぼそうなどとは考えないでしょう)
こずえ(そっかー……さいきんずっとあいてにしてたのー……すごかったよー……)
ちひろ(こずえちゃんに褒められるとは……ふふっ、これも元気が出ることですね)
こずえ「どうせなら……おかしもたべてげんきだせー」グイグイ
ちひろ「そ、それはあとで頂きます……ところで、ここにいるはずのちひぐるみはどこに行ったか知りませんか、お二人とも」
仁奈「……あっ、それならねこみてーになって」
こずえ「そとにいっちゃったよー……」
ちひろ「……はい?」
こずえ「みくが……なんかしたー」
ちひろ「……あぁはい、分かりました。どうやら命令を受け付ける部分に不備があったようですね……私としたことが」
仁奈「どうするでごぜーますか?」
ちひろ「んーそうですね……とりあえずは」パチンッ
――――プロダクション近辺、ハロウィンイベント会場
ちひぐるみ「にゃー♪」
みく「ちょ、ちょっとほんと、ちひろさん待つにゃー!」
心「見つけたはいいけど、なにあれ……足速すぎだぞ☆」
美優「はぁ……はぁ……んっ……もうそろそろ、私……限界……です……」
みく「まだコスプレの人たちの中に紛れてるから騒ぎになってないけど、このまま行ったら本当に大変なことに……!」
――パチンッ
ポンッ
みく「にゃ!? ちひろさんが消えた!?」
心「は? ここまで来て冗談よせよ☆」
美優「い、一体どういう……あれ? 待って下さい二人共、これは……」
ちひぐるみ「」ゴロン
三人「「「ぬいぐるみ……?」」」
――――プロダクション、事務室
ちひろ「これでいいでしょう。あとはみくちゃん達と出会った時に上手く誤魔化すとして……」
仁奈「……ちひろおねーさん、もう元気になったでごぜーますか?」
ちひろ「……はい、もう大丈夫です。仁奈ちゃんにぎゅっとされるイタズラされて、元気にならない人がいると思いますか?」
仁奈「ほんとにもう大丈夫でやがりますね……?」
ちひろ「もちろんです。だから、今から仁奈ちゃん達と一緒にハロウィンを楽しむことだって、出来ちゃいますよ」
仁奈「……ほんとでごぜーますか! やったー! ちひろおねーさんとハロウィンだーっ!」ニコニコ
こずえ「やったー」
ちひろ「ふふっ……もう、そんなに嬉しそうにされると困っちゃいますよ?」
仁奈「だって嬉しいからしかたねーです! それで、ちひろおねーさんはどうしやがります?」
ちひろ「どうする、とは?」
こずえ「はろうぃんのこすぷれ……しないのー……?」
ちひろ「ああ、そのことですか、それならもう決まっています。ちひぐるみと同じように猫の姿でいきますよ」
仁奈「ねこの気持ちになるですか?」
ちひろ「より正確に言うと、使い魔の気持ちかと。仁奈ちゃんがコアクマで、こずえちゃんが魔王ですから」
こずえ「……あくまのすがたでもいーよー……?」
ちひろ「うーん、そのコスプレはちょっと……」
仁奈「どうしてです? 仁奈達とお揃い、嫌でごぜーますか……?」
ちひろ「そんなまさか。お二人とお揃いの姿になれるのならむしろ嬉しいことですよ。でもほら――」クスッ
ちひろ「私はあくまで、アシスタントですから……にゃー♪」
仁奈「にゃー!」
こずえ「にゃあー」
――その後、ちひぐるみを持って帰ってきたみく達は、仁奈達と一緒に猫のコスプレでハロウィンを楽しんでいる
ちひろの姿に呆然とするも、彼女の説明によって『疑問なく』状況を理解し、全員揃って仲良くプロデューサーに
お菓子を貰いに行くのであった。
〈終〉
デレステのルームでネコのコスプレしてるちひろさん正直言って超可愛いと思う、ズルイ
コアクマ仁奈ちゃんと並んでるともう色々危険だと思う、あと無垢なる魔王のこずえちゃんがデレステでも欲しい
読んでくださった方ありがとうございました
デレマスアーニャ幸子楓さんピックアップ早よ25%で止まるんだけれども無能守銭奴ログインボーナス娘デスクトップ知ろよ
乙
…うん!いたってまともでニナチャーン\カワイイ/なSSだった(身の安全を考慮した現実逃避)
うわキツ(結婚しよ)
ふざけんな!ちひろがこんな可愛いわけないだろいい加減にしろ!(結婚待ったなしですやん)
何の光!?
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