愚王 (53)
初投稿
注意点あれば教えてください
優しく見てください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507563985
軽い設定
投稿する文と矛盾はしないように気をつけたけど何かあれば指摘して!
俺←主人公、語り手
拾い子、小さな家で一人暮らし、最終的な年齢20歳予定
お前←親友、俺を訪ねてきた
片親(母)、負けず嫌い、真面目、主人公と同い年
母ちゃん←母ちゃん
親友の母ちゃん、俺には小屋を貸し何かと世話をしている
司祭ちゃん←ヒロイン
女幼馴染枠、司祭に憧れてるから司祭ちゃん
師範←司祭の父ちゃん
面倒くさがり、根はいい人、顔が怖い
上の5人が出番多いです
やあ、久しぶり、十年ぶりくらいじゃないか?
何しにきたのだい?
喧嘩だなんておっかないなぁ、久しぶりなんだしさ ゆっくりしていってよ
なんだ、顔を見せたと思ったら湿気た面しやがって、とりあえず飲みもんでも出すよ
こうして面と向かうと昔話したくなるよな
懐かしいよな、俺とお前がこんっな小さい頃に同じ道場で知り合ってさ、お前だけには何故か負けたくないって思って頑張って練習したんだぜ?
なに?お前もだったのか、それであの時はよく挑んできたのか!てっきり司祭ちゃんにカッコつけるためかと思ったよ!って、それもあるのかよ…
今日はスレ立てで寝るつもりだったのでここまでで、見てみると読みづらいので明日から少し行間開けます
いびき
やれ、随分と席を外してしまったな、どこまで話しただろうか
あー、そうそう、子供の頃といえば
そう言えばあの時語り合った夢を今でも覚えてるか?
え、んな昔の事忘れたって?
何言ってんだ、お前が将来は薬屋さんになってみんなを助けるんだって言うもんだからさ、そんな奴が道場になんできてるんだと思って可笑しくて可笑しくて笑ったらお前が怒ってさ、大喧嘩したんだよ
お!思い出してくれたか!
結局2人とも満身創痍になって司祭ちゃんに無茶苦茶怒られたんだから
あの時の司祭ちゃんと来たら怖くて怖くてね
あちこち痛む体を抑えて道場内を駆け回ったもんさ
憶えてるか?俺とお前が12になる時だったか、俺は今でも憶えてるよ
お!お前も憶えてるみたいだな、ただその引きつった顔は辞めとけ、周りから引かれるぞ
あの頃は訓練だーってお前の母ちゃんの口車の乗せられて薪拾ってはどっちが速く多く割っれるかやってたよな
もうそれが日課のようになっていたある日、突然お前が『わっ!』って大声出してどさって音がするもんだから(あ、転んだ)と思って様子を見に行ったんだ
案の定お前は尻をついてたが顔が正面を向いて固まってたよ
俺も視線の先が気になってそっちに向いたらスライムがいたよな
初めてモンスターというものを見たけど、あれは、衝撃だったよ
話す内容をメモしてたんだがコピーとカットを間違えてしまったな、
話を少し構成し直すからその間少し飲み直そうか
では、俺は少し席を外そう
ほんとすんませんo┐ペコリ
語り口調だから作者の事情(コピー、カット)やコメントが混ざるとちょっと混乱しちゃう><
とんでもないスレを開いてしまった…
指摘ありがと!
自分も読み返してんん?なったからキャラ口調で統一しますo┐ペコリ
離席系の文を適当に投稿したら多分寝てます!
11時前後にあとに三個あげます
ふむ、少し時間は早いが続きの話をしよう
大きさはうさぎより少し大きい位なのに中のうさぎが消化されてる途中だったんだよな
骨に肉がまだついててさ、血のせいで1部赤くなってるスライムを見てどうしようも無く怖くてさ、おかげで今でもスライムの捕食シーンは慣れないな
俺は急いで拾った薪を適当にとってさ怖くて腰抜かしたお前の前に立ってスライムと退治した時何故か凄い勝てる気がしたんだよ
あんなに道場で練習したんだ
あんなに小さいモンスターなんだ
一振りしてやればすぐ逃げてく
そう思ってスライムに木の棒で一振りしてやったのさ
どこぞの村にはひのきの棒でスライムを倒した人がいると聞いたから真似をしたんだ
その後の事はお前も知っての通りさ、ジェル状のスライムは木の棒が当たった感覚すらなく俺にまとわりつき顔まではい上がってきて包んだんだ、怖くて目は開けられなかったな
どうしようも無く気持ち悪くて手で顔についたのを剥がそうとするけど手にはぬるぬるした感覚、時々骨か肉に当たって手が止まった
結局スライムは顔からはがせなかった
後悔する暇もなく次の瞬間には何故か苦しさがなくなってたんだ
恐る恐る目を開けるとカッコイイ剣を持ったお兄さんが立ってたね
あまりに一瞬のことで何が起きたのかわからなかったけど、とりあえず木の棒でスライムが倒せないことと、べとっとまとわりついたジェル状の液、頭から垂れる自分のモノではなく獣臭い血の匂いは確かだったね
少し気分が悪くなってしまったよ
風に当たってくるから少し待っててくれ
やあ、待たせたね
なに、もう大丈夫だよ
続きの話をしよう
その後のことはさっぱり覚えてなくてね
目が覚めたら家の布団で寝てたよ、横で何故かお前も寝てたけどあれは何してたんだ?
看病だと?
男にされても嬉しくなかったよ!
まあ、安心はしたさ、何も怪我してなくてさ
俺はぐーすか寝てるお前を見てちょっとムカついたから1発頭を叩いてやったんだ
するとさ、お前が行き良いよく飛び上がってこっちを見た途端さ
『旅に出よう!さっきの人みたいになりたい!きっと王国騎士だって!もっと強くなるんだって!』
そんの時にお前の夢が薬屋さんから王国騎士になったんだっけ?
まあ、口癖は相変わらず『みんなの役にたちたい!』だったけどな
だけどその時の俺はもう外に出る事が出来なくなったんだ
モンスターに殺されかけた、その事実が
何より今までやってきたことが通用しなかった
自分の無力さを知って、次は無いそう思った
だから、今まで頑張った特訓も通い続けた道場も、あんだけ降ってた剣さえも置いたんだ
何とか強気に振舞ってなんともないように見せようとしたんだ
まあ、こんな状況でバレないはずがないんだよな、何せ家から一歩も出なくなったのだから
ただいつもお前はやりすぎなんだよな
家に乗り込み部屋にづけづけ入って来てさ、椅子に座ってた俺におはようと言ってさ
最初は笑顔だったのにいきなり表情が歪み始めて、静かに泣き始めたよな
『ごめん、ごめんなって、俺だけ夢みてごめんな』
そう繰り返してたよな
本当は『お前のせいじゃないよ』『気にしてんじゃねーよ』そんな10文字程の言葉すら出すことが出来ずかっこ悪く泣き出してしまったよな
自分がどうしようもなくカッコ悪くて下向いて泣いてたらお前が背に手を回して抱いてくれたんだよな
いつもなら気持ちわりー言って突き飛ばしてたのにさ、背に回された手が暖かくて声を出して今度は上を向きワンワン泣いたことを今でも憶えてるよ
その後からだよな、お前が毎日家に来てその日あった話や夢の話、みんなの話をよくするようになったのは
表現を工夫しようとして文書的に破綻してる所が多い
>>29
文書
正直それは自分でも思ってる、どうすればそのキャラの表現ができるかでむむむ言いながらやってる
ゴメンだけど直し直しやるから付き合って!
とりあえずトリップつけると良いよ、なりすまし防止にもなるし
アドバイスありがとうございます
トリップこれで付いてますかね?
投稿は夜になりそうです
道場終わったら欠かさず来てくれるそんなお前に俺は少し心配しながら大丈夫か?と言うと必ず
『心配すんなよ』
そう言って笑ってくれたよな
でもさ、お前がなかなか来ないなと思ってた日に司祭が家に来て
『今日は私が変わりに来たよ』
俺はそういう日もあるか、そう思うのと同時に違う人と話すのが久しぶりですごく楽しかったんだ
司祭ちゃんが帰るときに
『実はさ、今日私が来る理由はね、怪我をしちゃったんだよ、頑張りすぎたんだろうね』
『なのに君に会わなきゃって、そう言ってふらついてたもんだから変わりで申し訳ないけど私が来たんだよ』
そう言って苦笑いを浮かべてさ
よく考えがまとまらないまま、ドアが閉まって、独りで立ちすくむ俺の家はいつもより少し寂しさを感じたよ
もやもやしたまま次の日、ヅケツケと昼がすぎた頃いつもと違う音で家に上がってくる音がして
『おはよー!』
なんて声が聞こえたんだ、そしていつも道理ドアが空いて俺の部屋にヅケヅケと入ってくる
そんなお前に俺は怒りがこみ上げてきたんだよ
俺に心配させないように部屋に入る時はいつも通り振る舞う、無理をしてるお前の姿に
俺は悔しくて、そんな俺に怒りすら出てきて、お前に対しても怒りをぶつけるように話したよな
『今お前が剣を振っているのは俺に罪悪感を抱いているからなのか?あの時守れなかったのを後悔してたのか?』
あれは俺が調子に乗った結果だ、自分が悪い
なのに、自分のことで勝手に考えすぎて無理をしてお前自身のことを苦しめているお前と俺に対して
『お前なんかに守られるタマじゃねーよ!』
だから、俺?自身?が強くなる
そう思った時には部屋を出て、家を出て、無我夢中で走り、ドアを思っ切り開いてこう言ってやったんだ
『俺が、俺自身が誰もりも強くなってやる!だから、俺にもう1度剣を最初から教えてくれ!』
中には心配そうな顔をしてこっちを見る司祭ちゃん、そしてアチャーと言わんばかりの表情を浮かべてさ頭を抱える師範
後ろから足を少し引き摺りつつもできる限り走って来たお前を見て師範は
『覚悟をしておけよ』
確かに力強くそう一言言って奥まで入っていったんだ
むむ、飲み物もなくなってきたか
どれ、ツマミと新しいボトルを持ってくるから少し待っててくれ
随分またせたね
俺が師匠にお願いしたことまでは話してたよな
でもあんな簡単に頼むようなことではなかったな
いや、気持ちはあったんだよ、でも気持ちだけではどうにもなりそうになかったんだ
よく俺は生きてたよな
道場に再び通い始めてからは死にものぐるいだった
少し剣を振っていなかった、1ヶ月休んだだけと思っていたが体がもうついていけなくて
今までの事ですら辛かったけどそれも何とか毎日続けて技を覚え力をつけ、3年経つ頃には確実に、確かに強くなれたんだ
まあ、モンスターってのは自分の武器に自分の魔力みたいなのを流してぶつけないと倒れないって知った時はびっくりしたよ
師匠は元々モンスターを倒すための剣を知らなかったから、いよいよお前が国都に行くって、騎士になるって言った時俺もついて行けと一緒に出してくれたよな
今思えば絶対厄介払いだぜ?あれは、後ろ振り向いた時ニヤけてたもんだからさ、やられたぁって
それでもいい機会だし魔力の伝え方がわからない俺と師匠ではこれ以上は難しいのわかってたから渋々王都行きの馬車で揺られたんだよ
王都までの道中いくつかの村を通過したけどやっぱ王都に近くなればなるほど発展してて少し楽しかったな
三日経つ頃に王都にやっと着いてぐったりしてる俺を引っ張って入団!入団!って言いながら引っ張ってくんだよ
王城前の騎士に仲間に入れてくれ!って言った時は俺も向こうもビックリしてたよ
丁寧に案内所まで誘導してくれて中に入った時にまずは兵士と聞いてガッカリしてたよな
んないきなり王国騎士なれたら苦労なんてねーよ
その癖説明してくれてる兵士さんがそちらも?と俺を指して言った時お前なんて言ったか覚えてる?
『なんでお前ここにいるの?』
いや、お前が引っ張ってきたからだよ!
結局何故かお前が色々説明受けてる間街でも見て来いって言っててやっと離してくれたんだ
まあ、俺もそれの方がいいと思ったから従ったけど理不尽だよ、本当に
まあ、それからいろんな人に聞きながらそれこそ多くの道場や、剣術所を巡んだけどさ
びっくりしたよ
師匠って凄い上手い人だったんだね、行く所行く所自分よりも大分動きの硬い人が師範を名乗っているもんだから何人討ち取ったか
道場破りになっちゃったんだよね
ただある所で『お前はそんなに強いのに何を習いたいのだ』そう聞かれて目的を思い出して魔力の流し方を教えてくれって師範を持ち上げたら怒られたよ
そこの師範を降ろしてから初めてわかった事実、魔力の流し方を知りたいなら王国騎士になればいいと
あの時は道場や剣術所は対人や防衛のためであってモンスターを倒すための剣を教えてるのは王国騎士だけと初めて知ったんだ
急いで案内所に急いで戻るともうお前はいなかったが説明してくれてた人がいたから俺はそいつに
『魔力…流しか…たを…教えてくれ!』
息も途切れ途切れに頼み込んだけど、まあ、相手は冷静にとりあえず水を出してくれて話を聞くよって
モンスターと闘える力が欲しいこと、その為に魔力の流し方を知りたいこと、しかし王国騎士志望でないことを伝えると
『それなら君の友達と一緒に兵に来ないか?』
だから希望はしないってって言うと
『大丈夫、皆が皆王国騎士志望でなく君のような人は学ぶこと学んだら出てく人もいるから』
まあ、続けてほしいものではあるけどね、そう続けていたけどそれでお願いします!って頭を下げたんだよ
それがお前が訓練場で俺を始めて見た時驚いた理由だったな
訓練は基本的な剣術や体術が多かったが俺達には少し退屈だったよな、決まりだから仕方ないとお前はやってたけど魔力のことを知りたい俺には苦痛だった
やっと対モンスター戦闘の練習になったのはそれから半年すぎた頃だったかな
まあ、元々才能があったんだろうな、俺はすぐに流し方が分かったけど逆に流しすぎて体が動かなくなるからセーブの仕方をずっと教わってたな
いや、ごめんごめん、お前は結構苦労してたもんな、いいじゃねーか俺の次にできるようになったんだからよ
リアルで少しバタバタします
待ってる人いないと思うけど投稿一週間ほど空くかも!
途中で閉じるつもりは無いので最後まで気長にお願いします
いるぞ
更新明日にはしたいと思います
もう少しお待ちください
あの時にはいろんな奴がいたよな
お前のように王国騎士志望、俺のように訓練だけの奴、中には世界1強くなってやるって言う奴もいたよな
そんなヤツらと結局1年も修行してさ、最後には別れるのも辛くなったもんだよ
それでも目的は終えたし故郷が心配だったから帰ったんだよ
故郷に帰ると司祭ちゃんと師範、お前の母さんまでわざわざ迎えてくれてな
司祭ちゃんはすっかり大人っぽくなってて師範とお前のお母さんはシワが少し増えてたね、一年で大きく変わってたよ
そこからは怒涛の質問ラッシュだったよ、王都はどうだった、息子は大丈夫か、向こうの剣はよかったか、息子は王国騎士になれたのか、息子はいつ帰ってくるのか
ああ、ほとんどお前のお母さんだったわ
それでも数日すれば程々に落ち着き前みたいな生活を始めたのさ
薪を集めて割り、道場に通い、お前の代わりにお母さんのお手伝いをしていたんだ
一ヶ月もすぎる頃、いつも通り道場で師範と剣を交えてた時だったな
村が盗賊に襲われた
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